JPH08142803A - ワイパー装置 - Google Patents

ワイパー装置

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Publication number
JPH08142803A
JPH08142803A JP6282366A JP28236694A JPH08142803A JP H08142803 A JPH08142803 A JP H08142803A JP 6282366 A JP6282366 A JP 6282366A JP 28236694 A JP28236694 A JP 28236694A JP H08142803 A JPH08142803 A JP H08142803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
wiper
wiper device
attached
windshield
Prior art date
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Pending
Application number
JP6282366A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Maruyama
修二 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delta KK
Original Assignee
Delta KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Delta KK filed Critical Delta KK
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Publication of JPH08142803A publication Critical patent/JPH08142803A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1本のワイパーで、かつ簡単な構成でウイン
ドシールドの大部分を拭払する。 【構成】 第1のアーム2の他端に取付け軸5を介して
第2のアーム4を屈曲可能に取付け、上記取付け軸5近
傍の上記第2のアーム4に取付け基部9を設け、該取付
け基部9に制御アーム6の一端を取付け軸8で取付け、
該制御アーム6の他端を第1のアーム2の取付け軸3の
近傍に取付け軸7で取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1本のワイパーアー
ムを用いて車両のウインドシールド表面の水滴を拭払す
るワイパー装置に関し、特に、簡単な構造でより広い面
積を拭払することのできるワイパー装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用のウインドシールド表面に
付着した雨等の水分を除去する装置として周知のワイパ
ー装置が用いられている。これは図3に示すように、ウ
インドシールド1に当接するワイパーゴムを有するワイ
パーアーム30,31(30a,31a)がそれぞれ所
定間隔をあけてウインドシールド1の下端縁部のダッシ
ュアッパーパネル等にモータ等からなる駆動機構ととも
に取付けられている。
【0003】ワイパー装置の非動作時には、ウインドシ
ールド1の下端部に点線で示すようにワイパーアーム3
0a,31aは位置しており、動作時には取付け軸を中
心として回動して30,31で示す位置まで移動する。
これによって領域1bで示す範囲が拭払される。
【0004】以上のように構成されたワイパー装置で
は、ウインドシールド1の拭き残し領域1aが比較的多
いという問題点や、往復動作中における折り返し位置が
運転者の視界の正面にくることからアームが運転者の視
界に入り不快感を与えたり、またワイパーアームが2本
必要なことから、これの駆動機構であるモータ等の部品
点数も増加し、コスト的にもネックになるという問題点
等があった。
【0005】そこで、例えば、特開昭62-31548号公報,
特開平3-5261号公報等に示されるように、ワイパーアー
ムの本数を1本にするとともに、その拭き取り面積を増
大させるように工夫したものが種々見受けられるが、い
ずれもその動作機構が複雑であったり、また窓枠近傍の
領域の拭き取りができないものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイパー装置
は、以上のように構成されており、ワイパーアームを1
本にしても、拭き取り面積を向上させるための機構が複
雑であったり、また窓枠近傍における拭き取りが行えな
い等の問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、1本のワイパーアームを用い、
かつ簡単な構成で窓枠近傍に至るまでウインドシールド
の広範囲を拭払することのできるワイパー装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワイパー
装置は、車体のウインドシールドガラス下側縁部にその
一端側が回動可能に取付けられた第1のアームと、該第
1のアームの他端部に屈曲可能に取り付けられた第2の
アームと、上記第1のアームの回動動作に伴い上記第2
のアームが上記第1のアームに対して略平行な状態から
略直角な状態に変化するよう、上記第2のアームの屈曲
動作を規制する動作規制機構とを備えたものである。
【0009】また上記第1のアーム、及び第2のアーム
に連続する1本のワイパーゴムを装着したものである。
【0010】
【作用】この発明においては、第1のアーム、及び第2
のアームからなるL字型の1本のワイパーがウインドシ
ールトに当接して屈曲動作することにより、ウインドシ
ールドの大部分を拭払する。
【0011】また、上記第1のアーム、及び第2のアー
ムに装着された連続する1本のワイパーゴムによって拭
き取りが行われ、拭払領域には水分によるスジ等の模様
が現れない。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を、図について説
明する。図1は本発明の実施例1によるワイパー装置の
構成を示す図であり、2はその一端側の取付け軸3がモ
ータ等の駆動機構の出力軸に取付けられる第1のアー
ム、4は第1のアーム2の他端側に取付け軸5によって
該軸を中心に屈曲可能に取付けられた第2のアーム、9
は該第2のアーム4の取付け軸5近傍に設けられ、後述
する制御アームの取付け場所となる取付け基部である。
6はその一端が取付け軸7によって車体のパネル等に固
定され、その他端が固定軸8によって上記取付け基部9
に取付けられた制御アーム、10は上記第1のアーム
2,第2のアーム4に嵌合して取付けられた1本の連続
するワイパーゴムである。
【0013】次に動作について説明する。図2は上記ワ
イパー装置をウインドシールドに当接させて動作させた
時の様子を示す図であり、ワイパー装置の非動作時には
第1,第2のアームは図に示す2,4の状態で停止して
いる。一方、動作時には、第1,第2のアーム2,4は
点線で示すように、2a,4aを経て2b,4bの位置
まで移動し、再び元の位置に戻り、この往復動作を繰り
返す。この動作によってウインドシールド1の大部分の
領域1bは拭払され、拭き残し領域1aはわずかであ
り、また拭き残し領域1aを除いては、窓枠近傍におい
ても拭払されている。
【0014】このように本実施例によれば、第1のアー
ム2と第2のアーム4とを取付け軸5を用いて屈曲可能
に連結し、上記第2のアーム4の上記第1のアーム2の
取付け軸3を中心とした回動動作時において第2のアー
ム4の取付け軸5を中心とした屈曲動作を制御する機構
(取付け基部9,制御アーム6,取付け軸7及び8)を
設け、上記第1のアーム2の回動動作に伴って上記第1
及び第2のアーム2,4の形状が略L字型から一直線状
になるように構成したので、1本のアームでもって簡単
な構成で、窓枠近傍を含め広い面積を拭払することがで
き、降雨時等における視界の確保を向上することができ
る。また上記第1及び第2のアーム2,4に連続する1
本のワイパーゴム10を取り付けることにより、図3に
示した従来例のように2本のワイパーを用いて拭払する
場合に、拭払される領域1b内において水分によるスジ
1cが発生するのを防止でき、拭き取り効果を高めるこ
とができる。また第1のアーム2,第2のアーム4に直
接ワイパーゴム10を取り付ける構成であるため、従来
のようにアーム部とブレード部とを個別に備える必要が
なく、構成部品の削減を図ることができ、ひいてはトラ
ブル発生の低減,メンテナンスの容易化を期待すること
ができる。
【0015】なお上記実施例では、第2のアーム4に取
付け基部9を設け、これに制御アーム6を軸支して第2
のアーム4の屈曲動作を制御するようにしたが、この第
2のアーム4の屈曲動作は、これ以外の機構でも、ワイ
パー装置作動時に第1のアーム2の回動動作に伴って第
1のアーム2と第2のアーム4とが略L字型から略一直
線の形状になるように変化させることのできるものであ
ればよい。
【0016】また、上記第1のアーム2と第2のアーム
4に連続する1本のワイパーゴム10を取り付けるよう
にしたが、上記第1及び第2のアーム2,4の連結部分
において、水分がウインドシールド1の領域1b内に侵
入しない形状であれば、途中に切れ目を有するものでも
よく、さらには多少の水分がウインドシールド1の領域
1b内に侵入しても構わないのであれば、特にその形状
に留意する必要もない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るワイパー
装置によれば、第1のアーム及び第2のアームからなる
L字型の1本のワイパーがウインドシールドに当接して
屈曲動作するようにしたので、ワイパーアームとブレー
ドとを兼用一体化でき、簡単な構成で、しかもウインド
シールドの大部分を拭払でき、製造コストの低減、拭き
取り効果の向上,視界の確保の向上を図ることができる
という効果がある。
【0018】また、第1のアーム、及び第2のアームに
1本の連続するワイパーゴムを装着することで、拭き取
り領域における水分のスジを無くすことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるワイパー装置の構
成を示す図である。
【図2】 上記ワイパー装置の動作時の様子を示す図で
ある。
【図3】 従来のワイパー装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ウインドシールド、1a 拭き取り領域、1b 拭
き残し領域、2,2a,2b 第1のアーム、3 取付
け軸、4,4a,4b 第2のアーム、5 取付け軸、
6 制御アーム、7 取付け軸、8 取付け軸、9 取
付け基部、10ワイパーゴム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のウインドシールドガラスの下側縁
    部にその一端側が回動可能に取付けられた第1のアーム
    と、 該第1のアームの他端部に屈曲可能に取り付けられた第
    2のアームと、 上記第1のアームの回動動作に伴い上記第2のアームが
    上記第1のアームに対して略平行な状態から略直角な状
    態に変化するよう上記第2のアームの屈曲動作を規制す
    る動作規制機構とを備えたことを特徴とするワイパー装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイパー装置において、 上記第1のアーム及び第2のアームに連続する1本のワ
    イパーゴムを備えたことを特徴とするワイパー装置。
JP6282366A 1994-11-17 1994-11-17 ワイパー装置 Pending JPH08142803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6282366A JPH08142803A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 ワイパー装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6282366A JPH08142803A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 ワイパー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08142803A true JPH08142803A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17651478

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6282366A Pending JPH08142803A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 ワイパー装置

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JP (1) JPH08142803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068810A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 富士重工業株式会社 車両用ワイパ装置
JP2021049796A (ja) * 2019-09-20 2021-04-01 コベルコ建機株式会社 建設機械用ワイパー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068810A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 富士重工業株式会社 車両用ワイパ装置
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