JP2012041908A - エンジンの外部配管用継手とその製造方法 - Google Patents

エンジンの外部配管用継手とその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】溶接不良に起因するアイジョイントからの流体漏れを防止することができる、エンジンの外部配管用継手を提供する。
【解決手段】アイジョイント1と中空ボルト2とを備え、アイジョイント1は、リング部3の外周壁4からパイプ部5を突出させて構成し、リング部3の中心に中空ボルト2を挿通し、エンジン外部に露出したエンジン部品6の壁7に設けたボルト孔8に中空ボルト2をネジ嵌合させることにより、中空ボルト2の締結力でアイジョイント1をエンジン部品6の壁7に固定し、パイプ部5に配管9を接続することにより、アイジョイント1と中空ボルト2とを流体10が通過し、配管9とエンジン部品6との間で流体10の受け渡しが行われるようにした、エンジンの外部配管用継手において、アイジョイント1を、リング部3とパイプ部5の肉壁が連続するダイカストの一体成型品とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの外部配管用継手に関し、詳しくは、接合不良に起因するアイジョイントからの流体漏れを防止することができる、エンジンの外部配管用継手とその製造方法に関する。
従来、エンジンの外部配管用継手として、アイジョイントと中空ボルトとを備え、アイジョイントは、リング部の外周壁からパイプ部を突出させて構成し、リング部の中心に中空ボルトを挿通し、エンジン外部に露出したエンジン部品の壁に設けたボルト孔に中空ボルトをネジ嵌合させることにより、中空ボルトの締結力でアイジョイントをエンジン部品の壁に固定し、パイプ部に配管を接続することにより、アイジョイントと中空ボルトとを流体が通過し、配管とエンジン部品との間で流体の受け渡しが行われるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種のエンジンの外部配管用継手によれば、配管をエンジン部品に簡単に接続することができる利点がある。
しかし、この種のエンジンの外部配管用継手は、通常、アイジョイントのリング部は真鍮の削り出し加工等により、パイプ部は真鍮の引き抜き加工等によりそれぞれ成形され、アイジョイントは別部品であるリング部とパイプ部とを溶接やロウ付けで接合して一体化して形成する必要があるため、問題がある。
特開平11−44273号公報(図4参照)
《問題》 アイジョイントの接合不良個所から流体漏れが発生するおそれがある。
アイジョイントは別部品であるリング部とパイプ部とを溶接やロウ付けで接合して一体化して形成する必要があるため、接合不良が発生した場合、このアイジョイントの接合不良個所から流体漏れが発生するおそれがある。
本発明の課題は、接合不良に起因するアイジョイントからの流体漏れを防止することができる、エンジンの外部配管用継手とその製造方法を提供することにある。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1(A)に例示するように、アイジョイント(1)と中空ボルト(2)とを備え、
アイジョイント(1)は、リング部(3)の外周壁(4)からパイプ部(5)を突出させて構成し、
リング部(3)の中心に中空ボルト(2)を挿通し、エンジン外部に露出したエンジン部品(6)の壁(7)に設けたボルト孔(8)に中空ボルト(2)をネジ嵌合させることにより、中空ボルト(2)の締結力でアイジョイント(1)をエンジン部品(6)の壁(7)に固定し、パイプ部(5)に配管(9)を接続することにより、アイジョイント(1)と中空ボルト(2)とを通過した流体(10)が、配管(9)とエンジン部品(6)との間で受け渡されるようにした、エンジンの外部配管用継手において、
図1(E)または図2−4に例示するように、アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)との肉壁が連続するダイカストの一体成型品とした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 接合不良に起因するアイジョイントからの流体漏れを防止することができる。
図1(E)または図2−4に例示するように、アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)との肉壁が連続するダイカストの一体成型品としたので、リング部(3)とパイプ部(5)との接合が不要になり、接合不良に起因するアイジョイント(1)からの流体漏れを防止することができる。
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 剛性の高いアイジョイントを得ることができる。
図1(E)または図2(A)(B)、図3−4に例示するように、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面と内側表面の少なくとも一方に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すので、チル層(11)による補強機能により、剛性の高いアイジョイント(1)を得ることができる。
《効果》 肉壁の金属組織に巣ができるダイカスト成型品でありながら、アイジョイントの肉壁からの流体の漏れを防止することができる。
図1(E)または図2(A)(B)、図3−4に例示するように、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)で阻止することができるようにしたので、肉壁の金属組織に巣ができるダイカスト成型品でありながら、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体(10)の漏れを防止することができる。
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 剛性の高いアイジョイントを得ることができる。
図1(E)または図2(A)(B)、図3−4に例示するように、リング部(3)の肉壁の内側表面にチル層が除去された中ぐり加工面(13)を形成するに当たり、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すので、チル層(11)による補強機能により、剛性の高いアイジョイント(1)を得ることができる。
《効果》 肉壁の金属組織に巣ができるダイカスト成型品でありながら、アイジョイントの肉壁からの流体の漏れを防止することができる。
図1(E)または図2(A)(B)、図3−4に例示するように、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)で阻止することができるようにしたので、肉壁の金属組織に巣ができるダイカスト成型品でありながら、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体(10)の漏れを防止することができる。
(請求項4に係る発明)
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 剛性の高いアイジョイントを得ることができる。
図2に例示するように、リング部(3)の肉壁の内側表面にチル層が除去された中ぐり加工面(13)を形成するに当たり、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面のうち、中ぐり加工面(13)以外の面(14)に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すので、チル層(11)による補強機能により、剛性の高いアイジョイント(1)を得ることができる。
《効果》 肉壁の金属組織に巣ができるダイカスト成型品でありながら、アイジョイントの肉壁からの流体の漏れを防止することができる。
図2に例示するように、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)と表面処理層(15)で阻止することができるようにしたので、肉壁の金属組織に巣ができるダイカスト成型品でありながら、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体(10)の漏れを防止することができる。
(請求項5)
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明に加え、次の効果を奏する。
《効果》未処理部分の発生を抑制することができる。
図2(B)に例示するように、中ぐり加工面(13)に形成する表面処理層(15)をショットピーニング処理層(16)で構成するに当たり、中ぐり加工面(13)を凹曲面にしたので、中ぐり加工面(13)に狭隘なコーナー部が形成されず、鋼球が中ぐり加工面(13)全体に行き渡り、未処理部分の発生を抑制することができる。
(請求項6に係る発明)
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 真鍮製の従来品に比べてアイジョイントを大幅に軽量化することができる。
図1(E)または図2−4に例示するように、ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をアルミニウムまたはアルミニウム合金としたので、真鍮製の従来品に比べてアイジョイント(1)を大幅に軽量化することができる。
《効果》 真鍮製の従来品に比べてアイジョイントの放熱性を大幅に高めることができる。
図1(E)または図2−4に例示するように、ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をアルミニウムまたはアルミニウム合金としたので、真鍮製の従来品に比べてアイジョイント(1)の放熱性を大幅に高めることができる。
これにより、流体(10)が燃料である場合には、燃料からアイジョイント(1)を介した放熱が促進され、温度上昇による燃料の密度の低下が抑制され、エンジン出力ダウンが防止される。
《効果》 バイオディーゼル燃料の配管用継手として好適なアイジョイントが得られる。
ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をアルミニウムまたはアルミニウム合金としたので、真鍮製の従来品とは異なり、バイオディーゼル燃料の酸化を促進する触媒作用がなく、また、バイオディーゼル燃料からアイジョイント(1)を介した放熱が促進され、バイオディーゼル燃料の劣化が抑制され、バイオディーゼル燃料の配管用継手として好適なアイジョイントが得られる。
(請求項7に係る発明)
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 真鍮製の従来品に比べてアイジョイントを大幅に軽量化することができる。
ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をマグネシウムまたはマグネシウム合金としたので、真鍮製の従来品に比べてアイジョイント(1)を大幅に軽量化することができる。
《効果》 真鍮製の従来品に比べてアイジョイントの放熱性を大幅に高めることができる。
ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をマグネシウムまたはマグネシウム合金としたので、真鍮製の従来品に比べてアイジョイント(1)の放熱性を大幅に高めることができる。
これにより、流体(10)が燃料である場合には、燃料からアイジョイント(1)を介した放熱が促進され、温度上昇による燃料の密度の低下が抑制され、エンジン出力ダウンが防止される。
《効果》 バイオディーゼル燃料の配管用継手として好適なアイジョイントが得られる。
ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をマグネシウムまたはマグネシウム合金としたので、真鍮製の従来品とは異なり、バイオディーゼル燃料の酸化を促進する触媒作用がなく、また、バイオディーゼル燃料からアイジョイント(1)を介した放熱が促進され、バイオディーゼル燃料の劣化が抑制され、バイオディーゼル燃料の配管用継手として好適なアイジョイントが得られる。
(請求項8に係る発明)
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 真鍮製の従来品に比べてアイジョイントを軽量化することができる。
ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材を亜鉛または亜鉛合金としたので、真鍮製の従来品に比べてアイジョイント(1)を軽量化することができる。
《効果》 真鍮製の従来品に比べてアイジョイントの放熱性を高めることができる。
ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材を亜鉛または亜鉛合金としたので、真鍮製の従来品に比べてアイジョイント(1)の放熱性を高めることができる。
これにより、流体(10)が燃料である場合には、燃料からアイジョイント(1)を介した放熱が促進され、温度上昇による燃料の密度の低下が抑制され、エンジン出力のダウンが防止される。
(請求項9に係る発明)
請求項9に係る発明は、請求項6から請求項8に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エンジン出力のダウンが防止される。
図9に例示するように、ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ(12)の燃料配管用継手としたので、燃料噴射ポンプ(12)内の燃料からアルミニウム等の素材からなるアイジョイント(1)を介した放熱が促進され、温度上昇による燃料の密度の低下が抑制され、エンジンの出力ダウンが防止される。
(請求項10に係る発明)
請求項10に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 表面研磨加工面により、リング部の端面の平滑化や傾斜の修正を図ることができる。
図2(C)に例示するように、リング部(3)の両端面(17)(17)の少なくとも一方にチル層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するので、表面研磨加工面(18)(18)によりリング部(3)の両端面(17)の平滑化や傾斜の修正を図ることができる。
《効果》 チル層が除去された表面研磨加工面を形成するにも拘わらず、アイジョイントの肉壁の金属組織からの流体の漏れを防止することができる。
アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)及び/又は表面処理層(15)で阻止することができるようにしたので、チル層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するにも拘わらず、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体の漏れを防止することができる。
(請求項11に係る発明)
請求項11に係る発明は、請求項1に係る発明の効果と同様、次の効果を奏する。
《効果》 接合不良に起因するアイジョイントからの流体漏れを防止することができる。
図5(E)または図6−8に例示するように、アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)の肉壁が連続する金属粉の焼結の一体成型品としたので、リング部(3)とパイプ(5)との接合が不要になり、接合不良に起因するアイジョイント(1)からの流体漏れを防止することができる。
(請求項12に係る発明)
請求項12に係る発明は、請求項11に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 肉壁の金属組織に隙間ができる焼結品でありながら、アイジョイントの肉壁の金属組織からの流体の漏れを防止することができる。
図5(E)または図6−8に例示するように、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面と内側表面の少なくとも一方に表面処理層(15)を設けることにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを表面処理層(15)で阻止することができるようにしたので、肉壁の金属組織に隙間ができる焼結品でありながら、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体の漏れを防止することができる。
(請求項13に係る発明)
請求項13に係る発明は、請求項12に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 アイジョイントの耐磨耗性が向上する。
図5(E)または図6(C)、図7−8に例示するように、表面処理層(15)を、アイジョイント(1)を窒化処理して得られる窒化処理層(19)で構成したので、アイジョイント(1)の耐磨耗性が向上する。
(請求項14)
請求項14に係る発明は、請求項11に係る発明に加え、次の効果を奏する。
《効果》未処理部分の発生を抑制することができる。
図6(B)に例示するように、リング部(3)の肉壁の内側表面に中ぐり加工面(13)を形成し、この中ぐり加工面(13)に表面処理層(15)を形成し、この表面処理層(15)をショットピーニング処理層(16)で構成するに当たり、中ぐり加工面(13)を凹曲面にしたので、中ぐり加工面(13)に狭隘なコーナー部が形成されず、鋼球が中ぐり加工面(13)全体に行き渡り、未処理部分の発生を抑制することができる。
(請求項15に係る発明)
請求項15に係る発明は、請求項11に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 表面研磨加工面により、リング部の端面の平滑化や傾斜の修正を図ることができる。
図6(C)に例示するように、リング部(3)の両端面(17)(17)の少なくとも一方に表面処理層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するので、表面研磨加工面(18)(18)によりリング部(3)の両端面(17)の平滑化や傾斜の修正を図ることができる。
《効果》 表面処理層が除去された表面研磨加工面を形成するにも拘わらず、アイジョイントの肉壁の金属組織からの流体の漏れを防止することができる。
図6(C)に例示するように、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に表面処理層(15)を形成することにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを表面処理層(15)で阻止することができるようにしたので、表面処理層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するにも拘わらず、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体の漏れを防止することができる。
(請求項16に係る発明)
請求項16に係る発明は、請求項1から請求項9、請求項11から請求項14のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 中空ボルトの締め込みによるリング部端面の損傷を抑制することができる。
図3(A)または図7(A)に例示するように、リング部(3)の両端面(17)(17)の少なくとも一方に沿って端面補強金属板(20)(20)を設けるので、中空ボルト(2)の締め込みによるリング部(3)の端面(17)の損傷を抑制することができる。
《効果》 端面補強金属板の表面の平滑化や表面の傾斜の修正を図ることができる。
図3(A)または図7(A)に例示するように、端面補強金属板(20)(20)を表面研磨加工した場合でも、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを端面補強金属板(20)(20)で阻止することができるようにしたので、端面補強金属板(14)の表面の平滑化や表面の傾斜の修正を図ることができる。
《効果》 端面補強金属板の表面を研磨した場合でも、アイジョイントの肉壁の金属組織からの流体の漏れを防止することができる。
図3(A)または図7(A)に例示するように、端面補強金属板(20)(20)を表面研磨加工した場合でも、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを端面補強金属板(20)(20)で阻止することができるようにしたので、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体(10)の漏れを防止することができる。
(請求項17に係る発明)
請求項17に係る発明は、請求項1から請求項16のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 中空ボルトの締め込みによるリング部の損傷を抑制することができる。
図3(B)または図7(B)に例示するように、リング部(3)の肉壁内に肉壁補強金属板(21)(21)を埋設することにより、リング部(3)の剛性を肉壁補強金属板(21)(21)で高めるので、中空ボルト(2)の締め込みによるリング部(3)の損傷を抑制することができる。
《効果》 アイジョイントの肉壁の金属組織からの流体の漏れを抑制することができる。
図3(B)または図7(B)に例示するように、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、リング部(3)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを肉壁補強金属板(21)(21)で抑制することができるようにしたので、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体の漏れを抑制することができる。
(請求項18に係る発明)
請求項18に係る発明は、請求項1から請求項17のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 中空ボルトの締め込みによるリング部の損傷を抑制することができる。
図3(C)または図7(C)に例示するように、リング部(3)の内周面に内周面補強金属板(22)(22)を設けることにより、リング部(3)の剛性を内周面補強金属板(22)(22)で高めるので、中空ボルト(2)の締め込みによるリング部(3)の損傷を抑制することができる。
《効果》 アイジョイントの肉壁の金属組織からの流体の漏れを抑制することができる。
図3(C)または図7(C)に例示するように、アイジョイント(1)内を通過する流体(10)が、リング部(3)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを内周面補強金属板(22)(22)で抑制することができるようにしたので、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からの流体(10)の漏れを抑制することができる。
(請求項19に係る発明)
請求項19に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 アイジョイントの肉壁のリークテストと肉壁の含浸処理とを同時に行うことができる。
図6(A)に例示するように、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に表面処理層(15)を形成し、この表面処理層(15)を含浸処理層(33)で構成するに当たり、アイジョイント(1)内に含浸処理剤を注入し、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に含浸処理剤を付着させた後、アイジョイント(1)内に圧縮空気を注入し、この圧縮空気でアイジョイント(1)の肉壁からのエア漏れの有無を検査するエアリークテストを行うことにより、この圧縮空気でアイジョイント(1)の肉壁の内側表面に含浸処理剤を含浸させるので、アイジョイント(1)の肉壁のエアリークテストと肉壁の含浸処理とを同時に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るエンジンの外部管用継手を説明する図で、図1(A)は継手の縦断正面図、図1(B)は継手の正面図、図1(C)はアイジョイントの左側面図、図1(D)はアイジョイントの平面図、図1(E)はアイジョイントの拡大縦断正面図、図1(F)は中空ボルトの正面図、図1(G)は中空ボルトの左側面図である。 図1の第1実施形態に係る継手のアイジョイントの変形例1−3を説明する拡大縦断正面図で、図2(A)は変形例1、図2(B)は変形例2、図2(C)は変形例3を示す。 図1の第1実施形態に係る継手のアイジョイントの変形例4−6を説明する拡大縦断正面図で、図3(A)は変形例4、図3(B)は変形例5、図3(C)は変形例6を示す。 図1の第1実施形態に係る継手のアイジョイントの変形例7−8を説明する図で、図4(A)は変形例7の左側面図、図4(B)は変形例7の平面図、図4(C)は変形例8の左側面図、図4(D)は変形例8の平面図である。 本発明の第2実施形態に係るエンジンの外部管用継手を説明する図で、図5(A)は継手の縦断正面図、図5(B)は継手の正面図、図5(C)はアイジョイントの左側面図、図5(D)はアイジョイントの平面図、図5(E)はアイジョイントの拡大縦断正面図、図5(F)は中空ボルトの正面図、図5(G)は中空ボルトの左側面図である。 図5の第2実施形態に係る継手のアイジョイントの変形例1−3を説明する拡大縦断正面図で、図6(A)は変形例1、図6(B)は変形例2、図6(C)は変形例3を示す。 図5の第2実施形態に係る継手のアイジョイントの変形例4−6を説明する拡大縦断正面図で、図7(A)は変形例4、図7(B)は変形例5、図7(C)は変形例6を示す。 図5の第2実施形態に係る継手のアイジョイントの変形例7−8を説明する図で、図8(A)は変形例7の左側面図、図8(B)は変形例7の平面図、図8(C)は変形例8の左側面図、図8(D)は変形例8の平面図である。 第1実施形態に係る継手をディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプの燃料配管用継手として用いた使用例1を説明する図で、図9(A)は縦断正面図、図9(B)は左側面図である。 第1実施形態に係る継手をディーゼルエンジンの燃料フィルタの燃料配管用継手として用いた使用例2を説明する図で、図10(A)は縦断正面図、図10(B)は左側面図である。
図1−4は本発明の第1実施形態に係る継手を、図5−8は本発明の第2実施形態に係る継手をそれぞれ説明する図であり、図9−10はこれら継手の使用例を説明する図で、いずれもエンジンの外部配管用継手に関するものである。
第1実施形態の継手について説明する。
図1(A)に示すように、アイジョイント(1)と中空ボルト(2)とを備えている。
アイジョイント(1)は、リング部(3)の外周壁(4)からパイプ部(5)を突出させて構成している。
リング部(3)の中心に中空ボルト(2)を挿通し、エンジン外部に露出したエンジン部品(6)の壁(7)に設けたボルト孔(8)に中空ボルト(2)をネジ嵌合させることにより、中空ボルト(2)の締結力でアイジョイント(1)をエンジン部品(6)の壁(7)に固定し、パイプ部(5)に配管(9)を接続することにより、アイジョイント(1)と中空ボルト(2)とを流体(10)が通過し、配管(9)とエンジン部品(6)との間で流体(10)の受け渡しが行われるようにしている。
図1(A)−(E)に示すように、リング部(3)は六角リング形状で、内周に円形のリング溝(27)を備えている。リング部(3)の両端壁の中心部にはボルト挿通孔(30)(30)をあけている。パイプ部(5)は円筒形状で、先端部外周面に1本の円形の抜け止め突条(28)を備えている。パイプ部(5)とリング溝(27)とは連通させている。
図1(A)(B)(F)(G)に示すように、中空ボルト(2)は軸部(23)の基端部にボルト頭部(24)を備え、軸部(23)の先端部寄りの外周面にオネジ部(25)を備えている。軸部(23)内に流体中継孔(23a)を設け、軸部(23)の基端寄りの周壁に相互に対向する1対の連通口(26)(26)をあけ、連通口(26)(26)と流体中継孔(23a)とを連通させている。
図1(A)に示すように、リング部(3)のボルト挿通孔(30)(30)に中空ボルト(2)の軸部(23)を挿通し、流体入口(26)(26)をリング溝(27)に臨ませる。
中空ボルト(2)のボルト頭部(24)とリング部(3)との間、リング部(3)とエンジン部品(6)の壁(7)との間には、それぞれワッシャ(29)(29)が挟み付けられている。
図1(E)に示す第1実施形態では、アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)との肉壁が連続するダイカストの一体成型品としている。
図1(E)に示すように、第1実施形態では、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すことにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)で阻止することができるようにしている。チル層(11)は、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面全部に残されている。
これに代え、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面全部に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すことにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)で阻止することができるようにしてもよい。
図1(E)に示すように、第1実施形態では、リング部(3)の肉壁の内側表面にチル層が除去された中ぐり加工面(13)を形成するに当たり、上記のように、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すことにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)で阻止することができるようにしている。
この中ぐり加工面(13)でリング溝(27)を形成している。
第1実施形態では、リング部(3)の肉壁の内側表面のうち、中ぐり加工面(13)以外の面(14)、すなわちボルト挿通孔(30)(30)の内周面やパイプ部(5)の内周面にはチル層(11)を残している。
図1(E)に示す第1実施形態では、ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をアルミニウムとしている。
この素材は、アルミニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金、亜鉛、亜鉛合金であってもよい。
アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、真鍮を比較した場合、熱伝導率の高さは、アルミニウムが最も高く、次にマグネシウムが高く、亜鉛がこれに続き、真鍮が最も低い。
密度の低さは、マグネシウムが最も低く、次にアルミニウムが低く、亜鉛がこれに続き、真鍮が最も高い。
中空ボルト(2)は鉄製、ワッシャ(29)は銅製のものである。ワッシャ(29)はアルミニウム製のものであってもよい。配管(9)はゴム製のものである。
図2(A)に示すように、第1実施形態の変形例1は、リング部(3)の肉壁の内側表面にチル層が除去された中ぐり加工面(13)を形成するに当たり、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面のうち、中ぐり加工面(13)以外の面(14)に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残し、中ぐり加工面(13)に表面処理層(15)を形成することにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)と表面処理層(15)で阻止することができるようにしたものである。他は第1実施形態と同じにしている。
リング部(3)の肉壁の内側表面のうち、中ぐり加工面(13)以外の面(14)とは、ボルト挿通孔(30)(30)の内周面やパイプ部(5)の内周面である。
この変形例1では、図1(E)に示す第1実施形態と同様、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面全部に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残している。
表面処理層(15)は、溶融亜鉛メッキ層である。
表面処理層(15)は、金属皮膜処理層(メッキ等)、化成処理層(りん酸マンガン皮膜処理層等)、表面硬化処理層(ショットピーニング処理層等)、含浸処理層(樹脂の含浸処理層)で構成することができる。
図2(B)に示すように、第1実施形態の変形例2は、中ぐり加工面(13)に形成する表面処理層(15)をショットピーニング処理層(16)で構成するに当たり、中ぐり加工面(13)を凹曲面にしたものである。
他は第1実施形態と同じにしている。
図2(C)に示すように、第1実施形態の変形例3は、リング部(3)の両端面(17)(17)にチル層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するに当たり、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に、ダイカスト成形時に形成されるチル層(11)及び表面処理層(15)を設けることにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)及び表面処理層(15)で阻止することができるようにしたものである。
アイジョイント(1)の肉壁の内側表面でのチル層(11)及び表面処理層(15)の配置は、図2(A)の変形例1と同じであり、他は第1実施形態と同じにしている。
アイジョイント(1)の肉壁の外側表面のうち、リング部(3)の両端面(17)(17)以外の面にはチル層(11)を残している。
表面研磨加工面(18)はリング部(3)の両端面(17)(17)の一方にのみ形成してもよい。
アイジョイント(1)の肉壁の内側表面全部にダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すことにより、又はアイジョイント(1)の肉壁の内側表面全部に表面処理層(15)を形成することにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)又は表面処理層(15)で阻止することができるようにしてもよい。
図3(A)に示すように、第1実施形態の変形例4は、図1(E)に示す第1実施形態のアイジョイント(1)において、リング部(3)の両端面(17)(17)に沿って端面補強金属板(20)( 20)を設けることにより、端面補強金属板(20)(20)を表面研磨加工した場合でも、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを端面補強金属板(20)(20)で阻止することができるようにしたものである。
端面補強金属板(20)は、アイジョイント(1)のリング部(3)の両端面(17)(17)の一方にのみ設けてもよい。
図3(B)に示すように、第1実施形態の変形例5は、図1(E)に示す第1実施形態のアイジョイント(1)において、リング部(3)の肉壁内に肉壁補強金属板(21)(21)を埋設することにより、リング部(3)の剛性を肉壁補強金属板(21)(21)で高めるととともに、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、リング部(3)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを肉壁補強金属板(21)(21)で抑制することができるようにしたものである。
図3(C)に示すように、第1実施形態の変形例6は、図1(E)に示す第1実施形態のアイジョイント(1)において、リング部(3)の内周面に内周面補強金属板(22)(22)を設けることにより、リング部(3)の剛性を内周面補強金属板(22)(22)で高めるととともに、アイジョイント(1)内を通過する流体(10)が、リング部(3)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを内周面補強金属板(22)(22)で抑制することができるようにしたものである。
図3に示す第1実施形態の変形例4−6の端面補強金属板(20)と肉壁補強金属板(21)と内周面補強金属板(22)とを2種相互に組み合わせてもよく、3種全てを組み合わせてもよい。
図4(A)(B)に示すように、第1実施形態の変形例6は、図1(E)に示す第1実施形態のアイジョイント(1)において、リング部(3)を方形リング形状としたものである。図4(C)(D)に示すように、第1実施形態の変形例6は、図1(E)に示す第1実施形態のアイジョイント(1)において、リング部(3)を上下が円弧面で両側が平坦面の小判形リング形状としたものである。いずれの変形例も平坦な工具係合面(32)(32)を設けながら、リング部(3)を六角リング形状よりも簡易な形状にして、アイジョイント(1)の製造の簡易化を図っている。
次に、第2実施形態について説明する。
図5(E)に示すように、アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)の肉壁が連続する金属粉の焼結の一体成型品としている。他の部品は、図1に示す第1実施形態と同じものを用いる。
アイジョイント(1)の肉壁の外側表面と内側表面に表面処理層(15)を設けることにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを表面処理層(15)で阻止することができるようにしている。
表面処理層(15)は、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面全部と内側表面全部に設けている。
表面処理層(15)は、アイジョイント(1)の肉壁の外側表面全部と内側表面全部のいずれか一方にのみ設けてもよい。
アイジョイント(1)の素材は鉄系の焼結合金である。
表面処理層(15)は、アイジョイント(1)を窒化処理して得られる窒化処理層(19)で構成している。
表面処理層(15)は、金属皮膜処理層(メッキ等)、化成処理層(りん酸マンガン皮膜処理層等)、表面硬化処理層(ショットピーニング処理層等)、含浸処理層(樹脂の含浸処理層)で構成することができる。
図6(A)に示す第2実施形態の変形例1は、表面処理層(15)を、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面全部にのみ設け、肉壁の外側表面は未処理としたものである。
表面処理層(15)は、アクリル樹脂の含浸処理層(33)で構成している。
図6(B)に示す第2実施形態の変形例2は、図5(E)の第2実施形態において、リング部(3)の肉壁の内側表面に中ぐり加工面(13)を形成し、この中ぐり加工面(13)に表面処理層(15)を形成し、この表面処理層(15)をショットピーニング処理層(16)で構成するに当たり、中ぐり加工面(13)を凹曲面にしている。他の表面処理層(15)もショットピーニング処理層(16)で構成している。
図6(C)に示す第2実施形態の変形例3は、図5(E)の第2実施形態において、リング部(3)の両端面(17)(17)に表面処理層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するに当たり、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に表面処理層(15)を形成することにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを表面処理層(15)で阻止することができるようにしている。
図7−8に示す第2実施形態の変形例4−8は、図5(E)の第2実施形態に、図3−4に示す第1実施形態の変形例4−8と同様の変形を加えたものである。
図9に示す使用例1では、第1実施形態の継手を、ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ(12)の燃料配管用継手として使用している。
この燃料噴射ポンプ(12)は、ポンプハウジング(34)内にスリーブ(35)を回転自在に収容し、スリーブ(35)内にプランジャ(36)を摺動自在に収容し、スリーブ(35)の周囲に燃料溜め(37)を設け、スリーブ(35)の周壁に連通孔(38)を設け、連通孔(38)でスリーブ(35)内と燃料溜め(37)とを連通させ、燃料溜め(37)と燃料入口(39)とを連通させ、燃料入口(39)に第1実施形態の継手の中空ボルト(2)をネジ嵌合させ、アイジョイント(1)をポンプハウジング(34)の壁(8)に固定している。
図2−4に示す第1実施形態の変形例1−8、図5に示す第2実施形態と図6−8に示すその変形例1−8も、ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ(12)の燃料配管用継手として使用することができる。
図10に示す使用例2では、第1実施形態の継手を、ディーゼルエンジンの燃料フィルタ(31)の燃料配管用継手として使用している。
この燃料フィルタ(31)は、フィルタ取付座(40)にフィルタエレメント(41)を取付け、フィルタエレメント(41)をフィルタケース(42)で覆い、フィルタ取付座(40)の中央にある燃料出口(43)に第1実施形態の継手の中空ボルト(2)をネジ嵌合させ、アイジョイント(1)をフィルタ取付座(40)の壁(8)に固定している。
図2−4に示す第1実施形態の変形例1−8、図5に示す第2実施形態と図6−8に示すその変形例1−8の継手も、ディーゼルエンジンの燃料フィルタ(31)の燃料配管用継手として使用することができる。
図1に示す第1実施形態と図2−4に示すその変形例1−8、図5に示す第2実施形態と図6−8に示すその変形例1−8の継手は、ディーゼルエンジンの過給機軸受部の潤滑油配管用継手、ディーゼルエンジンの吸気通路のEGR配管用継手、ディーゼルエンジンのシリンダブロックの冷却水配管用継手としても用いることができる。
図6(A)に示す第2実施形態の変形例1の製造方法を説明する。
アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に表面処理層(15)を形成し、この表面処理層(15)を含浸処理層(33)で構成するに当たり、アイジョイント(1)内に含浸処理剤を注入し、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に含浸処理剤を付着させた後、アイジョイント(1)内に圧縮空気を注入し、この圧縮空気でアイジョイント(1)の肉壁からのエア漏れの有無を検査するエアリークテストを行うことにより、この圧縮空気でアイジョイント(1)の肉壁の内側表面に含浸処理剤を含浸させる。
含浸処理剤はアクリル樹脂の溶液で、パイプ部(5)から圧縮空気とともにミスト状にしてアイジョイント(1)内に注入し、ボルト挿通孔(30)(30)を塞いで、パイプ部(5)からアイジョイント(1)内に圧縮空気を注入し、エアリークテストを行う。
この製造方法は、第1実施形態で表面処理層(15)を含浸処理層(33)で構成する場合にも適用できる。
(1) アイジョイント
(2) 中空ボルト
(3) リング部
(4) 外周壁
(5) パイプ部
(6) エンジン部品
(7) 壁
(8) ボルト孔
(9) 配管
(10) 流体
(11) チル層
(12) 燃料噴射ポンプ
(13) 中ぐり加工面
(14) 中ぐり加工面以外の面
(15) 表面処理層
(16) ショットピーニング処理層
(17) 端面
(18) 表面研磨加工面
(19) 窒化処理層
(20) 端面補強金属板
(21) 肉壁補強金属板
(22) 内周面補強金属板

Claims (19)

  1. アイジョイント(1)と中空ボルト(2)とを備え、
    アイジョイント(1)は、リング部(3)の外周壁(4)からパイプ部(5)を突出させて構成し、
    リング部(3)の中心に中空ボルト(2)を挿通し、エンジン外部に露出したエンジン部品(6)の壁(7)に設けたボルト孔(8)に中空ボルト(2)をネジ嵌合させることにより、中空ボルト(2)の締結力でアイジョイント(1)をエンジン部品(6)の壁(7)に固定し、パイプ部(5)に配管(9)を接続することにより、アイジョイント(1)と中空ボルト(2)とを流体(10)が通過し、配管(9)とエンジン部品(6)との間で流体(10)の受け渡しが行われるようにした、エンジンの外部配管用継手において、
    アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)との肉壁が連続するダイカストの一体成型品とした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  2. 請求項1に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    アイジョイント(1)の肉壁の外側表面と内側表面の少なくとも一方に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すことにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)で阻止することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  3. 請求項1に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の肉壁の内側表面にチル層が除去された中ぐり加工面(13)を形成するに当たり、
    アイジョイント(1)の肉壁の外側表面に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残すことにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)で阻止することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  4. 請求項1に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の肉壁の内側表面にチル層が除去された中ぐり加工面(13)を形成するに当たり、
    アイジョイント(1)の肉壁の内側表面のうち、中ぐり加工面(13)以外の面(14)に、ダイカスト成型時に形成されるチル層(11)を残し、中ぐり加工面(13)に表面処理層(15)を形成することにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)と表面処理層(15)で阻止することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  5. 請求項4に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    中ぐり加工面(13)に形成する表面処理層(15)をショットピーニング処理層(16)で構成するに当たり、
    中ぐり加工面(13)を凹曲面にした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手において、
    ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をアルミニウムまたはアルミニウム合金とした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手において、
    ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材をマグネシウムまたはマグネシウム合金とした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  8. 請求項1から請求項5のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手において、
    ダイカスト成型するアイジョイント(1)の素材を亜鉛または亜鉛合金とした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  9. 請求項6から請求項8のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手において、
    ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプ(12)の燃料配管用継手とした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  10. 請求項1に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の両端面(17)(17)の少なくとも一方にチル層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するに当たり、
    アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に、ダイカスト成形時に形成されるチル層(11)及び/又は表面処理層(15)を設けることにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのをチル層(11)及び/又は表面処理層(15)で阻止することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  11. 請求項1に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)の肉壁が連続するダイカストの一体成型品としたことに代えて、
    アイジョイント(1)を、リング部(3)とパイプ部(5)の肉壁が連続する金属粉の焼結の一体成型品とした、ことを特徴とする、エンジンの外部配管用継手。
  12. 請求項11に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    アイジョイント(1)の肉壁の外側表面と内側表面の少なくとも一方に表面処理層(15)を設けることにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを表面処理層(15)で阻止することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  13. 請求項12に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    表面処理層(15)を、アイジョイント(1)を窒化処理して得られる窒化処理層(19)で構成した、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  14. 請求項11に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の肉壁の内側表面に中ぐり加工面(13)を形成し、
    この中ぐり加工面(13)に表面処理層(15)を形成し、この表面処理層(15)をショットピーニング処理層(16)で構成するに当たり、
    中ぐり加工面(13)を凹曲面にした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  15. 請求項11に記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の両端面(17)(17)の少なくとも一方に表面処理層が除去された表面研磨加工面(18)(18)を形成するに当たり、
    アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に表面処理層(15)を形成することにより、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを表面処理層(15)で阻止することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  16. 請求項1から請求項9、請求項11から請求項14のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の両端面(17)(17)の少なくとも一方に沿って端面補強金属板(20)( 20)を設けることにより、
    端面補強金属板(20)( 20)を表面研磨加工した場合でも、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、アイジョイント(1)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを端面補強金属板(20)( 20)で阻止することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  17. 請求項1から請求項16のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の肉壁内に肉壁補強金属板(21)(21)を埋設することにより、
    リング部(3)の剛性を肉壁補強金属板(21)(21)で高めるととともに、アイジョイント(1)を通過する流体(10)が、リング部(3)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを肉壁補強金属板(21)(21)で抑制することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  18. 請求項1から請求項17のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手において、
    リング部(3)の内周面に内周面補強金属板(22)(22)を設けることにより、
    リング部(3)の剛性を内周面補強金属板(22)(22)で高めるととともに、アイジョイント(1)内を通過する流体(10)が、リング部(3)の肉壁の金属組織からアイジョイント(1)の外側に漏れ出すのを内周面補強金属板(22)(22)で抑制することができるようにした、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手。
  19. 請求項1または請求項11のいずれかに記載したエンジンの外部配管用継手を製造する製造方法であって、
    アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に表面処理層(15)を形成し、この表面処理層(15)を含浸処理層(33)で構成するに当たり、
    アイジョイント(1)内に含浸処理剤を注入し、アイジョイント(1)の肉壁の内側表面に含浸処理剤を付着させた後、アイジョイント(1)内に圧縮空気を注入し、この圧縮空気でアイジョイント(1)の肉壁からのエア漏れの有無を検査するエアリークテストを行うことにより、この圧縮空気でアイジョイント(1)の肉壁の内側表面に含浸処理剤を含浸させる、ことを特徴とするエンジンの外部配管用継手の製造方法。
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