JPH08143218A - 保護シート剥離装置 - Google Patents

保護シート剥離装置

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JPH08143218A
JPH08143218A JP29004094A JP29004094A JPH08143218A JP H08143218 A JPH08143218 A JP H08143218A JP 29004094 A JP29004094 A JP 29004094A JP 29004094 A JP29004094 A JP 29004094A JP H08143218 A JPH08143218 A JP H08143218A
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JP
Japan
Prior art keywords
protective sheet
adhesive tape
peeling
pressing
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP29004094A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Tomizawa
照亨 富沢
Takeo Morino
武夫 森野
Takashi Sunaga
隆 須長
Yoshio Kamioka
義雄 上岡
Shinichi Toyooka
伸一 豊岡
Naoya Matsumura
直哉 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁基板の保護シートの剥離が確実に行える
ようにする。 【構成】 供給リール10から供給された粘着テープ1
1がテープ押し当てローラ15により絶縁基板7上の保
護シートに押し当てられた後、該ローラ15が前進移動
する際に保護シートが剥離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混成集積回路を構成す
る絶縁基板に装着された保護シートを剥離する保護シー
ト剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図9及び図10に示す混成集積回
路2を組み立てる場合、手作業にてその表面に導電路3
が形成され、この上に半導体チップ4等が固着された回
路基板5をケース6と絶縁基板7とで包み込んだ形で夫
々を接着剤で固着した後、封止剤の樹脂でモールドして
いた。そのため、作業性が悪く、ライン化が要望されて
いた。
【0003】そこで、本出願人はケース6をコンベアに
載せて搬送し、ある工程でケースに接着剤を塗布し、次
工程で回路基板5を接着させ、次工程で該回路基板5の
上から接着剤が塗布された絶縁基板7を接着させるライ
ンを考えた。このとき、絶縁基板7の接着面には接着剤
が塗布される前まで保護シートが装着されている。これ
は、絶縁基板作製時のシャーリング工程やプレス工程で
のキズ防止や搬送工程でのキズの防止や塵埃が付着しな
いようにするためである。
【0004】そして、製品化する際に保護シートを剥離
しないで回路基板5と絶縁基板7とを接着した場合に
は、重大な特性不良を引き起こすため、それを剥離する
工程が必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は絶縁
基板の保護シートの剥離が確実に行えるようにすること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
は混成集積回路を構成する絶縁基板に装着された保護シ
ートを剥離する保護シート剥離装置に於いて、前記絶縁
基板の保護シート面に粘着テープを供給する供給装置
と、該保護シート上に供給された粘着テープを保護シー
トに押し当てる押し当て装置と、該押し当て装置により
保護シートを粘着した粘着テープを巻き取る巻取り装置
とを設けたものである。
【0007】また請求項2の発明は、混成集積回路を構
成する絶縁基板に装着された保護シートを剥離する保護
シート剥離装置に於いて、前記絶縁基板の保護シート面
に粘着テープを供給する供給装置と、該保護シート上に
供給された粘着テープを保護シートに押し当てる押し当
て装置と、該押し当て機構により保護シートを粘着した
粘着テープを巻き取る巻取り装置と、保護シートの剥離
を検出する検出装置とを設けたものである。
【0008】
【作用】以上の構成から、請求項1の発明では供給装置
から供給された粘着テープが押し当て装置により絶縁基
板上の保護シートに押し当てられた後、巻取り装置によ
り巻き取られて保護シートが剥離される。また、請求項
2の発明では供給装置から供給された粘着テープが押し
当て装置により絶縁基板上の保護シートに押し当てられ
た後、巻取り装置により巻き取られて保護シートが剥離
され、検出装置により剥離が完了したか否か検出され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は保護シート剥離装置を示す図で、1は図
示しない混成集積回路組立ラインに絶縁基板7を載置し
て搬送する搬送コンベアで、後述する保護シート面を上
に向けて搬送する。10は粘着テープ11が巻回された
供給リールで、図示しない駆動モータにより常時矢印方
向に回動するように負荷が掛かっている。該供給リール
10から引き出された粘着テープ11は後述するテープ
押し当てローラ15、ピッチ送り駆動ローラ17及びテ
ンションローラ20、21、21、23、24を介して
その先端が同じく駆動モータにより常時矢印方向に回動
するように負荷の掛かっている巻取りリール26に巻回
されている。
【0010】30は供給リール10から引き出された粘
着テープ11の有無を検出する検出センサで、テープ1
1が存在するときには投光器から投光された光がテープ
11により遮光されて受光器に受光されないことにより
検出される。テープ押し当てローラ15は、ローラ押し
当てシリンダ35の駆動により図2に示すように支点3
6を軸に揺動され粘着テープ11の粘着面を絶縁基板7
の保護シートに押し当て、この状態でローラ横行シリン
ダ37の駆動によりガイド38に案内されて移動されて
テープ11と保護シートとが密着された状態で押し当て
ローラ15が図3に示す位置まで移動すると剥離が完了
する。この押し当てローラ15の前進移動により緩んだ
粘着テープ11は供給リール10の回動によりリール1
0側に戻り動作され、所定位置に待機した例えば反射型
の光電スイッチから成る保護シート剥離検出センサ40
により剥離が完了したか否かが検出される。尚、前記ロ
ーラ15は図5に示すようにプレス工程で基板7にバリ
Aが発生し保護シート45の端面を覆ってしまうことが
あり、粘着テープ11と保護シート45との接着が不完
全になり易く剥離し難いため、幾分弾性のある合成樹脂
等の材質から形成され、基板7の角部に押し当てた際に
幾分変形して接着し易いようになっている。
【0011】また、粘着テープ11と保護シート45と
の位置関係は図4に示すように保護シート剥離検出セン
サ40での検出のため、保護シート45の側端部がシー
ト45からはみ出るように設定されている。即ち、現在
絶縁基板7に貼付されている保護シート45はプレス工
程時等に剥がれないだけの粘着力を持つと共に剥離作業
時には剥離し易いという必要性から透明のシートが使用
されている。また、粘着テープ11は接着剤が塗布され
ているため、淡黄色となっている。従って、テープ11
にシート45全面を貼付したのでは検出不可能となるか
らである。尚、はみ出させる量はあまりはみ出させると
粘着力が弱まり、剥離ミスを起こすおそれがあるため、
図4に示すようにセンサ40による検出に必要なだけ、
数mm程度としてある。
【0012】以下、当該保護シート剥離検出センサ40
について説明する。41は保護シート有無検出センサで
あり、図4に示すように今回分の保護シート45Aが剥
離されていればセンサ41から投光された光が保護シー
ト45Aで反射されて受光される。42は粘着テープ蛇
行検出センサであり、前記センサ41の所定ピッチ(例
えば、図4に示すようにシート剥離ピッチL2に誤差±
Aを含めたピッチ分L1)上方に配置されている。
【0013】そして、センサ41がON(投光された光
が反射されて受光される)で、センサ42がOFF(投
光された光がそのまま透過される)になると、図示しな
い制御装置は剥離完了と判断する。これにより、例え
ば、図6に示すようにセンサ40Aを1体設けたものの
ように保護シート45が剥離されていなくても粘着テー
プ11が蛇行する(前述したようにローラ横行シリンダ
37の前進移動時にシート45を剥離すると共に供給リ
ール10の回動によりテープ11をセンサ40位置まで
巻き戻す機構のため、テープ11は蛇行するおそれがあ
る。また、前述したように粘着力の低下を防ぐため、シ
ート45のはみ出し量をセンサ40での検出に必要な数
mm程度と少なくしてあるため、少しの蛇行でも誤検出
する可能性がある。)ことにより、剥離完了と検出して
しまうようなことがなく、シート45が剥離されていな
い基板7を製品化してしまうことがなくなり、製品不良
を防止できる。即ち、図7に示すようにシート45を剥
離していようが、いまいとテープ11がセンサ側に蛇行
して両センサ41、42ともON(投光された光が反射
されて受光される)になることにより、図示しない制御
装置はテープ蛇行と判断して、装置を停止させる。ま
た、図示しない報知装置を介して異常報知させても良
い。このように粘着テープ11が蛇行した場合には、保
護シート45が剥離されているのか否かの確認ができな
いため、安全対策で装置を停止させている。即ち、剥離
が完了していないにもかかわらず、正常と判断してしま
い、そのまま製品となり製品不良を起こすおそれがなく
なり、単に作業停止だけで済む。
【0014】また、図8に示すようにシート45を剥離
していようが、いまいとテープ11がセンサと逆側に蛇
行して両センサ41、42ともOFF(投光された光が
そのまま透過される)になることにより、図示しない制
御装置は前述と同様に装置を停止させたり、異常報知す
る。以上のように、図4に示すようにセンサ41がON
で、センサ42がOFFの場合だけ、制御装置は剥離完
了と判断する。
【0015】ピッチ送り駆動ローラ17は図示しない駆
動モータにより回動され、剥離動作が完了した粘着テー
プ11を所定ピッチ巻取りリール26に巻き取らせるた
めに矢印方向に回動される。50はピッチ送り駆動ロー
ラ17によるテープ11の送り動作を補助するテープ押
し付けシリンダで、テープ11をローラ17に押し付け
て巻き取り易くしている。
【0016】60は巻取りリール26に巻取られたテー
プ11が満杯になったことを検出する近接スイッチから
成る満杯検出センサである。以下、動作について説明す
る。先ず絶縁基板7が搬送コンベア1に載置された状態
でテープ剥離装置位置まで搬送されてくると、ローラ押
し当てシリンダ35の駆動により押し当てローラ15が
支点36を軸に回動されて保護シート面に押し当てら
れ、この状態でローラ横行シリンダ37の駆動によりガ
イド38に案内されて移動されてテープ11と保護シー
ト45とが密着された状態で押し当てローラ15が図3
に示す位置まで移動して剥離が完了する。この押し当て
ローラ15の前進移動により緩んだ粘着テープ11は供
給リール10の回動によりリール10側に戻り動作さ
れ、剥離検出センサ40により剥離が完了したか否か検
出される。保護シート45がテープ11に粘着されてい
る(剥離が完了している)と検出された場合には、ピッ
チ送り駆動ローラ17が駆動され、剥離動作が完了した
粘着テープ11が所定ピッチ巻取りリール26側に送ら
れる。また、剥離されていないと判断された場合には装
置を異常停止させて、報知する。また、当該絶縁基板7
に対して再び剥離作業を行わせるようにしても良い。
【0017】以上のようにして、保護シート45が剥離
された絶縁基板7が混成集積回路組立ラインに供給さ
れ、いくつかの工程を経て混成集積回路2が完成され
る。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明によれば混成集積回路の組
立工程のライン化に伴う絶縁基板の保護シートの剥離作
業を自動化することができる。また、保護シートの剥離
作業か確実に行われたか否か検出でき、保護シートが剥
離されていない絶縁基板を後工程に搬送することがな
く、不良品を作ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護シート剥離装置を示す図である。
【図2】保護シート剥離作業を示す図である。
【図3】保護シート剥離作業を示す図である。
【図4】保護シート剥離検出センサを示す図である。
【図5】保護シート剥離状態を示す図である。
【図6】粘着テープの蛇行状態を示す図である。
【図7】粘着テープの蛇行状態を示す図である。
【図8】粘着テープの蛇行状態を示す図である。
【図9】混成集積回路の分解斜視図である。
【図10】混成集積回路の断面図である。
【符号の説明】
7 絶縁基板 10 供給リール 11 粘着テープ 15 テープ押し当てローラ 17 ピッチ送り駆動ローラ 26 巻取りリール 40 保護シート剥離検出センサ 41 保護シート有無検出センサ 42 粘着テープ蛇行検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上岡 義雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 豊岡 伸一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松村 直哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混成集積回路を構成する絶縁基板に装着
    された保護シートを剥離する保護シート剥離装置に於い
    て、前記絶縁基板の保護シート面に粘着テープを供給す
    る供給装置と、該保護シート上に供給された粘着テープ
    を保護シートに押し当てる押し当て装置と、該押し当て
    装置により保護シートを粘着した粘着テープを巻き取る
    巻取り装置とを設けたことを特徴とする保護シート剥離
    装置。
  2. 【請求項2】 混成集積回路を構成する絶縁基板に装着
    された保護シートを剥離する保護シート剥離装置に於い
    て、前記絶縁基板の保護シート面に粘着テープを供給す
    る供給装置と、該保護シート上に供給された粘着テープ
    を保護シートに押し当てる押し当て装置と、該押し当て
    装置により保護シートを粘着した粘着テープを巻き取る
    巻取り装置と、保護シートの剥離を検出する検出装置と
    を設けたことを特徴とする保護シート剥離装置。
JP29004094A 1994-11-24 1994-11-24 保護シート剥離装置 Pending JPH08143218A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101330403B1 (ko) * 2006-12-29 2013-11-15 엘지디스플레이 주식회사 기판의 보호필름 제거장치
CN111498580A (zh) * 2020-04-21 2020-08-07 颀中科技(苏州)有限公司 一种芯片卷带上料装置

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