JP4310841B2 - バンド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、時計バンドなどのバンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、時計バンドにおいては、複数の駒を順次連結した構造のものが知られている。図12および図13は、その一例を示した図である。この時計バンドは、外駒1、中駒2、および中芯3を備えている。中芯3は、金属板を打抜き加工することにより長方形状に形成されているとともに、その中間部分に長孔4が長手方向に沿って形成されている。外駒1は、中芯3の両端部に巻き付けられて長孔4を露出させた状態でそれぞれ装着されている。中駒2は、金属板からなり、図13に示すように、その一方の端部を並列に配置された1つの中芯3の長孔4に挿入し、他方の端部を隣接する他の中芯3の長孔4に挿入し、この状態で両側の端部を互いに隣接し合う中芯3の長孔4と平行な縁部5同士を包み込むように折り曲げることにより、隣接する中芯3同士を連結している。
この時計バンドでは、外駒1がそれぞれ装着された中芯3が中駒2により順次連結され、これにより中芯3の長孔4と平行な縁部5がそれぞれ回転軸となり、この回転軸である縁部5を中心に中駒2が相対的に所定角度回動し、腕に装着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の時計バンドにおいては、中芯3の長孔4が金属板の打抜き加工により形成されているので、図13に示すように、中芯3の長孔4と平行な縁部5の断面形状が四角形状に形成され、この断面四角形状の縁部5が回転軸となり、この縁部5を中心に中駒2が相対的に所定角度回動するときに、縁部5のほぼ直角な角部が中駒2の内面に接触するため、中駒2が縁部5を中心に円滑に回転せず、腕に対して良好になじまないことがあるという問題があった。
【0004】
この発明の課題は、バンド駒を円滑に回動させて腕になじみやすくさせることができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解消するために、次のような構成を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1記載の発明は、図1〜図11に示すように、中空状に形成された外装片(11)の内部に中芯(12)を装着することによりバンド駒(13)を構成し、このバンド駒を前記中芯により順次回動可能に連結してなるバンド(時計バンド10または30)であって、
前記外装片(11)は、前記バンド駒の連結方向における一端に中空状の凸部(14)が形成され、他端にこれと隣接する前記外装片の凸部(14)が挿入する凹部(15)が形成され、
前記中芯(12)は、前記外装片の凸部(14)に対応する突起部(16)と、前記外装片の凹部(15)に対応する切欠凹部(17)とがそれぞれ形成され、
前記突起部(16)は、前記バンド駒の連結方向と直交する方向の幅(S1)がそれと同じ方向の前記外装片の凸部の幅(B1)よりも小さく形成され、これにより前記外装片の凸部(14)内における幅方向の両側に空間部(14a)を形成し、
前記切欠凹部(17)は、前記外装片の凹部(15)の形状とほぼ同じか、それよりも大きい形状に形成され、
前記切欠凹部(17)の各対向面には、前記外装片の凸部内の前記空間部(14a)にその各側面から挿入する連結突起部(18)が対向して設けられ、かつこれら連結突起部(18)の外周面が円弧状の曲面に形成されている
ことを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、外装片内に装着された中芯の切欠凹部の各対向面に連結突起部が対向して設けられ、これら連結突起部が外装片の凸部内の各空間部にその各側面から挿入し、この中芯の連結突起部によりバンド駒が順次連結されるとともに、これら連結突起部が各バンド駒の回転軸となり、この回転軸である連結突起部を中心にバンド駒が回動する際、連結突起部の外周面が円弧状の曲面に形成されていることにより、この連結突起部の外周面が外装片の凸部の内面に沿って円滑に摺動するので、連結突起部を中心にバンド駒を円滑に回動させることができ、これにより腕に良好になじませることができる。
この場合、請求項2に記載のごとく、図4および図5に示すように、前記外装片(11)の凹部(15)は、前記バンド駒(13)の連結方向における切込長さ(L1、L2)がそれと同じ方向の前記外装片の凸部の突出長さ(T)よりも長く形成され、前記中芯(12)の切欠凹部(17)は、前記バンド駒の連結方向における切欠長さ(L3)がそれと同じ方向の前記外装片の凹部(15)の切込長さ(L1、L2)よりも長く形成され、前記中芯の切欠凹部(17)内には、隣接する前記外装片の凸部(14)の先端面に接触可能な装飾片(19)が配置されている構成であれば、互いに隣接する外装片のうち、一方の外装片の凹部に他方の外装片の凸部が挿入された状態で、その凹部と凸部との間に隙間が生じても、中芯の切欠凹部内に配置された装飾片の一部が外部に露呈することになり、これにより装飾性に優れたものを得ることができる。
【0007】
また、請求項3に記載のごとく、図3、図6、図7に示すように、前記複数のバンド駒(13)の前記中芯(12)のうちのいずれかは、前記複数のバンド駒が連結されたバンド全体の長さを調整する調整用中芯(20)で構成され、この調整用中芯(20)は、前記中芯とほぼ同様の突起部(16)、切欠凹部(23)、および連結突起部(18)を有し、かつ前記切欠凹部(23)の対向面における片側の本体部(21)と、他の片側の分離部(22)とに分割形成され、前記本体部(21)に設けられた一方の連結突起部(18)と分離部(22)に設けられた他方の連結突起部(18)とを対向させた状態で、前記分離部(22)が前記本体部(21)に圧入により着脱可能に装着された構成であれば、調整用中芯の分離部を本体部から分離させて取り外すことにより、中芯によるバンド駒の連結を解除することができ、これにより複数のバンド駒が連結されたバンド全体の長さを調整することができる。
この場合、請求項4に記載のごとく、図3および図8に示すように、前記分離部(22)には、取外用工具が挿入する穴(24)が設けられ、前記調整用中芯(20)の前記外装片(11)には、前記穴(24)に対応する長孔(25)が前記バンド駒の連結方向と直交する方向に長く形成されている構成であれば、外装片の内部に中芯が装着されていても、調整用中芯に対応する外装片の長孔を通して調整用中芯の分離部に設けられた穴に取外用工具を挿入し、この状態で取外用工具を外装片の長孔に沿って移動させることにより、簡単に分離部を本体部から取り外すことができ、これによりバンド全体の長さを容易に調整することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、図1〜図7を参照して、この発明のバンドを時計バンドに適用した第1実施形態について説明する。
図1は時計バンドの正面図、図2はその側面図、図3はその裏面図である。
この時計バンド10は、中空状の外装片11の内部に中芯12を装着してバンド駒13を構成し、このバンド駒13を中芯12により順次回動可能に連結した構成になっている。
外装片11は、図1および図2に示すように、金属板からなる中空状のほぼ平板形状に形成されている。すなわち、外装片11は、図5に示すように、バンド駒13の連結方向における一端部(図5では右端部)に中空状の凸部14が形成され、他端部(同図では左端部)に凹部15が形成され、凸部14の先端(同図では右端)と、凹部15の両側に位置する後端(同図では左端)とがそれぞれ上下に連続し、これにより全体が中空状に形成されている。この外装片11の凸部14は、バンド駒13の連結方向と直交する方向の幅B1がそれと同じ方向の外装片11の幅B0よりも小さく形成されている。また、凹部15は、バンド駒13の連結方向に隣接する外装片11の凸部14が挿入する部分であり、その凸部14の形状よりも少し大きく形成されている。すなわち、この凹部15は、バンド駒13の連結方向と直交する方向の幅B2が凸部14の幅B1とほぼ同じ長さで形成されており、またバンド駒13の連結方向における上側縁部15aの切込長さL1がそれと同じ方向の凸部14の突出長さTよりも長く形成され、かつ下側縁部15bの切込長さL2が凸部14の突出長さTとほぼ同じ長さに形成されている。
【0009】
中芯12は、金属などの平板からなり、図6および図7に示すように、外装片11の凸部14に対応する突起部16と、外装片11の凹部15に対応する切欠凹部17とが形成されている。突起部16は、バンド駒13の連結方向と直交する方向の幅S1がそれと同じ方向の外装片11の凸部14の幅B1よりも小さく形成され、これにより外装片11の凸部14内における幅方向の両側に空間部14aを形成する。また、切欠凹部17は、バンド駒13の連結方向の切欠長さL3が外装片11の凹部15の切込長さL1、L2よりも長く形成されているとともに、バンド駒13の連結方向と直交する方向の幅S2がそれと同じ方向の外装片11の凹部15の幅B2とほぼ同じか、それよりも少し大きく形成されている。この切欠凹部17の各対向面には、図4および図7に示すように、外装片11の凸部14の幅方向の空間部14a内にその各側面から挿入する連結突起部18が対向して形成されている。これら連結突起部18は、外装片11の凸部14の空間部14a内に挿入することにより、バンド駒13を順次回動可能に連結するものであり、その断面形状が円形または楕円形に形成され、これにより外周面が円弧状の曲面に形成されている。また、中芯12の切欠凹部17内には、図1および図4に示すように、合成樹脂製の装飾片19が外装片11の凸部14の先端面に接触可能な状態で配置されている。この装飾片19は、外装片11の凹部15の上側縁部15aの切込長さL1が外装片11の凸部14の突出長さTよりも長く形成されていることにより、これらの間に位置する装飾片19の一部19aが上方に露呈している。
【0010】
ところで、複数のバンド駒13を順次連結する中芯12のうち、そのいずれかは、図1および図3に示すように、バンド駒13が連結されたバンド全体の長さを調整する調整用中芯20で構成されている。この調整用中芯20は、図6および図7に示すように、本体部21と分離部22とからなり、切欠凹部23の切込長さL4が外装片11の凸部14の突出長さTとほぼ同じ長さに形成され、これにより装飾片19が装着されない構成で、これ以外は上述した中芯12とほぼ同じ構成になっている。すなわち、調整用中芯20は、切欠凹部23の対向面における片側(図6および図7では下部側)の本体部21と、他の片側(同図では上部側)の分離部22とに分割形成され、本体部21に形成された一方の連結突起部18と分離部22に形成された他方の連結突起部18とを対向させた状態で、分離部22の圧入部22aが本体部21の嵌合部21aに圧入により着脱可能に装着されるように構成されている。この場合、分離部22の裏面には、図3および図8に示すように、ドライバーなどの取外用工具(図示せず)が挿入する穴24が設けられている。また、調整用中芯20の外装片11の裏面には、図3に示すように、分離部22の穴24に対応する長孔25がバンド駒13の連結方向と直交する方向に長く形成されている。
なお、時計バンド10の一端部(図1および図2では左端部)に位置するバンド駒13の左端部には、腕時計ケースのバンド取付部(いずれも図示せず)に取り付けられる取付部26が設けられている。また、時計バンド10の他端部(同図では右端部)に位置するバンド駒13には、バンド留め具27が取り付けられている。
【0011】
このような時計バンド10では、外装片11内に装着された中芯12の切欠凹部17の各対向面に連結突起部18が対向して形成され、これら連結突起部18が外装片11の凸部14内に形成された空間部14aにその各側面から挿入し、これにより中芯12の連結突起部18によりバンド駒13が順次連結されるとともに、これら連結突起部18が外装片11の回転軸となり、この回転軸である連結突起部18を中心にバンド駒13が回動する。このときには、連結突起部18の外周面が円弧状の曲面に形成されていることにより、この連結突起部18の外周面が外装片11の凸部14の内面に沿って円滑に摺動するので、連結突起部18を中心にバンド駒13を円滑に回動させることができ、これにより腕に良好になじませることができる。この場合、外装片11の凹部15の上側縁部15aの切込長さL1が外装片11の凸部14の突出長さTよりも長く形成されていることにより、互いに隣接する外装片11のうち、一方の外装片11の凹部15に他方の外装片11の凸部14が挿入された状態で、その凹部15と凸部14との間の上面側に隙間(L1−T)が生じても、中芯12の切欠凹部17内に配置された装飾片19の一部19aが外部に露呈するので、装飾性に優れたものを得ることができる。
【0012】
また、この時計バンド10では、複数のバンド駒13の中芯12のうちのいずれかが、調整用中芯20で構成され、この調整用中芯20が切欠凹部23の対向面における片側の本体部21と、他の片側の分離部22とに分割形成され、本体部21に形成された一方の連結突起部18と分離部22に形成された他方の連結突起部18とを対向させた状態で、分離部22の圧入部22aが本体部21の嵌合部21aに圧入により着脱可能に装着された構成であるから、調整用中芯20の分離部22を本体部21から分離させて取り外すことにより、中芯12によるバンド駒13の連結を解除することができ、これにより複数のバンド駒13が連結されたバンド全体の長さを調整することができる。このときには、調整用中芯20の分離部22の裏面に取外用工具が挿入する穴24が設けられ、調整用中芯20に対応する外装片11の裏面に穴24と対応する長孔25がバンド駒13の連結方向と直交する方向に長く形成されているので、調整用中芯20に対応する外装片11の長孔24を通して調整用中芯20の分離部22に設けられた穴24にドライバーなどの取外用工具を挿入し、この取外用工具を外装片11の長孔25に沿って移動させることにより、簡単に分離部22を本体部21から取り外すことができ、これによりバンド全体の長さを容易に調整することができる。
【0013】
[第2実施形態]
次に、図9〜図11を参照して、この発明のバンドを時計バンドに適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図8に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
この時計バンド30は、バンド駒13の連結方向における外装片11の凸部14の先端14r、同方向における外装片11の凹部15の底部側先端15r、同方向における調整用中芯20の切欠凹部23の後端23r、および同方向における装飾片19の後端19rがそれぞれ曲率半径Rの大きい緩やかな円弧状に形成されており、これ以外は第1実施形態と同じ構成になっている。
この場合、外装片11は、図10に示すように、凸部14の裏面側をその中間でバンド駒13の連結方向と直交する方向に2分割し、この分割された部分をそれぞれ曲率半径Rの大きい緩やかな円弧状になるように折り曲げることにより、外装片11の凸部14の先端14rが連続する円弧状に形成されている。なお、これ以外の各端部15r、23r、19rは、プレスなどの打抜き加工、あるいは成形加工によりそれぞれ曲率半径Rの大きい緩やかな円弧状に形成されている。
このような時計バンド30では、外装片11の凸部14の先端14r、外装片11の凹部15の底部側先端15r、調整用中芯20の切欠凹部23の後端23r、および装飾片19の後端19rをそれぞれ曲率半径Rの大きい緩やかな円弧状に形成したことにより、第1実施形態のものよりも、デザイン的に優れ、商品価値の高いものを得ることができる。
【0014】
なお、上記第1、第2実施形態では、時計バンド10、30について述べたが、これに限らず、万歩計などのリスト部品のバンドとしても、広く用いることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、外装片内に装着された中芯の切欠凹部の各対向面に連結突起部が対向して形成され、これら連結突起部が外装片の凸部内の各空間部にその各側面から挿入し、この中芯の連結突起部によりバンド駒が順次連結されるとともに、これら連結突起部がバンド駒の回転軸となり、この回転軸である連結突起部を中心にバンド駒が回動する際、連結突起部の外周面が円弧状の曲面に形成されていることにより、この連結突起部の外周面が外装片の凸部の内面に沿って円滑に摺動するので、連結突起部を中心にバンド駒を円滑に回動させることができ、これにより腕に良好になじませることができる。
この場合、中芯の切欠凹部内に装飾片を配置することにより、互いに隣接する外装片のうち、一方の外装片の凹部に他方の外装片の凸部が挿入された状態で、その凹部と凸部との間に隙間が生じても、中芯の切欠凹部内に配置された装飾片の一部が外部に露呈することになり、これにより装飾性に優れたものを得ることができる。
【0016】
また、複数のバンド駒の中芯のうち、複数のバンド駒が連結されたバンド全体の長さを調整する調整用中芯が、切欠凹部の対向面における片側の本体部と、他の片側の分離部とに分割形成され、本体部の連結突起部と分離部の連結突起部とを対向させた状態で、分離部が本体部に圧入により着脱可能に装着されていることにより、調整用中芯の分離部を本体部から分離させて取り外すことにより、中芯によるバンド駒の連結を解除することができ、これにより複数のバンド駒が連結されたバンド全体の長さを調整することができる。このときには、分離部に取付用工具が挿入する穴が設けられ、これに対応する外装片に長孔が分離部の穴に対応させてバンド駒の連結方向と直交する方向に設けられていることにより、外装片の長孔を通して分離部の穴に取外用工具を挿入し、この状態で取外用工具を外装片の長孔に沿って移動させることにより、簡単に分離部を本体部から取り外すことができ、これによりバンド全体の長さを容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のバンドを時計バンドに適用した第1実施形態の一部を破断した正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の時計バンドの一部を破断した裏面図。
【図4】図1のA−A線に沿う要部の拡大断面図。
【図5】図1の外装片の拡大斜視図。
【図6】図1の中芯および調整用中芯の拡大正面図。
【図7】図6の分解斜視図。
【図8】図7の調整用中芯の分離部を示した裏面側の斜視図。
【図9】この発明のバンドを時計バンドに適用した第2実施形態の一部を破断した正面図。
【図10】図9の時計バンドの一部を破断した裏面図。
【図11】図9の中芯および調整用中芯の拡大正面図。
【図12】従来の時計バンドを示した正面図。
【図13】図12の時計バンドの一部を破断した要部の拡大側面図。
【符号の説明】
10、30 時計バンド
11 外装片
12 中芯
13 バンド駒
14 外装片の凸部
14a 凸部内の空間部
15 外装片の凹部
16 中芯の突起部
17 中芯の切欠凹部
18 連結突起部
19 装飾片
20 調整用中芯
21 本体部
22 分離部
24 分離部の穴
25 外装片の長孔

Claims (4)

  1. 中空状に形成された外装片の内部に中芯を装着することによりバンド駒を構成し、このバンド駒を前記中芯により順次回動可能に連結してなるバンドであって、
    前記外装片は、前記バンド駒の連結方向における一端に中空状の凸部が形成され、他端にこれと隣接する前記外装片の凸部が挿入する凹部が形成され、
    前記中芯は、前記外装片の凸部に対応する突起部と、前記外装片の凹部に対応する切欠凹部とがそれぞれ形成され、
    前記突起部は、前記バンド駒の連結方向と直交する方向の幅がそれと同じ方向の前記外装片の凸部の幅よりも小さく形成され、これにより前記外装片の凸部内における幅方向の両側に空間部を形成し、
    前記切欠凹部は、前記外装片の凹部の形状とほぼ同じ形状か、それよりも大きい形状に形成され、
    前記切欠凹部の各対向面には、前記外装片の凸部内の前記空間部にその各側面から挿入する連結突起部が対向して設けられ、かつこれら連結突起部の外周面が円弧状の曲面に形成されている
    ことを特徴とするバンド。
  2. 前記外装片の凹部は、前記バンド駒の連結方向における切込長さがそれと同じ方向の前記外装片の凸部の突出長さよりも長く形成され、
    前記中芯の切欠凹部は、前記バンド駒の連結方向における切欠長さがそれと同じ方向の前記外装片の凹部の切込長さよりも長く形成され、
    前記中芯の切欠凹部内には、隣接する前記外装片の凸部の先端面に接触可能な装飾片が配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載のバンド。
  3. 前記複数のバンド駒の前記中芯のうちのいずれかは、前記複数のバンド駒が連結されたバンド全体の長さを調整する調整用中芯で構成され、
    前記調整用中芯は、前記中芯とほぼ同様の突起部、切欠凹部、および連結突起部を有し、かつ前記切欠凹部の対向面における片側の本体部と、他の片側の分離部とに分割形成され、前記本体部に設けられた一方の連結突起部と前記分離部に設けられた他方の連結突起部とを対向させた状態で、前記分離部が前記本体部に圧入により着脱可能に装着された構成であることを特徴とする請求項1記載のバンド。
  4. 前記分離部には、取外用工具が挿入する穴が設けられ、前記調整用中芯の前記外装片には、前記穴に対応する長孔が前記バンド駒の連結方向と直交する方向に長く形成されていることを特徴とする請求項3記載のバンド。
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