JP2021049796A - 建設機械用ワイパー - Google Patents

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【課題】キャブのフロントウインドウ上部の払拭領域を広くすることができる建設機械用ワイパーを提供する。【解決手段】キャブ5前面の少なくとも一方の側部には、上下方向に延びる側方フレーム部6bが設けられ、該側方フレーム部6bの上方には、第1湾曲形状部6Aが連続して形成される。払拭ブレード8aは、ピボット軸9aの回転により、キャブ5前面の一方の側方フレーム部6bに沿う起立位置P1から下方に回動してフロントウインドウ7の室外面に摺接しながら払拭動作を行う。払拭ブレード8aは、起立位置P1の状態において、側方フレーム部6bに沿って上方に延びる第1払拭部81と、第1払拭部81の上端に連続して設けられた第2払拭部82とを備え、第2払拭部82は、第1湾曲形状部6Aに沿って斜め上方に延びる。【選択図】図2

Description

本発明は、建設機械において操縦者が乗り込むキャブの前面に設けられたフロントウインドウの室外面を払拭可能な建設機械用のワイパーに関する。
従来より、建設機械には、操縦者の四方を取り囲むキャブが設けられ、該キャブには、その前面に取り付けられたフロントウインドウに雨水や土砂等が付着しても操縦が快適に行えるようフロントウインドウの室外面を払拭可能なワイパーが設けられている。例えば、特許文献1に開示されているワイパーは、キャブの下部における幅方向一側に位置するピボット軸の回転により、上下方向に延びる起立状態から下方に回動してフロントウインドウの室外面に摺接しながら払拭動作を行う払拭ブレードを備えている。
特開2001−158230号公報
ところで、建設機械のキャブは、操縦者の安全を守るために高い剛性を有する構造になっており、フロントウインドウの外周縁部を支持する矩形枠状の窓枠は、その四隅内側を湾曲形状にする構成が広く採用されている。
しかし、窓枠における四隅内側をそれぞれ湾曲形状にすると、特許文献1の如きワイパーの場合、払拭ブレードを窓枠の一方の側部における上下方向に延びる直線部に沿う起立状態にした際に払拭ブレードの先端部分が窓枠に接触しないように払拭ブレードの先端を窓枠における直線部の上方に連続して形成された湾曲形状部のR止まりの位置を超えない設計にする必要がある。したがって、払拭ブレードを窓枠の湾曲形状部に対応する領域に設けていない分だけフロントウインドウにおける払拭領域が狭くなってしまうという問題があった。特に建設機械においては、操縦者がキャブ内においてショベルやクレーン等の動作を確認する必要があるので、ワイパーにおけるフロントウインドウ上部の払拭領域を出来るだけ広くして視認性を高めたいという要求がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キャブのフロントウインドウ上部の払拭領域を広くすることができる建設機械用ワイパーを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ワイパー本体の先端部分における形状に工夫を凝らしたことを特徴とする。
具体的には、キャブ前面の窓枠に固定されたフロントウインドウの室外面を回動動作により払拭可能な建設機械用ワイパーを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記窓枠は、少なくとも一方の側部において上下方向に延びる直線部と、当該直線部の上方に連続して形成される湾曲形状部と、を有し、上記直線部に沿う起立位置から下方に回動する細棒状の払拭ブレードを備え、該払拭ブレードは、上記起立位置において、上記直線部に沿って上下方向に延びる第1払拭部と、該第1払拭部の上端に連続して設けられ、上記湾曲形状部に沿って斜め上方に延びる第2払拭部とを備えていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記第2払拭部は、直線状に延びていることを特徴とする。
第3の発明では、第1の発明において、上記第2払拭部は、上記湾曲形状部に対応するように緩やかに湾曲していることを特徴とする。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、上記払拭ブレードは、払拭動作時において上記フロントウインドウの室外面に摺接する細長いゴム体を備え、該ゴム体における上記第1及び第2払拭部の連続部分に対応する箇所には、上記フロントウインドウ側に開口する切欠部が形成されていることを特徴とする。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、上記第2払拭部は、可撓性を有するとともに上記第1払拭部に対して傾斜しながら上記キャブの室内側に延びる形状をなしていることを特徴とする。
第1の発明では、払拭ブレードが払拭動作を行うと、窓枠の湾曲形状部に対応する位置に設けられた払拭ブレードにおける第2払拭部の分だけ特許文献1の如きワイパーに比べて払拭領域が広くなる。特に、建設機械においては操縦時におけるフロントウインドウ上部の視認性を高めることが重要であるが、払拭ブレードにおける第2払拭部は、払拭ブレードがキャブ前面における窓枠の直線部に沿う起立位置において当該直線部の上方に設けられた湾曲形状部に対応する位置となっているので、払拭ブレードの払拭動作時におけるフロントウインドウ上部の払拭領域が広くなり、窓枠上部の一方の隅部が湾曲形状をなしていても操縦時におけるフロントウインドウ上部の視認性を高めることができる。
第2の発明では、第2払拭部が加工し易い単純な形状であるので、加工コストを低く抑えたワイパーにすることができる。
第3の発明では、払拭ブレードが払拭動作を行う際において、フロントウインドウの室外面に付着する雨水等が第2払拭部の湾曲部内方に抱え込まれながら第2払拭部の端部から漏れ出ないような状態でフロントウインドウの下方へと払い落とされるようになる。したがって、フロントウインドウに付着する雨水等を効率良く取り除くことができる。
第4の発明では、払拭ブレードが払拭動作を繰り返す際、ゴム体における第1払拭部と第2払拭部との連続部分に応力が集中しても、ゴム体における切欠部を挟んだ一方側と他方側とが互いに干渉することなく柔軟に変形するようになる。したがって、払拭ブレードの払拭動作時において、ゴム体における第1払拭部と第2払拭部との連続部分に応力が集中してゴム体に破損が生じたり、或いは、ゴム体における第1払拭部と第2払拭部との連続部分とフロントウインドウの室外面との間の摩擦抵抗が大きくなって異音が発生したりするのを防止することができる。
第5の発明では、払拭ブレードをフロントウインドウの室外面に接触させる際、可撓性を有する第2払拭部が撓みながらフロントウインドウの室外面に沿うようになる。したがって、払拭ブレードの基端側と比較して弱くなりがちな払拭ブレードの先端側のフロントウインドウ側に向く力を第2払拭部における撓み力によって補強することができ、払拭ブレードの払拭動作時における払拭性能の偏りを無くすことができる。
本発明の実施形態1に係るワイパーが取り付けられた油圧ショベルの斜視図である。 図1の油圧ショベルにおけるキャブを前側から見た概略正面図である。 図2のIII矢視図である。 図3のIV矢視図である。 本発明の実施形態2における図4相当図である。 本発明の実施形態3における図4相当図である。 本発明の実施形態4における図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る建設機械用ワイパー1が取り付けられた油圧ショベル10(建設機械)を示す。該油圧ショベル10は、主に掘削作業を行うためのものであり、クローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2の上方に旋回機構を介して取り付けられた上部旋回体3とを備え、当該上部旋回体3は、上下方向に延びる旋回軸心周りに旋回可能になっている。
上部旋回体3の幅方向一側には、掘削アタッチメント4が設けられ、該掘削アタッチメント4は、ブーム4a、アーム4b及びバケット4cを基端側から順に備えている。
一方、上部旋回体3の幅方向他側には、油圧ショベル10の操縦者を保護するボックス形状のキャブ5が設けられている。
該キャブ5は、当該キャブ5の骨格をなすキャブ本体6を備え、該キャブ本体6の前面には、当該キャブ本体6前面の全域に亘って上下に延びる長方形板状のフロントウインドウ7が取り付けられている。
該フロントウインドウ7は、図2に示すように、その外周縁部がキャブ本体6前面に設けられた矩形枠状をなす窓枠6aにより支持されている。
該窓枠6aは、キャブ5前面の各側部において上下方向に延びる一対の側方フレーム部6b(直線部)と、各側方フレーム部6bの上端同士を繋ぐ水平方向に延びる上側フレーム部6cと、各側方フレーム部6bの下端同士を繋ぐ水平方向に延びる下側フレーム部6dとで構成され、窓枠6aの四隅内側は、それぞれ湾曲形状をなしている。
すなわち、キャブ5前面の少なくとも一方の側部に設けられた側方フレーム部6bの上方には、湾曲形状部分が側方フレーム部6bに連続して形成されている。尚、以下では、便宜上、フロントウインドウ7上部の一方の湾曲形状部分を第1湾曲形状部6Aと呼び、他方の湾曲形状部分を第2湾曲形状部6Bと呼ぶことにする。
ワイパー1は、キャブ本体6の前面に設けられている。
ワイパー1は、細棒状をなすワイパー本体8を備え、該ワイパー本体8は、キャブ本体6前側の幅方向一側における内側に配設された駆動ユニット9により駆動するようになっている。
該駆動ユニット9は、キャブ本体6の室外に臨むピボット軸9aを有し、当該ピボット軸9aを正逆回転駆動させるようになっている。
ワイパー本体8は、当該ワイパー本体8の先端部分に設けられた払拭ブレード8aと、ワイパー本体8の基端側に設けられ、払拭ブレード8aを支持する支持アーム8bとを備え、該支持アーム8bの基端部分は、駆動ユニット9におけるピボット軸9aに取り付けられている。
払拭ブレード8aは、図3に示すように、一方の縁部がフロントウインドウ7の室外面に接する細長いゴム体8cと、側面視で緩やかなアーチ形状をなす可撓性を有する樹脂製の支持フレーム8dとで構成されている。
ゴム体8cは、図4に示すように、断面が略矢印形状をなしており、その他方の縁部における所定の間隔を明けた5か所において支持フレーム8dにより支持されている。
そして、ワイパー本体8は、図2に示すように、ピボット軸9aの回転により、幅方向一側の側方フレーム部6bに沿う起立位置P1と、下側フレーム部6dに沿う倒伏位置P2との間を回動するようになっている。
すなわち、払拭ブレード8aは、一方の側方フレーム部6bに沿う起立位置P1からピボット軸9aを中心に下方に回動してフロントウインドウ7の室外面に摺接しながら払拭動作を行うようになっている。
払拭ブレード8aは、起立位置P1において側方フレーム部6bに沿って上下方向に延びる第1払拭部81と、該第1払拭部81の上端に連続して設けられ、第1湾曲形状部6Aに沿って斜め上方に直線状に延びる第2払拭部82とを備え、図4に示すように、ゴム体8c及び支持フレーム8dは、第1払拭部81及び第2払拭部82の連続部分において一体に連続した形状になっている。
第2払拭部82は、支持フレーム8dの長手方向一側部分で構成される把持フレーム部83と、ゴム体8cの長手方向一側部分で構成されるゴム部84とを備えている。
把持フレーム部83は、ゴム体8cの他方の縁部に沿って延びる平坦な板状部83aと、該板状部83aに一体に形成され、フロントウインドウ7側に開口する略C字状の把持部83bとを備え、該把持部83bでゴム部84の他方の縁部側を挟み込むことによりゴム部84を把持するようになっている。
次に、ワイパー1によるフロントウインドウ7の室外面の払拭動作について詳述する。
まず、ワイパー1は、使用していない状態において、図1に示すように、一方の側方フレーム部6bに沿って真っ直ぐに延びる起立位置P1になっている。
次に、操縦者がワイパー1のスイッチを入れる。すると、駆動ユニット9におけるピボット軸9aが正逆回転駆動し、図2に示すように、ワイパー本体8が起立位置P1と倒伏位置P2との間を回動する。そして、ゴム体8cの一方の縁部がフロントウインドウ7の室外面に摺接しながら当該フロントウインドウ7の室外面に付着する雨水等を払拭する。このように、払拭ブレード8aが払拭動作を行うと、窓枠6aの第1湾曲形状部6Aに対応する位置に設けられた払拭ブレード8aにおける第2払拭部82の分だけ特許文献1の如きワイパーに比べて払拭領域が広くなる(図2のR1領域参照)。特に、建設機械においては、掘削アタッチメント4等の動作を確認するために操縦時におけるフロントウインドウ7上部の視認性を高めることが重要であるが、払拭ブレード8aにおける第2払拭部82は、払拭ブレード8aがキャブ5の前面における窓枠6aの側方フレーム部6bに沿う起立位置P1において当該側方フレーム部6bの上方に設けられた第1湾曲形状部6Aに対応する位置となっているので、払拭ブレード8aの払拭動作時におけるフロントウインドウ7上部の払拭領域が広くなり、窓枠6a上部の各隅部が湾曲形状をなしていても操縦時におけるフロントウインドウ7上部の視認性、特にキャブ5の正面から見て左側上部(掘削アタッチメント4側)の視認性を高めることができる。
また、払拭ブレード8aにおける第2払拭部82は、直線状をなしているので、加工がし易く加工コストを抑えたワイパー1にすることができる。
《発明の実施形態2》
図5は、本発明の実施形態2のワイパー1における払拭ブレード8aの先端側を示す。この実施形態2では、第2払拭部82の一部形状が実施形態1と異なるだけでその他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2の第2払拭部82は、第1湾曲形状部6Aに沿って緩やかに湾曲している。すなわち、把持フレーム部83の板状部83aが、第1湾曲形状部6Aの形状に対応するように平面視において緩やかに湾曲する弓形状をなしていて、ゴム体8cが板状部83aの弓形状に対応するように緩やかに湾曲した状態で把持フレーム部83に把持されている。
以上より、本発明の実施形態2によると、第2払拭部82が緩やかに湾曲しているので、払拭ブレード8aが払拭動作を行う際において、フロントウインドウ7の室外面に付着する雨水等が第2払拭部82の湾曲部分内方に抱え込まれながら第2払拭部82の端部から漏れ出ないような状態でフロントウインドウ7の下方へと払い落とされるようになる。したがって、フロントウインドウ7に付着する雨水等を効率良く取り除くことができる。
《発明の実施形態3》
図6は、本発明の実施形態3のワイパー1における払拭ブレード8aの先端側を示す。この実施形態3では、払拭ブレード8aにおけるゴム体8cの一部形状が実施形態1と異なるだけでその他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2のゴム体8cにおける第1払拭部81及び第2払拭部82の連続部分に対応する箇所には、フロントウインドウ7側に開口する切欠部8eが形成されている。
以上より、本発明の実施形態3によると、ゴム体8cに切欠部8eを設けたので、払拭ブレード8aが払拭動作を繰り返す際、ゴム体8cにおける第1払拭部81と第2払拭部82との連続部分に応力が集中しても、ゴム体8cにおける切欠部8eを挟んだ一方側と他方側とが互いに干渉することなく柔軟に変形するようになる。したがって、払拭ブレード8aの払拭動作時において、ゴム体8cにおける第1払拭部81と第2払拭部82との連続部分に応力が集中してゴム体8cに破損が生じたり、或いは、ゴム体8cにおける第1払拭部81と第2払拭部82との連続部分とフロントウインドウ7の室外面との間の摩擦抵抗が大きくなって異音が発生したりするのを防止することができる。
《発明の実施形態4》
図7は、本発明の実施形態4に係るワイパー1における払拭ブレード8aを示す。この実施形態4では、第2払拭部82の形状が実施形態1と異なるだけでその他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態4の第2払拭部82は、可撓性を有する樹脂材からなる把持フレーム部83とゴム部84とからなり、第1払拭部81の上端から当該第1払拭部81に対して傾斜しながらキャブ5の室内側に延びる形状をなしている。
以上より、本発明の実施形態4によると、払拭ブレード8aの一方の縁部をフロントウインドウ7の室外面に接触させる際、ゴム部84と可撓性を有する把持フレーム部83とからなる第2払拭部82が撓みながらフロントウインドウ7の室外面に沿うようになる。したがって、払拭ブレード8aをフロントウインドウ7の室外面に接触させる際において払拭ブレード8aの基端側と比較して弱くなりがちな払拭ブレード8aの先端側のフロントウインドウ7側に向く力をゴム部84及び把持フレーム部83における撓み力によって補強することができ、払拭ブレード8aの払拭動作時における払拭性能の偏りを無くすことができる。
尚、本発明の実施形態1〜4では、ワイパー1がキャブ5前面の幅方向一側に位置しているが、ワイパー1がキャブ5前面の幅方向他側に位置する構成であってもよい。すなわち、払拭ブレード8aの起立位置P1がキャブ5の幅方向他側の側方フレーム部6bに沿う状態で、且つ、払拭ブレード8aの第2払拭部82が第2湾曲形状部6Bに対応して傾斜する構造であってもよい。
また、本発明の実施形態1〜4では、支持フレーム8dを樹脂材で形成しているが、その他の材料、例えば、金属材で形成してもよい。
また、本発明の実施形態1〜4では、支持フレーム8dが一体構造になっているが、例えば、従来構造である直線状の支持フレーム8dの一端に第2払拭部82の一部構成となるフレーム部分を組み付けるような別体構造であってもよい。
また、本発明の実施形態1〜4のワイパー1は、油圧ショベル10のキャブ5に取り付けられているが、その他の建設機械のキャブにも適用することができる。
本発明は、建設機械において操縦者が乗り込むキャブの前面に設けられたフロントウインドウの室外面を払拭可能な建設機械用のワイパーに適している。
1 建設機械用ワイパー
5 キャブ
6b 側方フレーム部(直線部)
6A 第1湾曲形状部
6B 第2湾曲形状部
7 フロントウインドウ
8a 払拭ブレード
8c ゴム体
8e 切欠部
10 油圧ショベル(建設機械)
81 第1払拭部
82 第2払拭部
P1 起立位置

Claims (5)

  1. キャブ前面の窓枠に固定されたフロントウインドウの室外面を回動動作により払拭可能な建設機械用ワイパーであって、
    上記窓枠は、少なくとも一方の側部において上下方向に延びる直線部と、当該直線部の上方に連続して形成される湾曲形状部と、を有し、
    上記直線部に沿う起立位置から下方に回動する細棒状の払拭ブレードを備え、
    該払拭ブレードは、上記起立位置において、上記直線部に沿って上下方向に延びる第1払拭部と、該第1払拭部の上端に連続して設けられ、上記湾曲形状部に沿って斜め上方に延びる第2払拭部とを備えていることを特徴とする建設機械用ワイパー。
  2. 請求項1に記載の建設機械用ワイパーにおいて、
    上記第2払拭部は、直線状に延びていることを特徴とする建設機械用ワイパー。
  3. 請求項1に記載の建設機械用ワイパーにおいて、
    上記第2払拭部は、上記湾曲形状部に対応するように緩やかに湾曲していることを特徴とする建設機械用ワイパー。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の建設機械用ワイパーにおいて、
    上記払拭ブレードは、払拭動作時において上記フロントウインドウの室外面に摺接する細長いゴム体を備え、
    該ゴム体における上記第1及び第2払拭部の連続部分に対応する箇所には、上記フロントウインドウ側に開口する切欠部が形成されていることを特徴とする建設機械用ワイパー。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の建設機械用ワイパーにおいて、
    上記第2払拭部は、可撓性を有するとともに上記第1払拭部に対して傾斜しながら上記キャブの室内側に延びる形状をなしていることを特徴とする建設機械用ワイパー。
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