JPH08140939A - 眼内観察装置 - Google Patents

眼内観察装置

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JPH08140939A
JPH08140939A JP6315598A JP31559894A JPH08140939A JP H08140939 A JPH08140939 A JP H08140939A JP 6315598 A JP6315598 A JP 6315598A JP 31559894 A JP31559894 A JP 31559894A JP H08140939 A JPH08140939 A JP H08140939A
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Kyoji Sekiguchi
恭司 関口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で徹照像観察が実施でき、実際の
観察位置を容易に理解する。 【構成】 測定部23内の眼屈折力測定光源による眼底
反射光は、水晶体内を照明して瞳孔から射出し、徹照像
として撮像されてテレビモニタ29に映出される。この
際に、左右眼を区別するための被検眼表示マークと、観
察している被検眼の部位と原点からの移動量を示す観察
位置表示マークも表示されている。検者はピントを合わ
せる部位を入力した後に、操作桿26により測定部23
を移動してピントを合わせ、スイッチ25を押すと、こ
の時点の測定部23の位置が原点として記憶されると同
時に、テレビモニタ29上には観察位置表示マークが表
示される。この後に、測定部23を前後に移動して観察
位置を変更すると、反射板27からの反射光を受光した
センサ28からのパルス信号に基づいて測定部23の移
動量とその方向が検出され、観察位置表示マークの移動
量が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼球内の水晶体の混濁
を観察検査する眼内観察装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼内観察装置において、撮影位置
を記録することができるものが知られており、例えば特
開平4−96730号公報に開示されているように、ア
ライメント用光源からの光束をアライメント光学系によ
り平行光束にして被検眼の角膜へ投影し、この角膜反射
像とレチクル像とをモニタ上で目視しながら撮影光路に
垂直な平面内でのアライメントを行い、更に角膜反射像
が最小になるように前後方向のアライメントを行う。
【0003】徹照像の観察に際して、リセットスイッチ
を押して原点位置を記憶し、アライメント用光源を消灯
して徹照観察用光源を点灯し、所望の徹照像が得られる
ような位置に装置を更に移動する。撮影スイッチが押さ
れると徹照像が記録されると同時に、撮影位置として装
置の原点からの変位量が記憶され、この変位量は例えば
「12」のように数値で表記されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例はアライメント光学系が必要なため、装置が複雑に
なり、これに伴って装置が高価になる。また、アライメ
ント切換操作、リセット操作、徹照像観察操作というよ
うに操作が複雑であるので、誤操作が生じ易くなると共
に、検査時間が長時間になり被検者に余分な負担を掛け
ている。更に、アライメント方式により被検眼の角膜曲
率半径の1/2の位置が原点となるため、基準位置が一
定にならない。
【0005】また、原点が実際の被検眼の部位でないの
で、記録した画像の位置の判断が困難であり、患者等の
一般の人には判断ができない。更に、アライメント操作
と徹照像観察操作とが別操作であるため、装置の変位量
に誤差が生じ易いのみでなく、徹照像観察中に原点を再
確認することが困難である等の問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、簡単な操作で徹照観察を可能にし、被検眼の観察位
置を正確に、容易に把握することを可能にした眼内観察
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る眼内観察装置は、被検眼に照明光を照
射する照明手段と、前記照明光による眼底での反射光に
より照明された水晶体を含む被検眼の前眼部を撮像する
撮像手段と、被検眼に対して前記撮像手段の前後方向の
移動量を検出する移動量検出手段と、前記撮像手段から
の出力を表示する表示手段と、前記移動量検出手段から
のパルス出力を数値化して前記表示手段に表示する制御
手段とを有する眼内観察装置において、前記制御手段は
前記移動量検出手段で得られた前記移動量を任意にリセ
ットする入力手段を有し、リセット時に原点位置の眼部
位を示す文字情報を前記表示手段に表示した後に、原点
位置からの相対位置を前記文字情報と共に前記表示手段
に表示することを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する眼内観察装置は、入力手段
により装置の原点位置を入力してリセットした後に、移
動量検出手段により装置の前後方向の移動量を検出し、
表示手段によりリセット時の原点位置の眼部位を示す文
字情報と共に原点位置からの相対位置を表示する。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は実施例の構成図であり、眼屈折力測定用光
源1から被検眼Eに至る光路上には、コンデンサレンズ
2、眼屈折測定用視標3、リレーレンズ4、被検眼Eの
瞳孔Epと共役な中心開口絞り5、孔あきミラー6、光分
割ミラー7、8、対物レンズ9が順次に配列され、対物
レンズ9の外周近傍に被検眼Eに向けて前眼部照明光源
10a、10bが配置されている。なお、眼屈折力測定
用光源1は赤外波長を含む光束を発し、徹照像観察用光
源として兼用される。また、光分割ミラー7は測定光源
1からの波長を透過して可視光線を反射する波長分割特
性を有し、光分割ミラー8は測定光源1からの波長を或
る比率で反射透過し、可視光を透過する波長分割特性を
有している。
【0010】孔あきミラー6の反射方向の光路上には、
被検眼Eの瞳孔Epと共役な複数の開口を備えた多孔絞り
11、リレーレンズ12、多孔絞り11の開口部に対応
して光束を分離、偏向する分離プリズム13、撮像素子
14が順次に配列されている。光分割ミラー7の入射方
向の光路上には、駆動モータ15により光路に沿って移
動自在なリレーレンズ16、内部固視標17、固視標照
明光源18が順次に配列され、光分割ミラー8の反射方
向の光路上には、レンズ19、撮像素子20が配列され
ている。
【0011】図2は装置の外観図であり、被検者Sの顔
を固定する顔受け21が設けられた固定基台22には、
図1に示す光学系等を収納する測定部23が摺動機構2
4を介して載置され、スイッチ25を備えた操作桿26
を操作することにより、測定部23は摺動機構24によ
って固定基台22に対して前後左右に移動可能とされて
いる。更に、固定基台22には図3に示すような白黒の
縞模様が印刷された反射板27が上面に取り付けられ、
この反射板27に対向するようにセンサ28が底部に、
テレビモニタ29が前方に設けられている。なお、セン
サ28は反射板27の縞模様のピッチの1/4毎に配置
された2組の受光部と赤外光を発する光源とを備えてい
る。
【0012】更に、固定基台22には図4に示すような
制御回路が内蔵されており、装置全体を制御するための
制御手段31には、図2に示す操作桿26の先端に設け
られたスイッチ25、眼屈折測定用の眼方向検出手段3
2、テレビモニタ29に出力するためのデータを記憶し
ている原点文字記憶手段33のそれぞれの出力、変換手
段34の入力、センサ28の2つの受光部28a、28
bの出力が接続されている移動量計数手段35の入出力
がそれぞれ接続されている。一方、変換手段34の出力
は撮像素子20の出力と共に混合回路36を介して、テ
レビモニタ29、テレビモニタ29の映像信号を記録す
るビデオレコーダ等の動画画像記録手段37aとスチル
ビデオレコーダ、ビデオプリンタ等の静止画像記録手段
37bから成る記録手段37に接続され、この記録手段
37には制御手段31の出力が接続されている。
【0013】測定部23の位置合わせに際して、先ず被
検者Sの顎を図2に示すように顔受け21に固定し、操
作桿26を操作して測定部23の高さを調節し、前眼部
照明光源10a、10bを点灯する。前眼部照明光源1
0a、10bからの光束はそれぞれ被検眼Eの前眼部を
広く照明し、前眼部での反射光束は対物レンズ9を通
り、光分割ミラー8により下方へ反射され、レンズ19
により前眼部像として撮像素子20に撮像され、所定の
倍率で拡大されてテレビモニタ29に映出される。検者
はこのテレビモニタ29を観察しながら、操作桿26を
操作して測定部23を移動し、被検眼Eと眼屈折力測定
光学系との位置合わせを行う。
【0014】眼屈折力測定に際しては、図示しないモー
ド選択スイッチを押して眼屈折力測定モードにする。眼
屈折力測定用光源1、固視標照明光源18は所定の明る
さで点灯する。固視標照明光源18からの光束は内部固
視標17を背後から照明し、リレーレンズ16を経て光
分割ミラー7で左方に反射されて光分割ミラー8、対物
レンズ9を通って被検眼Eの眼底Erに投影され、被検眼
Eに内部固視標17が呈示される。検者は被検者に内部
固視標17の像を固視させながら、駆動モータ15によ
りリレーレンズ16を光路に沿って移動し、内部固視標
17の視度を被検眼Eの屈折力に応じて変化し、被検眼
Eの調節力を除去する。
【0015】一方、眼屈折力測定用光源1から射出した
光束はコンデンサレンズ2により眼屈折測定用視標3を
照明し、リレーレンズ4、中心開口絞り5、孔あきミラ
ー6、光分割ミラー7、8、対物レンズ9を通って被検
眼Eの眼底Erに投影される。眼底Erでの反射光束は同じ
光路を戻り、孔あきミラー6の反射面で下方へ反射さ
れ、多孔絞り11により複数の光束に分割されてリレー
レンズ12を通り、分離プリズム13により分離、偏向
されて撮像素子14に受光される。操作桿26のスイッ
チ25を押すと、撮像素子14の受信信号は図示しない
コンピュータに取り込まれ、測定光束の受光位置が解析
され、被検眼Eの屈折力が算出される。
【0016】徹照像観察を行うには、図示しないモード
選択スイッチを押して徹照像観察モードに切換える。眼
屈折力測定用光源1は所定の明るさで点灯し、前眼部照
明光源10a、10b、固視標照明光源18は所定の明
るさまで減光される。なお、前眼部照明光源10a、1
0b、固視標照明光源18の明るさは、図示しないジョ
グダイヤルにより任意に調節することが可能であり、徹
照像観察時には完全に消灯するようにしてもよい。
【0017】徹照像観察モードでは、眼屈折力測定用光
源1による眼底Erでの反射光束は被検眼Eの水晶体内を
照明した後に、瞳孔Epから出射し、対物レンズ9を通っ
て光分割ミラー8で反射され、レンズ19により徹照像
として撮像手段20に撮像され、テレビモニタ29に映
出される。
【0018】図5は徹照像観察時のテレビモニタ29の
画面を図示しており、先ず検者はテレビモニタ29を観
察しながら、図示しないジョグダイアルで眼屈折力測定
用光源1の光量を調節し、白内障や混濁による影Kが明
瞭に観察できるようにし、また操作桿26を操作して測
定部23を前後に移動して徹照像のピントを合わせる。
前眼部照明光源10a、10bが減光されているため、
図5に示すように被検眼Eの虹彩Es、強膜部、眼の周囲
部は薄暗く見え、瞳孔Epにおいては、眼屈折力測定用光
源1の眼底反射光束により全体的に明るく光っている領
域Ptと、この領域Pt内の影のように暗い白内障等の疾病
部位Kとが確認される。
【0019】更に、テレビモニタ29の画面の左上に
は、被検眼Eの左右を区別するための被検眼表示マーク
MEが表示され、「RIGHT 」は被検眼Eが右眼である旨を
表している。また、テレビモニタ29の画面の右上には
観察している原点位置の眼部位を示す「虹彩」、「角
膜」、「水晶体前面」等の文字と観察位置の原点からの
移動量とから成る観察位置表示マークMOが表示されてい
る。原点セット後は観察位置の移動に伴って「虹彩+3
4」、「虹彩−6」のように観察位置が表示され、例え
ば図5の観察位置表示マークMOは虹彩位置を原点とし、
奥へ34の位置であることを示している。
【0020】なお、設定によって「虹彩オク12」、
「虹彩マエ6」、又は「虹彩→12」、「6←虹彩」の
ように正負号を文字や記号に変換して表示することもで
き、符号を文字や記号化して「+/−」の意味する方向
に間違いがなくなり、観察位置をより明確にすることが
できる。また、「虹彩」等の言葉は英語等の他の言語に
も切換えられ、用途に合わせて設定しておく。
【0021】眼方向検出手段32は測定部23の左右方
向を検出し、被検眼Eの左眼、右眼の切換えを判断す
る。所定の観察位置にアライメントを行い、スイッチ2
5を押すと制御手段31は移動量計数部35の計数値を
リセットし、移動量計数手段35はこの時点での測定部
23の位置を原点とする。
【0022】センサ28の光源から赤外光束が反射板2
7に投影されており、その反射光束はセンサ28の2つ
の受光部28a、28bにそれぞれ受光され、受光部2
8a、28bは図6に示すような互いに1/2だけ位相
のずれた矩形状のパルス信号A、Bを移動量計数手段3
5に出力する。移動量計数手段35において、パルス信
号A、Bの位相の進遅に基づいて測定部23の移動方向
が検出され、またパルス数に基づいてその移動量が検出
され、この検出結果は制御手段31に出力される。
【0023】制御手段31はこの検出結果と、原点文字
記憶手段33から入力した原点の眼部位を示す文字情報
を入力して変換手段34に出力し、変換手段34は移動
量と眼部位を示す文字情報を文字信号に変換して混合回
路36に出力する。撮像手段20からの映像信号と変換
手段34からの文字信号は混合回路36において重合さ
れ、テレビモニタ29に出力されて、図5に示すように
徹照像が被検眼表示マークME、観察位置表示マークMOと
共に映出され、更に混合回路36の出力信号は記録手段
37にも出力されて記憶される。
【0024】図7〜図11はテレビモニタ29の画面を
観察の手順に沿って順次に図示しており、先ず被検者の
右眼を観察すると、図7に示すように右眼を示す「RIGH
T 」のみが表示される。次に、図示しない設定スイッチ
で例えば原点位置を虹彩Esにセットした場合には、検者
は虹彩Esにピントが合うように操作桿26を操作する。
ピントが合った後にスイッチ25を押すと、測定部の移
動量を計測している移動量計数部35がリセットされ、
図8に示すように画面上に原点位置を示す「虹彩」と表
示される。
【0025】この位置から操作桿26を手前に引き、涙
の流れにピントを合わせると角膜面にピントを合わせる
ことができ、このとき画面には例えば「虹彩マエ24」
と表示される。操作桿26を被検者側へ押して、被検眼
Eの内部を観察していくと水晶体前面から後面、硝子体
へとピント位置を移動でき、このとき画面に図9に示す
ように「虹彩オク24」と表示される。なお、この数字
は反射板27の縞のピッチの例えば4倍の計測値である
が、実寸法に換算して「mm」単位で表示することもで
きるようになっている。
【0026】また、測定部23を横方向に移動して被検
眼Eを右眼から左眼に切換えると、図10に示すように
画面には被検眼表示マークMEの表示が左眼を示す「LEF
T」に変更され、観察位置表示マークMOは消去される。
左眼についても同様に虹彩Esにピントを合わせ、スイッ
チ25を押すと「虹彩」と表示される。操作桿26を手
前に引いたり奥へ押したりすると、右眼の観察時と同様
に観察位置表示マークMOが表示される。
【0027】また、観察途中で原点位置を確認するとき
は、原点位置である虹彩Esに再度ピントを合わせ、図1
1に示すように「虹彩オク1」等と表示されたら、原点
位置のずれが生じていることになる。このような場合
に、図示しない補正スイッチを押すことで簡便に原点位
置の補正ができる。
【0028】図12は制御回路が観察位置表示マークMO
をテレビモニタ29上に表示する際のフローチャート図
を示しており、先ずステップS1において、初期化及びフ
ラグのリセットを行い、左右眼方向を示す被検眼表示マ
ークMEが表示される。ステップS2において左右眼の切換
えが行われたかを判断し、左右眼の切換えが行われた場
合には、ステップS3において被検眼表示マークMEの表示
の更新、観察位置表示マークMOの消去、フラグのリセッ
トが行われ、ステップS4において動画画像記録手段37
aへ動画画像記録停止信号を出力し、ステップS5へ進
む。
【0029】また、ステップS2において左右眼の切換え
が行われていない場合には、ステップS5へ直接進み、ス
テップS5においてスイッチ25が押されたかどうかを判
断する。スイッチ25が押された場合には、ステップS6
においてフラグを調べ、リセットされている場合にはス
テップS7において移動量計数部35の移動量がリセット
され、原点位置の眼部位、例えば「虹彩」が表示され
る。次に、ステップS8においてフラグがセットされ、動
画画像記録手段37aへ動画画像記録開始信号が出力さ
れる。また、ステップS6においてフラグがセットされて
いれば、ステップS9において静止画像記録手段37bに
静止画像記録信号が数フレーム分の時間出力され、静止
画像記録手段37bに静止画像を記録する。
【0030】ステップS5においてスイッチ25が押され
ない場合と、ステップS8、S9を終了した場合にはステッ
プS10 へ進み、ステップS10 においてセンサ28の変化
を判断し、センサ28に変化がない場合にはステップS2
へ戻る。センサ28の変化、つまり観察位置の移動が確
認された場合にはステップS11 においてフラグを調べ、
フラグがリセットされている場合にはステップS2へ戻
る。フラグがセットされている場合にはステップS12 で
相対移動量を表示し、ステップS2へ戻る。
【0031】なお、テレビモニタ29の映像信号を動画
画像記録手段37aで記録しておけば、徹照像観察後に
再生して見る際に、被検眼Eのどの位置を観察している
のかが明確に分かる。このとき、図12のフローチャー
ト図で示すように、観察位置表示マークMOの表示が行わ
れた後に、ステップS8の動画画像記録開始信号が出力さ
れるので、アライメント中の映像は記録されず、しかも
観察眼を切換えるとステップS4で動画画像記録停止信号
が出力されるので、観察位置表示マークMOと映像との対
応がとれた画像のみを記録することができる。また、原
点位置がセットされた後にスイッチ25を押すと、ステ
ップS9で示す静止画像記録手段37bへ静止画像記録信
号を出力するので、この静止画像記録信号の出力を静止
画像記録手段37bに接続しておけば、その静止画像も
正確な観察位置表示マークMOの表示が入ったものを記録
することができる。このように、徹照像観察後にどれが
正規の記録画像であるかを編集したり判断したりするこ
となく、容易に間違いのない動画或いは静止画の徹照像
画像を記録できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼内観
察装置は、表示手段により観察している原点位置の眼部
位を示す文字情報とその原点位置からの相対位置とを表
示しているため、観察位置を患者等にも容易に理解させ
ることができる。
【0033】また、入力手段の操作又は左右眼の切換え
により観察位置表示がオンオフされ、同時に動画画像記
録手段及び静止画像記録手段もオンオフされるため、不
要な表示がない正確な画像を記録することができる。更
に、観察時に原点位置のずれの確認ができるため正確な
画像記録ができ、また角膜曲率に依存しないので正確な
観察位置表示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】外観図である。
【図3】反射板の正面図である。
【図4】制御回路のブロック回路構成図である。
【図5】徹照観察時のテレビモニタの画面の説明図であ
る。
【図6】センサの受信部からのパルス信号の説明図であ
る。
【図7】徹照観察時のテレビモニタの画面の説明図であ
る。
【図8】徹照観察時のテレビモニタの画面の説明図であ
る。
【図9】徹照観察時のテレビモニタの画面の説明図であ
る。
【図10】徹照観察時のテレビモニタの画面の説明図で
ある。
【図11】徹照観察時のテレビモニタの画面の説明図で
ある。
【図12】制御回路が観察位置表示マークを表示する場
合のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 眼屈折力測定用光源 10a、10b 前眼部照明光源 14、20 撮像素子 17 内部固視標 25 スイッチ 27 反射板 28 センサ 29 テレビモニタ 35 移動量計数手段 37 記録手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼に照明光を照射する照明手段と、
    前記照明光による眼底での反射光により照明された水晶
    体を含む被検眼の前眼部を撮像する撮像手段と、被検眼
    に対して前記撮像手段の前後方向の移動量を検出する移
    動量検出手段と、前記撮像手段からの出力を表示する表
    示手段と、前記移動量検出手段からのパルス出力を数値
    化して前記表示手段に表示する制御手段とを有する眼内
    観察装置において、前記制御手段は前記移動量検出手段
    で得られた前記移動量を任意にリセットする入力手段を
    有し、リセット時に原点位置の眼部位を示す文字情報を
    前記表示手段に表示した後に、原点位置からの相対位置
    を前記文字情報と共に前記表示手段に表示することを特
    徴とする眼内観察装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は被検眼の撮像方向を検出
    する眼方向検出手段を有し、該眼方向検出手段からの出
    力に基づいて、前記表示手段に出力される眼部位を示す
    前記文字情報及び前記相対位置を表示又は非表示するよ
    うにした請求項1に記載の眼内観察装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記入力手段によりリセ
    ットが行われた際には、前記表示手段に表示されている
    前記相対位置を非表示するようにした請求項1に記載の
    眼内観察装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は複数の眼部位を示す前記
    文字情報を選択できるようにした請求項1に記載の眼内
    観察装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は前記相対位置の正負符号
    を文字或いは記号に変換して、前記表示手段に表示でき
    るようにした請求項1に記載の眼内観察装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は前記撮像手段の被検眼に
    対する位置合わせを行う操作桿を備えた請求項1に記載
    の眼内観察装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は前記表示手段への映像信
    号を外部の動画画像記録手段へ接続する接続手段を有
    し、眼部位を示す前記文字情報が表示されている間は、
    前記動画画像記録手段に記録信号を出力するようにした
    請求項1に記載の眼内観察装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は前記表示手段への映像信
    号を外部の静止画像記録手段へ接続する接続手段を有
    し、前記入力手段のリセット操作後から前記眼方向検出
    手段からの切換え信号が入るまで、前記静止画像記録手
    段に記録信号を出力するようにした請求項1に記載の眼
    内観察装置。
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JP2012223435A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Nidek Co Ltd 眼科撮影装置
JP2018000290A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 株式会社トプコン 眼科装置

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JP2012223435A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Nidek Co Ltd 眼科撮影装置
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