JP5173906B2 - 車両用ワイパ装置 - Google Patents
車両用ワイパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5173906B2 JP5173906B2 JP2009073858A JP2009073858A JP5173906B2 JP 5173906 B2 JP5173906 B2 JP 5173906B2 JP 2009073858 A JP2009073858 A JP 2009073858A JP 2009073858 A JP2009073858 A JP 2009073858A JP 5173906 B2 JP5173906 B2 JP 5173906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- wiper blade
- main arm
- arm
- connecting link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
特許文献1に記載されたワイパ装置は、メインアーム27、サブアーム28、メインアーム27及びサブアーム28に支持されたワイパブレード26を備えている。
メインアーム27は、アーム側ブラケット16に回動可能に設けられた第1軸部材17の上端部に設置され、第1軸部材17が連絡部19、リンク24及び回転板33を介してワイパモータ12に連動されており、メインアーム17は、第1軸部材17の軸芯周りに揺動するようにワイパモータ12によって駆動される。(各符号は、公報に記載されたものである。)
送りネジ10fは、モータ10eによって回転操作される。移動ウエイト10gは、送ネジ10fに螺合するメネジ10hを設けられており、送りネジ10fがモータ10eによって回転操作されることによってワイパアーム7の長手方向に移動操作される。
つまり、この慣性モーメント自動調整装置10では、ワイパアーム7の往復傾動が高速に切り換えられると、モータ10eが逆転操作され、移動ウエイト10gをワイパアーム根本方向に移動させてワイパアーム7の慣性モーメントを減少させ、ワイパアーム7の往復傾動が低速に切換えられると、モータ10eが正転操作され、移動ウエイト10gをワイパアーム先端方向に移動させてワイパアーム7の慣性モーメントを増加させる。(各符号は、公報に記載されたものである。)
従来のワイパ装置では、ワイパ回転速度を高速にした場合、ワイパブレード6の先端側に作用する遠心力が大になることにより、ワイパブレード6が払い下げ方向Dのストロークエンドに達した際、ワイパブレード6の先端側に掛かる動慣性力F1が大になって回転操作力F2も大になり、この回転操作力F2のためにサブアーム4に歪みが発生し、ワイパブレード6の先端側が払い拭きエリアから下方にはみ出るオーバーランが発生しやすくなっていた。動慣性力F1が大きい場合には、ワイパブレード6の先端側のオーバーランが大となり、ワイパブレード6の先端側がガラス1からも下方にはみ出る事態が発生する。
ウォッシャ液の使用状態や雨天時においてワイパ回転速度を高速にすると、ガラス面の水濡れのためにワイパブレード6の滑り動きがよくなることから、ワイパブレード6の先端側に掛かる動慣性力F1がより大になり、ワイパブレード6のオーバーランがより発生しやすくなっていた。
前記ワイパブレードの長手方向での中心位置が、前記メインアームの前記連結リンクに枢支作用する枢支点に対して、前記メインアームの揺動軸芯が位置する側に位置ずれした配置で、前記連結リンクが前記ワイパブレードを支持するように構成してあり、
前記連結リンクにおいて、前記メインアームの枢支点は、前記サブアームの枢支点よりも前記ワイパブレードの支持位置側に位置している。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ワイパ装置が装備された乗用車のフロント窓部を示す正面図である。この図に示すように、本発明の実施の形態に係る車両用ワイパ装置は、フロントガラス1の下方にフロントガラス1の下端近くに配置して設けたワイパ支持部2からフロントガラス1の表面側に向けて延出したメインアーム3及びサブアーム4を備え、メインアーム3及びサブアーム4の先端部に基端側が連結された連結リンク5を備え、この連結リンク5の先端側に支持されたワイパブレード6を備え、フロントガラス1の下方に車体内部に配置して設けた電動式のワイパモータ7を備えて構成してある。
連結リンク5は、ワイパブレード6を支持するのに、ワイパブレード6の前記中心位置Cがメインアーム3の枢支点P3に対してメインアーム3の揺動軸芯P1が位置する側に位置ずれした配置で支持している。これにより、連結リンク5は、メインアーム3の枢支点P3からワイパブレード6のブレード本体6aの先端6cまでの距離Lをワイパブレード6の全長Wの長さの割に短くしている。
すなわち、ワイパモータ7が駆動されると、メインアーム3が揺動軸芯P1まわりにワイパモータ7の駆動力によって往復揺動操作されて連結リンク5を移動操作することにより、ワイパブレード6をフロントガラス1の表面側で払い上げ方向U及び払い下げ方向Dに移動させる。ワイパブレード6の移動に伴い、サブアーム4が揺動軸芯P2まわりに揺動しながら連結リンク5を枢支点P3まわりに揺動操作してワイパブレード6の姿勢を調整することによってワイパブレード6が所定の拭き取り軌跡を描きながら移動し、ワイパブレード6がフロントガラス1の表面側における所定の払い拭きエリアA(図1参照)を払い上げ方向U及び払い下げ方向Dに移動してブレード本体6bによって払い拭きエリアAを払い拭く。
4 サブアーム
5 連結リンク
6 ワイパブレード
C ワイパブレードの中心位置
P1 メインアームの揺動軸芯
P3 枢支点
Claims (1)
- 駆動揺動自在なメインアームと、前記メインアームの揺動軸芯の近くで揺動自在に支持されたサブアームと、前記メインアーム及び前記サブアームの先端部に枢支された連結リンクと、ガラス面に払い拭き作用するように前記連結リンクに支持されたワイパブレードとを備えた車両用ワイパ装置であって、
前記ワイパブレードの長手方向での中心位置が、前記メインアームの前記連結リンクに枢支作用する枢支点に対して、前記メインアームの揺動軸芯が位置する側に位置ずれした配置で、前記連結リンクが前記ワイパブレードを支持するように構成してあり、
前記連結リンクにおいて、前記メインアームの枢支点は、前記サブアームの枢支点よりも前記ワイパブレードの支持位置側に位置している車両用ワイパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073858A JP5173906B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 車両用ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073858A JP5173906B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 車両用ワイパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010221942A JP2010221942A (ja) | 2010-10-07 |
JP5173906B2 true JP5173906B2 (ja) | 2013-04-03 |
Family
ID=43039592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009073858A Expired - Fee Related JP5173906B2 (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 車両用ワイパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5173906B2 (ja) |
-
2009
- 2009-03-25 JP JP2009073858A patent/JP5173906B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010221942A (ja) | 2010-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8122559B2 (en) | Wiper system for vehicle | |
JP2005511382A (ja) | 特に自動車に用いられるウィンドガラスワイパ装置 | |
EP2233374A1 (en) | Wiper device | |
JP5619375B2 (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JPH0613284B2 (ja) | ワイパ装置 | |
US20080141482A1 (en) | Pantograph-Type Windscreen Wiper | |
JP5173906B2 (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
EP2377732A1 (en) | Windscreen wiper device | |
KR100379966B1 (ko) | 닦임각도 조절형 와이퍼 장치 | |
JPH07251714A (ja) | ウインドシールドワイパ装置 | |
CN108437935B (zh) | 用于驱动特别是全景风挡的擦拭器臂旋转的驱动装置 | |
JP2019535569A (ja) | 車両用ワイパーシステム | |
JP2010052538A (ja) | ワイパ装置 | |
JP6503922B2 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
JPH1199911A (ja) | ワイパ装置 | |
JP2012020625A (ja) | 自動車のワイパ | |
EP1084919B1 (en) | Wiper apparatus | |
JP4632158B2 (ja) | ウイングミラーユニット | |
JP2001516309A (ja) | ワイパ支承装置 | |
KR20070043405A (ko) | 소음 저감형 와이퍼 | |
KR100401727B1 (ko) | 자동차용 윈드 쉴드 와이퍼의 가변 피봇 암 구조 | |
KR101494536B1 (ko) | 와이퍼 장치 | |
JP3749985B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP7245147B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP2010505685A (ja) | ウインドガラスを洗浄するためのワイパブレード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121107 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121227 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |