JPH08139692A - 伝送路終端装置 - Google Patents

伝送路終端装置

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Publication number
JPH08139692A
JPH08139692A JP6280931A JP28093194A JPH08139692A JP H08139692 A JPH08139692 A JP H08139692A JP 6280931 A JP6280931 A JP 6280931A JP 28093194 A JP28093194 A JP 28093194A JP H08139692 A JPH08139692 A JP H08139692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
timer
transmission line
signal
transmission
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6280931A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Sakai
敏晴 酒井
Toshiyuki Fukui
敏志 福井
Toshikazu Ota
俊和 大田
Kunimitsu Itashiki
国光 板敷
Akinori Kishi
晃典 貴志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SDH同期網の伝送路終端装置に関し、伝送
路終端装置の警報検出部の小型化および高機能化を図
る。 【構成】 切替え可能な予備の伝送路を備えた伝送路の
終端部に設けられる伝送路終端装置において、信号断、
信号劣化等の信号異常発生時に伝送路を切替えるための
切替え要求保護時間を計時するタイマーと、信号異常回
復時に回復を確認するための回復確認保護時間を計時す
るタイマーとを、1つのタイマーで共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CCITTで標準化
されているSDH(Synchronous Digital Hierarchy)
による同期網において、伝送路の終端部に設けられる伝
送路終端装置に関し、特に、切替え可能な予備の伝送路
を備えた伝送路の終端部に設けられる伝送路終端装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の光ファイバーの発達により光通信
ネットワークが急速に広まっている。また、光ファイバ
ーの特性向上、LSI化技術の向上により、高速度通信
への要求が高まっている。それに伴い、SDHによる同
期網の伝送路終端装置も、より高機能、かつ小型のもの
が求められ、低消費電力及び保守機能の向上が要求され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来よりも
各処理機能部毎に回路を小型化する必要がある。また、
保守性の向上のためには、CPUを搭載しての監視制御
技術や、より正確な監視技術が必要である。
【0004】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、伝送路終端装置の警報検出部の小型化お
よび高機能化を図るとともに、監視制御部の小型化を図
るようにした伝送路終端装置を提供するものである。
【0005】具体的には、次の(A)〜(K)を解決す
るものである。 (A)従来、現用系と予備系の2系統の伝送路を有する
伝送路終端装置では、伝送路のSF(Signal Fail :信
号断)やSD(Signal Degrade:信号劣化)を検出した
場合には、一定時間の後、現用系から予備系へ又は予備
系から現用系へと、伝送路を切替えるようにしている。
したがって、この伝送路を切替えるための保護時間を計
時するタイマーが設けられている。
【0006】従来のSF用の切替え要求・回復確認保護
時間タイマー回路(SFタイマー)においては、SF警
報信号発生時に伝送路の切替えを行うための切替え要求
保護時間を計時する切替え要求保護時間タイマーと、S
F警報回復時に回復を確認するための回復確認保護時間
を計時する回復確認保護時間タイマーとの、2つのタイ
マー回路を必要としたため、回路規模が大きなものとな
っていた。
【0007】(B)従来のSD用の切替え要求・回復確
認保護時間タイマー回路(SDタイマー)においては、
SD警報信号発生時に伝送路の切替えを行うための切替
え要求保護時間を計時する切替え要求保護時間タイマー
と、SD警報回復時に回復を確認するための回復確認保
護時間を計時する回復確認保護時間タイマーとの、2つ
のタイマー回路を必要としたため、回路規模が大きなも
のとなっていた。
【0008】このように、従来のSFタイマーおよびS
Dタイマーは、大規模回路であったため、小型化および
低消費電力の妨げとなるといった問題が生じていたが、
本発明は、大規模回路の小規模化を目的としている。
【0009】(C)SFタイマーにおいては、大規模な
カウンタを有しているが、カウンタ用試験回路を具備し
ていなかった。また、設定閾値に対して論理検証を行う
際、測定時間が長いため、莫大なシミュレーション時間
が必要であった。
【0010】このように、SFタイマーにおいては、論
理検証に莫大な時間を必要とし、作業効率の低下を招い
ていたが、本発明は、SFタイマーの論理検証に必要な
時間を大幅に短縮し、かつ、すべての設定閾値に対応で
きるような試験モード自動解除機能を有したテスト回路
の設計を目的としている。
【0011】(D)SDタイマーにおいては、大規模な
カウンタを有しているが、カウンタ用試験回路を具備し
ていなかった。また、設定閾値に対して論理検証を行う
際、測定時間が長いため、莫大なシミュレーション時間
が必要であった。
【0012】このように、SDタイマーにおいては、論
理検証に莫大な時間を必要とし、作業効率の低下を招い
ていたが、本発明は、SDタイマーの論理検証に必要な
時間を大幅に短縮し、かつ、すべての設定閾値に対応で
きるような試験モード自動解除機能を有したテスト回路
の設計を目的としている。
【0013】(E)従来、現用系と予備系を備えた伝送
路の終端装置では、伝送路の信号異常が発生して回復し
た後、通信先に回復を通知するため、信号異常回復確認
時点から回復待機保護時間(WR:Wait to Request )
を計時するWRタイマーが設けられている。
【0014】この従来のWRタイマーにおいては、大規
模なカウンタを有しているが、カウンタ用試験回路を具
備していなかった。また、設定閾値に対して論理検証を
行う際、測定時間が長いため、莫大なシミュレーション
時間が必要であり、設定閾値によってはCADの性能上
シミュレーションが不可能なこともあった。
【0015】このように、従来のWRタイマーにおいて
は、論理検証に莫大な時間を必要とし、作業効率の低下
を招き、また、設定閾値によってはCADの性能上論理
検証不可能な場合もあり、機能欠陥の見落としの可能性
があったが、本発明は、WRタイマーの論理検証に必要
な時間を大幅に短縮し、かつ、すべての設定閾値に対応
できるような試験モード自動解除機能を有したテスト回
路の設計を目的としている。
【0016】(F)従来、現用系と予備系を備えた伝送
路の終端装置では、伝送路の切替えに際し、伝送路切替
え実行時から応答確認保護時間(RC)を計時するRC
タイマーが設けられている。
【0017】この従来のRCタイマーにおいては、大規
模なカウンタを有しているが、カウンタ用試験回路を具
備していなかった。ところが、設定閾値に対して論理検
証を行う際、測定時間が長いため、莫大なシミュレーシ
ョン時間が必要であった。
【0018】このように、従来のRCタイマーにおいて
は、論理検証に莫大な時間を必要とし、作業効率の低下
を招いていたが、本発明は、RCタイマーの論理検証に
必要な時間を大幅に短縮し、かつ、すべての設定閾値に
対応できるような試験モード自動解除機能を有したテス
ト回路の設計を目的としている。
【0019】(G)従来の中間中継警報(中中警報)受
信処理回路を図37に示す。この図において、37aは
三回連続一致検出回路、37cはエッジ検出回路、37
dは監視系クロック(CLK)ラッチ回路である。
【0020】この図に示すように、従来の中中警報受信
処理回路においては、伝送路CLK(クロック)に同期
した受信SOH(Section Over Head)信号中のF1バ
イトを抽出し、そのバイトに対し三回連続一致検出を行
い、その時生成される三回連続一致パルスを使用し、F
1バイトを監視系CLKに乗り換えていた。ところが、
図38のタイムチャートに示すように、途中で監視系C
LKが断し、次に監視系CLKが復旧したとき、出力デ
ータがAから、Bに変化しないことになる。
【0021】このように、従来の中中警報受信処理回路
では、データAによって生成された三回連続一致パルス
が‘H’のとき監視系CLKが断し、データBによって
生成された三回連続一致パルスが‘H’のとき監視系C
LKが復旧した場合、エッジ検出回路37cが動作せ
ず、データBを監視系CLKに乗り換える事ができなか
った。このような動作が起きると、従来の回路では、正
確なデータを送ることができないといった問題が生じて
いたが、本発明は、このような動作を起こしても正確な
データを送ることを目的としている。
【0022】(H)従来のASP受信処理回路を図39
に示す。この図において、39aは三回連続一致検出回
路、39cはエッジ検出回路、39dは監視系CLKラ
ッチ回路である。この図に示すように、従来のASP受
信処理回路においては、伝送路CLKに同期した受信S
OH信号中のK1,K2バイトを抽出し、そのバイトに
対し三回連続一致検出を行い、その時生成される三回連
続一致パルスを使用し、F1バイトを監視系CLKに乗
り換えていた。ところが、図40のタイムチャートに示
すように、途中で監視系CLKが断し、次に監視系CL
Kが復旧したとき、出力データがAから、Bに変化しな
いことになる。
【0023】このように、従来のAPS受信処理回路で
は、データAによって生成された三回連続一致パルスが
‘H’のとき監視系CLKが断し、データBによって生
成された三回連続一致パルスが‘H’のとき監視系CL
Kが復旧した場合、エッジ検出回路39cが動作せず、
データBを監視系CLKに乗り換える事ができなかっ
た。このような動作が起きると、従来の回路では、正確
なデータを送ることができないといった問題が生じてい
たが、本発明は、このような動作を起こしても正確なデ
ータを送ることを目的としている。
【0024】(I)従来のクロックセレクト回路におい
ては、AND−OR論理によるセレクタ回路を用いてい
た。ところが、このAND−OR論理によるセレクタ回
路によってクロックを選択すると、ハザードが生じる。
このハザードによるLSIおよび装置に対する影響は、
その回路構成・装置構成によって様々であるが、データ
の2度打ちなどの誤動作を引き起こし、悪影響を与える
ことが多い。
【0025】このように、従来のクロックセレクト回路
では、クロック選択時にハザードが生じ、誤動作を引き
起こすといった問題があったが、本発明は、クロック選
択時に生じるハザードを防止することを目的としてい
る。
【0026】(J)従来の監視制御インタフェース回
路、すなわち、伝送路信号の受信処理及び伝送路信号の
送出処理を行う伝送路インタフェース部と監視制御を行
うCPUを具備した監視制御部のシリアルインタフェー
スにおける、監視制御部からの制御情報に対しシリアル
/パラレル変換する制御系受信S/P回路と制御系信号
のビット誤りを監視する制御系受信CRCチェック回
路、及び制御系に対し監視情報を送信するために情報を
パラレル/シリアル変換する制御系送信P/S回路と制
御系送信信号に対しCRC演算を行う制御系送信CRC
演算回路では、送信側と受信側の処理をそれぞれ別の回
路で行っていた。
【0027】ところが、監視制御部からの制御情報(以
下コマンドという)は、一度受信したならば、制御系に
対し監視情報(以下「ST」という)を送信し終わるま
で次のコマンドは受信しなくてもよいので、送信側と受
信側の処理は排他的に動作することになり、受信側のデ
ータレジスタと送信側のデータレジスタを別々に持つこ
とは回路規模の増大をまねくことになる。
【0028】図41に従来例のブロック図を示す。図
中、41aはコマンド先頭検出部、41bはPG部、4
1cはシリアル/パラレル変換回路、41dは受信CR
C処理部、41eは受信側コマンドレジスタ、41fは
データ処理部、41gはヘッダチェック部、41hは送
信側コマンドレジスタ、41iはパラレル/シリアル変
換回路、41jは送信CRC処理部、41kはCRC挿
入部である。
【0029】コマンド先頭検出部41aは、コマンドが
入力されると、コマンドの先頭を検出し、PG部41b
を起動する。入力されたコマンドデータはシリアル/パ
ラレル変換回路41cで変換され、受信側コマンドレジ
スタ41eに保持される。受信CRC処理部41dはヘ
ッダチェック部41gと共にコマンドの正誤を判定す
る。
【0030】データ処理部41fはコマンドによるデー
タで制御を行ったり、各種のST送信用のデータをセレ
クトする。送信側コマンドレジスタ41hは、ST送信
用データを保持し、このデータをパラレル/シリアル変
換回路41iでシリアルデータに変換して、送信CRC
処理部41jで演算したCRCデータをCRC挿入部4
1kで挿入した後、STとして送出する。
【0031】図42にコマンド及びSTデータの構成を
示す。コマンド及びSTデータは、ヘッダ部とデータ部
とCRC部からなり、ヘッダ部にはFToP(フレーム
の先頭を表す)やコマンドの宛先が記述される。
【0032】このように、従来の監視制御インタフェー
スでは、受信側と送信側でS/P・P/S用レジスタ、
及びCRC演算回路を別々に持っていたので、回路規模
が大きいという問題があったが、本発明は、受信側と送
信側で別々に持っていたS/P・P/S用レジスタ、及
びCRC演算回路を共有することにより、回路規模を縮
小することを目的としている。
【0033】(K)監視制御インタフェース回路におい
ては、監視制御処理回路に、すべてのコマンドを処理で
きるように回路を盛り込まなければならなかった。とこ
ろが、何種類もあるコマンドのうち、数種類のコマンド
だけしか使わないような場合、不要なコマンドの処理回
路は無駄になる。
【0034】また、後からコマンドを追加する場合も容
易ではなく、ハードウェアの中身を変更しなければなら
ない。また、コマンドを新たに追加するのではなく、今
現在使用中のコマンドのデータの中で、未使用のビット
があり、それを後から使用する場合の変更も、やはりハ
ードウェアの中身を変更しなければならない。すなわ
ち、ヘッダチェック部に、すべてのコマンドを認識する
ために必要な処理回路を持たなければならない。
【0035】このように、監視制御コマンド・ST処理
回路では、あらかじめ決められた数のコマンドしか処理
できないので、後からコマンドを追加する場合は、回路
を変更しなければならなかったが、本発明は、コマンド
・ST処理部を従属接続できるような回路構成とするこ
とによって、必要なコマンド分の回路だけを搭載して回
路規模の縮小をはかり、新たなコマンドを追加するとき
には、ハードウェアの変更をすることなく、追加部分の
ハードウェアを従属接続することで簡単に対応できるよ
うにすることを目的としている。
【0036】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
切替え可能な予備の伝送路を備えた伝送路の終端部に設
けられる伝送路終端装置において、信号断、信号劣化等
の信号異常発生時に伝送路を切替えるための切替え要求
保護時間を計時するタイマーと、信号異常回復時に回復
を確認するための回復確認保護時間を計時するタイマー
とを、1つのタイマーで共用することを特徴とする伝送
路終端装置である。
【0037】この発明において、信号異常としては、S
F(Signal Fail :信号断)や、SD(Signal Degrad
e:信号劣化)などの伝送路の信号異常を挙げることが
できる。この発明によれば、従来の2つのタイマーを1
つのタイマーで共用するようにしたので、回路規模を縮
小することができ、消費電力の低減が可能となる。
【0038】また、この発明は、切替え可能な予備の伝
送路を備えた伝送路の終端部に設けられる伝送路終端装
置において、伝送路の切替えに際し各種の保護時間を計
時するタイマーを備え、そのタイマーが、計時用のカウ
ンタとそのカウンタをテストするためのテスト回路を有
し、テスト回路によるテストモードでのカウンタのテス
ト終了時に、テストモードが自動的に解除されることを
特徴とする伝送路終端装置である。この発明によれば、
カウンタのテスト終了時には、自動的にテストモードが
解除されるので、誤ってテストモードのまま伝送を開始
することが防止される。
【0039】さらに、この発明は、伝送路クロックによ
り伝送される伝送信号に含まれる制御信号中の特定バイ
トのデータを抽出し、その特定バイトのデータを、伝送
路の監視制御を行う制御部に通知する受信処理回路を備
えた伝送路終端装置において、制御信号中の特定バイト
のデータを抽出し、そのデータに対し三回連続一致検出
を行う三回連続一致検出回路と、三回連続一致検出回路
の検出結果と伝送路クロックから、一致検出が三回以上
連続した時にも、各フレーム周期のラッチパルスを生成
するエッジ生成回路を備え、それにより、監視制御系の
クロックの断が生じた場合でも、クロック回復時に特定
バイトのデータ通知を可能とすることを特徴とする中間
中継受信処理回路である。
【0040】この発明によれば、制御系クロックが断し
ても、三回連続一致パルスを検出した時には、伝送路ク
ロックにより常時パルスを出力することができるので、
制御系パルスが復旧した時でも、直ちに新しいデータに
変更することができる。
【0041】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示すブロック図
である。この回路は、CCITTにより標準化されてい
るSDH(Synchronous Digital Hierarchy)によるデ
ィジタル伝送を行う上で、STM−N(N=1:伝送速
度155.52Mb/s)の伝送路を終端する伝送路終
端装置内に設けられた回路である。
【0042】この伝送路終端装置には、現用系と予備系
の2系統の伝送路が設けられており、このような伝送路
終端装置では、伝送路のSF(Signal Fail :信号断)
やSD(Signal Degrade:信号劣化)を検出し、それら
を検出した場合には、一定時間の後、現用系から予備系
へ又は予備系から現用系へと、伝送路を切替えるように
している。したがって、この伝送路を切替えるための各
種の保護時間を計時するタイマーが設けられている。
【0043】本例は、SF警報発生時に伝送路の切替え
を行うための切替え要求保護時間を計時する切替え要求
保護時間タイマーと、SF警報回復時に回復を確認する
ための回復確認保護時間を計時する回復確認保護時間タ
イマーとを、1つのタイマー回路で共用するようにした
SF用切替え要求・回復確認保護時間タイマー(SFタ
イマー)回路を示している。
【0044】この図において、1aは立ち上がり検出
部、1bは立ち下がり検出部、1cはアンド−オア回
路、1dはオア回路、1eは16ビットカウンタ、1f
はデコーダ、1gはJKフリップフロップである。
【0045】この図に示すように、このタイマー回路
は、切替え要求保護時間と回復確認保護時間の共用のタ
イマー回路であり、1つで2つのタイマー回路の機能を
果たすものである。
【0046】図2はこのSF用切替え要求・回復確認保
護時間タイマー回路のタイミングを示すタイムチャート
であり、この図を交えて本実施例の動作を説明する。
【0047】<1>SF警報信号がタイマー回路に入力
される。 <2>タイマー回路は、SF警報信号を受け取って切替
え要求保護時間を計時する。タイマー回路をカウントア
ップさせる。 <3>切替え要求保護時間を計時するタイマー回路がフ
ルカウントすると、GUDSF信号にH(High: ハイ)
を出力する。 <4>SF警報信号が入力されなくなると、回復確認保
護時間を計時するタイマー回路をカウントアップさせ
る。 <5>回復確認保護時間を計時するタイマー回路がフル
カウントすると、GUDSF信号にL(Low:ロー)を出
力する。 <6>切替え要求保護時間を計時するタイマー回路がカ
ウントアップしている途中で、SF警報信号が入力され
なくなると、リセットされて新たにSF警報信号が入力
されるのを待つ。 <7>回復確認保護時間を計時するタイマー回路がカウ
ントアップしている途中で、SF警報信号が入力される
と、リセットされて新たにSF警報信号が入力されなく
なるのを待つ。 <8>回復確認保護時間を計時するタイマー回路と切替
え要求保護時間を計時するタイマー回路は、同時にカウ
ントアップすることはない。したがって、タイマー回路
を別々に持たずに共用する事ができる。
【0048】本例では、SF警報発生時に切替え要求保
護時間を計時する切替え要求保護時間タイマーと、SF
警報回復時に回復確認保護時間を計時する回復確認保護
時間タイマーとを、1つのタイマー回路で共用するよう
にしている。したがって、SFタイマー回路が1つです
むため、回路規模が小さくなる。
【0049】図3はこのSF用切替え要求・回復確認保
護時間タイマー回路の詳細構成を示すブロック図であ
る。この図において、1hはフリップフロップ、1iは
アンド回路、1jはオア回路、1kはカウンタ、1nは
JKフリップフロップ、1mはインバータである。本例
によれば、回路規模が小さくなる効果を奏し、低消費電
力化などといった事ができ、LSIの設計・開発に寄与
するところが大きい。
【0050】図4はSD用切替え要求・回復確認保護時
間タイマー(SDタイマー)回路の構成を示すブロック
図である。本例は、伝送路のSD警報による伝送路切替
えにおいて、SD警報発生時に伝送路の切替えを行うた
めの切替え要求保護時間を計時する切替え要求保護時間
タイマーと、SD警報回復時に回復を確認するための回
復確認保護時間を計時する回復確認保護時間タイマーと
を、1つのタイマー回路で共用するようにしたSD用切
替え要求・回復確認保護時間タイマー回路を示してい
る。
【0051】この図において、2aは立ち上がり検出
部、2bは立ち下がり検出部、2cはアンド−オア回
路、2dはオア回路、2eは16ビットカウンタ、2f
はデコーダ、2gはJKフリップフロップである。
【0052】この図に示すように、このタイマー回路
は、切替え要求保護時間と回復確認保護時間の共用のタ
イマー回路であり、1つで2つのタイマー回路の機能を
果たすものである。
【0053】図5はこのSD用切替え要求・回復確認保
護時間タイマー回路のタイミングを示すタイムチャート
であり、この図を交えて本実施例の動作を説明する。
【0054】<1>SD警報信号がタイマー回路に入力
される。 <2>タイマー回路は、SD警報信号を受け取って切替
え要求保護時間を計時する。タイマー回路をカウントア
ップさせる。 <3>切替え要求保護時間を計時するタイマー回路がフ
ルカウントすると、GUDSD信号にHを出力する。 <4>SF警報信号が入力されなくなると、回復確認保
護時間を計時するタイマー回路をカウントアップさせ
る。 <5>回復確認保護時間を計時するタイマー回路がフル
カウントすると、GUDSD信号にLを出力する。 <6>切替え要求保護時間を計時するタイマー回路がカ
ウントアップしている途中で、SD警報信号が入力され
なくなると、リセットされて新たにSD警報信号が入力
されるのを待つ。 <7>回復確認保護時間を計時するタイマー回路がカウ
ントアップしている途中で、SD警報信号が入力される
と、リセットされて新たにSD警報信号が入力されなく
なるのを待つ。 <8>回復確認保護時間を計時するタイマー回路と切替
え要求保護時間を計時するタイマー回路とが排他的であ
ることは、以上のことから明らかであり、この2つのタ
イマー回路は、同時にカウントアップすることはない。
したがって、タイマー回路を別々に持たずに共用する事
ができる。
【0055】本例では、SD警報発生時に切替え要求保
護時間を計時する切替え要求保護時間タイマーと、SD
警報回復時に回復確認保護時間を計時する回復確認保護
時間タイマーとを、1つのタイマー回路で共用するよう
にしている。したがって、SDタイマー回路が1つです
むため、回路規模が小さくなる。
【0056】図6はこのSD用切替え要求・回復確認保
護時間タイマー回路の詳細構成を示すブロック図であ
る。この図において、2hはフリップフロップ、2iは
アンド回路、2jはオア回路、2kはカウンタ、2nは
JKフリップフロップ、2mはインバータである。本例
によれば、回路規模が小さくなる効果を奏し、低消費電
力化などといった事ができ、LSIの設計・開発に寄与
するところが大きい。
【0057】図7はテスト回路を備えたSFタイマー回
路の構成を示すブロック図であり、SFタイマー回路の
試験を行うテスト回路を具備し、SFタイマー回路の試
験モードを試験終了と共に自動解除する機能を有するS
Fタイマー回路を示すものである。
【0058】この図において、3aはSF発生/解除検
出部、3bは4ビットカウンタ、3cはカウンタの上位
8ビットの‘FF’を検出するデコード部であり、カウン
タの上位8ビットが‘FF’に到達したことを検出する。
3dはデコード部3cより検出された信号により、試験
モードを自動解除するテスト信号INH(インヒビッ
ト)部、3eはオア回路、3fはSFフラグ発生/解除
コントロール部である。3gは通常モード時、上位ビッ
トを動作させる下位ビットのキャリーアウト信号であ
る。
【0059】テスト信号INH部3dは、通常では、キ
ャリーアウト信号3gの下位8ビットのキャリ−アウト
信号でしか動作しない上位8ビットを、テスト信号によ
って強制的に動作させ、デコード部3cによって検出さ
れた信号によってテスト信号をインヒビットし、自動的
に試験モードを解除する。
【0060】本例では、この回路構成によって、図8に
示すように、カウンタをロード値〜‘FFFF’まで動作さ
せるためのテストパターン数を大幅に削減することがで
き、かつ、すべての設定閾値に対応することができる。
【0061】図9はこのテスト回路を備えたSFタイマ
ー回路の詳細構成を示すブロック図である。この図にお
いて、3hは設定閾値/カウンタロード値変換回路、3
iは立ち上がり検出部、3jは立ち下がり検出部、3k
はセレクタ、3mはノア回路、3nは4M/1K変換回
路、3pはフリップフロップ、3qはオア回路、3rは
アンド回路、3sはインバータ、3tは8ビットカウン
タ、3uはJKフリップフロップ、3vはナンド回路で
ある。図10にこのテスト回路を備えたSFタイマー回
路のタイムチャートを示す。本例によれば、SFタイマ
ーの、すべての設定閾値に対して、論理検証を飛躍的に
短時間で行うことができ、設計効率の向上に寄与すると
ころが大きい。
【0062】図11はテスト回路を備えたSDタイマー
回路の構成を示すブロック図であり、SDタイマー回路
の試験を行うテスト回路を具備し、SDタイマー回路の
試験モードを試験終了と共に自動解除する機能を有する
SDタイマー回路を示すものである。
【0063】この図において、4aはSD発生/解除検
出部、4bは4ビットカウンタ、4cはカウンタの上位
8ビットの‘FF’を検出するデコード部であり、カウン
タの上位8ビットが‘FF’に到達したことを検出する。
4dはデコード部4cより検出された信号により、試験
モードを自動解除するテスト信号INH部、4eはオア
回路、4fはSDフラグ発生/解除コントロール部であ
る。4gは通常モード時、上位ビットを動作させる下位
ビットのキャリーアウト信号である。
【0064】テスト信号INH部4dは、通常では、キ
ャリーアウト信号4gの下位8ビットのキャリーアウト
信号でしか動作しない上位8ビットを、テスト信号によ
って強制的に動作させ、デコード部4cによって検出さ
れた信号によってテスト信号をインヒビットし、自動的
に試験モードを解除する。
【0065】本例では、この回路構成によって、図12
に示すように、カウンタをロード値〜‘FFFF’まで動作
させるためのテストパターン数を大幅に削減することが
でき、かつ、すべての設定閾値に対応することができ
る。
【0066】図13はこのテスト回路を備えたSDタイ
マー回路の詳細構成を示すブロック図である。この図に
おいて、4hは設定閾値/カウンタロード値変換回路、
4iは立ち上がり検出部、4jは立ち下がり検出部、4
kはセレクタ、4mはノア回路、4nは4M/1K変換
回路、4pはフリップフロップ、4qはオア回路、4r
はアンド回路、4sはインバータ、4tは8ビットカウ
ンタ、4uはJKフリップフロップ、4vはナンド回路
である。図14および図15にこのテスト回路を備えた
SDタイマー回路のタイムチャートを示す。本例によれ
ば、SDタイマーの、すべての設定閾値に対して、論理
検証を飛躍的に短時間で行うことができ、設計効率の向
上に寄与するところが大きい。
【0067】図16はテスト回路を備えたWR(回復待
機保護時間)タイマー回路を示すブロック図である。現
用系と予備系の2系統の伝送路が設けられた伝送路終端
装置では、SFやSD等の伝送路の信号異常が発生して
回復した後、通信先に回復を通知するため、信号異常回
復確認時点から回復待機保護時間(WR:Wait to Requ
est )を計時するWRタイマー回路が設けられている。
【0068】本例は、WRタイマー回路の試験を行うテ
スト回路を具備し、WRタイマー回路の試験モードを試
験終了と共に自動解除する機能を有するWRタイマー回
路を示すものである。
【0069】この図において、5aはWRタイマー動作
状態設定検出部、5bは4ビットカウンタ、5cは12
ビットデコード部であり、カウンタの上位12ビットが
‘FFF’に到達したことを検出する。5dはデコード部
5cより検出された信号により、試験モードを自動解除
するテスト信号INH部、5eはオア回路、5fはWR
フラグ発生/解除コントロール部である。5gは通常モ
ード時、上位ビットを動作させる下位ビットのキャリー
アウト信号である。
【0070】テスト信号INH部5dは、通常では、キ
ャリーアウト信号5gの下位8ビットのキャリーアウト
信号でしか動作しない上位12ビットを、テスト信号に
よって強制的に動作させ、デコード部5cによって検出
された信号によってテスト信号をインヒビットし、自動
的に試験モードを解除する。
【0071】本例では、この回路構成によって、図17
に示すように、カウンタをロード値〜‘FFFFF’まで動
作させるためのテストパターン数を大幅に削減すること
ができ、かつ、すべての設定閾値に対応することができ
る。
【0072】図18はこのテスト回路を備えたWRタイ
マー回路の詳細構成を示すブロック図である。この図に
おいて、5hは設定閾値/カウンタロード値変換回路、
5mはノア回路、5nは4M/1K変換回路、5qはオ
ア回路、5rはアンド回路、5sはインバータ、5tは
8ビットカウンタ、5uはJKフリップフロップ、5v
はナンド回路である。図19にこのテスト回路を備えた
WRタイマー回路のタイムチャートを示す。
【0073】本例によれば、WRタイマーの、すべての
設定閾値に対して、論理検証を飛躍的に短時間で行うこ
とができ、設計効率および良品率の向上に寄与するとこ
ろが大きい。
【0074】図20はテスト回路を備えたRC(応答確
認保護時間)タイマー回路を示すブロック図である。現
用系と予備系の2系統の伝送路が設けられた伝送路終端
装置では、伝送路の切替えに際し、伝送路切替え実行時
から応答確認保護時間(RC)を計時するRCタイマー
回路が設けられている。
【0075】本例は、RCタイマー回路の試験を行うテ
スト回路を具備し、RCタイマー回路の試験モードを試
験終了と共に自動解除する機能を有するRCタイマー回
路を示すものである。
【0076】この図において、6aはRCタイマー動作
状態設定検出部、6bは4ビットカウンタ、6cは4ビ
ットデコード部であり、カウンタの上位4ビットが
‘F’に到達したことを検出する。6dはデコード部6
cより検出された信号により、試験モードを自動解除す
るテスト信号INH部である。6eはオア回路、6fは
RCフラグ発生/解除コントロール部である。6gは通
常モード時、上位ビットを動作させる下位ビットのキャ
リーアウト信号である。
【0077】テスト信号INH部6dは、通常では、キ
ャリーアウト信号6gの下位8ビットのキャリーアウト
信号でしか動作しない上位4ビットを、テスト信号によ
って強制的に動作させ、デコード部6cによって検出さ
れた信号によってテスト信号をインヒビットし、自動的
に試験モードを解除する。
【0078】本例では、この回路構成によって、図21
に示すように、カウンタをロード値〜‘FFF’まで動作
させるためのテストパターン数を大幅に削減することが
でき、かつ、すべての設定閾値に対応することができ
る。
【0079】図22はこのテスト回路を備えたRCタイ
マー回路の詳細構成を示すブロック図である。この図に
おいて、6hは設定閾値/カウンタロード値変換回路、
6mはノア回路、6nは4M/1K変換回路、6qはオ
ア回路、6rはアンド回路、6sはインバータ、6tは
8ビットカウンタ、6uはJKフリップフロップ、6v
はナンド回路である。図23にこのテスト回路を備えた
RCタイマー回路のタイムチャートを示す。本例によれ
ば、RCタイマーの、すべての設定閾値に対して、論理
検証を飛躍的に短時間で行うことができ、設計効率の向
上に寄与するところが大きい。
【0080】図24は中中(中間中継)警報受信処理回
路を示すブロック図であり、伝送路終端装置で、中継器
の警報をSTM−N信号のF1バイトを受信処理し、監
視制御を行うCPUに中中警報を通知する中中警報受信
処理回路において、監視制御系のクロックの断が生じた
場合でもクロック回復時の中中警報の通知を可能とする
中中警報受信処理回路を示すものである。
【0081】この図において、7aは三回連続一致検出
回路、7bはエッジ生成回路、7cはエッジ検出回路、
7dは監視系クロックラッチ回路である。この図に示す
ように、中中警報受信処理回路は、三回連続一致検出回
路7aと、エッジ生成回路7bと、エッジ検出回路7c
と、監視系CLKラッチ回路7dから構成されており、
エッジ生成回路7bによって、伝送路CLKにより三回
連続一致パルスが‘H’のとき、常時エッジを生成させ
る。
【0082】この中中警報受信処理回路のタイムチャー
トを図25に示す。図中、(1)はエッジ生成回路7b
により生成される中中警報ラッチタイミングパルスであ
り、このパルスにより、監視系クロック断が復旧したと
きの中中警報情報を監視系クロックでラッチする。
【0083】本例では、エッジ生成回路7bにより、三
回連続一致パルスが‘H’ のとき、伝送路CLKにより
常時エッジを生成するようにしている。したがって、前
記のように監視系CLKが断から復旧したときでもエッ
ジ検出回路7cが動作し、正確なデータを送ることがで
きる。
【0084】図26は中中警報受信処理回路の詳細構成
を示すブロック図である。この図に示すように、エッジ
生成回路7bは、3回連続一致検出結果と伝送路クロッ
ク(125μs周期)のANDにより、3回以上連続時
にも各フレーム(125μs)周期のラッチパルスを生
成する。
【0085】生成されたラッチパルスを監視系CLK
(4MHz)でエッジ検出し、エッジ検出パルスで1フ
レーム前に受信したF1データを、中中警報としてラッ
チする。この中中警報は、任意にソフトインタフェース
によりCPUで読み出し可能となる。本例によれば、制
御系CLKにより常時パルスを出力することができ、制
御系CLKが復旧したときすぐに新しいデータに変更す
ることができる。
【0086】図27はAPS受信処理回路を示すブロッ
ク図であり、伝送路終端装置で、APSの信号をSTM
−N信号のK1K2バイトを受信処理し、監視制御を行
うCPUにAPS信号を通知するAPS受信処理回路に
おいて、監視制御系のクロックの断が生じた場合でもク
ロック回復時のAPS信号の通知を可能とするAPS受
信処理回路を示すものである。
【0087】この図において、8aは三回連続一致検出
回路、8bはエッジ生成回路、8cはエッジ検出回路、
8dは監視系クロックラッチ回路である。この図に示す
ように、APS受信処理回路は、三回連続一致検出回路
8aと、エッジ生成回路8bと、エッジ検出回路8c
と、監視系CLKラッチ回路8dから構成されており、
エッジ生成回路8bによって、伝送路CLKにより三回
連続一致パルスが‘H’のとき、常時エッジを生成させ
る。
【0088】このAPS受信処理回路のタイムチャート
を図28に示す。図中、(1)はエッジ生成回路8bに
より生成されるK1,K2ラッチタイミングパルスであ
り、このパルスにより、監視系クロック断が復旧したと
きのK1,K2情報を監視系クロックでラッチする。
【0089】本例では、エッジ生成回路8bにより、三
回連続一致パルスが‘H’ のとき、伝送路CLKにより
常時エッジを生成するようにしている。したがって、前
記のように監視系CLKが断から復旧したときでもエッ
ジ検出回路8cが動作し、正確なデータを送ることがで
きる。
【0090】図29はAPS受信処理回路の詳細構成を
示すブロック図である。この図に示すように、エッジ生
成回路8bは、3回連続一致検出結果と伝送路クロック
(125μs周期)のANDにより、3回以上連続時に
も各フレーム(125μs)周期のラッチパルスを生成
する。
【0091】生成されたラッチパルスを監視系CLK
(4MHz)でエッジ検出し、エッジ検出パルスで1フ
レーム前に受信したK1,K2データを、APS信号と
してラッチする。このAPS信号は、任意にソフトイン
タフェースによりCPUで読み出し可能となる。
【0092】本例によれば、制御系CLKが断しても三
回連続一致パルス‘H’のとき伝送路CLKにより常時
パルスを出力することができ、制御系CLKが復旧した
ときすぐに新しいデータに変更することができる。
【0093】図30はB2CLK切替え回路を示すブロ
ック図である。本例は、2.4Gb/sの伝送路の局間
の伝送路誤りを監視するためのB2バイト(BIP−3
84)をBIP−96単位で誤り検出し、BIP−96
のbit誤り信号を4本に対し誤り数の計数行う際に、
4本の誤り信号に同期して入力される4本のクロックの
選択を行うB2CLK選択回路において、クロック断時
のクロック切替え動作時に選択後のクロックにハザード
が発生しないようにしたB2CLK切替え回路を示すも
のである。
【0094】この図において、9a,9b,9c,9d
はクロック1〜4の入力断検出部(クロック断検出部)
であり、クロックの入力断を検出した場合、‘L’を出
力する。9eはクロック1〜4の入力断検出情報によ
り、クロック選択信号を出力するデコード部である。
【0095】9f,9g,9h,9iはデコード部9e
のクロック選択信号を被選択クロックに同期させる選択
信号同期部であると同時に、被選択クロックが入力断と
なった場合非同期でこれをインヒビットする非同期マス
ク信号生成部である。すなわち、非同期マスク信号生成
部9f,9g,9h,9iは、デコード部9eから出力
されるクロック選択信号を被選択クロックの立ち下がり
エッジで打ち抜く選択信号同期部としての役割を持つと
同時に、入力断検出部9a〜入力断検出部9dの入力断
検出情報により、入力断クロックをインヒビットするた
めの信号を生成する。
【0096】9j,9k,9m,9nは入力断クロック
復旧時の切り戻しの際に選択前クロックをインヒビット
する同期マスク信号生成部である。すなわち、同期マス
ク信号生成部9j,9k,9m,9nは、入力断クロッ
クが復旧した際選択クロックの切り戻しを行う場合に必
要となる回路で、選択後クロックに切り戻しを行う直前
に選択前クロックをインヒビットするための信号を生成
する同期マスク信号生成部である。9pはインバータ、
9rはアンド回路、9sはオア回路である。
【0097】図31はB2CLK切替え回路のタイミン
グを示すタイムチャートである。この図に示すように、
このB2CLK切替え回路においては、クロック1が入
力断となりクロック2に切替える場合、クロック1の入
力断を検出すると同時に、非同期マスク信号生成部9f
より出力されるインヒビット信号でクロック1をマスク
し、選択信号同期部9gより出力されるクロック2の立
ち下がりエッジに同期した選択信号により、クロック2
のマスクを解除する。
【0098】また、入力断となっていたクロック1が復
旧後、クロック2からクロック1に切り戻しを行う場
合、同期マスク信号生成部9kより出力されるクロック
2の立ち下がりエッジに同期したマスク信号により、ク
ロック2をインヒビットした後、非同期マスク信号生成
部9fより出力されるクロック1の立ち下がりエッジに
同期した選択信号により、クロック1のマスクを解除す
る。この一連の動作により、ハザードの出ないタイミン
グでクロックを切り替えることが可能となる。
【0099】図32はB2CLK切替え回路を2.4G
伝送路終端装置に適用した例を示す回路ブロック図であ
り、2.4G伝送路終端装置におけるB2BIP−96
×4の誤り数の計数を行うB2CV部に、本例のB2C
LK切替え回路(クロックセレクト回路)を適用したも
のである。
【0100】この図において、9t,9uはデマックス
部、9vはクロック選択回路、9wはB2CV部であ
る。本例によれば、クロックの切替えを行う際ハザード
が発生しないことにより、データの2度打ちなどの誤動
作を防止する効果をもたらし、誤り数の計数における計
数結果の信頼性が向上する。
【0101】図33は監視制御インタフェース回路の構
成を示すブロック図である。本例は、伝送路信号の受信
処理及び伝送路信号の送出処理を行う伝送路インタフェ
ース部と監視制御を行うCPUを具備した監視制御部の
シリアルインタフェースに設けられ、監視制御部からの
制御情報に対しシリアル/パラレル変換する制御系受信
S/P回路と制御系信号のBIT誤りを監視する制御系
受信CRCチェック回路と制御系に対し監視情報を送信
するために情報をパラレル/シリアル変換する制御系送
信P/S回路と制御系送信信号に対しCRC演算を行う
制御系送信CRC演算回路において、送信側と受信側の
処理を1つのレジスタ及びCRC演算回路で行うことに
より、回路規模を小型化できるようにした監視制御イン
タフェース回路を示すものである。
【0102】この図において、10aはコマンド先頭検
出部、10bはPG部、10cはシリアル/パラレル変
換回路、10dは送受信CRC処理部、10eは送受信
コマンドレジスタ、10fはデータ処理部、10gはヘ
ッダチェック部、10hはセレクタ、10iはパラレル
/シリアル変換回路、10jはセレクタ、10kはCR
C挿入部である。
【0103】図41に示す従来例との比較において、図
33を説明する。図33において、コマンド先頭検出部
10aは、コマンドが入力されるとPG部10bを起動
する。シリアル/パラレル変換回路10cで変換された
データは、セレクタ10jを通り、送受信コマンドレジ
スタ10eで保持される。また、入力されたコマンドデ
ータは、セレクタ10hを通り、送受信CRC処理部1
0dでCRCの判定が行われる。
【0104】セレクタ10hとセレクタ10jは、PG
部10bにより制御され、コマンド受信時は“H”側が
選択される。送受信CRC処理部10dの演算結果は、
ヘッダチェック部10gでコマンドの正誤を判定するた
めに使用される。データ処理部10fはコマンドによる
データで制御を行ったり、各種のST返信用のデータを
セレクトする。
【0105】送受信コマンドレジスタ10eは、コマン
ドの受信側の処理が終わると、PG部10bによりST
送信動作に入る。セレクタ10hとセレクタ10jは
“L”側が選択され、送受信コマンドレジスタ10eに
ST用データがロードされ、パラレル/シリアル変換回
路10iでシリアルデータにして、送受信CRC処理部
10dで演算した送信CRCデータをCRC挿入部10
kで挿入した後、STとして送出する。
【0106】この回路の動作は次のようになる。コマン
ドが入力されると、入力されたコマンドは、セレクタ1
0jを通り、送受信コマンドレジスタ10eでデータが
保持される。また、一方では、セレクタ10hを通り、
送受信CRC処理部10dで受信CRCの判定が行われ
る。セレクタ10hとセレクタ10jはPG部10bに
より制御され、コマンド受信時は“H”側が選択され
る。
【0107】コマンドの受信側の処理が終わると、PG
部10bによりST送信動作に入る。この時には、セレ
クタ10hとセレクタ10jは“L”側が選択され、送
受信コマンドレジスタ10eにST用データがロードさ
れ、パラレル/シリアル変換回路10iでシリアルデー
タにした後、送受信CRC処理部10dで演算した送信
CRCデータをCRC挿入部10kで挿入した後、ST
として送出する。
【0108】本例では、セレクタ10hとセレクタ10
jをPG部10bで制御することによって、コマンド入
力時には、送受信CRC処理部10dを受信CRC処理
に使用するとともに、送受信コマンドレジスタ10eを
受信コマンドレジスタとして使用し、ST出力時には、
送受信CRC処理部10dを送信CRC処理に使用する
とともに、送受信コマンドレジスタ10eを送信STレ
ジスタとして使用する。
【0109】すなわち、図41に示した従来例では、受
信用として、受信CRC処理部41dと受信側コマンド
レジスタ41eを設け、送信用として、送信側コマンド
レジスタ41hと送信CRC処理部41jを設けている
が、本例の監視制御インタフェース回路では、送受信C
RC処理部10dと送受信コマンドレジスタ10eを設
け、セレクタ10hとセレクタ10jをPG部10bで
切り換えることにより、送信用と受信用を兼用するよう
にしている。本例によれば、コマンドの受信側と送信側
で、レジスタとCRC演算回路を供有することができ、
回路規模の縮小に寄与するところが大きい。
【0110】図34は監視制御インタフェース回路の他
の構成例を示すブロック図である。本例では、先述の監
視制御インタフェース回路において、従属接続を可能と
し、従属関係にある2個の監視制御インタフェース回路
に対し制御及び監視を可能とする従属接続機能を有する
監視制御インタフェース回路を示したものである。
【0111】この図において、11aはコマンド処理
部、11bはヘッダチェック部、11cはゲート部、1
1dはCRC処理部、11eはセレクタ、11fはコマ
ンド処理部、11gはヘッダチェック部、11hはCR
C処理部、11iはゲート部である。
【0112】この図に示すように、本例の従属接続機能
を有する監視制御インタフェース回路においては、先頭
LSiが受信したコマンドは、先頭LSiと従属LSi
のそれぞれに入力される。そこで各々処理され、STを
出力する。この時、従属LSiのSTは先頭LSiでM
UX(多重)され、送信STとして出力される。
【0113】すなわち、入力されたコマンドは、先頭L
Siのコマンド処理部11aに入力されると同時に、先
頭LSiを介して従属LSiのコマンド処理部11fに
も入力される。両方のLSiで、全く同じタイミングで
処理された後、STは先頭LSiのゲート部11cとセ
レクタ11eで送信STとしてMUXされる。
【0114】この時、 (a)コマンドの宛先が先頭LSiのみの場合は、ヘッ
ダチェック部11bでヘッダをチェックし、それに応じ
てゲート部11cとセレクタ11eにより、コマンド処
理部11aからのデータを送信STとして出力する。
【0115】(b)コマンドの宛先が従属LSiのみの
場合は、同じくヘッダチェック部11fでヘッダをチェ
ックし、それに応じてゲート部11iにより従属STか
らのデータを送信STとして出力する。
【0116】(c)コマンドの宛先が先頭LSiと従属
LSiの両方の場合は、基本的には(a)と同じである
が、(a)の場合は従属LSiの従属ST出力がヘッダ
チェック部11gによってゲート部11iで“0”固定
であるのに対し、(c)では、従属LSiからの従属S
Tをゲート部11cでMUXし、送信STとして出力す
る。
【0117】図35は先頭LSiの詳細構成を示すブロ
ック図、図36は従属LSiの詳細構成を示すブロック
図である。これらの回路において、従属コマンド・従属
STの各端子は、それぞれ同名端子に接続される。
【0118】図35において、12aはコマンド先頭検
出部、12bはPG部、12cはシリアル/パラレル変
換回路、12dは送受信CRC処理部、12eは送受信
コマンドレジスタ、12fはデータ処理部、12gはヘ
ッダチェック部、12hはセレクタ、12iはパラレル
/シリアル変換回路、12jはセレクタ、12kはCR
C挿入部、12mはゲート部、12nはセレクタであ
る。
【0119】図36において、13aはコマンド先頭検
出部、13bはPG部、13cはシリアル/パラレル変
換回路、13dは送受信CRC処理部、13eは送受信
コマンドレジスタ、13fはデータ処理部、13gはヘ
ッダチェック部、13hはセレクタ、13iはパラレル
/シリアル変換回路、13jはセレクタ、13kはCR
C挿入部、13mはゲート部である。
【0120】先頭LSiにおいては、コマンドが入力さ
れると、コマンド先頭検出部12aは、コマンドの先頭
を検出し、PG部12bを起動する。コマンドデータ
は、シリアル/パラレル変換回路12cで変換され、セ
レクタ12jを通り、送受信コマンドレジスタ12eが
そのデータを保持する。また、入力されたコマンドデー
タは、セレクタ12hを通り、送受信CRC処理部12
dでCRCの判定が行われる。
【0121】セレクタ12hとセレクタ12jは、PG
部12bにより制御され、コマンド受信時は“H”側が
選択される。送受信CRC処理部12dの演算結果は、
ヘッダチェック部12gでコマンドの正誤を判定するた
めに使用される。データ処理部12fは、コマンドによ
るデータで制御を行ったり、各種のST返信用のデータ
をセレクトする。送受信コマンドレジスタ12eは、コ
マンドの受信側の処理が終わると、PG部12bにより
ST送信動作に入る。
【0122】この時、セレクタ12hとセレクタ12j
は“L”側が選択され、送受信コマンドレジスタ12e
にST用データがロードされ、パラレル/シリアル変換
回路12iでシリアルデータにして、送受信CRC処理
部12dで演算したCRCデータをCRC挿入部12k
で挿入した後、STとして送出する。
【0123】先頭LSiのゲート部12mとセレクタ1
2nが、STのセレクト回路であり、ヘッダチェック1
2gにより制御される。従属LSiの構成も同様であ
る。
【0124】受信コマンドは3種類あり、(a)宛先が
先頭LSiのみのもの、(b)宛先が従属LSiのみの
もの、(c)宛先が先頭LSiと従属LSiにまたがっ
ているものである。
【0125】(a)の場合は、ヘッダチェック部12g
での認識結果により、ゲート部12mはパラレル/シリ
アル変換回路12iからの出力をスルーし、セレクタ1
2nは“L”側を選択する。この時、従属STはゲート
部13mにより“0”固定である。
【0126】(b)の場合は、先頭LSiのセレクタ1
2nは“H”側を選択する。(c)の場合は、(a)の
場合と同じであるが、従属STにもSTデータが入力さ
れるので、先頭LSiのゲート部12mでSTデータを
MUXする。
【0127】これらの回路の動作は次のようになる。 (a)宛先が先頭LSiのみのコマンドが入力される
と、コマンド先頭検出部12aでフレームの先頭が検出
され、PG部12bを初期化する。PG部12bの各制
御信号により、受信コマンドは送受信コマンドレジスタ
12eで保持され、ヘッダチェック部12gで、送受信
CRC処理部12dのCRC演算結果とともに判定さ
れ、条件に合致した時、データ処理部12fでデータが
処理される。
【0128】この時、従属LSiでは、宛先が違うコマ
ンドなので、ゲート部13mにより、従属ST出力を
“0”に固定する。データ処理部12fで処理された送
信ST用のデータは、送受信コマンドレジスタ12eか
らパラレル/シリアル変換回路12iでシリアルデータ
に変換され、ゲート部12mを通り、CRC挿入部12
kで送信CRCが付加され、セレクタ12nを通り、送
信STとして出力される。
【0129】(b)宛先が従属LSiのみのコマンドが
入力されると、先頭LSiの従属コマンド端子より出力
された受信コマンドは、従属LSiのコマンド先頭検出
部13aでフレームの先頭が検出され、PG部13bを
初期化する。PG部13bの各制御信号により、受信コ
マンドは送受信コマンドレジスタ13eで保持され、ヘ
ッダチェック部13gで送受信CRC処理部13dのC
RC演算結果とともに判定され、条件に合致した時、デ
ータ処理部13fでデータが処理される。
【0130】この時、先頭LSiでは、宛先が違うコマ
ンドなので、セレクタ12nにより、従属ST入力を選
択する。データ処理部13fで処理された送信ST用の
データは、送受信コマンドレジスタ13eからパラレル
/シリアル変換回路13iでシリアルデータに変換さ
れ、CRC挿入部13kで送信CRCが付加され、ゲー
ト部13mを通り、送信STとして先頭LSiを介して
出力される。
【0131】(c)宛先が先頭LSiと従属LSiにま
たがっているコマンドが入力されると、先頭LSiのコ
マンド先頭検出部12aと従属LSiのコマンド先頭検
出部13aで、それぞれ、フレームの先頭が検出され、
PG部12b,13bを初期化する。以下、それぞれ、
PG部12b,13bの各制御信号により、受信コマン
ドは、送受信コマンドレジスタ12e,13eで保持さ
れ、ヘッダチェック部12g,13gで送受信CRC処
理部12d,13dのCRC演算結果とともに判定さ
れ、条件に合致した時、データ処理部12f,13fで
データが処理される。
【0132】データ処理部12f,13fで処理された
送信ST用のデータは、送受信コマンドレジスタ12
e,13eからパラレル/シリアル変換回路12i,1
3iでシリアルデータに変換され、従属LSiの従属S
Tと先頭LSiのSTは、ゲート部12mでMUXさ
れ、CRC挿入部12kで送信CRCが付加され、セレ
クタ12nを通り、送信STとして出力される。
【0133】本例によれば、(a)宛先が先頭LSiの
みのもの、(b)宛先が従属LSiのみのもの、(c)
宛先が先頭LSiと従属LSiにまたがっているもの、
の3種類のコマンドに対応することができる。これは、
コマンドの追加によるハードウェアの変更を、LSiの
従属接続で対応できるので、機能変更の容易化に寄与す
るところが大きい。
【0134】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、従来の2つの
タイマーを1つのタイマーで共用するようにしたので、
回路規模を縮小することができ、低消費電力化が可能と
なり、LSIの設計・開発に寄与するところが大きい。
【0135】請求項2の発明によれば、カウンタのテス
ト終了時には、自動的にテストモードが解除されるよう
にしたので、誤ってテストモードのままで伝送を行うこ
とを防止することができ、設計効率の向上に寄与すると
ころが大きい。
【0136】請求項3の発明によれば、制御系クロック
が断しても、三回連続一致パルスを検出した時には、伝
送路クロックにより常時パルスを出力することができる
ので、制御系クロックが復旧したときには、直ちに新し
いデータに変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SF用切替え要求・回復確認保護時間タイマー
回路を示すブロック図である。
【図2】SF用切替え要求・回復確認保護時間タイマー
回路のタイミングを示すタイムチャートである。
【図3】SF用切替え要求・回復確認保護時間タイマー
回路の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】SD用切替え要求・回復確認保護時間タイマー
回路の構成を示すブロック図である。
【図5】SD用切替え要求・回復確認保護時間タイマー
回路のタイミングを示すタイムチャートである。
【図6】SD用切替え要求・回復確認保護時間タイマー
回路の詳細構成を示すブロック図である。
【図7】テスト回路を備えたSFタイマー回路の構成を
示すブロック図である。
【図8】テストパターン数の説明図である。
【図9】テスト回路を備えたSFタイマー回路の詳細構
成を示すブロック図である。
【図10】テスト回路を備えたSFタイマー回路のタイ
ムチャートである。
【図11】テスト回路を備えたSDタイマー回路の構成
を示すブロック図である。
【図12】テストパターン数の説明図である。
【図13】テスト回路を備えたSDタイマー回路の詳細
構成を示すブロック図である。
【図14】テスト回路を備えたSDタイマー回路のタイ
ムチャートである。
【図15】テスト回路を備えたSDタイマー回路のタイ
ムチャートである。
【図16】テスト回路を備えたWRタイマー回路を示す
ブロック図である。
【図17】テストパターン数の説明図である。
【図18】テスト回路を備えたWRタイマー回路の詳細
構成を示すブロック図である。
【図19】テスト回路を備えたWRタイマー回路のタイ
ムチャートである。
【図20】テスト回路を備えたRCタイマー回路を示す
ブロック図である。
【図21】テストパターン数の説明図である。
【図22】テスト回路を備えたRCタイマー回路の詳細
構成を示すブロック図である。
【図23】テスト回路を備えたRCタイマー回路のタイ
ムチャートである。
【図24】中中(中間中継)警報受信処理回路を示すブ
ロック図である。
【図25】中中警報受信処理回路のタイムチャートであ
る。
【図26】中中警報受信処理回路の詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図27】APS受信処理回路を示すブロック図であ
る。
【図28】APS受信処理回路のタイムチャートであ
る。
【図29】APS受信処理回路の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図30】B2CLK切替え回路を示すブロック図であ
る。
【図31】B2CLK切替え回路のタイミングを示すタ
イムチャートである。
【図32】B2CLK切替え回路を2.4G伝送路終端
装置に適用した例を示す回路ブロック図である。
【図33】監視制御インタフェース回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図34】監視制御インタフェース回路の他の構成例を
示すブロック図である。
【図35】先頭LSiの詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図36】従属LSiの詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図37】従来の中中警報受信処理回路を示すブロック
図である。
【図38】従来の中中警報受信処理回路図のタイムチャ
ートである。
【図39】従来のASP受信処理回路を示すブロック図
である。
【図40】従来のASP受信処理回路のタイムチャート
である。
【図41】従来の監視制御インタフェース回路を示すブ
ロック図である。
【図42】従来のコマンド及びSTデータの構成を示す
説明図である。
【符号の説明】
1a,2a,3i,4i 立ち上がり検出部 1b,2b,3j,4j 立ち下がり検出部 1c,2c アンド−オア回路 1d,1j,2d,2j オア回路 1e,2e 16ビットカウンタ 1f,2f デコーダ 1g,1n,2g,2n JKフリップフロップ 1h,2h フリップフロップ 1i,2i アンド回路 1k,2k カウンタ 1m,2m インバータ 3a SF発生/解除検出部 3b,4b 4ビットカウンタ 3c,4c デコード部 3d,4d テスト信号INH部 3e,4e オア回路 3f SFフラグ発生/解除コントロール部 3h,4h 設定閾値/カウンタロード値変換回路 3k,4k セレクタ 3m,4m ノア回路 3n,4n 4M/1K変換回路 3p,4p フリップフロップ 3q,4q オア回路 3r,4r アンド回路 3s,4s インバータ 3t,4t 8ビットカウンタ 3u,4u JKフリップフロップ 3v,4v ナンド回路 4a SD発生/解除検出部 4f SDフラグ発生/解除コントロール部 5a WRタイマー動作状態設定検出部 5b,6b 4ビットカウンタ 5c 12ビットデコード部 5d,6d テスト信号INH部 5e,6e オア回路 5f WRフラグ発生/解除コントロール部 5h,6h 設定閾値/カウンタロード値変換回路 5m,6m ノア回路 5n,6n 4M/1K変換回路 5q,6q オア回路 5r,6r アンド回路 5s,6s インバータ 5t,6t 8ビットカウンタ 5u,6u JKフリップフロップ 5v,6v ナンド回路 6a RCタイマー動作状態設定検出部 6c 4ビットデコード部 6f RCフラグ発生/解除コントロール部 7a,8a 三回連続一致検出回路 7b,8b エッジ生成回路 7c,8c エッジ検出回路 7d,8d 監視系クロックラッチ回路 9a,9b,9c,9d クロック1〜4の入力断検出
部 9e デコード部 9f,9g,9h,9i 非同期マスク信号生成部 9j,9k,9m,9n 同期マスク信号生成部 9p インバータ 9r アンド回路 9s オア回路 9t,9u デマックス部 9v クロック選択回路 9w B2CV部 10a コマンド先頭検出部 10b PG部 10c シリアル/パラレル変換回路 10d 送受信CRC処理部 10e 送受信コマンドレジスタ 10f データ処理部 10g ヘッダチェック部 10h セレクタ 10i パラレル/シリアル変換回路 10j セレクタ 10k CRC挿入部 11a コマンド処理部 11b ヘッダチェック部 11c ゲート部 11d CRC処理部 11e セレクタ 11f コマンド処理部 11g ヘッダチェック部 11h CRC処理部 11i ゲート部 12a,13a コマンド先頭検出部 12b,13b PG部 12c,13c シリアル/パラレル変換回路 12d,13d 送受信CRC処理部 12e,13e 送受信コマンドレジスタ 12f,13f データ処理部 12g,13g ヘッダチェック部 12h,13h セレクタ 12i,13i パラレル/シリアル変換回路 12j,13j セレクタ 12k,13k CRC挿入部 12m,13m ゲート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 俊和 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 板敷 国光 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 貴志 晃典 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切替え可能な予備の伝送路を備えた伝送
    路の終端部に設けられる伝送路終端装置において、 信号断、信号劣化等の信号異常発生時に伝送路を切替え
    るための切替え要求保護時間を計時するタイマーと、信
    号異常回復時に回復を確認するための回復確認保護時間
    を計時するタイマーとを、1つのタイマーで共用するこ
    とを特徴とする伝送路終端装置。
  2. 【請求項2】 切替え可能な予備の伝送路を備えた伝送
    路の終端部に設けられる伝送路終端装置において、 伝送路の切替えに際し各種の保護時間を計時するタイマ
    ーを備え、そのタイマーが、計時用のカウンタとそのカ
    ウンタをテストするためのテスト回路を有し、テスト回
    路によるテストモードでのカウンタのテスト終了時に、
    テストモードが自動的に解除されることを特徴とする伝
    送路終端装置。
  3. 【請求項3】 伝送路クロックにより伝送される伝送信
    号に含まれる制御信号中の特定バイトのデータを抽出
    し、その特定バイトのデータを、伝送路の監視制御を行
    う制御部に通知する受信処理回路を備えた伝送路終端装
    置において、 制御信号中の特定バイトのデータを抽出し、そのデータ
    に対し三回連続一致検出を行う三回連続一致検出回路
    と、三回連続一致検出回路の検出結果と伝送路クロック
    から、一致検出が三回以上連続した時にも、各フレーム
    周期のラッチパルスを生成するエッジ生成回路を備え、
    それにより、監視制御系のクロックの断が生じた場合で
    も、クロック回復時に特定バイトのデータ通知を可能と
    することを特徴とする中間中継受信処理回路。
JP6280931A 1994-11-15 1994-11-15 伝送路終端装置 Withdrawn JPH08139692A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001345771A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Hitachi Ltd 伝送路切替装置および方法

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JP2001345771A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Hitachi Ltd 伝送路切替装置および方法

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