JPH08141139A - 詰の碁の練習用具 - Google Patents

詰の碁の練習用具

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JPH08141139A
JPH08141139A JP32410194A JP32410194A JPH08141139A JP H08141139 A JPH08141139 A JP H08141139A JP 32410194 A JP32410194 A JP 32410194A JP 32410194 A JP32410194 A JP 32410194A JP H08141139 A JPH08141139 A JP H08141139A
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JP32410194A
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Masayuki Ishikawa
正之 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書物などに掲載の詰め碁問題図は、一隅に係
るものが多い。出題の隅で理解できても、他の隅に移設
したら理解し難い。また印刷が小さくて見えにくい。こ
の問題図を、拡大して他の隅にも容易に各種パターンを
表現する。そして理解時間の短縮と完全マスターを図
る。 【構成】 実盤面の路線とほぼ等しい縦横線を記し、実
碁石とほぼ等しい黒丸印や白丸印を捺印(あるいは印
刷)して詰め碁問題を作成した透明のシート(S)のP
点を、表(オモテ)の状態で、実盤面の各隅点(A、
B、C、D)に載置することによって4種類、また裏
(ウラ)返しにした状態で実盤面の各隅点(A、B、
C、D)に載置することによって4種類。合計8種類の
表現ができる詰め碁練習シート(S)および黒丸・白丸
を捺印できる判(E)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】大きくは、囲碁の普及発達を通じ
て文化の向上に資するものであるが、主としてアマチュ
ア囲碁愛好家の実力アップを支援するもので趣味・娯楽
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁石付や磁針付碁石、折り畳み式碁盤な
どがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】囲碁の実力アップに
は、布石・定石も重要であるが、詰め碁のマスターも重
要とされている。
【0004】将碁は、駒によってその能力が異なり、前
後・左右・表裏などがあるので、詰め将棋問題は、表
(オモテ)の状態で、盤面の右上・左下および問題の裏
(ウラ)の状態で盤面の左上・右下の4通りの駒の配置
について練習すればほぼ理解できる。
【0005】白か黒かの色彩だけが特性である碁石は、
前者と異なり、1個の詰め碁問題について、図3から図
10および図11・図12などに示すように8種類のパ
ターンについて練習しなければ、完全マスターができ難
い。
【0006】8種類のパターンについて練習するために
は、1個の問題を8回作成(並べ変え)する必要があ
り、煩わしく時間が多く掛かり、しかも記録は残らな
い。忙しい現代人には不適切である。
【0007】書物や新聞などに掲載の詰め碁問題図は小
さく老人には見づらい。
【0008】
【課題を解決するための手段】距離および間隔が23m
m前後の桝目(方眼)を形成する縦横線を、それぞれ所
要本数印刷した透明シートSを用いる。
【0009】予め、詰め碁の問題をも印刷した距離およ
び間隔が23mm前後の桝目(方眼)を形成する縦横線
をそれぞれ所要本数印刷した透明シートSを用いる。
【0010】硬質・軟質いずれでもよいが、ビニール・
紙などの安価なものを用いる。
【0011】外筒5と内円筒4の間にバネを介してスラ
イドできる構造とし、外筒5の端部には、外径20mm
前後の円環用の判5’を、また内円筒4の端部には、外
径20mm前後の塗りつぶし円用の判4’を備えた判
を、Eと呼ぶ。そして、4’と5’の合成で黒石をまた
5’で白石を実物大に表現させる。
【作用】
【0012】白石は、5’に印肉をつけてシートに押し
付ける。4’のほうは、バネで上方にスライドしている
ので、図14のような円環だけの捺印ができる。
【0013】上記以外に白印肉を付けた塗りつぶし円で
白石を表現してもよい。
【0014】黒石は、4’と、5’の両者に印肉をつけ
て両者をシートに押し付ければ前者の塗りつぶし円と、
後者の円環の印字が合成されて白石と同大の黒色捺印が
できる。スタンプ台で毎回印肉を付けなくても捺印でき
るように4’と5’にインキ補充機能を与えれば一層便
利である。
【0015】ただ単に問題図の拡大だけなら複写機の倍
率アップでできるが、テレビ番組の出題などを素早く記
録するには、詰め碁練習用シートSと捺印用の印Eはき
わめて有効である。
【0016】図1によれば、詰め碁の問題を印刷あるい
は捺印により記した透明シートSはほぼ実物大であり、
普通対局用碁石の直径が約20mmなので、透明シート
上にただちに並べてリアルな練習をすることができる。
【0017】将棋の駒は漢字で記入されていて、それぞ
れの能力が異なり、前・後・左・右・裏・表もあるので
煩雑である。たとえば、大相撲の「満員御礼」などは
「垂れ碁」自体が半透明であるのに、裏側から見れば判
りにくい。一方碁石の特性といえば白か黒かの色彩だけ
で、裏から見ても、見る角度(方向)が変わっても全く
影響を受けない。これが詰め碁問題図と透明シートの重
大な係わりである。
【0018】表(オモテ)のままの状態で、SのP点
を、A点に合わせて図3のパターン。SのP点を、B点
に合わせて図4のパターン。SのP点を、C点に合わせ
て図5のパターン。SのP点を、D点に合わせて図6の
パターン。これで4種類裏(ウラ)のままの状態で、S
のP点を、A点に合わせて図7のパターン。SのP点
を、B点に合わせて図8のパターン。SのP点を、C点
に合わせて図9のパターン。SのP点を、D点に合わせ
て図10のパターン。これで4種類できる。簡単な方向
変換と表裏変換により8種類の詰め碁のパターンを表現
できる。白丸か黒丸かの判別だけなので、印刷あるいは
捺印した透明シート上の白石・黒石の視認性は、きわめ
て良好である。かつ、裏から見ても、見る角度が変わっ
ても視認性は同様に良好である。
【0019】なお前項
【0018】の説明は、図2の外枠ABCDを正方形と
しその対角線の交点をZとする。このZを北極星と仮定
し、詰め碁の問題図のそれぞれの石を北斗七星になぞら
えると、表(オモテ)の状態でSのP点を、A点に合わ
せた図3のパターンを基準とし、B点に合わせた図4の
パターンは、90度左回転したように表現される。C点
に合わせた図5のパターンは、180度左回転したよう
に表現される。D点に合わせた図6のパターンは、27
0度左回転したように表現される。裏(ウラ)の状態
で、SのP点を、A点に合わせた図7のパターンを基準
とし、B点に合わせた図8のパターンは、90度左回転
したように表現される。C点に合わせた図9のパターン
は、180度左回転したように表現される。D点に合わ
せた図10のパターンは、270度左回転したように表
現される。以上のように述べることもできる。
【0020】図2のように碁盤全体の広さが有りしかも
距離および間隔が23mm前後の桝目(方眼)を形成す
る縦横線を印刷した透明シートSのうえに、図13の判
Eで捺印しながらゲームを行えば、棋譜の概要を容易に
残せる。
【0021】透明シートSは、距離および間隔が23m
m前後の桝目(方眼)を形成する縦横線があり、印影の
直径20mm前後なので、視認性が優れていて老眼鏡な
しで楽しめ、高齢囲碁愛好家の詰め碁棟習にも適する。
【0022】碁石を縦横線の交点に置くため、円環で表
現した白石中央部に縦横線が現れるが各図とも省略して
ある。この縦横線は見苦しいので、黒色以外の薄い色で
印刷しておくほうがよい。
【0023】
【実施例】図1によれば、距離および間隔が23mm前
後の桝目(方眼)を形成する縦横線が印刷された透明シ
ートSに、書物に掲載されていた「6級・黒先・活」の
小さい問題図を、印影直径20mm前後の黒石1、白石
2の所要数を捺印して転記・拡大して作成したものであ
る。対局用碁石の直径は約20mmなので、このシート
上にただちに並べてリアルな練習ができる。裏かえした
り、角度を変えても練習できる。
【0024】図11は、詰め碁「6級・白先・活」の問
題図を記し、表(オモテ)の状態でのシートSのP点
を、A・B・C・Dの各点に合わせて表現できる4パタ
ーンを併記した図である。天元Zと各種パターンを構成
する黒石・白石の関係は、あたかも天空における北極星
と北斗七星のごとくであり、全く類似な関係であるが、
A・B・C・Dのように合わせる位置が異なると、詰の
碁の問題図の表情(ニュアンス)も少し変わってくる。
書物に掲載されていた問題図(手本)は、盤面の左下隅
角点A付近の表現である。
【0025】図12は、図11の問題図(手本)と同じ
ものであるが、裏(ウラ)返してシートSのP点を、A
・B・C・Dの各点に合わせて表現できる4パターンを
併記した図である。天元Zと各種パターンを構成する黒
石・白石の関係は、あたかも天空における北極星と北斗
七星のごとくであり、全く類似な関係であるが、A・B
・C・Dの各位置によって詰め碁の問題図の表情(ニュ
アンス)が変わるのは前記と同様である。図11、図1
2に示す8パターンで正解ができれば当初の詰め碁の問
題の真意がほとんど完全にマスターできる。
【0026】
【発明の効果】詰め碁の問題図を印刷あるいは捺印によ
り記した透明シートSの上に、一般的な実物碁石を並べ
て練習することができ、リアルで実対局のような臨場感
も得られるので練習効果が大きい。
【0027】詰め碁の問題図を作成した透明シートSの
P点を盤面の各隅A、B、C、Dに合わせることで表
(オモテ)で4種類、裏(ウラ)で4種類合計8種類の
パターンをきわめて速く表現することができ、1問題図
を盤面の各所に展開させて練習できるので、アマチュア
囲碁愛好家が完全マスターするための支援効果は非常に
大きい。
【0028】詰め碁の問題図は、盤面の一部に係るもの
が多いので、距離および間隔が23mm前後の桝目(方
眼)を形成する縦横線だけを印刷した透明シートSのA
4判・B5判程度のノートとして商品化することができ
る。
【0029】詰め碁の問題図を印刷した透明シートS
を、囲碁誌などの付録とすれば、囲碁誌自身の人気が高
まるとともに、愛読者であるアマチュア囲碁愛好家の実
力アップに寄与できる。
【0030】テレビ番組の出題などは、テレビを見なが
ら、詰め碁練習用シートSの上に、判Eで捺印して素早
く記録できる。そのあとすぐに普通の碁石を並べて練習
もできる。
【0031】ほぼ実物大の桝目(方眼)がある盤面大の
透明シートSに、黒石・白石用の捺印(直径20mm前
後)をして、問題図を作成(する)または(してある)
ので、視認性に優れ臨場感もあり高齢囲碁愛好家の方で
も楽しむことができる。
【0032】碁盤全体の広さを有し、かつ距離および間
隔が23mm前後の桝目(方眼)を形成する縦横線を印
刷した透明シートSに、印影直径が20mm前後の判E
で捺印しながらゲームをすれば、自ずと棋譜になる。こ
の棋譜は対局後の反省資料となり、アマチュア囲碁愛好
家の実力アップを大いに支援できる。
【0033】本発明は、以上に述べたようえな効果を有
する「詰め碁の練習用具」
【図面の簡単な説明】
【図1】詰め碁の問題図を印刷あるいは捺印により記し
た透明シートSの表の状態で縮尺1/1程度のもの
【図2】 碁盤の表面の状態 図3から図10は、1問題図で、パターンが8通りある
ことをを示し、図3から図6は、表の状態での変化、図
7から図10は裏の状態での変化。
【図3】 問題図を記したSのP点を、A点に置いて盤
面に納めた図
【図4】 問題図を記したSのP点を、B点に置いて盤
面に納めた図
【図5】 問題図を記したSのP点を、C点に置いて盤
面に納めた図
【図6】 問題図を記したSのP点を、D点に置いて盤
面に納めた図
【図7】 問題図を記したSのP点を、A点に置いて盤
面に納めた図
【図8】 問題図を記したSのP点を、B点に置いて盤
面に納めた図
【図9】 問題図を記したSのP点を、C点に置いて盤
面に納めた図
【図10】 問題図を記したSのP点を、D点に置いて
盤面に納めた図
【図11】ほかの問題図を記し、表の状態でのSのP点
を、A・B・C・Dの各点に置いて盤面に納めてできる
4パターンを併記した図
【図12】ほかの問題図を記し、裏の状態でのSのP点
を、A・B・C・Dの各点に置いて盤面に納めてできる
4パターンを併記した図
【図13】 判Eの縦断面
【図14】 捺印したらできる円環の印字で、白石のし
るし
【図15】 捺印したらできる塗りつぶし円の印字で、
黒石のしるし
【符号の説明】
1 黒石のしるし 2 白石のしるし 3 星 4 内円筒 4’内円筒の端部に附けた、外径20mm前後の塗りつ
ぶし円の印字判。 5 外筒 5’外筒の端部に附けた、内径20mm前後の円環の印
字判。 6 バネ A 盤面の左下隅角点 B 盤面の右下隅角点 C 盤面の右上隅角点 D 盤面の左上隅角点 E 判(はん) S 透明シート P 透明シートSの左下隅角点 Z 天元(碁盤の最中心部の星)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 距離および間隔が23mm前後の桝目
    (方眼)を形成する縦横線を、それぞれ所要本数印刷し
    たシートが透明である詰め碁練習用シート(S)。
  2. 【請求項2】 詰め碁問題図などを予め印刷したことを
    特徴とする請求項1記載の詰め碁練習用シート(S)。
  3. 【請求項3】 外筒(5)と内円筒(4)の間にバネを
    介してスライドできる構造とし、外筒(5)の端部に外
    径20mm前後の円環、内円筒(4)の端部に外径20
    mm前後の塗りつぶし円がそれぞれ印字できる機能を有
    する判(E)。 【定義】本明細書では、「透明」とは「半透明」も含む
    ものとし、無色とは限らない。
JP32410194A 1994-11-16 1994-11-16 詰の碁の練習用具 Pending JPH08141139A (ja)

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JP32410194A JPH08141139A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 詰の碁の練習用具

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926723A (ja) * 1972-05-23 1974-03-09
JPS5035836A (ja) * 1973-07-12 1975-04-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926723A (ja) * 1972-05-23 1974-03-09
JPS5035836A (ja) * 1973-07-12 1975-04-04

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