JPH0814463A - アイ形ジョイントの製造方法 - Google Patents

アイ形ジョイントの製造方法

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JPH0814463A
JPH0814463A JP6173368A JP17336894A JPH0814463A JP H0814463 A JPH0814463 A JP H0814463A JP 6173368 A JP6173368 A JP 6173368A JP 17336894 A JP17336894 A JP 17336894A JP H0814463 A JPH0814463 A JP H0814463A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】材料の無駄を無くし、高精度な仕上がりで切削
仕上げ加工を不要とし、生産効率も向上させることによ
り、大幅なコストダウンを図れる、アイ形ジョイントの
製造方法の提供。 【構成】製品であるアイ形ジョイントとほぼ等しい外径
で、その高さHに応じて所定長に切断した金属パイプ製
素管を、第1プレス工程で、素管aの各端縁が凸曲面状
部8,9をもつ第1中間製品に形成し、第2プレス工程
で、その上・下寄り部分に、中心線X方向へ傾いた断面
テーパ状部17,18をもつ第2中間製品16を形成
し、第3プレス工程で、その上・下寄り部分を、中心線
Xに直交する平面をもつ中央孔付き円板状部と、その中
央孔が製品の内径と等しい内周端縁をもつ第3中間製品
を形成し、次のパイプ接続工程で、その側周部に形成し
た通孔に接続パイプを固着することで、アイ形ジョイン
トを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイ形ジョイントの製
造方法、即ちアイ(eye)形の頭部と側方へ突設した
パイプ部との間に連通孔を有する構造の流体給・排用の
ジョイントを製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アイ形ジョイントは、例えば自動車で燃
料・オイル等の流体を給・排用に、タンク部と配管との
接続箇所で用いられるものであり、その形状は一般に図
12・図13・図14で示すようなものである。その使
用状態は図13で示す如く、タンク部43に形成したネ
ジ孔44上に、シール材45を介して該アイ形ジョイン
トの頭部を載置させ、側部から先端部にかけて通孔47
をもつ締付けボルト46を、上記頭部を経てタンク部4
3のネジ孔44に螺合させる。他方、頭部側方へ突設し
た接続パイプ35に配管48を繋ぐことで、タンク部4
3と配管48とを連通状態にて接続させるものである。
【0003】このアイ形ジョイントを製造するには、従
来の一般技術からして、1)鋳造で成形した後に切削し
て仕上げる方法、2)丸棒材を冷間鍛造して成形した後
に、切削して仕上げる方法等が考えられる。しかし、上
記1)の鋳造で成形するものは、内部に巣が生じ易い
し、その後の切削仕上げが難しいという問題点がある。
また上記2)の丸棒材から冷間鍛造で成形するものは、
コストが高くつくし、やはりその後に切削仕上げする必
要があった。
【0004】そこで開発されたのが、金属の平板条材か
ら切削にて製造する方法である。この製造方法は、例え
ば厚みが15mm、幅28mm、長さ4m程度の金属の
平板条材から、1個分ずつ頭部とパイプ部をもつ外形に
切削するとともに、頭部にアイ形用孔を、またパイプ部
に通孔を各々穿設し、次にアイ形用孔の内周面を湾曲状
に切削し、パイプ部の通孔のバリ取りをした後、頭部の
両側端面等を切削し、かつパイプ部の通孔に段部を形成
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の金属
の平板条材から切削して製造する方法は、切削除去する
部分が非常に多く、材料に対する製品の重量比は3分の
1程度になってしまい、材料費が非常に不経済である。
また、上記の切削加工に数種類の単能機・専用機・自動
機等を必要とするので、加工費も高くついているし、生
産効率もあまり高くない、という問題点が別個に生じて
くる。
【0006】そこでこの製造方法では、材料費や加工費
を低減するため、これまでも機械の改良その他種々な工
夫がなされてきたが、それももはや限界になっている。
しかし加工メーカーには、さらに一層のコストダウンが
求められている現状にある。
【0007】本発明は、上記従来のアイ形ジョイントの
製造方法がもつ問題点を解決しようとするものである。
即ち、本発明の目的は、従来の製造方法を見直し、材料
の無駄を無くすとともに、高精度な仕上がりで切削仕上
げ加工を不要とし、かつ生産効率も向上させることによ
り、大幅にコストダウンを図れるような、アイ形ジョイ
ントの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアイ形ジョ
イントの製造方法は、製品であるアイ形ジョイントAの
外径Dとほぼ等しい外径で、その高さHに応じて所定の
長さに切断した金属パイプ製の素管aを、三段階のプレ
ス工程とパイプ接続工程を経てアイ形ジョイントAに形
成するものであり、
【0009】第1プレス工程では、上記金属パイプ製の
素管aを、該素管aの厚みと等しい間隙の環状凹溝3,
4で、その各奥端に凹曲面部5,6を各々有する第1固
定金型1と第1押し金型2とでプレスして、素管aの各
端縁に凸曲面部8,9をもつ第1中間製品7を形成し
(図1ないし図4参照)、
【0010】第2プレス工程では、上記第1中間製品7
を、アイ形ジョイントAの外径Dと等しい内径の短円柱
状孔12,13で、その各奥部に奥端寄りほど小径の円
錐台状孔14,15を各々有する第2固定金型10と第
2押し金型11とでプレスして、第1中間製品7の下寄
り部分と上寄り部分とに、中心線方向へ傾いた断面テー
パ状部17,18をもつ第2中間製品16を形成し(図
5ないし図7参照)、
【0011】第3プレス工程では、上記第2中間製品1
6を、アイ形ジョイントAの外径Dと高さHに等しい外
径と深さの短円柱状孔21をもつ第3固定金型19と、
平板状の押し面22をもつ第3押し金型20とでプレス
して、第2中間製品16の下寄り部分と上寄り部分を、
中心線Xに直交する平面をもつ中央孔付き円板状部2
3,24に形成するとともに(図8ないし図9参照)、
【0012】かつ各中央孔25,26に、外径がアイ形
ジョイントAの内周端縁27,28の各内径dに等しい
中央孔補正棒29を圧入して、所定の内径の内周端縁3
1,32をもつ第3中間製品30を形成し(図10ない
し図11参照)、
【0013】パイプ接続工程は、上記第3中間製品30
の側周部33の一部に通孔34を形成した後に、該通孔
34に接続パイプ35を固着するものである(図12・
図14参照)。
【0014】なお、上記アイ形ジョイントAの上・下の
円板状部23,24は、プレス加工で平坦面に仕上がっ
ているが、使用時にシール材と密着させた際のシール効
果を高めるため、同心円状の条で浅い凹凸面が形成され
るように、敢えて切削加工を施しておいてもよい。
【0015】
【作用】上記本発明に係るアイ形ジョイントAの製造方
法では、素材としては、製品としてのアイ形ジョイント
Aの外径Dとほぼ等しい外径で、かつその高さに応じて
所定の長さに切断した短円筒状の金属パイプ製の素管a
を用いればよい(図1参照)。そのため、従来の丸棒材
や平板条材を用いてアイ形ジョイントを製造するもの
が、不要部を切削・除去したり打ち抜いたりする必要が
あったのと異なり、本発明での素管aは、バリ36にな
る部分を除くと、体積を変えること無しにアイ形ジョイ
ントAに変形されるので、材料が無駄にならずコストを
大幅に低減している。
【0016】本製造方法の第1プレス工程では、上記金
属パイプ製の素管aの各端縁に凸曲面状部8,9を形成
している(図4参照)。そのため、後の第3プレス工程
において、第3固定金型19と第3押し金型20でプレ
スして、上・下面を中心線Xに直交する平面をもつ中央
孔付き円板状部23,24を形成した後、その各中央孔
25,26に中央孔補正棒29を圧入する際、該中央孔
補正棒29の圧入をスムーズに行うことができ(図10
参照)、かつ該各中央孔25,26の内周端縁31,3
2が補正棒29の外周面に沿って高精度な内周面を形成
することができる(図11参照)。
【0017】また、本製造方法の第2プレス工程では、
第1中間製品7の下寄り部分と上寄り部分とを中心線X
方向へ折り曲げ、中心線X方向へ傾いた断面テーパ状部
17,18に形成している(図6・図7参照)。そのた
め、後の第3プレス工程において、第3固定金型19と
第3押し金型20間でプレスして、中心線Xに直交する
平面をもつ中央孔付き円板状部23,24を形成する際
に、無理なくかつスムーズに内方へ折れ曲がり、中心線
Xに直交する中央孔付き円板状部23,24を形成する
ことができる(図9参照)。
【0018】上記の如く、第1プレス工程・第2プレス
工程・第3プレス工程を経て成形された第3中間製品3
0は、その外径および高さは製品としてのアイ形ジョイ
ントAの外径D・高さHと同一の寸法に形成されるとと
もに、その中央孔付き円板状部23,24の内周端縁3
1,32も、アイ形ジョイントAの内周端縁27,28
の内径と同一寸法に高精度に形成される。そのため、そ
れらの部分を切削仕上げする必要は全くない。なお、該
第3中間製品30の側周部33の内径は、当初の素管a
から僅かに肉厚を増している程度であるから、その内周
部を切削して内径を大きくするような必要がない。
【0019】したがって、この第3中間製品30に対
し、次のパイプ接続工程において側周部に形成した通孔
34へ接続パイプ35を固着すれば、これで低コストか
つ高精度な製品としてのアイ形ジョイントAが出来上が
る。
【0020】
【実施例】図12・図13・図14は、本発明に係る製
造方法で製造したアイ形ジョイントAを示し、図1ない
し図12は、本発明に係るアイ形ジョイントの製造方法
の各工程を示している。本発明に係るアイ形ジョイント
の製造方法では、素材として、製品であるアイ形ジョイ
ントAの外径Dとほぼ等しく、かつその高さHに応じて
所定の長さに切断した金属パイプ製の素管aを用いる。
ここで金属パイプとは、例えば鉄やステンレスパイプで
ある(図1参照)。
【0021】第1プレス工程での第1固定金型1と第1
押し金型2は各々、上記該素管aの厚みと等しい間隙の
環状凹溝3,4を有し、かつその奥端部に凹曲面部5,
6を有する。この第1固定金型1と第1押し金型2でプ
レスすることにより、素管aの各端縁に凸曲面状部8,
9を有する第1中間製品7が形成する(図1ないし図4
参照)。
【0022】上記第1固定金型1と第1押し金型2で、
各環状凹溝3,4の各奥端部の凹曲面部5,6の形状
は、素管aの厚みにほぼ等しい半径の曲面に形成してお
くのがよい。なお第1固定金型1は単体ではなく、上方
へ摺動可能な内金型37との間で、上記環状凹溝3と凹
曲面部5を形成しており、また該内金型37の下部に第
1中間製品推出し棒38を螺装してある(図2参照)。
【0023】また第1固定金型1の環状凹溝3の深さ
は、第1押シ金型2の環状凹溝3の深さよりも少し深め
にして、両金型1,2が離脱後に第1中間製品7が残る
ようにしてある。なお図示は省略するが、第1中間製品
7の上・下寄り部分が端部寄り程、肉厚をやや薄くして
おいてもよい。
【0024】第2プレス工程での第2固定金型10と第
2押し金型11は各々、アイ形ジョイントAの外径Dに
等しい内径の短円柱状孔12と、その奥部に奥端寄りほ
ど小径の円錐台状孔14を有する。この第2固定金型1
0と第2押し金型11でプレスすることで、第1中間製
品7の下部寄りと上部寄り部分に、中心線X方向へ傾い
た断面テーパ状部17,18をもつ第2中間製品16を
形成する(図5ないし図7参照)。
【0025】この第2プレス工程で用いる第2固定金型
10と第2押し金型11で、その各円錐台状孔14,1
5における傾斜周面は、中心線Xに対して40ないし6
0度程度の角度、換言すれば水平面に対して30ないし
50度程度の角度にしておくのがよいが、必ずしもこれ
に限らない(図5参照)。またこの第2固定金型10
も、第2押し金型11が離脱後に第2中間製品16が残
るように、第2押し金型11よりもやや深めに形成して
ある。39は第2中間製品押出し棒を示す。
【0026】第3プレス工程での第3固定金型19は、
アイ形ジョイントAの外径Dと高さHに等しい外径と深
さの短円柱状孔21を有し、第3押し金型20は中心線
Xと直交する平板状の押し面22を有する(図8参
照)。この第3固定金型19と第3押し金型20でプレ
スすることで、第2中間製品16の中心線方向へ傾いた
上部寄りと下部寄り部分をさらに屈曲させて、中心線X
に直交する平面をもつ中央孔付き円板状部23,24を
形成する(図9参照)。上記第3固定金型19の底面4
0と第3押し金型20の下の押し面22とで、中心線X
に対して直交する中央孔付き円板状部23,24を形成
させている。
【0027】さらに第3プレス工程では、上記の中心線
Xに直交する中央孔付き円板状部23,24の中央孔2
5,26に、外径がアイ形ジョイントAの内周端縁2
7,28の内径dに等しい中央孔補正棒29を圧入させ
て、所定の内径の各内周端縁31,32をもつ第3中間
製品30を形成する。この中央孔補正棒29は、やや大
径の第3中間製品押出し棒42の上部寄り部分に形成し
てある(図10参照)。
【0028】その後のパイプ接続工程は、上記第3中間
製品30の側周部33の一部に通孔34を穿設した後
に、該通孔34に接続パイプ35を溶着するものであり
(図12参照)。このようにして製造されたアイ型ジョ
イントAを使用した例を、図13で示してある。なお図
において、43はタンク部、44はネジ孔、45はシー
ル材、46は締付けボルト、47は通孔、48は配管を
各々示す。
【0029】
【発明の効果】以上で明らかな如く、本発明に係るアイ
形ジョイントの製造方法は、材料の無駄を無くすことが
できるとともに、プレス加工だけの高精度な仕上がりで
切削仕上げ加工を不要にでき、生産効率も向上できるこ
とによって、大幅にコストダウンを図ることができる。
【0030】即ち、従来のアイ形ジョイントを製造方法
の内で、鋳造で成形した後に切削仕上げする方法は、内
部に巣が生じ易いしその後の切削仕上げが難しく、また
丸棒材を冷間鍛造して成形した後に切削仕上げする方法
は、コストが高くつくし切削仕上げする必要があった。
また金属の平板条材から切削にて製造する方法は、切削
除去する部分が非常に多く材料費が非常に不経済であ
り、切削加工に数種類の単能機・専用機・自動機等が必
要で、加工費も高くついていた。
【0031】これに対して本発明に係るアイ形ジョイン
トの製造方法は、上記の如く素材は製品であるアイ形ジ
ョイントとほぼ等しい外径と内径で、かつアイ形ジョイ
ントの高さに応じ所定の長さに切断した短円筒状の金属
パイプ製の素管を用いるものであり、体積を変えること
無くアイ形ジョイントが成形されるので、材料が無駄に
ならずコストを大幅に低減できる。
【0032】また、第1プレス工程で素管の各端縁に凸
曲面状部を形成しているため、第3プレス工程で中央孔
補正棒の圧入をスムーズに行うことができ、かつ該各中
央孔の内周端縁を補正棒の外周面に沿って高精度に内周
面を形成できる。また第2プレス工程で中心線方向へ傾
いた断面テーパ状部を形成しているため、第3プレス工
程で中央孔付き円板状部を形成する際に、無理なくスム
ーズに内方へ折れ曲がり、中心線に直交する中央孔付き
円板状部を、精度良く形成することができる。
【0033】上記の如く最後のパイプ接続工程を除け
ば、短円筒形の素管から単にプレス工程だけで、所定の
形状・寸法のアイ形ジョイントを製造することができる
のであり、従来と異なり切削により仕上げ加工の必要が
ない。そのため、生産効率も向上できるとともに、製造
コストを大幅にダウンさせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアイ形ジョイントの製造方法の実
施例で用いる素材としての素管の縦断正面図である。
【図2】図1で示した素管を第1プレス工程でプレス前
の縦断正面図である。
【図3】第1プレス工程でプレス時の縦断正面図であ
る。
【図4】第1中間製品の縦断正面図である。
【図5】図4で示した第1中間製品を第2プレス工程で
プレス前の縦断正面図である。
【図6】第2プレス工程でプレス時の縦断正面図であ
る。
【図7】第2中間製品の一部縦断正面図である。
【図8】図7で示した第2中間製品を第3プレス工程で
プレス前の縦断正面図である。
【図9】第3プレス工程でプレス時の縦断正面図であ
る。
【図10】第3プレス工程で中央孔補正棒を圧入時の縦
断正面図である。
【図11】第3中間製品の縦断正面図である。
【図12】アイ形ジョイントの一部切り欠き正面図であ
る。
【図13】アイ形ジョイントの使用状態を示す一部切り
欠き正面図である。
【図14】アイ形ジョイントの平面図である。
【符号の説明】
A−アイ形ジョイント a−素管 1−第1固定金型 2−第2押し金型 3−環状凹溝 4−環状凹溝 5−凹曲面部 6−凹曲面部 7−第1中間製品 8−凸曲面部 9−凸曲面部 10−第2固定金型 11−第2押し金型 12−短円柱状孔 13−短円柱状孔 14−円錐台状孔 15−円錐台状孔 16−第2中間製品 17−断面テーパ状部 18−断面テーパ状部 19−第3固定金型 20−第3押し金型 21−短円柱状孔 22−押し面 23−中央孔付き円板状部 24−中央孔付き円板状
部 25−中央孔 26−中央孔 27−円周端縁 28−円周端縁 29−中央孔補正棒 30−第3中間製品 31−内周端縁 32−内周端縁 33−側周部 34−通孔 35−接続パイプ 36−バリ 37−内金型 38−第1中間製品押出
し棒 39−第2中間製品押出し棒 40−底面 42−第3中間製品押出し棒 43−タンク部 44−ネジ孔 45−シール材 46−締付けボルト 47−通孔 48−配管 D−外径 d−内径 H−高さ X−中心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品であるアイ形ジョイントAとほぼ等し
    い外径で、その高さに応じて所定の長さに切断した金属
    パイプ製の素管aを、三段階のプレス工程とパイプ接続
    工程を経てアイ形ジョイントAに形成するものであり、 第1プレス工程では、上記金属パイプ製の素管aを、該
    素管aの厚みと等しい間隙の環状凹溝3,4で、その各
    奥端に凹曲面部5,6を各々有する第1固定金型1と第
    1押し金型2とでプレスして、素管aの各端縁に凸曲面
    部8,9をもつ第1中間製品7を形成し、 第2プレス工程では、上記第1中間製品7を、アイ形ジ
    ョイントAの外径Dと等しい内径の短円柱状孔12,1
    3で、その各奥部に奥端寄りほど小径の円錐台状孔1
    4,15を各々有する第2固定金型10と第2押し金型
    11とでプレスして、第1中間製品7の下寄り部分と上
    寄り部分とに、中心線方向へ傾いた断面テーパ状部1
    7,18をもつ第2中間製品16を形成し、 第3プレス工程では、上記第2中間製品16を、アイ形
    ジョイントAの外径Dと高さHに等しい外径と深さの短
    円柱状孔21をもつ第3固定金型19と、平板状の押し
    面22をもつ第3押し金型20とでプレスして、第2中
    間製品16の下寄り部分と上寄り部分を、中心線Xに直
    交する平面をもつ中央孔付き円板状部23,24に形成
    し、かつ各中央孔25,26に、外径がアイ形ジョイン
    トAの内周端縁27,28の各内径dに等しい中央孔補
    正棒29を圧入して、所定の内径の内周端縁31,32
    をもつ第3中間製品30を形成し、 パイプ接続工程では、上記第3中間製品30の側周部3
    3の一部に通孔34を形成した後に、該通孔34に接続
    パイプ35を固着するようにした、アイ形ジョイントの
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041908A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Kubota Corp エンジンの外部配管用継手とその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012041908A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Kubota Corp エンジンの外部配管用継手とその製造方法

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