JPH08140716A - 時計バンドの中留構造 - Google Patents

時計バンドの中留構造

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JPH08140716A
JPH08140716A JP30941594A JP30941594A JPH08140716A JP H08140716 A JPH08140716 A JP H08140716A JP 30941594 A JP30941594 A JP 30941594A JP 30941594 A JP30941594 A JP 30941594A JP H08140716 A JPH08140716 A JP H08140716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
mounting
frame
clasp
middle plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP30941594A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Takeuchi
文雄 武内
Mamoru Sugiyama
守 杉山
Terumitsu Ogawa
照光 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKIMORI SEISAKUSHO KK
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
SEKIMORI SEISAKUSHO KK
Citizen Watch Co Ltd
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Application filed by SEKIMORI SEISAKUSHO KK, Citizen Watch Co Ltd filed Critical SEKIMORI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏返しをしても、時計バンドの中留として使
える中留構造をえる。 【構成】 一方のバンドの先端にI型の中留枠を取り付
け、前記中留枠の内側に中板を回転自在に取り付け、他
方のバンドの先端に取り付けた取付枠の取付部を、前記
中板の取付溝に挿入し、前記中板の先端に回転自在に取
り付けた表板および裏板で前記取付部を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裏返しをしても、時計
バンドの中留として使える中留構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】皮バンドの表と裏に色違いの皮を用いた
り、金属バンドの表と裏の模様を異なるものにしたと
き、裏返しをして両面を使おうとするには、従来の構造
では、図10に示すように、中留とバンドの連結部分を
回転できる構造にしなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前段の
従来構造では、中留とバンドを連結した回転部分の強度
を高めるため、構造が複雑になると同時に、バンドの端
部の柔軟性が失われる欠点を有していた。
【0004】そこで、図11、図12、図13、図14
に示す構造の中留に裏返しできるバンドを取り付けよう
とすると、中留自体が剛体で出来ているため、これに回
転部分を付加しようとすると、柔軟性のあるバンドの湾
曲する部分が少なくなり、腕に付けると、腕とバンドの
間に隙間が生じるという欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を解消するた
め、中留自体を裏返しして使えるようにし、さらに、中
留とバンドの連結は、バネ棒・ネジ等の従来から使われ
ている簡単な構造を使えるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の中留は、一方のバンドの先端にI型の中留
枠を取り付け、中留枠の内側に中板を回転自在に取り付
け、他方のバンドの先端に取り付けた取付枠の取付部
を、中板の取付溝に挿入し、中板の先端に回転自在に取
り付けた表板および裏板で取付部を保持するようにした
ものである。
【0007】表板および裏板は、中板の先端に、1つの
取付軸により、中板の表面および裏面を覆うように、回
転自在に取り付けるとよい。
【0008】また、中留枠をコ字状にくり抜いた部分に
係止部材を配置し、係止部材の両端を保持して、係止部
材の中央部分が撓むようにし、表板および裏板を中板に
折り重ねたとき、表板および裏板の係止部が、中板の係
止部材に圧接するようにするとよい。
【0009】さらに、係止部材と取付部は、円柱状に形
成するとよい。
【0010】そして、表板と裏板を中板に折り重ねたと
き、それぞれの係止部が干渉しない位置に設けるとよ
い。
【0011】
【作用】上記のように構成された中留では、通常は、裏
板を中板に折り重ねておき、中留枠に取付枠を取り付け
るには、表板を開いて、取付枠の取付部を中留枠の取付
溝に挿入し、表板を折り畳むことにより、中留枠と取付
枠を連結できる。
【0012】次に、中留を裏返ししたときは、表板を中
板に折り重ねておき、裏板を開いて取付枠の取付部を中
留枠の取付溝に挿入し、裏板を折り畳むことにより、中
留枠と取付枠を連結できる。
【0013】また、係止部材と取付部は、円柱状に形成
されているため、加工が容易であり、係止部や取付溝と
の取り付け、取り外しがスム−ズにおこなえる。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の中留の表板3を開いた状
態の、中留枠1、中板2の平面図で、4は中留枠1に連
結した一方のバンドである。また、6は両端を中板2で
保持された係止部材である。
【0016】図2は、図1の側面図で、7は表板3に固
着した係止部である。
【0017】図3は取付枠8の平面図で、取付枠8の内
側に、2つの取付部9が固着されている。
【0018】図4は、図3の側面図で、10は取付枠8に
連結した他方のバンドである。
【0019】図5は、中板2と、表板3と、裏板11とを
分解した状態を示す。これを組み立てるには、中板2の
下側に裏板11を配置し、表板3を折り重ねるようにして
中板2の上側に配置し、取付軸13をそれぞれの軸穴2
a、3a、11aに挿入して、回転自在に連結する。
【0020】なお、軸穴2aの穴径は、取付軸13の外径
より小さいため、取付軸13は挿入後中板2に保持された
状態になる。
【0021】また、取付溝12は取付部9が入る溝であ
る。
【0022】図6は中板2の取付溝12に、取付枠8の取
付部9を挿入した状態を示す平面図である。
【0023】図7は図6の側面図で、表板3を中板2に
折り重ねることにより、係止部7が係止部材6に圧接し
て保持され、中留の連結操作が終了する。
【0024】図8は中留を裏返しして、裏板11を開いた
状態の平面図を示しており、図9は図8の側面図であ
る。このとき表板3は中板2の下側に位置して、閉じた
状態になっている。5は裏板11に固着した係止部であ
る。
【0025】なお、表板3と、裏板11のそれぞれに係止
部が設けられているが、表板3と、裏板11を中板2に折
り重ねたとき干渉しないよう、位置をずらして設けられ
ている。
【0026】また、係止部材と取付部は、円柱状に形成
されているため、加工が容易であり、係止部や取付溝と
の取り付け、取り外しがスム−ズにおこなえる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、一方のバンドの先端にI型の
中留枠を取り付け、中留枠の内側に中板を回転自在に取
り付け、他方のバンドの先端に取り付けた取付枠の取付
部を、中板の取付溝に挿入し、中板の先端に回転自在に
取り付けた表板および裏板で取付部を保持するようにし
たため、中留を裏返しにしてもつかえるようになった。
【0028】また、表板および裏板は、中板の先端に、
1つの取付軸により、中板の表面および裏面を覆うよう
に、回転自在に取り付けられているだけであるため、こ
れまでの中留と比べ、裏板の板厚だけ厚くなるだけであ
り、中留として腕に装着したとき、従来のものとほとん
ど差がない。
【0029】さらに、係止部材と取付部は、円柱状に形
成されているため、加工が容易であり、係止部や取付溝
との取り付け、取り外しがスム−ズにおこなえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中留の表板を開いた状態の、中留枠、
中板の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の取付枠の平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明の中板と、表板と、裏板とを分解した状
態を示す図である。
【図6】本発明の中板の取付溝に、取付枠の取付部を挿
入した状態を示す平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】本発明の中留を裏返しして、裏板を開いた状態
の平面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】従来のバンドを裏返しできる腕時計の斜視図で
ある。
【図11】従来の中留構造を示す斜視図である。
【図12】図11の中留を裏側から見た図である。
【図13】従来の中留構造の表板を閉じた状態をしめす斜
視図である。
【図14】従来の中留構造の表板を開いた状態をしめす斜
視図である。
【符号の説明】
1 中留枠 2 中板 3 表板 4、10 バンド 5、7 係止部 6 係止部材 8 取付枠 9 取付部 11 裏板 12 取付溝 13 取付軸
フロントページの続き (72)発明者 小川 照光 埼玉県桶川市加納2166番地5 有限会社関 守製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のバンドの先端にI型の中留枠を取
    り付け、前記中留枠の内側に中板を回転自在に取り付
    け、他方のバンドの先端に取り付けた取付枠の取付部
    を、前記中板の取付溝に挿入し、前記中板の先端に回転
    自在に取り付けた表板および裏板で前記取付部を保持す
    ることを特徴とする時計バンドの中留構造。
  2. 【請求項2】 表板および裏板は、中板の先端に、1つ
    の取付軸により、中板の表面および裏面を覆うように、
    回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1記載の時計バンドの中留構造。
  3. 【請求項3】 表板および裏板を中板に折り重ねたと
    き、前記中板の係止部材に圧接する係止部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の時計バンドの中留構造。
  4. 【請求項4】 中留枠をコ字状にくり抜いた部分に係止
    部材を配置し、前記係止部材の両端を保持して、前記係
    止部材の中央部分が撓むようにしたことを特徴とする請
    求項3記載の時計バンドの中留構造。
  5. 【請求項5】 係止部材は、円柱状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項3、4記載の時計バンドの中留構
    造。
  6. 【請求項6】 表板と裏板を中板に折り重ねたとき、そ
    れぞれの係止部が干渉しない位置に設けたことを特徴と
    する請求項3記載の時計バンドの中留構造。
  7. 【請求項7】 円柱状に形成されている取付部を、取付
    枠に固着したことを特徴とする請求項1記載の時計バン
    ドの中留構造。
JP30941594A 1994-11-21 1994-11-21 時計バンドの中留構造 Pending JPH08140716A (ja)

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