JPH08137642A - フォントサービスシステム、フォントサーバ管理装置、フォントサーバ及びフォント管理方法 - Google Patents

フォントサービスシステム、フォントサーバ管理装置、フォントサーバ及びフォント管理方法

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Publication number
JPH08137642A
JPH08137642A JP6084113A JP8411394A JPH08137642A JP H08137642 A JPH08137642 A JP H08137642A JP 6084113 A JP6084113 A JP 6084113A JP 8411394 A JP8411394 A JP 8411394A JP H08137642 A JPH08137642 A JP H08137642A
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font data
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Application number
JP6084113A
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English (en)
Inventor
Hirosuke Kurashige
宏輔 倉繁
Masao Yamada
政雄 山田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH08137642A publication Critical patent/JPH08137642A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォントサービスシステム、フォントサーバ
管理装置、フォントサーバ及びフォント管理方法に於
て、安定性、安全性の一層の強化、フォントサーバ、ネ
ットワークへの負荷の一層の軽減を図る。 【構成】 (1)複数のフォントサーバを備えたフォン
トサービスシステムに於て、例えばフォントサーバ管理
装置が所定時間間隔で各フォントサーバに問合せをして
それらが保持しているフォントの名称等のデータを取
得。例えばそれが1台のフォントサーバでしか保持され
ていないなど、所定の管理基準に適合しない状態にある
ときは、例えばフォントの保持数が一番少ないフォント
サーバへ、当該フォントの複写、移動等を実施し、同じ
フォントを複数のフォントサーバで保持。(2)特定の
クライアントからアクセスが頻繁に行なわれる場合、そ
のフォントデータを当該アクセスして来るクライアント
のローカルに移動。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォントサービスシス
テム、フォントサーバ管理装置、フォントサーバ及びフ
ォント管理方法に関し、詳しくは、これらに於けるフォ
ントデータの保持形態の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードウェア、ソフトウェアの発達に伴
って、コンピュータシステムのマルチフォント化が進ん
でいる(マルチフォント化=書体、サイズが異なる複数
のフォントデータの使用を可能にすること。ビットマッ
プで表現されるものは、同じ書体でもサイズ毎に用意す
る必要がある。)。特開平2−58094号公報、或い
は特開平2−71323号公報には、ワークステーショ
ンやプリンタが接続された通信回線上で、このマルチフ
ォントを実現する為のシステム(フォントサービスシス
テム)が示されている(以下通信回線を「ネットワー
ク」という)。前者の特開平2−58094号公報に
は、フォントサービスシステムの基本的構成が示されて
いる。このシステムでは、ネットワーク上に1台のフォ
ントサーバ(公報では「文字データ管理装置」)が配置
され、ここにネットワークで使用する全てのフォントデ
ータが格納されていて、各クライアント(公報では「文
字出力装置」)がこれを共同使用する。
【0003】後者の特開平2−71323号公報には、
各フォントデータをネットワーク上の各コンピュータに
分散配置し、マルチフォント化を実現する構成が示され
ている。このシステムでは、ある書体或いは、ある文字
サイズのフォントデータが必要になったら、各コンピュ
ータが、先ず自己が保有しているフォントデータの中に
そのフォントデータが存在するか否かを検査し、無いと
きは、他のコンピュータに問い合せて、それを保有して
いるコンピュータから当該フォントデータの供給を受け
る。なおこの公報に示される各コンピュータは、お互い
にフォントサーバとなり、クライアントとなる。本発明
の第3実施例、第4実施例でも、これと同様の構成をと
り、1台のワークステーション上にフォントサーバとク
ライアントとを配置する。このような両方の性質を兼ね
備えるものについて、「フォントサーバ又はワークステ
ーション等の上のフォントサーバ」と言ったり、「クラ
イアント又はワークステーション等の上のクライアン
ト」と言ったりするのは冗長である。そこで本明細書に
於ては、「フォントサーバ」或いは「クライアント」の
語には、それだけが単独の装置とされている「フォント
サーバ」或いは「クライアント」のほかに、このような
「ワークステーション等の同じ装置上に構築されるフォ
ントサーバやクライアント」も含まれるものとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アウトラインにしろビ
ットマップにしろ、フォントデータはそのデータ量が非
常に大きい。マルチフォント化は今後益々進行していく
と考えられるから、システム全体で保有するフォントデ
ータの数、全体のデータ量も更に増加して行くものと思
われる。前者の特開平2−58094号公報記載のシス
テムでは、1台でシステム全体の面倒を見ている。この
構成では、そこに負荷が集中してしまう。この為、デー
タ量が増えるに従って装置自体に無理が掛かるようにな
り、また応答速度も下がって行ってしまう。後者の特開
平2−71323号公報記載のシステムでは、フォント
データが各フォントサーバに分散して保持されている。
従ってこのシステムでは、見掛け上は負荷の集中が起こ
らない。しかしフォントデータには、頻繁に利用される
ものとそうでないものとがある。この為、実際には、こ
の後者の公報記載のシステムでも負荷の集中が起こり、
応答速度の低下等を来す。
【0005】またコンピュータシステム、ネットワーク
システムの一般的課題として、安定性、安全性の強化
や、装置、システムへの負荷の軽減がある。上記従来の
システムはこの点でも不十分なところがある。即ち従来
のシステムでは、フォントサーバがダウンしたり、ネッ
トワークから切り離されたりすると、そのフォントデー
タは供給出来なくなる。また、前述のとおりフォントデ
ータはその量が多いから、コンピュータ、プリンタ等の
接続数が増えるに従い、フォントデータ転送によるネッ
トワークへの負荷が大きくなる。
【0006】本発明の目的は、これら従来技術の欠点を
解消し、フォントサービスシステム、フォントサーバ管
理装置、フォントサーバ及びフォント管理方法に於て、
安定性、安全性の一層の強化、或いはフォントサーバ、
ネットワークへの負荷の一層の軽減を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1のフォントサービスシステムでは、あるフォント
サーバが保持するフォントデータを別のフォントサーバ
に複製或いは移動する処理手段を備える。請求項2のフ
ォントサービスシステムでは、フォントサーバが、その
フォントデータベースに保持するフォントデータの名称
を通知する通知手段と、他のフォントサーバにフォント
データを送信する送信手段と、他のフォントサーバから
送信されて来たフォントデータをそのフォントデータベ
ースに追加する追加手段とを含み、フォントサーバ管理
装置が、各フォントサーバのフォントデータの保持状態
又は使用状態を検査する検査手段と、該検査結果に基い
て、複製或いは移動すべきフォントデータとそれを受け
取るべきフォントサーバとを決定する変更内容決定手段
と、前記決定に応じて当該フォントサーバにフォントデ
ータの複製或いは移動を指示する指示手段とを含む。請
求項3のフォントサーバでは、自己のフォントデータベ
ースに保持するフォントデータの名称を通知する通知手
段と、他のフォントサーバにフォントデータを送信する
送信手段と、他のフォントサーバから送信されて来たフ
ォントデータをそのフォントデータベースに追加する追
加手段とを含む。
【0008】請求項4のフォントサーバ管理装置では、
各フォントサーバのフォントデータの保持状態又は使用
状態を検査する検査手段と、該検査結果に基いて、複製
或いは移動すべきフォントデータとそれを受け取るべき
フォントサーバとを決定する変更内容決定手段と、前記
決定に応じて当該フォントサーバにフォントデータの複
製或いは移動を指示する指示手段とを含む。請求項5の
フォントサービスシステムでは、フォントサーバが、そ
のフォントデータベースに保持するフォントデータの名
称を通知する通知手段と、他のフォントサーバにフォン
トデータを送信する送信手段と、他のフォントサーバか
ら送信されて来たフォントデータをそのフォントデータ
ベースに追加する追加手段と、各フォントサーバのフォ
ントデータの保持状態又は使用状態を検査する検査手段
と、該検査結果に基いて、複製或いは移動すべきフォン
トデータとそれを受け取るべきフォントサーバとを決定
する変更内容決定手段と、前記決定に応じてフォントデ
ータの複製或いは移動を指示する指示手段とを含む。
【0009】請求項6のフォントサーバでは、そのフォ
ントデータベースに保持するフォントデータの名称を通
知する通知手段と、他のフォントサーバにフォントデー
タを送信する送信手段と、他のフォントサーバから送信
されて来たフォントデータをそのフォントデータベース
に追加する追加手段と、各フォントサーバのフォントデ
ータの保持状態又は使用状態を検査する検査手段と、該
検査結果に基いて、複製或いは移動すべきフォントデー
タとそれを受け取るべきフォントサーバとを決定する変
更内容決定手段と、前記決定に応じてフォントデータの
複製或いは移動を指示する指示手段とを含む。請求項7
のフォント管理方法では、各フォントサーバのフォント
データの保持状態又は使用状態を検査し、該検査結果に
基いて、複製或いは移動すべきフォントデータとそれを
受け取るべきフォントサーバとを決定し、前記決定に応
じてフォントデータの複製或いは移動を実行する。
【0010】
【作用】請求項1のフォントサービスシステムに於て、
処理手段は、あるフォントサーバが保持するフォントデ
ータを別のフォントサーバへ複製或いは移動する処理を
実行する。この処理は、例えば下記のような状態のとき
実行される。 (1)例えば1時間に1回のチェックで、ある書体のフ
ォントデータが何れか1台のフォントサーバでしか保持
されていなかった状態にあった場合。この場合は別のフ
ォントサーバにそのフォントデータを複製する処理が実
行される。この処理により、あるフォントサーバが、突
然ダウンしたり或いはネットワークから切り離された場
合でも、そこから供給されていたものと同じフォントデ
ータが、別のフォントサーバから供給されるようにな
り、システムの安定性、安全性が一層向上する。 (2)例えば1時間に1回のその間のアクセス回数のチ
ェックに於て、あるフォントデータに対して、あるクラ
イアントから例えば10回以上アクセスが行なわれてい
た場合。この場合は、例えば該頻繁にアクセスしたクラ
イアントと同じワークステーション上に構築されている
フォントサーバに、このフォントデータが移動される。
この処理により、該頻繁にアクセスをしたクライアント
は、それ以後、自己のローカルのフォントサーバをアク
セスすることとなり、ネットワークに対する負荷が軽減
される。
【0011】請求項2のフォントサービスシステムで
は、フォントサーバとは別に、これらを管理する為のフ
ォントサーバ管理装置が設けられる。このフォントサー
バ管理装置には、検査手段と、変更内容決定手段と、指
示手段とが配置される。そして先ず検査手段が、前述し
たのと同様に、例えば1時間に1回、各フォントサーバ
に対して、それが保持しているフォントデータの名称或
いは使用実績を問い合せる。各フォントサーバには通知
手段と、送信手段と、追加手段とが配置される。そして
この中の通知手段が、前記問い合せに応動して、自己の
フォントデータベースに保持しているフォントデータの
名称或いは使用実績を通知する。なお問い合せとは関係
なく、通知手段の方から定期的に通知するようにしても
良い。フォントデータのバージョンアップ等で保持状態
が変化したときに、通知手段の方から通知するというよ
うな実施形態も考えられる。
【0012】検査手段は、これら通知されて来たデータ
の集計等を行ない、各フォントデータの保持状態又は使
用状態を明らかにする。変更内容決定手段は、これら状
態に基いて、複写或いは移動の対象となるフォントデー
タと、それを受け取るべきフォントサーバとを決定す
る。例えば複写又は移動の対象となるフォントデータ
は、何れかのフォントサーバに新たに追加された為に、
ネットワーク全体で1つしか存在しない、或いは、特定
のクライアントから所定回数以上のアクセスがあった、
というようなフォントデータである。また複写または移
動されるフォントデータを受け取るべきとされるのは、
例えば、ネットワーク内でフォントデータの保持数が一
番少ないフォントサーバ、或いは当該多数回アクセスを
したクライアントと同じワークステーション上にあるフ
ォントサーバである。
【0013】指示手段は、この決定に対応して、例えば
複製の場合にはそのフォントデータを保持しているフォ
ントサーバに対して指定したフォントサーバへのフォン
トデータの送信を指示し、移動の場合には、更に送信の
後のそのフォントデータの消去を指示する。指示を受け
たフォントサーバの送信手段は、指示されたフォントサ
ーバにフォントデータを送信する。移動であるときはそ
の後そのフォントデータを消去する。受け側フォントサ
ーバの追加手段は、送信されて来たフォントデータをそ
のフォントデータベースに追加する。請求項3のフォン
トサーバは、請求項2のフォントサービスシステムを構
成するもので、請求項2のフォントサーバと同様に作用
する。請求項4のフォントサーバ管理装置も請求項2の
フォントサービスシステムを構成するもので、請求項2
のフォントサーバ管理装置と同様に作用する。
【0014】請求項5のフォントサービスシステムで
は、フォントサーバ管理装置が無く、前記フォントサー
バ管理装置(請求項2、請求項4)が備えていた検査手
段、変更内容決定手段及び指示手段が各フォントサーバ
に配置される。このシステムでは、フォントサーバ同士
が、保持状態或いは使用状態を相互にチェックし合う。
このチェック結果に従って、前記フォントデータの複製
或いは移動が実行される。請求項6のフォントサーバ
は、この請求項5のフォントサービスシステムを構成す
るもので、請求項5のフォントサーバと同様に作用す
る。請求項7のフォント管理方法では、例えば定期的問
い合せによって各フォントサーバのフォントデータの保
持状態又は使用状態を検査する。この検査結果に基い
て、例えばシステムに1個しか保持されていないフォン
トデータを例えばフォントデータの保持数が一番少ない
ものに移動することを決定し、それを実行する。
【0015】
【実施例】以下本発明の詳細を図示実施例に基いて説明
する。図1〜図4に第1実施例を示す。この実施例は請
求項1〜請求項4、及び請求項7記載の各発明に於て、
フォントデータの保持状態を検査して、その複製処理を
する場合にあたり、特に請求項2〜請求項4の発明に於
てこれら処理をする場合にあたる。全体構成を図2に示
す。図に於てNWはネットワークである。MAはこれに
接続されたサーバ管理装置で、ネットワークNWに接続
されたフォントサーバFS1A〜FSlAのフォントデ
ータ保持状態を管理する。ここで「1〜l」はフォント
サーバFSの番号を表わす(図2には、FS1A〜FS
3Aのみ表示)。また「1〜l」の後の「A」は、それ
が第1実施例のものであることを表わす。なおこのよう
な符号の付し方は、以後説明する各構成、各実施例につ
いても同様とする。どの実施例のものかを表わす符号
は、上記第1実施例のものに対し符号「A」を付したの
を皮切りに、各実施例のものに対し、アルファベットの
各文字B、C、…を順に付すこととする。またこれら番
号「1〜l」、符号「A」は、個々のものを指すときな
ど、必要があるとき以外は省略する。以後説明する他の
各構成についても同様とする。C1A〜CmAは、クラ
イアントで、各フォントサーバFSにアクセスし、所望
のフォントデータを受け取って、ディスプレイ表示や印
刷出力に使用する。
【0016】サーバ管理装置MA、フォントサーバFS
の詳細を図1に示す(各フォントサーバFS1A〜FS
lAの構成は同じ)。サーバ管理装置MAはフォント保
持情報格納部11A、保持状態検査部12A、変更内容
決定部13A、及び処理指示部14Aを備える。フォン
ト保持情報格納部11Aには図3に例示したようなフォ
ント保持情報HDが格納されている。この情報HDは、
各フォントサーバFSが保持しているフォントデータの
名称、各フォントデータのシステム全体の保持数、及び
各フォントサーバFSのフォントデータ保持数が含まれ
ている。保持状態検査部12Aは、例えば1時間に1
回、半日に1回、或いは1日に1回というように、適宜
の間隔で、各フォントサーバFSに対して、それが保持
しているフォントデータの名称を問い合せる。問い合せ
の間隔は、システムの特性に応じて定める。但し、フォ
ントデータの追加や削除、バージョンアップといった処
置は、一般には、時たま行なわれる程度のものであるか
ら、この点だけを考えると、問い合せは、1週間に1回
でも、1月に1回でも構わないことになる。
【0017】しかし、この問い合せには、そのときの、
いわばリアルタイムのネットワークの状態を把握すると
いう目的もある。即ち、例えばあるフォントデータがフ
ォントサーバFS1AとFS2Aの双方のフォントデー
タベースDB1及びDB2に保持されていたとする。ス
タティックな状態だけを問題にするなら、これで少なく
とも2台のフォントサーバに同じフォントデータが保持
されているから、一応の危険分散は出来ていることにな
る。しかし一方のフォントサーバFS1A又はFS2A
が、故障やメンテナンスの為に、ある時点以後休止して
しまうということが起こり得る。この状態は危険分散が
出来ていない状態であり、これを避けるには、ほかの少
なくとも1台のフォントサーバFSに、このフォントデ
ータの複製を作成しておく必要がある。この為、保持状
態検査部12Aから各フォントサーバに対して行なう問
い合せは、システムの現在の状態の把握が出来、且つネ
ットワークや各フォントサーバFSへの負担にならない
範囲で、例えば1時間に1回というような時間間隔で実
行するのが好ましい。
【0018】各フォントサーバFSのフォント名通知部
26は、上記保持状態検査部12Aからの問い合せがあ
ると、自己のフォントデータベースDB1を検索し、そ
こに保持されている全てのフォントデータの名称を保持
状態検査部12Aに通知する。保持状態検査部12A
は、各フォントサーバのフォント名通知部26から通知
されて来たこれら情報に基いて、各フォントサーバFS
のフォントデータの保持状態を明らかにする。具体的に
は、各フォントサーバFS毎に、それが保持しているフ
ォントデータについてのフラグを立て(図3では○
印)、故障、メンテナンス等で、そこから返事が来ない
フォントサーバFSが保持していた各フォントデータに
ついてはそのフラグを下ろす。次いで、夫々のフォント
サーバFSのフォントデータの保持数と、各フォントデ
ータのシステム全体での保持数とを集計する。そしてこ
の値をフォント保持情報HDの夫々の箇所に書き込む。
なお保持状態検査部12Aが問い合せるのではなく、同
じような時間間隔で、各フォント名通知部26が、いわ
ば自発的に、自己が保持する全てのフォントデータの名
称を通知し、この通知を受けて保持状態検査部12Aが
フォント保持情報HDの内容を更新するようにしても良
い。更にフォントデータベースDBのフォントデータの
保持状態が変化したときに、同じくフォント名通知部2
6の方から保持状態検査部12へ通知が行なわれるよう
にしても良い。これは、例えばフォントデータの追加、
削除やバージョンアップを行なうブロック(不図示)
に、これらが終ったらフォント名通知部26を起動する
機能を付加しておくことで実現できる。
【0019】変更内容決定部13は、これらフォントデ
ータの保持状態に基いて、複写の対象となるフォントデ
ータと、それを受け取るべきフォントサーバFSとを決
定する。処理指示部14は、この決定に対応して、その
フォントデータを保持しているフォントサーバFSに対
し、指定されたフォントサーバFSへのフォントデータ
の送信を指示する。指示を受けたフォントサーバFSの
フォントデータ送信部24は、指定されたフォントデー
タをフォントデータベースDBから読み出し、指定され
たフォントサーバFSに送信する。受け側フォントサー
バFSのフォントデータ追加部25は、送信されて来た
フォントデータをそのフォントデータベースDBに追加
する。なお21はフォントデータ検索部で、各クライア
ントCから要求があったときフォントデータベースDB
を検索し、該当するものがあればそれをそのクライアン
トCに供給する。
【0020】図4を引用してこの第1実施例の動作を説
明する。先ず所定の時間間隔で保持状態検査部12Aが
各フォントサーバFSに保持しているフォント名を問い
合わせる。各フォントサーバFSのフォント名通知部2
6はこれに応動して前述のとおり自己が保持している全
てのフォントデータ名を保持状態検査部12Aに通知す
る(ステップS11。「ステップ」の語は以後省略)。
保持状態検査部12Aはこれら各フォントサーバFSか
ら通知されて来た情報を基に、前述のとおり各フォント
サーバFSのフォントデータの保持状態を明らかにし、
図3のフォント保持情報HDの内容を更新する(S1
2)。次に図3の最初のフォントデータ名「フォント
A」を変数FNに代入する(S13)。この第1実施例
では、システム全体で保持数が1つしかないフォントデ
ータを複写処理の対象とする。そしてこれをフォントデ
ータの保持数が一番少ないフォントサーバFSに複写す
る。この為、変更内容決定部13Aは、図3のフォント
Aについてのデータの、「システム全体の保持数」をア
クセスして、その値が「1以下」であるかを検査する
(S14)。ここでは「保持数=2」で、答は「N(い
いえ)」である。そこでS15→S16→S14を繰り
返し、「フォントB」、「フォントC」について、同様
の検査を繰り返す。
【0021】「フォントD」をFNに代入したとき、S
14の答が「Y(はい)」になる。変更内容決定部13
は、この「フォントD」をこのときの処理対象と決定す
る。処理指示部14Aは、この決定に対応して、図3の
フォント保持情報HDからこの「フォントD」を保持し
ているフォントサーバ「FS2A」を探し出す。処理指
示部14はこのフォントデータ名「フォントD」を変数
SN0に代入する(S17)。次にこのFN(フォント
D)を持っていないフォントサーバFSの中で、フォン
トデータの保持数が一番少ないものを探す。フォントD
を持っていないフォントサーバFSは、ここではFS1
AとFS3Aで(図3)、この中ではフォントサーバF
S3Aの方が保持フォント数が少ない。変更内容決定部
13Aは、フォントサーバFS3Aをこのときのフォン
トデータ「フォントD」を受け取るべきフォントサーバ
と決定し、変数SN1にそのフォントサーバ名「FS3
A」を代入する(S18)。
【0022】そして処理指示部14Aは、変数SN0の
フォントサーバ(=FS2A)に、そのFN(=フォン
トD)をSN1(=FS3A)に複写するよう指示を出
す(S19)。フォントサーバFS2Aのフォントデー
タ送信部24は、これに応動してフォントデータベース
DBから当該「フォントD」を読み出し、フォントサー
バFS3Aあて送信する。フォントサーバFS3Aのフ
ォントデータ追加部25はこれを受信して、そのフォン
トデータベースDB3にこれを格納する。次いで変更内
容決定部13Aは残りのフォントデータの有無を検査す
る(S15)。図3の例では、この「フォントD」が最
後である。処理を終る。
【0023】なおシステム全体で保持するフォントデー
タ数を、一律に「2」とせず、フォントデータの利用
度、重要度等に応じ、フォントデータ毎にシステム全体
で保持する数が異なるようにしても良い。例えばネット
ワークNWに接続されているクライアントCの数が多け
れば、2台のフォントサーバFSに保持させるだけでは
需要に応じ切れないかも知れない。また、標準の字体の
ものと、そうでないものとでは、使用頻度に差が出ると
いうことも十分あり得る。このような場合に好適な変形
例を図5、図6に示す。なお図5、図6に示す部分以外
は第1実施例と同じである。この変形例では、各フォン
トデータ毎のシステム全体で保持すべき数が基準保持数
として、保持情報HDxの中に設定されている。そして
これが、図6のS14xで、「FNの設置数がこの基準
設置数以下であるか否か」という形でチェックされ、答
が「Y」となったフォントデータについては、これが
「N」になる迄、S17〜S19の処理が繰り返され
る。この結果、例えば図5の「フォントB」は、3台の
フォントサーバFSで保持される状態になる迄、複写処
理が実行される。
【0024】第2実施例を図7に示す。この実施例は請
求項1、請求項5〜請求項7記載の発明に於て、フォン
トデータの保持状態を検査して、その複製をする場合に
あたる。先に説明した第1実施例は、特に請求項2〜請
求項4の発明を意識したもので、図2に示すとおり、サ
ーバ管理装置MAを、フォントサーバFSとは別に設置
して、これに図4に示す各処理を実行させていた。この
第2実施例では、サーバ管理装置MAを設けない。サー
バ管理装置MAに配置されていた各構成は、ここでは各
フォントサーバFS1B〜FSlBに配置される(サー
バ管理装置MAに配置されていた各構成=図7のフォン
ト保持情報格納部11B、保持状態検査部12B、変更
内容決定部13B、処理指示部14B)。そしてこれら
各部11B〜14Bは、配置場所が変更されただけで、
第1実施例の各部11A〜14Aと同じ処理を実行す
る。またこの実施例のフォントサーバFS1B〜FSl
Bの各部21〜26は、第1実施例と全く同じ処理をす
る(これらについては実施例の区別を示す符号(A、
B、…)も付さないこととする)。第2実施例の内容は
以上のとおりである。第1実施例と同じように例を挙げ
て説明しても紙面が無駄なので、これ以上の詳細な説明
は行なわない。
【0025】この第2実施例では、各フォントサーバF
Sが相互にチェックし合う。従ってフォントサーバFS
1B〜FSlBが故障やメンテナンスで何台稼働してい
なかったとしても、システムのフォントデータの保持状
態は適切に管理される。尤もこの点は、第1実施例に於
てサーバ管理装置MAを例えば2台とすることで容易に
解決出来る。また第1実施例のフォントサーバFSの一
つを、第2実施例タイプのフォントサーバFSに置き換
える、即ち第1実施例と第2実施例とのあいの子のシス
テムとすることで、第1実施例のサーバ管理装置MAの
ダウン等は十分カバーされる。又そもそもフォントデー
タの保持状態の検査は、1時間に1回とか、半日に1回
とかいうレベルで行なわれるものである。従ってここ迄
厳密に考えなくても、第1実施例の儘で十分に所期の目
的を達成できる。
【0026】第3実施例を図8〜図16に示す。この実
施例は請求項1〜請求項4、請求項7記載の発明に於
て、フォントデータの使用実績を検査して、その移動等
をする場合にあたり、特に請求項2〜請求項4の発明に
於てこの処理をする場合にあたる。この実施例では、各
ワークステーションWSが、フォントデータを分担して
保持する。即ち特開平2−71323号公報記載の従来
技術と同様、一つのワークステーションWSに、フォン
トサーバFSと、クライアントCが一緒に設けられる
(図8)。そしてこれらのフォントサーバFSを管理す
る為のサーバ管理装置MCが、これらWSとは別に設け
られる(図8)。
【0027】サーバ管理装置MC、フォントサーバFS
1C〜FSlC、クライアントC1C〜CmCの基本構
成は、夫々第1実施例のサーバ管理装置MA、フォント
サーバFS1A〜FSlA、クライアントC1A〜Cm
Aと同じである(図9)。ただこの第3実施例では、各
フォントデータの使用実績(図10、図12、図14)
に着目し、特定のクライアントCによる使用実績が所定
回数(ここでは10回)を超えたら、そのフォントデー
タを、その特定のクライアントCのフォントサーバFS
に移動する。この為、この第3実施例のサーバ管理装置
MC及びフォントサーバFSの構成は、図9のように一
部が変更されている。即ち28は使用情報保持部で、例
えばフォントサーバFS1Cの使用情報保持部28は、
図10に示す使用情報UD1の部分を保持しており、同
様に、フォントサーバFS2Cのそれは図10のUD
2、フォントサーバFS3Cのそれは図10のUD3、
…、フォントサーバFSlCのそれは図10のUDlと
いうように、夫々の使用情報保持部28が夫々の使用情
報UD(1〜l)を保持している。従って図10は、そ
の全体で、サーバ管理装置15Cに格納されている全体
の使用情報を表わしていると共に、各フォントサーバF
Sの使用情報保持部28に格納されている個々の使用情
報UD(1〜l)をも表わしている。
【0028】この使用情報UDには、夫々のフォントサ
ーバFSが保持しているフォントデータについての各ク
ライアントCの使用実績(アクセス回数)等が記録され
ている(図10)。「使用実績」の欄は初期状態では空
であり、アクセスがあると、各フォントサーバの使用情
報保持部28が、例えば図12のように、アクセスした
クライアントの名称(例えばC1C)と、使用実績
「1」とを記録する。2回目以降のアクセスでは、この
使用実績の数字「1」が順にインクリメントされる。な
お使用情報UDには、ほかにそのフォントデータのフォ
ーマット形式、そのフォントデータが保持されているフ
ォントサーバの名称(格納装置名)、フォントデータが
オリジナルのもの(マスター)かコピーしたものである
か(Master/Copy)、などの情報が含まれて
いる(図10)。初期状態では、コピーのものが存在し
ない。従って「Master/Copy」欄は全て
「M」である。「M」はマスターの意である。なおコピ
ーは「C」で表わされる。フォーマット変換されたもの
はこの「Master/Copy」欄で「T」と表示さ
れ、また自装置には保持されていないが、他のフォント
サーバに保持されているものは、この欄に「−」と表示
される。
【0029】サーバ管理装置MCの使用状態検査部16
Cは、例えば1時間に1回、半日に1回というような適
宜の間隔で 、各フォントサーバFSに対し、夫々のフ
ォントデータの使用実績を問い合せる。各フォントサー
バの使用状態通知部27は、これに応動して自己の使用
情報保持部28に保持されているところのそのフォント
サーバFSのフォントデータの使用情報UD(1〜l)
を、使用状態検査部16Cに通知する。使用状態検査部
16は、これらを全体使用情報格納部15Cに格納す
る。従って、全体使用情報格納部15Cには、各フォン
トサーバFSの使用情報UD1〜UDlが集められ、そ
の内容が、この使用状態検査部16Cの定期的な使用情
報の収集で、更新される。他の構成は第1実施例と変ら
ない。説明を省略する。
【0030】図11を引用して使用実績蓄積の手順を説
明する。なおこの使用実績の蓄積は従来のフォントデー
タのアクセスと兼ねて行なわれる。このため多少冗長で
はあるが、従来のフォントデータアクセスの手順も含め
説明をする。即ちディスプレイ表示、印刷出力などの
為、あるクライアントCがフォントデータを必要とした
ら、先ず同じWS上にあるフォントサーバFSの使用情
報保持部28をアクセスし、その「フォント名」の欄
に、自己が必要とするフォントデータの名称が存在する
か否かを確認する(S31)。あれば(S31
「Y」)、そのフォント名のデータの「格納装置名」の
欄をアクセスし、必要とするフォントデータを保持して
いるフォントサーバFSの名称を読み出す。例えば図1
0に示されるような初期状態に於て、クライアントC1
Cが「フォントA」を必要としたとする。この場合は図
10のUD1に示されるとおり、そのフォントAが自己
のフォントサーバFS1Cに保持されている。S31
「Y」、S42「Y」となり、使用情報保持部27が、
このUD1の「使用実績」の欄に、例えば図12のよう
に、このときフォントデータを必要としたクライアント
の名称「C1C」と最初のアクセスが行なわれたことを
表わす数字「1」を記録する(S40)。そして読み出
されたフォントデータAは文字データ展開部22により
ビットマップデータに展開され、不図示ディスプレイ部
や印刷出力部に供給される(S41)。
【0031】フォント情報はあるものの(S31
「Y」)、自装置内(自己のフォントデータベースDB
内)に保持されていないこともある。例えば図12のU
D2の「フォントE」が丁度この例にあたる(「Mas
ter/Copy」欄が「−」になっている)。このよ
うなフォントについては、その使用情報UDの「格納装
置」の欄をアクセスしそれを保持しているフォントサー
バFSの名称を読み出す(S43。フォントEの場合は
「フォントサーバFS5C」。)。そしてこのフォント
サーバ、例えばFS5Cから所望のフォントデータEの
供給を受ける(S36)。フォーマット変換が必要なも
のは(S37「Y」)、フォーマット変換部23でフォ
ーマット変換をする。受信したフォントデータは自己の
フォントデータベースDBに格納する。そしてこの情報
を自己の使用情報保持部28に追加する(S39)。次
いで前述した「使用実績」の欄の数字の更新をする(S
40)。ここでは初めての使用なので「クライアント
名」と「使用実績=1」をセットする。そして受信した
フォントデータを取り出し、文字データ展開部22によ
りビットマップデータに展開する(S40)。
【0032】次に、各フォントサーバFSの使用情報U
Dの内容が、同じく図10に示す状態であったとして、
ここでクライアントC1CがフォントBを必要とした場
合について説明をする。今度はフォントデータ名「フォ
ントB」が使用情報UD1の中に無い(S31
「N」)。クライアントC1Cは、他のフォントサーバ
FS(図では「他装置」)の使用情報UDをアクセスす
る(S32)。フォントデータのフォーマットは何通り
かあり、自己の文字データ展開部22が扱えないフォー
マットもある。この為、他のフォントサーバFSの使用
情報UDをアクセスしたら、先ずその何れかに保持され
ている、所望の「フォントB」のフォーマットの情報を
参照し、自己がフォーマット変換しないで扱える(展開
できる)ものであるか否か検査する(S33)。
【0033】ここではフォントサーバFS1Cは「フォ
ーマット1」のフォントデータをその儘扱えるとする。
図10に示した例では、この「フォーマット1」の「フ
ォントB」をフォントサーバFS2Cが保持している
(S33「Y」)。そこでこのフォントサーバFS2C
を選択し(S42)、そこからのフォントデータの供給
を受け(S36)、フォントデータベースDB1Cへの
このフォントデータBの格納など、S37〜S41の処
理を実行する。この結果、各使用情報UDは図12に示
す内容になる。扱えるフォーマットのフォントデータが
ないときは(S33「N」)、フォントデータBのマス
ターを探す(S34)。あれば(S34「Y」)、その
フォントサーバFSを選択し(S43)、そこからフォ
ントデータを貰い(S36)、フォーマット変換部23
でフォーマット変換をして(S38)、フォントデータ
格納等の各処理(S39〜S41)を実行する。マスタ
ーもないときは(S34「N」)、応答が早いフォント
サーバFSを選択し(S35)、それが保持しているフ
ォントデータ(コピーである)の転送を受け(S3
9)、S40、S41の処理を実行する。
【0034】各フォントデータの使用実績の検査、フォ
ントデータの移動等の手順を図13に示す。この処理
も、例えば1時間毎、半日毎、1日毎というように、適
宜の間隔で使用状態検査部16Cにより実行される。処
理を開始したら、先ず夫々のフォントデータについて、
「使用実績」の欄の記録を読み出し、一つのクライアン
トCによるアクセスが10回以上になっていないかを検
査する(S51)。10回以上になっているものが無け
れば(S51「N」)、これで処理を終る。そうなって
いるものがあったら(S51「Y」)、そのフォントデ
ータのマスターを当該使用実績10回以上になっている
フォントサーバへ移動する(S52)。
【0035】例えば図12のフォントサーバFS2Cに
保持されているフォントBの使用実績が10回を超えて
いたとする。変更内容決定部13Cはこのフォントデー
タのクライアントC1Cへの移動を決定し、処理指示部
14CがフォントサーバFS2Cに対し、フォントBの
C1Cへの移動を指示する(S52)。移動が終った
ら、マスターが移動されたことを、使用実績のあるクラ
イアント(装置)に通知する(S53)。通知を受けた
各クライアントは、自己の使用情報保持部28に保持し
ているそのフォント名のデータの「格納装置」「Mas
ter/Copy」の欄の内容を修正する。具体的に
は、例えば図12のフォントBに関するエントリーは、
処理後、図14に示すようになる(但し、図14では新
たにフォントサーバFS3Cの使用情報UDも加え
た)。即ち図14では、各使用情報UDの「格納装置
名」が「FS1C」に変更され、また使用情報UD1の
同じ欄が「M」、使用情報UD2の同じ欄が「C」、そ
して新たに追加された使用情報UD3の同じ欄が「C」
に変更され、フォントデータ移動が反映される。なお移
動の場合、元の位置にあったフォントデータは通常は消
去する。しかし図14の例では、クライアントC2Cが
フォントBを使用した実績がある。そこでこのような場
合は、フォントサーバFS1CへのフォントBの送信の
あとも、元のものを消去せず、「Master/Cop
y」の欄を「C」に変えてコピーとして残し、クライア
ントC2Cがこの後もこれをアクセス出来るようにして
いる。
【0036】使用回数によって判断せず、使用頻度で判
断するようにしても良い。「使用頻度」とは、アクセス
の発生時間の間隔であるから、これは所定時間内のフォ
ントデータへのアクセス回数を計数することで求められ
る。この場合の処理例を図15に示す。この処理は図1
3の処理にS55のステップを加えたものである。この
ステップでは、使用情報保持部28及び全体使用情報格
納部15Cに格納されている各使用情報UDの「使用実
績」の値が「0」にクリアされる。この結果、所定時
間、例えば1時間経ったのち、S51に於て再び検査さ
れるときの各フォントデータの使用実績の値は、所定時
間内の使用実績、即ち使用頻度と整合していることにな
り、この例では、これが例えば1時間に10回以上同じ
クライアントからアクセスされた場合に、該アクセスし
たクライアントと同じワークステーション上にあるフォ
ントサーバにそのフォントデータが移動されることにな
る。
【0037】図11のS39に於て、受信したフォント
データを自己のフォントデータベースに格納する際の処
理の詳細を図16に示す。フォントデータの数が増加し
て来ると、受信したフォントデータを格納出来なくなる
可能性がある。図16の処理はこのような状態にも対応
出来るようにしたもので、フォントデータの性質に応じ
て重み付けをし、重要度の低いものから順に消去してい
って記憶領域を空けて行き、受信したフォントデータを
そこに格納する。この処理はフォントデータ追加部25
が実行する。先ずマスターデータは消去出来ない。そこ
で、複製又はフォーマット変換したものを消去の対象と
する。このうちフォーマット変換は時間が掛かるから、
消去するなら複製されたものが先、ということになる。
図16のフローでは、このルールで、フォントデータの
消去をして行く。即ち残り領域があり、受信したフォン
トデータを自己のフォントデータベースに格納できるな
ら(S61「Y」)、何も問題は無いから、受信したも
のをその儘フォントデータベースDBに格納する。格納
する領域が残っていなかったら(S61「N」)、使用
情報保持部28Cを参照して、複製されたものがあるか
否かを確認する。あれば(S62「Y」)、その中で一
番使用実績が少ないものを選び出し、これを消去し(S
65)、S61から再実行する。1個或いは複数個の複
製フォントデータの消去で、受信したフォントデータが
格納出来るようになったら(S61「Y」)、そのフォ
ントデータをフォントデータベースDBに格納する(S
67)。
【0038】複製されたもの全てを消去しても領域が確
保出来ないとき、又は複製したものが無いために領域が
確保出来ないときは(S62「N」)、フォーマット変
換したフォントデータを消去して行って領域の確保を図
る(S63「Y」→S66→S61…)。これで領域が
確保できたら(S61「Y」)、そのフォントデータを
フォントデータベースDBに格納する(S67)。これ
でも駄目なときは、使用情報保持部28の各フォントデ
ータの「使用実績」のデータを参照し、使用していない
もの、或いは使用実績の低いマスターのフォントデータ
から順に、その保持数が一番少ないフォントサーバFS
へ、そのフォントデータを移動する(S64)。何れか
のクライアントCによる使用実績があるものは、そのク
ライアントと同じワークステーション上のフォントサー
バへ移動する。
【0039】第4実施例を図17に示す。この実施例
は、図17に示す以外は第3実施例と同じで、請求項
1、請求項5〜請求項7記載の発明に於て、フォントデ
ータの使用状態を検査して、その移動をする場合にあた
る。先に説明した第3実施例は、特に請求項2〜請求項
4の発明を意識したもので、図8に示したとおり、サー
バ管理装置MCを、フォントサーバとは別に設置し、こ
れに図11、図13等に示す各処理を実行させていた。
この第4実施例では、サーバ管理装置MCを設けない。
これに配置されていた各構成は各フォントサーバFS1
D〜FSlDに配置される(サーバ管理装置MCに配置
されていた各構成=図17 全体使用情報格納部15
D、使用状態検査部16D、変更内容決定部13D、処
理指示部14D)。そしてこれら各部13D〜16D
は、配置場所が変更されただけで、第3実施例の各部1
3C〜16Cと同じ処理を実行する。また各部21〜2
8も第3実施例と全く同じ処理をする(これらについて
も実施例の区別を示す符号(A、B、…)も付さな
い)。第4実施例の内容は以上のとおりである。第3実
施例と同じように例を挙げて説明しても紙面が無駄なの
で、これ以上の詳細な説明は行なわない。
【0040】この第4実施例では、各フォントサーバF
Sが相互にフォントデータの使用実績をチェックし合
う。従ってフォントサーバFSの幾つかが故障やメンテ
ナンスで稼働していなかった場合でも、フォントデータ
の保持状態は適切に管理される。尤もこの点は、第2実
施例のときと同様に、第3実施例で管理サーバMCを複
数台にすることで容易に解決出来る。また第3実施例の
フォントサーバFSの一つを、第4実施例タイプのフォ
ントサーバFSに置き換える、即ち第3実施例と第4実
施例とのあいの子とすることで、第3実施例のサーバ管
理装置MCのダウン等を十分にカバーすることが出来
る。又そもそも使用状態検査部16Cが行なうフォント
データの保持状態の検査は、1時間に1回とか、半日に
1回とかいうレベルで行なわれる。従ってここ迄厳密に
考えなくても、第3実施例の儘で十分に所期の目的を達
成できる。
【0041】最後に実施例の構成と各請求項の構成の対
応を説明する(同一名称を使用しているものを除く)。
NWが通信回線にあたる。フォント保持情報格納部1
1、保持状態検査部12、変更内容決定部13、処理指
示部14、フォントデータ送信部24、フォントデータ
追加部25及びフォント名通知部26が処理手段を構成
する。また変更内容決定部13、処理指示部14、全体
使用情報格納部15、使用状態検査部16、フォントデ
ータ送信部24、フォントデータ追加部25、使用状態
通知部27及び使用情報保持部28も処理手段を構成す
る。フォント名通知部26又は使用状態通知部27が通
知手段にあたる。フォントデータ送信部24が送信手段
にあたる。フォントデータ追加部25が追加手段にあた
る。保持状態検査部12または使用状態検査部16が検
査手段にあたる。変更内容決定部13が変更内容決定手
段、処理指示部14が指示手段にあたる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のフォン
トサービスシステムでは、あるフォントサーバが保持す
るフォントデータを別のフォントサーバへ複製或いは移
動する処理を処理手段が実行するようにした。従ってこ
の処理により、例えば何れか1台のフォントサーバにし
か保持されていないフォントデータの複製を他のフォン
トサーバに生成したり、或いは同じクライアントから何
度もアクセスされるフォントデータを該頻繁にアクセス
するクライアントのローカルのフォントサーバに移すこ
となどが出来る。従って前者では、あるフォントサーバ
が、突然ダウンしたり或いはネットワークから切り離さ
れた場合でも、別のフォントサーバから同じフォントデ
ータの供給が可能になり、また各クライアントへのフォ
ントデータ供給の分担や、データ破壊の際のバックアッ
プも実現されることになり、システムの安定性、安全性
が大いに向上する。また後者では、それ以後当該クライ
アントが当該フォントデータに関しローカルのフォント
サーバをアクセスすることになる結果、ネットワークへ
の負荷が大いに軽減される。
【0043】請求項2〜請求項4の各発明では、フォン
トサーバとは別に、これらフォントサーバのフォントデ
ータの保持状態、使用状態を管理する為のフォントサー
バ管理装置を設け、これに、検査手段と、変更内容決定
手段と、指示手段とを配置し、また各フォントサーバに
は、通知手段と、送信手段と、追加手段とを配置して、
適宜の時間間隔で、各フォントサーバに対して、それが
保持しているフォントデータの名称或いは使用実績を問
い合せ、各フォントデータの保持状態又は使用状態を明
らかにして、複写或いは移動の対象となるフォントデー
タと、それを受け取るべきフォントサーバとを決定する
ようにした。従ってこの構成によっても上記請求項1の
発明と同様の効果を発揮することが出来る。
【0044】更に請求項5または請求項6の発明では、
請求項2、請求項4のようなフォントサーバ管理装置を
置かず、これらが備えていた検査手段、変更内容決定手
段及び指示手段を各フォントサーバに配置した。従って
これら発明によっても、請求項1の発明と同様の効果が
発揮でき、更に各フォントサーバが管理サーバとしての
機能も備えるので、フォントサーバの幾つかがダウンし
たり、メンテナンス等の為、休止していたとしても、フ
ォントデータの保持状態或いは使用状態が的確にコント
ロールされる。また請求項7のフォント管理方法では、
例えば定期的問い合せにより各フォントサーバのフォン
トデータの保持状態又は使用状態が検査される。この検
査結果に基いて、例えばシステムに1個しか保持されて
いないフォントデータが、例えばフォントデータの保持
数が一番少ないものに移動される。従ってこの発明によ
っても請求項1の発明と同様の効果を発揮することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のサーバ管理装置、フォントサー
バの詳細を示すブロック図。
【図2】 第1実施例の全体構成を示すブロック図。
【図3】 フォント保持情報の例を示す線図。
【図4】 第1実施例の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図5】 第1実施例の変形例のフォント保持情報の例
を示す線図。
【図6】 第1実施例の変形例の処理手順を示すフロー
チャート。
【図7】 第2実施例のフォントサーバの詳細を示すブ
ロック図。
【図8】 第2実施例の全体構成を示すブロック図。
【図9】 第3実施例のサーバ管理装置、ワークステー
ション(フォントサーバ、クライアント)の詳細を示す
ブロック図。
【図10】 全体使用情報格納部15Cに保持されてい
る使用情報の初期状態の例を示す線図。
【図11】 第3実施例の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図12】 全体使用情報格納部15Cに保持されてい
る使用情報のシステム運用中の状態例を示す線図。
【図13】 使用回数に基いてフォントデータ移転する
手順を示すフローチャート。
【図14】 全体使用情報格納部15Cに保持されてい
る使用情報のシステム運用中の状態例を示す線図。
【図15】 使用頻度に基いてフォントデータ移転する
手順を示すフローチャート。
【図16】 フォントデータを格納する際の処理手順を
示すフローチャート。
【図17】 第4実施例のワークステーション(フォン
トサーバ、クライアント)の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
C クライアント FS フォントサーバ NW 通信回線 WS ワークステーション 11〜14、24〜26 処理手段 12 検査手段 13 変更内容決定手段 13〜16、24、25、27、28 処理手段 14 指示手段 16 検査手段 26 通知手段 27 通知手段 24 送信手段 25 追加手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線により複数のフォントサーバと
    クライアントとが接続され、フォントサーバがそのフォ
    ントデータベースに保持するフォントデータをクライア
    ントに提供するフォントサービスシステムに於て、 あるフォントサーバが保持するフォントデータを別のフ
    ォントサーバに複製或いは移動する処理手段を備えたこ
    とを特徴とするフォントサービスシステム。
  2. 【請求項2】 通信回線により複数のフォントサーバと
    クライアントとフォントサーバ管理装置とが接続され、
    フォントサーバがそのフォントデータベースに保持する
    フォントデータをクライアントに提供するフォントサー
    ビスシステムに於て、 前記フォントサーバは、 そのフォントデータベースに保持するフォントデータの
    名称を通知する通知手段と、 他のフォントサーバにフォントデータを送信する送信手
    段と、 他のフォントサーバから送信されて来たフォントデータ
    をそのフォントデータベースに追加する追加手段とを含
    み、 前記フォントサーバ管理装置は、 各フォントサーバのフォントデータの保持状態又は使用
    状態を検査する検査手段と、 該検査結果に基いて、複製或いは移動すべきフォントデ
    ータとそれを受け取るべきフォントサーバとを決定する
    変更内容決定手段と、 前記決定に応じて当該フォントサーバにフォントデータ
    の複製或いは移動を指示する指示手段とを含むことを特
    徴とするフォントサービスシステム。
  3. 【請求項3】 通信回線により複数のフォントサーバと
    クライアントとフォントサーバ管理装置とが接続され、
    フォントサーバがそのフォントデータベースに保持する
    フォントデータをクライアントに提供するフォントサー
    ビスシステムに於て、 自己のフォントデータベースに保持するフォントデータ
    の名称を通知する通知手段と、 他のフォントサーバにフォントデータを送信する送信手
    段と、 他のフォントサーバから送信されて来たフォントデータ
    をそのフォントデータベースに追加する追加手段とを含
    むことを特徴とするフォントサーバ。
  4. 【請求項4】 通信回線により複数のフォントサーバと
    クライアントとフォントサーバ管理装置とが接続され、
    フォントサーバがそのフォントデータベースに保持する
    フォントデータをクライアントに提供するフォントサー
    ビスシステムに於て、 各フォントサーバのフォントデータの保持状態又は使用
    状態を検査する検査手段と、 該検査結果に基いて、複製或いは移動すべきフォントデ
    ータとそれを受け取るべきフォントサーバとを決定する
    変更内容決定手段と、 前記決定に応じて当該フォントサーバにフォントデータ
    の複製或いは移動を指示する指示手段とを含むことを特
    徴とするフォントサーバ管理装置。
  5. 【請求項5】 通信回線により複数のフォントサーバと
    クライアントとが接続され、フォントサーバがそのフォ
    ントデータベースに保持するフォントデータをクライア
    ントに提供するフォントサービスシステムに於て、 前記フォントサーバは、 そのフォントデータベースに保持するフォントデータの
    名称を通知する通知手段と、 他のフォントサーバにフォントデータを送信する送信手
    段と、 他のフォントサーバから送信されて来たフォントデータ
    をそのフォントデータベースに追加する追加手段と、 各フォントサーバのフォントデータの保持状態又は使用
    状態を検査する検査手段と、 該検査結果に基いて、複製或いは移動すべきフォントデ
    ータとそれを受け取るべきフォントサーバとを決定する
    変更内容決定手段と、 前記決定に応じてフォントデータの複製或いは移動を指
    示する指示手段とを含むことを特徴とするフォントサー
    ビスシステム。
  6. 【請求項6】 通信回線により複数のフォントサーバと
    クライアントとが接続され、フォントサーバがそのフォ
    ントデータベースに保持するフォントデータをクライア
    ントに提供するフォントサービスシステムに於て、 そのフォントデータベースに保持するフォントデータの
    名称を通知する通知手段と、 他のフォントサーバにフォントデータを送信する送信手
    段と、 他のフォントサーバから送信されて来たフォントデータ
    をそのフォントデータベースに追加する追加手段と、 各フォントサーバのフォントデータの保持状態又は使用
    状態を検査する検査手段と、 該検査結果に基いて、複製或いは移動すべきフォントデ
    ータとそれを受け取るべきフォントサーバとを決定する
    変更内容決定手段と、 前記決定に応じてフォントデータの複製或いは移動を指
    示する指示手段とを含むことを特徴とするフォントサー
    バ。
  7. 【請求項7】 通信回線により複数のフォントサーバと
    クライアントとが接続され、フォントサーバがフォント
    データをクライアントに提供するフォントサービスシス
    テムに於て、 各フォントサーバのフォントデータの保持状態又は使用
    状態を検査し、 該検査結果に基いて、複製或いは移動すべきフォントデ
    ータとそれを受け取るべきフォントサーバとを決定し、 前記決定に応じてフォントデータの複製或いは移動を実
    行することを特徴とするフォント管理方法。
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JP6084113A Pending JPH08137642A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 フォントサービスシステム、フォントサーバ管理装置、フォントサーバ及びフォント管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343088A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 印刷システム

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JP2005343088A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 印刷システム
JP4646193B2 (ja) * 2004-06-04 2011-03-09 株式会社リコー 印刷システム

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