JPH081383U - 流量、熱量を測定制御する装置 - Google Patents

流量、熱量を測定制御する装置

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JPH081383U
JPH081383U JP001066U JP106696U JPH081383U JP H081383 U JPH081383 U JP H081383U JP 001066 U JP001066 U JP 001066U JP 106696 U JP106696 U JP 106696U JP H081383 U JPH081383 U JP H081383U
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ペーター・リース
パウル・ナウアー
ヴォルフガンク・フーバー
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ランディス・ウント・ギア・ベトリープス・アクチエンゲゼルシャフト
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    • GPHYSICS
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    • G05D23/20Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量あるいは温度差が僅かな場合でも十分な
精度で流量、熱量を測定制御することが可能な、安価な
構成の流量、熱量を測定制御する装置を提供する。 【解決手段】 開と閉の2つの動作位置を有する絞り装
置4と、絞り装置の前方9および後方10の流体の差圧
を測定する装置8と、測定データから流量あるいは熱量
を計算するコンピュータ14とが設けられる。流量ある
いは熱量の目標値を示す所定の信号Eがコンピュータ1
4に入力され、所定の信号をパルス有り無しの信号に変
換し、その信号により絞り装置が駆動される。絞り装置
は、一定断面の開口部となる位置と閉じた位置の2つの
位置を取るだけであり、差圧発生時の弁開度を測定する
必要がなく、弁開度測定に伴う不正確さが発生しないの
で、正確な流量あるいは熱量の測定が可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、流量、熱量を測定制御する装置、さらに詳細には、開と閉の2つの 動作位置を有する絞り装置と、絞り装置の前方および後方の流体の差圧を測定す る装置と、測定データから流量及び(あるいは)熱量を計算するコンピュータと を備えた流量、熱量を測定制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような流量、熱量測定制御装置が例えば、ドイツ特許公開公報33121 40号に記載されている。同装置では、熱量を測定するために加熱装置の供給流 と還流の温度差、弁の開閉時間比並びに流量の校正値が掛算されている。この流 量の校正値の代わりに弁間の差圧を用いることもできる。また、弁は周囲温度セ ンサを用いて制御されている。
【0003】 また、ドイツ特許公開公報3700898号には弁の前方および後方の圧力と 温度並びに弁の開口断面積が測定され、コンピュータで処理される装置が記載さ れている。
【0004】 またヨーロッパ特許公開公報309643号には弁を介して差圧を測定する手 段を設けた流量制御弁が記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
差圧が測定された場合でも、流量が極めて少ない場合あるいは温度差が極めて 少ない場合には無視できない測定誤差が発生する。例えば、雑誌DEーZ「フェ ルンヴェルメ・インターナショナル(Fernwaerme international)」17(1988) H.1 s.23-35にはこのような問題が指摘されている。また、流量あるいは温度差が変 化するときしばしばその過渡期において流量あるいは温度差が極めて僅かなもの となり、測定範囲外となってしまうという現象が発生する。
【0006】 従って、本考案は、流量あるいは温度差が僅かな場合でも十分な精度で流量、 熱量を測定制御することが可能な、安価な構成の流量、熱量を測定制御する装置 を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような課題は、実用新案登録請求の範囲の請求項1に記載された構成によ って達成される。
【0008】 本考案では、開と閉の2つの動作位置を有する絞り装置と、絞り装置の前方お よび後方の流体の差圧を測定する装置と、測定データから流量あるいは熱量を計 算するコンピュータとが設けられている。このような装置において、流量あるい は熱量の目標値を示す所定の信号がコンピュータに入力され、所定の信号をパル ス有り無しの信号に変換し、その信号により絞り装置が駆動される。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下図面に示す実施形態に従い本考案を詳細に説明する。
【0010】 図1において符号1で示すものは加熱装置の供給パイプであり、また2はその 還流パイプを示す。供給パイプ1にはモータ3により作動される絞り装置4が設 けられている。絞り装置4は、絞り装置4の有効断面を形成する開口部5(図示 の位置、以下Iの位置という)を有する。この状態では、絞り装置4は開放して おり、流体を通過させる。更に、絞り装置4は、軸6が供給パイプ1の中心軸7 と一致する第2の位置を有する。この第2の位置では、絞り装置4は閉じ、流量 はなくなる。この位置を以下0の位置とする。
【0011】 符号8で示すものは差圧測定装置であり、この差圧測定装置8は第1の開口部 9を介して絞り装置4の前方空間と、また第2の開口部10を介して絞り装置4 の後方空間とそれぞれ接続されている。
【0012】 符号11で示すものは温度差測定装置であり、その第1の測定部12で供給パ イプ1の流体の温度を、また第2の測定部13で還流パイプ2の流体の温度を測 定し、供給パイプ1と還流パイプ2の温度差を形成する。
【0013】 符号14で示すものはコンピュータであり、このコンピュータ14は入力端子 Eを有し、この入力端子Eに常時制御信号が印加される。コンピュータ14は、 温度差測定装置11の出力端子16と接続された第2の入力端子15と、差圧測 定装置8の出力端子18と接続された第3の入力端子17を有する。またコンピ ュータ14はモータ3と接続された第1の出力端子19と表示器21に接続され た第2の出力端子20を有する。
【0014】 次にコンピュータ14の内部構成を説明する。本実施形態ではアナログのコン ピュータを扱っているが、勿論デジタル構成のコンピュータとすることもできる 。当然デジタルコンピュータとする場合には入出力部にA/D変換器ないしD/ A変換器が設けられる。
【0015】 コンピュータ14は、流量ならびに熱量を計算する演算部22と、絞り装置4 の制御を行なう制御部23から構成されている。演算部22は、アナログスイッ チ24、第1の乗算器25、第2の乗算器26、第1の積分器27、第2の積分 器28並びに切り換えスイッチ29から構成されている。
【0016】 また制御部23は第1の比較スイッチ30、第2の比較スイッチ31、第1の インバータ32、第2のインバータ33、第1のフリップフロップ34、第2の フリップフロップ35、変換器36、クロック発生器37、2入力アンドゲート 38、3入力アンドゲート39、遅延回路40、オアゲート41から構成される 。遅延回路40は、立ち下がり端を遅延させハイレベルの信号を延ばす機能を有 する。
【0017】 コンピュータ14の入力端子15は、比較スイッチ30の入力端子並びに乗算 器26の入力端子に接続される。コンピュータ14の入力端子17は比較スイッ チ31の入力端子並びにアナログスイッチ24のデータ入力端子Dと接続される 。また、アナログスイッチ24の制御入力端子Stはオアゲート41の出力端子 と接続され、アンドゲート24の出力端子は乗算器25の入力端子と接続される 。乗算器25の出力端子は、乗算器26の入力端子、積分器27の入力端子、更 にスイッチ29の第1の接点と接続される。積分器27の出力端子はスイッチ2 9の第2の接点と接続される。このスイッチ29の第3の接点は、乗算器26の 出力端子と、又第4の接点は積分器28の出力端子と接続される。スイッチ29 の中央の接点は、コンピュータの出力端子に導かれている。
【0018】 制御部23では、比較スイッチ30の出力端子がインバータ32を介してフリ ップフロップ34のリセット端子Rと、また比較スイッチ31の出力端子がイン バータ33を介してフリップフロップ35のリセット端子Rとそれぞれ接続され ている。
【0019】 比較スイッチ31は以下に述べる切り換え特性を有する。差圧がPu2以下にな ったときは、出力はローレベルの信号となる。差圧が上昇すると、圧力差が上方 しきい値Pu1を越えたときに、出力信号がローレベルからハイレベルに切り変わ り、差圧が減少したときには、その値が下方しきい値Pu2以下になったときに出 力信号がハイレベルからローレベルに切り変わる。従ってPu1−Pu2のヒステリ シスが発生する。
【0020】 また、比較スイッチ30は以下に述べる切り換え特性を有する。温度差がTu2 以下になると比較スイッチ30の出力信号はローレベルとなる。温度差が上昇し 上方しきいTu1よりも大きくなると出力信号はローレベルからハイレベルに切り 換わり、温度差が減少して下方しきい値Tu2よりも小さくなると出力信号はハイ レベルからローレベルに切り換わる。従ってTu1−Tu2のヒステリシスが発生す る。
【0021】 変換器36は、コンピュータ14の入力端子Eと変換器の入力端子の接続を介 して入力される制御信号をパルス有り無し(H−L)信号に変換する。その場合 、時間特性、すなわちパルスの開始はクロック発生器37から入力端子43に印 加される信号によって決められる。このようにして変換器36の出力端子44に は同期したパルス有り無し(H−L)信号が発生する。この同期化により頻繁に 継続して切り換えが行なわれるのを防止することができる。
【0022】 変換器36の出力端子44並びにクロック発生器37の出力端子は、アンドゲ ート38の入力端子に接続される。更に出力端子44は、アンドゲート39の第 1の入力端子に接続され、アンドゲート39の他の入力端子には、フリップフロ ップ34、35からの信号が入力される。
【0023】 遅延回路40の入力端子はアンドゲート38の出力端子と接続され、またその 出力端子は、オアゲート41並びにフリップフロップ34、35のセット入力端 子Sと接続される。更にアンドゲート39の出力端子はオアゲート41の第2の 入力端子に、またオアゲート41の出力端子はコンピュータの出力端子19とそ れぞれ接続される。
【0024】 以下にこのように構成された装置の動作を説明する。
【0025】 絞り装置4は図1に図示された開口部が5となる位置にあるものとする。この 位置はIの位置となっている。差圧測定装置8の出力信号はアナログスイッチ2 4のデータ入力端子Dに入力される。このアナログスイッチの制御入力端子St には、絞り装置4がIの位置あるいは0の位置にあるかを示す信号が入力される 。今この信号はIの位置、すなわちハイレベルの信号となっている。この信号の 切り変えがどのようなときに行なわれるかは、以下で説明する。
【0026】 入力端子Stの信号がハイレベルのとき、アナログスイッチ24がオンとなり 、データ信号がアナログスイッチ24の出力端子に現れる。一方、入力端子St の信号がローレベルのときは、アナログスイッチ24はオフとなり、データ信号 はアナログスイッチ24の出力端子に現れず、ゼロに対応した信号がアナログス イッチの出力端子に発生する。アナログスイッチ24の出力信号は乗算器25の 入力端子に印加される。
【0027】 乗算器25には絞り装置4のIの位置における流量を特徴づける係数が格納さ れている。乗算器25はこの係数と、差圧測定装置からの信号を掛算し、流量を 示す信号を発生させる。この流量を示す信号は乗算器25の出力端子に導かれ、 対応するスイッチ29の接点位置を介して表示器21により表示される。この流 量を示す信号は更に積分器27に入力され、その積分器27の出力端子には積算 された流量に対応する信号が発生する。この値も同様にスイッチ29がそれに対 応する位置にあるときに表示させることができる。
【0028】 温度差測定装置11の出力信号は乗算器26の第1の入力端子に入力され、乗 算器26の第2の入力端子には流量を示す信号が印加される。これらの両信号が 乗算器26で掛算され、それにより乗算器26の出力に熱流量が発生する。この 熱流量はスイッチ29が対応した位置にあるときに表示させることができる。乗 算器26の出力信号は更に積分器28に入力され、そこで熱流量が積算され熱量 に変換される。この熱量もスイッチ29が対応した位置にあるとき、即ち図1に 図示されている位置にあるときに表示させることができる。
【0029】 このスイッチ29はクロック制御され、それにより周期的に、例えば流速(リ ットル/時間)、積算流量(立方メートル)、熱流(Kj/時間)、熱量(KW 時間)を順次表示させることができる。
【0030】 次に、熱量及び(あるいは)流量をどのように制御できるかを説明する。熱量 ないし流量を制御するために、コンピュータ14の入力端子E、従って変換器3 6の入力端子Eに、出力すべき熱量ないし流量の目標値に比例する所定の信号が 供給される。この信号は例えば0〜10ボルトの電圧であって、例えばカスケー ド接続された加熱制御器から供給される。この信号は変換器36によってパルス 有り無し(マークスペース)信号に変換される。出力すべき熱量ないし流量が大 きいほど信号は大きくなり、変換器36から出力される個々のパルスは長くなっ て、それに応じてパルス無しの期間は短くなる。なお、パルス有りとは出力端子 44にハイレベルの信号が現れることであり、パルス無し期間とは出力端子44 にローレベルの信号が現れることを意味する。入力端子Eからの入力信号から得 られるパルス有り無しの信号列はクロック発生器37によって同期される。出力 パルスは常にクロック発生器37からパルスが発生されたときに開始される。
【0031】 ここで、入力端子Eに例えば8ボルトに相当する0.8の信号が印加され、従 って絞り装置4の開放時間は80%であるものとして説明を行う。クロック発生 器37からパルスが出力されると出力端子44にはハイレベルの信号が発生する 。従ってアンドゲート38の2つの入力はハイレベルとなり、従ってその出力も ハイレベルとなる。遅延回路40に供給されるパルスは遅延して延長される。オ アゲート41を介してハイレベルのパルスが出力端子19に現れ、それによって モータ3が絞り装置4を制御して開放位置(位置I)へ移動させる。
【0032】 ローレベルからハイレベルへの切り換えによって2つのフリップフロップ34 と35もセットされ、それによってその出力はハイレベルに変化する。ハイレベ ル信号はフリップフロップ34と35がリセットされるまで持続するが、このこ とについては後述する。ハイレベルの信号がフリップフロップ34と35に印加 されかつ出力されることによってアンドゲート39は出力端子44からのハイレ ベル信号を通過させる。従ってアンドゲート39の出力はハイレベルとなる。そ れによってモータ3はクロック発生器37のパルスが無くなった後も、そして遅 延回路40によってもたらされた遅延が終了した後も駆動状態を保ち、絞り装置 4を開放状態に維持する。この状態は、いずれかのフリップフロップ34あるい は35が以前リセットされていたとしても上述したようにフリップフロップがセ ットされるので、出力端子44がハイレベルを保っている間は開放状態が維持さ れる。
【0033】 出力端子44のパルスがパルス終端に達すると、アンドゲート39の出力がロ ーレベルに変化する。クロック発生器37からクロックが出力されない場合は( クロック発生器37は約15分毎にひとつのパルスを発生する)、オアゲート4 1の出力もローレベルに変化する。というのは現在オアゲートの入力はローレベ ルを有するからである。そのときモータ3は駆動されず、絞り装置は0の位置へ 移行する(閉鎖する)。
【0034】 その他、アンドゲート38によってクロック発生器37単独では絞り装置4を 開放できないようになっている。入力端子Eの入力信号がゼロから変化して出力 端子44にもパルスが発生した場合にだけ、絞り装置は開放することができる。
【0035】 上述の方法によって絞り装置4は入力端子Eの入力信号に従って制御される。 入力信号が0の場合には、絞り装置4は閉鎖したままである。入力信号が1の場 合には、フリップフロップ34、35の一方がリセットされていても、1の入力 信号により再びセットされるので絞り装置は開放したままである。入力信号が0 から1と間の値をとる場合は、絞り装置4はそれぞれ信号の長さに従って異なる 期間開放される。それによって熱量が連続的に制御される。同時に流量と熱量に 関するデータも演算部22によって前述のように求められる。
【0036】 差圧測定装置8の差圧がPu2より低くなった場合には、事情が異なってくる。 この場合圧力差Pu2は十分な精度で測定の行なえる下限値を示している。差圧が この値を下回ると、比較スイッチ31の出力がハイレベルからローレベルに変化 する。従ってインバータ33の出力端子の信号もローレベルからハイレベルに変 化し、ローレベルからハイレベルへの立ち上がり端によってフリップフロップ3 5がリセットされる。従ってフリップフロップ35の出力はローレベルに変化す る。それによってアンドゲート39の出力端子の信号もローレベルに変化し、ク ロック発生器37から次のクロックが発生されない限りオアゲート41の出力端 子の信号はローレベルになっている。モータ3はローレベルの信号によって作動 され、絞り装置4を0の位置(閉鎖位置)に移動させる。
【0037】 Iの位置から0の位置へ変化し絞り装置4が閉鎖されると、絞り装置4を介し て所定の大きさの差圧が生じ、それが差圧測定装置8によって検出される。この 差圧が比較スイッチ31の上方のしきい値Pu1よりも高くなった場合でも、絞り 装置4は開放されない。というのはフリップフロップ35がそれを阻止している からである。比較スイッチ31の出力にはハイレベルの信号が発生し、インバー タ33の出力端子とフリップフロップ35のリセット端子Rにはローレベルの信 号が発生する。従ってフリップフロップ35の出力信号はこの信号の変化によっ て影響を受けない。
【0038】 これはクロック発生器37から次のクロックパルスが出力されることによって 変化する。すなわち、アンドゲート38によってクロック発生器37のクロック パルスは、変換器36の出力がハイレベルの信号を持ったときにフリップフロッ プ34と35のセット入力端子Sに入力されるからである。この状態は、変換器 の入力端子42の入力信号がゼロと異なる値を持つ場合のときにのみ発生する。 このようにして、両フリップフロップ34、35は再びセットされる。それによ ってアンドゲート39の出力端子には再びハイレベルの信号が発生し、モータ3 が絞り装置4を開放させる。従って差圧がPu2より低くなった後は、クロック発 生器37から次のクロックパルスが出力されるまでは絞り装置4は閉鎖したまま になる。
【0039】 温度差がTu2より低くなった場合にも、同様になる。その場合、上述の説明の ようにフリップフロップ34がリセットされて、それにより絞り装置が閉鎖し、 絞り装置4はクロック発生器37から次のクロック信号が発生されるまではフリ ップフロップ34がリセットのままになっていることにより閉じたままになって いる。
【0040】 このような手段によって、差圧及び(あるいは)温度差がもはや十分な精度で 検出できないほど小さくなった場合には絞り装置4を閉鎖状態に維持することが できる。それによって流量と熱量の検出精度が向上し、全体として測定誤差が小 さくなる。
【0041】 図1に図示した実施形態では、絞り装置4は閉じた位置(0の位置)並びに開 放した位置(Iの位置)の2つの位置しか移動しない。しかし、絞り装置に異な る有効断面を有するさらに多くの開放位置を設けるのが好ましい。作用圧を測定 する原理によって流量を測定制御する装置においては、基本的に差圧の測定量が 流速の平方根の関数となる問題がある。これは測定精度に関連した問題を発生さ せる。差圧の測定が測定装置の定額流量の10〜100%の領域、即ち1:10 の領域で十分に正確に行なわれた場合、流速は1:10の平方根の比となってし まう。従って通常の流体速度測定装置では十分な測定精度をもった領域はわずか なものとなり、熱量測定においても精度のある測定領域はそれに対応してわずか なものとなる。
【0042】 異なる流れ抵抗を有する種々の開口断面を設けることにより測定領域を拡張す ることができる。図2に図示した絞り装置は、2つの異なる開口部5aと5bを 有する。絞り装置は、図1に示した0の位置以外に、有効断面の小さい開口部5 aとなるIの位置と有効断面の大きな開口部5bとなるIIの位置をとる。
【0043】 このような3段構成の絞り装置を駆動するために、コンピュータ14の構成を 少し複雑にする。第2のコンピュータは、図1のものと比較して演算部が相違し 、乗算器25に更に入力端子45が設けられている。この意味は後で説明する。 更に、図1と図2の制御部23に構成の相違が見られる。図2では、更に比較ス イッチ46、遅延回路47、48、入力端子51、52を有する変換器50が設 けられる。インバータ33の代りにノアゲート53が設けられる。遅延回路47 、48は立ち下がり端を遅延させ、ハイレベルの信号を引き伸ばす働きをする。
【0044】 比較スイッチ46は以下に述べる切り換え特性を有する。差圧がP2以下にな ったときは、出力はローレベルの信号となる。差圧が上昇すると、圧力差が上方 しきい値P1を越えたときに、出力信号がローレベルからハイレベルに切り変わ り、差圧が減少したときには、その値が下方しきい値P2以下になったときに出 力信号がハイレベルからローレベルに切り変わる。従ってP1−P2のヒステリシ スが発生する。その場合、しきい値P1、P2は、しきい値Pu1より大きい値に設 定されている。
【0045】 このような装置の動作を説明する前に、まず変換器50の機能について説明し ておく。変換器50は2つの入力端子51、52を有し、その入力端子に前段に 接続された回路の切り換え状態に従ってハイレベル信号あるいはローレベルの信 号が入力される。従ってこれは2点動作の信号となる。変換器50によって3点 動作の信号に切り換えられる。オアゲート41に接続された入力端子51にロー レベルの信号が印加されると、変換器50の出力はローレベルとなる。これは他 の入力端子の状態と無関係に行なわれる。オアゲート41に接続された入力端子 51にハイレベルの信号が印加され、かつオアゲート49に接続された入力端子 52にローレベルの信号が印加されると、変換器50の出力端子は「1」の信号 となる。変換器50の両入力端子にハイレベル信号が印加されると変換器50の 出力端子は「2」の信号となる。
【0046】 従って、変換器50の出力は3つの状態となる。即ち「ローレベル」、「1」 及び「2」の信号が現われる。変換器50の出力により駆動モータ3が駆動され るので同様にモータは「0」(閉鎖)、Iの位置(小さな開口部)、IIの位置 (大きな開口部)の3つの位置をとることになる。即ち変換器42の出力信号が 「ローレベル」のときは「0」の位置にモータ3が制御され、また出力が「1」 のときにはモータはIの位置に、また出力信号が「2」のときはIIの位置に制 御される。
【0047】 ここで、図2の回路の接続を図1の回路と相違するところを中心に説明する。 第3の比較スイッチ46は、比較スイッチ31と同様に入力端子17に接続され 、その出力端子は遅延回路47の入力端子に接続される。比較スイッチ31の出 力端子はノアゲート53の入力端子に、またその第2の入力端子は遅延回路48 の出力端子と、またノアゲート53の出力端子はフリップフロップ35のリセッ ト端子Rと接続される。さらにオアゲート49の出力端子と遅延回路48の入力 端子が接続される。
【0048】 またオアゲート49の入力端子は遅延回路47の出力端子と、オアゲート49 の他の入力端子は、遅延回路40の出力端子と接続される。オアゲート41の出 力は、直接出力端子19に導かれるのではなく、変換器50の入力端子15に接 続される。第2の入力端子52にはオアゲート49の出力端子が接続される。ま たオアゲート49は、乗算器25の入力端子45と接続される。さらに、変換器 50とコンピュータ14の出力端子19の接続が行なわれる。
【0049】 以下にこのように構成された装置の動作を説明する。
【0050】 いま、絞り装置4が開口部5aが有効となるIの位置にあるとする。この位置 の条件として、フリップフロップ34、35がセットされ、変換器36の出力端 子44にハイレベルの信号が発生することが必要である。オアゲート41の出力 端子並びに変換器50の入力端子51にハイレベルの信号が現れる。さらに、比 較スイッチ46の出力端子はローレベルになるので、オアゲート49の出力端子 並びに変換器50の入力端子52はローレベルとなる。このように、変換器50 の出力は「1」の状態となる。
【0051】 変換器50の入力端子52と乗算器25の入力端子45は互いに接続されるの で、入力端子45には入力端子52に現れるのと同じ信号が現れる。これは、上 述したように、絞り装置4がIの位置(開口部5aが有効)にあるとき入力端子 45の信号はローレベルとなり、またIIの位置(開口部5bが有効)にあると きは、ハイレベルとなるからである。乗算器25には各位置、すなわちそれぞれ の位置における流量を特徴づける係数(Iの位置のときの第1の係数と、IIの 位置のときの第2の係数)が格納されている。乗算器25はこの係数と、アナロ グスイッチ24から得られる差圧からの信号を掛算し、流量を示す信号を発生さ せる。入力端子45がローレベルのときは、第1の係数を用いて、またハイレベ ルのときは第2の係数を用いて掛算が行なわれる。
【0052】 ここで差圧がP1以上に上昇するとする。それにより比較スイッチ46の出力 端子はローレベルからハイレベルに切り替わる。それによりハイレベルの信号が 、オアゲート49と出力端子と変換器50の入力端子52に現れる。それにより モータ3は、絞り装置4の開口部が5bとなるIIの位置に移動する。同時にハ イレベルの信号が、乗算器25の入力端子45に現れるので、掛算時IIの位置 に対する係数が用いられる。
【0053】 差圧がP2以下になると、比較スイッチ46の出力信号は、ハイレベルからロ ーレベルに変化し、それによりモータ3は、絞り装置がIの位置に移動するよう に作動される。同時に乗算器25の入力端子45の信号は、再びローレベルにな るので、掛算時にはIの位置の係数が用いられる。遅延回路48によってもたら される遅延時間後出力信号はローレベルになるので、フリップフロップ35の出 力信号は比較スイッチ31の出力信号によって決まるようになる。
【0054】 差圧がさらに減少し、Pu2以下になると、比較スイッチ31の出力信号はハイ レベルからローレベルに変化する。それにより、上述したように遅延回路48と 接続されたノアゲート53の入力端子がローレベルとなっているので、ノアゲー ト53の出力信号は、ローレベルからハイレベルに切り替わる。ハイレベルの信 号によりフリップフロップ35がリセットされる。それによりアンドゲート39 が遮断され、オアゲート41の出力信号は、ローレベルに変わりモータ3は0の 位置に移動する。この位置はクロック発生器37から次のパルスが現れるまで保 持される。
【0055】 有効断面の大きさが異なるIの位置とIIの位置により流量を精度よく測定で きる領域が拡大する。さらに2つ以上の有効断面の異なる位置を設けることも可 能である。その場合、それに応じて比較スイッチのしきい値を変化させ、乗算器 に2つ以上の係数を設け、また2つ以上の開口位置に切り換える変換器50とモ ータ3の機構が必要となる。
【0056】 なお、前回の絞り装置の位置と無関係に入力端子Eに0と異なる信号が同時に 発生する場合には、クロック発生器37のクロック信号によりオアゲート41、 49により変換器50の入力端子51、52にはハイレベルの信号が現れるので 、絞り装置4は強制的にIIの位置に移動される。クロックパルスがなくなった あとは、絞り装置4は作用する差圧、温度差に従って3つの比較スイッチ30、 31、46の切り換え特性に応じて定まる位置をとる。
【0057】 また、上述した装置を、例えば、入力端子Eに常時1の信号を印加することに より流量、熱量あるいはその両方を測定する装置としてのみに用いるようにする ことも可能である。
【0058】 図3には、3つの位置に切り換え可能な絞り装置の好ましい実施形態が図示さ れている。筺体60には流体の通路61が設けられる。通路61には流れの方向 を横切る方向に開口絞り62が配置されている。この開口絞り62の開口部分に 絞り棒63が侵入する。それにより絞り装置の有効断面を示す空隙部64が形成 される。絞り棒63は、段差の付いた異なる外径を有するシリンダ65、66か ら構成される。絞り棒63は軸67により筺体中をその軸方向に沿って摺動可能 に配置される。その場合、絞り棒63の位置はモータ3により変えることができ る。
【0059】 絞り棒63は平板部68を有し、その平板部68の外径は開口絞り62の開口 部よりも大きいので、平板部68によって開口絞り62を閉じることができる。 この位置は0の位置に対応する。シリンダ66が開口絞り62の内部にありかつ 平板部68が開口絞り62に接触しない位置が、Iの位置に対応する。図3に図 示したように、シリンダ65が開口絞り62内部にある状態が、IIの位置にな る。これにより図1、図2の実施形態に示した異なる大きさの開口部5a、5b (図2)並びに開口なしの領域が得られる(図1)。
【0060】 図示した大きさの異なる2つのシリンダ65、66の代わりに3つあるいはそ れ以上のシリンダを設け、それにより空隙部64の大きさを更に種々のものにす ることも可能である。それによって絞り装置を多段に切り換えることが可能にな る。
【0061】 上述した例では、単に軸67を筐体の中を移動させ、密封するだけでよいので 、特にシーリングの問題が発生しないという利点がある。更に絞り棒63の位置 決め精度はそれ程問題ではなく、絞り棒63にわずかな差があっても空隙部64 の大きさには影響しない。従ってモータ3を非常に簡単なものにすることができ る。更に熱的な要素でストロークに変化が起こっても空隙部64の大きさには影 響がないという利点がある。
【0062】 更に好ましくは、開口絞り62の内周面を鋭いエッジとすることができる。そ れにより絞り棒63の位置の精度が不正確であっても、発生する問題を減少させ ることができる。
【0063】 好ましくは絞り棒63内に差圧測定装置を配置するようにする。図4にはその ような絞り棒63の構成が図示されている。絞り棒63内に圧力測定素子70が 配置される。この圧力測定素子70は、絞り棒63と緊密に結合されており、第 1の開口部9、第2の開口部10を介して流れの方向で見て開口絞り62の前方 空間ならびに後方部空間と連絡されているので、圧力測定素子70は直接差圧を 測定することができる。圧力測定素子70に生じる変形はロッド73を介して磁 石74とホール素子75から構成される測定装置に伝達される。従って差圧は移 動量となって現われ、それがホール素子75の電圧として検出される。この電圧 値は図1、図2に図示した実施形態においてコンピュータ14に入力される。
【0064】 更に開口部9、10を以下のように配置すると好ましくなる。すなわち図5に 図示したように開口部9、10を平板部68によって密閉される絞り装置の一方 の側に来るように配置する。平板部68は閉じた位置(0の位置)で筐体60の 着座部81に当たる密閉面80を有している。それにより閉じた状態では、圧力 測定素子70で測定される差圧が常に0となる。それにより磁石74とホール素 子75とから構成される装置の出力信号を0に調節(校正)することができる。 この調節は好ましくはコンピュータ14内で行なわれ、絞り装置が0の位置とな った時に行なわれる。このようにして絞り装置4が閉じた場合に差圧の測定値の 補正を行なうことができる。
【0065】 また上述した実施形態では絞り装置4を付属部材と共に加熱装置の供給パイプ に組み込んだが、絞り装置4を還流パイプ2に組み込むことも可能である。
【0066】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、絞り装置が、流量あるいは熱量の目標値信 号に対応するパルス有り無し信号により駆動され、そのパルス有り無しの割合に 応じて一定有効断面の開口部が得られる開放位置と閉鎖位置に移動されるので、 絞り装置は、一定断面の開口部となる位置と閉じた位置の2つの位置を取るだけ であり、流量を測定するために、差圧発生時の弁開度を測定する必要がなくなる とともに、弁開度測定に伴う不正確さが発生しないので、全ての測定範囲に渡っ て正確な流量あるいは熱量の測定が可能になる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2段構成の絞り装置を有する本考案装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】3段構成の絞り装置を有する本考案装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】3段構成の絞り装置の構造を示す断面図であ
る。
【図4】差圧測定装置を組み込んだ絞り装置の断面図で
ある。
【図5】閉じた位置で差圧測定装置の調節を可能とする
構成の絞り装置の断面図である。
【符号の説明】
1 供給パイプ 2 還流パイプ 4 絞り装置 6 差圧測定装置 9 温度差測定装置 14 コンピュータ 22 演算部 23 制御部

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の動作位置では開放して一定有効断
    面の開口部を形成し、第2の動作位置では閉じる絞り装
    置(4;62、63)と、絞り装置の前方および後方の
    流体の差圧を検出する手段(8;70、74、75)
    と、検出データから流量あるいは熱量を計算するコンピ
    ュータ(14)とを備えた流量、熱量を測定制御する装
    置において、 前記コンピュータ(14)が流量あるいは熱量の目標値
    を示す所定の信号により駆動され、 前記所定の信号はコンピュータ(14)により前記絞り
    装置の駆動装置(3)用にパルス有り無しの信号に変換
    され、 前記絞り装置が前記変換された信号のパルス有り無しの
    割合に応じて前記駆動装置(3)により第1と第2の動
    作位置に移動されることを特徴とする流量、熱量を測定
    制御する装置。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ(14)は、クロック
    発生器(37)により同期化される変換器(36)を有
    し、その変換器により前記所定の信号がパルス有り無し
    の信号に変換されることを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータ(14)は比較スイッ
    チ(30)を有し、供給パイプにおける流体の温度と還
    流パイプにおける流体の温度の差が所定のしきい値(T
    u2)を下回った場合前記比較スイッチにより絞り装置が
    第2の動作位置に移動されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータ(14)は比較スイッ
    チ(31)を有し、絞り装置の前方と後方の圧力差が所
    定のしきい値(Pu2)を下回った場合前記比較スイッチ
    により絞り装置が第2の動作位置に移動されることを特
    徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータ(14)は、実際の差
    圧に無関係に絞り装置を第2の動作位置に保持させる手
    段(33、35)を有することを特徴とする請求項4に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記絞り装置は、有効断面が異る少なく
    とも2つの開口部(5a、5b;64)を有し、差圧に
    応じて開口部のいずれかに切り換える比較スイッチ(4
    6)が設けられ、乗算器(25)に各断面に関して流量
    特性を特徴付ける係数が格納されており、その係数と差
    圧測定値が掛算されることを特徴とする請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記絞り装置は、開口絞り(62)と、
    この開口絞りにおいて段差のある異る断面(65,6
    6)を有する摺動可能に配置された絞り棒(63)から
    構成されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記開口絞り(62)はエッジが先鋭に
    なっていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記絞り棒(63)はその軸に関して回
    転対称であり、段差の付いた異る外径の各シリンダ(6
    5、66)から構成されることを特徴とする請求項7ま
    たは8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記差圧を検出する手段(70)が絞
    り棒(63)内に配置されることを特徴とする請求項7
    から9までのいずれか1項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記絞り棒(63)は、筐体(60)
    に配置された着座部(81)に移動可能な密閉面(8
    0)を有する平板部(68)を有し、差圧を検出する手
    段(70)と絞り装置の前方および後方空間を接続する
    開口部(9、10)が流れの方向で見て前記平板部(6
    8)の同じ側に配置されることを特徴とする請求項10
    に記載の装置。
  12. 【請求項12】 絞り装置が閉じた場合コンピュータ
    (14)により差圧測定値の補正が行なわれることを特
    徴とする請求項11に記載の装置。
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