JPH08141745A - Icの気密封止方法 - Google Patents

Icの気密封止方法

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JPH08141745A
JPH08141745A JP6311328A JP31132894A JPH08141745A JP H08141745 A JPH08141745 A JP H08141745A JP 6311328 A JP6311328 A JP 6311328A JP 31132894 A JP31132894 A JP 31132894A JP H08141745 A JPH08141745 A JP H08141745A
Authority
JP
Japan
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lid
small hole
package
solder
roller electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP6311328A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hoshi
義之 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP6311328A priority Critical patent/JPH08141745A/ja
Publication of JPH08141745A publication Critical patent/JPH08141745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッケージ本体に金属製蓋をかぶせ、この蓋
の周縁をマイクロパラレルシーム接合するICの気密封
止方法において、パッケージ内の減圧による絶縁耐圧の
低下を防ぎ、信頼性の向上、特に高電圧半導体を封止し
たパッケージの信頼性向上を可能にする。 【構成】 蓋に予め小孔を形成しておき、この蓋をマイ
クロパラレルシーム接合した後にこの小孔をはんだ封止
する。この場合、はんだによる封止は、パッケージを傾
けたり、垂直に近く立てた状態で行うのが望ましい。溶
融はんだがパッケージ内に入りにくくなるからである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージ本体に金属
製蓋をマイクロパラレルシーム接合したICの気密封止
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】開口縁にシールフレームをろう接したセ
ラミックパッケージ本体やメタルパッケージ本体に、金
属製の蓋をかぶせ、両者をマイクロパラレルシーム接合
により気密封止する方法が公知である。この方法は、蓋
の周縁に沿って回転する一対のテーパ付きローラ電極を
所定圧力で転接させつつ両ローラ電極間にパルセーショ
ン通電を行い、接合部に発生するジュール熱によりロー
ルスポット型の接合部を形成することによりシーム接合
するものである。
【0003】なおパッケージ内には乾燥した不活性ガス
(主として窒素ガス)を封入する必要があるため、この
封止作業は、この不活性ガス雰囲気内で行われる。
【0004】
【従来の技術の問題点】しかしこの方法では、接合部の
発熱によりパッケージ内の温度が上昇するため、気密封
止により高温のガスがパッケージ内に密封されることに
なる。このためパッケージが常温まで冷えるとパッケー
ジ内が減圧する。一般に減圧下においては絶縁耐圧が低
下するから、この方法により気密封止した場合には絶縁
耐圧の低下が避けられない。このため特に高電圧で作動
する高絶縁耐圧を必要とする半導体では、信頼性が低下
するという問題が生じ得る。
【0005】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、パッケージ内の減圧による絶縁耐圧の低下
を防ぎ、信頼性の向上が図れ、特に高電圧半導体を封止
したパッケージの信頼性向上に適するICの気密封止方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、パッケージ
本体に金属製蓋をかぶせ、この蓋の周縁をマイクロパラ
レルシーム接合するICの気密封止方法において、前記
蓋に予め小孔を形成しておき、この蓋をマイクロパラレ
ルシーム接合した後に前記小孔をはんだ封止することを
特徴とするICの気密封止方法、により達成される。
【0007】この場合、はんだによる封止は、パッケー
ジを傾けたり、垂直に近く立てた状態で行うのが望まし
い。溶融はんだがパッケージ内に入りにくくなるからで
ある。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例のシーム接合工程を
示す図、図2は同じくはんだ封止工程を示す図である。
図1、2において、符合10はセラミック・パッケージ
本体である。このパッケージ本体10はアルミナ(Al
23 )、ジルコニア、窒化アルミニウムなどのセラミ
ック基板12と、この基板12にろう接されたシールフ
レーム14とを持つ。シールフレーム14はコバール
(Fe−Ni−Co合金)などの金属で枠型に作られて
いる。セラミック基板12に代えてパッケージ本体10
全体をコバールなどの金属で作ったもの(メタルパッケ
ージ)であってもよい。
【0009】16は蓋であり、コバールの板で作られ、
その表面に金メッキまたはニッケルメッキを施したもの
を用いる。ステンレス鋼など、コバール以外の金属板を
用いることもできるが、耐蝕性と熱膨張係数について十
分配慮しておくことが必要である。この蓋16には少く
とも1つの小孔18を設けておく。この小孔18は例え
ば直径1mm位とする。
【0010】20はハイブリッドICであり、IC基板
22の上面に高電圧半導体チップ24や他の表面実装部
品26が実装されている。この部品26は例えばチップ
型コンデンサやチップ型抵抗などである。このIC20
は、IC基板22をパッケージ本体10のセラミック基
板12内の底面に接着することによって固定される。
【0011】なおセラミック基板12の底面には多数の
リード28が起立している。各リード28はセラミック
基板12に予め形成した回路パターンとボンディングワ
イヤ(図示せず)によってIC基板20の対応する電極
(パッド、図示せず)にそれぞれ接続されている。なお
セラミック基板12とリ−ド28との接続は、ワイヤボ
ンディングに代えてTAB方式(フィルムキャリヤ方
式)、フリップチップ方式などワイヤを用いないワイヤ
レスボンディングとしてもよいのは勿論である。
【0012】前記蓋16はその周縁部をシールフレーム
14の上に載せた状態で、その周縁を一対のテーパ付ロ
ーラ電極30、30により上から所定加圧条件で押圧さ
れる。そして両ローラ電極30、30間に電流をパルス
状に流し、適宜の箇所を仮止めする。蓋16の仮止めが
終ると、次にローラ電極30、30を回転させながらパ
ルス状に電流を流し(パルセーション通電)、接合部に
発生するジュール熱によりロールスポット型の接合部を
形成し、シーム接合する。このシーム接合は不活性ガス
の雰囲気の中で行われる。
【0013】このように蓋16をシールフレーム14に
シーム接合する際には、接合部の発熱により、全体が加
熱され、パッケージ内温度も上昇する。このためパッケ
ージ内のガスが膨張するが、蓋16に設けた小孔18が
あるためパッケージ内圧が上昇することはない。この状
態で、すなわち不活性ガス雰囲気の中で徐冷した後、小
孔18をはんだ封止する。
【0014】このとき溶融はんだがパッケージ内に入り
にくくするため、図2に示すようにパッケージを立てる
のが望ましい。この図で30は小孔18を埋めるはんだ
である。パッケージは図2のようにほぼ垂直に立てても
よいが、蓋16を上にして斜に傾けた状態ではんだ封止
を行ってもよい。
【0015】図3は小孔の他の実施例を示す断面図であ
る。図1、2においては小孔18はストレートな孔形状
としたが、図3の(A)に示す小孔18Aは皿孔状に作
られている。すなわち蓋16Aの外側の面(図3で左側
の面a)に拡径する円錐状に形成されている。この小孔
18Aによれば、はんだ30Aのパッケージ内部に接す
る面積を小さくしつつその容積を大きくして蓋16Aと
の固着の信頼性を高くすることができる。
【0016】また図3の(B)に示す小孔18Bは、蓋
16Bの表面a側からパッケージ内に向って上昇する向
きに作られている。この小孔18Bによれば、はんだ3
0Bを溶融してこの小孔18Bに流入する際に、パッケ
ージを傾けて立てておけば小孔18Bからパッケージ内
に流入するおそれが少なくなる。
【0017】なおこの発明によれば、小孔18、18
A、18Bに流し込んだはんだ30、30A、30Bの
一部がパッケージ内に臨むことになるが、その面積は極
く僅かであるから、パッケージ内のIC20に悪影響を
及ぼすことはない。ICの気密封止方法として、蓋をシ
ールフレームにろう接する方法が公知であるが、この方
法はシールフレームと蓋の間隙に溶融したろう材が毛細
管現象によって吸い込まれ、ろう材の微粒子がパッケー
ジ内に侵入して回路の信頼性を低下させるという問題が
あると言われている。この方法はパッケージ内に臨むは
んだの量が本願発明の方法に比べて格段に多いからであ
る。この方法に比べ本願の方法によればこのような不都
合は生じない。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、蓋に予
め小孔を設けておき、マイクロパラレルシーム接合を行
って冷えてからこの小孔をはんだ封止するから、パッケ
ージ内が減圧されることがない。このためICの絶縁耐
圧が低下して信頼性が低下するおそれがない。
【0019】小孔をはんだ封止する際にはパッケージを
斜めあるいは垂直に近く立てておけば、パッケージ内へ
溶融はんだが流れ込みにくくなり、信頼性が一層向上す
る(請求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシーム接合工程を示す図
【図2】同じくはんだ封止工程を示す図
【図3】小孔の他の実施例を示す断面図
【符号の説明】
10 パッケージ本体 12 セラミック基板 14 シールフレーム 16、16A、16B 蓋 18、18A、18B 小孔 20 ハイブリッドIC 22 IC基板 30、30A、30B はんだ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージ本体に金属製蓋をかぶせ、こ
    の蓋の周縁をマイクロパラレルシーム接合するICの気
    密封止方法において、前記蓋に予め小孔を形成してお
    き、この蓋をマイクロパラレルシーム接合した後に前記
    小孔をはんだ封止することを特徴とするICの気密封止
    方法。
  2. 【請求項2】 パッケージ本体を傾けて、小孔をはんだ
    封止する請求項1のICの気密封止方法。
JP6311328A 1994-11-22 1994-11-22 Icの気密封止方法 Pending JPH08141745A (ja)

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Effective date: 20040806