JP2588790B2 - 複合型流量計 - Google Patents
複合型流量計Info
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- JP2588790B2 JP2588790B2 JP2230615A JP23061590A JP2588790B2 JP 2588790 B2 JP2588790 B2 JP 2588790B2 JP 2230615 A JP2230615 A JP 2230615A JP 23061590 A JP23061590 A JP 23061590A JP 2588790 B2 JP2588790 B2 JP 2588790B2
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- gas
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- flow sensor
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Description
フローセンサともいう)等の第1の流量計と大流量を測
定するカルマン流量計等の第2の流量計を組み合わせた
複合型流量計に関し、特にガスリーク検知機能をもつガ
スメータに関するものである。
るマイクロコンピュータ(以下マイコンと略す)を搭載
し、このマイコンには模式的のガスが設計された流量分
通過したとき1パルスの流量信号が入力されるようにな
っている。例えば、3号メータの場合、約0.9のガス
体積分通過すると1パルスの信号が入力される。このよ
うな構成でガス管のリークを検知するために、下記の方
法をとっていた。
次のパルスがまた1時間以内に1パルス入力されるよう
な状態が30日間連続して継続した場合、リークと判定す
るものである。
は、(1)リークを検出するまでに30日間も必要とす
る。また、(2)この(1)のため、通常の家庭でのガ
ス使用状態では、実際にガスリークが生じていても、事
実上ガスリークを検出できない、という問題点があっ
た。
は、微少流量を瞬時に測定可能なフローセンサ等の流量
計を用いて、きわめて短時間にかつ確実にガスリークを
検出できる複合型流量計を提供することにある。
は、被測定ガスの小流量を測定するフローセンサ1と、
被測定ガスの大流量を測定するガス流量計2と、フロー
センサおよびガス流量計の上流側に設置されてその流路
を開閉可能な遮断弁3と、フローセンサおよびガス流量
計からの流量信号を入力して流量を計測するとともに、
その流量状態から判断して遮断弁の開閉を制御し、フロ
ーセンサの出力変化によってリーク検知を行なうマイク
ロコンピュータ4とを備え、このマイクロコンピュータ
4は、遮断弁が閉じたときのフローセンサの検出流量の
時間に対する下降傾きからガスのリークの有無を検知
し、遮断弁が閉じているときにフローセンサの検出流量
が時間に対して上昇傾きを示したときは遮断弁が開くも
のである。
検出時間の時間に対する変化がないときはフローセンサ
の異常と判断するものである。
の微少流量を測定可能なフローセンサ等を用いて、ガス
リークをきわめて短時間に検出でき、さらに通常の家庭
のガス使用状況においても確実にガスリークの検知可能
とする。
する。
なブロック構成図である。図において、1は小流量を測
定する第1の流量計としてのフローセンサ、2は大流量
を測定する第2の流量計としてのカルマン流量計、3は
これらフローセンサ1とカルマン流量計2が管路5に直
列に配設された流路の上流側に設置されてその流量を開
閉可能なガス用の遮断弁、4は各フローセンサ1,カルマ
ン流量計2からの流量信号を入力して流量を計測し、そ
の流量状態から判断して遮断弁3の開閉を制御するとと
もに、フローセンサ1の出力変化によってリーク検知を
行なうマイコンであり、これらフローセンサ1,カルマン
流量計2,遮断弁3及びマイコン4によりガスメータ11を
構成している。
シリコンなどの基台上に発熱用のヒータと該ヒータを挟
んで両側に独立して配置された上流及び下流側感温抵抗
からなり、発熱ヒータをオンしたとき、被測定ガスの流
れがあると上流側感温抵抗は冷却されて抵抗値が減少す
るのに対し、下流側感温抵抗は加熱されて抵抗値が増加
することを利用し、その差が流量に比例した特性をもっ
ている。そしてこのフローセンサ1は、例えば0.24/h
程度の微少流量の分解能をもつものが得られている。
する。
とき、第2図の時点Pにおいて遮断弁3を閉にすると、
ガスメータ11より下流bにリークがあると第2図の曲線
Iのように流量は徐々に低下し始める。また、ガスリー
クがなければ遮断弁3を閉にした瞬間、ガスの移動が止
まるため、フローセンサ1の出力は、第2図の曲線IIに
示すように瞬時に零となる。このため、マイコン4は、
これら曲線IとIIの状態でその傾きをフローセンサ1の
出力信号から求め、それを判断することによりガスリー
クの有無を確実に検知できる。
家庭に不都合が生じる。そこで、第2図の時点Qにおい
てガス使用開始が始まったとすると、流量は第2図に示
すように内部圧が減少することで流量が発生する。この
ため、これをフローセンサ1で検出することでマイコン
4は遮断弁3を開にし、実使用上、フローセンサ1の出
力信号から前述した遮断弁3の閉時と同様にガスリーク
検知を行っても問題とならないようにできる。
時点Pにおいて遮断弁3を閉じてもフローセンサ1の出
力が変わらなければ、流量がないのにセンサ出力が出て
いるため、センサの異常とするか、また零点変動とみな
してセンサを校正するかの処理ができる。
量の分解能をもつフローセンサ1を用い、このフローセ
ンサ1からの入力が流量1.5〜3/hのとき遮断弁3を
閉としてガスリークがあれば、そのフローセンサ1の出
力が徐々に低下していくことを監視することにより(第
2図の曲線I)、きわめて短時間にガスリークを検出で
きる。また、同じく遮断弁3を閉とし、ガスリークがな
ければフローセンサ1の出力は瞬時に零となる(第2図
の曲線II)。その後、家庭のガス使用があればフローセ
ンサ1の出力が生じ、この変化から遮断弁3を開にする
ことで、家庭のガス使用に差支えなくリークチェックを
行なうことができる。また、前記ガスリーク検知時にお
いて、遮断弁3を閉にしてもフローセンサ1の出力が変
わらなけば(第2図の曲線III)、フローセンサ1のド
リフトと捉えセンサ異常をチェックできるという派生効
果も得られる。
用いたが、これに限らず小流量を迅速に測定可能なもの
であればよい。また、大流量の測定は、カルマン流量計
の他にフルイデック流量計等において代用しても可能で
ある。
に測定可能なフローセンサと大流量を測定するガス流量
計からの流量信号をマイコンに入力し、その流量を計測
するとともに、この流量状態から判断して遮断弁の開閉
を制御し、前記フローセンサの出力変化によってリーク
検知を行なうことにより、きわめて短時間にガスリーク
を検出することができ、かつ通常の家庭のガス使用状況
においても確実にガスリーク検知が可能となり、実用上
の効果は頗る大である。
ブロック構成図、第2図は上記実施例の動作説明に供す
るグラフである。 1……フローセンサ、2……カルマン流量計、3……遮
断弁、4……マイコン(マイクロコンピュータ)、5…
…管路。
Claims (2)
- 【請求項1】被測定ガスの小流量を測定するフローセン
サと、 前記被測定ガスの大流量を測定するガス流量計と、 前記フローセンサおよびガス流量計の上流側に設置され
てその流路を開閉可能な遮断弁と、 前記フローセンサおよびガス流量計からの流量信号を入
力して流量を計測するとともに、その流量状態から判断
して前記遮断弁の開閉を制御し、前記フローセンサの出
力変化によってリーク検知を行なうマイクロコンピュー
タと、 を備え、 前記マイクロコンピュータは、前記遮断弁が閉じたとき
の前記フローセンサの検出流量の時間に対する下降傾き
から前記ガスのリークの有無を検知するとともに、前記
遮断弁が閉じているときに前記フローセンサの検出流量
が時間に対して上昇傾きを示したときは前記遮断弁が開
く ことを特徴とする複合型流量計。 - 【請求項2】被測定ガスの小流量を測定するフローセン
サと、 前記被測定ガスの大流量を測定するガス流量計と、 前記フローセンサおよびガス流量計の上流側に設置され
てその流路を開閉可能な遮断弁と、 前記フローセンサおよびガス流量計からの流量信号を入
力して流量を計測するとともに、その流量状態から判断
して前記遮断弁の開閉を制御し、前記フローセンサの出
力変化によってリーク検知を行なうマイクロコンピュー
タと、 を備え、 前記マイクロコンピュータは、 前記遮断弁が閉じたときの前記フローセンサの検出流量
の時間に対する下降傾きから前記ガスのリークの有無を
検知し、 前記遮断弁が閉じているときに前記フローセンサの検出
流量が時間に対して上昇傾きを示したときは前記遮断弁
を開き、 前記遮断弁を閉じたときに前記フローセンサの検出流量
の時間に対する変化がないときは前記フローセンサの異
常と判断する ことを特徴とする複合型流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2230615A JP2588790B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | 複合型流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2230615A JP2588790B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | 複合型流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113227A JPH04113227A (ja) | 1992-04-14 |
JP2588790B2 true JP2588790B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=16910543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2230615A Expired - Fee Related JP2588790B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | 複合型流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588790B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0781896B2 (ja) * | 1986-02-03 | 1995-09-06 | 株式会社日立製作所 | 計量検出装置 |
JPH0198928A (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-17 | Toho Gas Co Ltd | 漏水検出機能付給水メータ |
-
1990
- 1990-09-03 JP JP2230615A patent/JP2588790B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04113227A (ja) | 1992-04-14 |
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