JP2715903B2 - 温度モニタ - Google Patents

温度モニタ

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JP2715903B2
JP2715903B2 JP6071446A JP7144694A JP2715903B2 JP 2715903 B2 JP2715903 B2 JP 2715903B2 JP 6071446 A JP6071446 A JP 6071446A JP 7144694 A JP7144694 A JP 7144694A JP 2715903 B2 JP2715903 B2 JP 2715903B2
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pressure
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temperature monitor
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K3/00Thermometers giving results other than momentary value of temperature
    • G01K3/08Thermometers giving results other than momentary value of temperature giving differences of values; giving differentiated values
    • G01K3/14Thermometers giving results other than momentary value of temperature giving differences of values; giving differentiated values in respect of space

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度モニタに関し、特に
正確な温度差を検出可能な温度モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、温度測定の手段として熱電対
を用いた温度モニタが広く使用されてきた。図6に、従
来の温度モニタの一例を示す。この温度モニタは、CV
D装置内の基板加熱ヒータ2上の温度分布を測定するも
のである。
【0003】この図において、減圧された反応室1内に
は基板加熱ヒータ2が配設され、基板加熱ヒータ2上に
は半導体基板12が載置されている。基板加熱ヒータ2
上には複数の熱電対11が接着剤により固着され、熱電
対11は補償導線13を介して図示されていない温度記
録計に接続されている。各々の熱電対11は、基板加熱
ヒータ2の各部の温度に応じた起電力を発生する。そし
て、各々の熱電対11の起電力を温度記録計により温度
に換算することにより、基板加熱ヒータ2上の温度分布
を測定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の温度モニタにあっては、接着剤等を用いて基板加熱ヒ
ータ2上に熱電対11を固定させていた。ところが、付
着させる接着剤の量のばらつき等によって、各々の熱電
対11を均一な接触面積で基板加熱ヒータ2表面に当接
させるのは極めて困難であった。このため、各々の熱電
対11と基板加熱ヒータ2との熱伝導率がばらつき、基
板加熱ヒータ2の各部の温度に誤差が生じていた。
【0005】また、熱電対11は、−200℃〜120
0℃(K型)に広い測定温度範囲を有している。ところ
が、この温度範囲の全体について同一の熱電対で測定し
ようとすると、最大10℃程度の測定誤差が生じる。高
精度な温度管理が必要とされるCVD装置においては、
使用温度に応じて異なった熱電対を使用しなければなら
ず、煩雑な作業が必要となる。また、限られた温度範囲
について同一の熱電対を用いて測定する場合において
も、校正時に生じるばらつき、補償導線13による電圧
降下等を回避することはできない。例えば、補償導線1
3による測定誤差は±3℃程度、温度記録計による測定
誤差は±6℃程度である。以上により、1000℃付近
の測定範囲においては、±10℃程度の測定誤差が生じ
ていた。
【0006】すなわち、熱電対を用いた従来の温度モニ
タにあっては、高精度の温度測定を行うことができず、
この温度モニタを厳密な温度管理が必要とされるCVD
装置等に適用することはできなかった。
【0007】そこで、本発明は、温度に応じて変動する
ガス圧力を測定することにより、高精度の温度測定を行
うことのできる温度センサを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体基板を載置する基板加熱ヒータに取り付けられ該
基板加熱ヒータ上の温度分布を測定する温度モニタにお
いて、上記基板加熱ヒータ上の温度被測定位置に対応す
る複数の互いに独立した空洞を有し、高熱伝導率材料で
形成された容器と、上記複数の空洞に並列に接続された
入力孔を有し、上記複数の空洞の内の1つに対する他の
空洞の圧力差を測定する差圧計とを備えたことを特徴と
する温度モニタである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】請求項1記載の発明において、微差圧計は、そ
れぞれの容器内の気体の圧力差を微差圧計により検出す
る。算出手段は、微差圧計により検出された圧力差に基
づき、それぞれの容器の温度差を算出する。本発明は、
熱電対を用いることなく温度差を検出しているため、被
測定物と熱電対との接触の具合いによる測定誤差が生じ
ることがない。したがって、本発明によれば、高精度の
温度モニタを実現することが可能となる。
【0019】請求項2記載の発明において、微差圧計
は、それぞれの容器内の気体の圧力差を細管を介して検
出する。算出手段は、微差圧計により検出された圧力差
に基づき、それぞれの容器の温度差を算出する。したが
って、本発明においても、請求項1記載の発明と同様に
高精度の温度モニタを実現することができる。
【0020】請求項3記載の発明において、高熱伝導体
に気体が封入された複数の空洞を形成する。微差圧計は
細管を介してそれぞれの空洞内の気体の圧力差を検出
し、算出手段は、微差圧計により検出された圧力差に基
づきそれぞれの空洞の温度差を算出する。したがって、
本発明においても、請求項1記載の発明と同様に高精度
の温度モニタを実現することができる。
【0021】請求項4記載の発明において、請求項2ま
たは請求項3のいずれかに記載の細管は、液体が封入さ
れた主配管内部に配設されている。したがって、それぞ
れの細管の温度は一定に保たれるため、温度差に起因す
る細管の圧力誤差を回避することができ、正確な温度測
定が可能となる。
【0022】請求項5記載の発明において、請求項2ま
たは請求項3のいずれかに記載の細管は、他の細管と接
触している。したがって、本発明によっても、それぞれ
の細管の温度を一定に保つことができるため、正確な温
度測定が可能となる。
【0023】
【0024】請求項記載の発明において、請求項3に
記載の細管は、その内容積が、空洞の内容積の1/10
0以下である。本発明によっても、細管の圧力変動が空
洞の圧力に与える影響を低減することができ、高精度の
温度測定を行うことが可能となる。
【0025】請求項8記載の発明において、請求項1ま
たは請求項2のいずれかに記載の容器は金属から構成さ
れている。このため、容器の熱伝導率を向上させること
ができ、被測定対象の温度を正確に測定することが可能
となる。
【0026】請求項9記載の発明において、請求項3に
記載の高熱伝導体は金属から構成されている。このた
め、高熱伝導体の熱伝導率を向上させることができ、被
測定対象の温度を正確に測定することが可能となる。
【0027】
【0028】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0029】図1は、本発明の第1実施例に係る温度セ
ンサをCVD装置に適用した図である。
【0030】反応室1にはバルブ1bを介して真空ポン
プ1aが接続され、反応室1内を減圧可能な構成となっ
ている。反応室1内部には半導体基板を加熱するための
基板加熱ヒータ2が配設されている。基板加熱ヒータ2
上には、アルミニウム、ニッケル等の熱伝導率の優れた
金属よりなる高熱伝導体3が載置されている。この高熱
伝導体3は塊(バルク)状をなし、その内部には複数の
空洞4(体積:V1)が形成されている。そして、空洞
41〜45は細管91〜95(体積:V2)を介して微
差圧計51〜53に連結(連通)されている。細管91
〜95は、耐熱性および気密性に優れた石英、チタン等
により構成されている。また、細管91〜95は互いに
接触し合いながら、後述する主配管8内部に配設されて
いる。
【0031】微差圧計51〜53等はそれぞれ2つのポ
ートを備え、微差圧計51〜53等のそれぞれの一方の
ポートは細管93を介して空洞43に連結(連通)され
ている。そして、微差圧計51〜53等のそれぞれの他
方のポートは、細管91、92、94等を介して空洞4
1、42、44等に連結(連通)されている。したがっ
て、各微差圧計51〜53は、空洞43の圧力に対する
他の空洞41、42、44等の圧力の差を測定可能なも
のである。
【0032】空洞41〜45に連結された細管91〜9
5は、バルブAV1〜AV3を介して圧力計6に連結さ
れている。この圧力計6は、それぞれの細管91〜95
の絶対圧力を監視するためのものである。圧力供給ライ
ン7は、バルブAV0を介して複数の細管91〜95に
連結されている。したがって、圧力供給ライン7内を加
圧または減圧することにより、細管91〜95内を所定
の圧力に設定することが可能である。算出手段100
は、マイクロコンピュータ等によりなり、微差圧計51
〜53の計測結果に基づき、基板加熱ヒータ2の各部の
温度を算出するためのものである。
【0033】図2は、図1中における主配管8の断面図
である。主配管8内部には空洞41〜45から微差圧計
51〜53に至る細管91〜95が挿通している。ま
た、主配管8内壁と細管91〜95との間隙は熱伝導特
性の良好な液体81で満たされている。これにより、細
管91〜95を略一定の温度に保つことができ、それぞ
れの細管の温度差を1℃以下に抑えることが可能とな
る。
【0034】なお、空洞41〜45の体積V1に比べて
細管91〜95の体積V2を小さくすることにより、細
管91〜95の温度変動が空洞41〜45内の圧力に与
える影響を少なくすることができる。すなわち、主配管
9の温度が変動したとしても微差圧計51〜53および
空洞41〜45における圧力変動を極力抑えることが可
能となる。したがって、空洞41〜45の体積V1と細
管91〜95の体積V2との比率V2/V1を、0.0
1以下に設定することが望ましい。
【0035】続いて、本実施例に係る温度モニタの作用
を説明する。
【0036】反応室1内の温度を初期温度(昇温前温
度:例えば20℃)から400℃まで昇温し、昇温後の
基板加熱ヒータ2表面の温度分布を測定するまでの手順
を以下に説明する。なお、初期温度20℃において、基
板加熱ヒータ2表面の各部の温度差が0℃であるとす
る。
【0037】先ず、初期温度(20℃)において、真空
ポンプ1aを用いて反応室1内を真空排気する。そし
て、バルブAV0〜AV3を開けて、圧力計6が100Tor
r(13332Pa)となるよう圧力供給ライン7内の圧力を調
整する。微圧差計51〜53が0Torr(0pa)を指し示し
ていることを確認した上で、基板加熱ヒータ2を所要温
度T℃まで加熱する。これにより、高熱伝導体3が昇温
し、空洞41〜45内のガスが熱膨張する。このときの
空洞43内の圧力を細管93を介して圧力計6(PG
1)により測定する。圧力計6が230Torrを指し示した
とすると、シャルルの法則より以下の関係式が成り立
つ。 100.00/(273.15+20.00)=230.00/(273.15+T)・・・式A この関係式に基づき、T=401.10℃を求めることができ
る。この温度(基準温度)は、基板加熱ヒータ2表面の
基準点A、すなわち空洞43における温度である。
【0038】次に、基準点Aの温度と、基板加熱ヒータ
2表面の各部の温度との差を測定する。基準位置Aと、
それよりも外側に位置する点Bとの温度差は、空洞43
および空洞44の圧力差として測定できる。例えば、差
圧計53により検出された、空洞43および空洞44の
差圧が0.10Torr(13.332Pa)であったとする。この場
合、下式により、基準温度(401.10℃)からの温度差Δ
T=0.29℃を算出することができる。 230.00/(273.15+401.10)=230.10/(273.15+401.10+ΔT)・・・式B
【0039】この方法にて微差圧計で最大差圧10Torr
(1333.2Pa)まで測定可能な微差圧計を用いれば、最大
温度差29℃ので測定可能である。また、一般の微差圧
計の測定精度は一般には0.15%程度である。細管91〜
95等の影響が無視できるとすれば、微差圧計の測定精
度を温度の測定精度に換算した値は、約0.05℃となる。
したがって、本実施例によれば、熱電対を用いた従来の
温度モニタに比べて極めて高精度の温度測定を行うこと
が可能となる。なお、上述した式Aおよび式Bの演算
は、算出手段100を用いて行うことが可能である。
【0040】次に、図3を参照しながら、細管が測定精
度に及ぼす影響について述べる。例えば、空洞31が4
00℃、細管32が20℃に保たれているとする。ま
た、各部の気体の温度は、外からの熱エネルギーの供給
により一定に保たれているとする。空洞31内の空間と
細管32内の空間とは連続しているため、空洞31内の
圧力と細管32内の圧力とは同一となる。これらの事項
を考慮に入れて以下に細管32が測定精度に及ぼす影響
を考察する。
【0041】(1)図3においてT1=T2=Tr(室
温)とした場合に、理想気体の状態方程式より、下式1
が成り立つ。 Pr(V1+V2)=nRTr(Pr=室温での圧力(Pa)R:気体
定数、n:気体モル数) ・・・式1
【0042】(2)図3においてT1を設定温度まで上
昇させた場合、以下の式2、式3が成り立つ。 RV1=n1RT1・・・式2 RV2=n2RT2(n=n1+n2)・・・式3
【0043】(3)式2および式3を式1へ代入するこ
とにより、 Pr(V1+V2)=P(V1/T1+V2/T2)Tr・・・式4 が求められる。
【0044】(4)式4において、T2→T2+ΔTの
ときP→P+ΔPとした場合の式を式5とし、式5−式
4=P(V2/T2-V2/(T2+ΔT))-ΔP(V1/T1+V2/(T2+ΔT))=0・
・・式6を求める。
【0045】(5)式6を変形し、ΔP/P=CΔT/T2/(C+T
2+ΔT) (C=V2T1/V1は定数)・・・式7を得る。
【0046】(6)式7において、T1=673.15K、T2=2
93.15K、ΔT=1.0Kとおき、ΔP(P:細管内圧力(Pa))
と、体積比(V2/V1)との関係を図4に示す。
【0047】図4において、V2/V1の値を0.01
以下とした場合、細管32内の圧力によらず誤差差圧
(細管相互の温度差によって生じる圧力差)の影響が少
なくなることが確認できる。本実施例において、V2/
V1=0.01、管内圧力P=230Torr(30663.6Pa)を設
定し、細管相互の温度差が最大1℃とすれば誤差圧は以
下のように表わされる。
【0048】式7よりΔP=6.7315×1.0×30663.6/293.1
5/(6.7315+293.15+1.0) (C=6.7315)が得られ、この式よ
り誤差圧はΔP=2.3391Pa=0.0175Torrとなる。400℃
に昇温した状態で基板加熱ヒータ2の表面温度差を測定
したとする。上記誤差圧を温度に換算すると、0.05
℃程度の温度誤差が得られる。したがって、細管32が
測定温度に与える誤差は、0.05℃程度となる。ま
た、細管32の温度変化が生じたとしても、細管32は
液体1が封入された主配管8内に配設されているため、
それぞれの細管32の温度は均等に変化する。したがっ
て、細管32の相互の温度差は1℃以下になるものと考
えられる。
【0049】続いて、図5を参照しながら本発明の第2
実施例に係る温度モニタを説明する。同図の(A)は、
上述した第1実施例に係る高熱伝導体3の断面図であ
り、同図の(B)は、本実施例に係る高熱伝導体300
の断面図である。空洞401の下部に凹凸を形成し、空
洞401下部の表面積を増大させる。これにより、基板
加熱ヒータ2と、空洞401内の気体との熱伝導率を大
きくすることができ、測定精度の向上を図ることが可能
となる。また、隣接し合う空洞401間に断熱物質10
を設けることにより、隣接し合う空洞401間の熱伝導
を防止することができる。これにより、隣接し合う空洞
401同士の影響を抑えながら、基板加熱ヒータ2各部
の温度を正確に測定することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、そ
れぞれの空洞内の圧力差を測定することにより、被測定
対象物の温度分布を精度よく測定することが可能であ
る。例えば、上述した実施例の条件によれば、0.05℃の
精度での温度測定が可能である。また、気体の圧力は、
温度に対して線形に変化するため(シャルルの法則)、
広範囲の測定温度において高精度の温度測定を行うこと
ができる。したがって、熱電対を用いた従来の温度セン
サのように、測定温度範囲に応じて熱電対を交換する必
要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る温度モニタの構成図
である。
【図2】本発明の第1実施例に係る主配管の断面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例に係る細管が測定温度に与
える影響を説明するための図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る細管が測定温度に与
える影響を説明するためのグラフである。
【図5】本発明の第2実施例にかかる温度モニタを説明
するための図である。
【図6】従来の温度モニタの構成図である。
【符号の説明】
1 反応室 2 基板加熱ヒータ 3 高熱伝導体 41〜45 空洞 51〜53 微差圧計 6 圧力計 7 圧力供給ライン 8 主配管 91〜95 細管 10 断熱物質 11 熱電対 12 半導体基板 13 補償導線 100 算出手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を載置する基板加熱ヒータに
    取り付けられ該基板加熱ヒータ上の温度分布を測定する
    温度モニタにおいて、 上記基板加熱ヒータ上の温度被測定位置に対応する複数
    の互いに独立した空洞を有し、高熱伝導率材料で形成さ
    れた容器と、 上記複数の空洞に並列に接続された入力孔を有し、上記
    複数の空洞の内の1つに対する他の空洞の圧力差を測定
    する差圧計とを備えたことを特徴とする 温度モニタ。
  2. 【請求項2】上記差圧計の測定結果に基づき温度差を算
    出する算出手段と更に備えた請求項1項記載の温度モニ
  3. 【請求項3】上記複数の空洞と上記入力孔とは複数の細
    管で連結されている請求項1記載の温度モニタ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の細管は、液体が封入され
    た主配管内部に配設されていることを特徴とする温度モ
    ニタ。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の細管は、他の細管と接触
    していることを特徴とする温度モニタ。
  6. 【請求項6】請求項3に記載の細管は、その内容積が、
    空洞の内容積の1/100以下であるとこを特徴とする
    温度モニタ。
  7. 【請求項7】請求項2に記載の算出手段は、以下の処理
    を行うことにより、圧力差を温度差に変換することを特
    徴とする温度モニタであり、 (1)初期温度T ゜Cにおける一の空洞内の気圧がP
    Torrとなるよう、当該一の空洞内の気体の圧力を
    調整する、 (2)当該一の空洞内の気圧がP Torrであったと
    すると、 /(273.15+T )=P /(273.15+T の式により、当該一の空洞の温度T ゜Cを算出する、 (3)当該一の空洞内の気圧と、他の空洞内の気圧との
    差が△Pであったとすると、 /(273.15+T )=P +ΔP/(273.15+T +ΔT) の式より、当該一の空洞に対する、当該他の空洞の温度
    差ΔTを算出する。
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