JPH08142789A - 車両側方用エアバッグ袋体 - Google Patents
車両側方用エアバッグ袋体Info
- Publication number
- JPH08142789A JPH08142789A JP6286880A JP28688094A JPH08142789A JP H08142789 A JPH08142789 A JP H08142789A JP 6286880 A JP6286880 A JP 6286880A JP 28688094 A JP28688094 A JP 28688094A JP H08142789 A JPH08142789 A JP H08142789A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag body
- airbag
- air bag
- vehicle
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/21—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle side panels, e.g. doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭く限られた場所に設置でき、エアバッグを
迅速に、かつアームレスト等の部品があっても所要範囲
に十分に広げられるようにしたエアバッグ袋体を得る。 【構成】 エアバッグ袋体３０を、サイドドア２０等の
側壁に対し、広げて配置し、このサイドドア２０等に取
り付けたアームレスト３６等の部品に対応するエアバッ
グ袋体３０の所要部位に気体が流入して膨らまないよう
にこの所要部位を縫製等の手段で接合して構成する。こ
のエアバッグ３０をインフレータ４２で、全体を平均的
に膨らますようにする。
迅速に、かつアームレスト等の部品があっても所要範囲
に十分に広げられるようにしたエアバッグ袋体を得る。 【構成】 エアバッグ袋体３０を、サイドドア２０等の
側壁に対し、広げて配置し、このサイドドア２０等に取
り付けたアームレスト３６等の部品に対応するエアバッ
グ袋体３０の所要部位に気体が流入して膨らまないよう
にこの所要部位を縫製等の手段で接合して構成する。こ
のエアバッグ３０をインフレータ４２で、全体を平均的
に膨らますようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の座席の側方に対
応するサイドドア等の側壁に設けられ、車両の側方に所
定の加速度や荷重が加わった場合に膨張する車両側方用
エアバッグ袋体に関する。
応するサイドドア等の側壁に設けられ、車両の側方に所
定の加速度や荷重が加わった場合に膨張する車両側方用
エアバッグ袋体に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両には、進行方向に大きな加速度や荷
重が加わったとき展開膨張する正面用のエアバッグ装置
を装備したものがある。
重が加わったとき展開膨張する正面用のエアバッグ装置
を装備したものがある。
【０００３】これに対して、車両のサイドドアにインフ
レータを取りつけ、側方方向へ大きな加速度や荷重が作
用した場合に膨張するようにしたものがある。
レータを取りつけ、側方方向へ大きな加速度や荷重が作
用した場合に膨張するようにしたものがある。
【０００４】この車両側面用エアバッグ装置では、エア
バッグ袋体をドア内に折り畳んで収納しなくてはなら
ず、折り畳んだ袋体が厚いので他の部品を小さくしなく
てはならない。また、ドアには各種のスイッチ、アーム
レスト等の室内取付部品があるので、袋体はこれらの部
品を避けた配置にしなくてはならない。
バッグ袋体をドア内に折り畳んで収納しなくてはなら
ず、折り畳んだ袋体が厚いので他の部品を小さくしなく
てはならない。また、ドアには各種のスイッチ、アーム
レスト等の室内取付部品があるので、袋体はこれらの部
品を避けた配置にしなくてはならない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、エアバッグ袋体の収納に大きなスペースを必要と
せず、しかもアームレスト等の室内取付部品があって
も、エアバッグの展開膨張する範囲が狭められることの
ない車両側方用エアバッグ袋体を得ることが目的であ
る。
慮し、エアバッグ袋体の収納に大きなスペースを必要と
せず、しかもアームレスト等の室内取付部品があって
も、エアバッグの展開膨張する範囲が狭められることの
ない車両側方用エアバッグ袋体を得ることが目的であ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明で
は、車両側壁の室内側表面に展開収縮状態で配置され、
前記車両側壁へ取りつけられるアームレスト等の室内取
付と前記室内側表面との間に配置される部分が膨張不能
部とされたことを特徴とする車両側方用エアバッグ袋
体、を有することを特徴とする。
は、車両側壁の室内側表面に展開収縮状態で配置され、
前記車両側壁へ取りつけられるアームレスト等の室内取
付と前記室内側表面との間に配置される部分が膨張不能
部とされたことを特徴とする車両側方用エアバッグ袋
体、を有することを特徴とする。
【０００７】請求項２に記載の発明では、前記膨張不能
部を介した片側から他の片側へ膨張用気体を通過させる
細幅の通過部が前記膨張不能部に隣接して設けられるこ
とを特徴としている。
部を介した片側から他の片側へ膨張用気体を通過させる
細幅の通過部が前記膨張不能部に隣接して設けられるこ
とを特徴としている。
【０００８】
【作用】車両側方から大力の速度や大きな荷重を受けた
とき、インフレータ等から気体が噴射され、エアバッグ
袋体内に気体が導入されると、気体は膨張不能部を迂回
しながらエアバッグ袋体を膨張させる。この膨張動作
は、エアバッグが展開収縮状態で配置されているので、
折り畳み収縮状態の袋体を展開する工程が省略された分
だけ時間を短縮して行なわれる。しかも、室内取付部品
を介した両側で袋体を膨張させ得るので、車両側壁へ広
い範囲に亘ってエアバッグ袋体を膨らますようにでき
る。
とき、インフレータ等から気体が噴射され、エアバッグ
袋体内に気体が導入されると、気体は膨張不能部を迂回
しながらエアバッグ袋体を膨張させる。この膨張動作
は、エアバッグが展開収縮状態で配置されているので、
折り畳み収縮状態の袋体を展開する工程が省略された分
だけ時間を短縮して行なわれる。しかも、室内取付部品
を介した両側で袋体を膨張させ得るので、車両側壁へ広
い範囲に亘ってエアバッグ袋体を膨らますようにでき
る。
【０００９】この膨張不能部に隣接して、細幅の通過部
を設けることにより、エアバッグ袋体を特別な形状とす
ることなく、広い区域にわたって膨張範囲を設けること
ができる。
を設けることにより、エアバッグ袋体を特別な形状とす
ることなく、広い区域にわたって膨張範囲を設けること
ができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の車両側方エアバッグ装置の一
実施例を図１、及び図２によって説明する。本実施例の
エアバッグ袋体３０は、サイドドア３２のドアインナパ
ネル３３の室内側表面に配置され、ドアトリム等の内貼
り３４で覆われている。また、内貼り３４の室内側にエ
アバッグ袋体３０を室内へ露出状態で又はカバー等で覆
って配置してもよい。
実施例を図１、及び図２によって説明する。本実施例の
エアバッグ袋体３０は、サイドドア３２のドアインナパ
ネル３３の室内側表面に配置され、ドアトリム等の内貼
り３４で覆われている。また、内貼り３４の室内側にエ
アバッグ袋体３０を室内へ露出状態で又はカバー等で覆
って配置してもよい。
【００１１】このエアバッグ３０は、共に略短形状の室
内側布片３０Ａと室内側布片３０Ｂとが、その周囲３０
Ｃを互いに縫合されて袋状とされる。縫合周囲３０Ｃは
室外側布片３０Ｂに形成されるインフレータ取付孔３０
Ｄを通して全体が裏返されることにより袋内側へ配置さ
れる。そして、例えばサイドドア３２に取り付けられる
アームレスト３６に対応するエアバッグ袋体３０の部分
を囲むように袋の室内側布片３０Ａと室外側布片３０Ｂ
とを縫糸３１で縫い合わせて、この縫糸３１で囲まれた
アームレスト３６の取付対応部分を膨張用気体流入不能
な膨張不能部として、これが膨らまないようにする。こ
れによって、膨張不能部の両側には膨張不能部の両側を
連通する狭い幅の通過部３０Ｆが形成されることにな
る。なお、このエアバッグ袋体３０は、そのアームレス
ト３６の取付対応部分が膨らまないように、接着、その
他の手段で、このアームレスト３６対応部分の室内側布
片３０Ａと室外側布片３０Ｂを接合してもよい。
内側布片３０Ａと室内側布片３０Ｂとが、その周囲３０
Ｃを互いに縫合されて袋状とされる。縫合周囲３０Ｃは
室外側布片３０Ｂに形成されるインフレータ取付孔３０
Ｄを通して全体が裏返されることにより袋内側へ配置さ
れる。そして、例えばサイドドア３２に取り付けられる
アームレスト３６に対応するエアバッグ袋体３０の部分
を囲むように袋の室内側布片３０Ａと室外側布片３０Ｂ
とを縫糸３１で縫い合わせて、この縫糸３１で囲まれた
アームレスト３６の取付対応部分を膨張用気体流入不能
な膨張不能部として、これが膨らまないようにする。こ
れによって、膨張不能部の両側には膨張不能部の両側を
連通する狭い幅の通過部３０Ｆが形成されることにな
る。なお、このエアバッグ袋体３０は、そのアームレス
ト３６の取付対応部分が膨らまないように、接着、その
他の手段で、このアームレスト３６対応部分の室内側布
片３０Ａと室外側布片３０Ｂを接合してもよい。
【００１２】内貼り３４は、エアバッグ袋体３０を膨張
しやすくするために、通常のドアトリムなどよりも薄く
したり、一部に開口や破断容易部をもうけてもよい。ま
た、サイドドア３２にアームレスト３６を取り付ける場
合には、このアームレスト３６をサイドドア３２の内貼
り３４上の所定位置に置き、ボルト３８を、アームレス
ト３６から内貼り３４、エアバッグ袋体３０を貫通させ
て通し、サイドドア３２のドアインナパネル３３にウエ
ルドナット４０等で締結する。なお、サイドドア３２に
その他の部品を取り付けるときも上述と同様に構成す
る。
しやすくするために、通常のドアトリムなどよりも薄く
したり、一部に開口や破断容易部をもうけてもよい。ま
た、サイドドア３２にアームレスト３６を取り付ける場
合には、このアームレスト３６をサイドドア３２の内貼
り３４上の所定位置に置き、ボルト３８を、アームレス
ト３６から内貼り３４、エアバッグ袋体３０を貫通させ
て通し、サイドドア３２のドアインナパネル３３にウエ
ルドナット４０等で締結する。なお、サイドドア３２に
その他の部品を取り付けるときも上述と同様に構成す
る。
【００１３】エアバッグ袋体３０は、内貼り３４でドア
インナパネル３３へ狭持させるが、エアバッグ袋体３０
の一部をサイドドア３２へクリップ等で掛け止めておい
てもよい。エアバッグ袋体３０へはあらかじめその気体
導入用のインフレータ取付孔３０Ｄへインフレータ４２
の噴射口を固着しておき、このインフレータ４２はドア
インナパネル３３の凹部３３Ａへ固着する。なお、イン
フレータ４２の設置場所は、インフレータ４２自体が小
形であり、しかもエアバッグ袋体３０がサイドドア２０
の全体に亘っているので、サイドドア２０上の任意位置
に配置できる。
インナパネル３３へ狭持させるが、エアバッグ袋体３０
の一部をサイドドア３２へクリップ等で掛け止めておい
てもよい。エアバッグ袋体３０へはあらかじめその気体
導入用のインフレータ取付孔３０Ｄへインフレータ４２
の噴射口を固着しておき、このインフレータ４２はドア
インナパネル３３の凹部３３Ａへ固着する。なお、イン
フレータ４２の設置場所は、インフレータ４２自体が小
形であり、しかもエアバッグ袋体３０がサイドドア２０
の全体に亘っているので、サイドドア２０上の任意位置
に配置できる。
【００１４】また、エアバッグ袋体３０の中には、室内
側布片３０Ａと室外側布片３０Ｂとの間を結ぶストラッ
プ４４をインフレータ４２の噴射口近くに設け、エアバ
ッグ３０が所定の展開形状に、全体として平均的に膨ら
むようにする。インフレータ４２は、加速度センサー、
雷管、ガス発生剤等が設けられる、一般的にステアリン
グホイルや助手席前方の車体へ取り付けられるエアバッ
グ用のインフレータと同様構造とされ、所定加速度や荷
重で多量のガスを発生し、エアバッグ袋体３０へと送り
込むようになっている。このセンサはインフレータ４２
内の他に、車両の別場所に設け、その信号をインフレー
タ内の雷管へ伝えるようにしてもよい。
側布片３０Ａと室外側布片３０Ｂとの間を結ぶストラッ
プ４４をインフレータ４２の噴射口近くに設け、エアバ
ッグ３０が所定の展開形状に、全体として平均的に膨ら
むようにする。インフレータ４２は、加速度センサー、
雷管、ガス発生剤等が設けられる、一般的にステアリン
グホイルや助手席前方の車体へ取り付けられるエアバッ
グ用のインフレータと同様構造とされ、所定加速度や荷
重で多量のガスを発生し、エアバッグ袋体３０へと送り
込むようになっている。このセンサはインフレータ４２
内の他に、車両の別場所に設け、その信号をインフレー
タ内の雷管へ伝えるようにしてもよい。
【００１５】エアバッグ袋体３０は、これが展開したと
き、サイドドア３２の窓部４６部分もカバーするような
大きさに形成し、このエアバッグ袋体３０の窓部４６を
覆う部分はサイドドア３２の窓部４６近くに折り畳んで
おくのが好ましい（図示省略）。このようにエアバッグ
袋体３０は、その窓部対応部分を除いて大部分が展開さ
れた状態でサイドドア２０の内貼り３４の内側に配置さ
れるから、袋体を小さく折り畳んだ場合に比べてサイド
ドア２０にエアバッグ袋体３０のための特別の収容空間
を必要としない。
き、サイドドア３２の窓部４６部分もカバーするような
大きさに形成し、このエアバッグ袋体３０の窓部４６を
覆う部分はサイドドア３２の窓部４６近くに折り畳んで
おくのが好ましい（図示省略）。このようにエアバッグ
袋体３０は、その窓部対応部分を除いて大部分が展開さ
れた状態でサイドドア２０の内貼り３４の内側に配置さ
れるから、袋体を小さく折り畳んだ場合に比べてサイド
ドア２０にエアバッグ袋体３０のための特別の収容空間
を必要としない。
【００１６】なお、図１ではエアバッグ袋体３０が左右
方向に若干膨張した状態で表示されているが、実際には
図の左右方向に収縮した状態で配置される。
方向に若干膨張した状態で表示されているが、実際には
図の左右方向に収縮した状態で配置される。
【００１７】次に、上述のように構成された本例装置の
作用及び動作を説明すると、車両に急激な横側部からの
荷重や加速度が加わると、これを図示しないセンサが検
出し、インフレータ４２が作動する。インフレータ４２
の噴射口から噴射された気体がエアバッグ袋体３０内に
流入し、エアバッグ袋体３０の車両前後方向の端部と、
アームレスト３６に対応する部分との間の狭い通過部３
０Ｆを通り、エアバッグ袋体３０の図でサイドドア３２
の下側部分３０Ｇにも流入する。また、袋体３０の上側
の折り畳み部分にも流入し、これを窓部４６部位に展開
し、エアバッグ袋体３０の全体を平均的に膨らませる。
このエアバッグ３０の膨張速度は、エアバッグ袋体３０
は大部分がサイドドアに展開収縮された状態で取りつけ
てあるので、折り畳んだものを展開する時間が省略され
た分だけ早くなる。
作用及び動作を説明すると、車両に急激な横側部からの
荷重や加速度が加わると、これを図示しないセンサが検
出し、インフレータ４２が作動する。インフレータ４２
の噴射口から噴射された気体がエアバッグ袋体３０内に
流入し、エアバッグ袋体３０の車両前後方向の端部と、
アームレスト３６に対応する部分との間の狭い通過部３
０Ｆを通り、エアバッグ袋体３０の図でサイドドア３２
の下側部分３０Ｇにも流入する。また、袋体３０の上側
の折り畳み部分にも流入し、これを窓部４６部位に展開
し、エアバッグ袋体３０の全体を平均的に膨らませる。
このエアバッグ３０の膨張速度は、エアバッグ袋体３０
は大部分がサイドドアに展開収縮された状態で取りつけ
てあるので、折り畳んだものを展開する時間が省略され
た分だけ早くなる。
【００１８】図３には、本発明の第２実施例が示されて
いる。この実施例では前記実施例のような縫糸３１は設
けておらず、ボルト３８の締込みによりアームレスト３
６の突出部３６Ａが内貼り３４の貫通孔３４Ａを通して
エアバッグ袋体３０へ押圧されるとともにエアバッグ袋
体３０をドアインナパネル３３へ押圧することによりエ
アバッグ袋体に室内側布片３０Ａと室外側布片３０Ｂと
が密着した膨張不能部３０Ｋが形成される。このため、
この実施例では狭幅の通過部３０Ｆは一対の突出部３６
Ａの間も含めて３か所に形成される。
いる。この実施例では前記実施例のような縫糸３１は設
けておらず、ボルト３８の締込みによりアームレスト３
６の突出部３６Ａが内貼り３４の貫通孔３４Ａを通して
エアバッグ袋体３０へ押圧されるとともにエアバッグ袋
体３０をドアインナパネル３３へ押圧することによりエ
アバッグ袋体に室内側布片３０Ａと室外側布片３０Ｂと
が密着した膨張不能部３０Ｋが形成される。このため、
この実施例では狭幅の通過部３０Ｆは一対の突出部３６
Ａの間も含めて３か所に形成される。
【００１９】なお、本実施例では、エアバッグ装置をサ
イドドアに設置する場合について説明したが、ドア以外
の車体等の側壁に設けても良いことは勿論である。また
室内取付部品としては、アームレストに限らず、各種ス
イッチ、ドアガラス昇降ハンドルなどの他の部品を取り
付ける場合にも広く適用できる。室内取付部品の両側の
エアバッグ袋内を連通する通過部は実施例のように他の
部分に比べて幅狭にする必要はなく、エアバッグ袋体の
全体形状を変更することにより、任意の大きさとするこ
とができる。
イドドアに設置する場合について説明したが、ドア以外
の車体等の側壁に設けても良いことは勿論である。また
室内取付部品としては、アームレストに限らず、各種ス
イッチ、ドアガラス昇降ハンドルなどの他の部品を取り
付ける場合にも広く適用できる。室内取付部品の両側の
エアバッグ袋内を連通する通過部は実施例のように他の
部分に比べて幅狭にする必要はなく、エアバッグ袋体の
全体形状を変更することにより、任意の大きさとするこ
とができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は上記の構成としたので、袋体の
収納スペースが小さく、室内取付部品があっても、エア
バッグの展開膨張する範囲が狭められることのないエア
バッグ装置を得ることができる。
収納スペースが小さく、室内取付部品があっても、エア
バッグの展開膨張する範囲が狭められることのないエア
バッグ装置を得ることができる。
【図１】本発明の一実施例に係る車両側方用エアバッグ
袋体をサイドドアに装着した状態を示す図２のＩ−Ｉ線
に対応する概略断面図である。
袋体をサイドドアに装着した状態を示す図２のＩ−Ｉ線
に対応する概略断面図である。
【図２】第１実施例のエアバッグ袋体を取り付けた車両
サイドドアを示す斜視図である。
サイドドアを示す斜視図である。
【図３】第２実施例のエアバッグ袋体を取り付けた車両
サイドドアを示す斜視図である。
サイドドアを示す斜視図である。
３０ エアバッグ袋体 ３０Ａ 室内側布片 ３０Ｂ 室外側布片 ３０Ｆ 通過部 ３０Ｇ 膨張不能部 ３１ 縫糸（膨張不能部） ３２ サイドドア（側壁） ３４ 内貼り ３６ アームレスト（室内取付部品） ４２ インフレータ
Claims (2)
- 【請求項１】 車両側壁の室内側表面に展開収縮状態で
配置され、前記車両側壁へ取りつけられるアームレスト
等の室内取付と前記室内側表面との間に配置される部分
が膨張不能部とされたことを特徴とする車両側方用エア
バッグ袋体。 - 【請求項２】 前記膨張不能部を介した片側から他の片
側へ膨張用気体を通過させる細幅の通過部が前記膨張不
能部に隣接して設けられる請求項１に記載の車両側方用
エアバッグ袋体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6286880A JPH08142789A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 車両側方用エアバッグ袋体 |
| US08/535,334 US5718449A (en) | 1994-11-21 | 1995-09-28 | Side-impact airbag device |
| EP95115669A EP0712765A1 (en) | 1994-11-21 | 1995-10-05 | Side-impact airbag device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6286880A JPH08142789A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 車両側方用エアバッグ袋体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08142789A true JPH08142789A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17710198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6286880A Pending JPH08142789A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 車両側方用エアバッグ袋体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5718449A (ja) |
| EP (1) | EP0712765A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08142789A (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6170871B1 (en) * | 1998-06-24 | 2001-01-09 | Breed Automotive Technology, Inc. | Inflatable trim panel assembly for safety restraint systems |
| US6364346B1 (en) | 1999-02-10 | 2002-04-02 | Patent Holding Company | Motor vehicle trim assembly including a hollow plastic panel for a side impact inflatable air bag system |
| US6371514B1 (en) * | 2000-05-26 | 2002-04-16 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Air bag module mounted in vehicle door |
| US6612611B1 (en) * | 2000-08-29 | 2003-09-02 | Trw Inc. | Door mounted inflatable tubular structure |
| DE10257249A1 (de) * | 2002-12-07 | 2004-07-08 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Sicherheitseinrichtung für Insassen eines Kraftfahrzeugs |
| EP1577172B1 (en) * | 2004-03-17 | 2012-11-14 | Takata AG | Airbag device |
| US20050212269A1 (en) * | 2004-03-24 | 2005-09-29 | Schneider David W | Thin airbag module |
| JP5020235B2 (ja) | 2005-06-03 | 2012-09-05 | サルフレックス ポリマーズ リミテッド | 能動式クッション |
| US7980589B2 (en) * | 2005-11-17 | 2011-07-19 | Salflex Polymers Ltd. | Inflatable bolster |
| US7578518B2 (en) * | 2005-11-17 | 2009-08-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Occupant protection device |
| US20090152849A1 (en) * | 2007-12-13 | 2009-06-18 | Saraf Bijoy K | Side impact bolster |
| US7690682B2 (en) * | 2008-06-27 | 2010-04-06 | Autoliv Asp, Inc. | Folding method for door mounted inflatable curtain |
| US8459689B2 (en) * | 2009-12-24 | 2013-06-11 | Salflex Polymers Ltd. | Passenger side active knee bolster |
| US8491008B2 (en) * | 2010-05-05 | 2013-07-23 | Salflex Polymers Ltd. | Injection molded inflatable active bolster |
| US8579325B2 (en) | 2010-11-09 | 2013-11-12 | Salflex Polymers Ltd. | Active bolster |
| US20120187666A1 (en) * | 2011-01-21 | 2012-07-26 | Keith Friedman | Airbag systems to affect restrained occupant kinematics and associated neck loads during rollover impact conditions |
| US9254808B2 (en) | 2011-02-07 | 2016-02-09 | Salflex Polymers Limited | Active bolster assembly |
| DE102011109635A1 (de) * | 2011-08-05 | 2013-02-07 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Kraftfahrzeug mit einer Sicherheitseinrichtung |
Family Cites Families (9)
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|---|---|---|---|---|
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- 1995-10-05 EP EP95115669A patent/EP0712765A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5718449A (en) | 1998-02-17 |
| EP0712765A1 (en) | 1996-05-22 |
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