JPH0814409B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0814409B2 JPH0814409B2 JP22016087A JP22016087A JPH0814409B2 JP H0814409 B2 JPH0814409 B2 JP H0814409B2 JP 22016087 A JP22016087 A JP 22016087A JP 22016087 A JP22016087 A JP 22016087A JP H0814409 B2 JPH0814409 B2 JP H0814409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear guide
- air
- direction adjusting
- wind direction
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機の風向可変羽根を有する吹出口に
係り、特に風向可変時において空気流の通風損失の増大
を防止した空気調和機の吹出口に関する。
係り、特に風向可変時において空気流の通風損失の増大
を防止した空気調和機の吹出口に関する。
従来の空気調和機の吹出口を第４図において説明す
る。１は前ガイド２と後ガイド３により形成された吹出
口通路、４は吹出口より吐出される空気の風向を変える
風向調整羽根で、吹出口通路のほぼ中央に設けられてい
る。風向調整羽根４は支持軸５で支持され、支持軸５を
支点にして任意の角度に調整し風向を変えることができ
る。
る。１は前ガイド２と後ガイド３により形成された吹出
口通路、４は吹出口より吐出される空気の風向を変える
風向調整羽根で、吹出口通路のほぼ中央に設けられてい
る。風向調整羽根４は支持軸５で支持され、支持軸５を
支点にして任意の角度に調整し風向を変えることができ
る。
なおこの種の装置に関しては例えば実開昭60−104630
号公報に記載されている。
号公報に記載されている。
上記構造の従来の吹出口の実使用状態を説明する。
風向調整羽根４′の位置は吹出口通路１に対し吹出し
角度を付けた場合である。この場合、風向調整羽根４′
は吹出通路１に対し角度を付けて調整されている。この
とき、風向調整羽根の両端４′ａおよび４′ｂと前ガイ
ド２および後ガイド３の距離A,Bがそれぞれ狭くなるた
め、通路面積が縮少され風の流れＱの通風損失が増大す
る問題があった。
角度を付けた場合である。この場合、風向調整羽根４′
は吹出通路１に対し角度を付けて調整されている。この
とき、風向調整羽根の両端４′ａおよび４′ｂと前ガイ
ド２および後ガイド３の距離A,Bがそれぞれ狭くなるた
め、通路面積が縮少され風の流れＱの通風損失が増大す
る問題があった。
本発明は上記従来の不具合が改善すべくなされたもの
で、その目的は風向調整羽根により風向変更した場合に
おいても通風損失が増大しない吹出口を提供することに
ある。
で、その目的は風向調整羽根により風向変更した場合に
おいても通風損失が増大しない吹出口を提供することに
ある。
温風あるいは冷風を機外に吹出す吹出口の吹出通路を
前ガイドと後ガイドで形成した空気調和機において、後
ガイドの吹出側を任意の曲率半径の円弧状に形成し、前
記後ガイドの曲率半径とほぼ同じ円弧を有する翼形の風
向調整羽根を前記後ガイドに近接して配置し、前記後ガ
イドの曲面にそって可動にするとともに、前記前ガイド
は前記翼形の風向調整羽根の弦の可動軌跡にほぼ等しい
角度に形成することにより達成される。
前ガイドと後ガイドで形成した空気調和機において、後
ガイドの吹出側を任意の曲率半径の円弧状に形成し、前
記後ガイドの曲率半径とほぼ同じ円弧を有する翼形の風
向調整羽根を前記後ガイドに近接して配置し、前記後ガ
イドの曲面にそって可動にするとともに、前記前ガイド
は前記翼形の風向調整羽根の弦の可動軌跡にほぼ等しい
角度に形成することにより達成される。
吹出口通路面積はほぼ一定とし、吹出口通路を形成す
る一方の吹出側ガイド先端を円弧状に形成し、この円弧
に接するように設けた風向調整羽根を吹出側ガイドにス
ライドさせることにより風向調整を可能としたものであ
る。
る一方の吹出側ガイド先端を円弧状に形成し、この円弧
に接するように設けた風向調整羽根を吹出側ガイドにス
ライドさせることにより風向調整を可能としたものであ
る。
以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明
する。
する。
６は天井７内に設置される箱状の本体で、両側板には
吊金具８が設けられている。本体６は天井スラブ９に埋
込まれた吊りボルト10aを吊金具８に挿入しナット10bで
締結することにより吊り下げ支持されている。11は本体
６内に設けた送風機、12は送風機11の吹出口11aに対し
所定角度を有して設けられた熱交換器、13は熱交換器12
の下方に設けられた露受皿、14は天井７にはめ込まれて
取付けられた天井露出パネルで、中央に空気吹込口15,
内部にエアフィルタ16,空気吸込口15の両端には吹出口1
7をそれぞれ配設してなる。18は熱交換された空気を二
つの吹出口17に分配して導く吹分通風路で中央には空気
吸込口15からの空気を通す吸込通風路18aを有してな
る。
吊金具８が設けられている。本体６は天井スラブ９に埋
込まれた吊りボルト10aを吊金具８に挿入しナット10bで
締結することにより吊り下げ支持されている。11は本体
６内に設けた送風機、12は送風機11の吹出口11aに対し
所定角度を有して設けられた熱交換器、13は熱交換器12
の下方に設けられた露受皿、14は天井７にはめ込まれて
取付けられた天井露出パネルで、中央に空気吹込口15,
内部にエアフィルタ16,空気吸込口15の両端には吹出口1
7をそれぞれ配設してなる。18は熱交換された空気を二
つの吹出口17に分配して導く吹分通風路で中央には空気
吸込口15からの空気を通す吸込通風路18aを有してな
る。
ここで吹出口17は第２図に示すように構成されてい
る。19は吹出通路で前ガイド19a,後ガイド19bにより形
成されている。後ガイド19bの吐出側先端は任意の曲率
半径の円弧で形成している。20は前記曲率とほぼ同じ円
弧20aを有する翼形の風向調整羽根で、曲率の中心に支
点となる支持軸20cをその両端部に有し、この軸の回動
とともに後ガイド19bの曲率面にそってスライド可能と
している。また前ガイド19の吐出側先端部は風向調整羽
根20をスライド可能にした場合に風向調整羽根20の弦20
bが描く可能軌跡にほぼ等しい角度に形成している。
る。19は吹出通路で前ガイド19a,後ガイド19bにより形
成されている。後ガイド19bの吐出側先端は任意の曲率
半径の円弧で形成している。20は前記曲率とほぼ同じ円
弧20aを有する翼形の風向調整羽根で、曲率の中心に支
点となる支持軸20cをその両端部に有し、この軸の回動
とともに後ガイド19bの曲率面にそってスライド可能と
している。また前ガイド19の吐出側先端部は風向調整羽
根20をスライド可能にした場合に風向調整羽根20の弦20
bが描く可能軌跡にほぼ等しい角度に形成している。
上記構成において暖房時の場合など温風を下向きに吹
出す場合は第２図に示す如く、風向調整羽根20は後ガイ
ド19内に納めておく。従って吹出通路幅はＣで確保され
る。次に冷房時の場合など冷風を水平方向に吹出す場合
は第３図に示す如く、風向調整羽根20を吹出側に延ばし
ておく。これにより吹出通路幅はＤとなり下方向吹出し
時の吹出通路幅Ｃとほぼ同等の通路面積を確保できる。
出す場合は第２図に示す如く、風向調整羽根20は後ガイ
ド19内に納めておく。従って吹出通路幅はＣで確保され
る。次に冷房時の場合など冷風を水平方向に吹出す場合
は第３図に示す如く、風向調整羽根20を吹出側に延ばし
ておく。これにより吹出通路幅はＤとなり下方向吹出し
時の吹出通路幅Ｃとほぼ同等の通路面積を確保できる。
本発明によれば、通風路内で角度を付けた時通路面積
が減少し通風損失増大の原因となる風向調整羽根を通風
路の壁面に近接して設け、通風路を形成する後ガイドの
吐出側を円弧状とし、この円弧にそって翼形風向調整羽
根をスライド可能とし、さらに前ガイドは翼形風向調整
羽根の弦の可動軌跡にほぼ等しい角度に形成したこと
で、風向調整羽根を可変した場合でも吹出通路幅はほぼ
一定で通路面積が確保される。これにより、通風損失が
増大することがない。さらに通風路内の風向調整羽根を
ガイド壁面に近接して設けているので吹出流路は風向調
整羽根により分割されることなく、風切り音等の発生も
なく常に安定した風向性能が得られる。したがってその
実用的効果は大なるものがある。
が減少し通風損失増大の原因となる風向調整羽根を通風
路の壁面に近接して設け、通風路を形成する後ガイドの
吐出側を円弧状とし、この円弧にそって翼形風向調整羽
根をスライド可能とし、さらに前ガイドは翼形風向調整
羽根の弦の可動軌跡にほぼ等しい角度に形成したこと
で、風向調整羽根を可変した場合でも吹出通路幅はほぼ
一定で通路面積が確保される。これにより、通風損失が
増大することがない。さらに通風路内の風向調整羽根を
ガイド壁面に近接して設けているので吹出流路は風向調
整羽根により分割されることなく、風切り音等の発生も
なく常に安定した風向性能が得られる。したがってその
実用的効果は大なるものがある。
第１図は本発明の一実施例を示す天井埋込型空気調和機
の縦断面図、第２図は第１図の実施例に装着された吹出
部分を示す要部縦断面図、第３図は第２図の風向調整羽
根を変更した場合の要部縦断面図、第４図は従来の天井
埋込型空気調和機の吹出部分を示す要部縦断面図であ
る。 17……吹出口、19……吹出通路、19a……前ガイド、19b
……後ガイド、20……風向調整羽根、20a……羽根円
弧、20b……羽根弦、20……羽根支持軸。
の縦断面図、第２図は第１図の実施例に装着された吹出
部分を示す要部縦断面図、第３図は第２図の風向調整羽
根を変更した場合の要部縦断面図、第４図は従来の天井
埋込型空気調和機の吹出部分を示す要部縦断面図であ
る。 17……吹出口、19……吹出通路、19a……前ガイド、19b
……後ガイド、20……風向調整羽根、20a……羽根円
弧、20b……羽根弦、20……羽根支持軸。
Claims (1)
- 【請求項１】温風あるいは冷風を機外に吹出す吹出口の
吹出通路を前ガイドと後ガイドで形成した空気調和機に
おいて、後ガイドの吹出側を任意の曲率半径の円弧状に
形成し、前記後ガイドの曲率半径とほぼ同じ円弧を有す
る翼形の風向調整羽根を前記後ガイドに近接して配設
し、前記後ガイドの曲面にそって可動にするとともに、
前記前ガイドは前記翼形の風向調整羽根の弦の可動軌跡
にほぼ等しい角度に形成したことを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22016087A JPH0814409B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22016087A JPH0814409B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6463746A JPS6463746A (en) | 1989-03-09 |
| JPH0814409B2 true JPH0814409B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=16746827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22016087A Expired - Fee Related JPH0814409B2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814409B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102032192B1 (ko) | 2015-10-23 | 2019-10-15 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
-
1987
- 1987-09-04 JP JP22016087A patent/JPH0814409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6463746A (en) | 1989-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |