JPH08141159A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH08141159A
JPH08141159A JP28549494A JP28549494A JPH08141159A JP H08141159 A JPH08141159 A JP H08141159A JP 28549494 A JP28549494 A JP 28549494A JP 28549494 A JP28549494 A JP 28549494A JP H08141159 A JPH08141159 A JP H08141159A
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JP
Japan
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noise
control circuit
game
discharge
ball
Prior art date
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Application number
JP28549494A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズによって役物制御回路の発信部が破壊
されない遊技機を提供することを目的とする。 【構成】 例えば、始動口14への入賞に基づいて可変
表示装置10に可変表示ゲームを行わせそのゲーム結果
に応じて大入賞口4aを開放させたり、遊技状態の変化
に応じた表示をさせたりする制御を行う役物制御回路4
0を備えた遊技機(1)において、前記役物制御回路4
0の情報発信部100に、非線形素子121とバリスタ
(サージアブソーバー)122とによって構成されるノ
イズ除去手段120を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技系統の制御を行う
役物制御回路を備えた遊技機に関し、特に、役物制御回
路の情報発信部のノイズを除去するようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、始動口への入賞に基づい
て可変表示装置に可変表示ゲームを行わせそのゲーム結
果に応じて大入賞口を開放させたり、遊技状態の変化に
応じた表示をさせたりする制御(役物系統の制御)を行
う役物制御回路を備えた遊技機(例えば、パチンコ遊技
機)が知られている。
【0003】この種の遊技機においては、遊技領域内の
各入賞部に入賞があったとき、役物制御回路の情報発信
部から排出制御回路に賞球信号を送って賞品球の排出を
行わせたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の遊技機
の役物制御回路の情報発信部にはノイズを除去する手段
が設けられていなかったので、ノイズに弱い情報発信
部、例えば、フォトトランジスタが採用されているよう
な場合は、ノイズの進入によってその情報発信部が破壊
されるという問題点があった。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、ノイズによって役物制御回路の発信部
が破壊されない遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、遊技系統の制御を行う役
物制御回路(40)を備えた遊技機において、前記役物
制御回路の情報発信部(100)にノイズ除去手段(1
20)を設けた構成とした。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遊技機において、情報発信部が、役物制御回路に接続
されたフォトカプラ(110)を備えた構成とした。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の遊技機において、ノイズ除去手段が、フォトカプラを
構成するフォトトランジスタ(112)のエミッタ(1
12a)とグランド(G)との間に接続された構成とし
た。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1,2又
は3に記載の遊技機において、ノイズ除去手段は、バリ
スタ(122)と、該バリスタと立上り特性を異にした
電極間放電により所定値以上の電圧を逃がす非線形素子
とが直列に接続された構成とした。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、役物制御回路
の情報発信部にノイズ除去手段を設けたので、役物制御
回路の情報発信部に入りそうなノイズはノイズ除去手段
によって除去されることとなって、ノイズによる情報発
信部の破壊を防ぐことができる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、情報発信
部がフォトカプラによって構成されているので、フォト
カプラに入りそうなノイズはノイズ除去手段によって除
去されることとなって、ノイズによるフォトカプラの破
壊を防ぐことができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、ノイズ除
去手段が、フォトカプラを構成するフォトトランジスタ
のエミッタとグランドとの間に接続されているので、フ
ォトトランジスタに入りそうなノイズはノイズ除去手段
により除去されることとなってノイズによるフォトトラ
ンジスタの破壊を防ぐことができる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、ノイズ除
去手段が、バリスタと、該バリスタと立上り特性を異に
した非線形抵抗素子とで除去されることとなって、その
立上り特性が異なる分、ノイズの除去がより効果的に行
われることとなって、ノイズによる情報発信部の破壊を
より効果的に防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係る遊技機の実施例として
のパチンコ遊技機について説明する。
【0015】図1は、球貸機の付いたパチンコ遊技機の
斜視図、図2は遊技盤の正面図、図3は球貸機の付いた
パチンコ遊技機の背面図である。
【0016】このパチンコ遊技機1には、図1および図
3に示すように、球貸機2が取り付けられている。
【0017】パチンコ遊技機1の前面側には、ガラス板
1aによって覆われた遊技盤11(図2)、球供給皿1
b、球受皿1c、発射用ハンドル1d等が取り付けられ
ている。そして、その球供給皿1bには、球貸機2のカ
ード挿排口2aにカードが挿入されて遊技球への交換が
可能であることを示す有効表示器1eと、その挿入され
たカードの残高を表示する金額表示器1fが設けられて
いる。
【0018】また、その球供給皿1bには、球貸機2に
対し、貸球に変換する指令を与える球貸スイッチ1g
と、カード挿入口2aからカードを排出させて返却させ
る精算スイッチ1hが設けられている。
【0019】パチンコ遊技機1の遊技盤11(図2)に
はガイドレール12で囲まれた遊技領域13が設けられ
ている。そして、その遊技領域13の中央には可変表示
装置10が設置され、その下方に変動入賞装置4が設置
されている。
【0020】可変表示装置10は可変表示部15を備え
ている。この可変表示部15には、遊技領域13内の開
閉式の普通電動役物と呼ばれる第1種始動口14への入
賞に基づいて特図(特別図柄ともいう)の可変表示ゲー
ム(特図ゲーム又は特別図柄ゲームともいう)の変動表
示がなされるとともに、遊技等に関する各種表示がなさ
れるようになっている。
【0021】可変表示装置10における可変表示ゲーム
は、可変表示部15の左図柄、中図柄、右図柄の3図柄
がそれぞれ変動して所定時間経過後に左図柄、右図柄、
中図柄の順に停止した3図柄が揃った(例えば、「3,
3,3」,「7,7,7」など)場合を大当りとする。
【0022】大当りが発生すると、変動入賞装置4の大
入賞口4aの開閉扉16が所定のサイクルパターンで開
放されて大量の入賞が可能となるようになっている。こ
こに、所定のサイクルパターンとしては、例えば、開閉
扉16が所定時間開いて閉じるまでを1サイクルとし、
各サイクル中に一定の継続条件(大入賞口4a中の継続
入賞口〔図示省略〕への入賞)が満たされることを条件
に次のサイクルが継続されて最高16サイクルまで継続
される遊技である。ただし、各サイクル中に、大入賞口
4aに所定個数の球が入賞すると、所定時間内であって
も、そのサイクルは終了するようになっている。
【0023】前記始動口14には普通図柄(普図と略称
する)の可変表示ゲームを行わせる普通図柄可変表示器
18が設けられている。
【0024】この普通図柄の可変表示ゲームは、遊技領
域13内に打込まれた遊技球がスルーチャッカー17,
17を通過することを条件として、普通図柄可変表示器
18が変動表示を開始し、所定時間後の停止図柄が特定
の図柄(例えば、「7」)の場合、小当りとして、電動
チューリップ役物を兼ねた第1種始動口14の左右の開
閉部材19,19が所定時間の開放を3回行うものであ
る。
【0025】上記、可変表示装置10による可変表示ゲ
ーム、普図の可変表示器18による可変表示ゲーム、大
当りや小当りの決定、第1種始動口14や変動入賞装置
4の大入賞口4aの開閉動作、各種ランプやLEDの点
滅などの遊技系統の制御は、後述する役物制御装置(役
物制御回路を含む)によって行われる。
【0026】また、各入賞口4a,14,20への入賞
に対しては、排出制御装置5(後述)の受信部が役物制
御装置3(後述)の発信部から賞球データ信号とセーフ
信号(入賞信号)を受けて所定個数の賞球排出を行わせ
る制御をする。
【0027】その他、遊技領域13には、一般入賞口2
0、各種ランプ、LEDなどが設けられている。
【0028】一方、パチンコ遊技機1の裏側には、図3
に示すように、遊技系統の制御を行う役物制御装置3、
貸球や賞球の排出の制御を行う排出制御装置5、排出用
の球を貯めておくメインタンク31、該メインタンク3
1と連通状態で設けられた案内樋32、該案内樋32を
介して流下してくる球の流下圧力を減圧させる減圧ユニ
ット33、その減圧された球を2条の排出経路を介して
排出させる排出ユニット34、閉店時などに球抜きをさ
せるための球抜きユニット35、発射装置36およびス
ピーカー53などが取り付けられている。
【0029】図4〜図5には、本実施例のパチンコ遊技
機の遊技系統の制御を行う役物制御回路40の主要制御
ブロック図を示す。
【0030】図4および図5において、役物制御回路
(役物制御手段)40は、CPU41、RAM42、R
OM43、クロック生成回路45、分周回路46、サウ
ンドジェネレータ51、アンプ52、スピーカー53、
第1種始動口14中に配され該始動口14中に入賞した
球を検出する第1種始動スイッチ61、スルーチャッカ
ー17中に配され該スルーチャッカー17中を通った球
を検出する普図始動スイッチ62、大入賞口4a中に配
され該大入賞口4aの一般入賞口(図示省略)中に入賞
した球をカウントするカウントスイッチ63、大入賞口
4a中の継続入賞口(図示省略)に入賞した球を検出す
る継続スイッチ64(この継続スイッチ64はカウント
スイッチとしての役割も果たしている)、ローパスフィ
ルター71,73、バッファゲート72,74、出力ポ
ート81,83およびドライバー82,84により構成
されている。
【0031】また、CPU41、ROM43、サウンド
ジェネレータ51、バッファゲート72,74および出
力ポート81,83は、バス50に接続されている。
【0032】CPU(Central Processing Unit)41
は、パチンコ遊技機の遊技領域13等に設けられた各種
装置、例えば、可変表示装置10、始動口14、変動入
賞装置4などの遊技動作をROM43内に格納された制
御プログラムに基づいて制御する。
【0033】即ち、CPU41は、第1種始動スイッチ
61、普図始動スイッチ62、カウントスイッチ63お
よび継続スイッチ64、全ての入賞球を検出する入賞球
検出スイッチ65等からローパスフィルター71,7
3、バッファゲート72,74およびバス50を介して
入力される検出信号、カウントデータ等に応じて遊技の
進行状態を検出し、バス50、出力ポート81,83お
よびドライバ82,84を介して遊技の進行を制御する
各種制御信号を出力する。
【0034】図4および図5において、ドライバ82,
84には、大入賞口4aの開閉扉16を開閉させる大入
賞口ソレノイド91、始動口14の左右の開閉部材1
9,19を開閉させる始動口ソレノイド92、スルーチ
ャッカー17を遊技球が通過して普図の可変表示ゲーム
が未処理となっている回数の記憶を表示する普図記憶表
示器18a〜18d、普通図柄可変表示器18、遊技盤
11等に配された装飾用のランプ・LED93、管理装
置86、可変表示装置10の可変表示の制御を行う可変
表示制御装置88、および球の排出制御装置5に送る信
号を球の排出のための作動信号に変換する信号変換手段
89(100)が接続されている。
【0035】従って、CPU41が出力する制御信号と
しては、変動入賞装置4の大入賞口4aの開閉扉16を
開閉させる大入賞口ソレノイド91、始動口14の開閉
部材19,19を開閉させる始動口ソレノイド92を励
磁する制御信号、普図記憶表示器18a〜18d、普図
の可変表示器18、および遊技盤11に配された装飾用
のランプ・LED93の表示を制御する表示制御信号、
サウンドジェネレータ51にスピーカー53からの効果
音出力のための効果音制御信号、ホール側の管理装置8
6に出力する各種信号(例えば、始動口入賞信号、大当
り信号、不正信号など)、排出制御装置5に対する排出
制御信号(例えば、送信クロック信号、賞球データ信
号、セーフ信号等)、特図の可変表示制御装置88に出
力する表示データ信号(表示情報)等がある。
【0036】また、CPU41は、各種フラグやカウン
タ、タイマなどを備えるとともに、所定の設定確率に基
づく一様乱数を生成する機能や、不正情報(入賞による
不正、コネクタの抜け、etc)等の各種情報を出力す
る機能等をも有する。
【0037】また、このCPU41は、他の各種回路を
制御する遊技制御システム40の中枢をなす8ビットの
マイクロプロセッサであり、ROM43内に格納された
プログラム処理手順に基づいて1シーケンス単位で各種
プログラム処理を実行する。また、遊技に用いる乱数の
生成も行う。
【0038】ROM43は、CPU41によって利用さ
れる各種制御プログラムやデータ等を格納する半導体メ
モリであり、RAM42は、CPU41におけるプログ
ラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等を格納
したり、遊技に関連するデータを一時的に記憶し、作業
領域として利用される半導体メモリである。
【0039】RAM42内には、遊技球が第1種始動口
14に入賞した時点における大当り乱数の抽選値を4つ
まで記憶し、その記憶分だけ、特図入賞記憶表示部15
a〜15dを点灯させ、保留メモリ(特別図柄表示装置
記憶)の記憶状態を示すようになっている。
【0040】分周回路46は、クロック生成回路45で
作り出されたクロックパルスを分周してCPU41を動
作させるための基本パルスを生成して、CPU41に供
給する。
【0041】電源回路90は、制御システム40内の各
部に各種電源電圧を供給する。
【0042】サウンドジェネレータ51は、バス50を
介してCPU41から入力される効果音データに基づい
て所定の効果音信号を生成し、アンプ52を介してスピ
ーカー53に出力して効果音を発生させる。
【0043】排出制御装置5は、入賞球に基づく賞球を
行うものであり、可変表示制御装置88は、特図可変表
示装置10による可変表示ゲームを行う際、遊技制御シ
ステム40から出力される表示データに基づいて特別図
柄を変動表示させるものである。
【0044】電源装置90は、一般商用電源から変換さ
れたAC24Vの交流電流を整流して直流電流に変換
し、各種ソレノイドやランプ等を駆動するためのDC3
3V、各種表示部に供給するためのDC24V、各種ス
イッチ類を駆動するためのDC12V、ロジック回路に
供給するためのDC5Vの各電圧変換を行う直流電源回
路である。
【0045】ランプ・LED93は、遊技中の遊技動作
状態を示したり、可変表示ゲームにおける装飾効果をも
たらすためのものである。
【0046】パイロットランプ95は大当りの遊技の発
生や不正などを知らせるランプである。
【0047】次に、上記遊技制御システム40の動作
(作用)を説明する。
【0048】遊技中、第1種始動スイッチ61、普図始
動スイッチ62、カウントスイッチ63、継続スイッチ
64および入賞球検出スイッチ65の入力の有無が監視
されており、遊技球が第1種始動口14に入賞した場合
や、スルーチャッカー17,17を通過した場合、始動
スイッチ61又は普図始動スイッチ62において遊技球
の入賞が検出されて入力処理が行われる。
【0049】また、第1種始動口14において遊技球の
入賞が検出された場合には、RAM42内の所定の記憶
領域(以下、特図保留エリアという)に、入賞した遊技
球の数が4つ分まで記憶保持されるとともに、可変表示
ゲームに用いられる入賞時の乱数値も一時的に記憶保持
され、その入賞の記憶に基づいて特別図柄の可変表示装
置10において可変表示ゲームが開始される。
【0050】可変表示ゲーム処理において、CPU41
は、例えば、通常動作処理、図柄変動処理、大当り動作
処理、ハズレ動作処理等の各処理を実行する。
【0051】そして、各図柄のデータは、CPU41に
よって大当り図柄であるか、ハズレ図柄であるかが判断
され、大当り図柄であると判断されたときには前記RA
M42の大当り格納領域に記憶され、ハズレ図柄である
ときには前記RAM42のハズレ図柄格納領域に記憶さ
れる。当りの場合には、その大当り図柄格納領域に記憶
されている大当り図柄により停止図柄を確定するととも
に、ハズレの場合には、ハズレ図柄格納領域に記憶され
ているハズレ図柄により停止図柄を確定する。
【0052】そして、可変表示ゲーム処理において設定
される特別図柄の可変表示装置10に関するデータは、
可変表示制御装置88に出力されるようになっている。
【0053】また、スルーチャッカー17,17におい
て遊技球の通過が検出された場合には、RAM42内の
所定の記憶領域(以下、普図保留エリアという)に、通
過した遊技球の数が4つ分まで記憶保持されるととも
に、普図の可変表示装置18の表示に用いられる通過時
の乱数値も普図保留エリアに一時的に記憶保持される。
普図の可変表示装置18における小当りを決定するため
の普図乱数もCPU41により生成される。
【0054】そして、スルーチャッカー17,17への
遊技球の通過の記憶、即ち、普図保留エリアに記憶保持
されたデータに基づいて普通図柄表示装置18において
普図ゲームが開始される。
【0055】この普図ゲームの結果、小当り(例えば、
「7」の表示で停止)のときには始動口14の開閉部材
19,19が一定時間開かれる。
【0056】図6には、排出制御装置5内の排出制御回
路300の制御ブロック図を示す。
【0057】図6において、排出制御回路300は、排
出に関する各種データを演算処理して球の排出制御処理
を行うCPU301、球の排出に関する各種入力信号等
を記憶するRAM302、排出の制御パターンが記憶さ
れたROM303、水晶発振回路304、入力フィルタ
310およびドライバ320などを備えている。
【0058】そして、入力フィルタ310には、排出ユ
ニット34(図3)による排出時に所定の排出個数に満
たない半端球状態を検出する半端センサ311、排出ユ
ニット34(図3)内の排出装置(図示省略)により排
出される球の数を検出する第1および第2の排出センサ
312,313、球抜き操作がなされたか否かを検出す
る球抜きセンサ314、受皿1c(図1)中に排出され
る球がオーバーフローしているか否かを検出するオーバ
ーフローセンサ315が接続されている他、役物制御回
路40(図4)から送られてくる送信クロック信号31
6a、賞球データ信号316bおよびセーフ信号(入賞
信号)316cを入力フィルタ310に入力できる信号
に変換する信号変換手段316が接続されている。
【0059】一方、ドライバー320には排出ユニット
34(図3)内の排出装置(図示省略)により排出され
た賞球数を管理装置86に知らせる賞球数信号を送る信
号端子321、排出ユニット(図3)内の排出装置(図
示省略)を作動させる第1および第2の排出ソレノイド
322,323、球抜きユニット35の球抜き装置(図
示省略)を作動させる球抜きソレノイド324、パチン
コ遊技機1の裏側に集められた入賞球を1つずつ回収処
理する装置を作動させるセーフソレノイド325が接続
されている。
【0060】電源装置98は、一般商用電源からAC2
4Vの交流電流に変換されて導かれた電流を、排出制御
回路300の各種ソレノイド(322,323,32
4,325)などを駆動するためのDC33V、各種ス
イッチ類(311〜315)を駆動するためのDC12
V、ロジック回路に供給するためのDC5Vの各電圧に
変換させる直流電源回路である。
【0061】次に、上記のように構成された排出制御回
路300の作用(動作)について説明する。
【0062】賞球排出としては、役物制御回路40から
セーフ信号(入賞信号)316cとその入賞に対応する
賞球データ316bが送られてくると、役物制御回路4
0から送られてくる送信クロック信号と同期して信号変
換手段316に入り、それが入力フィルタ310に入力
できる信号に変換される。この変換された信号が入力フ
ィルタ310を介してCPU301に入力されると、そ
のデータがRAM302に記憶される。その記憶された
データとROM303内のデータとを基にCPU300
が演算処理し、ドライバ320を介して賞球数信号を送
信するとともに、第1および第2の排出ソレノイド32
2,323を作動させて所定の賞球排出をさせる。この
ときの排出球の数は第1および第2の排出センサ31
2,313の検出に基づいてカウントされて、その所定
の賞球排出が行われた時点で第1および第2の排出ソレ
ノイド322,323の作動が停止される。
【0063】排出ユニット34(図3)による排出時に
所定の排出個数に満たない半端球の状態が半端センサ3
11に検出されたときには、CPU301にその検出信
号が入力された時点で、その後の賞球排出動作となる第
1および第2の排出ソレノイド322,323の作動は
停止される。
【0064】受皿1c(図1)中に排出させる球がオー
バーフローしているときには、そのオーバーフローの検
出信号がオーバーフローセンサ315からCPU301
に送られ、その時点でその後の賞球排出動作となる第1
および第2の排出ソレノイド323,323の作動が停
止される。
【0065】球抜き操作が行われて球抜きセンサ314
からの検出信号が入力されたときには、CPU301か
らの指令により球抜きソレノイド324が作動されて球
抜きがなされる。
【0066】また、CPU301からの指令に基づいて
セーフソレノイド325が作動されてセーフ球(入賞
球)の回収処理が行われる。
【0067】図7には、上記役物制御回路40の信号変
換手段89を構成する情報発信部100と、排出制御回
路300の情報受信部350を構成する電子回路図を示
す。
【0068】役物制御回路40からの送信クロック信号
316a、賞球データ信号316bおよびセーフ信号3
16cなどを発信する情報発信部100は、役物制御回
路40のドライバ84を構成するトランジスタ101に
接続されたフォトカプラ110と、該フォトカプラ11
0に接続されたノイズ除去手段120とによって構成さ
れている。
【0069】トランジスタ101のベース101aは役
物制御回路40側に接続され、エミッタ101bはグラ
ンドGに接続されている。
【0070】フォトカプラ110は発光ダイオード11
1とフォトトランジスタ112とから構成されている。
そして、その発光ダイオード111の陽極側は電源13
1に、陰極側はトランジスタ101のカソード101c
にそれぞれ接続されている。
【0071】ノイズ除去手段120は、バリスタ(サー
ジアブソーバーといわれるものも含む)122と、該バ
リスタ122と立上り特性を異にした電極間放電により
所定値以上の電圧を逃がす非線形素子121とによって
構成され、フォトカプラ110を構成するフォトトラン
ジスタ112のエミッタ112aとグランドGとの間に
直列に接続されている。ここに、非線形素子121は、
バリスタ122と電極間放電の立上り特性を異にする素
子で、急しゅんな立上りをもつ静電気等で発信部100
を破壊し得る所定値以上の電圧を放電させて逃がすよう
になっていて、例えば、数10μm程度のギャップを設
けた電極を有していて急しゅんな立上りの電気をその電
極間で放電させて放出させる。この実施例では、非線形
素子121の耐電圧は200Vで、バリスタ122の耐
電圧が47Vとなっているが、必要に応じて任意変更し
てよい。
【0072】一方、ケーブル501,502等を介して
役物制御回路40からの送信クロック信号316a、賞
球データ信号316bおよびセーフ信号316c等を受
ける排出制御回路300の情報受信部350は、発光ダ
イオード351とフォトトランジスタ352とからなる
フォトカプラによって構成され、このフォトカプラが前
記信号変換手段316(図6)を構成している。
【0073】図7中、R1〜R3は抵抗、Gはグラン
ド、355は電源である。
【0074】役物制御回路40の情報発信部100は上
記のように、非線形素子121とバリスタ122とから
なるノイズ除去手段120を備えているので、ケーブル
501,502等を介して役物制御回路40の情報発信
部100に入りそうなトランシーバーの電磁波等のノイ
ズはノイズ除去手段120を構成する非線形素子121
とバリスタ122とによって除去され、ノイズによる情
報発信部100の破壊を防ぐことができる。
【0075】なお、上記実施例ではノイズ除去手段12
0を、バリスタ122と、該バリスタ122と立上り特
性を異にした非線形素子122とで構成したが、ノイズ
を除去できさえすればどのような電子回路で構成してよ
い。
【0076】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、役物制
御回路の情報発信部にノイズ除去手段を設けたので、役
物制御回路の情報発信部に入りそうなノイズはノイズ除
去手段によって除去されることとなって、ノイズによる
情報発信部の破壊を防ぐことができる。
【0077】請求項2に記載の発明によれば、情報発信
部がフォトカプラによって構成されているので、フォト
カプラに入りそうなノイズはノイズ除去手段によって除
去されることとなって、ノイズによるフォトカプラの破
壊を防ぐことができる。
【0078】請求項3に記載の発明によれば、ノイズ除
去手段が、フォトカプラを構成するフォトトランジスタ
のエミッタとグランドとの間に接続されているので、フ
ォトトランジスタに入りそうなノイズはノイズ除去手段
により除去されることとなってノイズによるフォトトラ
ンジスタの破壊を防ぐことができる。
【0079】請求項4に記載の発明によれば、ノイズ除
去手段が、バリスタと、該バリスタと立上り特性の異な
る非線形素子とで除去されることとなって、その立上り
のタイミングが異なる分、ノイズの除去がより効果的に
行われることとなって、ノイズによる情報発信部の破壊
をより効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の斜視図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】遊技機の背面図である。
【図4】役物制御回路の主要制御ブロック図の一部であ
る。
【図5】役物制御回路の主要制御ブロック図の一部であ
る。
【図6】排出制御回路の制御ブロック図である。
【図7】役物制御回路の情報発信部と排出制御回路の情
報発信部を構成する電子回路図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 11 遊技盤 40 役物制御回路 100 情報発信部 110 フォトカプラ 112 フォトトランジスタ 112a エミッタ 120 ノイズ除去手段 121 非線形素子 122 バリスタ(サージアブソーバーも含む) G グランド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技系統の制御を行う役物制御回路を備
    えた遊技機において、前記役物制御回路の情報発信部に
    ノイズ除去手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記情報発信部は、前記役物制御回路に
    接続されたフォトカプラを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ除去手段は、前記フォトカプ
    ラを構成するフォトトランジスタのエミッタとグランド
    との間に接続されていることを特徴とする請求項2に記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記ノイズ除去手段は、バリスタと、該
    バリスタと立上り特性を異にした電極間放電により所定
    値以上の電圧を逃がす非線形抵抗素子とが直列に接続さ
    れて構成されていることを特徴とする請求項1,2又は
    3に記載の遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058834A (ja) * 2000-08-22 2002-02-26 Sankyo Kk 遊技機
JP2002058852A (ja) * 2000-08-17 2002-02-26 Sankyo Kk 遊技機
JP2002085655A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Sankyo Kk 遊技機
JP2007181743A (ja) * 2007-04-11 2007-07-19 Sankyo Kk 遊技機
JP2007181742A (ja) * 2007-04-11 2007-07-19 Sankyo Kk 遊技機

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