JPH08142307A - 輪転式印刷機のインキ容器保持装置 - Google Patents

輪転式印刷機のインキ容器保持装置

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JPH08142307A
JPH08142307A JP6282211A JP28221194A JPH08142307A JP H08142307 A JPH08142307 A JP H08142307A JP 6282211 A JP6282211 A JP 6282211A JP 28221194 A JP28221194 A JP 28221194A JP H08142307 A JPH08142307 A JP H08142307A
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JP
Japan
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ink container
container holding
ink
support
holding means
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JP6282211A
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English (en)
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Koichi Koyama
耕一 小山
Kuninori Sasaki
邦憲 佐々木
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
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Priority to US08/559,484 priority patent/US5609101A/en
Priority to DE69508347T priority patent/DE69508347T2/de
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Priority to CN95118845A priority patent/CN1063392C/zh
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/18Inking units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インキ容器の交換作業を楽な姿勢で短時間で
かつ容易に行え、また、インキ容器が正しく装着されて
いる時にのみ印刷動作を開始でき、印刷中のインキ枯れ
やインキ容器の吐出口とインキポンプの吸入口との接続
部分からのインキ洩れを防止できること。 【構成】 印刷ドラムが設けられた支持体2は、レール
状案内機構により装置前方に移動自在である。支持体2
の最前部には、パックホルダー12が設けられ、インキ
容器23を上部から装着することができる。パックホル
ダー12は、支持体2が装置内部に収容されると連動す
るフックレバー14の回動を受けて移動する。パックホ
ルダー12の移動により、インキポンプの吸入口17に
対してインキ容器23のインキ吐出口23aを接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷機本体内に収納
されたインキ容器保持装置を印刷機本体の外に移動させ
てインキ容器の交換を行うようにした輪転式印刷機のイ
ンキ容器保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】輪転式印刷機では、印刷によって消費さ
れるインキを、所定の位置に着脱交換可能にセットされ
た小型のインキ容器からインキポンプにより吸い出して
印刷ドラム内に供給しているものがある。例えば、実開
昭62−102666号公報に開示された技術は、印刷
機本体内にインキ容器収納装置を備え、該インキ容器収
納装置の受台にセットしたインキ容器の吐出口と印刷機
本体に組み込まれたインキポンプの吸入口とを、印刷機
本体側のカバーを閉じることにより接続し、開くことに
より該接続を解除するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のは、インキ容器収納装置が印刷機本体内にあるため、
印刷機本体側のカバーを大きく開いても、作業者は直立
したままの姿勢ではインキ容器を保持する受台を目視す
ることができず、従ってインキ容器の着脱交換の作業を
行うときには、インキ容器収納装置を覗き込むように身
体を屈めた無理な姿勢を余儀なくされ、作業が行い難
い。この問題点は、多機能を搭載したことにより大型化
した操作パネルが、機械本体の前方に張り出しているよ
うな近頃の印刷装置において、特に顕著である。また、
上記従来のものは、印刷機本体側のカバーを閉じた後に
は、インキ容器の装着状態を確認することができないの
で、インキ容器を正しく装着していない状態で誤って印
刷を開始し、印刷の途中でインキ枯れを起こしたり、イ
ンキ容器の吐出口とインキポンプの吸入口との接合部分
からのインキ洩れを起こす虞れがある。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、インキ容器の交換作業を楽な姿勢で短
時間でかつ容易に行え、また、インキ容器が正しく装着
されている時にのみ印刷動作を開始でき、印刷中のイン
キ枯れやインキ容器の吐出口とインキポンプの吸入口と
の接続部分からのインキ洩れを防止できる輪転式印刷機
のインキ容器保持装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の輪転印刷機のインキ容器保持装置は、請求
項1記載のように、印刷機本体内にある位置と、印刷機
本体外にある位置との間に移動可能とした支持体と、イ
ンキ容器を支持し、該インキ容器の吐出口をインキ供給
用ポンプの吸引側に連通された吸入口に対して接続する
接続位置と、離脱する離脱位置とに移動可能に前記支持
体に設けたインキ容器保持手段と、前記支持体を前記印
刷機本体内にある位置に移動することに関連して前記イ
ンキ容器保持手段を接続位置に移動させる作動手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載のように、印刷機本体
内にある位置と、印刷機本体外にある位置との間に移動
可能とした支持体と、インキ容器を支持し、該インキ容
器の吐出口をインキ供給用ポンプの吸引側に連通された
吸入口に対して接続する接続位置と、離脱する離脱位置
とに移動可能に前記支持体に設けたインキ容器保持手段
と、前記支持体を前記印刷機本体内にある位置に移動す
ることに関連して前記インキ容器保持手段を接続位置に
移動させる作動手段と、前記インキ容器が前記インキ容
器保持手段に装着されたことを検出する検出手段を備え
た構成とすることもできる。
【0007】さらに、請求項3記載のように、印刷機本
体内にある位置と、印刷機本体外にある位置との間に移
動可能とした支持体と、インキ容器を支持し、該インキ
容器の吐出口をインキ供給用ポンプの吸引側に連通され
た吸入口に対して接続する接続位置と、離脱する離脱位
置とに移動可能に前記支持体に設けたインキ容器保持手
段と、前記支持体を前記印刷機本体内にある位置に移動
することに関連して前記インキ容器保持手段を接続位置
に移動させる作動手段と、前記インキ容器が前記インキ
容器保持手段に装着されたことを検出して検出信号を出
力する検出手段と、前記支持体を前記印刷機本体内にあ
る位置に移動した状態で、前記検出手段が検出信号を出
力していれば印刷機の印刷動作を可能にし、前記検出手
段が検出信号を出力していなければ印刷機の印刷動作を
不能にする制御手段と、を備えた構成とすることもでき
る。
【0008】また、請求項4記載のように、前記インキ
容器の吐出口が前記吸入口に接続される接続位置に前記
インキ容器保持手段を移動することに関連して、該接続
位置に前記インキ容器保持手段を係止する係止手段を備
えた構成とすることもできる。
【0009】さらに、請求項5記載のように、前記イン
キ容器保持手段は、前記接続位置から前記離脱位置に向
かって付勢手段の付勢力を受けており、前記係止手段は
前記支持体が前記印刷機本体外の位置にあるとき前記イ
ンキ容器保持手段の係止を解除可能に構成され、該係止
解除により前記インキ容器保持手段が前記付勢手段の付
勢力により前記離脱位置に移動される構成としてもよ
い。
【0010】そして、請求項6記載のように、円筒状外
周面に原版を支持して回転される印刷ドラムを前記支持
体に回転可能に支持した構成とすることができる。
【0011】
【作用】印刷ドラム3は、装置本体内で回転して印刷動
作を行うが、多色印刷によるカラー印刷ドラムの交換時
やジャム用紙の除去、及びインキ交換時には、この印刷
ドラム3が案内機構4により本体外に移動される。イン
キ容器23は、容器保持手段12に上方から載置するの
みでよく、この後、印刷ドラムを印刷位置に移動させる
ことにより、作動手段14が容器保持手段12を移動さ
せる。これにより、インキ容器23の吐出口23aがイ
ンキポンプの吸入口17に接続され、インキを供給する
ことができる。容器保持手段12に対するインキ容器2
3の装着は、印刷ドラム3が装置内に収容されたとき
に、検出器27で検出される。これによりインキ容器2
3の吐出口23aがインキポンプの吸入口17に接続さ
れたことが電気的に検知され、以降、印刷動作の安全化
を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明のインキ容器保持装置が適用される輪転印刷機の
外観を示す斜視図である。印刷機1は輪転式印刷機であ
り、支持体2に回動可能に支持した印刷ドラム3を備え
ている。支持体2の両側部には、印刷機本体の機枠との
間に複数本のレールからなるレール状案内機構4が設け
られる。このレール状案内機構4は、複数本のレールが
伸縮することにより、支持体2及び印刷ドラム3を機枠
内に納められた印刷位置と、開口部5から機枠外に引き
出された非印刷位置との間に移動可能である。この印刷
ドラム3は、非印刷位置においては支持体2に対しても
着脱可能となっている(詳細は特開昭63−26567
9号参照)。
【0013】装置前方の上部には、印刷動作を操作する
ための操作パネル30が設けられている。この操作パネ
ル30は、開口部5直上部分に位置しており、印刷ドラ
ム3が装置内部に収容された状態でこの操作パネル30
直下位置にインキ容器23が位置する。一方、図1に示
す如く印刷ドラム3が装置から引き出された状態では、
インキ容器23は引出し方向の最前部に位置し、操作パ
ネル30から離れた箇所で交換することができるように
なっている。
【0014】支持体2上には、印刷ドラム3の前方にイ
ンキ容器保持装置6が設けられ、さらに、最前部にはカ
バー8が設けられる。カバー8は、印刷ドラム3が装置
内部に収納された印刷位置にあるときには、該開口部5
内に収まり、かつ、あたかも前部側壁カバー7と一体で
あるかの如く、その表面位置は前部側壁カバー7の表面
と面一になる。即ち、図示の如く、カバー8は所定の円
弧状に形成され、前部側壁カバー7の円弧の一部を構成
している。なお、このカバー8を使用するインキの色に
合わせて着色する構成とすれば、カラー印刷の際の印刷
ドラムの交換を誤る虞れがなく、また意匠的にも優れた
効果がある。
【0015】図2,図3に示すのは、インキ容器保持装
置6をそれぞれ異なる方向から見た斜視図、図4は同平
面図、図5は、同側面図である。このインキ容器保持装
置6は、ホルダテーブル9をベースにしたユニットであ
り、位置決めピン10とネジ11により支持体2に固定
されている。図4に示すように、容器保持手段を構成す
るパックホルダー12の底部12aの下面には、段ねじ
13,13が固定されている。この段ねじ13,13の
軸部は、ホルダテーブル9に貫通形成された長孔9a,
9aに遊嵌されている。長孔9a,9aは、それぞれパ
ックホルダー12に対し45度の傾斜角度を有する同一
方向上に向いて設けられている。これにより、インキ容
器保持装置6は、作動手段14により長孔9aの長手方
向の力を与えられることにより、ホルダテーブル9上を
長孔9aに沿い図4で示した分離位置と、図6の動作図
に示す接続位置との間を直線的に摺動可能である。
【0016】フックレバー14は、図5に示すように、
側断面の形状が略L字状に形成されており、その一端部
14aはホルダテーブル9の下面の軸15に軸支され、
ホルダテーブル9の下面に沿って回動可能である。この
フックレバー14は、ホルダテーブル9との間に掛け渡
されたホルダフックバネ16の弾性力により、図4の反
時計方向に常時回転力を受けている。そして、他端部1
4bは、インキポンプ側のインキ吸入口17に対するイ
ンキ容器の接続用作動悍としてパックホルダー12の側
壁12bの外側に起立している。
【0017】ホルダセット板18は、前記フックレバー
14とともに作動手段を構成するもので、印刷機本体の
機枠に固定されており、フックレバー14の接続用作動
桿14bの移動方向上に位置している。即ち、印刷ドラ
ム3を装置内に収容すべく、図6のA方向(印刷位置方
向)に移動させると、ホルダセット板18は、フックレ
バー14をホルダフックバネ16の弾性力に抗して図4
の位置から図6の位置に強制的に移動させる。フックレ
バー14の中央部には、ホルダテーブル9に貫通形成さ
れた長孔9bに遊嵌するガイドピン19が上向きに固定
されている。パックホルダー12の底部12aにも長孔
9bと交差する関係に長孔12cが形成されており、ガ
イドピン19が遊嵌されている。長孔9bは、前記2つ
の長孔9a,9aの向く方向と平行に開口されてお
り、、また長孔12cは長孔9bに対して交叉してい
る。
【0018】ホルダテーブル9下面には、解除レバー2
0が設けられる。解除レバー20は、図5に示すよう
に、断面形状が略L字状に形成されており、中央部が軸
21によりホルダテーブル9に軸支されホルダテーブル
9の下面に沿って回動可能である。この解除レバー20
は、ホルダテーブル9との間に掛け渡されたセットバネ
22の弾性力により、図4の時計方向に常時回転力を受
けている。解除レバー20の一端部20aは、フックレ
バー14の部位14cに係合し得るフック状の係止部と
なっており、また他端部20bは前記フックレバー14
の部位14cと係止部20aとの係合を解除させるため
の操作桿としてパックホルダー12の側壁12bの外側
に沿って起立している。
【0019】パックホルダー12には、図2,図3に示
すように、インキ容器23が上方から装着される。イン
キ容器23は、立方体形状でかつ、一辺部分が傾斜した
斜面部23bとして形成されている。このインキ容器2
3は、印刷用インキが充填され且つ該インキが消費され
るに従って消費されたインキの体積分づつ内容積が減少
するように変形可能な柔軟な部材からなる内袋と、その
内袋よりも剛性のある厚紙や合成樹脂等で形成された外
箱との二重構造からなる容器(バック・イン・ボック
ス)の構造とされ、インキ吐出口23aを備えている。
インキ吐出口23aは、図2に示すように、インキ容器
23がパックホルダー12内に収容されたときに、パッ
クホルダー12に形成されたU字形溝12e部分に位置
する。インキ容器23のインキ吐出口23aには大径の
鍔部23cが形成され、この鍔部23cとインキ容器2
3の外箱との間にパックホルダー12を挟み込む。
【0020】パックホルダー12の側壁12bは、イン
キ容器23の外形と互いに対応した形状で形成されてお
り、このパックホルダー12に対するインキ容器23の
装着位置を案内する。また、この側壁12bは、インキ
吸入口17に対してインキ容器23のインキ吐出口23
aを接続、あるいは分離させる作用力を受け、比較的柔
軟なインキ容器23の変形、及び破損を防止している。
【0021】図2,図3の斜視図、図7の断面図及び図
8の側面図に示すように、被検出体としてのパック検出
板24は、パックホルダー12の側壁12bに形成した
軸受け部12dに対し、上部が軸25により回動可能に
支持されている。このパック検出板24は、ホルダーテ
ーブル9との間に張り渡されたコイルバネ26により、
常には図7の反時計方向に回転力を受けて、図7の一点
鎖線で示された位置に保持されている。そして、インキ
容器23が正しくセットされたときには係合片24aが
下方へ押圧されることにより、前記コイルバネ26の弾
性力に抗して図7の実線の位置に拘束される。
【0022】検出器としてのパックセンサ27は、発光
器と受光器からなり、ホルダテーブル9上の位置に固定
されている。そして、インキ容器23がパックホルダー
12に正しくセットされたときに、発光器から受光器に
向かう光線は、パック検出板24の係合片24a部分で
遮られることにより、インキ容器23の装着を検知す
る。該検知信号は、制御手段に出力される。
【0023】次に、上記構成によるインキ容器の装着動
作を説明する。まず、図1に示す如く、装置本体から支
持体2部分をスライドして引出す。この状態では、パッ
クホルダー12の真上にインキ容器23の着脱を妨害す
る構造物は何もない。次に、図4,図5に示すように、
インキ容器23を、パックホルダー12のU字形溝12
eに吐出口23aを合致させた状態で底部がパックホル
ダー12の底部12a上に突き当たるまで軽く押し込み
装着する。次に、印刷ドラム3を印刷位置へ移動させる
と(図6中A方向)、その移動行程の終期にフックレバ
ー14がホルダセット板18に押されて移動し、その位
置で再び解除レバー20の係合部20aと係合して拘束
される。なお、この時のフックレバー14の移動により
ガイドピン19を介してパックホルダー12が図6に示
す位置に移動する(図6中D方向)。
【0024】これにより、インキ容器23の吐出口23
aが吸入口17に嵌合する。このとき、インキ容器23
の吐出口23a部分には、鍔部23cが形成されている
ため、吸入口17への嵌合時に生じる力はこの鍔部23
cに係合しているU字型溝12e部分を介してパックホ
ルダー12が受けるため、インキ容器23本体に不用な
力は加わらない。
【0025】そして、印刷機のスタートスイッチをオン
すると、印刷機1は印刷を開始する。この時、若しイン
キ容器23をパックホルダー12に正しくセットしてい
ないと(図7の一点鎖線)、インキ容器23の底面がパ
ック検出板24の係合片24aに接触せず、同図の一点
鎖線の位置に留まる。これにより、印刷ドラム3を印刷
位置に移動しても、即ちパックホルダー12を図6の位
置に移動しても、パック検出板24がパックセンサ27
により検出されない。
【0026】図示しない制御手段は、この非検出の結果
を受けて、印刷ドラム3を印刷位置に位置させた時点で
インキ容器セットエラーの表示が印刷機本体の表示部に
表示するようになっている。同時に、印刷機を動作禁止
状態とし、スタートスイッチをオンしても印刷機は始動
させず、吸入口17に接続されたポンプが誤って吸引動
作することを防止している。また、インキ容器23がパ
ックホルダー12に正しくセットされると、インキ容器
23の底面がパック検出板24の係合片24aに接触
し、この後、印刷ドラム3を印刷位置に移動すると、パ
ック検出板24がパックセンサ27により検出され、装
置が動作可能となる。
【0027】このインキ容器23を交換する場合は、先
ず初めに印刷ドラム3を非印刷位置に移動し(図4の状
態)、ホルダセット板18とフックレバー14の作動桿
14bとの係合を外す。次に、解除レバー20の操作桿
20bを図6中のB方向へ回動して、解除レバー20の
係合部20aとフックレバー14の部位14cとの係合
を外す。これにより、フックレバー14がホルダフック
バネ16の作用力により図4の位置まで移動され、パッ
クホルダー12はガイドピン19を介して同図の位置へ
移動する(図4中C方向)。これにより、インキ容器2
3のインキ吐出口23aはインキ吸入口17から外れ
る。この状態において、インキ容器23は上方へ軽く引
き上げるだけでパックホルダー12から容易に取り出す
ことができ、新たなインキ容器23を装着することがで
きる。
【0028】インキ容器23は、立方形状の6面体とし
てもよいが、本実施例に示したように、立方体の一隅か
ら略二等辺三角形の三角柱を切り除いたように斜面部2
3bを有する7面体とし、この斜面部23bに吐出口2
3aを設ける一方、インキ容器23をパックホルダー1
2にセットしたときの前記三角柱の部位若しくはその近
傍にインキポンプの吸引側に連通する吸入口17を配置
したことにより、装置内の狭い空間を有効に使用して装
置の小型化が図れる。尚、上記実施例では、印刷ドラム
を印刷機本体内にある印刷位置と印刷機本体該にある非
印刷位置との間をレール状案内機構4により水平移動す
るように構成しているが、このレール状案内機構4に代
えて同一長さの複数の並行リンク機構で支持し、該リン
クを半径とする円弧に沿って移動するように構成しても
よい。
【0029】また、上記実施例では、支持体2を非印刷
位置に移動した状態でのみ、係止手段20によるインキ
容器保持手段12の係止を解除すべく該係止手段20を
手動操作可能に構成したが、図9に示したように、係止
手段としての解除レバー120を設け、支持体を非印刷
位置に移動する過程で解除レバー120が機枠に固定の
ドック130により復帰バネ122の付勢力に抗して矢
印の方向に軸121を中心に回動されて、フックレバー
114との係合を解除し、これによりフックレバー11
4がバネ116の弾性力により矢印Aの方向へ復帰して
インキ容器保持手段12を接続位置から離脱位置に移動
させるようにしてもよい。なお、解除レバー120は、
ドック130との係合部位134が常には同図実線の位
置に弱い弾性力で付勢保持されており、支持体を非印刷
位置から印刷位置に移動する際にドック130と係合し
たときは同図2点鎖線の位置に回動退避する。
【0030】さらに、上記実施例では、支持体2を印刷
位置に移動することにより、フックレバー14を介して
インキ容器保持手段12を接続位置に移動する構成とし
たが、フックレバー14は設けず、支持体2を印刷位置
に移動することにより、ホルダーセット板18との共働
で直接インキ容器保持手段12を接続位置に押圧移動す
るようにしてもよい。また、さらに上記実施例では、イ
ンキ容器保持手段12にインキ容器23を装着すること
により、一方に偏倚するパック検出板24と、インキ容
器保持手段12をインキポンプ側の吸入口との接続位置
に移動したときに、パック検出板24が一方に偏倚して
いるかどうかを検出する検出器27とを備えたものを示
したが、例えば、前記インキ容器保持手段12の底に貫
通孔を形成するとともに、インキ容器保持手段を前記接
続位置に移動したときの前記貫通孔と対向する位置に光
センサを配置し、インキ容器保持手段12を前記接続位
置に移動したとき、貫通孔がインキ容器により塞がれて
いるか否かを光センサにより検出することにより、イン
キ容器がインキ容器保持手段12に正しく装着されてい
るかどうかを検出するように構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、以下に記載の効果を奏
する。 インキ容器を着脱交換するときは、インキ容器保持手
段を印刷機本体外に移動し、障害となる操作パネルやそ
の他の構造物から離れた位置で行われることとなり、作
業者は直立したままの姿勢でもインキ容器保持手段を直
接目視することができるので、インキ容器の交換作業を
楽な姿勢で素早く行うことができる。 インキ容器保持手段にインキ容器を装着してから印刷
ドラムを印刷機本体内の印刷位置に戻すだけで、インキ
容器の吐出口がインキポンプの吸入口に接続されるの
で、インキ容器の交換作業が初心者でも簡単に且つ確実
に行うことができる。 インキ容器がインキ容器保持手段に正しく装着され且
つインキポンプの吸入口に確実に接続された状態でのみ
印刷動作が開始可能となるので、インキ容器を正しく装
着していない状態で誤って印刷動作することが防止さ
れ、インキ枯れやインキ洩れのない状態で印刷を行うこ
とができる。 印刷ドラムを印刷機本体内にある印刷位置と印刷機本
体外にある非印刷位置との間に移動可能に支持した支持
体にインキ容器保持手段を設けることにより、インキ容
器保持手段を印刷機本体内と印刷機本体外とに移動させ
るための機構を特に設ける必要がなく、装置を簡素化で
きると共に、限られた空間を有効に利用して印刷機本体
の軽量化及び小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインキ容器保持装置が適用される輪転
印刷機の外観を示す斜視図。
【図2】インキ容器収納装置の斜視図。
【図3】同装置の異なる方向からみた斜視図。
【図4】同装置の平面図。
【図5】同装置の側面図。
【図6】同装置の動作時の平面図。
【図7】被検出体及び検出器を示す断面図。
【図8】同被検出体及び検出器の側面図。
【図9】係止手段の他の例を示す平面図。
【符号の説明】
1…印刷機、2…支持体、3…印刷ドラム、4…レール
状案内機構、5…開口部、6…インキ容器保持装置、7
…前部側壁カバー、8…カバー、9…ホルダーテーブ
ル、9a…長孔、9b…長孔、10…位置決めピン、1
1…ネジ、12…パックホルダー(インキ容器保持手
段)、12a…底部、12b…側壁、12c…長孔、1
2d…軸受け部、13…段ねじ、14…フックレバー
(作動手段)、14a…一端部、14b…他端部(接続
用作動桿)、14c…部位、15…軸、16…ホルダフ
ックバネ、17…インキ吸入口、18…ホルダセット
板、19…ガイドピン、20…解除レバー(係止手
段)、20a…一端部(係止部)、20b…他端部、2
0c…係合部、23…インキ容器、23a…インキ吐出
口、24…パック検出板(被検出体)、25…軸、26
…コイルバネ、27…パックセンサ(検出器)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機本体内にある位置と、印刷機本体
    外にある位置との間に移動可能とした支持体と、 インキ容器を支持し、該インキ容器の吐出口をインキ供
    給用ポンプの吸引側に連通された吸入口に対して接続す
    る接続位置と、離脱する離脱位置とに移動可能に前記支
    持体に設けたインキ容器保持手段と、 前記支持体を前記印刷機本体内にある位置に移動するこ
    とに関連して前記インキ容器保持手段を接続位置に移動
    させる作動手段と、を備えたことを特徴とする輪転式印
    刷機のインキ容器保持装置。
  2. 【請求項2】 印刷機本体内にある位置と、印刷機本体
    外にある位置との間に移動可能とした支持体と、 インキ容器を支持し、該インキ容器の吐出口をインキ供
    給用ポンプの吸引側に連通された吸入口に対して接続す
    る接続位置と、離脱する離脱位置とに移動可能に前記支
    持体に設けたインキ容器保持手段と、 前記支持体を前記印刷機本体内にある位置に移動するこ
    とに関連して前記インキ容器保持手段を接続位置に移動
    させる作動手段と、 前記インキ容器が前記インキ容器保持手段に装着された
    ことを検出する検出手段と、を備えたことを特徴とする
    輪転式印刷機のインキ容器保持装置。
  3. 【請求項3】 印刷機本体内にある位置と、印刷機本体
    外にある位置との間に移動可能とした支持体と、 インキ容器を支持し、該インキ容器の吐出口をインキ供
    給用ポンプの吸引側に連通された吸入口に対して接続す
    る接続位置と、離脱する離脱位置とに移動可能に前記支
    持体に設けたインキ容器保持手段と、 前記支持体を前記印刷機本体内にある位置に移動するこ
    とに関連して前記インキ容器保持手段を接続位置に移動
    させる作動手段と、 前記インキ容器が前記インキ容器保持手段に装着された
    ことを検出して検出信号を出力する検出手段と、 前記支持体を前記印刷機本体内にある位置に移動した状
    態で、前記検出手段が検出信号を出力していれば印刷機
    の印刷動作を可能にし、前記検出手段が検出信号を出力
    していなければ印刷機の印刷動作を不能にする制御手段
    と、を備えたことを特徴とする輪転式印刷機のインキ容
    器保持装置。
  4. 【請求項4】 前記インキ容器の吐出口が前記吸入口に
    接続される接続位置に前記インキ容器保持手段を移動す
    ることに関連して、該接続位置に前記インキ容器保持手
    段を係止する係止手段を備えた請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の輪転式印刷機のインキ容器保持装置。
  5. 【請求項5】 前記インキ容器保持手段は、前記接続位
    置から前記離脱位置に向かって付勢手段の付勢力を受け
    ており、前記係止手段は前記支持体が前記印刷機本体外
    の位置にあるとき前記インキ容器保持手段の係止を解除
    可能に構成され、該係止解除により前記インキ容器保持
    手段が前記付勢手段の付勢力により前記離脱位置に移動
    される請求項4記載の輪転式印刷機のインキ容器保持装
    置。
  6. 【請求項6】 円筒状外周面に原版を支持して回転され
    る印刷ドラムを前記支持体に回転可能に支持した請求項
    1乃至5のいずれかに記載の輪転式印刷機のインキ容器
    保持装置。
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