JPH08144152A - 絡み織物および洋装外衣 - Google Patents

絡み織物および洋装外衣

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JPH08144152A
JPH08144152A JP6284988A JP28498894A JPH08144152A JP H08144152 A JPH08144152 A JP H08144152A JP 6284988 A JP6284988 A JP 6284988A JP 28498894 A JP28498894 A JP 28498894A JP H08144152 A JPH08144152 A JP H08144152A
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香子 山元
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Katsunosuke Maeda
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】軽く、高通気性を有し、かつ目ずれを防止した
織物およびそれを表地に用いた洋装外衣の提供。 【構成】絡み織物は、タテ糸密度55〜115本/イン
チ、ヨコ糸密度25〜65本/インチ、目付60〜17
0 g/m2 、通気量100cc/cm2 /sec 以上、厚み
0.2〜0.8mm、開孔率6〜50%以下、かつ次の群
から選ばれる少なくとも1種の糸を必須の構成要件とす
る。 (1) スパン糸またはスパンライク糸 (2) 短繊維とフィラメント糸で構成される長短複合糸 (3) 繊維軸方向に太細断面を有するフィラメント糸 (4) 異型断面、あるいは異型断面を含むフィラメント糸 (5) 2種以上の収縮率の異なるフィラメントで構成され
る複合糸 (6) 仮撚加工あるいはエア交絡加工による嵩高加工糸。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽く、ハリ・コシが良
好で、高通気性と透けにくさを同時に有し、かつ目ずれ
が起きにくい絡み織物かつ洋装外衣に関する。特に夏用
清涼衣料や軽量衣料に好適な表地を構成する絡み織物お
よび洋装外衣に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、清涼性を得るために高い通気
性を有する織物、あるいはそれを用いた衣料として、目
が粗く、薄い織物などが用いられていた。
【0003】清涼性の高い衣料として、局部的に開口部
や空気の通気口を設け清涼性を得るといった快適被服
(実開昭61−199517号)や、縫製副資材に多数
の開孔を有する通気性に優れた衣服(実開昭56−60
717号)などが開示されている。和服では、以前から
絡み織りが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この和服、和
装領域では、絡み織りの薄さ、透明性を積極的に利用
し、しかも充分に寸法に余裕があって、部分的に応力の
かかる設計ではないので、透けや目づれや生地強度を心
配する必要がなかったが、洋服や洋装領域では、形がタ
イトでシルエットの美しさを表現するために、透けは致
命的でしかも和装に比して部分的に桁違いの応力がかか
ることが多く、目づれの起こることを回避できなかっ
た。
【0005】本発明は、軽く、高通気性を有し、外観品
位が高く、かつ目ずれを防止した絡み織物およびそれを
表地に用いた洋装外衣を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的に対し、本発
明者は、鋭意検討した結果、遂に本発明に到達した。そ
の骨子は次の通りである。
【0007】すなわち、本発明の絡み織物は、タテ糸密
度55〜115本/インチ、ヨコ糸密度25〜65本/
インチであり、目付60〜170 g/m2 、通気量10
0cc/cm2 /sec 以上、厚み0.2〜0.8mm、開孔率
6〜50%以下、かつ、次の(1) 〜(6) の群から選ばれ
る少なくとも1種の糸を必須の構成要件とすることを特
徴とするものである。
【0008】(1) スパン糸またはスパンライク糸 (2) 短繊維とフィラメント糸で構成される長短複合糸 (3) 繊維軸方向に太細断面を有するフィラメント糸 (4) 異型断面、あるいは異型断面を含むフィラメント糸 (5) 2種以上の収縮率の異なるフィラメントで構成され
る複合糸 (6) 仮撚加工あるいはエア交絡加工による嵩高加工糸 また、本発明の洋装外衣は、上記絡み織物を用いて構成
したことを特徴とするものである。
【0009】なお、本発明に用いられる糸は、必ずしも
上記6群に分けられたるわけではなく、複数の性質を同
時に有する糸であってもよいことはいうまでもない。
【0010】
【作用】本発明は、上記要件により、絡み織り組織独特
の透け、均質性が目立たず、外観上絡み織物とは思えな
い程不透明で変化のある織物となすことができ、また仕
立て映えが良く極めて清涼で快適な着用感を有する洋装
外衣とすることができたのである。
【0011】本発明における洋装外衣としては、例えば
スーツ、ジャケット、ブルゾンなどが代表的である。ま
た、洋装外衣よりも外側に更に衣料を着用することもあ
り、必ずしも最も外側に着用するという意味ではない。
【0012】スパン糸とは、短い繊維を平行状態に並べ
て撚りをかけてつなぎ合わせた糸、すなわち紡績糸のこ
とである。またフィラメント糸とは、糸を構成する繊維
が長繊維である糸をいう。
【0013】スパンライク糸とは、フィラメントであり
ながら加工を施すことによりスパン糸の持つふくらみ、
毛羽感、ハリ・コシ、タッチを持つものである。スパン
ライク糸には、(1) シルキーなスパンライク、(2) コッ
トン調スパンライク、(3) 麻調スパンライク、(4) ウー
ル調スパンライクなどがあり、糸構造的には、捲縮、多
層、交絡、撚り、交互撚り捲回、毛羽、ループ、融着、
多重捲回、太細、カラーミックスなどがある。
【0014】本発明における単繊維とフィラメント糸で
構成される長短複合糸の代表例としては、特公昭61−
3889号公報、特公昭62−20292号公報、特公
昭63−31568号公報に記載の糸が好ましく用いら
れる。
【0015】スパン糸またはスパンライク糸、単繊維と
フィラメント糸で構成される長短複合糸は、スパン糸部
分、単繊維部分が糸表面に出て毛羽となる。糸表面に出
た毛羽が近隣の糸の毛羽と絡まり、摩擦係数が大きくな
り、よって繊維同士がずれにくく、目ずれを抑制する効
果があり、さらには、突起したスパン糸の毛羽で光の反
射を抑え、合繊独特のワキシー感や生地のテカリを防止
するので、本発明の織物および洋装外衣の表地を構成す
る糸として大変好ましい。
【0016】繊維軸方向に太細断面を有する繊維からな
る糸とは、繊維の長さ方向に太い細い部分が規則的に、
またはランダムに存在する長繊維のことで、通称シック
&シンヤーンと呼ばれるものである。具体的には、ウー
スターむら測定機で測定したU%が(糸の太さむらを表
す特性値)1〜25%であることが好ましい。より好ま
しくは1.2〜15%であり、1.5〜10%であるこ
とが最も好ましい。なお、測定機としては市販のUster
Evenness Tester (計測器工業株式会社製)を使用す
る。また、細い部分に対して太い部分の存在程度を試長
8m中に存在する20%以上太い部分の個数をN20と
表したときに、N20の範囲が10〜100個/8mに
あるものが好ましい。より好ましくは、15〜50個/
8mである。本発明における繊維軸方向に太細断面を有
するフィラメント糸とは例えば特公昭59−20003
に記載の糸が好ましく用いられる。
【0017】異型断面、あるいは異型断面を含むフィラ
メント糸とは、繊維の長さ方向に、異型断面が規則的
に、またはランダムに存在する長繊維のことを言う。織
物を構成する糸の繊維に太細断面を有すること、および
/または変形断面が存在することにより、太い部分と細
い部分、出た部分と括れた部分の光の屈折方向が違い、
ムラ感が発現し、合繊特有のワキシー感や生地表面のテ
カリを解消できるとともに、表面積が大きくなり、肌に
触れた時の風合が夏向きのサラリとした感触で清涼感が
高い生地となるので、本発明の織物および洋装外衣の表
地を構成する糸として大変好ましい。
【0018】2種以上の収縮率の異なる複合糸とは、収
縮率の異なる繊維を混合する、いわゆる単繊維間複合に
よる複合糸のことを言い、複合糸には混紡、混繊、交
絡、交撚などがある。本発明における織物に好ましく用
いられる複合糸の代表例としては、2種類以上の異なる
収縮率を有する混繊糸があげられ、しかも、同時に2種
類以上の異なる繊度を有する混繊糸、2種類以上の異な
る伸度を有する混繊糸、2種類以上の異なる巻縮差を有
する混繊糸、2種類以上の色調差を有する混繊糸である
ものなどが挙げられる。性質の異なる繊維が同時に存在
することにより、糸に膨らみや繊維軸方向のむらが付与
でき、目ずれの発生を抑制する効果があり、本発明の織
物および洋装外衣の表地を構成する糸として大変好まし
い。混紡、混繊、交撚については、業界では周知のこと
であり説明を省略する。複合の方法は、複合する繊維の
形態(繊維長、太さなど)集合状態、繊維特性などを考
慮して有効な複合方法を選択すればよく、本発明におい
て何ら限定するものではない。複合糸は、複合する繊維
固有の優れた特性を付加し合い、高感性、高機能性を発
揮することができる。
【0019】本発明における、天然繊維または天然繊維
と合成繊維の混紡または複合糸は、天然繊維の嵩高性、
風合の良さ等の長所に合成繊維の優れた強力、耐久性等
を付与することができ、本発明の織物および洋装外衣の
表地を構成する糸として大変好ましい。天然繊維として
は、ウールに代表される動物繊維、綿、麻に代表される
植物繊維が挙げられる。合成繊維の代表例としては、ナ
イロン、ポリエステル、ポリアクリル、ポリオレフィ
ン、ポリビニルアルコール等が挙げられる。いずれも適
用可能であり目的に応じ適宜選択すればよい。また、好
ましい組み合わせとしては、ポリエステル/ウール、ポ
リエステル/麻、ポリエステル/綿等である。
【0020】嵩高加工糸とは、糸に嵩高性を付与する加
工を施した糸のことを言う。糸の嵩高性とは、個々の繊
維に備わっている嵩高性によるものと、繊維相互の配列
関係によって生じる嵩高性によるものとに大別でき、前
者を捲縮嵩高、後者を構造嵩高という。仮撚加工あるい
はエア交絡加工(代表的にはタスラン加工)について
は、業界周知のことなので説明を省略する。嵩高加工を
施された糸は、ふんわりとした感触なので目ずれの発生
を抑制する効果があり、さらには嵩高であるとともに伸
縮性に富んでいるので、可縫製も優れていることから、
本発明の織物および洋装外衣の表地を構成する糸として
大変好ましい。
【0021】前述した、本発明に用いる糸((1) 〜(6)
)は、社団法人繊維学会編集、鈴木信夫発行の第2版
繊維便覧(平成6年3月25日発行)に記載されてお
り、本発明に好ましく適用できるものである。
【0022】前述した本発明に用いる糸((1) 〜(6) )
として、具体的に好ましい例を挙げるならば、Woodhead
Publishing Ltd.発行のAdvanced fiber spinning tech
nology(1994年発行、Edited by Professor T.Naka
jima)に記載のCEOα(Toray) 、DUARA(Toray)
、PICEME(Toray) 、MALOR(Toray) 、XO
XO(Teijin)が代表例である。
【0023】前述した本発明に用いる糸((1) 〜(6) )
は、それぞれに異なる特徴を有するので、目的、用途に
応じて適宜選択して用いるのが好ましい。
【0024】絡み織物とは、和装業界では良く知られて
いる生地素材組織であり、実教出版株式会社発行の織物
組織改訂版の125ぺーじから143ページに示されて
いるものである。図2に最も基本となる紗の組織を表す
図を示す。aは地タテ糸でありbは絡みタテ糸でありc
はヨコ糸でありdが絡み目部分である。絡みタテ糸と地
タテ糸とが1組となって、絡みタテ糸はヨコ糸1本また
は数本ごとにその位置をかえて組織し、ヨコ糸とヨコ糸
の間に絡み目をつくった織物である。ここで絡み織物の
意味については、上記のごとく業界周知のことであり、
詳細な説明は省略する。
【0025】3本以上の絡み織りとは、通常の紗は実タ
テ糸と絡みタテ糸がそれぞれ1本づつで構成されるのに
対し、前述の実教出版株式会社発行の織物組織改訂版の
137ページから139ページに示されているとおり、
実タテ糸と絡みタテ糸のいずれか、または両方が複数存
在することをいい、絡み力の強いものである。したがっ
て、本発明の織物および洋装外衣の表地に用いる生地と
して、目ずれ防止効果を向上させ、かつ表面品位を向上
させるためには、3本以上の絡み織りを適用することが
好ましい。
【0026】図3に最も基本となる3本絡み紗の1例を
示す。地タテ糸2本、絡みタテ糸1本、かつ絡みタテ糸
が1回絡む間にヨコ糸1本通しのものであり、タテ糸ヨ
コ糸を表から見た関係を表す図である。aは地タテ糸で
ありbは絡みタテ糸でありcはヨコ糸でありdは絡み目
部分である。図3−aの地タテ糸2本と図3−bの絡み
タテ糸1本が図3−cのヨコ糸を交絡させていること
が、図から容易に理解することができる。ヨコ糸を交絡
させることにより、ヨコ糸の自由度が低くなり、目ずれ
発生を抑制することができるのである。
【0027】また、図4に地タテ糸2本、絡みタテ糸1
本、かつ絡みタテ糸が1回絡む間にヨコ糸2本通しの1
例をタテ糸ヨコ糸の表から見た関係を表す図で示す。a
は地タテ糸でありbは絡みタテ糸でありcはヨコ糸であ
りdは絡み目部分である。図4−a地タテ糸は1本つづ
交絡しているが、図4−b絡みタテ糸は2本に1回の絡
みなので、図4−cヨコ糸2本が図4−b絡みタテ糸に
締め付けられ、よりヨコ糸の自由度が低くなり、図4−
cヨコ糸が1本の場合よりもさらに目ずれを抑制するも
のとなることが図から理解できる。
【0028】さらに図1に、地タテ糸2本、絡みタテ糸
1本、左右絡み(向かい合わせ)の引き込み、かつ絡み
タテ糸が1回絡む間にヨコ糸2本通しの1例を、タテ糸
ヨコ糸を表から見た関係を表す図で示す。aは地タテ糸
でありbは絡みタテ糸でありcはヨコ糸でありdは絡み
目部分であり、eは絡みタテ糸が寄っている空隙部分で
ありfは絡みタテ糸が離れている空隙部分である。左右
絡みの引き込みとは、図1−b絡みタテ糸を向かい合わ
せに引き込むことによって図1のように絡みタテ糸が1
本づつ向かい合わせに絡んでいることをいう。向かい合
わせに絡むことにより、ヨコ糸の交絡が大きくなり、さ
らに目ずれの抑制に効果的なものとなる。ただ、タテ糸
を向かい合わせにすることによりタテ糸が寄っている空
隙部分(図1−e)とタテ糸が離れている空隙部分(図
1−f)の大きさが異なる空隙ができ、生地の目風に変
化がでることは避けられない。本発明の衣料の表地に用
いる生地における絡み織り組織は、目ずれ防止効果を向
上させるのに、好ましくは(1) 3本以上の絡み織り組織
であり、より好ましくは(2) タテ糸が1回絡む間にヨコ
糸2本通しである3本以上の絡み織り組織であり、最も
好ましくは(3) 絡みタテ糸が1回絡む間にヨコ糸2本通
し左右絡み引き込みである3本以上の絡み織り組織であ
る。絡み織り組織の種類や、洋装外衣における絡み織り
を用いる部位および量は、表面品位、目指す目風、目的
等に応じて適宜選択すればよく、特に限定されない。ま
た、異なる組織を同時に有することも可能であり、それ
により本発明の効果を低下させるものではない。
【0029】本発明に適用する絡み織りの密度は、タテ
糸が55本/インチ以上115本/インチ以下、ヨコ糸
が25本/インチ以上65本/インチ以下であることが
十分な清涼性を有し、かつ形態が安定で表面品位を良好
な物とすることができる。より好ましくはタテ糸密度が
65本/インチ以上100本/インチ以下、ヨコ糸密度
が28本/インチ以上62本/インチ以下であり、さら
にタテ糸密度が70本/インチ以上95本/インチ以
下、ヨコ糸密度が25本/インチ以上45本/インチ以
下であることが特に好ましい。
【0030】また、かかる絡み織りの目付は、本発明の
目的を達成するためには、60 g/m2 以上170 g/
2 以下であることが必要である。好ましくは、70 g
/m2 以上160以下であり、最も好ましくは100 g
/m2 以上120 g/m2 以下である。
【0031】さらに、かかる絡み織りの生地単独の通気
量は、本発明の目的を達成するためには、100cc/cm
2 /sec 以上必要である。また好ましくは135cc/cm
2 /sec 以上であり、最も好ましくは280cc/cm2
sec 以上である。なお、通気量はJIS−L1096
(フラジール法)に基づき測定されるものである。該測
定法における測定可能範囲は0〜420cc/cm2 /sec
であるので、420cc/cm2 /sec 以上の通気量を規定
することは出来ない。本発明の織物および洋装外衣の表
地に用いる生地の生地単独の通気量は420cc/cm2
sec 以上もありうるので、該測定法において通気量の上
限を規定することはできない。
【0032】また、かかる絡み織の厚さは、0.2mm以
上0.8mm以下である。該範囲内であれば本発明におけ
る織物および洋装外衣に、所望するハリ・コシ、さらに
強度を与えることができる。さらに好ましくは0.22
mm以上0.7mm以下であり、最も好ましくは0.28mm
以上0.4mm以下である。なお、厚みはJIS−L10
96(一般織物試験方法)に従い、一定時間(約10
秒)初荷重(23.5kPa:240gf/cm2 )の下で厚さ
を測り、平均値であらわしたものである また、かかる絡み織りの生地単独の開孔率は、6%以上
50%以下の範囲内である。また6.5%以上45%以
下がより好ましく、さらには15%以上25%以下の範
囲が最も好ましい。かかる開孔率は、生地を拡大装置
(例えばスカラ株式会社製ビデオマイクロスコープ:V
MS−1000S型)で拡大写真を5か所以上撮影し、
開孔部分の面積(繊維の存在しない部分)/生地面積の
値を測定し、その平均値により求められる。
【0033】また、本発明における織物を構成する糸に
付与する実撚は、撚係数4300〜31000の範囲で
ある。最も好ましくは、7000〜15000の範囲で
ある。織物にハリ・コシとかつさらりとした感触を付与
するため、および絡み織りの製織性を向上させる点にお
いて、該範囲内であることが必要である。撚係数は、下
式に示す計算式により算出されるものである。また下式
において撚数(T/m)をT、糸繊度(デニール)を
D、撚係数をαで表す。
【0034】α=T×(D)1/2 以上の性能を同時に満足し、かつ前述した特定の糸を用
いた絡み織りによってのみ、本発明の目的を達成するこ
とができる。具体的に好ましい例を挙げるならば、繊維
軸方向に太細断面を有する糸と図1に示す3本紗の絡み
織り組織を組み合わせたものや、スパンライク糸である
東レ株式会社製商品名マローと図1に示す3本紗の絡み
織り組織を組み合わせたものが代表例である。
【0035】本発明の織物および洋装外衣は、上記構成
により、従来技術では同時に実現することが出来なかっ
たほどの、高い軽量性、通気性、外観品位を同時に実現
することができる。
【0036】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説
明する。
【0037】実施例1 下記の糸、および組織の織物を作製し、織物の各種物性
を測定した。また、比較品として市販されている和装用
の紗織物についても物性を測定し、それぞれの結果を表
1に示した。
【0038】1)実施例 ・組織:3本紗(図1に組織を記載) ・繊維:タテ糸;ポリエステル100%、太細加工糸 U%=7.5%、N20=30個/8m 75デニール、36フィラメント、撚り数S1200T/m ヨコ糸;ポリエステル100%、スパン/フィラメント複合
糸 30番手 ・密度:タテ糸;82本/inch ヨコ糸;36本/inch 2)比較品 ・組織:紗(図2に組織を記載) ・繊維:タテ糸;ポリエステル100%、フィラメント糸
(75デニール、36フィラメント、撚り数1500/900T/
m ) ヨコ糸;ポリエステル100%、フィラメント糸(75デニ
ール、36フィラメント、撚り数1500/900T/m ) ・密度:タテ糸;80本/inch ヨコ糸;34本/inch
【表1】 表1に示すように、本発明に基づく織物は、従来和装に
用いられている絡み織物よりもテカリが少なく、糸むら
による自然な表面感、良好なハリ・コシ、ソフトな風合
いを有し、合繊独特のワキシー感もなく、さらに耐目ず
れ性のよい織物であった。
【0039】実施例2 下記の生地を表地に用いて本発明の洋装外衣としてジャ
ケットを縫製した。なお、表地を構成する生地の組織を
図4に示した。
【0040】・組織:3本紗(図4に記載) ・繊維:タテ糸;ポリエステル100%、太細加工糸 U%=7.4、N20=32個/8m 75デニール、36フィラメント、撚り数S1200T/m ヨコ糸;ポリエステル100%、スパン/フィラメント複合
糸 30番手 ・密度:タテ糸;82本/inch ヨコ糸;36本/inch ・開孔率:22.0% ・目付:118 g/m2 ・厚み:0.32mm ・通気量:312.0cc/cm2 /sec 実施例1と、表地にウール60%ポリエステル40%混
紡糸の平織りを用いた大変涼しいとされている従来市販
品ジャケット(比較品;番手30、目付158g/
2 )とを屋外で着用し、清涼性を比較し、さらに縫製
品の物性を測定比較を行った。それぞれの結果を表2に
示した。なお、着用試験を行った屋外条件は、温度36
℃、湿度60%であり、また通気量はJIS−L109
6(フラジール法)に基づき測定した。
【0041】
【表2】 実施例3 下記の生地を表地に用いて本発明の洋装外衣としてスー
ツを縫製した。なお、表地を構成する生地の組織を表す
図を図3に示す。
【0042】・組織:3本紗(図1に記載) ・繊維:タテ糸;ポリエステル100%、太細加工糸 U%=7.5%、N20=30個/8m 75デニール、24フィラメント、撚り数S 900T/m ヨコ糸;ポリエステル100%、太細加工糸 U%=7.0%、N20=28個/8m 150デニール、48フィラメント、撚り数S 900T/m ・密度:タテ糸;104本/inch ヨコ糸;80本/inch ・開孔率:24.0% ・目付:106 g/m2 ・厚み:0.36mm ・通気量:364.0cc/cm2 /sec 実施例1と、表地にウール60%ポリエステル40%の
平織りを用いた大変涼しいとされている従来市販品スー
ツ(比較品;番手30、目付158 g/m2 )とを人工
気象室で着用し、下記表3の運動を行った。運動時の右
胸部衣服内の温度と相対湿度を測定し、結果を図5およ
び図6に示した。
【0043】
【表3】 図5に示す様に、本発明に基づくスーツと比較品着用時
の衣服内温度は最大約2℃以上の差があった。従来よ
り、衣服内における温度は約1.5℃以上の差が生じる
と、清涼性を体感することができるという知見がある。
また、被験者の体感報告においても、運動開始による衣
服内の蒸れ感および温度の上昇が、実施例の方が比較品
より少なく、涼しく快適に着用できたという結果が得ら
れた。
【0044】また、本発明に基づくスーツは、ハリ・コ
シがあるため仕立映えが良く、かつ太細加工糸使用生地
独特の涼しげな絣模様を有し、かつ絡み織物独特のスジ
も無く、合繊とは思えない表面品位良好なものであっ
た。すなわち、表面品位良好で、清涼性の高い快適な着
用感を有するものであることが実施例により立証するこ
とができた。
【0045】
【発明の効果】本発明の絡み織物は下記の機能を同時に
有することにより、下記の効果を有する洋装外衣を提供
することを可能としたものである。
【0046】1)開孔率が高いが、タテ糸ヨコ糸がしっ
かり絡み合っているので、組織がしっかりしており、目
ずれが起きにくい。
【0047】2)極めて清涼性が高く、例えば従来大変
涼しいとされていた洋装外衣よりも、衣服内温度が約
1.5℃以上低いという清涼性を有する。
【0048】3)糸の特性により、合繊特有のワキシー
感が無くソフトな風合いで、かつ組織がしっかりしてい
るので、ハリ・コシのある織物、および外表地に用いた
仕立て映えが大変良い。
【0049】4)夏用に用いても表面品位が高く、合成
繊維独特の感触が少なく、風合がサラリとしていて体に
まとわりつかない。
【0050】5)衣料を清涼性の高いものとすることに
より、冷房を軽減し、かかるエネルギーを節約でき、地
球環境や経済的見地からも、人類に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地タテ糸2本、絡みタテ糸1本、左右絡み(向
かい合わせ)の引き込み、かつ絡みタテ糸が1回絡む間
にヨコ糸2本通しの1例を、タテ糸ヨコ糸を表から見た
関係を示す図、かつ実施例1、実施例3の表地の組織を
示す図である。
【図2】基本となる紗を示すモデル図である。
【図3】基本となる3本絡み紗の1例である地タテ糸2
本、絡みタテ糸1本、かつ絡みタテ糸が1回絡む間にヨ
コ糸1本通しのタテ糸ヨコ糸を表から見た関係を示すモ
デル図である。
【図4】地タテ糸2本、絡みタテ糸1本、かつ絡みタテ
糸が1回絡む間にヨコ糸2本通しの1例を、タテ糸ヨコ
糸を表から関係を示す図、かつ実施例3の表地の組織を
示す図である。
【図5】実施例3の運動と衣服内温度を表すグラフであ
る。
【符号の説明】
a:地タテ糸 b:絡みタテ糸 c:ヨコ糸 d:絡み目部分 e:絡みタテ糸が寄っている空隙部分 f:絡みタテ糸は離れている空隙部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 15/00 B

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タテ糸密度55〜115本/インチ、ヨコ
    糸密度25〜65本/インチであり、目付60〜170
    g/m2 、通気量100cc/cm2 /sec 以上、厚み0.
    2〜0.8mm、開孔率6〜50%以下、かつ、次の(1)
    〜(6) の群から選ばれる少なくとも1種の糸を必須の構
    成要素とすることを特徴とする絡み織物。 (1) スパン糸またはスパンライク糸 (2) 短繊維とフィラメント糸で構成される長短複合糸 (3) 繊維軸方向に太細断面を有するフィラメント糸 (4) 異型断面、あるいは異型断面を含むフィラメント糸 (5) 2種以上の収縮率の異なるフィラメントで構成され
    る複合糸 (6) 仮撚加工あるいはエア交絡加工による嵩高加工糸
  2. 【請求項2】該少なくとも1種の糸が、天然繊維と合成
    繊維の複合糸であることを特徴とする請求項1に記載の
    絡み織物。
  3. 【請求項3】該少なくとも1種の糸が、スパン糸または
    スパンライク糸であること特徴とする請求項1に記載の
    絡み織物。
  4. 【請求項4】該少なくとも1種の糸が、短繊維とフィラ
    メント糸で構成される長短複合糸であることを特徴とす
    る請求項1に記載の絡み織物。
  5. 【請求項5】該少なくとも1種の糸が、繊維軸方向に太
    細断面を有するフィラメント糸であることを特徴とする
    請求項1に記載の絡み織物。
  6. 【請求項6】該少なくとも1種の糸が、異型断面、ある
    いは異型断面を含むフィラメント糸であることを特徴と
    する請求項1に記載の絡み織物。
  7. 【請求項7】該少なくとも1種の糸が、2種類以上の特
    性の異なるフィラメントで構成される複合糸であること
    を特徴とする請求項1に記載の絡み織物。
  8. 【請求項8】該少なくとも1種の糸が、仮撚加工あるい
    はエア交絡加工による嵩高加工糸であることを特徴とす
    る請求項1に記載の絡み織物。
  9. 【請求項9】タテ糸密度70〜95本/インチ、ヨコ糸
    密度25〜45本/インチであることを特徴とする請求
    項1に記載の絡み織物。
  10. 【請求項10】目付が100〜120 g/m2 であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の絡み織物。
  11. 【請求項11】通気量が280〜400cc/cm2 /sec
    であることを特徴とする請求項1に記載の絡み織物。
  12. 【請求項12】厚みが0.28〜0.40であることを
    特徴とする請求項1に記載の絡み織物。
  13. 【請求項13】開孔率が15〜25%であることを特徴
    とする請求項1に記載の絡み織物。
  14. 【請求項14】組織が3本以上の絡み織りであることを
    特徴とする請求項1に記載の絡み織物。
  15. 【請求項15】タテ糸に、次の(1) 〜(2) の群から選ば
    れる少なくとも一種の糸が用いられていることを特徴と
    する絡み織物。 (1) 短繊維とフィラメント糸で構成される長短複合糸 (2) 繊維軸方向に太細断面を有するフィラメント糸
  16. 【請求項16】該少なくとも1種の糸が、フィラメント
    糸であり、かつ、仮撚加工あるいはエア交絡加工されて
    いる請求項15に記載の絡み織物。
  17. 【請求項17】組織が3本以上の絡み織りであることを
    特徴とする請求項15に記載の絡み織物。
  18. 【請求項18】ヨコ糸に、次の(1) 〜(4) の群から選ば
    れる少なくとも一種の糸が用いられていることを特徴と
    する絡み織物。 (1) スパン糸またはスパンライク糸 (2) 短繊維とフィラメント糸で構成される長短複合糸 (3) 繊維軸方向に太細断面を有するフィラメント糸 (4) 2種以上の収縮率の異なるフィラメントで構成され
    る複合糸
  19. 【請求項19】該少なくとも1種の糸が、フィラメント
    糸であり、かつ、仮撚加工あるいはエア交絡加工されて
    いる請求項18に記載の絡み織物。
  20. 【請求項20】組織が3本以上の絡み織りであることを
    特徴とする請求項18に記載の絡み織物。
  21. 【請求項21】タテ糸に、次の(1) 〜(2) の群から選ば
    れる少なくとも一種の糸が用いられおり、ヨコ糸に、次
    の(1) 〜(4) の群から選ばれる少なくとも一種の糸が用
    いられていることを特徴とする絡み織物。 (1) 短繊維とフィラメント糸で構成される長短複合糸 (2) 繊維軸方向に太細断面を有するフィラメント糸 (3) スパン糸またはスパンライク糸 (4) 2種以上の特性の異なるフィラメントで構成される
    複合糸
  22. 【請求項22】該少なくとも1種の糸が、フィラメント
    糸であり、かつ、仮撚加工あるいはエア交絡加工されて
    いる請求項21に記載の絡み織物。
  23. 【請求項23】組織が、3本以上の絡み織りであること
    を特徴とする請求項21に記載の絡み織物。
  24. 【請求項24】組織を構成する糸の撚係数が、4300
    〜31000であることを特徴とする請求項1、15、
    18または21に記載の絡み織物。
  25. 【請求項25】表地に請求項1に記載の絡み織物を用い
    たことを特徴とする洋装外衣。
  26. 【請求項26】表地に請求項15に記載の絡み織物を用
    いたことを特徴とする洋装外衣。
  27. 【請求項27】表地に請求項18に記載の絡み絡み織物
    を用いたことを特徴とする洋装外衣。
  28. 【請求項28】表地に請求項21に記載の絡み織物を用
    いたことを特徴とする洋装外衣。
  29. 【請求項29】表地に請求項24に記載の絡み織物を用
    いたことを特徴とする洋装外衣。
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WO2003074771A1 (en) * 2002-03-05 2003-09-12 Avi Klayman Protective netting against small insects and fine particles and a method for production thereof
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