JPH08138500A - キースイッチ - Google Patents

キースイッチ

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Publication number
JPH08138500A
JPH08138500A JP27511494A JP27511494A JPH08138500A JP H08138500 A JPH08138500 A JP H08138500A JP 27511494 A JP27511494 A JP 27511494A JP 27511494 A JP27511494 A JP 27511494A JP H08138500 A JPH08138500 A JP H08138500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
support shaft
switch
hole
operation key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27511494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Niwa
孝志 丹羽
Akihiro Arataki
明広 荒瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP27511494A priority Critical patent/JPH08138500A/ja
Publication of JPH08138500A publication Critical patent/JPH08138500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチ本体とこれに挿抜される操作キーと
からなるキースイッチにおいて、操作キーに改良を加え
ることで、操作キーとスイッチ本体との相対位置や相対
角度のズレ発生を防止して、スイッチングの誤作動や操
作キーの損傷や折損を未然に回避できるようにする。 【構成】 スイッチ本体2とこれに挿抜される操作キー
3とからなるキースイッチにおいて、前記操作キー3
を、ホルダー部8とこれに前後一対の横向き支軸12を
介して取り付けられたキー本体9とで構成するととも
に、このキー本体9を、支軸軸心方向にスライド変位可
能に前記支軸12に支持するとともに、キー本体9をス
ライド中立位置に弾性スライド付勢する弾性体13を備
えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、工作機械等
を設置した作業エリアへの出入り口のドアが開閉される
ことで電源の入り切りを行う安全スイッチ、等として用
いられるキースイッチに係り、特にはその操作キーに特
徴を有するキースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】上記ドア開閉によって操作されるキース
イッチは、ドア枠に取り付けられるスイッチ本体と、ド
アに取り付けられる操作キーとからなり、ドアが閉じら
れていると操作キーがスイッチ本体のキー孔に挿入され
て電源が入れられ、ドアが開いていると操作キーがスイ
ッチ本体のキー孔から抜き出されて電源が切られるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記キースイッチのス
イッチ本体および操作キーはそれぞれドア枠およびドア
にネジ連結されるのであるが、取り付けられた操作キー
は一定の位置に一定の姿で固定されてしまうたために、
組付け誤差やドア自体にガタ等が発生すると、キー孔に
操作キーが挿入されるストロークに過不足がもたらされ
ることがあり、このような場合、スイッチングに誤作動
が発生したり、操作キーが損傷したり折損するおそれが
あった。
【0004】また、操作キーとスイッチ本体との相対位
置や相対角度にズレが発生した場合も、スイッチングの
誤作動がもたらされたり操作キーの損傷や折損が発生す
ることがあった。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、操作キーに改良を加えることで、スト
ロークの過不足、あるいは操作キーとスイッチ本体との
相対位置や相対角度のズレ発生を防止して、スイッチン
グの誤作動や操作キーの損傷や折損を未然に回避できる
ようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成を採る。すなわち、請求項
1に係る本発明は、スイッチ本体とこれに挿抜される操
作キーとからなるキースイッチにおいて、前記操作キー
を、ホルダー部とこれに前後の横向き支軸を介して取り
付けられたキー本体とで構成するとともに、前記キー本
体を、支軸軸心方向にスライド変位可能に連結孔を介し
て前記支軸に支持するとともに、キー本体をスライド中
立位置に弾性復帰付勢する弾性体を備えてあることを特
徴とする。
【0007】請求項2に係る本発明は、請求項1に係る
発明において、前記キー本体の形成した支軸挿通用の連
結孔を前後方向の長孔に形成してあることを特徴とす
る。
【0008】請求項3に係る本発明は、請求項1に係る
発明において、前記キー本体の形成した支軸挿通用の連
結孔を上下方向の長孔に形成してあることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】請求項1の構成によると、例えば、操作キーを
その支軸が左右方向に向かうようにドアに取り付けられ
た場合、操作キーおよびスイッチ本体の左右方向での組
付け誤差が生じていても、操作キーがスイッチ本体のキ
ー孔に挿入される際に、操作キーのキー本体がキー孔に
なじんで弾性的に左右変位することで誤差が容易に吸収
され、無理な力をキー本体にかけることなく確実にキー
挿入が行われることになる。
【0010】また、請求項2の構成によると、キー本体
は左右方向に平行移動できるとともに、左右に揺動変位
することもでき、かつ、前後方向にも変位できるので、
操作キーおよびスイッチ本体の左右方向での組付け誤差
が吸収できるとともに、キー孔に操作キーが挿入される
際のストロークの過不足も吸収することができる。
【0011】また、請求項3の構成によると、キー本体
は左右方向のみならず、上下方向への平行移動、あるい
は、上下方向への揺動変位によって、操作キーおよびス
イッチ本体の組付け誤差を吸収する。
【0012】
【実施例】図1に示すように、本発明が対象とするキー
スイッチ1は、スイッチ本体2と、これに挿抜される操
作キー3とで構成されており、例えば、スイッチ本体2
を出入り口のドア枠に取り付け、操作キー3をドアに取
り付け、このドアの開閉によって操作キー3をスイッチ
本体2に挿抜して、電源の入り切り、等を行う安全スイ
ッチとして使用できるように構成されている。
【0013】スイッチ本体2は、固定接点、可動接点、
および、接点作動用のプランジャ、等を備えたスイッチ
機構が内装された本体ケース4と、その上部に接続され
た操作ヘッド5とからなり、操作ヘッド5の前面に形成
されたキー孔6に操作キー3を挿入することで、キー先
端の操作ピン7がヘッド内に備えた回転体に係合し、キ
ー挿入に伴って回転体が回転され、この回転に伴ってス
イッチ本体2内のプランジャが押圧変位されるように構
成したものである。なお、本発明では操作キー3の構成
に特徴を有するものであるために、スイッチ本体2自体
の詳細な構成およびその説明は省略する。
【0014】以下、本発明の特徴を備える操作キー3の
実施例のいくつかを図面に基づいて説明する。
【0015】〔実施例1〕図1〜図5に示すように、こ
の操作キー3は、ドアにボルト連結される金属製のホル
ダー部8と、これの上部に片持ち状に突設して取り付け
られたキー本体9とからなる。
【0016】キー本体9は、基部に鍔部9aを備えた平
板状に形成され、その鍔部9aより後方に突設された平
板部の下面に、逆U字形の金具が前後のカシメピン10
を介して連結されて連結部9bが形成されている。そし
て、この連結部9bの左右側辺には前後向きの長孔に形
成された前後一対の連結孔11が設けられている。
【0017】また、前記ホルダー部8は、連結部9bを
左右に大きい余裕間隔をもって上方より係入し得る横幅
をもったU字形に屈曲形成されたものであり、左右一対
の取付け孔14を備えている。そして、前記連結部9b
の連結孔11を貫通してスプリングピンからなる前後一
対の支軸12が、ホルダー部8の左右側辺に亘って打ち
込み固定されている。また、連結部9bから左右に露出
する支軸12部分にはそれぞれコイルバネ(弾性体)1
3が圧縮状態で外嵌装着されている。
【0018】この構成によると、キー本体9に外力が作
用しない常態では、キー本体9はホルダー部8に対して
左右の中立位置に弾性保持されており、キー本体9に設
定以上の大きさの左右方向の外力が作用すると、一方の
コイルバネ13を圧縮変形させて左右方向にスライド移
動し、外力が解除されるとコイルバネ13の復元力でキ
ー本体9が元の中立位置まで揺動移動する。
【0019】この場合、支軸挿通用の連結孔11が前後
向きの長孔に形成されているので、キー本体9は左右平
行にスライド変位できるのみならず、前後方向にも変位
でき、かつ、図5に示すように、左右に揺動変位するこ
ともできる。
【0020】このように、キー本体9を左右変位および
前後変位可能にホルダー部8に支持することで、キー本
体9がスイッチ本体2のキー孔6に挿抜される際に、ス
イッチ本体2と操作キー3との位置ズレがキー本体9の
弾性変位によって自動的に吸収されて、確実円滑に操作
キー3の挿抜が行われるのである。
【0021】〔実施例2〕図6および図7に示すよう
に、この例では、上記実施例1の基本構成において、前
記連結部9bに形成した支軸挿通用の連結孔11が上下
方向長孔に構成されている。
【0022】この構成によると、キー本体9は左右平行
にスライド変位できるのみならず、上下方向にも変位す
ることができるとともに、図8に示すように、左右に傾
動することもでき、スイッチ本体2と操作キー3との位
置ズレがキー本体9の弾性変位によって自動的に吸収さ
れて、確実円滑に操作キー3の挿抜が行われる。
【0023】〔実施例3〕図9に示すように、この例で
は、キー本体9の後方延出部から直接側辺が屈曲されて
連結部9bが形成されるとともに、この連結部9bに、
前後の支軸12を同時に貫通する前後長孔状の連結孔1
1が設けられている。
【0024】この構成によると、キー本体9は上記実施
例1と同様に左右平行移動、左右揺動、および、前後動
が可能であり、スイッチ本体2と操作キー3との位置ズ
レがキー本体9の弾性変位によって自動的に吸収され
て、確実円滑に操作キー3の挿抜が行われる。
【0025】〔実施例4〕図10に示すように、この例
では、上記実施例3と同様に、キー本体9の後方延出部
から直接側辺が屈曲されて連結部9bが形成されるとと
もに、この連結部9bに設ける支軸挿通用の連結孔11
が、連結部9b上面に開放されたスリット状に形成され
ている。
【0026】この構成によると、キー本体9は上記実施
例2と同様に左右平行移動、および、上下動が可能であ
り、スイッチ本体2と操作キー3との位置ズレがキー本
体9の弾性変位によって自動的に吸収されて、確実円滑
に操作キー3の挿抜が行われる。
【0027】なお、本発明は以下のような形態で実施す
こともできる。
【0028】 簡易には、キー本体9の連結部9aに
設ける支軸挿通用の連結孔11を単孔に形成する。
【0029】 支軸12に外嵌装着したゴムスリーブ
や、ホルダー部8の内側面と、連結部9bの外側面との
間に介在させた板バネでキー本体9を左右中心にスライ
ド復帰付勢する。
【0030】 実施例1および実施例3において、連
結部9bを前後方向の中立位置に弾性付勢する弾性体を
装備する。
【0031】 実施例2および実施例4において、連
結部9bを上下方向の中立位置に弾性付勢する弾性体を
装備する。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は次のような効果をもたらす。
【0033】請求項1に係る発明によると、操作キーの
キー本体がスイッチ本体にキー孔に沿って弾性的に変位
しながら挿抜されることになり、操作キーおよびスイッ
チ本体の組付け誤差や、組付け後のガタが発生していて
も、誤操作や操作キーの損傷や折損のない確実円滑な作
動を行わせることができるようになった。
【0034】特に、請求項2および3の構成によれば、
キー本体の弾性変位の自由度がさらに大きいものとな
り、一層無理なくキー挿抜を確実円滑に行うことができ
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キースイッチ全体の斜視図
【図2】実施例1の操作キーの要部を示す一部切り欠き
平面図
【図3】図2におけるA−A線断面図
【図4】実施例1の操作キーを示す一部切り欠き側面図
【図5】実施例1の操作キーの変位作動状態の一例を示
す一部切り欠き平面図
【図6】実施例2の操作キーを示す斜視図
【図7】実施例2の操作キーを示す一部切り欠き側面図
【図8】実施例2の操作キーの変位作動状態の一例を示
す一部切り欠き背面図
【図9】実施例3の操作キーを示す斜視図
【図10】実施例4の操作キーを示す斜視図
【符号の説明】
1 キースイッチ 2 スイッチ本体 3 操作キー 8 ホルダー部 9 キー本体 11 連結孔 13 弾性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体とこれに挿抜される操作キ
    ーとからなるキースイッチにおいて、 前記操作キーを、ホルダー部とこれに前後の横向き支軸
    を介して取り付けられたキー本体とで構成するととも
    に、前記キー本体を、支軸軸心方向にスライド変位可能
    に連結孔を介して前記支軸に支持するとともに、キー本
    体をスライド中立位置に弾性復帰付勢する弾性体を備え
    てあることを特徴とするキースイッチ。
  2. 【請求項2】 前記キー本体に形成した支軸挿通用の連
    結孔を前後方向の長孔に形成してあることを特徴とする
    請求項1記載のキースイッチ。
  3. 【請求項3】 前記キー本体に形成した支軸挿通用の連
    結孔を上下方向の長孔に形成してあることを特徴とする
    請求項1記載のキースイッチ。
JP27511494A 1994-11-09 1994-11-09 キースイッチ Pending JPH08138500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27511494A JPH08138500A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 キースイッチ

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JP27511494A JPH08138500A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 キースイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH08138500A true JPH08138500A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17550925

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27511494A Pending JPH08138500A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 キースイッチ

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JP (1) JPH08138500A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021124220A1 (de) 2020-09-21 2022-03-24 Idec Corporation Stellteileinheit und sicherheitsschalter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102021124220A1 (de) 2020-09-21 2022-03-24 Idec Corporation Stellteileinheit und sicherheitsschalter

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