JPH08144063A - アルミニウム系金属材料の表面処理方法 - Google Patents
アルミニウム系金属材料の表面処理方法Info
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- JPH08144063A JPH08144063A JP28842794A JP28842794A JPH08144063A JP H08144063 A JPH08144063 A JP H08144063A JP 28842794 A JP28842794 A JP 28842794A JP 28842794 A JP28842794 A JP 28842794A JP H08144063 A JPH08144063 A JP H08144063A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 過マンガン酸カリウム又はマンガン酸カリウ
ムあるいはその両方を1〜200g/リットルの割合で
含有し、かつ場合により化成皮膜形成促進剤を15g/
リットル以下の割合で含有する水溶液中に、アルミニウ
ム系金属材料を浸せきしてその表面に化成皮膜を形成さ
せる表面処理方法である。 【効果】 アルミニウム系金属材料の表面に、良好な耐
食性、防錆性、塗膜密着性をもたらす化成皮膜を効果的
に形成することができ、しかも従来法に比べて処理中に
有害なミストの発生が少ない上、排水の公害性も著しく
小さい。
ムあるいはその両方を1〜200g/リットルの割合で
含有し、かつ場合により化成皮膜形成促進剤を15g/
リットル以下の割合で含有する水溶液中に、アルミニウ
ム系金属材料を浸せきしてその表面に化成皮膜を形成さ
せる表面処理方法である。 【効果】 アルミニウム系金属材料の表面に、良好な耐
食性、防錆性、塗膜密着性をもたらす化成皮膜を効果的
に形成することができ、しかも従来法に比べて処理中に
有害なミストの発生が少ない上、排水の公害性も著しく
小さい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウム系金属材料
の表面処理方法の改良に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、アルミニウム系金属材料の表面
に、良好な耐食性、防錆性、塗膜密着性をもたらす化成
皮膜を効果的に形成することができ、しかも従来法に比
べて処理中に有害なミストの発生が少ない上、排水の公
害性も著しく小さく、環境汚染の面で有利なアルミニウ
ム系金属材料の表面処理方法に関するものである。
の表面処理方法の改良に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、アルミニウム系金属材料の表面
に、良好な耐食性、防錆性、塗膜密着性をもたらす化成
皮膜を効果的に形成することができ、しかも従来法に比
べて処理中に有害なミストの発生が少ない上、排水の公
害性も著しく小さく、環境汚染の面で有利なアルミニウ
ム系金属材料の表面処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムは軽量性、塑性加工性、耐
食性に優れ、かつ電気・熱伝導性が良好であるなど、金
属として多くの優れた特性を有することが知られてい
る。また、このアルミニウムに、銅、マンガン、亜鉛、
ケイ素、マグネシウム、リチウム、ニッケル、クロム、
マンガン、ジルコニウムなどを加え合金化したものは、
固溶体硬化、加工効果、時効硬化などによって、常温並
びに高温において機械的性質が著しく増大する上、耐食
性、耐摩耗性、低熱膨張係数、展延性などが改良され、
例えば家庭用品や飲料用缶などをはじめ、自動車、車
両、船舶、航空・宇宙、土木・建築などの分野において
幅広く用いられている。
食性に優れ、かつ電気・熱伝導性が良好であるなど、金
属として多くの優れた特性を有することが知られてい
る。また、このアルミニウムに、銅、マンガン、亜鉛、
ケイ素、マグネシウム、リチウム、ニッケル、クロム、
マンガン、ジルコニウムなどを加え合金化したものは、
固溶体硬化、加工効果、時効硬化などによって、常温並
びに高温において機械的性質が著しく増大する上、耐食
性、耐摩耗性、低熱膨張係数、展延性などが改良され、
例えば家庭用品や飲料用缶などをはじめ、自動車、車
両、船舶、航空・宇宙、土木・建築などの分野において
幅広く用いられている。
【0003】しかしながら、このようなアルミニウムや
その合金から成るアルミニウム系金属材料は、大気中で
酸化して薄い酸化皮膜で覆われ、塗装しにくく塗膜の密
着性が低下する上、海水や塩化物水溶液に対する耐食性
に劣り、かつ塩酸、硫酸、硝酸などの酸や水酸化ナトリ
ウムなどのアルカリに溶けやすいなどの欠点を有してい
る。
その合金から成るアルミニウム系金属材料は、大気中で
酸化して薄い酸化皮膜で覆われ、塗装しにくく塗膜の密
着性が低下する上、海水や塩化物水溶液に対する耐食性
に劣り、かつ塩酸、硫酸、硝酸などの酸や水酸化ナトリ
ウムなどのアルカリに溶けやすいなどの欠点を有してい
る。
【0004】このため、アルミニウム系金属材料の耐食
性、防錆性、塗膜密着性を向上させるために、従来、六
価クロム酸塩を主成分とする強酸性の水溶液を用いて、
アルミニウム系金属材料の表面処理を行い、その表面に
化成皮膜を形成させることが行われているが、この方法
は、取り扱いにくい強酸性液を用いなければならない、
六価クロムを含有する有害なミストを発生する、六価ク
ロムを含有する廃液による環境汚染をもたらすなどの欠
点を有している。
性、防錆性、塗膜密着性を向上させるために、従来、六
価クロム酸塩を主成分とする強酸性の水溶液を用いて、
アルミニウム系金属材料の表面処理を行い、その表面に
化成皮膜を形成させることが行われているが、この方法
は、取り扱いにくい強酸性液を用いなければならない、
六価クロムを含有する有害なミストを発生する、六価ク
ロムを含有する廃液による環境汚染をもたらすなどの欠
点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のアルミニウム系金属材料の表面処理方法が有する
欠点を克服し、アルミニウム系金属材料の表面に、良好
な耐食性、防錆性、塗膜密着性をもたらす化成皮膜を効
果的に形成することができ、しかも処理中に有害な生成
物の発生を伴わないアルミニウム系金属材料の表面処理
方法を提供することを目的としてなされたものである。
従来のアルミニウム系金属材料の表面処理方法が有する
欠点を克服し、アルミニウム系金属材料の表面に、良好
な耐食性、防錆性、塗膜密着性をもたらす化成皮膜を効
果的に形成することができ、しかも処理中に有害な生成
物の発生を伴わないアルミニウム系金属材料の表面処理
方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成するために鋭意研究を重ねた結果、六価クロムの排
出基準が0.5mg/リットルであるのに対し、マンガ
ンの排出基準が10mg/リットル(鉄の排出基準と同
じ)であり、マンガンは環境に極めてやさしいことに着
目し、過マンガン酸カリウムやマンガン酸カリウムを所
定の割合で含有し、かつ場合により化成皮膜形成促進剤
を所定の割合で含有する水溶液を用いて、アルミニウム
系金属材料を表面処理することにより、その目的を達成
しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
達成するために鋭意研究を重ねた結果、六価クロムの排
出基準が0.5mg/リットルであるのに対し、マンガ
ンの排出基準が10mg/リットル(鉄の排出基準と同
じ)であり、マンガンは環境に極めてやさしいことに着
目し、過マンガン酸カリウムやマンガン酸カリウムを所
定の割合で含有し、かつ場合により化成皮膜形成促進剤
を所定の割合で含有する水溶液を用いて、アルミニウム
系金属材料を表面処理することにより、その目的を達成
しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、過マンガン酸カリウ
ム又はマンガン酸カリウムあるいはその両方を1〜20
0g/リットルの割合で含有し、かつ場合により化成皮
膜形成促進剤を15g/リットル以下の割合で含有する
水溶液中に、アルミニウム系金属材料を浸せきしてその
表面に化成皮膜を形成させることを特徴とするアルミニ
ウム系金属材料の表面処理方法を提供するものである。
ム又はマンガン酸カリウムあるいはその両方を1〜20
0g/リットルの割合で含有し、かつ場合により化成皮
膜形成促進剤を15g/リットル以下の割合で含有する
水溶液中に、アルミニウム系金属材料を浸せきしてその
表面に化成皮膜を形成させることを特徴とするアルミニ
ウム系金属材料の表面処理方法を提供するものである。
【0008】本発明において、処理しうるアルミニウム
系金属材料は、金属アルミニウムやその合金から成る金
属材料である。金属アルミニウム(1000系)として
は、純度99.99%より高い高純度アルミニウムと1
%までの不純物と少量の添加元素を含む工業用純アルミ
ニウムがある。またアルミニウム合金としては、例えば
Al−Si合金系(4000系)、Al−Mn合金系
(3000系)、Al−Mn−Mg合金系(3000
系)、Al−Mg合金系(5000系)、Al−Cu合
金系(2000系)、Al−Cu−Mg合金系(200
0系)、Al−Mg−Si合金系(6000系)、Al
−Zn−Mg合金系(7000系)、Al−Zn−Mg
−Cu合金系(7000系)、Al−Li合金系(80
00系、2000系)などが挙げられる。本発明方法
は、これらのアルミニウム系金属材料のいずれに対して
も適用することができる。
系金属材料は、金属アルミニウムやその合金から成る金
属材料である。金属アルミニウム(1000系)として
は、純度99.99%より高い高純度アルミニウムと1
%までの不純物と少量の添加元素を含む工業用純アルミ
ニウムがある。またアルミニウム合金としては、例えば
Al−Si合金系(4000系)、Al−Mn合金系
(3000系)、Al−Mn−Mg合金系(3000
系)、Al−Mg合金系(5000系)、Al−Cu合
金系(2000系)、Al−Cu−Mg合金系(200
0系)、Al−Mg−Si合金系(6000系)、Al
−Zn−Mg合金系(7000系)、Al−Zn−Mg
−Cu合金系(7000系)、Al−Li合金系(80
00系、2000系)などが挙げられる。本発明方法
は、これらのアルミニウム系金属材料のいずれに対して
も適用することができる。
【0009】本発明においては、前記アルミニウム系金
属材料の表面処理に、処理液として、過マンガン酸カリ
ウム又はマンガン酸カリウムあるいはその両方を1〜2
00g/リットル、好ましくは3〜50g/リットルの
割合で含有する水溶液が用いられる。この含有量が1g
/リットル未満では化成皮膜が形成されにくいし、20
0g/リットルを超えると過マンガン酸カリウムやマン
ガン酸カリウムが溶解しにくくなる。
属材料の表面処理に、処理液として、過マンガン酸カリ
ウム又はマンガン酸カリウムあるいはその両方を1〜2
00g/リットル、好ましくは3〜50g/リットルの
割合で含有する水溶液が用いられる。この含有量が1g
/リットル未満では化成皮膜が形成されにくいし、20
0g/リットルを超えると過マンガン酸カリウムやマン
ガン酸カリウムが溶解しにくくなる。
【0010】また、この処理液には、所望により化成皮
膜形成促進剤を含有させてもよい。化成皮膜形成促進剤
としては、例えばHNO3、H2SO4、HFなどの鉱
酸、KOH、NaOH、NH4OHなどのアルカリ、K
F、NaFなどの中性フッ化物、NH4HF2、NaHF
2、KHF2などの酸性フッ化物、MnSiF6、MgS
iF6などのケイフッ化物などを挙げることができる。
膜形成促進剤を含有させてもよい。化成皮膜形成促進剤
としては、例えばHNO3、H2SO4、HFなどの鉱
酸、KOH、NaOH、NH4OHなどのアルカリ、K
F、NaFなどの中性フッ化物、NH4HF2、NaHF
2、KHF2などの酸性フッ化物、MnSiF6、MgS
iF6などのケイフッ化物などを挙げることができる。
【0011】これらの化成皮膜形成促進剤はそれぞれ単
独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いても
よく、またその含有量は15g/リットル以下、好まし
くは1〜10g/リットルの範囲で選ばれる。この含有
量が15g/リットルを超えるとその量の割には皮膜形
成促進効果の向上があまり認められず、また鉱酸を用い
る場合は酸性度が強くなりすぎて、皮膜形成性が低下す
る。
独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いても
よく、またその含有量は15g/リットル以下、好まし
くは1〜10g/リットルの範囲で選ばれる。この含有
量が15g/リットルを超えるとその量の割には皮膜形
成促進効果の向上があまり認められず、また鉱酸を用い
る場合は酸性度が強くなりすぎて、皮膜形成性が低下す
る。
【0012】本発明においては、このようにして調製さ
れた処理液中にアルミニウム系金属材料を浸せきして、
その表面に化成皮膜を形成させる。その際、処理液の温
度については特に制限はないが、20〜60℃の範囲が
好ましい。また、浸せき時間は、過マンガン酸カリウム
やマンガン酸カリウムの濃度、所望により用いられる化
成皮膜形成促進剤の種類や濃度、処理温度などにより異
なり、一概に決めることはできないが、通常1〜60分
間程度で十分である。浸せき処理後は、ただちに水洗
し、乾燥することにより、表面に化成皮膜が形成された
アルミニウム系金属材料が得られる。
れた処理液中にアルミニウム系金属材料を浸せきして、
その表面に化成皮膜を形成させる。その際、処理液の温
度については特に制限はないが、20〜60℃の範囲が
好ましい。また、浸せき時間は、過マンガン酸カリウム
やマンガン酸カリウムの濃度、所望により用いられる化
成皮膜形成促進剤の種類や濃度、処理温度などにより異
なり、一概に決めることはできないが、通常1〜60分
間程度で十分である。浸せき処理後は、ただちに水洗
し、乾燥することにより、表面に化成皮膜が形成された
アルミニウム系金属材料が得られる。
【0013】
【発明の効果】本発明によると、アルミニウム系金属材
料の表面に良好な耐食性、防錆性、塗膜密着性をもたら
す化成皮膜を効果的に形成することができ、しかも従来
法に比べて処理中に有害なミストの発生が少ない上、排
水の公害性も著しく小さく、環境汚染の面で有利であ
る。
料の表面に良好な耐食性、防錆性、塗膜密着性をもたら
す化成皮膜を効果的に形成することができ、しかも従来
法に比べて処理中に有害なミストの発生が少ない上、排
水の公害性も著しく小さく、環境汚染の面で有利であ
る。
【0014】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
【0015】実施例1 アルミニウム系金属材料として、工業用純アルミニウム
展伸材「1100」(Si、Fe:1.0%、Cu:
0.05〜0.20%、Mn:0.05%、Zn:0.
10%、Al:99.00%以上)を用いた。このアル
ミニウム展伸材の試験片(50×50×2mm)に脱脂
及び酸洗浄の前処理を施したのち、これを、50℃に保
持したKMnO4、10g/リットル水溶液中に、20
分間浸せきして、表面に化成皮膜を形成させた。次い
で、この試験片をただちに水洗し、さらに60℃の温水
中に浸せきしたのち、乾燥した。
展伸材「1100」(Si、Fe:1.0%、Cu:
0.05〜0.20%、Mn:0.05%、Zn:0.
10%、Al:99.00%以上)を用いた。このアル
ミニウム展伸材の試験片(50×50×2mm)に脱脂
及び酸洗浄の前処理を施したのち、これを、50℃に保
持したKMnO4、10g/リットル水溶液中に、20
分間浸せきして、表面に化成皮膜を形成させた。次い
で、この試験片をただちに水洗し、さらに60℃の温水
中に浸せきしたのち、乾燥した。
【0016】このようにして、化成皮膜を形成させたア
ルミニウム展伸材試験片について、耐食性、塗膜の密着
性及び塗装板の耐食性を評価した。 (1)耐食性 化成皮膜を形成させたアルミニウム展伸材試験片を、室
温に保持した塩化ナトリウム5重量%水溶液中に浸せき
し、錆が発生するまでの時間によって耐食性を評価した
ところ、120時間で一部錆の発生が認められた。
ルミニウム展伸材試験片について、耐食性、塗膜の密着
性及び塗装板の耐食性を評価した。 (1)耐食性 化成皮膜を形成させたアルミニウム展伸材試験片を、室
温に保持した塩化ナトリウム5重量%水溶液中に浸せき
し、錆が発生するまでの時間によって耐食性を評価した
ところ、120時間で一部錆の発生が認められた。
【0017】(2)塗膜密着性及び塗装板の耐食性 化成皮膜を形成させたアルミニウム展伸材試験片に、ま
ずプライマーとしてエポキシ系塗料を乾燥膜厚が20μ
mになるように塗布し、150℃で20分間焼付けたの
ち、アクリル系塗料を乾燥膜厚が30μmになるように
塗布し、150℃で20分間焼付けることにより、2層
仕上げとした。
ずプライマーとしてエポキシ系塗料を乾燥膜厚が20μ
mになるように塗布し、150℃で20分間焼付けたの
ち、アクリル系塗料を乾燥膜厚が30μmになるように
塗布し、150℃で20分間焼付けることにより、2層
仕上げとした。
【0018】この塗装板について、セロテープを用いる
碁盤目試験法によって、塗膜密着性を評価したところ、
基材からなんら塗膜の剥離が認められず、密着性は極め
て優れたものであった。さらに、同一塗装板を用いて、
試料下部に素地まで達するクロスカットを施し、5重量
%塩化ナトリウム水溶液を用いた塩水噴霧試験法(JI
S Z−2371)により、表面へのブリスター(塗膜
のふくれ)発生とクロスカット部での塗膜の剥離を観察
したところ、連続塩水噴霧を2,000時間行っても、
表面及びクロスカット部に変化が認められず、クロスカ
ット部からの塗膜剥離も生じなかった。
碁盤目試験法によって、塗膜密着性を評価したところ、
基材からなんら塗膜の剥離が認められず、密着性は極め
て優れたものであった。さらに、同一塗装板を用いて、
試料下部に素地まで達するクロスカットを施し、5重量
%塩化ナトリウム水溶液を用いた塩水噴霧試験法(JI
S Z−2371)により、表面へのブリスター(塗膜
のふくれ)発生とクロスカット部での塗膜の剥離を観察
したところ、連続塩水噴霧を2,000時間行っても、
表面及びクロスカット部に変化が認められず、クロスカ
ット部からの塗膜剥離も生じなかった。
【0019】比較例1 実施例1と同一のアルミニウム展伸材試験片を用い、従
来工業的に実施されているアルミニウム系金属材料防食
処理を重クロム酸塩‐硝酸浴によって行い、化成皮膜を
形成させた。
来工業的に実施されているアルミニウム系金属材料防食
処理を重クロム酸塩‐硝酸浴によって行い、化成皮膜を
形成させた。
【0020】このようにして、化成皮膜を形成させたア
ルミニウム展伸材試験片について、実施例1と同様の試
験法により耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を
評価した。 (1)耐食性 約24時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 連続塩水噴霧試験240時間で、表面に多数のブリスタ
ー(塗膜のふくれ)の発生が認められ、またクロスカッ
ト部の塗膜剥離が顕著であった。
ルミニウム展伸材試験片について、実施例1と同様の試
験法により耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を
評価した。 (1)耐食性 約24時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 連続塩水噴霧試験240時間で、表面に多数のブリスタ
ー(塗膜のふくれ)の発生が認められ、またクロスカッ
ト部の塗膜剥離が顕著であった。
【0021】実施例2 実施例1において、KMnO4の代わりに、K2MnO4
を用いた以外は、実施例1と全く同様にしてアルミニウ
ム展伸材試験片の表面に化成皮膜を形成させ、耐食性、
塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を評価したところ、耐
食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性は、いずれも実
施例1とほぼ同様の結果が得られた。
を用いた以外は、実施例1と全く同様にしてアルミニウ
ム展伸材試験片の表面に化成皮膜を形成させ、耐食性、
塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を評価したところ、耐
食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性は、いずれも実
施例1とほぼ同様の結果が得られた。
【0022】実施例3 KMnO4 100g/リットル及び硝酸 5g/リッ
トルを含有する水溶液を調製し、50℃に保持したこの
水溶液中に、実施例1と同一のアルミニウム展伸材試験
片を5分間浸せきして、表面に化成皮膜を形成させた。
この際、皮膜の形成過程を観察したところ、浸せき後、
約30秒経過した時点から皮膜の形成が認められ、実施
例1(浸せき後、10分経過した時点から皮膜の形成が
認められる)に比べて、皮膜形成が著しく促進されてい
た。
トルを含有する水溶液を調製し、50℃に保持したこの
水溶液中に、実施例1と同一のアルミニウム展伸材試験
片を5分間浸せきして、表面に化成皮膜を形成させた。
この際、皮膜の形成過程を観察したところ、浸せき後、
約30秒経過した時点から皮膜の形成が認められ、実施
例1(浸せき後、10分経過した時点から皮膜の形成が
認められる)に比べて、皮膜形成が著しく促進されてい
た。
【0023】この化成皮膜が形成されたアルミニウム展
伸材試験片について、実施例1と同様の試験法により耐
食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を評価したとこ
ろ、実施例1とほぼ同様の結果が得られ、比較例のもの
よりも優れていた。
伸材試験片について、実施例1と同様の試験法により耐
食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を評価したとこ
ろ、実施例1とほぼ同様の結果が得られ、比較例のもの
よりも優れていた。
【0024】実施例4 実施例3において、硝酸の代わりにH2SO4、HF、K
OH、NaOH、NH 4OH、KF、NaF、NH4HF
2、NaHF2、KHF2、MnSiF6及びMgSiF6
をそれぞれ用いた以外は、実施例3と同様にして化成皮
膜を形成させたところ、いずれも実施例3と同様に皮膜
形成の促進効果が認められた。
OH、NaOH、NH 4OH、KF、NaF、NH4HF
2、NaHF2、KHF2、MnSiF6及びMgSiF6
をそれぞれ用いた以外は、実施例3と同様にして化成皮
膜を形成させたところ、いずれも実施例3と同様に皮膜
形成の促進効果が認められた。
【0025】また、化成皮膜が形成されたアルミニウム
展伸材試験片について、実施例1と同様の試験法により
耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を評価したと
ころ、いずれも実施例1とほぼ同様の結果が得られ、比
較例のものよりも優れていた。
展伸材試験片について、実施例1と同様の試験法により
耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性を評価したと
ころ、いずれも実施例1とほぼ同様の結果が得られ、比
較例のものよりも優れていた。
【0026】実施例5 実施例1において、工業用純アルミニウム展伸材「11
00」の代わりに、Al−Si合金ダイカスト板「AC
4C」(Si:6.5〜7.5%、Fe:0.55%、
Cu:0.25%、Mn:0.35%、Mg:0.25
〜0.45%、Zn:0.35%、Ni:0.10%、
Ti:0.20%、Pb:0.10%、Sn:0.05
%、Cr:0.10%、Al:残部)を用いた以外は、
実施例1と同様にして化成皮膜を形成させた。
00」の代わりに、Al−Si合金ダイカスト板「AC
4C」(Si:6.5〜7.5%、Fe:0.55%、
Cu:0.25%、Mn:0.35%、Mg:0.25
〜0.45%、Zn:0.35%、Ni:0.10%、
Ti:0.20%、Pb:0.10%、Sn:0.05
%、Cr:0.10%、Al:残部)を用いた以外は、
実施例1と同様にして化成皮膜を形成させた。
【0027】このようにして、化成皮膜を形成させたA
l−Si合金ダイカスト板試験片について、実施例1と
同様の試験法により耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の
耐食性を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 実施例1と同様の結果が得られた。
l−Si合金ダイカスト板試験片について、実施例1と
同様の試験法により耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の
耐食性を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 実施例1と同様の結果が得られた。
【0028】比較例2 実施例5と同じAl−Si合金ダイカスト板を用い、比
較例1と同様にして化成皮膜を形成させ、耐食性、塗膜
の密着性及び塗装板の耐食性を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 連続塩水噴霧試験1000時間で、表面に多数のブリス
ター(塗膜のふくれ)の発生が認められ、またクロスカ
ット部の塗膜剥離が顕著であった。
較例1と同様にして化成皮膜を形成させ、耐食性、塗膜
の密着性及び塗装板の耐食性を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 連続塩水噴霧試験1000時間で、表面に多数のブリス
ター(塗膜のふくれ)の発生が認められ、またクロスカ
ット部の塗膜剥離が顕著であった。
【0029】実施例6 実施例1において、工業用純アルミニウム展伸材「11
00」の代わりに、Al−Cu合金展伸材「2011」
(Si:0.40%、Fe:0.7%、Cu:5.0〜
6.0%、Zn:0.30%、Pb:0.20〜0.6
%、Bi:0.20〜0.6%、Al:残部)を用いた
以外は、実施例1と同様にして化成皮膜を形成させた。
00」の代わりに、Al−Cu合金展伸材「2011」
(Si:0.40%、Fe:0.7%、Cu:5.0〜
6.0%、Zn:0.30%、Pb:0.20〜0.6
%、Bi:0.20〜0.6%、Al:残部)を用いた
以外は、実施例1と同様にして化成皮膜を形成させた。
【0030】このようにして、化成皮膜を形成させたA
l−Cu合金展伸材試験片について、実施例1と同様の
試験法により耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性
を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 実施例1と同様の結果が得られた。
l−Cu合金展伸材試験片について、実施例1と同様の
試験法により耐食性、塗膜の密着性及び塗装板の耐食性
を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 実施例1と同様の結果が得られた。
【0031】比較例3 実施例6と同じAl−Cu合金展伸材を用い、比較例1
と同様にして化成皮膜を形成させ、耐食性、塗膜の密着
性及び塗装板の耐食性を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 連続塩水噴霧試験1000時間で、表面に多数のブリス
ター(塗膜のふくれ)の発生が認められ、またクロスカ
ット部の塗膜剥離が顕著であった。
と同様にして化成皮膜を形成させ、耐食性、塗膜の密着
性及び塗装板の耐食性を評価した。 (1)耐食性 約120時間で一部錆の発生が認められた。 (2)塗膜の密着性及び塗装板の耐食性 連続塩水噴霧試験1000時間で、表面に多数のブリス
ター(塗膜のふくれ)の発生が認められ、またクロスカ
ット部の塗膜剥離が顕著であった。
Claims (4)
- 【請求項1】 過マンガン酸カリウム又はマンガン酸カ
リウムあるいはその両方を1〜200g/リットルの割
合で含有する水溶液中に、アルミニウム系金属材料を浸
せきしてその表面に化成皮膜を形成させることを特徴と
するアルミニウム系金属材料の表面処理方法。 - 【請求項2】 過マンガン酸カリウム又はマンガン酸カ
リウムあるいはその両方を1〜200g/リットルの割
合で含有し、かつ化成皮膜形成促進剤を15g/リット
ル以下の割合で含有する水溶液中に、アルミニウム系金
属材料を浸せきしてその表面に化成皮膜を形成させるこ
とを特徴とするアルミニウム系金属材料の表面処理方
法。 - 【請求項3】 化成皮膜形成促進剤が、鉱酸、アルカ
リ、中性フッ化物、酸性フッ化物及びケイフッ化物の中
から選ばれた少なくとも1種である請求項2記載のアル
ミニウム系金属材料の表面処理方法。 - 【請求項4】 処理液中の化成皮膜形成促進剤の含有量
が1〜10g/リットルである請求項2又は3記載のア
ルミニウム系金属材料の表面処理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28842794A JP3409471B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | アルミニウム系金属材料の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28842794A JP3409471B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | アルミニウム系金属材料の表面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144063A true JPH08144063A (ja) | 1996-06-04 |
JP3409471B2 JP3409471B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=17730083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28842794A Expired - Fee Related JP3409471B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | アルミニウム系金属材料の表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3409471B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1017505A1 (en) * | 1997-05-22 | 2000-07-12 | Henkel Corporation | Water-based liquid treatment for aluminum and its alloys |
FR2873718A1 (fr) * | 2004-07-28 | 2006-02-03 | Pechiney Rhenalu Sa | Procede de formation d'une couche de conversion sur un produit en alliage d'aluminium destine a etre brase |
JP2007517982A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | 中國國際海運集装箱(集團)股▲フン▼有限公司 | フロムフリー不動態化溶液 |
CN104630756A (zh) * | 2015-01-29 | 2015-05-20 | 苏州容电储能科技有限公司 | 在铝表面形成高导热亲水纳米陶瓷膜的方法 |
JP2018017073A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 住友化学株式会社 | 改修排水ドレン用アルミニウム材、改修排水ドレン用板状構造体およびその製造方法 |
KR102101180B1 (ko) * | 2019-09-06 | 2020-04-16 | 농업회사법인(유)부령산업 | 산화제와 고화제를 이용한 알루미늄 분진의 처리 방법 |
US11408077B2 (en) | 2013-05-14 | 2022-08-09 | Prc-Desoto International, Inc. | Permanganate based conversion coating compositions |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28842794A patent/JP3409471B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1017505A4 (en) * | 1997-05-22 | 2000-08-16 | Henkel Corp | AQUEOUS-BASED LIQUID TREATMENT FOR ALUMINUM AND ITS ALLOYS |
JP2007517982A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | 中國國際海運集装箱(集團)股▲フン▼有限公司 | フロムフリー不動態化溶液 |
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WO2006018535A1 (fr) * | 2004-07-28 | 2006-02-23 | Alcan Rhenalu | Procede de formation d ' une couche de conversion sur un produit en alliage d ' aluminium avant le procede de brasage sans flux |
US7875129B2 (en) | 2004-07-28 | 2011-01-25 | Alcan Rhenalu | Method for forming a conversion layer on an aluminum alloy product prior to fluxless brazing |
US11408077B2 (en) | 2013-05-14 | 2022-08-09 | Prc-Desoto International, Inc. | Permanganate based conversion coating compositions |
CN104630756A (zh) * | 2015-01-29 | 2015-05-20 | 苏州容电储能科技有限公司 | 在铝表面形成高导热亲水纳米陶瓷膜的方法 |
JP2018017073A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 住友化学株式会社 | 改修排水ドレン用アルミニウム材、改修排水ドレン用板状構造体およびその製造方法 |
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