JP2002171272A - タイミングループ自動回避システム、及びタイミングループ自動回避方法。 - Google Patents

タイミングループ自動回避システム、及びタイミングループ自動回避方法。

Info

Publication number
JP2002171272A
JP2002171272A JP2000364323A JP2000364323A JP2002171272A JP 2002171272 A JP2002171272 A JP 2002171272A JP 2000364323 A JP2000364323 A JP 2000364323A JP 2000364323 A JP2000364323 A JP 2000364323A JP 2002171272 A JP2002171272 A JP 2002171272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
unit
communication device
generating
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000364323A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanei Kuninobe
寛映 國延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000364323A priority Critical patent/JP2002171272A/ja
Publication of JP2002171272A publication Critical patent/JP2002171272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 SDHネットワークリングにおいて自動的に
タイミングループを回避する光伝送通信装置を提供する
こと。 【解決手段】 SDHネットワークのクロック信号を生
成している外部クロック信号発生装置の障害を検出し、
該外部クロック信号発生装置が接続されている光通信伝
送装置は該障害情報をSDHフレーム内のOHに挿入し
て全光伝送通信装置に知らせる。障害情報を受信した各
光伝送通信装置は、自装置に外部クロック信号発生装置
の接続を判断し、該装置接続の場合該装置のプライオリ
ティが記憶されている装置設定部から、プライオリティ
情報をプライオリティ判断部に送信、受信したプライオ
リティ判断部はプライオリティ情報によりSDHネット
ワークのクロック信号を生成する外部クロック信号発生
装置を決定、プライオリティ判断部によって決定された
外部クロック信号発生装置が接続されている光伝送通信
装置はSDHネットワークにクロック信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、リング状に接続さ
れている光伝送通信装置のおけるタイミングループ自動
回避システム及びその方法に関し、特にITU−T
G.707又はG.783規定によるSDHリジェネセ
クションオーバヘッド、SDHマックスセクションオー
バヘッド(以下、MSOHと略す)又は、SDHパスオ
ーバヘッドを使用して、光伝送通信装置に接続されてい
る外部クロック信号発生装置に障害が発生したことを知
らせる障害情報を送信し、他の光伝送通信装置は送信さ
れた障害情報からいずれの光伝送通信装置に接続されて
いる外部クロック信号発生装置に障害が発生しているの
かを判別し、自装置に使用するクロック信号を変更する
ことでタイミングループを自動回避することができるタ
イミングループ自動回避システム及びその方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来技術の形態について図17〜図19を
用いて説明する。
【0003】図17は従来の光伝送通信装置のブロック
図である。図18はタイミングループが発生する前の状
態を説明する為の図である。図19はタイミングループ
の発生を説明する為の図である。
【0004】図17に、従来の光伝送通信装置4,5,6
の構成を示す。
【0005】光伝送通信装置4,5,6は、外部クロック
信号発生装置からの外部クロック信号と外部クロック信
号発生装置から送信されるITU−T G.707又
は、G.783規定におけるMSOH内のクロック信号
のクオリティ(S1バイト)を抽出する外部クロック信
号インタフェース部401,501,601と、WEST
側伝送路からのフレームとクロック信号とを受信し、W
EST側伝送路のフレームからS1バイトを抽出するW
EST側光インタフェース受信部402,502,602
と、EAST側伝送路からのフレームとクロック信号と
を受信し、EAST側伝送路のクロック信号とS1バイ
トを抽出するEAST側光インタフェース受信部40
3,503,603と、外部クロック信号インタフェース
部401、501、601からのS1バイトとWEST
側光インタフェース受信部402,502,602からの
S1バイトとEAST側光インタフェース受信部40
3,503,603からのS1バイトとを受信し、ITU
−T G.707規定によるS1バイト内のSynch
ronization Status Message
(以下、SSMと略す)で示されるクオリティ(QL:
Quality Level)で一番高いQLを選択す
るSSM判断部404,504,604と、WEST側伝
送路、EAST側伝送路、又は外部クロック信号発生装
置に障害が発生していることを検出すると、発生した障
害を外部障害情報として送信する外部障害検出部40
5,505,605と、外部クロック信号インタフェース
部401,501,601からのクロック信号とWEST
側インタフェース受信部402,502,602からのク
ロック信号とEAST側インタフィース受信部403,
503,603からのクロック信号に対して各々プライ
オリティ(Equipment Priority:以
下、EPと略す)を設定する、例えばEPの高い順番に
WEST側インタフェース受信部402,502,602
からのクロック信号、EAST側インタフィース受信部
403,503,603からのクロック信号、外部クロッ
ク信号インタフェース部401,501,601からのク
ロック信号とした場合、WEST側インタフェース受信
部402,502,602からのクロック信号をEP=
1、EAST側インタフィース受信部403,503,6
03からのクロック信号をEP=2、外部クロック信号
インタフェース部401,501,601からのクロック
信号をEP=3とする装置設定部406,506,606
と、装置設定部406,506,606からのEPと外部
障害検出部405,505,605からの外部障害情報と
SSM判断部404,504,604からのSSMとに基
づいて自装置を動作させる為のクロック信号を選択す
る、例えばWEST側インタフェース受信部402,5
02,602からのクロック信号をEP=1、EAST
側インタフィース受信部403,503,603からのク
ロック信号をEP=2、外部クロック信号インタフェー
ス部401,501,601からのクロック信号をEP=
3とし、これらの3つのクロック信号は同じQLのSS
Mである場合、WEST側インタフェース受信部40
2,502,602からのクロック信号を選択するプライ
オリティ判断部407,507,607と、外部クロック
信号インタフェース部401,501,601からのクロ
ック信号とWEST側光インタフェース受信部402,
502,602からのクロック信号とEAST側光イン
タフェース受信部403,503,603からのクロッ
ク信号のうち、プライオリティ判断部407,507,
607の判断結果からクロック信号を選択し、そのクロ
ック信号を自装置のクロック信号とする装置クロック生
成部408,508,608と、SSM判断部404,5
04,604からのSSMに基づいてS1バイトを生成
し、自装置に接続されている外部クロック信号発生装置
からのクロック信号をプライオリティ判断部407,5
07,607の判断結果より自装置のクロック信号とし
て選択する場合、生成したS1バイトをWEST側伝送
路とEAST側伝送路とに送信し、又、WEST側光イ
ンタフェース受信部402,502,602からのクロ
ック信号をプライオリティ判断部407,507,60
7の判断結果より自装置のクロック信号として選択した
場合、生成したS1バイトをEAST側伝送路に送信
し、WEST側伝送路にはQLの一番低いDNUを送信
し、更に、EAST側光インタフェース受信部403,
503,603からのクロック信号をプライオリティ判
断部407,507,607の判断結果より自装置のク
ロック信号として選択する場合には、生成したS1バイ
トをWEST側伝送路に送信し、EAST側伝送路には
QLの一番低いDNUを送信するSSM生成部409,
509,609と、SSM生成部409,509,60
9からのS1バイトを受信し、WEST側伝送路にS1
バイトを含んだフレームを送信するWEST側光インタ
フェース送信部410,510,610と、SSM生成部
409,509,609からのS1バイトを受信しEA
ST側伝送路にS1バイトを含んだフレームを送信する
EAST側光インタフェース送信部411,511,61
1とを有する。
【0006】次に、タイミングループが発生する前の状
態を説明する。
【0007】図18に示すが如く、光伝送通信装置4
は、外部クロック信号発生装置Cからのクロック信号を
EP=1、WEST側伝送路からのクロック信号をEP
=2、EAST側伝送路からのクロック信号をEP=3
と設定され、光伝送通信装置5は、WEST側伝送路か
らのクロック信号をEP=1、EAST側伝送路からの
クロック信号をEP=2と設定され、光伝送通信装置6
は、WEST側伝送路からのクロック信号をEP=1、
EAST側伝送路からのクロック信号をEP=2、外部
クロック信号発生装置Dからのクロック信号をEP=3
と設定され、外部クロック信号インタフェース部401
からのS1バイトで示されるQLがG.811、WES
T側光インタフェース受信部402からのS1バイトで
示されるQLがG.811、EAST側光インタフェー
ス受信部403からのS1バイトで示されるQLがDN
Uである場合、光伝送通信装置4はQLの一番高いG.
811をSSM判断部404で選択し、プライオリティ
判断部407はEPの一番高い外部クロック信号を選択
する。そして、選択結果をプライオリティ判断部407
は装置クロック信号生成部408とSSM生成部409
とに送信し、装置クロック信号生成部408は外部クロ
ック信号を自装置のクロック信号として使用し、SSM
生成部409はS1バイトで示されるSSMがG.81
1であるフレームをWEST側光インタフェース送信部
410とEAST側光インタフェース送信部411とを
介してWEST側伝送路とEAST側伝送路とに送信す
る。
【0008】光伝送通信装置5は、WEST側光インタ
フェース受信部502からのS1バイトのSSMで示さ
れるQL(G.811)とEAST側光インタフェース
受信部503からのS1バイトのSSMで示されるQL
(DNU)とからQLの一番高いG.811がSSM判
断部504により選択され、プライオリティ判断部50
7はG.811の中で一番高いEPであるWEST側伝
送路からのクロック信号を選択する。そして、この選択
結果を装置クロック信号生成部508とSSM生成部5
09とに送信する。装置クロック信号生成部508はW
EST側伝送路からのクロック信号を自装置のクロック
として使用する。SSM生成部509は、S1バイトの
SSMで示されるQLがG.811であるフレームをE
AST側光インタフェース送信部511からEAST側
伝送路に送信し、WEST側伝送路にはS1バイトのS
SMで示されるQLがDNUであるフレームをWEST
側光インタフェース送信部510からWEST側伝送路
に送信する。
【0009】次に、光伝送通信装置6の動作を説明す
る。
【0010】SSM判断部604は、外部クロック信号
発生装置DからのS1バイトのSSMで示されるQLが
G.811、WEST側伝送路からのS1バイトのSS
Mで示されるQLがG.811、EAST側伝送路から
のS1バイトのSSMで示されるQLがG.811であ
る中から、QLの高いG.811を選択する。プライオ
リティ判断部607はG.811の中で一番高いEPで
あるWEST側伝送路からのクロック信号を選択する。
そして、この選択結果を装置クロック信号生成部608
とSSM生成部609とに送信する。装置クロック信号
生成部608はWEST側伝送路からのクロック信号を
自装置のクロック信号として使用する。SSM生成部6
09はS1バイトのSSMで示されるQLがDNUのフ
レームをWEST側光インタフェース送信部610を介
してWEST側伝送路に送信し、更に、S1バイトのS
SMで示されるQLがG.811のフレームをEAST
側光インタフェース送信部611を介してEAST側伝
送路に送信する。
【0011】この場合、各光伝送通信装置は、外部クロ
ック信号発生装置Cのクロック信号に同期し、クロック
信号の流れは、図18の点線で示される。
【0012】次に、タイミングループの発生について図
19を用いて説明する。
【0013】光伝送通信装置5はWEST側伝送路(光
伝送通信装置4)からのクロック信号を使用し、光伝送
通信装置6はWEST側伝送路(光伝送通信装置5)か
らのクロック信号が使用されるので、クロック信号の流
れは、図19の点線で示される。この状態で、外部クロ
ック信号発生装置Cに障害が発生した場合、光伝送通信
装置4の外部障害検出部405により外部クロック信号
発生装置Cの障害を検出し、この検出した障害を障害情
報としてプライオリティ判断部407に送信する。プラ
イオリティ判断部407では、EPの一番高い外部クロ
ック信号発生装置Cにおいて障害を検出したので、次に
EPが高く、QLがG.811であるWES伝送路から
のクロック信号を選択するように操作する。そして、光
伝送通信装置4,5,6は、WEST側伝送路からのクロ
ック信号を選択しているので、同じクロック信号を使い
続ける(このような状態に陥ることをタイミングループ
と呼ぶ)ことになる。一般的に各光伝送通信装置は、基
準となるマスタークロック信号に従属することで同期網
を構成している。タイミングループが発生すると、各光
伝送通信装置は伝送路からのクロック信号を使用し続け
ることにより基準となるクロック信号が存在しない状態
となるため、非同期の状態となる。従って、ITU−T
G.783規格によるPJC(Pointer Ju
stification Counts)が延々とカウ
ントされ続け、ポインタの付け替えが大量に発生し光伝
送通信装置のパフォーマンスを悪くすることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によるとタイミングループを回避する為に、外部から
の操作によって各光伝送通信装置で使用するクロック信
号を変更する必要があり、更に、各光伝送通信装置の状
態によって異なるEPを設定する必要がある為、使用者
に多大な時間と労力とを強いることになる。
【0015】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、本発明が解決すようとする課題は、クロック信号
を生成している光伝送通信装置におけるクロック信号発
生装置に障害が発生したことを示す外部クロック信号障
害情報を受信した場合に、いずれの光伝送通信装置から
のクロック信号を各光伝送通信装置のクロック信号にす
るかを示す切替制御情報を含んだオーバヘッド(以下、
OHと略す)を生成させ、この外部クロック信号障害情
報と切換制御情報により新たに各光伝送通信装置のクロ
ック信号を発生させる外部クロック信号発生装置を決定
することで、タイミングループの発生を自動的に回避す
ることのできる光伝送通信装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題は、SDHネッ
トワークにリング状に接続されている光伝送通信装置に
おいてタイミングループを自動回避するシステムであっ
て、前記システムは第1の光伝送通信装置と第2の光伝
送通信装置とを有しており、第1の光伝送通信装置は、
クロック信号を生成するクロック信号生成手段と、前記
クロック信号生成手段に障害が発生したことを検出する
検出手段と、前記検出手段により検出された前記クロッ
ク信号生成手段の障害を自装置以外の光伝送通信装置に
知らせる為の障害情報を生成する生成手段と、前記生成
手段により生成された障害情報を自装置以外の光伝送通
信装置に送信する送信手段とを有し、第2の光伝送通信
装置は、クロック信号を生成するクロック信号生成手段
と、前記送信手段により送信された障害情報を受信する
受信手段と、前記受信手段より受信された障害情報より
前記第1の光伝送通信装置のクロック信号生成手段に障
害が発生していることを検出すると、前記クロック信号
生成手段にクロック信号を生成させる制御手段とを有す
ることを特徴とするタイミングループ自動回避システム
によって解決される。
【0017】又、前記課題は、SDHネットワークにリ
ング状に接続されている光伝送通信装置においてタイミ
ングループを自動回避するシステムであって、前記光伝
送通信装置は、クロック信号を生成するクロック信号生
成手段と、前記クロック信号生成手段に障害が発生した
ことを検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れた前記クロック信号生成手段の障害を自装置以外の光
伝送通信装置に知らせる為の障害情報を生成する生成手
段と、前記生成手段に生成された障害情報を送信する送
信手段と、障害情報を受信する受信手段と、前記受信手
段から受信された障害情報より障害の発生しているクロ
ック信号生成手段を判別し、障害が発生しているクロッ
ク信号生成手段が自装置のクロック信号生成手段でない
場合、前記クロック信号生成手段にクロック信号を生成
させる制御手段とを有することを特徴とするタイミング
ループ自動回避システムによって解決される。
【0018】上記タイミングループ自動回避システムの
前記制御手段は、前記検出手段により前記クロック信号
生成手段に障害が発生したことを検出すると、他装置の
クロック信号生成手段からクロック信号を生成するよう
指示する情報を生成し、前記情報を前記送信手段に送信
させるよう構成されたものが好ましい。
【0019】上記タイミングループを自動回避するシス
テムは、前記クロック信号生成手段により生成されたク
ロック信号のクオリティを生成するクオリティ生成手段
と、前記クロック信号生成手段からのクロック信号のプ
ライオリティと各伝送路からのクロック信号のプライオ
リティとを記憶する記憶手段とを有し、前記制御手段
は、前記クオリティ生成手段から生成されたクロック信
号のクオリティと、前記記憶手段に記憶されている前記
クロック信号生成手段からのクロック信号のプライオリ
ティと、前記記憶手段に記憶されている各伝送路におけ
るクロック信号のプライオリティとに基づいて、自装置
を動作させる為のクロック信号を選択するように構成さ
れたものが好ましい。
【0020】上記タイミングループを自動回避するシス
テムの前記検出手段は、障害の発生した前記クロック信
号生成手段が回復したことを検出し、前記制御手段は、
前記検出手段により障害の発生した前記クロック信号生
成手段が回復したことを検出すると、前記クオリティ生
成手段から生成されたクオリティと、前記記憶手段に記
憶されている前記クロック信号生成手段からのクロック
信号のプライオリティと、前記記憶手段に記憶されてい
る各伝送路からのクロック信号のプライオリティとに基
づいて、自装置を動作させる為のクロック信号を選択す
るように構成されたものが好ましい。
【0021】上記タイミングループを自動回避するシス
テムは、前記検出手段は、伝送路に障害が発生したこと
を検出し、前記制御手段は、前記検出手段により伝送路
の障害が検出された場合、各伝送路におけるクロック信
号のクオリティを変更し、変更したクオリティを自装置
以外の光伝送通信装置に知らせる為の情報生成し、前記
情報を前記送信手段に送信させるよう構成されたものが
好ましい。
【0022】又、前記課題は、SDHネットワークにリ
ング状に接続されている光伝送通信装置においてタイミ
ングループを自動回避する方法であって、クロック信号
生成手段でクロック信号を生成するステップと、前記ク
ロック信号生成手段に障害が発生したことを検出するス
テップと、前記検出された前記クロック信号生成手段の
障害を自装置以外の光伝送通信装置に知らせる為の障害
情報を生成するステップと、前記生成された障害情報を
各伝送路に送信するステップと、前記送信された障害情
報を受信するステップと、前記障害情報から障害の発生
しているクロック信号生成手段を判別するステップと、
前記判別された障害の発生しているクロック信号生成手
段が自装置の外部クロック信号生成手段でない場合、自
装置のクロック信号生成手段にクロック信号を生成させ
るステップと、前記クロック信号生成手段により生成さ
れたクロック信号を各伝送路に送信するステップとを有
することを特徴とするタイミングループ自動回避方法に
よって解決される。
【0023】又、前記タイミングループ自動回避方法
は、前記クロック信号生成手段に障害が発生したことを
検出すると、他装置のクロック信号生成手段からクロッ
ク信号を生成するよう指示する情報を生成するステップ
と、前記情報を送信させるステップとを更に有すること
が好ましい。
【0024】又、前記タイミングループ自動回避方法
は、前記クロック信号生成手段により生成されたクロッ
ク信号のクオリティをクオリティ生成手段に生成させる
ステップと、前記クロック信号生成手段で生成されたク
ロック信号のプライオリティと各伝送路からのクロック
信号のプライオリティとを記憶手段に記憶させるステッ
プと、前記クオリティ生成手段で生成されたクロック信
号のクオリティと、前記記憶手段に記憶されている前記
クロック信号生成手段からのクロック信号のプライオリ
ティと、前記記憶手段に記憶されている各伝送路におけ
るクロック信号のプライオリティとに基づいて、自装置
を動作させる為のクロック信号を選択するステップとを
更に有することがこの好ましい。
【0025】又、前記タイミングループ自動回避方法
は、障害の発生した前記クロック信号生成手段が回復し
たことを検出するステップと、前記障害の発生した前記
クロック信号生成手段が回復したことを検出されると、
前記クオリティ生成手段から生成されたクオリティと、
前記記憶手段に記憶されている前記クロック信号生成手
段からのクロック信号のプライオリティと、前記記憶手
段に記憶されている各伝送路からのクロック信号のプラ
イオリティとに基づいて、自装置を動作させる為のクロ
ック信号を前記制御手段により選択するステップとを更
に有することが好ましい。
【0026】又、前記タイミングループ自動回避方法
は、伝送路に障害が発生したことを検出するステップ
と、前記伝送路の障害が検出された場合、各伝送路にお
けるクロック信号のクオリティを変更し、変更したクオ
リティを自装置以外の光伝送通信装置に知らせる為の情
報を生成するステップとを更に有することが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態について
図1〜図16を用いて説明する。
【0028】図1は光伝送通信装置1のブロック図であ
る。図2は光伝送通信装置2のブロック図である。図3
は光伝送通信装置3のブロック図である。図4はS1バ
イトで示されるSSMについて説明する為の図である。
図5はSTECを説明するの図である。図6はExCP
を説明する為の図である。図7はEPを説明する為の図
である。図8は外部クロック信号発生装置に障害が発生
した場合について説明する為の図である。図9は外部ク
ロック信号発生装置Aに障害が発生した場合の光伝送通
信装置1の動作を説明する為のフローチャートである。
図10は外部クロック信号発生装置Aに障害が発生した
場合の光通信装置2の動作を説明する為のフローチャー
トである。図11は外部クロック信号発生装置Aに障害
が発生した場合の光伝送通信装置3の動作を説明する為
のフローチャートである。図12は障害の発生した外部
クロック信号発生装置Aが回復した場合の光伝送通信装
置1の動作を説明する為のフローチャートである。図1
3は障害の発生した外部クロック信号発生装置Aが回復
した場合の光伝送通信装置2の動作を説明する為のフロ
ーチャートである。図14は障害の発生した外部クロッ
ク信号発生装置Aが回復した場合の光伝送通信装置3の
動作を説明する為のフローチャートである。図15は伝
送路に障害が発生した場合について説明する為の図であ
る。図16は伝送路に障害が発生した場合の各光伝送通
信装置の動作についてのフローチャートである。
【0029】各図中、101,201,301は外部ク
ロック信号インタフェース部である。外部クロック信号
インタフェース部101,201,301は、外部クロ
ック信号発生装置からのクロック信号と、クロック信号
のクオリティ(QL:Quality Level)が
示されているS1バイトを含んだフレームとを受信す
る。この受信したクロック信号は後述する装置クロック
信号生成部110,210,310に送信し、フレーム
に含まれるS1バイトは後述するSSM判定部104,
204,304に送信する。ここで、S1バイトとは、
ITU−T G.707又はG.783規格におけるM
SOH内のクロック信号のクオリティ(QL)がビット
パターンとして示されている部分を示す名称である。Q
Lは、図4で示すが如く、SSMで示されるQLはG.
811、G.812transit、G.812loc
al、DNUの順に低くなる。
【0030】102,202,302はWEST側光イン
タフェース受信部である。WEST側光インタフェース
受信部102,202,302は、WEST側伝送路から
のフレームとWEST側伝送路からのクロック信号とを
受信し、受信したフレームからS1バイト、Z2バイト
を抽出する。そして、WEST側光インタフェース受信
部102,202,302は、WEST側伝送路からのク
ロック信号を後述する装置クロック信号生成部110,
210,310に、S1バイトを後述するSSM判断部
104,204,304に、Z2バイトを後記述するOH
受信部106,206,306に送信する。ここで、Z2
バイトは、ITU−T G.707又はG.783規定
によるMSOH(SDHマックスセッションオーバヘッ
ド)内の未定義の部分を示す名称であり、この部分に外
部クロック信号障害情報と切換制御情報とをビットパタ
ーンに変換して挿入する。外部クロック信号障害情報
は、外部クロック信号発生装置に障害が発生し、又は障
害の発生していた外部クロック信号発生装置が回復した
ことを知らせる障害回復情報と、どの光伝送通信装置に
接続されている外部クロック信号発生装置に障害が発生
し、又は障害の発生していた外部クロック信号発生装置
が回復したかを知らせる装置情報とが含まれている。切
換制御情報とは、SDHネットワークのクロック信号を
生成している外部クロック信号発生装置に障害が発生し
た場合、他の外部クロック信号発生装置からSDHネッ
トワークのクロック信号を選択するよう指示する為の情
報である。
【0031】103,203,303はEAST側光イン
タフェース受信部である。EAST側光インタフェース
受信部103,203,303は、EAST側伝送路から
のフレームとEAST側伝送路からのクロック信号とを
受信し、受信したフレームからS1バイト、Z2バイト
を抽出する。そして、EAST側光インタフェース受信
部102,202,302は、クロック信号を装置クロッ
ク信号生成部110,210,310に送信し、S1バイ
トをSSM判断部104,204,304に送信し、Z2
バイトをOH受信部106,206,306に送信する。
【0032】104,204,304はSSM判断部であ
る。SSM判断部104,204,304は、外部クロッ
ク信号インタフェース部101,201,301からのS
1バイトとWEST側光インタフェース受信部102,
202,302からのS1バイトとEAST側光インタ
フェース受信部103,203,303からのS1バイト
とを受信し、各S1バイト内のSSMから一番高いQL
を持ったSSMを選択する。例えば、外部クロック信号
発生装置AからのS1バイトで示されるビットパターン
がG.812 transit、WEST側伝送路から
のS1バイトで示されるビットパターンがG.811、
EAST側伝送路からのS1バイトで示されるビットパ
ターンがDNUとした場合、QLの一番高いWEST側
伝送路からのG.811を選択する。
【0033】105,205,305は外部障害検出部で
ある。外部障害検出部105,205,305は、WES
T側伝送路、EAST側伝送路又は外部クロック信号発
生装置に障害が発生していることを検出し、或いは障害
の発生していた外部クロック信号発生装置の障害が回復
したことを検出する。そして、この検出した情報をOH
生成部107,207,307と装置設定部108,2
08,308とプライオリティ判断部109,209,
309とに知らせる為の外部障害情報を生成する。
【0034】106,206,306はOH受信部であ
る。OH受信部106,206,306は、WEST側光
インタフェース受信部102,202,302からのZ2
バイトとEAST側光インタフェース受信部103,2
03,303からのZ2バイトとを受信し、Z2バイト
から外部クロック信号障害情報と切替制御情報とを生成
する。
【0035】107,207,307はOH生成部であ
る。OH生成部107,207,307は、装置設定部1
08,208,308からZ2バイトを生成するように
指示する信号を受信すると、切換制御情報と外部障害検
出部105から受信した外部障害情報より障害回復情報
とを生成する。そして、OH生成部107,207,30
7は、障害回復情報と装置設定部108,208,308
からの装置情報とを含んだ外部クロック信号障害情報
と、切換制御情報とからZ2バイトを生成する。更に、
OH生成部107,207,307は、Z2バイトをWE
ST側光インタフェース送信部112,212,312と
EAST側光インタフェース送信部113,213,31
3に送信する。OH生成部107,207,307は、装
置設定部108,208,308からZ2バイトの生成を
停止するよう指示する信号を受信すると、Z2バイトの
生成を中止する。ここで、障害回復情報とは、外部クロ
ック信号発生装置に障害が発生したこと、或いは障害の
発生していた外部クロック信号発生装置が回復したこと
を他の光伝送通信装置に知らせる為の情報である。
【0036】108,208,308は装置設定部であ
る。装置設定部108,208,308は、外部障害検出
部105,205,305からの外部障害情報を受信する
と、装置情報をOH生成部107,207,307に送信
し、Z2バイトを生成するように指示する信号をOH生
成部107,207,307へ送信する。又、OH受信部
106,206,306からの外部クロック信号障害情報
の装置情報が自装置と同じであることを検出すると、装
置情報をOH生成部107,207,307に送信するこ
とを停止し、Z2バイトの生成を停止させる信号をOH
生成部107,207,307へ送信する。そして、OH
受信部106,206,306からの外部クロック信号障
害情報の障害回復情報、又は外部障害検出部105,2
05,305からの外部障害情報を受信すると、この受
信した情報を後述するMEM108A,208A,308
AのSTECに記憶させる。装置設定部108,208,
308はOH受信部106,206,306で受信した外
部クロック信号障害情報の障害回復情報から外部クロッ
ク信号発生装置に障害が発生たことを検出すると、ME
M108A,208A,308Aに記憶されているSTE
CとExCPとから障害の起きていない外部クロック信
号発生装置で優先順位が一番高い外部クロック信号発生
装置を選択する。そして、この選択された外部クロック
信号発生装置が自装置に接続されている場合には、外部
クロック信発生装置からのクロック信号を使用するよう
に指示する信号と、WEST側伝送路からのクロック信
号及びEAST側伝送路からのクロック信号を選択しな
いように指示する信号を生成し、この信号をプライオリ
ティ判定部109,209,309に送信する。一方、
選択された外部クロック信号発生装置が自装置に接続さ
れていない場合には、WEST側伝送路からのクロック
信号又はEAST側伝送路からのクロック信号のいずれ
かを選択するように指示する信号を生成し、この信号を
プライオリティ判断部109,209,309に送信す
る。更に、自装置に接続されている外部クロック信号発
生装置の障害が回復した場合、障害の回復した外部クロ
ック信号発生装置と現在SDHネットワークのクロック
信号として使用されているクロック信号を発生している
外部クロック信号発生装置とのプライオリティを判断
し、障害の回復した外部クロック信号発生装置の方が現
在SDHネットワークのクロック信号として使用されて
いるクロック信号を発生している外部クロック信号発生
装置よりも高いプライオリティであれば、プライオリテ
ィの高い障害の回復した外部クロック信号発生装置から
のクロック信号を使用するように指示する信号とWES
T側伝送路からのクロック信号及びEAST側伝送路か
らのクロック信号の使用を禁止するよう指示する信号と
を生成する。そして、この両信号をプライオリティ判定
部109,209,309に送信する。
【0037】次に、装置設定部の内部構成について説明
する。
【0038】108A,208A,308Aは、MEM
(記憶装置)である。MEM108A,208A,308
Aは、STECとExCPとEPとが記憶されている。
ここで、STEC(STeate of Extern
al Clock)とは、図5に示すが如く、外部クロ
ック信号発生装置と光伝送通信装置と外部クロック信号
発生装置の状態とが関連付けられて記憶されているデー
タベースである。ExCP(External Clo
ck Priority)とは、図6に示すが如く、外
部クロック信号発生装置と外部クロック信号発生装置を
どの順序でSDHネットワークのクロック信号にするか
を示す情報とが関連付けて記憶されているデータベース
である。EPとは、図7に示すが如く、光伝送通信装置
と各光伝送通信装置で使用するクロック信号をいずれの
伝送路から受信したクロック信号にするかの判断基準と
なるプライオリティとが関連付けられて記憶されている
データベースである。
【0039】109,209,309はプライオリティ判
断部である。プライオリティ判断部109,209,30
9は、装置設定部108,208,308からのEP、及
び各伝送路からのクロック信号又は外部クロック信号発
生装置からのクロック信号を使用しないよう指示する信
号と、外部障害検出部105,205,305からの外部
障害情報と、SSM判断部104,204,304からの
QLとに基づいてクロック信号を選択する。そして、い
ずれのクロック信号が選択されたかの結果をSSM生成
部111に送信する。例えば、外部クロック信号発生装
置からのクロック信号をEP=1、WEST側伝送路か
らのクロック信号をEP=2、EAST側伝送路からの
クロック信号をEP=3とし、これらの3つのクロック
信号が同じQLである場合、外部クロック信号発生装置
からのクロック信号を選択する。
【0040】110,210,310は装置クロック信号
生成部である。装置クロック信号生成部110,210,
310は、外部クロック信号インタフェース部101,
201,301からの外部クロック信号とWEST側光
インタフェース受信部102,202,302からクロッ
ク信号とEAST側光インタフェース受信部103,2
03,303からのクロック信号のうち、プライオリテ
ィ判断部109,209,309からの判断結果に基づい
てクロック信号を選択し、このクロック信号を自装置の
クロック信号として使用する。
【0041】111,211,311はSSM生成部であ
る。SSM生成部111,211,311は、SSM判断
部104,204,304からのSSMをS1バイトとし
て生成する。そして、プライオリティ判断部109,2
09,309からの判断結果より、自装置に接続されて
いる外部クロック信号発生装置からのクロック信号を自
装置のクロック信号として選択した場合には、生成した
S1バイトをWEST側とEAST側の両伝送路へ送信
する。又、プライオリティ判断部109,209,309
からの判断結果より、WEST側伝送路からのクロック
信号を自装置のクロック信号として選択する場合には、
生成したS1バイトをEAST側伝送路に送信し、WE
ST側伝送路にはQLの一番低いDNUをS1バイトと
して送信する。更に、プライオリティ判断部109,2
09,309からの判断結果より、EAST側伝送路か
らのクロック信号を自装置のクロック信号として選択す
る場合には、生成したS1バイトをWEST側伝送路に
送信し、EAST側伝送路にはQLの一番低いDNUを
S1バイトとして送信する。
【0042】112,212,312はWEST側光イン
タフェース送信部である。WEST側光インタフェース
送信部112,212,312はSSM生成部111,2
11,311からのS1バイトとOH生成部107,20
7,307からのZ2バイトを受信し、S1バイトとZ
2バイトとを含んだフレームをWEST側伝送路に出力
する。
【0043】113,213,313はEAST側光イン
タフェース送信部である。EAST側光インタフェース
送信部113,213,313は、SSM生成部111,
211,311からのS1バイトとOH生成部107,
207,307からのZ2バイトを受信し、S1バイト
とZ2バイトとを含んだフレームをEAST側伝送路に
出力する。
【0044】なお、本発明では、オーバーヘッドバイト
のZ2バイトを使って、外部クロック信号障害情報と切
替制御情報を伝達する方法を用いたが、Z2バイト以外
のオーバーヘッドバイトにも適用可能である。
【0045】また、本発明の実施例では、リング状に光
伝送通信装置を接続して、外部クロック信号発生装置を
2つ用いているが、リング内の全光伝送通信装置に外部
クロック信号発生装置を繋げた状態であっても適用可能
である。
【0046】次に、上記構成における動作について説明
する。
【0047】まず、外部クロック信号発生装置に障害が
発生した場合について説明する。
【0048】図8に各光伝送通信装置の状態を示す。
【0049】光伝送通信装置1の動作について説明す
る。
【0050】図9に光伝送通信装置1の動作のフローチ
ャートを示する。
【0051】光伝送通信装置1に接続されている外部ク
ロック信号発生装置Aで障害が発生した場合、外部障害
検出部105が外部クロック信号発生装置Aの障害を検
出し、検出した障害を外部障害情報としてプライオリテ
ィ判断部109と装置設定部108とOH生成部107
とに送信する(Step101)。
【0052】プライオリティ判断部109では、外部障
害情報より外部クロック信号発生装置Aで障害が発生し
たと判断し、外部クロック信号発生装置Aからのクロッ
ク信号を選択しないようにする(Step102)。
【0053】装置設定部108は、外部障害検出部10
5からの外部障害情報をMEM108AのSTECに記
憶させる(Step103)。
【0054】装置設定部108は、外部障害検出部10
5からの外部障害情報により自装置に接続されている外
部クロック信号発生装置Aに障害が起きているという装
置情報を生成し、この生成した装置情報をOH生成部1
07に送信し、かつ、Z2バイトを生成するよう指示す
る信号をOH生成部107に送信する(Step10
4)。
【0055】OH生成部107は、外部障害検出部10
5からの外部障害情報より障害回復情報を生成する。そ
して、OH生成部107は、障害回復情報と装置設定部
108からの装置情報を含んだ外部クロック信号障害情
報と、他の光伝送通信装置からのクロック信号を選択さ
せるように指示する情報の切換制御情報とからZ2バイ
トを生成し、生成されたZ2バイトをWEST側光イン
タフェース送信部112とEAST側光インタフェース
送信部113とに送信する(Step105)。
【0056】WEST側光インタフェース送信部112
は、OH生成部107から受信したZ2バイトを含んだ
フレームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光イ
ンタフェース送信部113は、OH生成部107から受
信したZ2バイトを含んだフレームをEAST側伝送路
に送信する(Step106)。
【0057】WEST側光インタフェース受信部102
及びEAST側光インタフェース受信部103で受信し
たフレームからS1バイトとZ2バイトとを抽出し、S
1バイトはSSM判断部104に送信し、Z2バイトは
OH受信部106に送信する(Step107)。
【0058】SSM判断部104は、WEST側光イン
タフェース受信部102及びEAST側光インタフェー
ス受信部103からのS1バイトからSSMを生成し、
生成したSSMをプライオリティ判断部109とSSM
生成部111とに送信する(Step108)。
【0059】OH受信部106は、受信したZ2バイト
から外部クロック信号障害情報と切換制御情報とを抽出
し、この外部クロック信号障害情報と切換制御情報とを
装置設定部108とOH生成部107とに送信する(S
tep109)。
【0060】装置設定部108は、OH受信部106か
ら受信した外部クロック信号障害情報の装置情報で示さ
れている障害の発生している外部クロック信号発生装置
とMEM108AのSTECに記憶されているこの障害
を検出した光伝送通信装置に接続されている外部クロッ
ク信号発生装置とが一致しているか否かを判断する(S
tep110)。
【0061】OH受信部106から受信した外部クロッ
ク信号障害情報の装置情報で示されている障害の発生し
た外部クロック信号発生装置とMEM108AのSTE
Cに記憶されているこの障害を検出した光伝送通信装置
に接続されている外部クロック信号発生装置とが一致し
ていない場合、装置設定部108はOH受信部106か
らの外部クロック信号障害情報をMEM108AのST
ECに記憶し、OH生成部107は再度Z2バイトを生
成してWEST側光インタフェース送信部112とEA
ST側光インタフェース送信部113とに送信する。そ
して、WEST側光インタフェース送信部112は、O
H生成部107から受信したZ2バイトを含んだフレー
ムをWEST側伝送路に送信し、EAST側光インタフ
ェース送信部113は、OH生成部107から受信した
Z2バイトを含んだフレームをEAST側伝送路に送信
する(Step104,105,106)。
【0062】一方、OH受信部106から受信した外部
クロック信号障害情報の装置情報で示されている障害の
発生した外部クロック信号発生装置とMEM108Aの
STECに記憶されているこの障害を検出した光伝送通
信装置に接続されている外部クロック信号発生装置とが
一致する場合、装置設定部108は装置情報をOH生成
部107に送信することを中止し、Z2バイトの生成を
禁止する信号をOH生成部107に送信する(Step
111)。
【0063】装置設定部108は、外部障害検出部10
5から外部障害情報を受信した場合、MEM108Aに
記憶されているEPとWEST側伝送路又はEAST側
伝送路からのクロック信号を選択するように指示する信
号とをプライオリティ判断部109に送信する(Ste
p112)。
【0064】プライオリティ判断部109は、SSM判
断部104からのQLと装置設定部108からのEPと
WEST側伝送路又はEAST側伝送路からのクロック
信号を選択するように指示する信号とに基づいて自装置
に使用するクロック信号を選択し、選択結果を装置クロ
ック信号生成部110とSSM生成部111とに送信す
る。例えば、図7に示すが如く、装置設定部108から
のEPが外部クロック信号発生装置からのクロック信号
については1、WEST側伝送路からのクロック信号の
EPについては2、EAST側伝送路からのクロック信
号のEPについては3であり、WEST側伝送路からの
クロック信号とEAST側伝送路からのクロック信号の
QLとが共にG.811である場合、EPの一番高いW
EST側伝送路からのクロック信号が選択選択される
(Step113)。
【0065】装置クロック信号生成部110は、プライ
オリティ判断部109から受信した選択結果よりWES
T側伝送路からのクロック信号を自装置のクロック信号
とする(Step114)。
【0066】SSM生成部111は、プライオリティ判
断部109から受信した選択結果よりEAST側光イン
タフェース送信部113とWEST側光インタデース送
信部112とにS1バイトを送信する。例えば、プライ
オリティ判断部109でWEST側伝送路からのクロッ
ク信号が選択された場合、SSM生成部111は、EA
ST側光インタフェース送信部113にQLがG.81
1のS1バイトを送信し、WEST側光インタフェース
送信部112にQLがDNUのS1バイトを送信する
(Step115)。
【0067】WEST側光インタフェース送信部112
は、SSM生成部111から受信したS1バイトを含ん
だフレームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光
インタフェース送信部113は、SSM生成部111か
ら受信したS1バイトを含んだフレームをEAST側伝
送路に送信する(Step116)。
【0068】光伝送通信装置2の動作について説明す
る。
【0069】図10に光伝送通信装置2の動作のフロー
チャートを示する。
【0070】WEST側光インタフェース受信部202
及びEAST側光インタフェース受信部203で受信し
たフレームからS1バイトとZ2バイトとを抽出し、S
1バイトはSSM判断部204に送信し、Z2バイトは
OH受信部206に送信する(Step201)。
【0071】OH受信部206は、受信したZ2バイト
から外部クロック信号障害情報と切換制御情報とを生成
し、この生成した外部クロック信号障害情報と切換制御
情報とを装置設定部208とOH生成部207とに送信
する(Step202)。
【0072】装置設定部208は、OH受信部206か
らの外部クロック信号障害情報をMEM208AのST
ECに記憶させる(Step203)。
【0073】OH生成部207は、受信した外部クロッ
ク信号障害情報と切換制御情報とからZ2バイトを生成
し、WEST側光インタフェース送信部212とEAS
T側光インタフェース送信部213とに送信する(St
ep204)。
【0074】WEST側光インタフェース送信部212
は、Z2バイトを含んだフレームをWEST側伝送路に
送信し、EAST側光インタフェース送信部213はZ
2バイトをEAST側伝送路に送信する(Step20
5)。
【0075】SSM判断部204は、WEST側光イン
タフェース受信部202及びEAST側光インタフェー
ス受信部203からのS1バイトからSSMを生成し、
生成したSSMをプライオリティ判断部209とSSM
生成部211とに送信する(Step206)。
【0076】装置設定部208は、OH受信部206か
ら受信した外部クロック信号障害情報の障害回復情報と
切換制御情報と、MEM208Aに記憶されているEx
CPとSTECとから自装置に使用するクロック信号を
いずれの伝送路から受信したクロック信号にするかを判
断する。例えば、図5、図6に示すが如く、MEM20
8Aに記憶されているExCPが外部クロック信号発生
装置Aについては1、外部クロック信号発生装置Bにつ
いては2である場合、MEM208AのSTECには外
部クロック信号発生装置Aに障害の発生していることが
記憶されているので、外部クロック信号発生装置Bから
発生したクロック信号を自装置のクロック信号にするよ
うにする(Step207)。
【0077】装置設定部208は、選択した外部クロッ
ク信号発生装置Bが自装置に接続されているか否かを判
断する(Step208)。
【0078】選択した外部クロック信号発生装置Bが自
装置に接続されている場合、外部クロック信号インタフ
ェース受信部201からのクロック信号を選択するよう
に指示する信号と、WEST側光インタフェース202
からのクロック信号及びEAST側光インタフェース2
03からのクロック信号を選択しないように指示する信
号とをプライオリティ判断部209に送信する(Ste
p209)。
【0079】一方、外部クロック信号発生装置Bが自装
置に接続されてない場合、装置設定部208は、外部ク
ロック信号インタフェース受信部201からのクロック
信号の使用を禁止する信号とWEST側光インタフェー
ス受信部202からのクロック信号又はEAST側光イ
ンタフェース受信部203からのクロック信号のいずれ
かを選択するように指示する信号とをプライオリティ判
断部209に送信する(Step210)。
【0080】プライオリティ判断部209は、装置設定
部208から受信した信号と装置設定部208からのE
PとSSM判断部204から受信したQLとから自装置
に使用するクロック信号を選択し、選択結果を装置クロ
ック信号生成部210とSSM生成部211とに送信す
る。例えば、図7に示すが如く、MEM208AのEP
がWEST側伝送路からのクロック信号については2、
EAST側伝送路のクロック信号については3であり、
装置設定部から外部クロック信号インタフェース受信部
201からのクロック信号の使用が禁止され、SSM判
断部204からのSSMで示されるQLが両側伝送路か
らのクロック信号が共にG.811である場合、EPの
一番高いWEST側伝送路からのクロック信号が選択さ
れる(Step211)。
【0081】装置クロック信号生成部210は、プライ
オリティ判断部209からの選択結果に基づいて自装置
のクロック信号を生成する(Step212)。
【0082】SSM生成部211は、プライオリティ判
断部209から受信した判断結果からS1バイトを生成
し、WEST側光インタフェース送信部212とEAS
T側光インタフェース送信部213とに送信する。例え
ば、プライオリティ判断部209でWEST側伝送路か
らのクロック信号が自装置のクロック信号に選ばれた場
合、EAST側光インタフェース送信部213にはQL
がG.811のS1バイトを送信し、WEST側光イン
タフェース送信部212にはQLがDNUのS1バイト
を送信する(Step213)。
【0083】WEST側光インタフェース送信部212
は、SSM生成部211から受信したS1バイトを含ん
だフレームをWEAT側伝送路に送信し、EAST側光
インタフェース送信部213は、SSM生成部211か
ら受信したS1バイトを含んだフレームをEAST側伝
送路に送信する(Step214)。
【0084】光伝送通信装置3の動作について説明す
る。
【0085】図11に光伝送通信装置3の動作のフロー
チャートを示する。
【0086】WEST側光インタフェース受信部302
及びEAST側光インタフェース受信部303で受信し
たフレームからS1バイトとZ2バイトとを抽出し、S
1バイトをSSM判断部304に送信し、Z2バイトを
OH受信部306に送信する(Step301)。
【0087】OH受信部306は、WEST側光インタ
フェース受信部302及びEAST側光インタフェース
受信部303から受信したZ2バイトから外部クロック
信号障害情報と切換制御情報とを生成し、生成した外部
クロック信号障害情報と切換制御情報とを装置設定部3
08とOH生成部307に送信する(Step30
2)。
【0088】装置設定部308は、OH受信部306か
らの外部クロック信号障害情報をMEM308AのST
ECに記憶させる(Step303)。
【0089】OH生成部307は、OH受信部306か
らの外部クロック信号障害情報と切替制御情報とにより
Z2バイトを生成し、生成されたZ2バイトをWEST
側光インタフェース送信部312とEAST側光インタ
フェース送信部313とに送信する(Step30
4)。
【0090】WEST側光インタフェース送信部312
は、OH生成部307で受信したZ2バイトを含んだフ
レームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光イン
タフェース送信部313は、OH生成部307で受信し
たZ2バイトを含んだフレームをEAST側伝送路に送
信する(Step305)。
【0091】SSM判断部304は、WEST側光イン
タフェース受信部302及びEAST側光インタフェー
ス受信部303からのS1バイトからSSMを生成し、
生成したSSMをプライオリティ判断部309とSSM
生成部311とに送信する(Step306)。
【0092】装置設定部308は、MEM308Aに記
憶されているExCPとSTECとに基づいて正常に動
作している外部クロック信号発生装置の中でEPの一番
高い外部クロック信号発生装置を選択する。例えば、図
5、図6に示さすが如く、外部クロック信号発生装置A
に障害が発生し、MEM308AのExCPが外部クロ
ック信号発生装置Aについては1、外部クロック信号発
生装置Bについては2である場合、正常に動作しており
外部クロック信号発生装置Aの次にEPが高い外部クロ
ック信号発生装置Bが選択される(Step307)。
【0093】装置設定部308は、MEM108Aに記
憶されているSTECの情報に基づいて外部クロック信
号発生装置Bが自装置に接続されているか否かを判断す
る(Step308)。
【0094】外部クロック信号発生装置Bが自装置に接
続されていると判断しない場合、装置設定部308は外
部クロック信号発生装置Bからのクロック信号を選択し
ないように指示する信号とWEST側伝送路からのクロ
ック信号又はEAST側伝送路からのクロック信号を選
択するように指示する信号とをプライオリティ判断部3
09へ送信する(Step309)。
【0095】一方、外部クロック信号発生装置Bが自装
置に接続されていると判断した場合、装置設定部308
は外部クロック信号発生装置Bからのクロック信号を選
択するように指示する信号と、WEST側伝送路からの
クロック信号及びEAST側伝送路からのクロック信号
を選択しないように指示する信号とをプライオリティ判
断部309へ送信する。(Step310)。
【0096】プライオリティ判断部309は、装置設定
部308からの信号とSSM判断部304からのSSM
で示されるQLとに基づいて自装置に使用するクロック
信号を選択し、この選択結果を装置クロック信号生成部
310とSSM生成部311へ送信する。例えば、全伝
送路におけるクロック信号のQLがG.811であり、
装置設定部308からの信号によりWEST側伝送路か
らのクロック信号とEAST側伝送路からのクロック信
号との選択を禁止され、外部クロック信号発生装置Bか
らのクロック信号を選択するように指示された場合、プ
ライオリティ判断部309は外部クロック信号発生装置
Bからのクロック信号を選択する(Step311)。
【0097】装置クロック信号生成部310は、プライ
オリティ判断部309からの選択結果から外部クロック
信号発生装置Bからのクロック信号を自装置のクロック
信号とする(Step312)。
【0098】SSM生成部311は、SSM判断部30
4からのSSMからG.811のS1バイトを生成し、
生成したS1バイトをWEST側光インタフェース送信
部312とEAST側光インタフェース送信部313に
送信する(Step313)。
【0099】WEST側光インタフェース送信部312
は、SSM生成部311からのS1バイトを含んだフレ
ームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光インタ
フェース送信部313は、SSM生成部311からのS
1バイトを含んだフレームをEAST側伝送路に送信す
る(Step314)。
【0100】次に、障害が発生していた外部クロック信
号発生装置が回復した場合について説明する。
【0101】光伝送通信装置1の動作について説明す
る。
【0102】図12に光伝送通信装置1の動作のフロー
チャートを示する。
【0103】光伝送通信装置1に接続されている外部ク
ロック信号発生装置Aで発生していた障害が回復した場
合、外部障害検出部105が外部クロック信号発生装置
Aの回復を検出し、この外部クロック信号発生装置Aが
回復したという外部障害情報をプライオリティ判断部1
09と装置設定部108とOH生成部107とに送信す
る(Step401)。
【0104】装置設定部108は、外部障害検出部10
5からの外部障害情報をMEM108AのSTECに記
憶させる(Step402)。
【0105】装置設定部108は、外部障害検出部10
5からの外部障害情報により自装置に接続されている外
部クロック信号発生装置Aの障害が回復したという装置
情報をOH生成部107に送信し、かつ、Z2バイトを
生成するよう指示する信号をOH生成部107に送信す
る(Step403)。
【0106】OH生成部107では、外部障害検出部1
05からの外部障害情報と装置設定部108からの装置
情報とを含んだ外部クロック信号障害情報と、他の光伝
送通信装置からのクロック信号を選択するように指示す
る切換制御情報とからZ2バイトを生成し、生成された
Z2バイトをWEST側光インタフェース送信部112
とEAST側光インタフェース送信部113とに送信す
る(Step404)。
【0107】WEST側光インタフェース送信部112
は、OH生成部107から受信したZ2バイトを含んだ
フレームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光イ
ンタフェース送信部113は、OH生成部107から受
信したZ2バイトを含んだフレームをEAST側伝送路
に送信する(Step405)。
【0108】WEST側光インタフェース受信部102
及びEAST側光インタフェース受信部103で受信し
たフレームからS1バイトとZ2バイトとを抽出し、S
1バイトはSSM判断部104に送信し、Z2バイトは
OH受信部106に送信する(Step406)。
【0109】SSM判断部104は、WEST側光イン
タフェース受信部102及びEAST側光インタフェー
ス受信部103からのS1バイトからSSMを生成し、
生成したSSMをプライオリティ判断部109とSSM
生成部111とに送信する(Step407)。
【0110】OH受信部106は、受信したZ2バイト
から外部クロック信号障害情報と切換制御情報とを生成
し、この外部クロック信号障害情報と切換制御情報とを
装置設定部108とOH生成部107とに送信する(S
tep408)。
【0111】装置設定部108は、OH受信部106か
ら受信した外部クロック信号障害情報の障害回復情報で
示されている障害の回復した外部クロック信号発生装置
とMEM108AのSTECに記憶されているこの障害
回復を検出した光伝送通信装置に接続されている外部ク
ロック信号発生装置とが一致しているか否かを判断する
(Step409)。
【0112】OH受信部106から受信した外部クロッ
ク信号障害情報の障害回復情報で示されている障害の回
復した外部クロック信号発生装置とMEM108AのS
TECに記憶されているこの障害回復を検出した光伝送
通信装置に接続されている外部クロック信号発生装置と
が一致していない場合、装置設定部108はOH受信部
106からの外部クロック信号障害情報をMEM108
AのSTECに記憶し、OH生成部107は再度Z2バ
イトを生成してWEST側光インタフェース送信部11
2とEAST側光インタフェース送信部113とに送信
する。そして、WEST側光インタフェース送信部11
2は、OH生成部107から受信したZ2バイトを含ん
だフレームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光
インタフェース送信部113は、OH生成部107から
受信したZ2バイトを含んだフレームをEAST側伝送
路に送信する(Step403,404,405)。
【0113】一方、OH受信部106から受信した外部
クロック信号障害情報の障害回復情報で示されている障
害の回復した外部クロック信号発生装置とMEM108
AのSTECに記憶されているこの障害回復を検出した
光伝送通信装置に接続されている外部クロック信号発生
装置とが一致する場合、装置設定部108は装置情報を
OH生成部107に送信することを中止し、Z2バイト
の生成を禁止する信号をOH生成部107に送信する
(Step410)。
【0114】装置設定部108は、OH受信部106か
ら外部障害情報を受信した場合、MEM108Aに記憶
されているEPとWEST側伝送路及びEAST側伝送
路からのクロック信号を選択しないように指示する信号
とをプライオリティ判断部109に送信する(Step
411)。
【0115】プライオリティ判断部109は、SSM判
断部からのQLと、装置設定部108からのEPと、W
EST側伝送路及びEAST側伝送路からのクロック信
号を選択しないように指示する信号とに基づいて、外部
クロック信号発生装置からのクロック信号を自装置に使
用するクロック信号として選択し、選択結果を装置クロ
ック信号生成部110とSSM生成部111とに送信す
る(Step412)。
【0116】装置クロック信号生成部110は、プライ
オリティ判断部109から受信した選択結果より外部ク
ロック信号発生装置Aからのクロック信号を自装置のク
ロック信号とする(Step413)。
【0117】SSM生成部111は、プライオリティ判
断部109から受信した選択結果よりEAST側光イン
タフェース送信部113とWEST側光インタデース送
信部112とにS1バイトを送信する。例えば、プライ
オリティ判断部109で外部クロック信号発生装置Aか
らのクロック信号が選択された場合、SSM生成部11
1はEAST側光インタフェース送信部にはQLがG.
811のS1バイトを送信し、WEST側光インタフェ
ース送信部112にはQLがG.811のS1バイトを
送信する(Step414)。
【0118】WEST側光インタフェース送信部112
は、SSM生成部111から受信したS1バイトを含ん
だフレームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光
インタフェース送信部113は、SSM生成部111か
ら受信したS1バイトを含んだフレームをEAST側伝
送路に送信する(Step415)。
【0119】光伝送通信装置2の動作について説明す
る。
【0120】図13に光伝送通信装置2の動作のフロー
チャートを示する。
【0121】WEST側光インタフェース受信部202
及びEAST側光インタフェース受信部203で受信し
たフレームからS1バイトとZ2バイトとを抽出し、S
1バイトはSSM判断部204に送信し、Z2バイトは
OH受信部206に送信する(Step501)。
【0122】OH受信部206は、受信したZ2バイト
から外部クロック信号障害情報と切換制御情報とを生成
し、この生成した外部クロック信号障害情報と切換制御
情報とを装置設定部208とOH生成部207とに送信
する(Step502)。
【0123】装置設定部208は、OH受信部206か
らの外部クロック信号障害情報をMEM208AのST
ECに記憶させる(Step503)。
【0124】OH生成部207は、受信し外部クロック
信号障害情報と切換制御情報とからZ2バイトを生成
し、WEST側光インタフェース送信部212とEAS
T側光インタフェース送信部213とに送信する(St
ep504)。
【0125】WEST側光インタフェース送信部212
は、Z2バイトを含んだフレームをWEST側伝送路に
送信し、EAST側光インタフェース送信部213はZ
2バイトをEAST側伝送路に送信する(Step50
5)。
【0126】SSM判断部204は、WEST側光イン
タフェース受信部202及びEAST側光インタフェー
ス受信部203からのS1バイトからSSMを生成し、
生成したSSMをプライオリティ判断部209とSSM
生成部211とに送信する(Step506)。
【0127】装置設定部208は、OH受信部206か
ら受信した外部クロック信号障害情報の装置情報と切換
制御情報とMEM208Aに記憶されているExCPと
STECとから自装置に使用するクロック信号をいずれ
の伝送路から受信したクロック信号にするかを判断す
る。例えば、MEM208Aに記憶されているExCP
が外部クロック信号発生装置Aについては1、外部クロ
ック信号発生装置Bについては2である場合、外部クロ
ック信号障害情報の装置情報から外部クロック信号発生
装置Aの障害が回復したことが記憶されているので、外
部クロック信号発生装置Aから発生したクロック信号を
自装置のクロック信号にするようにする(Step50
7)。
【0128】装置設定部208は、選択した外部クロッ
ク信号発生装置Aが自装置に接続されているか否かを判
断する(Step508)。
【0129】選択した外部クロック信号発生装置Aが自
装置に接続されている場合、外部クロック信号インタフ
ェース受信部201からのクロック信号を選択するよう
に指示する信号と、WEST側光インタフェース202
からのクロック信号及びEAST側光インタフェース2
03からのクロック信号を選択しないように指示する信
号とをプライオリティ判断部209に送信する(Ste
p509)。
【0130】一方、外部クロック信号発生装置Aが自装
置に接続されてない場合、装置設定部208は、外部ク
ロック信号インタフェース受信部201からのクロック
信号の使用を禁止する信号と、WEST側光インタフェ
ース受信部202からのクロック信号又はEAST側光
インタフェース受信部203からのクロック信号のいず
れかを選択するように指示する信号とをプライオリティ
判断部209に送信する(Step510)。
【0131】プライオリティ判断部209は、装置設定
部208から受信した信号と装置設定部208からのE
PとSSM判断部204から受信したQLとから自装置
に使用するクロック信号を選択し、選択結果を装置クロ
ック信号生成部210とSSM生成部211とに送信す
る。例えば、MEM208AのEPがWEST側伝送路
からのクロック信号については2、EAST側伝送路の
クロック信号については3であり、装置設定部から外部
クロック信号インタフェース受信部201からのクロッ
ク信号の使用が禁止され、SSM判断部204からのS
SMで示されるQLが両側伝送路のクロック信号とも
G.811である場合、EPの一番高いWEST側伝送
路からのクロック信号が選択される(Step51
1)。
【0132】装置クロック信号生成部210は、プライ
オリティ判断部209からの選択結果に基づいて自装置
のクロック信号を生成する(Step512)。
【0133】SSM生成部207は、プライオリティ判
断部209から受信した判断結果からS1バイトを生成
し、WEST側光インタフェース送信部212とEAS
T側光インタフェース送信部213とに送信する。例え
ば、プライオリティ判断部209でWEST側伝送路か
らのクロック信号が自装置のクロック信号に選ばれた場
合、EAST側光インタフェース送信部213にはQL
がG.811のS1バイトを送信し、WEST側光イン
タフェース送信部212にはQLがDNUのS1バイト
を送信する(Step513)。
【0134】WEST側光インタフェース送信部212
は、SSM生成部211から受信したS1バイトを含ん
だフレーをWEAT側伝送路に送信し、EAST側光イ
ンタフェース送信部213は、SSM生成部211から
受信したS1バイトを含んだフレームをEAST側伝送
路に送信する(Step514)。
【0135】光伝送通信装置3の動作について説明す
る。
【0136】図14に光伝送通信装置3の動作のフロー
チャートを示する。
【0137】WEST側光インタフェース受信部302
及びEAST側光インタフェース受信部303で受信し
たフレームからS1バイトとZ2バイトとを抽出し、S
1バイトをSSM判断部304に送信し、Z2バイトを
OH受信部306に送信する(Step601)。
【0138】OH受信部306は、受信したZ2バイト
から外部クロック信号障害情報と切換制御情報とを生成
し、生成した外部クロック信号障害情報と切換制御情報
とを装置設定部308とOH生成部307に送信する
(Step602)。
【0139】装置設定部308は、OH受信部306か
らの外部クロック信号障害情報をMEM308AのST
ECに記憶させる(Step603)。
【0140】OH生成部307は、OH受信部306か
らの外部クロック信号障害情報と切替制御情報とにより
Z2バイトを生成し、生成されたZ2バイトをWEST
側光インタフェース送信部312とEAST側光インタ
フェース送信部313と送信する(Step604)。
【0141】WEST側光インタフェース送信部312
は、OH生成部307で受信したZ2バイトを含んだフ
レームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光イン
タフェース送信部313は、OH生成部307で受信し
たZ2バイトを含んだフレームをEAST側伝送路に送
信する(Step605)。
【0142】SSM判断部304は、WEST側光イン
タフェース受信部302及びEAST側光インタフェー
ス受信部303からのS1バイトからSSMを生成し、
生成したSSMをプライオリティ判断部309とSSM
生成部311とに送信する(Step606)。
【0143】装置設定部308は、MEM308Aに記
憶されているExCPとSTECとに基づいて正常に動
作している外部クロック信号発生装置の中でEPの一番
高い外部クロック信号発生装置を選択する。例えば、外
部クロック信号発生装置Aの障害が回復し、MEM30
8AのExCPが外部クロック信号発生装置Aについて
は1、外部クロック信号発生装置Bについては2である
場合、障害の回復した外部クロック信号発生装置Aが選
択される(Step607)。
【0144】装置設定部308は、MEM308Aに記
憶されているSTECの情報に基づいて外部クロック信
号発生装置Aが自装置に接続されているか否かを判断す
る(Step608)。
【0145】外部クロック信号発生装置Aが自装置に接
続されていると判断しない場合、装置設定部308は外
部クロック信号発生装置Bからのクロック信号を選択し
ないように指示する信号と、WEST側伝送路からのク
ロック信号又はEAST側伝送路からのクロック信号を
選択するように指示する信号とをプライオリティ判断部
309へ送信する(Step609)。
【0146】一方、外部クロック信号発生装置Aが自装
置に接続されていると判断した場合、装置設置部308
は外部クロック信号発生装置Aからのクロック信号を選
択するように指示する信号と、WEST側伝送路からの
クロック信号及びEAST側伝送路からのクロック信号
を選択しないように指示する信号とをプライオリティ判
断部309へ送信する。(Step610)。
【0147】プライオリティ判断部309は、装置判断
部308からの信号とSSM判断部304からのSSM
で示されるQLとに基づいて自装置に使用するクロック
信号を選択し、この選択結果を装置クロック信号生成部
310とSSM生成部311へ送信する(Step61
1)。
【0148】装置クロック信号生成部310は、プライ
オリティ判断部309からの選択結果からWEST側伝
送路からのクロック信号を自装置のクロック信号とする
(Step612)。
【0149】SSM生成部311は、EAST側伝送路
に送信する為にQLがG.811のS1バイトと、WE
ST側伝送路に送信する為にQLがDNUのS1バイト
とを生成し、各S1バイトをWEST側光インタフェー
ス送信部312とEAST側光インタフェース送信部3
13に送信する(Step613)。
【0150】WEST側光インタフェース送信部312
は、SSM生成部311からのS1バイトを含んだフレ
ームをWEST側伝送路に送信し、EAST側光インタ
フェース送信部313は、SSM生成部311からのS
1バイトを含んだフレームをEAST側伝送路に送信す
る(Step614)。
【0151】最後に、伝送路に障害が発生した場合につ
いて説明する。
【0152】図15に各光伝送通信装置の状態を示す。
【0153】図16に各光伝送通信装置の動作のフロー
チャートを示す。
【0154】図15に示すが如く、伝送路3に障害が発
生した場合に、S1バイトを含んだフレームが伝送路1
から受信できないことを光伝送通信装置1のSSM判断
部104が検出する(Step701)。
【0155】光伝送通信装置1のSSM判断部104
は、SSM生成部111にEAST側伝送路に送信する
為のQLがDNUのS1バイトを生成させる(Step
702)。
【0156】EAST側光インタフェース送信部113
は、SSM生成部111で生成されたS1バイトを含ん
だフレームをEAST側伝送路に送信する(Step7
03)。
【0157】光伝送通信装置2のWEST側光インタフ
ェース受信部202は、受信したフレームからS1バイ
トを抽出し、この抽出したS1バイトをSSM判断部2
04に送信する(Step704)。
【0158】光伝送通信装置2のSSM判断部204
は、受信したS1バイトからSSMを生成し、生成した
SSMをSSM生成部211とプライオリティ判断部2
09とに送信する(Step705)。
【0159】光伝送通信装置2のプライオリティ判断部
209は、装置設定部208からのEPとSSM生成部
204からのSSMで示されるQLがG.811である
EAST側伝送路からのクロック信号を自装置のクロッ
ク信号として選択する(Step706)。
【0160】光伝送通信装置2のSSM生成部211
は、SSM生成部211にQLがG.811のS1バイ
トを生成させ、このS1バイトをWEST側光インタフ
ェース送信部212に送信する(Step707)。
【0161】光伝送通信装置2のWEST側光インタフ
ェース送信部212は、受信したS1バイトを含んだフ
レームをWEST側伝送路に送信する(Step70
8)。
【0162】光伝送通信装置1のEAST側光インタフ
ェース受信部103は、受信したフレームからS1バイ
トを抽出し、この抽出したS1バイトをSSM判断部1
04に送信する(Step709)。
【0163】光伝送通信装置1のSSM判断部104
は、受信したS1バイトからSSMを生成し、生成した
SSMをプライオリティ判断部109に送信する(St
ep710)。
【0164】光伝送通信装置1のプライオリティ判断部
109は、装置設置部108からのEPとSSM判断部
104からのSSMで示されるQLがG.811である
EAST側伝送路からのクロック信号を自装置のクロッ
ク信号として選択する(Step711)。
【0165】
【発明の効果】本発明によれば、各伝送路から送られて
くるクロック信号のプライオリティを各光伝送通信装置
で決定しておき、外部クロック信号発生装置に障害が発
生した場合に、外部クロック信号発生装置に障害が発生
したことを光伝送路を使用して各光伝送通信装置に知ら
せ、新たな外部クロック信号発生装置からSDHネット
ワークのクロック信号を生成させることでタイミングル
ープの発生を回避することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光伝送通信装置1のブロック図である。
【図2】光伝送通信装置2のブロック図である。
【図3】光伝送通信装置3のブロック図である。
【図4】S1バイトで示されるSSMについて説明する
為の図である。
【図5】STECを説明するの図である。
【図6】ExCPを説明する為の図である。
【図7】EPを説明する為の図である。
【図8】外部クロック信号発生装置Aに障害が発生した
場合について説明する為の図である。
【図9】外部クロック信号発生装置Aに障害が発生した
場合の光伝送通信装置1の動作を説明する為のフローチ
ャートである。
【図10】外部クロック信号発生装置Aに障害が発生し
た場合の光伝送通信装置2の動作を説明する為のフロー
チャートである。
【図11】外部クロック信号発生装置Aに障害が発生し
た場合の光伝送通信装置3の動作を説明する為のフロー
チャートである。
【図12】障害の発生した外部クロック信号発生装置A
が回復した場合の光伝送通信装置1の動作を説明する為
のフローチャートである。
【図13】障害の発生した外部クロック信号発生装置A
が回復した場合の光伝送通信装置2の動作を説明する為
のフローチャートである。
【図14】障害の発生した外部クロック信号発生装置A
が回復した場合の光伝送通信装置3の動作を説明する為
のフローチャートである。
【図15】伝送路に障害が発生した場合について説明す
る為の図である。
【図16】伝送路に障害が発生した場合の各光伝送通信
装置の動作についてのフローチャートである。
【図17】従来の光伝送通信装置のブロック図である。
【図18】タイミングループが発生する前の状態を説明
する為の図である。
【図19】タイミングループの発生を説明する為の図で
ある。
【符号の説明】
101,201,301 外部クロック信号インタフェー
ス受信部 102,202,302 WEAST側光インタフェース
受信部 103,203,303 EAST側光インタフェース受
信部 104,204,304 SSM判断部 105,205,305 外部障害検出部 106,206,306 OH受信部 107,207,307 OH生成部 108,208,308 装置設置部 109,209,309 プライオリティ判断部 110,210,310 装置クロック信号生成部 111,211,311 SSM生成部 112,212,312 WEAST側光インタフェース
送信部 113,213,313 EAST側光インタフェース送
信部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 3/00 H04B 9/00 B 5K047 H04L 7/00 H 12/24 N 12/26 H04L 11/08 29/14 13/00 313 // H04L 7/08 Fターム(参考) 5K002 DA05 DA11 EA05 EA31 FA01 5K028 AA15 BB08 EE05 KK12 MM16 NN01 PP04 5K030 GA11 GA12 HB25 JL03 JL10 LA15 MB08 5K031 AA05 AA08 AA14 DA15 DA19 DB07 DB12 EA10 EB02 EB03 EB05 5K035 AA04 AA07 BB03 CC08 DD01 EE10 JJ02 MM04 MM06 5K047 AA01 AA12 BB02 BB13 CC02 HH01 KK05 KK13 KK18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SDHネットワークにリング状に接続さ
    れている光伝送通信装置においてタイミングループを自
    動回避するシステムであって、 前記システムは第1の光伝送通信装置と第2の光伝送通
    信装置とを有しており、 第1の光伝送通信装置は、 クロック信号を生成するクロック信号生成手段と、 前記クロック信号生成手段に障害が発生したことを検出
    する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記クロック信号生成手
    段の障害を自装置以外の光伝送通信装置に知らせる為の
    障害情報を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された障害情報を自装置以外の
    光伝送通信装置に送信する送信手段とを有し、 第2の光伝送通信装置は、 クロック信号を生成するクロック信号生成手段と、 前記送信手段により送信された障害情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段より受信された障害情報より前記第1の光
    伝送通信装置のクロック信号生成手段に障害が発生して
    いることを検出すると、前記クロック信号生成手段にク
    ロック信号を生成させる制御手段とを有することを特徴
    とするタイミングループ自動回避システム。
  2. 【請求項2】 SDHネットワークにリング状に接続さ
    れている光伝送通信装置においてタイミングループを自
    動回避するシステムであって、 前記光伝送通信装置は、 クロック信号を生成するクロック信号生成手段と、 前記クロック信号生成手段に障害が発生したことを検出
    する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記クロック信号生成手
    段の障害を自装置以外の光伝送通信装置に知らせる為の
    障害情報を生成する生成手段と、 前記生成手段に生成された障害情報を送信する送信手段
    と、 障害情報を受信する受信手段と、 前記受信手段から受信された障害情報より障害の発生し
    ているクロック信号生成手段を判別し、障害が発生して
    いるクロック信号生成手段が自装置のクロック信号生成
    手段でない場合、前記クロック信号生成手段にクロック
    信号を生成させる制御手段とを有することを特徴とする
    タイミングループ自動回避システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記検出手段により前記クロック信号生成手段に障害が
    発生したことを検出すると、他装置のクロック信号生成
    手段からクロック信号を生成するよう指示する情報を生
    成し、前記情報を前記送信手段に送信させるよう構成さ
    れたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタ
    イミングループ自動回避システム。
  4. 【請求項4】 タイミングループを自動回避するシステ
    ムは、 前記クロック信号生成手段により生成されたクロック信
    号のクオリティを生成するクオリティ生成手段と、 前記クロック信号生成手段からのクロック信号のプライ
    オリティと各伝送路からのクロック信号のプライオリテ
    ィとを記憶する記憶手段とを有し、 前記制御手段は、 前記クオリティ生成手段からのクロック信号のクオリテ
    ィと、前記記憶手段に記憶されている前記クロック信号
    生成手段からのクロック信号のプライオリティと、前記
    記憶手段に記憶されている各伝送路におけるクロック信
    号のプライオリティとに基づいて、自装置を動作させる
    為のクロック信号を選択するように構成されたことを特
    徴とする請求項1〜請求項3に記載のタイミングループ
    自動回避システム。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、 障害の発生した前記クロック信号生成手段が回復したこ
    とを検出し、 前記制御手段は、 前記検出手段により障害の発生した前記クロック信号生
    成手段が回復したことを検出すると、前記クオリティ生
    成手段から生成されたクオリティと、前記記憶手段に記
    憶されている前記クロック信号生成手段からのクロック
    信号のプライオリティと、前記記憶手段に記憶されてい
    る各伝送路からのクロック信号のプライオリティとに基
    づいて、自装置を動作させる為のクロック信号を選択す
    るように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載のタイミングループ自動回避システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、 伝送路に障害が発生したことを検出し、 前記制御手段は、 前記検出手段により伝送路の障害が検出された場合、各
    伝送路におけるクロック信号のクオリティを変更し、変
    更したクオリティを自装置以外の光伝送通信装置に知ら
    せる為の情報を生成し、前記情報を前記送信手段に送信
    させるよう構成されたことを特徴とする請求項1〜請求
    項5のいずれかに記載のタイミングループ自動回避シス
    テム。
  7. 【請求項7】 SDHネットワークにリング状に接続さ
    れている光伝送通信装置においてタイミングループを自
    動回避する方法であって、 クロック信号生成手段でクロック信号を生成するステッ
    プと、 前記クロック信号生成手段に障害が発生したことを検出
    するステップと、 前記検出された前記クロック信号生成手段の障害を自装
    置以外の光伝送通信装置に知らせる為の障害情報を生成
    するステップと、 前記生成された障害情報を各伝送路に送信するステップ
    と、 前記送信された障害情報を受信するステップと、 前記障害情報から障害の発生しているクロック信号生成
    手段を判別するステップと、 前記判別された障害の発生しているクロック信号生成手
    段が自装置のクロック信号生成手段でない場合、自装置
    のクロック信号生成手段にクロック信号を生成させるス
    テップと、 前記クロック信号生成手段により生成されたクロック信
    号を各伝送路に送信するステップとを有することを特徴
    とするタイミングループ自動回避方法。
  8. 【請求項8】 前記タイミングループ自動回避方法は、 前記クロック信号生成手段に障害が発生したことを検出
    すると、他装置のクロック信号生成手段からクロック信
    号を生成するよう指示する情報を生成するステップと、 前記情報を送信させるステップとを更に有することを特
    徴とする請求項7に記載のタイミングループ自動回避方
    法。
  9. 【請求項9】 前記タイミングループ自動回避方法は、 前記クロック信号生成手段で生成されたクロック信号の
    クオリティをクオリティ生成手段に生成させるステップ
    と、 前記クロック信号生成手段で生成されたクロック信号の
    プライオリティと各伝送路からのクロック信号のプライ
    オリティとを記憶手段に記憶させるステップと、 前記クオリティ生成手段で生成されたクロック信号のク
    オリティと、前記記憶手段に記憶されている前記クロッ
    ク信号生成手段からのクロック信号のプライオリティ
    と、前記記憶手段に記憶されている各伝送路におけるク
    ロック信号のプライオリティとに基づいて、自装置を動
    作させる為のクロック信号を選択するステップとを更に
    有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の
    タイミングループ自動回避方法。
  10. 【請求項10】 前記タイミングループ自動回避方法
    は、 障害の発生した前記クロック信号生成手段が回復したこ
    とを検出するステップと、 前記検出手段により障害の発生した前記クロック信号生
    成手段が回復したことを検出すると、前記クオリティ生
    成手段から生成されたクオリティと、前記記憶手段に記
    憶されている前記クロック信号生成手段からのクロック
    信号のプライオリティと、前記記憶手段に記憶されてい
    る各伝送路からのクロック信号のプライオリティとに基
    づいて、自装置を動作させる為のクロック信号を選択す
    るステップとを更に有することを特徴とする請求項7〜
    請求項9のいずれかに記載のタイミングループ自動回避
    方法。
  11. 【請求項11】 前記タイミングループ自動回避方法
    は、 伝送路に障害が発生したことを検出するステップと、 前記伝送路の障害が検出された場合、各伝送路における
    クロック信号のクオリティを変更し、変更したクオリテ
    ィを自装置以外の光伝送通信装置に知らせる為の情報を
    生成するステップとを更に有することを特徴とする請求
    項7〜請求項10のいずれかに記載のタイミングループ
    自動回避方法。
JP2000364323A 2000-11-30 2000-11-30 タイミングループ自動回避システム、及びタイミングループ自動回避方法。 Pending JP2002171272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000364323A JP2002171272A (ja) 2000-11-30 2000-11-30 タイミングループ自動回避システム、及びタイミングループ自動回避方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000364323A JP2002171272A (ja) 2000-11-30 2000-11-30 タイミングループ自動回避システム、及びタイミングループ自動回避方法。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002171272A true JP2002171272A (ja) 2002-06-14

Family

ID=18835288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000364323A Pending JP2002171272A (ja) 2000-11-30 2000-11-30 タイミングループ自動回避システム、及びタイミングループ自動回避方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002171272A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192246A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 富士通株式会社 伝送システム、伝送装置及びクロック同期方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192246A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 富士通株式会社 伝送システム、伝送装置及びクロック同期方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5367395A (en) Apparatus for detection and location of faults in two-way communication through single optical path
JP2000068966A (ja) 同期網システムのクロック管理方法及び伝送装置
US7346081B2 (en) Traffic handling in a protected synchronous communication network
JPH07131474A (ja) 障害時パス切替機能を有する同期・非同期複合システム
US6392992B1 (en) Signal degrade oscillation control mechanism
US4796278A (en) Repeater for digital communication system
GB2390273A (en) Network system incorporating protection paths in the transmission bandwidth of a virtual concatenation signal
US6560245B1 (en) Telecommunications system
JP2002171272A (ja) タイミングループ自動回避システム、及びタイミングループ自動回避方法。
JP2003101558A (ja) Sdhリングネットワーク
CN100486148C (zh) 光监控通道环回保护的装置
JP3104490B2 (ja) 二重化ループlanの従属同期制御方法
JP4662652B2 (ja) Sdh伝送システムにおける回線切替方法
JP3556323B2 (ja) 中継装置
JPH07226729A (ja) 伝送路切替え制御システム
JP3763889B2 (ja) デジタル伝送装置
KR100298968B1 (ko) 링 전송시스템의 일반화된 결정성 스퀠칭
JP3105879B2 (ja) Sdhネットワーク
JP4679090B2 (ja) 送端切替方法およびセット予備端局装置
JP3246473B2 (ja) パス切替制御システム及びパス切替制御方法
JP5369680B2 (ja) 無線中継装置、通信方法
JP2002164907A (ja) パスルート切替装置およびパスプロテクション方法
JP2001086087A (ja) 回線切替え制御装置及び回線切替え制御方法
EP0910189A2 (en) Network synchronization for SDH/SONET
JP3161955B2 (ja) 現用系/予備系伝送路信号選択方法とその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040609