JPH08131637A - 遊技制御装置 - Google Patents

遊技制御装置

Info

Publication number
JPH08131637A
JPH08131637A JP27540794A JP27540794A JPH08131637A JP H08131637 A JPH08131637 A JP H08131637A JP 27540794 A JP27540794 A JP 27540794A JP 27540794 A JP27540794 A JP 27540794A JP H08131637 A JPH08131637 A JP H08131637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
monitoring
processing
fraud
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27540794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP27540794A priority Critical patent/JPH08131637A/ja
Publication of JPH08131637A publication Critical patent/JPH08131637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技可能な正常制御動作中のみならず、遊技
不能な不正制御動作中にも不正を監視して、行われた全
ての不正が解除されるまで正常制御動作に戻らないよう
にし、遊技店員が不正の解除作業に手間取らず、遊技者
の遊技の中断時間を少なくすることのできる遊技制御装
置を提供することを目的とする。 【構成】 遊技上の不正を監視して記憶する不正監視記
憶手段(例えば、CPU41,RAM42)と、該不正
監視記憶手段の前記不正の記憶に基づいて遊技可能な正
常制御動作から遊技不能な不正制御動作に移行させる処
理を行う不正動作制御処理手段(例えば、CPU41)
とを備え、前記不正監視記憶手段が、前記遊技可能な正
常制御動作中と前記遊技不能な不正制御動作中とに不正
を監視して記憶する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技可能な正常制御
動作中のみならず、遊技不能な不正制御動作中にも不正
を監視して複数の不正の解除を行い易くした遊技制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機、例えば、パチンコ遊技機
などで、遊技中になされる不正を監視し、不正があった
ときに、遊技可能な正常制御動作から遊技不能な不正制
御動作に移行する遊技制御装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の遊
技制御装置は遊技可能な正常制御動作中にのみ不正を監
視していて、遊技不能な不正制御動作中には不正を監視
できなかった。
【0004】そのため、遊技不能な不正制御動作中に他
の不正が行われていたような場合に、遊技店員がその不
正に気付かず、1つの不正の原因を取除けば、一旦その
不正制御動作が解除されて正常制御動作に戻るので、そ
の戻ったときに遊技者に遊技を行せようとすると、また
その不正が監視されて再び遊技不能な不正制御動作にな
ってしまって、遊技者の遊技の興趣に水をさしてしまう
という問題点があった。
【0005】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、遊技可能な正常制御動作中のみならず、
遊技不能な不正制御動作中にも不正を監視して、行われ
た全ての不正が解除されるまで正常制御動作に戻らない
ようにし、遊技店員が不正の解除作業に手間取らず、遊
技者の遊技の中断時間を少なくすることのできる遊技制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、遊技上の不正を監視して
記憶する不正監視記憶手段(例えば、CPU41,RA
M42)と、該不正監視記憶手段の前記不正の記憶に基
づいて遊技可能な正常制御動作から遊技不能な不正制御
動作に移行させる処理を行う不正動作制御処理手段(例
えば、CPU41)とを備え、前記不正監視記憶手段
が、前記遊技可能な正常制御動作中と前記遊技不能な不
正制御動作中とに不正を監視して記憶する手段を備えた
構成とした。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遊技制御装置において、不正監視記憶手段に記憶され
た不正の数を視認可能に報知させる制御手段を備えた構
成とした。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の遊技制御装置において、不正監視記憶手段が不
正の種類を記憶する手段を備え、不正監視記憶手段が記
憶した不正の種類を視認可能に報知させる報知制御手段
(例えば、CPU41、可変表示制御装置88など)を
備えた構成とした。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、遊技可能な正常制御
動作中のみならず、遊技不能な不正制御動作中にも不正
を監視して、なされた全ての不正の解除を行わない限
り、正常制御動作に戻らないので、遊技店員が不正の解
除作業に手間取らず、遊技者の遊技の中断時間を少なく
することができる。
【0010】請求項2の発明によれば、不正監視記憶手
段に記憶された不正の数を、制御手段により視認可能に
報知させる制御が行われるので、遊技機などにその報知
部を設けておけば、なされた不正の数が視認でき、正常
制御動作に戻る前の1回の不正の解除作業で全ての不正
の解除を行うことができ、遊技者の遊技の中断時間を少
なくすることができる。
【0011】請求項3の発明によれば、不正監視記憶手
段が不正の種類を記憶し、その記憶された不正の種類が
報知制御手段により視認可能に報知される制御が行われ
るので、遊技機などにその報知部を設けておけば、その
なされた不正の種類が直ぐにわかって、その不正の解除
が容易となる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る遊技制御装置の実施例
について説明する。
【0013】図1は、この発明に係る遊技制御装置が適
用されたパチンコ遊技機の上部側正面図、図2は遊技盤
に設置される変動入賞装置の斜視図、図3は変動入賞装
置の大入賞口の内部を示す部分斜視図である。
【0014】パチンコ遊技機の遊技盤11のガイドレー
ル12で囲まれた遊技領域13には、特別図柄の可変表
示装置10、普通電動役物を兼ねた第1種始動口14、
変動入賞装置4、スルーチャッカー17、一般入賞口2
0などが設置されている。
【0015】可変表示装置10には一般入賞口20およ
び特図の可変表示部15などが設けられ、可変表示部1
8には始動口14への入賞に基づいて特図の可変表示ゲ
ーム(特図ゲームともいう)の変動表示がなされるとと
もに、遊技等に関する各種表示がなされるようになって
いる。
【0016】第1種始動口14には、チューリップ形式
の開閉部材19,19および普図の可変表示器18が設
けられ、普図の可変表示器18にはスルーチャッカー1
7中を遊技球が通過したことに基づいて普図の可変表示
ゲーム(普図ゲームともいう)の変動表示がなされる。
【0017】変動入賞装置4には開閉扉16によって開
閉される大入賞口4aが設けられている。この大入賞口
4a中には、図2および図3に示すように、継続入賞口
(V入賞口ともいう)4cと一般入賞口4d,4dが設
けられ、継続入賞口4cは開閉部材4eによって開閉さ
れるようになっている。
【0018】そして、上記始動口14内には該始動口1
4内に入賞した球を検出する第1種始動スイッチ61
が、スルーチャッカー17内には該スルーチャッカー1
7内を通過する球を検出する普図始動スイッチ62がそ
れぞれ設けられている。また、大入賞口4a中には、継
続入賞口4c中に入賞した球を検出する継続スイッチ6
4(入賞した球を計数するカウントスイッチとしても機
能する)と継続入賞口4c以外に入賞した球を検出する
カウントスイッチ63が設けられている。そして、その
カウントスイッチ63に前記一般入賞口4dが、継続ス
イッチ64に前記継続入賞口4cが、それぞれ設けられ
ている。また、遊技盤1の裏側には遊技領域13の全て
の入賞口20,14,4a中に入賞した球を検出する入
賞球検出スイッチ65が設けられている。
【0019】パチンコ遊技機の外枠2の上部前面には大
当りの遊技の発生を知らせるパイロットランプ95が設
置されている。
【0020】また、遊技盤11の裏側にはパチンコ遊技
機の遊技上の制御、遊技上の不正を監視する制御などを
行う遊技制御装置40(後述)、球の排出の制御を行う
排出制御装置87(後述)などが設置されている。
【0021】このパチンコ遊技機の本発明に関係する部
分は上記のように構成されていて概略次のように動作す
る。
【0022】遊技領域13中に打込まれた球が始動口1
4中に入賞すると、その入賞が第1種始動スイッチ61
(後述)に検出されて記憶され、その記憶に基づいて可
変表示装置10の可変表示部15の可変表示が変動され
て停止される可変表示ゲーム(特図ゲーム)が行われ
る。
【0023】そして、その可変表示ゲームの結果、可変
表示部15の表示が特定の図柄、例えば、(1,1,
1),(3,3,3),(7,7,7)などで停止する
と、大当りが発生して特別遊技状態に変換される。
【0024】特別遊技は変動入賞装置4の開閉扉16が
所定時間ずつ開放されて閉じるサイクルが継続して行わ
れる。その継続条件としては各サイクル中に大入賞口4
aのV入賞口(継続入賞口)4c中に球が入賞すること
が条件とされる。
【0025】各サイクル中、大入賞口4a中に入賞する
球はその中のカウントスイッチ4dおよび継続スイッチ
4cに検出されていて、所定個数入賞したときにはその
所定時間内であってもそのサイクルが途中で終了されて
開閉扉16が閉じられてそのサイクルが終了するように
なっている。
【0026】また、スルーチャッカー17中を球が通過
したときには、その中の普図始動スイッチ62に検出さ
れて記憶され、その記憶に基づいて、始動口14の普図
の可変表示部18の表示が変動されて停止される普図の
可変表示ゲームが行われる。
【0027】この普図の可変表示ゲームの結果、普図の
可変表示部18の表示が特定の表示(例えば、「7」)
で停止されると、始動口14の開閉部材19,19が所
定時間開放されて始動口14中に球が入賞し易くなる。
【0028】遊技上の不正として考えられるのは、大入
賞口5a中の継続スイッチ64、カウントスイッチ63
などに対して行われる。
【0029】その不正は遊技制御装置40(後述)によ
り監視されていて、不正を検出したときには、遊技が可
能な通常制御動作から遊技が不能な不正制御動作に変換
されて、その不正が解除されるまで通常制御動作に復帰
されないようになっている。
【0030】この発明では、特に、その不正動作中であ
っても、他の不正が発生したときにはその不正も監視さ
れるようになっていて、発生した全ての不正が解除され
るまで、通常遊技動作に復帰されないようになってい
る。それによって、遊技店員が不正の解除作業に手間取
らず、遊技者の遊技の中断時間を少なくすることができ
る。
【0031】図4〜図5には、本実施例のパチンコ遊技
機の遊技制御を行う遊技制御システム40の主要制御ブ
ロック図を示す。
【0032】図4および図5において、遊技制御システ
ム(遊技機制御手段)40は、CPU41、RAM4
2、ROM43、クロック生成回路45、分周回路4
6、サウンドジェネレータ51、アンプ52、スピーカ
ー53、第1種始動口14中に配され該始動口14中に
入賞した球を検出する第1種始動スイッチ61、スルー
チャッカー17中に配され該スルーチャッカー17中を
通った球を検出する普図始動スイッチ62、大入賞口4
a中に配され該大入賞口4a中に入賞した球をカウント
するカウントスイッチ63、大入賞口4a中の継続入賞
口4c(図3)に配され該継続入賞口4cに入賞した球
を検出する継続スイッチ64(この継続スイッチ64は
カウントスイッチとしての役割も果たしている)、ロー
パスフィルター71,73、バッファゲート72,7
4、出力ポート81,83およびドライバー82,84
により構成されている。
【0033】また、CPU41、ROM43、サウンド
ジェネレータ51、バッファゲート72,74および出
力ポート81,83は、バス50に接続されている。
【0034】CPU(Central Processing Unit)41
は、パチンコ遊技機の遊技領域13等に設けられた各種
装置、例えば、可変表示装置10、始動口14、変動入
賞装置4などの遊技動作をROM43内に格納された制
御プログラムに基づいて制御する。
【0035】即ち、CPU41は、第1種始動スイッチ
61、普図始動スイッチ62、カウントスイッチ63お
よび継続スイッチ64、全ての入賞球を検出する入賞球
検出スイッチ65等からローパスフィルター71,7
3、バッファゲート72,74およびバス50を介して
入力される検出信号、カウントデータ等に応じて遊技の
進行状態を検出し、バス50、出力ポート81,83お
よびドライバ82,84を介して遊技の進行を制御する
各種制御信号を出力する。
【0036】図4および図5において、ドライバ82,
84には、大入賞口4aの開閉扉16を開閉させる大入
賞口ソレノイド91、始動口14の左右の開閉部材1
9,19を開閉させる始動口ソレノイド92、スルーチ
ャッカー17を遊技球が通過して普図の可変表示ゲーム
が未処理となっている回数の記憶を表示する普図記憶表
示器18a〜18d、普図の可変表示器18、遊技盤1
1等に配された装飾用のランプ・LED93、パイロッ
トランプ95および変動入賞装置4の大入賞口4a中の
継続入賞口4cの開閉を行う開閉部材4eを動作させる
V閉塞ソレノイド94、管理装置86、球の排出制御装
置87、可変表示装置10への可変表示の制御を行う可
変表示制御装置88が接続されている。
【0037】従って、CPU41が出力する制御信号と
しては、変動入賞装置4の大入賞口4aの開閉扉16を
開閉させる大入賞口ソレノイド91、始動口14の開閉
部材19,19を開閉させる始動口ソレノイド92およ
びV閉塞ソレノイド94を励磁する制御信号、普図記憶
表示器18a〜18d、普図の可変表示器18、および
遊技盤11に配された装飾用のランプ・LED93、パ
イロットランプ95の表示を制御する表示制御信号、サ
ウンドジェネレータ51にスピーカー53からの効果音
出力のための効果音制御信号、ホール側の管理装置86
に出力する各種信号(例えば、始動口入賞信号、大当り
信号、不正信号など)、排出制御装置87に対する排出
制御信号(例えば、送信クロック信号、賞球データ信号
等)、特図の可変表示制御装置88に出力する表示デー
タ信号(表示情報)等がある。
【0038】また、CPU41は、各種フラグやカウン
タ、タイマなどを備えるとともに、所定の設定確率に基
づく一様乱数を生成する機能や、不正情報(入賞による
不正、コネクタの抜け、etc)等の各種情報を出力す
る機能等をも有する。
【0039】また、このCPU41は、他の各種回路を
制御する遊技制御システム40の中枢をなす8ビットの
マイクロプロセッサであり、後述するリセット信号に基
づいて、リセット割込処理により、ROM43内に格納
されたプログラム処理手順に基づいて1シーケンス単位
で各種プログラム処理を実行する。また、遊技に用いる
乱数を必要とする場合、本実施例では、リセットタイミ
ングに合わせてカウントアップするケタ上がり方式のカ
ウンタにより乱数を得ている。
【0040】ROM43は、CPU41によって利用さ
れる各種制御プログラムやデータ等を格納する半導体メ
モリであり、RAM42は、CPU41におけるプログ
ラム処理実行中に利用されるプログラムデータ等を格納
したり、遊技に関連するデータを一時的に記憶し、作業
領域として利用される半導体メモリである。
【0041】RAM42内には、遊技球が第1種始動口
14に入賞した時点における大当り乱数の抽選値を4つ
まで順次記憶する所定の記憶領域(以下、特図記憶エリ
アという)が設けられており、特図記憶エリアに抽選値
が記憶されると、特図記憶エリアに対応する特図入賞記
憶表示部15a〜15dが点灯し、保留メモリ(特別図
柄表示装置記憶)の記憶状態を示すようになっている。
【0042】分周回路46は、クロック生成回路45で
作り出されたクロックパルスを分周してCPU41を動
作させるための基本パルスを生成して、CPU41に供
給する。
【0043】電源回路90は、制御システム40内の各
部に各種電源電圧を供給する。
【0044】サウンドジェネレータ51は、バス50を
介してCPU41から入力される効果音データに基づい
て所定の効果音信号を生成し、その生成した効果音信号
をアンプ52に出力する。
【0045】アンプ52は、サウンドジェネレータ51
から入力される効果音信号を所定の増幅率で増幅してス
ピーカー53に出力し、スピーカー53を駆動して効果
音を発生させる。
【0046】排出制御装置87は、入賞球に基づく賞球
を行うものであり、可変表示制御装置88は、特図可変
表示装置10による可変表示ゲームを行う際、遊技制御
システム40から出力される表示データに基づいて特別
図柄を変動表示させるものである。
【0047】電源装置90は、一般商用電源から変換さ
れたAC24Vの交流電流を整流して直流電流に変換
し、各種ソレノイドやランプ等を駆動するためのDC3
3V、各種表示部に供給するためのDC24V、各種ス
イッチ類を駆動するためのDC12V、ロジック回路に
供給するためのDC5Vの各電圧変換を行う直流電源回
路である。
【0048】ランプ・LED93は、遊技中の遊技動作
状態を示したり、可変表示ゲームにおける装飾効果をも
たらすためのものである。
【0049】パイロットランプ95は大当りの遊技の発
生や不正などを知らせるランプである。
【0050】なお、特別図柄の可変表示装置10によっ
て行われる可変表示ゲームは、通常時、即ち、低確率動
作モード時において、当選値は“07”の1つだけであ
るが、特定図柄で大当りが発生すると高確率動作モード
に移行し、当選値が“07”,“22”,“75”,
“124”,“189”の5つとなって、高確率動作時
には低確率動作時と比較して大当り確率が5倍にアップ
するように確率が変動する。そして、高確率動作モード
は、特定図柄で大当りした後、所定回数大当りするまで
継続し、その後に低確率動作モードに戻る。
【0051】次に、上記遊技制御システム40の動作
(作用)を説明する。
【0052】遊技中、第1種始動スイッチ61、普図始
動スイッチ62、カウントスイッチ63、継続スイッチ
64および入賞球検出スイッチ65の入力の有無が監視
されており、遊技球が第1種始動口14に入賞した場合
や、スルーチャッカー17,17を通過した場合、始動
スイッチ61又は普図始動スイッチ62において遊技球
の入賞が検出されるとともに、検出信号のチャタリング
の除去や論理変換等が行われて入力処理が行われる。
【0053】また、第1種始動口14において遊技球の
入賞が検出された場合には、RAM42内の所定の記憶
領域(以下、特図保留エリアという)に、入賞した遊技
球の数が4つ分まで記憶保持されるとともに、可変表示
ゲームに用いられる入賞時の乱数値も一時的に記憶保持
される。ちなみに、特別図柄の可変表示装置10におけ
る大当りを決定するための特図乱数はCPU41により
生成される。
【0054】そして、第1種始動口14への遊技球の入
賞の記憶、即ち、特図保留エリアに記憶保持されたデー
タに基づいて特別図柄の可変表示装置10において可変
表示ゲームが開始される。
【0055】可変表示ゲーム処理において、CPU41
は、例えば、通常動作処理、図柄変動処理(第1停止図
柄の停止監視処理,第2停止図柄の停止監視およびリー
チ判定処理,第3停止図柄の停止監視処理,図柄判定処
理,動作の終了監視処理)、大当り動作処理、ハズレ動
作処理等の各処理を実行する。
【0056】そして、各図柄のデータは、CPU41に
よって大当り図柄であるか、ハズレ図柄であるかが判断
され、大当り図柄であると判断されたときには前記RA
M42の大当り格納領域に記憶され、ハズレ図柄である
ときには前記RAM42のハズレ図柄格納領域に記憶さ
れる。当りの場合には、その大当り図柄格納領域に記憶
されている大当り図柄により停止図柄を確定するととも
に、ハズレの場合には、ハズレ図柄格納領域に記憶され
ているハズレ図柄により停止図柄を確定する。
【0057】そして、可変表示ゲーム処理において設定
される特別図柄の可変表示装置10に関するデータは、
表示制御処理(後述のデータ転送処理)によって可変表
示制御装置88に出力されるようになっている。
【0058】また、スルーチャッカー17,17におい
て遊技球の通過が検出された場合には、RAM42内の
所定の記憶領域(以下、普図保留エリアという)に、通
過した遊技球の数が4つ分まで記憶保持されるととも
に、普図の可変表示装置18の表示に用いられる通過時
の乱数値も普図保留エリアに一時的に記憶保持される。
普図の可変表示装置18における小当りを決定するため
の普図乱数もCPU41により生成される。
【0059】そして、スルーチャッカー17,17への
遊技球の通過の記憶、即ち、普図保留エリアに記憶保持
されたデータに基づいて普通図柄表示装置18において
普図ゲームが開始される。
【0060】この普図ゲームの結果、小当り(例えば、
「7」の表示で停止)のときには始動口14の開閉部材
19,19が一定間開かれる。
【0061】次に、上記遊技制御システム(遊技機制御
回路)40によってなされる遊技制御の処理手順を図6
〜図7のフローチャート(ゼネラルフロー)に基づいて
説明する。
【0062】図6,図7は遊技制御システムによって行
われる全体的な処理概要を示すフローチャートである。
【0063】その処理としては、先ず、パチンコ遊技機
の電源回路90の最初の電源投入時であるか否かを判定
し、最初の電源投入時であれば、CPU41により使用
される各種レジスタやRAM42などを初期化(ステッ
プS2)してリセット割込み待ちの状態になるが、最初
の電源投入時でなければ、可変表示装置10の可変表示
ゲームにおける大当り発生の確率設定を行うか否かを判
定する(ステップS3)。この確率設定は、遊技店側で
何段階かの確率設定を行えるようになっている。
【0064】その結果、確率設定が行われれば、その確
率の設定処理を行ってCPU41がリセット割込み待ち
となるが、その確率設定が行われなければ、遊技制御シ
ステム40から排出制御装置87への賞球データ等に関
する賞球制御処理を行い(ステップS5)、可変表示ゲ
ームにおける大当り、リーチ、ハズレのいずれかを決定
するための乱数の更新処理(ステップS6)、各種スイ
ッチ61,62,63,64,65の入賞監視、普図始
動スイッチ62の通過監視処理(ステップS7)を行っ
てから各シーケンスを効率良く処理するための処理N
O.の値に基づいて分岐処理を行う(ステップS8)。
【0065】その場合、例えば、処理NO.の値が
「0」であれば後述する通常処理(ステップS9)、処
理NO.の値が「1」であれば可変表示装置10の図柄
を変動させる後述の図柄変動処理(可変表示ゲーム処
理)(ステップS10)、処理NO.の値が「2」であ
れば大当り処理(ステップS11)、処理NO.の値が
「3」であればハズレ処理(ステップS12)をそれぞ
れ行う。
【0066】そして、始動口14の普通図柄の可変表示
ゲームや始動口14の開閉部材19,19の開閉に関す
る普図普電処理(ステップS13)、ソレノイド・外部
情報処理(第1種始動口14内にどのくらいの割合で入
賞しているかを測定するために、ホールの管理装置86
へ出力される始動口入賞のオン・オフデータや、大当り
中であることを知らせる大当り信号等が設定され出力さ
れる処理)(ステップS14)、中央処理装置(CP
U)41から可変表示制御装置88に表示データを転送
する処理であるデータ転送処理(ステップS15)、出
力処理(ステップS16)、遊技状態に応じて、遊技盤
11面に配置されたLEDやランプ等の表示データを設
定する処理であるランプLED処理(ステップS1
7)、効果音の音出力処理(ステップS18)、カウン
トスイッチ63および継続スイッチ64のノーカウント
不正や球詰まり不正等の不正が行われているか否かを監
視して不正が行われているときにそれを報知する不正監
視・不正処理(ステップS19)を行ってCPU41が
リセット割込み待ちの状態となる。
【0067】そして、前述したリセット信号に基づいて
CPU41はリセット割込み待ちの状態から復帰するよ
うになっている。
【0068】図8には、図7のゼネラルフローのステッ
プS9で行われるサブルーチンとしての大当り処理のフ
ローチャートを示す。
【0069】大当り処理では、先ず、継続スイッチ64
からの信号に基づく継続入賞(継続入賞口4cへの入
賞)チェック(ステップR1)、カウントスイッチ63
および継続スイッチ64からの信号に基づくカウント入
賞(一般入賞口4dおよび継続入賞口4cへの入賞)チ
ェック(ステップR2)を行う。
【0070】そして、大当りの特別遊技の1サイクル
(変動入賞装置4の1回の開閉動作)の終了条件、即
ち、開閉扉16の所定開放時間の終了、或いは、大入賞
口4a中への所定個数の遊技球の入賞の確認が成立した
か否かを判定(ステップR3)し、終了条件が満たされ
ていない場合はそのまま図7のゼネラルフローに戻って
ステップS13以下の処理を行うが、終了条件が満たさ
れた場合はカウント入賞(一般入賞口4dおよび継続入
賞口4cへの入賞)の判定(ステップR4)を行う。
【0071】このステップR4における判定で、カウン
ト入賞がなかった場合はステップR6でノーカウントの
不正要求を行って図7のゼネラルフローに戻ってステッ
プS13以下の処理を行うが、カウント入賞があった場
合はステップR5で継続条件(継続入賞口4cへの入
賞)が成立したか否かの判定を行う。
【0072】この判定(ステップR5)で継続条件が成
立していない場合はステップR7に移行するが、継続条
件が成立している場合はステップR10で次のサイクル
の大当り処理への移行処理を行ってから図7のゼネラル
フローに戻ってステップS13以下の処理を行う。
【0073】ステップR7では大当り発生の確率変動条
件が成立したか否かを判定し、成立しなかった場合は通
常処理の処理NO.「0」への変更処理だけを行って図
7のゼネラルフローに戻ってステップS13以下の処理
を行うが、成立した場合は確率変動開始処理(ステップ
R8)と通常処理の処理NO.「0」への変更処理を行
ってから図7のゼネラルフローに戻ってステップS13
以下の処理を行う。
【0074】図9〜図15に、遊技制御装置 によって
行われる不正監視・不正処理の制御処理手順としてのフ
ローチャートを示す。
【0075】不正監視・不正処理の制御処理は、不正監
視処理(ステップS101〜S108)、不正制御処理
(ステップS110〜S111)、不正通常処理(ステ
ップS120〜S122)、不正処理(ステップS13
0〜S134)、不正カウントダウン処理(ステップS
140〜S148)、処理の切換処理(ステップS15
0)および不正出力処理(ステップS160〜S17
1)の一連の制御処理によって構成されている。
【0076】この不正監視・不正処理のうち、最初の不
正監視処理はステップS101〜S108までの手順に
よって構成されている。
【0077】この不正監視処理が開始されると、先ず、
ステップS101で変動入賞装置4の大入賞口4a中の
カウントスイッチ63および継続スイッチ64の入力が
あったか否かを判定し、入力があったときはステップS
102でノーカウント不正の解除を行ってからステップ
S103に移行するが、入力がなかったときはそのまま
ステップS103に移行する。
【0078】ステップS103では大入賞口4a中の継
続スイッチ64がオン状態になっているか否かを判定
し、オン状態になっていなければCPU41中の継続ス
イッチ監視タイマのステータスを初期化処理(ステップ
S104)をしてステップS106に移行するが、オン
状態になっていれば玉づまりを監視するためにCPU4
1中の継続スイッチ監視タイマのステータスの更新処理
(ステップS105)をしてステップS106に移行す
る。
【0079】ステップS106では変動入賞装置4の大
入賞口4a中のカウントスイッチ63がオン状態になっ
ているか否かを判定し、オン状態になっていなければC
PU41中のスイッチ監視タイマのステータスの初期化
処理(ステップS107)を行って図10の不正制御処
理(ステップS110,S111)のステップS110
に移行するが、オン状態になっていればCPU41中の
カウントスイッチ監視タイマのステータスの更新処理
(ステップS108)を行って不正制御処理(図10)
のステップS110に移行する。
【0080】不正制御処理のステップS110では不正
中か否かを判定し、不正中でなければ図11の不正通常
処理(ステップS120〜S122)のステップS12
0に移行するが、不正中であればステップS111に移
行する。
【0081】ステップS111ではCPU41の不正カ
ウンタのカウント値がダウン中か否かを判定し、ダウン
中でなければ図12の不正処理(ステップS130〜S
134)のステップS130に移行するが、ダウン中で
あれば図13の不正カウントダウン処理(ステップS1
40〜S148)のステップS140に移行する。
【0082】不正通常処理は、ステップS120で不正
判断処理を行い、次のステップS121で不正が発生し
たか否かを判定する。この判定で、不正が発生していな
ければ図15の不正出力処理(ステップS160〜S1
71)のステップS160に移行するが、不正が発生し
ていればステップS122で不正処理のイニシャル準備
をしてから図14の処理の切換えのステップS150で
不正処理のイニシャルを実行して図15の不正処理(ス
テップS160〜S171)のステップS160に移行
する。
【0083】不正処理(図12)は、ステップS130
で不正判断処理を行い、次のステップS131で不正が
継続しているか否かを判定する。この判定で不正が継続
していれば図15の不正出力処理(ステップS160〜
S171)のステップS160に移行するが、不正が継
続していなければステップS132に移行してカウント
スイッチ63および継続スイッチ64のノーカウント不
正が解除されたか否かを判定する。そして、このステッ
プS132における判定で、ノーカウント不正が解除さ
れていなければステップS133で不正カウントダウン
処理のイニシャル準備をして図14の処理の切換えのス
テップS150で不正カウントダウン処理のイニシャル
を実行して図15の不正出力処理(ステップS160〜
S171)のステップS160に移行するが、ノーカウ
ント不正が解除されていればステップS134で不正通
常処理のイニシャル準備をして図14の処理の切換えの
ステップS150で不正通常処理のイニシャルを実行し
て図15の不正出力処理(ステップS160〜S17
1)のステップS160に移行する。
【0084】不正カウントダウン処理(図13)は、ス
テップS140で不正判断の処理を行い、次のステップ
S141で不正が発生しているか否かを判定する。この
判定で、不正が発生していればステップS147で不正
処理のイニシャル準備をし、図14の処理の切換えのス
テップS150で不正処理のイニシャル処理をして図1
5の不正出力処理(ステップS160〜S171)のス
テップS160に移行するが、不正が発生していなけれ
ばステップS142でCPU41のカウントダウンタイ
マを更新してステップS143に移行する。
【0085】ステップS143ではステップS142の
処理の結果としてタイマが「0」になったか否かを判定
し、「0」でなければそのまま図15の不正出力処理
(ステップS160〜S171)のステップS160に
移行するが、「0」であればステップS144で不正カ
ウントを更新して(デクレメント)してステップS14
5に移行する。
【0086】ステップS145ではステップS144に
おける処理の結果として不正カウントが「0」になった
か否かを判定し、「0」になっていなければステップS
146でカウントダウン音の設定とカウントダウン情報
の設定をして図15の不正出力処理(ステップS160
〜S171)のステップS160に移行するが、「0」
になっていればステップS148で不正通常処理のイニ
シャル準備をし、図14の処理の切換えのステップS1
50で不正通常処理のイニシャルを実行して図15の不
正出力処理(ステップS160〜S171)のステップ
S171に移行する。
【0087】このようにステップS142,ステップS
143で基準時間(1sec)を計数し、ステップS1
44,ステップS145で不正復帰時間(20sec)
を計数して不正処理からの復帰を行っている。すなわ
ち、不正解除から1sec毎に音およびカウント表示で
不正からの復帰を報知して不正からの復帰としている。
【0088】従来は、不正の解除で即正常動作に復帰さ
せていたが、例えば、球詰まりの不正の場合は、球詰ま
りが解除され即正常動作に戻しても、そのような状態が
再度起こりやすい状態であり、また、不正動作を行うこ
とになる可能性が極めて高かった(スイッチ内の球が移
動すれば球詰まり解除となってしまうため)。そこで、
本案のように、新たな不正が起こりにくいように不正の
解除から所定時間(20sec)経過してから不正から
の復帰をさせているので前記したような問題点を解決す
ることができ遊技者に迷惑をかけることがない。
【0089】不正出力処理(図15)は、先ず、ステッ
プS160で不正中か否かを判定し、不正中でなければ
そのままリセット割込み待ちとなるが、不正中であれば
ステップS161でパイロットランプ95以外の出力域
を特定値でマスクする。パイロットランプ95は不正前
と同様の表示を継続して行う。
【0090】次いで、ステップS162で複数の不正が
発生したか否かを判定し、発生していなければステップ
S163に移行してカウントスイッチ63および継続ス
イッチ64のノーカウント不正か否かを判定する。
【0091】そして、ステップS162における判定の
結果が不正中であれば、“不正表示態様1”の出力(ス
テップS168)と、不正解除コマンド1のセット(ス
テップS169)の処理を行う。ここで、“不正表示態
様1”の出力によっては、例えば、遊技盤11の盤面の
各種表示ランプ・LED93などの点滅が100mse
cの間隔で行われる。また、不正解除コマンド1のセッ
トによっては、可変表示装置10にコマンドを送出し
て、可変表示部15に当該不正の解除方法を表示させ
る。例えば、“継続スイッチ又はカウントスイッチの中
の玉を取って下さい。また、カウントスイッチに玉を入
れて下さい。”の表示をさせる。
【0092】また、ステップS163における判定の結
果が、ノーカウント不正であれば、例えば、遊技盤11
の盤面の各種表示ランプ・LED93などの点滅を50
0msecの間隔で行うための“不正表示態様2”の出
力(ステップS164)と、可変表示部15に“カウン
トスイッチに玉を入れて下さい。”の表示を行わせるた
めの不正解除コマンド2のセット(ステップS165)
の処理、ノーカウント不正でなければ遊技盤11の盤面
全体の表示ランプ・LED93などの点滅を1sec間
隔で行うための“不正表示態様3”の出力(ステップS
166)と、可変表示部15に“継続スイッチ64、カ
ウントスイッチ63の中の玉を取って下さい。”の表示
をさせるための不正解除コマンド3のセット(スイッチ
167)の処理をそれぞれ行う。
【0093】その後、管理装置86への不正信号出力
(ステップS170)とV入賞口(継続入賞口4c)の
開放(ステップS171)を行ってリセット割込み信号
待ちとなる。
【0094】図16には不正監視・不正処理のステップ
S120,S130,S140における不正判断処理の
サブルーチンとしての制御処理手順のフローチャートを
示す。
【0095】この不正判断処理は、先ず、ステップS1
80でRAM42からカウントスイッチ63および継続
スイッチ64のノーカウント不正やカウントスイッチ6
3および継続スイッチ64の球詰まりなどの不正情報を
取得して不正状態の検査をする。
【0096】次いで、ステップS181で継続スイッチ
64の球詰まりの不正条件が成立したか否かを判定し、
成立していなければCPU41のZフラグのセット(ス
テップS182)をし、成立していればCPU41のZ
フラグのリセットをして、ステップS184に移行す
る。
【0097】ステップS184ではカウントスイッチ6
3の球詰まり(ノーカウント不正)の不正条件が成立し
たか否かを判定し、成立していなければCPU41のQ
フラグのセット(ステップS185)をし、成立してい
ればCPU41のQフラグのリセット(ステップS18
6)をして、ステップS187に移行する。
【0098】ステップS187ではノーカウント不正の
要求があったか否かを判定し、要求がなかったときには
CPU41のPフラグのセット(ステップS188)を
し、あったときにはCPU41のPフラグのリセット
(ステップS189)をして、元の処理(不正通常処理
〔図11〕、不正処理〔図12〕、不正カウントダウン
処理〔図13〕のうちの該当する処理)に戻って元の処
理の続きの処理をする。
【0099】本実施例中の大入賞口では、継続スイッチ
64がカウントスイッチとしても機能させているが、大
入賞口内の全ての入賞球をカウントするようにカウント
スイッチ63を設ければ、ノーカウント不正はカウント
スイッチのみの監視だけでよい。
【0100】なお、上記実施例では、本発明に係る遊技
制御装置をパチンコ遊技機に適用した例を示したが、ど
のような種類の遊技機に適用してもよい。また、報知手
段としては可変表示装置10やパイロットランプ95に
限定せず、どのような種類のものを用いてもよい。
【0101】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、遊技可能な正
常制御動作中のみならず、遊技不能な不正制御動作中に
も不正を監視して、なされた全ての不正の解除を行わな
い限り、正常制御動作に戻らないので、遊技店員が不正
の解除作業に手間取らず、遊技者の遊技の中断時間を少
なくすることができる。
【0102】請求項2の発明によれば、不正監視記憶手
段に記憶された不正の数を、制御手段により視認可能に
報知させる制御が行われるので、遊技機などにその報知
部を設けておけば、なされた不正の数が視認でき、正常
制御動作に戻る前の1回の不正の解除作業で全ての不正
の解除を行うことができ、遊技者の遊技の中断時間を少
なくすることができる。
【0103】請求項3の発明によれば、不正監視記憶手
段が不正の種類を記憶し、その記憶された不正の種類が
報知制御手段により視認可能に報知される制御が行われ
るので、遊技機などにその報知部を設けておけば、その
なされた不正の種類が直ぐにわかって、その不正の解除
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る遊技制御装置が適用されたパチ
ンコ遊技機の上部側正面図である。
【図2】遊技盤に設置される変動入賞装置の斜視図であ
る。
【図3】変動入賞装置の大入賞口の内部を示す部分斜視
図である。
【図4】パチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技システム
の主要制御ブロック図の一部である。
【図5】パチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技システム
の主要制御ブロック図の一部である。
【図6】図4および図5の遊技システムによって行われ
る全体的な処理概要を示すフローチャートの一部であ
る。
【図7】図4および図5の遊技システムによって行われ
る全体的な処理概要を示すフローチャートの一部であ
る。
【図8】図7のゼネラルフローのステップS9で行われ
るサブルーチンとしての大当り処理のフローチャートで
ある。
【図9】不正監視・不正処理の制御処理のうちの不正監
視処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】不正監視・不正処理の制御処理のうちの不正
制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】不正監視・不正処理の制御処理のうちの不正
通常処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】不正監視・不正処理の制御処理のうちの不正
処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】不正監視・不正処理の制御処理のうちの不正
カウントダウン処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】不正監視・不正処理の制御処理のうちの処理
切換処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】不正監視・不正処理の制御処理のうちの不正
出力処理を示すフローチャートである。
【図16】不正監視・不正処理のステップS120,S
130,S140における不正判断処理のサブルーチン
としての処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 可変表示装置(報知手段) 41 CPU(中央処理装置) 42 RAM 63 カウントスイッチ 64 継続スイッチ 95 パイロットランプ(報知手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技上の不正を監視して記憶する不正監
    視記憶手段と、該不正監視記憶手段の前記不正の記憶に
    基づいて遊技可能な正常制御動作から遊技不能な不正制
    御動作に移行させる処理を行う不正動作制御処理手段と
    を備え、前記不正監視記憶手段が、前記遊技可能な正常
    制御動作中と前記遊技不能な不正制御動作中とに不正を
    監視して記憶する手段を備えていることを特徴とする遊
    技制御装置。
  2. 【請求項2】 前記不正監視記憶手段に記憶された不正
    の数を視認可能に報知させる制御手段を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の遊技制御装置。
  3. 【請求項3】 前記不正監視記憶手段が不正の種類を記
    憶する手段を備え、前記不正監視記憶手段が記憶した前
    記不正の種類を視認可能に報知させる報知制御手段を備
    えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技
    制御装置。
JP27540794A 1994-11-09 1994-11-09 遊技制御装置 Pending JPH08131637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27540794A JPH08131637A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 遊技制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27540794A JPH08131637A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 遊技制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08131637A true JPH08131637A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17555072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27540794A Pending JPH08131637A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 遊技制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08131637A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136408A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012228616A (ja) * 2012-08-30 2012-11-22 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2013048946A (ja) * 2012-12-10 2013-03-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014239935A (ja) * 2014-08-26 2014-12-25 株式会社大都技研 遊技台

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136408A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012228616A (ja) * 2012-08-30 2012-11-22 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2013048946A (ja) * 2012-12-10 2013-03-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014239935A (ja) * 2014-08-26 2014-12-25 株式会社大都技研 遊技台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07155441A (ja) パチンコ遊技機
JP3794946B2 (ja) 遊技機
JP3585516B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5343233B2 (ja) 遊技機
JP2004073530A (ja) 遊技機
JPH08131637A (ja) 遊技制御装置
JP4476449B2 (ja) 遊技機
JPH04269984A (ja) パチンコ機
JP2003275429A (ja) 弾球遊技機
JP2023021301A (ja) 遊技用装置及びプログラム
JPH11146952A (ja) 弾球遊技機
JP2001120761A5 (ja)
JPH04279189A (ja) パチンコ機
JP7197344B2 (ja) 遊技機
JP2002078903A (ja) 遊技機および遊技機の動作制御方法
JP3961579B2 (ja) パチンコ機
JP4237388B2 (ja) スロットマシン
JP3172209B2 (ja) 弾球遊技機
JPH08131631A (ja) 遊技機
JP3763591B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4151998B2 (ja) 遊技機
JP2003220210A (ja) パチンコ機
JPH08141159A (ja) 遊技機
JPH08141158A (ja) 遊技機の遊技制御装置
JP7221675B2 (ja) 遊技機