JPH08140142A - 移動通信システムにおける発信規制方式 - Google Patents

移動通信システムにおける発信規制方式

Info

Publication number
JPH08140142A
JPH08140142A JP6279368A JP27936894A JPH08140142A JP H08140142 A JPH08140142 A JP H08140142A JP 6279368 A JP6279368 A JP 6279368A JP 27936894 A JP27936894 A JP 27936894A JP H08140142 A JPH08140142 A JP H08140142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
time
restriction
input
setting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6279368A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
尚 小林
Tsuyoshi Yoneda
強 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6279368A priority Critical patent/JPH08140142A/ja
Publication of JPH08140142A publication Critical patent/JPH08140142A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は携帯電話機等の移動局の他者による不
正使用を防止するための発信規制の設定を容易に行うこ
とができる移動通信システムにおける発信規制方式を提
供することを目的とする。 【構成】利用者入力に応じて番号設定手段22により登
録された特定の通話相手以外の電話番号がコード認識手
段25で認識され、この認識された電話番号で発信が行
われたことが、発信番号比較手段24による登録番号と
発信番号との比較で検出された際に、その通話時間を時
間計測手段23で計測し、この計測時間が、時間設定手
段21で設定された時間を越えた場合に、発信規制部1
3が発信を不可能とする発信規制を行うように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信システムにおけ
る発信規制方式に関する。この発信規制方式は、携帯電
話機等の移動局の他者による不正使用を防止するために
移動局に対して所定条件下で発信が実行されないように
するものである。
【0002】
【従来の技術】図12に従来の発信規制方式によるPH
S(Personal Handy phone System) の移動局(携帯電話
機)のブロック構成図を示し、その説明を行う。
【0003】この図において、1は電源制御部、2は音
声処理部、3はTDMA制御部、4は無線制御部、5は
無線部、6はバッテリ部、7は主制御部、8はメモリ
部、9は表示部、10はキー操作部、11はスピーカ及
びマイクによる送受話部、12はアンテナ、13は発信
規制部、14は時計回路部である。
【0004】主制御部7は、アンテナ12を除く他の各
部1〜6,8〜11,13,14と接続されており、メ
モリ部8に記憶された制御プログラムに応じて移動局全
体の制御を行う。
【0005】電源制御部1は、バッテリ部6から各部に
供給される電源のオン/オフを移動局の動作状態に応じ
て細かく行う。例えばキー操作部10によるダイヤル中
は音声は関係ないので音声処理部2などの電源系統への
電源供給をオフとする制御を行う。
【0006】音声処理部2は、アンテナ12で受信され
た音声信号を送受話部11のスピーカから発音するため
の信号処理を行うと共に、送受話部11のマイクから入
力された音声をアンテナ12から送信できるように処理
したり、またアラーム等の音を送受話部11から発音す
るための処理を行う。
【0007】TDMA制御部3は、音声処理部2或いは
無線制御部4から送られてくる信号の時分割処理を行
う。無線制御部4は無線機能の制御を行い、無線部5は
送信信号を無線周波数に変換すると共に受信信号を中間
周波数に変換する制御を行う。
【0008】表示部9は、キー操作部10による電話番
号、キー操作命令及びアラーム等に応じたガイダンスの
表示を行う。発信規制部13は、キー操作部10による
暗証番号の設定に応じた発信規制の制御、或いはキー操
作部10による発信規制開始及び解除時刻に応じた発信
規制の制御を行うものであり、時計回路部14は、その
発信規制開始及び解除時刻を発信規制部13へ通知す
る。
【0009】このような構成の移動局において、電源が
投入されると、移動局は周囲の基地局から送信される信
号の電界強度等を測定し、最も近い基地局からの制御チ
ャネルデータを受信し、この制御チャネルデータの内容
に従った待ち受け状態に入る。そして、キー操作部10
より電話番号の入力等の発信要求があると所定の手順に
従って基地局に対して発信を行う。
【0010】また、この移動局に対して、通話料金管
理、或いは置き忘れ・盗難等による不正使用の防止のた
めの発信規制を行う場合、暗証番号による規制、任意の
時間帯において発信が行われないように規制する方法が
ある。
【0011】これはキー操作部10から暗証番号を入力
し、この暗証番号が入力され、発信規制部13が認識し
ない限りは発信が行えないように制御するか、キー操作
部10により発信規制開始及び解除時刻を入力し、この
入力に応じて時計回路部14が示す時間帯では発信規制
部13が発信を行えないように制御するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した発
信規制方式においては、自動発信規制の条件が時間帯で
あると、移動局が家庭用等のもので複数の使用者がいる
場合、発信規制時間の設定が難しい問題がある。
【0013】また発信規制中に発信を行う場合、発信規
制を解除した後で発信を行い、再び発信規制の設定を行
う操作が必要となり、操作の煩雑さ、又発信規制の再設
定忘れが生じる問題がある。
【0014】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、携帯電話機等の移動局の他者による不正使
用を防止するための発信規制の設定を容易に行うことが
できる移動通信システムにおける発信規制方式を提供す
ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の移動通信
システムにおける発信規制方式の原理図を示す。この図
1に示す発信規制方式は、交換局に接続された基地局を
介して移動局間で行われる無線通信における発信を所定
条件下で不可能とする発信規制を行うものである。
【0016】前記した移動局或いは基地局は、図に符号
100で示す無線周波数信号の送受信を行う無線部と、
101で示す無線通信を行うための制御を行う制御部
と、制御部101の制御によって無線部100に対して
発信規制を実行する符号13で示す発信規制部とを有す
るものである。
【0017】本発明の特徴とするところは、移動局及び
基地局の何れかに次に述べる要素から構成される符号2
0で示す発信規制制御部を設けた点にある。発信規制制
御部20における符号22は番号設定手段であり、発信
規制モードの設定/解除を行うための特定コードの入力
に応じた制御部101の制御により設定される発信規制
モード時の入力電話番号を発信規制の対象外のものとし
て設定するものである。
【0018】21は時間設定手段であり、発信規制モー
ド時に入力される時間を、番号設定手段22で設定され
た以外の電話番号での通話時の発信から発信規制を行う
までの時間として設定するものである。
【0019】23は時間計測手段であり、番号設定手段
22で設定された以外の電話番号での通話時に、発信か
らの通話時間を計測するものである。24は発信番号比
較手段であり、入力電話番号が番号設定手段22で設定
された発信規制対象外の電話番号であるか否かを検出す
るものである。
【0020】25はコード認識手段であり、入力コード
を認識するものである。
【0021】
【作用】上述した本発明において、例えば移動局(携帯
電話機であるとする)に発信規制制御部20が設けられ
ているものとする。利用者が発信規制モードとするため
の特定コードを入力すると、コード認識手段25がその
特定コードが発信規制モードとするためのものであるこ
とを認識し、制御部101がその特定コードに応じて携
帯電話機を発信規制モードとする。ここで利用者が、発
信規制の対象外とする電話番号を入力すると、この入力
電話番号が番号設定手段22によって設定される。
【0022】次に利用者が、先の入力電話番号以外の電
話番号で発信が行われた際に発信規制が実行されるまで
の時間を入力すると、この入力時間が時間設定手段21
によって設定される。
【0023】この後、例えば前記した利用者以外の者に
よって、番号設定手段22で設定された以外の電話番号
で発信が行われたとすると、その発信に用いられた電話
番号が番号設定手段22で設定された電話番号と異なる
ことが、発信番号比較手段24で検出される。この検出
によって時間計測手段23が通話時間の計測を開始す
る。
【0024】そして、その計測通話時間が時間設定手段
21により設定された時間を越えると、発信規制部13
が発信規制を実行する。即ちオフフック状態とする。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例の発信規制方式
によるPHSの移動局のブロック構成図である。この図
において図12に示した従来例の各部に対応する部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0026】図2に示す第1実施例の特徴は、利用者が
登録した特定の通話相手以外の通話時間を監視し、その
通話時間が利用者が設定した時間を越えた場合に発信規
制を行うように制御する発信規制制御部20を設けた点
にある。
【0027】発信規制制御部20は、時間設定部21
と、番号設定部22と、時間計測部23と、発信番号比
較部24と、入力コード認識部25と、暗証番号設定部
26とを具備して構成されている。
【0028】番号設定部22は、キー操作部10から発
信規制設定モードとするための特定コードが入力された
際、主制御部7が発信規制設定モードとした場合に、キ
ー操作部10によって入力される電話番号を、発信規制
を行わないものとして認識して設定するものである。
【0029】時間設定部21は、番号設定部22で設定
された以外の電話番号で通話が行われた場合に、発信か
ら発信規制を行うまでの時間を設定するものである。時
間計測部23は、番号設定部22で設定された以外の電
話番号で通話が行われた場合に、その通話時間を計測す
るものである。
【0030】発信番号比較部24は、発信に用いられた
電話番号が番号設定部22で設定された発信規制を行わ
ない電話番号であるか否かを監視して検出するものであ
る。入力コード認識部25は、キー操作部10によって
入力された番号が何であるかを認識する。例えば、ファ
ンクションキー(以下、Fキーと呼ぶ)、或いはFキー
と任意番号との組み合わせより入力された特定コードが
何の命令を行うものかを認識するものである。特定コー
ドによっては例えば発信規制の設定命令・解除命令等が
行われる。
【0031】暗証番号設定部26は、キー操作部10に
よって入力された暗証番号の設定/解除を行うものであ
る。また、表示部9は、主制御部7や発信規制制御部2
0の制御により、発信規制状態か否か、或いは現在の発
信規制条件の表示、各設定を実施する場合の操作説明等
を表示可能とし、使用者の混乱や間違いを防止する。各
状態や設定値の呼び出しは、設定を行う時と共に、Fキ
ーの押下や特定コード入力等の操作時、電源オン時、通
話終了後に表示するなど特に制限されないものとする。
【0032】このような構成の移動局における発信規制
の設定操作を図3を参照して説明する。まず、発信規制
設定モードに入るための特定コード(暗証番号)を、キ
ー操作部10から例えばFキーと所定番号によって入力
する。
【0033】この入力を主制御部7が認識することによ
って符号28で示すように、表示部9の画面に、発信規
制の設定を行うか否かの操作指示が表示される。ここ
で、0を押下すると発信規制の設定が行われ、1を押下
すると発信規制の設定は行われない。
【0034】画面28において0が押下されたとすると
画面29に示すように、登録番号の設定を行うか否かの
操作指示が表示される。ここで、0を押下すると登録す
る電話番号以外の電話番号に発信規制を行うための設定
モードとなり、1を押下すると予めメモリ部8に登録さ
れていた電話番号以外の電話番号に発信規制を行う設定
が番号設定部22によって実行される。
【0035】画面29において0が押下されたとすると
画面30に示すように、メモリ部8に予め記憶された電
話番号が表示されるので、ここで登録したい電話番号を
スクロールしながら表示させて電話番号を登録する。ま
たメモリ部8に記憶された以外の所望とする電話番号を
キー操作部10から登録する。この登録は番号設定部2
2によって実行される。
【0036】この登録終了後に、この登録が終了したこ
とを指示する終了キー(例えば予め定められているFキ
ー)を押下すると画面31に、登録番号以外の電話番号
で通話が行われた場合に発信規制を行うまでの時間を設
定する通話時間設定の操作指示が表示される。この画面
31の表示は、画面29で1が押下された場合にも行わ
れる。
【0037】画面31において設定時間とこれを時間設
定部21が設定するための記憶キー(例えば予め定めら
れているFキー)を押下すると画面32に示すように、
発信規制を実行するか否かの操作指示が表示される。
【0038】ここで、0を押下すると発信番号比較部2
4による発信規制の監視動作が行われ、画面33に示す
ように発信監視中の表示がなされる。1を押下するとそ
の監視動作は行われない。但し、この場合、監視動作は
行われないものの発信規制設定状態は保存される。また
発信規制設定状態は暗証番号の入力により解除できるも
のとする。
【0039】次に、発信規制設定時の動作を図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。ステップS1におい
て、発信規制条件の設定を行う。これは上述で図3を参
照して説明したように行う。
【0040】ステップS2において、発信規制設定状態
か否かが判断される。これは主制御部7が行う。その判
断結果がNOであれば再び発信規制設定状態か否かの判
断が行われ、YESであればステップS3に進む。
【0041】ステップS3において、発信が行われたと
すると、その発信番号の認識が行われる。その発信番号
の認識は、入力コード認識部25で行われる。即ち発信
時にキー操作部10から入力された電話番号の認識が行
われる。
【0042】ステップS4において、ステップS3で認
識された発信番号が規制対象番号がどうか判断される。
これは、発信番号比較部24において、ステップS3で
認識された発信番号が、番号設定部22で設定された発
信規制を行わない電話番号であるか否かが比較されるこ
とによって判断されるものである。
【0043】即ち、発信番号比較部24での比較結果、
発信番号が発信規制を行わない電話番号の場合は、発信
規制対象番号でないので、ステップS4の判断結果はN
Oとなり、この場合ステップS2に戻る。一方、発信番
号比較部24での比較結果、発信番号が発信規制を行わ
ない電話番号以外の電話番号の場合は、発信規制対象番
号であるので、ステップS4の判断結果はYESとなり
ステップS5に進む。
【0044】ステップS5において、時間計測部23に
よって通話時間の計測が行われ、ステップS6におい
て、通話時間が規制時間を越えたか否かが判断される。
この判断は主制御部7によって行われ、判断結果がNO
の場合はステップS2に戻り、YESの場合はステップ
S7に進む。
【0045】ステップS7において、発信規制部13に
よって発信規制が実行される。この実行後、ステップS
8において、発信規制の解除が行われた否かが判断され
る。これは暗証番号を入力することにより暗証番号設定
部26がそれを認識して行う。その判断結果がNOの場
合はステップS7に戻り、YESの場合はステップS2
に戻る。
【0046】以上説明した第1実施例によれば、利用者
が登録した特定の通話相手以外の電話番号で発信が行わ
れた場合にその通話時間を監視し、通話時間が利用者が
設定した時間を越えた場合に発信規制が行われるように
することができる。
【0047】また、番号設定部22が、キー操作部10
によって入力される電話番号を発信規制を行うものとし
て認識して設定するようにし、時間設定部21が、番号
設定部22で設定された電話番号で通話が行われた場合
に、発信から発信規制を行うまでの時間を設定し、時間
計測部23が、番号設定部22で設定された電話番号で
通話が行われた場合にその通話時間を計測するように
し、発信番号比較部24が、発信に用いられた電話番号
が番号設定部22で設定された電話番号であるか否かを
監視して検出するようにしてもよい。
【0048】この場合、発信番号が番号設定部22で設
定された電話番号である場合に、時間計測部23が通話
時間を計測し、この計測時間が時間設定部21で設定さ
れた時間になると、発信規制部13が発信規制を実行す
る。
【0049】次に、第2実施例を図5を参照して説明す
る。但し、図5において図2に示した第1実施例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図5に示す第2実施例の移動局の特徴要素である発
信規制制御部29は、第1実施例で説明した入力コード
認識部25及び暗証番号設定部26以外に、時間設定部
30と、非通話状態検出部31と、時間計測部32とを
具備して構成されている。
【0050】時間設定部30は、終話時から発信規制を
実行するまでの時間を設定するものである。非通話状態
検出部31は、終話による非通話状態を検出するもので
ある。
【0051】時間計測部32は、非通話状態検出部31
が非通話状態を検出すると、その非通話状態の時間を計
測するものであり、この計測時間が時間設定部30で設
定された時間になると発信規制部13が発信規制を実行
する。また、非通話状態の時間を計測時に発信が行われ
た場合は、主制御部7が計測時間をリセットする。
【0052】このような構成の移動局における発信規制
の動作を図6に示すフローチャートを参照して説明す
る。ステップS1において、発信規制条件の設定を行
う。これは、キー操作部10から発信規制を設定するた
めの特定コードを入力することによって主制御部7が発
信規制設定モードとなったことを認識するので、この
後、キー操作部10から設定時間を入力すると、時間設
定部30によって、終話時から発信規制を実行するまで
の時間が設定される。
【0053】ステップS2において、発信規制設定状態
か否かが判断される。これは主制御部7が行う。その判
断結果がNOであれば再び発信規制設定状態か否かの判
断が行われ、YESであればステップS3に進む。
【0054】ステップS3において、発信が行われ、そ
の後、終話となったとすると、非通話状態検出部31に
よって非通話状態が認識され、この認識によって時間計
測部32が、その非通話状態の時間の計測を開始する。
【0055】そして、ステップS4において、ステップ
S3で計測が開始された非通話状態の時間が設定時間を
越えたか否かが判断される。この判断結果がNOの場合
はステップS2に戻り、YESの場合はステップS5に
進む。
【0056】ステップS5において、発信規制部13に
よって発信規制が実行される。この実行後、ステップS
6において、暗証番号設定部26により発信規制の解除
が行われた否かが判断される。この判断結果がNOの場
合はステップS5に戻り、YESの場合はステップS2
に戻る。
【0057】以上説明した第2実施例によれば、利用者
が終話時から発信規制を実行するまでの時間を登録する
ことによって、終話後、その設定時間となると発信規制
が行われるようにすることができる。従って、終話後
に、発信規制の設定を忘れることがなくなる。
【0058】但し、終話後、設定時間前に発信が行われ
た場合は、主制御部7が時間計測部32の計測時間をリ
セットし、再び終話状態となると、時間計測部32が非
通話状態の時間の計測を開始する。
【0059】次に、第3実施例を図7を参照して説明す
る。但し、図7において図2及び図5に示した第1及び
第2実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0060】図7に示す第3実施例の移動局は、上述し
た第1及び第2実施例の発信規制制御機能を合わせ持っ
たものであり、その特徴要素である発信規制制御部35
は、図2の第1実施例で説明した番号設定部22、発信
番号比較部24、入力コード認識部25及び暗証番号設
定部26と、図5の第2実施例で説明した非通話状態検
出部31以外に、図2に示した時間設定部21及び図5
に示した時間設定部30の双方の機能を合わせ持った時
間設定部36と、図2に示した時間計測部23及び図5
に示した時間計測部37の双方の機能を合わせ持った時
間計測部37と、発信規制モード選択部38とを具備し
て構成されている。
【0061】即ち、時間設定部36は、番号設定部22
で設定された以外の電話番号で通話が行われた場合に、
発信から発信規制を行うまでの時間を設定すると共に、
終話時から発信規制を実行するまでの時間を設定するも
のである。
【0062】時間計測部37は、番号設定部22で設定
された以外の電話番号で通話が行われた場合に、その通
話時間を計測すると共に、非通話状態検出部31が非通
話状態を検出すると、その非通話状態の時間を計測する
ものである。
【0063】発信規制モード選択部38は、第1及び第
2実施例の発信規制制御機能の何れかの機能が作動する
ように選択するか、或いは双方の機能が同時に作動する
ように選択するかを、特定コードに応じて決定するもの
である。
【0064】このような構成において、キー操作部10
から第1実施例の発信規制制御機能を選択するための特
定コードが入力されると、発信規制モード選択部38が
第1実施例の発信規制制御機能が作動するように設定す
る。
【0065】この場合、発信番号比較部24によって、
番号設定部22で設定された電話番号以外の電話番号で
発信が行われたことが検出されると、その通話時間の計
測が時間計測部37で開始され、計測時間が時間設定部
36で設定された第1設定時間を越えた場合に発信規制
部13で発信規制が行われる。この発信規制は、暗証番
号が入力されることによって暗証番号設定部26により
行われる。
【0066】また、第2実施例の発信規制制御機能を選
択するための特定コードが入力されると、発信規制モー
ド選択部38が第2実施例の発信規制制御機能が作動す
るように設定する。
【0067】この場合、非通話状態検出部31が終話時
に非通話状態を検出すると、その非通話状態の時間が時
間計測部37で計測され、この計測時間が時間設定部3
6で設定された第2設定時間になると発信規制部13で
発信規制が行われる。また、非通話状態の時間を計測時
に発信が行われた場合は、主制御部7が計測時間をリセ
ットする。この発信規制も、暗証番号が入力されること
によって暗証番号設定部26により行われる。
【0068】更に、第1及び第2実施例の発信規制制御
機能を選択するための特定コードが入力されると、発信
規制モード選択部38が第1及び第2実施例の発信規制
制御機能が作動するように設定する。
【0069】この場合、発信番号比較部24によって、
番号設定部22で設定された電話番号以外の電話番号で
発信が行われたことが検出されると、その通話時間の計
測が時間計測部37で開始され、計測時間が第1時間を
越えた場合に発信規制部13で発信規制が行われ、ま
た、非通話状態検出部31が終話時に非通話状態を検出
すると、その非通話状態の時間が時間計測部37で計測
され、この計測時間が第2設定時間になると発信規制部
13で発信規制が行われる。この発信規制も、暗証番号
が入力されることによって暗証番号設定部26により行
われる。
【0070】以上説明した第3実施例によれば、設定電
話番号以外の電話番号での発信時の通話時間が第1設定
時間を越えた場合に発信規制を行うことができると共
に、終話時からの非通話時間が第2設定時間を越えた場
合に発信規制を行うことができる。
【0071】次に、第4実施例を図8を参照して説明す
る。但し、図8において図5に示した第2実施例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図8に示す第4実施例は、発信規制状態にあっても
特定コード(発信許可コード)を入力することによって
発信規制を解除することなく発信が行えるようにしたも
のであり、発信規制制御部40に、第2実施例で説明し
た時間設定部30、非通話状態検出部31、時間計測部
32、入力コード認識部25及び暗証番号設定部26以
外に、発信許可コード設定部41を具備して構成されて
いる。
【0072】発信許可コード設定部41は、発信規制状
態において発信を可能とする発信許可コードの設定を、
発信規制を行う前のキー操作部10からの指定に応じて
行い、その後の発信規制状態において、先に設定された
発信許可コードがキー操作部10から入力された際に、
その入力発信許可コードに応じた発信を許可するもので
ある。
【0073】発信許可コードとしては、発信規制状態に
おいて、1回の発信、連続複数の発信、及び任意時間の
発信を可能とするものがあり、発信可能回数、発信可能
時間は任意に設定できるようになっている。
【0074】また、キー操作部10から入力された発信
許可コードが、発信規制前に設定されたものかどうかは
入力コード認識部25が入力発信許可コードを設定発信
許可コードと比較することによって認識されるようにな
っている。
【0075】このような構成の移動局における発信規制
の動作を図9に示すフローチャートを参照して説明す
る。ステップS1において、発信規制中での発信許可コ
ードの設定を行う。これは、発信規制状態となる前にキ
ー操作部10から発信許可コードを入力することによ
る。例えば、1回の発信、連続5回の発信、及び10分
間の発信を可能とする発信許可コードが入力されたとす
ると、その各コードが発信許可コード設定部41によっ
てメモリ部8に記憶設定される。
【0076】ステップS2において、発信規制状態か否
かが判断される。これは主制御部7が行う。その判断結
果がNOであればステップS3に進み、通常発信状態と
なる。YESであればステップS4に進む。
【0077】ステップS4において、キー操作部10か
ら入力されたコードが何か判断される。これは入力コー
ド認識部25で行われる。入力コードが暗唱番号であれ
ばステップS5においてその暗証番号が認識され、ステ
ップS6において暗証番号設定部26が発信規制を解除
する。この解除によってステップS3に進み、通常発信
状態となる。
【0078】ステップS4における入力コードが、何に
も該当しないものであればステップS7において無効が
認識され、ステップS4に戻る。ステップS4における
入力コードが、10分間の発信を許可する特定コード
(発信許可コード)cであれば、ステップS8において
入力コード認識部25によりその特定コードcが認識さ
れ、発信許可コード設定部41により10分間の発信が
許可される。この許可時に、電話番号の入力による発信
が可能となる。
【0079】その後、ステップS9において、特定コー
ドcの入力後の発信時間が10分経過したかどうかが発
信許可コード設定部41により判断される。この判断結
果がNOであればステップS9における判断が継続さ
れ、YESであればステップS4に戻る。
【0080】ステップS4における入力コードが、連続
5回の発信を許可する特定コード(発信許可コード)b
であれば、ステップS10において入力コード認識部2
5によりその特定コードbが認識され、発信許可コード
設定部41により連続5回までの発信が許可される。こ
の許可時に、電話番号の入力による発信が5回可能とな
る。
【0081】その後、ステップS11において、特定コ
ードbの入力後、発信が5回行われたかどうかが発信許
可コード設定部41により判断される。この判断結果が
NOであればステップS11における判断が継続され、
YESであればステップS4に戻る。
【0082】ステップS4における入力コードが、1回
の発信を許可する特定コード(発信許可コード)aであ
れば、ステップS12において入力コード認識部25に
よりその特定コードaが認識され、発信許可コード設定
部41により1回の発信が許可される。この許可時に、
電話番号の入力による発信が1回だけ可能となる。
【0083】その後、ステップS13において、特定コ
ードaの入力後、発信が1回行われたかどうかが発信許
可コード設定部41により判断される。この判断結果が
NOであればステップS13における判断が継続され、
YESであればステップS4に戻る。
【0084】以上説明した第4実施例によれば、発信規
制状態にあっても特定コード(発信許可コード)を入力
することによって発信規制を解除することなく発信が行
えるので、発信規制状態の解除、発信、再び発信規制設
定といった面倒な操作を行わなくても済む。また、終話
後に、発信規制の設定を忘れることがなくなる。
【0085】次に、第5実施例を図10を参照して説明
する。但し、図10において図5に示した第2実施例の
各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0086】図10に示す第5実施例は、紛失した移動
局(子機)を探す場合に、利用者が子機間通話モードで
他の移動局から呼び出すことによって紛失移動局に警報
音を鳴動させるようにしたものであり、図5に示した発
信規制制御部29の他に、特定待ち受け移動局ID(固
有番号)設定部43と、発信規制解除不成功認識部44
とを具備して構成されている。
【0087】特定待ち受け移動局ID設定部43は、他
の特定移動局からの発信による呼び出しによって送受話
部11のスピーカから警報音を鳴動させる際に照合され
る特定待ち受け移動局ID(以下IDという)を設定す
るものである。
【0088】発信規制解除不成功認識部44は、移動局
にIDが設定され、かつ発信規制状態であり、この際、
発信規制を解除する不適当な操作が所定回数実行された
場合に解除の不成功を認識するものである。
【0089】また主制御部7は、その不成功認識時に、
移動局を子機間通話待ち受け状態とし、かつ受信感度を
所定レベルまで低下させる制御を行うと共に、スピーカ
から警報音が最大レベルで鳴動されるように制御するよ
うになっている。
【0090】このような構成の移動局における移動局探
索動作を図11に示すフローチャートを参照して説明す
る。ステップS1において、キー操作部10から入力さ
れたIDの設定を行う。
【0091】ステップS2において、発信規制状態か否
かが判断される。これは主制御部7が行う。その判断結
果がNOであればステップS3に進み、通常発信状態と
なる。YESであればステップS4に進む。
【0092】ステップS4において、キー操作部10か
ら入力されたコードが有効か否かが判断される。これは
入力コード認識部25で行われる。入力コードが発信規
制の解除を行うための暗唱番号等であれば、判断結果が
YESとなってステップS5において該当処理が実行さ
れる。判断結果がNOであればステップS6に進む。
【0093】ステップS6において、ステップS4での
入力コードによる発信規制解除の無効回数が5回以上か
どうかが判断される。これは発信規制解除不成功認識部
44で行われる。その判断結果がNOであればステップ
S2に戻り、YESであればステップS7において、主
制御部7が不正使用であることを認識し、ステップS8
において、移動局を子機間通話待ち受け状態とし、かつ
無線部5内の可変ATT(Attenuator)やAGC(Automat
ic Gain Control)を制御することによって受信感度を所
定レベルまで低下させる制御を行うと共に、スピーカか
らの鳴動ブザーが最大レベルとなるように制御する。
【0094】但し、受信感度を所定レベルまで低下させ
る制御とは、探索者が移動局の鳴動ブザーを聞き取れる
距離で、移動局が他の移動局からの電波を受信できるよ
うにする制御である。例えば約30m以内の距離で移動
局が他の移動局からの電波を受信できるように受信感度
を低下させる制御を行う。
【0095】ステップS9において、特定移動局からの
呼び出しがあるか否かが判断される。これは主制御部7
が、特定待ち受け移動局ID設定部43によって設定さ
れたIDと同一IDを有する他の移動局からの呼び出し
があるか否かを判断するものであり、この判断結果がN
OであればステップS8に戻り、YESであればステッ
プS10において、ブザーの鳴動を開始する。
【0096】以上説明した第5実施例によれば、紛失し
た移動局から警報音を鳴らすことによって探索者にその
位置を知らしめることができる。なお、上述した第1〜
第5実施例においては、発信規制制御部が移動局に設け
られているものとして説明したが、基地局に設けるよう
にしてもよい。この場合、基地局に接続されている移動
局に対してのみ上述した発信規制制御を行うことが可能
となる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者が登録した特定の通話相手以外の電話番号で発信
が行われた場合にその通話時間が利用者が設定した時間
を越えると発信規制が行われるようにすることができる
効果がある。
【0098】利用者が終話時から発信規制を実行するま
での時間を設定することによって、終話後、その設定時
間となると発信規制が行われるようにすることができる
効果がある。
【0099】発信規制状態にあっても特定コード(発信
許可コード)を入力することによって発信規制を解除す
ることなく発信を行うことができ、これによって発信規
制状態の解除、発信、再び発信規制設定といった面倒な
操作を行わなくても済み、また、終話後に、発信規制の
設定を忘れることがなくなる効果がある。
【0100】紛失した移動局から警報音を鳴らすことに
よって探索者にその位置を知らしめることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例の発信規制方式によるPH
Sの移動局のブロック構成図である。
【図3】図2における発信規制条件設定時の画面遷移例
を示す図である。
【図4】図2に示す移動局における発信規制動作を説明
するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例の発信規制方式によるPH
Sの移動局のブロック構成図である。
【図6】図5に示す移動局における発信規制動作を説明
するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例の発信規制方式によるPH
Sの移動局のブロック構成図である。
【図8】本発明の第4実施例の発信規制方式によるPH
Sの移動局のブロック構成図である。
【図9】図8に示す移動局における発信規制動作を説明
するためのフローチャートである。
【図10】本発明の第5実施例の発信規制方式によるP
HSの移動局のブロック構成図である。
【図11】図10に示す移動局における発信規制動作を
説明するためのフローチャートである。
【図12】従来例の発信規制方式によるPHSの移動局
のブロック構成図である。
【符号の説明】
13 発信規制部 20 発信規制制御手段 21 時間設定手段 22 番号設定手段 23 時間計測手段 24 発信番号比較手段 25 コード認識手段 100 無線部 101 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局を介して移動局間で行われる無線
    通信における発信を規制する移動通信システムにおける
    発信規制方式において、 前記移動局及び前記基地局の何れかに、 発信規制モード時の入力電話番号を発信規制の対象外の
    ものとして設定する番号設定手段と、 該発信規制モード時に入力される時間を、該番号設定手
    段での設定された電話番号以外の番号での通話時の発信
    から発信規制を行うまでの時間として設定する時間設定
    手段と、 該番号設定手段で設定された電話番号以外の番号での通
    話時に、発信からの通話時間を計測する時間計測手段
    と、 入力電話番号が該番号設定手段で設定された発信規制対
    象外の電話番号であるか検出する発信番号比較手段と、 入力コードを認識するコード認識手段とから構成される
    発信規制制御手段を具備し、 前記発信規制モードにあって、前記番号設定手段で設定
    された電話番号以外の番号で通話が行われ、この通話時
    間が前記時間設定手段により設定された時間を越えた場
    合に、前記発信規制部が前記発信規制を実行することを
    特徴とする移動通信システムにおける発信規制方式。
  2. 【請求項2】 基地局を介して移動局間で行われる無線
    通信における発信を規制する移動通信システムにおける
    発信規制方式において、 前記移動局及び前記基地局の何れかに、 発信規制モード時の入力電話番号を発信規制対象として
    設定する番号設定手段と、 該発信規制モード時に入力される時間を、該番号設定手
    段で設定された電話番号での通話時の発信から発信規制
    を行うまでの時間として設定する時間設定手段と、 該番号設定手段で設定された電話番号での通話時に、発
    信からの通話時間を計測する時間計測手段と、 入力電話番号が該番号設定手段で設定された発信規制対
    象の電話番号であるか検出する発信番号比較手段と、 入力コードを認識するコード認識手段とから構成される
    発信規制制御手段を具備し、 前記発信規制モードにあって、前記番号設定手段で設定
    された電話番号で通話が行われ、この通話時間が前記時
    間設定手段により設定された時間を越えた場合に、前記
    発信規制部が前記発信規制を実行することを特徴とする
    移動通信システムにおける発信規制方式。
  3. 【請求項3】 基地局を介して移動局間で行われる無線
    通信における発信を規制する移動通信システムにおける
    発信規制方式において、 前記移動局及び前記基地局の何れかに、 発信規制モード時に入力される時間を、通話を終了する
    オフフックから発信規制を行うまでの時間として設定す
    る時間設定手段と、 該オフフックによる非通話状態を検出する非通話状態検
    出手段と、 該非通話状態の時間を計測する時間計測手段と、 入力コードを認識するコード認識手段とから構成される
    発信規制制御手段を具備し、 前記発信規制モードにあって、前記非通話状態を前記非
    通話状態検出手段が検出すると、前記時間計測手段が該
    非通話状態の時間を計測し、この計測時間が前記時間設
    定手段により設定された時間を越えた場合に、前記発信
    規制部が前記発信規制を実行するように構成されたこと
    を特徴とする移動通信システムにおける発信規制方式。
  4. 【請求項4】 基地局を介して移動局間で行われる無線
    通信における発信を規制する移動通信システムにおける
    発信規制方式において、 前記移動局及び前記基地局の何れかに、 発信規制モード時の入力電話番号を発信規制の対象外の
    ものとして設定する番号設定手段と、 該オフフックによる非通話状態を検出する非通話状態検
    出手段と、 該発信規制モード時に入力される時間を、該番号設定手
    段で設定された電話番号以外の番号での通話時の発信か
    ら発信規制を行うまでの第1設定時間として設定すると
    共に、通話を終了するオフフックから発信規制を行うま
    での第2設定時間として設定する時間設定手段と、 該番号設定手段で設定された以外の電話番号での通話時
    に発信からの通話時間を計測する第1計測動作を行うと
    共に、該非通話状態の時間を計測する第2計測動作を行
    う時間計測手段と、 入力電話番号が該番号設定手段で設定された発信規制対
    象外の電話番号であるか否かを検出する発信番号比較手
    段と、 該時間設定手段が、該発信規制モード時に入力される時
    間を該第1設定時間とするか該第2設定時間とするか或
    いは双方の設定時間とするかを選択すると共に、該時間
    計測手段が、該第1計測動作を行うようにするか該第2
    計測動作を行うようにするか或いは双方の計測動作を行
    うようにするかを、前記発信規制モード時に入力される
    3種類の第1〜第3特定コードに応じて選択する発信規
    制モード選択手段と、 入力コードを認識するコード認識手段とから構成される
    発信規制制御手段を具備し、 前記発信規制モードにあって、前記発信規制モード選択
    手段が、前記第1特定コードが入力された際に前記発信
    規制モード時に入力される時間が前記第1設定時間とし
    て設定されるようにすると共に前記第1計測動作が行わ
    れるようにし、前記第2特定コードが入力された際に該
    発信規制モード時に入力される時間が前記第2設定時間
    として設定されるようにすると共に前記第2計測動作が
    行われるようにし、前記第3特定コードが入力された際
    に該発信規制モード時に入力される時間が該第1及び第
    2設定時間として設定されるようにすると共に該第1及
    び第2計測動作が行われるようにすることを特徴とする
    移動通信システムにおける発信規制方式。
  5. 【請求項5】 前記発信規制制御手段に、前記発信規制
    モード時に、入力第1発信許可コードに応じて1回の発
    信を許可し、入力第2発信許可コードに応じて複数回の
    発信を許可し、入力第3発信許可コードに応じて任意時
    間内の発信を許可する発信許可コード設定手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の移動通
    信システムにおける発信規制方式。
  6. 【請求項6】 特定移動局の着呼を認識するための該特
    定移動局の固有番号を設定する特定待ち受け移動局ID
    設定手段と、前記発信規制モードの解除が所定回数連続
    して失敗した場合に該発信規制モード解除の不成功を認
    識する発信規制解除不成功認識手段とを設け、前記制御
    部が、該発信規制解除不成功認識手段による該発信規制
    モード解除の不成功認識時に、自局を移動局間待ち受け
    状態とすると共に受信感度を所定レベルまで低下させる
    制御を行うようにし、この制御時で、かつ特定待ち受け
    移動局ID設定手段により設定された固有番号の移動局
    からの着呼時に、警報音を最大レベルで鳴動するように
    制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1〜5の
    何れかに記載の移動通信システムにおける発信規制方
    式。
JP6279368A 1994-11-14 1994-11-14 移動通信システムにおける発信規制方式 Withdrawn JPH08140142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6279368A JPH08140142A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 移動通信システムにおける発信規制方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6279368A JPH08140142A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 移動通信システムにおける発信規制方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08140142A true JPH08140142A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17610187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6279368A Withdrawn JPH08140142A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 移動通信システムにおける発信規制方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08140142A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6081704A (en) * 1996-10-23 2000-06-27 Nec Corporation Mobile radio communication device
WO2011024970A1 (ja) * 2009-08-27 2011-03-03 京セラ株式会社 携帯端末

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6081704A (en) * 1996-10-23 2000-06-27 Nec Corporation Mobile radio communication device
WO2011024970A1 (ja) * 2009-08-27 2011-03-03 京セラ株式会社 携帯端末
JP5335090B2 (ja) * 2009-08-27 2013-11-06 京セラ株式会社 携帯端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7257374B1 (en) Automatic security locking method and system for wireless-enabled devices
US6081704A (en) Mobile radio communication device
US6266541B1 (en) Portable radio signal transceiver and method of preventing disallowed use thereof
US20040072558A1 (en) System and method of forwarding an incoming call to a vehicle's embedded transceiver
JP2937820B2 (ja) 携帯電話機のダイヤルロックシステム
JP2000165952A (ja) 携帯移動電話機及びその使用規制方法
KR100590349B1 (ko) 이동통신 단말기의 전화 잠금 제어 방법
JP2003143649A (ja) 携帯電話システム及び携帯電話の不正使用防止方法
US6370400B1 (en) Method for avoiding fraudulent use of a mobile radiotelephone by blocking an interface after a certain inactive period of time and mobile radiotelephone performing the same
JP3261394B2 (ja) 無線携帯端末装置
US20120135720A1 (en) Cordless telephone active-call enabled intercom
JPH08140142A (ja) 移動通信システムにおける発信規制方式
JP3062836B2 (ja) 無線電話装置
JP2002542677A (ja) モバイル無線電話器を監視および/または制御用途に用いるための方法および装置
JP2005268983A (ja) 携帯端末及び自動ダイヤルロック解除機能付き携帯端末システム
JP2864625B2 (ja) コードレステレホン
KR100594010B1 (ko) 쇼트메시지를 이용한 이동통신단말기의 원격 잠금 제어장치 및 방법
JP3468175B2 (ja) ドアロック管理システム
JP2000196491A (ja) 移動無線端末装置
KR100312231B1 (ko) 이동 무선 전화기의 잠금 기능 설정/해제 방법
KR20000044447A (ko) 무선단말기에서 디티엠에프 신호를 이용한 무선 잠금 방법
US6351527B1 (en) Method of secured redialing
KR20000012475A (ko) 홈 오토메이션 시스템의 도어폰 조작시 자동 다이얼링장치및 그 제어방법
KR20040087665A (ko) 이동통신 단말기의 자동 잠금 장치 및 그 방법
KR20040021734A (ko) 긴급호출기능이 구비된 더불유엘엘시스템 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115