JP2000127546A - オーバーレイフォームサーバ、クライアントコンピュータおよびネットワークプリンタ - Google Patents

オーバーレイフォームサーバ、クライアントコンピュータおよびネットワークプリンタ

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JP2000127546A
JP2000127546A JP10321304A JP32130498A JP2000127546A JP 2000127546 A JP2000127546 A JP 2000127546A JP 10321304 A JP10321304 A JP 10321304A JP 32130498 A JP32130498 A JP 32130498A JP 2000127546 A JP2000127546 A JP 2000127546A
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Takuya San
卓哉 桟
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一ネットワーク内で統一されたオーバーレ
イフォームが利用されているときに、ネットワークの上
流階層で行われたフォームの変更を速やかにネットワー
ク内全体に反映させるようなオーバーレイフォーム配信
の仕組みを提供する。 【構成】 本発明のオーバーレイフォームサーバは、オ
ーバーレイフォームを格納する格納手段と、ネットワー
クを介して他の装置と通信するための通信手段と、オー
バーレイフォームの転送要求を受け付ける受付手段およ
びオーバーレイフォームの転送を行う転送手段と、ネッ
トワーク内で配布されているオーバーレイフォームの情
報を記したフォームテーブルならびに個別フォームデー
タと、フォーム情報の問い合わせに対してこのフォーム
テーブルを元に登録されているフォーム情報を通知する
通知手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イーサネットなどを利
用し、階層構造を持つネットワークに端末として接続さ
れたフォームサーバとクライアントコンピュータ、およ
びネットワークプリンタに係わり、特に、どのプリンタ
でも同じフォームが利用できるオーバーレイフォーム配
信を可能にするオーバーレイフォームサーバとクライア
ントコンピュータおよびネットワークプリンタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】大手企業の中には、全国に及ぶ支店網を
持ち、全ての店舗を網羅するコンピュータネットワーク
を構築しているところが増えてきている。本社、地方本
社、支社、支部、支店といった組織上の階層をネットワ
ークに導入し、上位階層からの通達や支店からの情報伝
達に大きな効果を果たしている。
【0003】コンピュータとプリンタを利用して公式文
書を作成することは、今まで十分一般化し、認知されて
いる。実際には、体裁を整えるために社名やロゴ、必要
な罫等が予め印刷された用紙を使い、プリンタで文書の
みを印刷する場合が多い。
【0004】加えて、フォームオーバーレイ機能を搭載
したプリンタを使った文書作成が増えてきている。常
に、印刷される文字や図をプリンタ本体に登録してお
き、文書を重ねて印刷する技術をフォームオーバーレイ
という。プリンタに登録されている印刷情報は、それを
呼び出すための命令をプリンタに送るだけで利用できる
ため、クライアントコンピュータ(以下、単にクライア
ントという場合もある)からは作成する文書毎の文字や
図面情報を送信するだけで体裁を整った文書を印刷する
ことが可能である。これを応用し、企業の統一された形
態の公式文書を作成するための利用が進んでいる。
【0005】図15は、そのような社内ネットワークの
例を示す図である。最上位階層の本社機構1500の下
に、地方本社1501、1502、支部1503、15
04がそれぞれ一つの上位機構の傘下に入るようにネッ
トワークが構成されている。
【0006】図16はフォームオーバーレイの一例を示
す図である。図16において、定型文書や罫、ロゴなど
を用紙に配置させてフォームが構成され、予めプリンタ
1600に登録しておく。これらの描画情報は、プリン
タに内蔵されたフォームキャッシュに印刷可能な状態で
展開されている。そこへ文字情報1602を送ること
で、文字がフォーム上に配置されて印刷される。これが
フォームオーバーレイである。
【0007】従来の方法では、予め体裁を決めて罫線や
社名を印刷した用紙を作成し、各支店に配備することが
必要であった。いくつかの体裁がある場合に、数種類の
用紙を準備することになる。その点、フォームオーバー
レイを利用すると、常に一定の形式で用紙背景が印刷で
きるため、各支店には白紙を配備するだけで、登録する
フォームを入れ替えるだけでよく、古い体裁で印刷して
しまった用紙を廃棄するような無駄も発生しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フォームを入
れ替えるだけで体裁の変更が可能になった一方で、実際
に体裁変更を実施するには、すべてのプリンタに登録さ
れているオーバーレイフォームを入れ替える作業が必要
になっている。更新期には複数の異なる仕様のオーバー
レイフォームが混在し、各支店の作業者は不慣れな作業
を全てのプリンタに対して行わなければならない。オー
バーレイフォームを管理し、更新作業などを自動的に行
うための手段が準備されていなかったのである。
【0009】したがって、本発明の目的は、同一ネット
ワーク内で統一されたオーバーレイフォームが利用され
ているときに、ネットワークの上流階層で行われたフォ
ームの変更を速やかにネットワーク内全体に反映させる
ようなオーバーレイフォーム配信の仕組みを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のオーバーレイフ
ォームサーバ(以下、フォームサーバということもあ
る)は、第1に、オーバーレイフォーム(あるいはフォ
ームと表記する)を格納する格納手段と、ネットワーク
を介して他の装置と通信するための通信手段と、オーバ
ーレイフォームの転送要求を受け付ける受付手段および
オーバーレイフォームの転送を行う転送手段と、ネット
ワーク内で配布されているオーバーレイフォームの情報
を記したフォームテーブルならびに個別フォームデータ
と、フォーム情報の問い合わせに対してこのフォームテ
ーブルを元に登録されているフォーム情報を通知する通
知手段を具備することを特徴とする。
【0011】本発明のオーバーレイフォームサーバは、
第2に、ネットワークを介して他の装置と通信するため
の通信手段と、転送されたオーバーレイフォームの受信
手段および格納手段と、ネットワーク内で配布されてい
るオーバーレイフォームの情報を記したフォームテーブ
ルを更新する制御手段と、特定のフォームサーバのネッ
トワーク上のアドレスを格納する格納手段を具備し、階
層構造を持つネットワークの各階層に設置されるととも
に、1階層上流の特定のフォームサーバを指定された上
で、あるいは階層の最上位にある場合には最上位のフォ
ームサーバを指定された上で運用されることを特徴とす
る。
【0012】オーバーレイフォームサーバは、いわゆる
コンピュータのサービスの1つとして提供され、他のコ
ンピュータからのネットワークを介した要求に自動的に
対処するだけでなく、計時機能を持ち、一定時間毎に定
められた動作をすることが可能である。階層構造を持た
ないネットワークであっても、単一階層のネットワーク
とみなすことができるため、本発明の課題は同様に解決
できる。
【0013】即ち、本発明のオーバーレイフォームサー
バは、第3に、一定時間間隔で1階層上流のフォームサ
ーバ情報を問い合わせ、該フォームサーバの持つフォー
ム情報と上位フォーム情報の比較判定手段によりフォー
ム情報が更新されていると判定された場合に、変化のあ
ったオーバーレイフォームの転送要求を行う要求手段
と、転送されたオーバーレイフォームを格納する格納手
段と、登録されているオーバーレイフォームの情報を記
したフォームテーブルの更新を行う制御手段を具備する
ことを特徴とする。
【0014】このことで、各フォームサーバに登録され
るオーバーレイフォームは、上記一定時間程度の遅延で
ネットワーク内の下流階層のフォームサーバに広められ
ていくことになる。各フォームサーバは、1つ上流の階
層のフォームサーバの情報を最新のものとして信頼して
アクセスするだけで済むため、処理の単純化を図ること
ができる。また、階層化されたネットワークの各階層の
間は、物理的にも距離が離れている場合が多い。通信総
量を減らすためにも、長い距離の間での通信を抑える効
果が期待できる。
【0015】本発明のオーバーレイフォームサーバは、
第4に、オーバーレイフォームの転送要求を受け付けた
場合、要求されたオーバーレイフォームと付随する個別
フォームデータを送信する機能を具備することを特徴と
する。
【0016】このことにより、同一階層内のクライアン
トからの要求であろうと、下流階層のフォームサーバか
らの要求であろうと、同じ処理によってフォームの送信
が可能になる。送信するフォームサーバには、送信先の
情報を予め持つ必要ななく、またクライアントやネット
ワークプリンタを新たに設置した場合でもフォームサー
バに改めて通知する必要もなくなる。
【0017】本発明のネットワークプリンタは、第1
に、オーバーレイフォームを格納するための格納手段
と、格納されたフォームを利用してオーバーレイ(重ね
合わせ)印刷を行う印刷手段と、ネットワークを介して
他の装置と通信するための通信手段と、登録されている
オーバーレイフォームの情報を記したフォームテーブル
および個別フォームデータを具備することを特徴とす
る。
【0018】本発明のネットワークプリンタは、第2
に、格納されているオーバーレイフォーム情報の要求を
受け付ける受付手段を具備し、該要求を受け付けた場合
に、フォームテーブルを元に登録されているフォーム情
報を要求された宛先に通知する通知手段を具備すること
を特徴とする。
【0019】本発明のネットワークプリンタは、第3
に、ネットワークを介して他の装置と通信するための通
信手段と、別のオーバーレイフォームを登録することを
受け付ける受付手段と、登録されているフォームを削除
する要求を受け付ける受付手段と、フォームを格納領域
に登録、格納領域から削除する制御手段と、制御された
フォーム情報に応じてフォームテーブルを更新する更新
手段を具備している場合に、クライアントからのフォー
ムの配信や削除命令を受けてフォームを制御し、フォー
ムテーブルを更新することを特徴とする。
【0020】本発明のクライアント(クライアントコン
ピュータ)は、第1に、ネットワークを介して他の装置
と通信するための通信手段と、プリンタやフォームサー
バに登録されているフォームテーブルを要求する要求手
段と、ネットワークプリンタにフォームオーバーレイ印
刷の指示を行う制御手段と、特定のフォームサーバのネ
ットワーク上のアドレスを格納する格納手段を具備し、
同一階層ネットワークに設置されたフォームサーバのア
ドレスを登録された上で運用されることを特徴とする。
【0021】本発明のクライアントは、第2に、プリン
タにオーバーレイを利用した印刷をする際には、該プリ
ンタと、指定されたフォームサーバにフォームテーブル
を要求し、通知を受けた2つのフォームテーブルに相違
がないかを判定する判定手段により双方に登録されてい
るフォームの違いを判定し、双方に相違があると判断し
た場合には、更新されたフォームを該フォームサーバに
要求する要求手段により、新しいフォームを取得し、プ
リンタに転送して登録を指示する機能を具備することを
特徴とする。
【0022】本発明のクライアントは、第3に、プリン
タにオーバーレイフォームを転送する際にプリンタの容
量不足等の障害で転送に成功しなかった場合、プリンタ
のフォームテーブルに記録されているフォーム使用履歴
やフォームの種類の条件から削除できるフォームを判定
する判定手段とおよび削除手段によりプリンタから一部
のフォームを削除する制御手段と、再度プリンタにオー
バーレイフォームを転送して登録を指示する機能を具備
することを特徴とする。
【0023】このことにより、オーバーレイフォームを
利用する全てのネットワークプリンタにおいて、同じオ
ーバーレイフォームが準備されることになる。印刷の度
にフォーム情報を参照することになるが、レファレンス
となるフォームサーバと同一のネットワーク内、同一階
層が存在するため、通信経路を短く抑えることができ
る。
【0024】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を
参照して説明する。
【0025】図1は、本発明のオーバーレイフォームサ
ーバを組み込んだ階層構造を持ったネットワークの構成
例である。階層の一部を描いたもので、第n階層目を中
心に上下に階層が続いている。
【0026】図1において、1つのネットワークはより
規模の小さいドメイン(領域)で分割されている。1つ
のドメインだけで形成されている階層構造を持たないネ
ットワークの場合も、単一階層で閉じたものと考えるこ
とで、以下の説明は同様に適用できる。
【0027】130、131、132、133、134
はドメインである。すべてのドメインは、上下関係を持
った階層構造のいずれかの位置に属することになり、1
つの特定のドメインの下に接続される。図1において、
ドメイン130は第n番目の階層に属しており、より上
位の第n−1番目の階層に属するドメイン132の下に
接続されている。
【0028】100、101、102、103、104
はオーバーレイフォームサーバである。110、11
1、112はクライアントであり、120、121はネ
ットワークプリンタである。オーバーレイフォームサー
バ、クライアントはどれもいわゆるコンピュータであ
り、一般的な機能、用途に加えて本発明での機能を持つ
ものである。
【0029】ネットワークプリンタには、予め格納され
た図面情報をオーバーレイして印刷する機能を持ってい
る。オーバーレイフォームサーバとクライアントは、ネ
ットワークケーブルを介してネットワークのドメイン1
30に接続されている。ネットワークプリンタは、ネッ
トワークインターフェースを介してネットワークに接続
されており、ドメイン内のコンピュータからの印刷指示
が可能で、いわば、ネットワークに公開された形になっ
ている。1つのドメインには1台のオーバーレイフォー
ムサーバが導入され、クライアント、ネットワークプリ
ンタはどのドメインにも設置可能である。各ドメインの
間は、ネットワーク的にも物理的に離れており、一方、
ドメイン内のクライアント同士やクライアントからのオ
ーバーレイフォームの間は十分近い。
【0030】図2は、オーバーレイフォームサーバを運
用するコンピュータ100、101、102、103、
104の概略構成を示すブロック図である。なお、クラ
イアント110、111、112も同じ構成である。
【0031】CPU200は、HD(ハードディスク)
205に格納されているアプリケーションプログラム、
プリンタドライバプログラム、OSやネットワークプロ
グラム制御プログラムを実行し、RAM202にプログ
ラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納す
る制御を行う。202はRAMであり、CPU200の
主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM20
1は、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理
の際に使用するフォントデータ、テンプレート、テンプ
レート用データ等の各種データを記憶する。
【0032】203はFD(フロッピーディスク)ドラ
イブであり、図8に示すようにFDドライブ203を通
じてFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュ
ータシステムにロードすることができる。204はFD
であり、本実施例で説明するフォームサーバおよびクラ
イアント用実行プログラムと関連データを格納してお
り、その記憶されている内容の構成を図7に示す。
【0033】図7において、700はFD204のデー
タ内容である。データ内容はいくつかの構造を持ち、7
01はFDの情報を示すボリューム情報であり、702
はディレクトリ情報であり、703は本実施例で説明す
るオーバーレイフォームサーバの実行プログラムであ
り、704はその関連データである。705はクライア
ント用フォームサーバ制御プログラムであり、706は
クライアント用の関連データが収めてある。図7では、
同一FD内にフォームサーバ用とクライアント用それぞ
れのプログラムが収めてあるが、使用するコンピュータ
の利用目的に応じて適切なプログラムをロードすること
が可能である。
【0034】フォームサーバ実行プログラム703は、
図13、図14に示されるオーバーレイフォームサーバ
のポーリング(一定時間間隔の問い合わせ)処理および
要求のあったフォームテーブルおよびオーバーレイフォ
ームの送信処理のフローチャートに基づいてプログラム
コード化されたものである。同様に、705は図12に
示される、クライアントの処理のフローチャートに基づ
いている。
【0035】205はHDであり、アプリケーションプ
ログラム、プログラムドライバプログラム、OS、ネッ
トワーク制御プログラム、関連プログラム等を格納して
いる。206はキーボードであり、ユーザがデバイスの
制御コマンドの命令等を入力指示するものである。20
7はディスプレイであり、キーボード206から入力し
たコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするもの
である。208はシステムバスであり、クライアントコ
ンピュータ内のデータの流れを司るものである。
【0036】図3は、オーバーレイフォームサーバ実行
プログラムがRAM202にロードされ実行可能となっ
た状態のメモリマップを表すものである。本実施例で
は、FD204からオーバーレイフォームサーバ実行プ
ログラムおよび関連データを直接RAM202にロード
して実行させる例を示すが、それ以外にも、HD205
に関連プログラムを格納しておき、HD205からRA
M202にロードするようにしてもよい。さらに、オー
バーレイフォームサーバ実行プログラムをROM201
に記録しておき、それをメモリマップの一部となすよう
に構成し、直接CPU200で実行することも可能であ
る。
【0037】301は基本I/Oプログラムであり、本
制御装置の電源がONされたときに、HD205からO
SがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させ
るIPL(イニシャルプログラムローディング)機能等
を有しているプログラムが入っている領域である。30
2はOSであり、303はオーバーレイフォームサーバ
実行プログラムであり、304には関連データがそれぞ
れ展開される。
【0038】図4を参照して関連するデータを説明す
る。本実施例では、OS302としてWINDOWSを
想定しているが、系統の異なるOSであっても、同様に
して説明される。関連データは、オーバーレイフォーム
サーバ設定400、フォームテーブル401に加えて、
登録されているフォームの個数だけのフォームデータ4
02、404とフォームの実体であるオーバーレイフォ
ーム403、405から構成される。
【0039】オーバーレイフォームサーバの設定400
は、参照する上位フォームサーバのネットワークアドレ
ス、問い合わせ時間間隔などを設定する。オーバーレイ
フォームサーバ実行プログラムは、この設定にしたがっ
て動作することになる。フォームテーブル401には、
登録されているフォーム名と各々のフォームのバージョ
ンが記録される。上流階層のフォームサーバのフォーム
テーブルと比較して、フォームの更新、追加、削除が行
われることを判断する基準とする。
【0040】また、下流のフォームサーバや、同一ドメ
インのクライアントからの要求があった場合には、フォ
ームテーブルを送信する。例を挙げると、上位フォーム
サーバのネットワークアドレスは、192.168.
0.1のようなIPアドレスであり、問い合わせの時間
間隔は分単位で60のようになる。予め決められた値を
持ち、オーバーレイフォームサーバ実行プログラムの実
行時に参照されるだけでなく、図示しない管理者によっ
て変更されることもある。
【0041】また、領収書のための帳票を作成するため
のフォームを402、403に記録し、見積書作成のフ
ォームを404、405に配置する。フォームデータに
は、フォーム名、オーバーレイフォーム実体の大きさ、
フォームのバージョン、フォームの適合する用紙サイ
ズ、ネットワークで配信された日時などを記録する例も
挙げられる。
【0042】図5は、クライアント用オーバーレイフォ
ームサーバ制御プログラムがRAM202にロードさ
れ、実行可能になった状態のメモリマップを示すもので
ある。図3のオーバーレイフォームサーバと同様の手続
きでロードされる。基本のI/Oプログラム501やO
S502は、301、302と同等のものである。50
3にオーバーレイフォームを展開してプリンタに送った
り、プリンタに格納されたオーバーレイフォームを一時
的に読み出したりするためにワークエリア505が使わ
れる。
【0043】図6を参照して関連データを説明する。関
連データは、フォームサーバ制御プログラムの設定60
0、フォームサーバ側、プリンタ側それぞれのフォーム
テーブル601、602で構成される。設定事項には、
同一ドメイン内フォームサーバのネットワークアドレ
ス、利用するネットワークプリンタのネットワークアド
レスが含まれる。フォームテーブルは、401と同じ形
式で、印刷時にプリンタ、フォームサーバから取得し、
比較する。プリンタからオーバーレイフォームの詳しい
情報が必要になった場合には、フォームデータ603が
加わる。
【0044】このフォームデータは、プリンタ内部で管
理される形式となっていて、フォームデータ402の上
位互換となるようにフォームデータ402の形式を包含
している。ここにはオーバーレイフォームの実体は格納
されない。例を挙げると、ドメイン内のフォームサーバ
のネットワークアドレスとしては、192.168.5
0.1のようなIPアドレスであり、ネットワークプリ
ンタのアドレスも同様に192.168.50.51の
ようになる。フォームデータは、ネットワークで配信さ
れてきたオーバーレイフォームが持っていたフォームデ
ータに加えて、プリンタへのダウンロード日時、最終利
用日時、出力ページ数、オーバーレイフォームの寿命
(有効期限)などがメンバーとなる。
【0045】図9は、本実施例におけるネットワークプ
リンタ120、121の概要構成を示すブロック図であ
る。本実施例では、ネットワークプリンタとして、レー
ザビームプリンタ(LBP)を使用している。オーバー
レイ印刷には、ページ単位で印刷を行うページプリンタ
が適当であるが、該機能を有するプリンタであれば印刷
方式自体に制限はない。
【0046】901はCPUであり、装置全体を制御す
る。902はROM/RAMであり、CPU901を制
御する制御プログラムや定数データ、送受信データを一
時記憶するバッファを含んでいる。903は記憶部であ
り、例えば、ハードディスクのような送受信するデータ
やCPU901で実行する制御プログラム、データを記
憶する。オーバーレイフォームのフォーム情報は記憶部
903に記録される。904は表示部であり、ROM/
RAM902に一時記憶されているデータや記憶部90
3に記憶されているデータの内容、および操作状況など
を表示する。905はプリンタ印字部であり、ROM/
RAM902に記憶されているプログラムに基づいてC
PU901で生成したビットマップデータを印字出力す
る。
【0047】906はネットワークボードであり、この
ネットワークボードを介してクライアントやサーバ等の
外部装置と印字データやジョブ情報等のデータ情報の通
信を行う。907は通信回路であり、ネットワークボー
ド906とネットワークをつなぐものである。
【0048】図10に記憶部に記録されたオーバーレイ
フォームの状態を示す。オーバーレイフォーム記憶領域
(以下、フォームキャッシュという)1000は、記憶
部の一部領域を占めており、論理的に連続している。1
001はフォームテーブルであり、フォームキャッシュ
に登録されいるフォームの名称、バージョンを記録して
いる。以下、登録されているフォーム情報がフォームデ
ータと組み合わせて並べられる。プリンタに登録された
日時、オーバーレイ印刷に利用された最終日時などが記
録されている。
【0049】図11は、本発明のクライアントコンピュ
ータ1102およびサーバ1101のソフトモジュール
構成を表した図である。これらは、例えば、FDから供
給されるものである。WINDOWSでの実施例として
OSの関連するモジュールも一部説明してある。
【0050】1103はネットワークプリンタであり、
1102はクライアントのソフトモジュール構成、11
01はオーバーレイフォームのソフトモジュール構成で
ある。1104はオーバーレイ印刷を指示することの可
能なアプリケーションモジュールであり、1105はW
INDOWSのGD1、1106はWINDOWS内に
組み込まれるプリンタドライバであり、1107はWI
NDOWS内のプリンタスプーラである。
【0051】1108はネットワーク通信モジュールで
あり、ネットワークへの情報はすべてここを通ることに
なる。オーバーレイフォームサーバ実行プログラム11
11は、オーバーレイフォームサーバ1101側で常時
動作し続ける。フォームサーバ制御プログラム1112
は、クライアントでアプリケーションから印刷の指示に
より起動し、本発明の機能を実行する。アプリケーショ
ン1104で指示された種類のオーバーレイフォームの
準備がネットワークプリンタで完了次第、プリンタドラ
イバ1106からネットワークを介してネットワークプ
リンタに送られることになる。
【0052】ところで、以上のようなオーバーレイフォ
ームサーバ、クライアントおよびプリンタを導入した図
1に示すネットワークで、ドメイン130に着目して説
明する。オーバーレイフォームサーバ100は、第n階
層のドメイン130に設置属している。1つ上位の階層
にあるフォームサーバとして、オーバーレイフォームサ
ーバ102を設定してあるため、図13のステップS1
302では、オーバーレイフォームサーバ102からフ
ォームテーブルを取得する(ステップS1401からS
1404によるフォームテーブルの送信)。
【0053】第n−1階層のドメイン132に位置し、
真下に2つのドメイン130、131を持っていること
から、2つのフォームサーバ100、101からの参照
を受けることになる。ステップS1303で、それまで
にフォームサーバ100に格納されているオーバーレイ
フォームのフォームテーブルと、ステップS1302で
取得した上位のフォームサーバ102が持っているフォ
ームテーブルを比較する。オーバーレイフォーム名、フ
ォームのバージョンを比較し、フォームサーバ100、
102に登録されているフォームに相違がない場合に
は、オーバーレイフォームの更新はなかったものとする
(ステップS1304)。双方のフォームテーブルに相
違が見られた場合、これは前回の問い合わせから登録さ
れているオーバーレイフォームに変化があったことを意
味する。新規にオーバーレイフォームが作成され、配信
されるようになったり、すでに配信されている場合でも
修正が加えられて異なるバージョンになったりしてい
る。
【0054】フォームサーバ100は、フォームサーバ
102に変更のあったフォームの転送要求を送信する
(ステップS1305)。上位にあるフォームサーバ1
02は、ステップS1411からS1414により転送
要求の送信元に対してオーバーレイフォームの実体とフ
ォームデータを送信する(ステップS1306)。変更
のあったオーバーレイフォームを受けたフォームサーバ
100は、新たにフォームを登録すると共にフォームテ
ーブルを更新して(ステップS1307)、一連のフォ
ーム維持の処理を終了する(ステップS1308)。同
様にして、フォームサーバ102を参照しているフォー
ムサーバ101は、より下位階層のドメインに位置する
フォームサーバ103、104 からの問い合わせを受
けることになる。実際にオーバーレイフォームの作成、
更新を行うのは、図示していない最上位の階層に属する
フォームサーバで、該フォームサーバに限っては、定期
的に参照処理を行わない(自らに問い合わせていると考
えることで一貫して説明される)。
【0055】オーバーレイ印刷を行うアプリケーション
1104は、クライアント110、111、112に登
録されている。このアプリケーションは、印刷時に各ク
ライアントに導入されたオーバーレイフォームサーバ制
御プログラム1112にオーバーレイフォームの使用を
通達する。これを受け、フォームサーバ制御プログラム
1112はネットワーク通信モジュール1108を介し
てネットワークプリンタ、フォームサーバにフォームテ
ーブルを要求する(ステップS1202、S120
3)。ネットワークプリンタが複数接続されているが、
アプリケーションで印刷を指示する段階で予め選択され
ることになる(例えば、ネットワークプリンタ12
0)。
【0056】取得した2つのフォームテーブルを比較
し、ネットワークプリンタに最新のオーバーレイフォー
ムが登録されているかどうかを判定する(ステップS1
204)。配信されるべきフォームがネットワークプリ
ンタに登録されていない場合には、該制御プログラム1
112が同一ドメイン内のフォームサーバにオーバーレ
イフォームの送信を要求する(ステップS1208)。
オーバーレイフォームサーバでは、フォームの送信要求
はクライアントからのものも、下位フォームサーバから
のものも同様に処理され(ステップS1411からS1
414)、クライアントにフォームが送られる(ステッ
プS1209)。オーバーレイフォームサーバ制御プロ
グラム1112は、ネットワークプリンタ120にフォ
ームを転送し(ステップS1210)、登録を指示する
(ステップS1212)ことでネットワークプリンタ1
20に最新フォームが整うことになる。
【0057】ネットワークプリンタのフォームキャッシ
ュの容量が不足して、これ以上のフォームの追加ができ
ない場合、クライアントの要求によりフォームキャッシ
ュの整理を行う(ステップS1213)。プリンタは、
登録されているフォーム毎にフォームデータ603を持
っている。このフォームデータには、プリンタでの使用
状況が記録されている。クライアントは、削除するフォ
ームを判定するためにプリンタの持つフォームデータを
取得する(ステップS1214)。フォームデータに記
録されている有効期限、ダウンロード日時のデータを使
って古くなったフォームから削除する。また、最終利用
日時を見て長く利用されていないフォームについても削
除対象とすることで、フォームキャッシュに残されてい
るオーバーレイフォームの中から削除すべきものを判定
する(ステップS1216)、プリンタはフォームキャ
ッシュに登録されたフォームから指定されたものを削除
するとともに、フォームキャッシュ内のガーベージコレ
クションを行って領域整理を行う。
【0058】オーバーレイフォームの準備ができると、
オーバーレイフォームサーバ制御プログラム1112は
プログラムドライバ1106に印刷可能の指示を出し、
ネットワークプリンタでの印刷を実行する(ステップS
1205)。ネットワークプリンタ120の内部では、
オーバーレイフォームを使った印刷を行うたびにフォー
ムデータを更新し、最終利用日時、出力ページといった
メンバが修正される(ステップS1206)。
【0059】このように、オーバーレイフォームサーバ
同士の定期的な問い合わせ(ポーリング)と、クライア
ント印刷時のプリンタへの問い合わせにより、ネットワ
ーク内に設置されたすべてのネットワークプリンタに登
録されているオーバーレイフォームの種類、バージョン
を揃えることが可能となる。
【0060】(他の実施例)前述の実施例では、最上位
階層のフォームサーバで新規に作成されたり更新された
オーバーレイフォームを登録するようにしているが、途
中の階層にあるフォームサーバで追加することも可能で
ある。例を挙げると、支社レベルで帳票に変更を加え、
当該支社の管轄となる支店では変更されたフォームの方
を利用する場合である。統一的に配信されるフォームと
は異なる名称のフォームとして配信することで、新たな
フォームを追加したドメインより下位階層のフォームサ
ーバには追加されたフォームを配信されることになる。
フォーム名称とバージョンの一致をもってオーバーレイ
フォームの同一性を判定しているが、バージョンにサブ
バージョンや識別記号を加え、判定条件に自由度を持た
せることでも、同様にフォームのバリエーション管理が
可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、オーバーレイフォ
ームサーバのポーリングと、クライアント印刷時のフォ
ームの同一性判定により、ネットワークプリンタに最新
のオーバーレイフォームが配布される運用が可能にな
る。オーバーレイフォームの更新頻度に合わせ、ポーリ
ングの時間を調整することにより、ネットワーク内各ド
メインへの配信の時間差は小さくなる。したがって、ネ
ットワークプリンタに登録するフォームを同じものに揃
えられるという効果がある。また、オーバーレイフォー
ムの同一性や登録処理を自動的に行うため、各ドメイン
の作業者はオーバーレイフォームの更新に関して特に意
識する必要もない点で、ネットワークの規模が大きくな
るほど効果的になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、オーバーレイフォームサーバ、クライ
アント、ネットワークプリンタを含むネットワークシス
テム図である。
【図2】図2は、フォームサーバ、クライアントを構成
するコンピュータのブロック図である。
【図3】図3は、フォームサーバにフォームサーバ実行
プログラムが導入された際のメモリマップである。
【図4】図4は、フォームサーバ実行プログラムの参照
するデータエリア図である。
【図5】図5は、クライアントにフォームサーバ制御プ
ログラムが導入された際のメモリマップである。
【図6】図6は、クライアントのフォームサーバ制御プ
ログラムが参照するデータエリア図である。
【図7】図7は、フロッピーディスク内部のデータの配
置を示すアロケーションマップである。
【図8】図8は、コンピュータとフロッピーディスクの
関係を示す図である。
【図9】図9は、ネットワークプリンタの構成を説明す
るブロック図である。
【図10】図10は、ネットワークプリンタ内部の記憶
領域にオーバーレイフォームが格納された場合のデータ
エリア図である。
【図11】図11は、フォームサーバ、クライアントで
動作させるソフトモジュール構成図である。
【図12】図12は、クライアントでのバージョン管理
の処理を説明するスキームである。
【図13】図13は、フォームサーバのポーリング処理
を説明するスキームである。
【図14】図14は、フォームサーバのフォーム送信を
説明するスキームである。
【図15】図15は、
【図16】図16は、
【符号の説明】 100〜104 オーバーレイフォームサーバ 110〜112 クライアント 120、121 ネットワークプリンタ 130〜134 ドメイン 200 CPU 201 ROM 202 RAM 203 FDドライブ 204 FD(フロッピーディスク) 205 HD(ハードディスク) 206 キーボード 207 ディスプレイ 208 システムバス 210 通信部 211 通信回線 300 メモリマップ 301 基本のI/Oプログラム 302 OS 303 オーバーレイフォームサーバ実行プ
ログラム 304 関連データ 305 ワークエリア 500 メモリマップ 501 基本のI/Oプログラム 502 OS 503 オーバーレイフォームサーバ制御プ
ログラム(クライアント) 504 関連データ 505 ワークエリア 700 FDのアロケーションマップ 701 ボリューム情報 702 ディレクトリ情報 703 フォームサーバ実行プログラム(サ
ーバ用) 705 フォームサーバ管理プログラム(ク
ライアント用) 901 CPU(プリンタ用) 902 RAM/ROM 903 記憶部 904 表示部 905 印字部 906 ネットワークボード 907 通信回線 1000 フォームキャッシュメモリマップ 1104 フォームオーバーレイ対応アプリケ
ーション 1105 WINDOWS GDIモジュール 1106 プリンタドライバ(フォームオーバ
ーレイ対応)モジュール 1107 WINDOWS スプーラモジュー
ル 1108 ネットワーク通信モジュール 1111 フォームサーバ実行プログラムモジ
ュール(サーバ用) 1112 フォームサーバ制御プログラムモジ
ュール(クライアント用)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーバーレイフォームを格納する格納手段
    と、ネットワークを介して他の装置と通信するための通
    信手段と、オーバーレイフォームの転送要求を受け付け
    る受付手段およびオーバーレイフォームの転送を行う転
    送手段と、ネットワーク内の配布されているオーバーレ
    イフォームの情報を記したフォームテーブル並びに個別
    フォームデータの格納手段と、フォーム情報の問い合わ
    せに対しこのフォームテーブルを元に登録されているフ
    ォーム情報を通知する通知手段を具備することを特徴と
    するオーバーレイフォームサーバ。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して他の装置と通信する
    ための通信手段と、転送されたオーバーレイフォームの
    受信手段および格納手段と、ネットワーク内で配布され
    ているオーバーレイフォームの情報を記したフォームテ
    ーブルを更新する更新手段と、特定のオーバーレイフォ
    ームのネットワーク上のアドレスを格納するアドレス格
    納手段を具備し、1段階上の階層構造を持つネットワー
    クの各階層に設置されるとともに、1階層上流の特定の
    フォームサーバを指定された上で、あるいは階層の最上
    位にある場合には最上位のフォームサーバを指定された
    上で運用されることを特徴とするオーバーレイフォーム
    サーバ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のオーバーレイフォームサー
    バにおいて、計時手段を持ち一定時間間隔で1階層上位
    フォーム情報の比較判定手段によりフォーム情報が更新
    されていると判定された場合に、変化のあったオーバー
    レイフォームの転送要求を行う要求手段と、転送された
    オーバーレイフォームを格納する格納手段と、登録され
    ているオーバーレイフォームの情報を記したフォームテ
    ーブルの更新を行う制御手段を具備することを特徴とす
    るオーバーレイフォームサーバ。
  4. 【請求項4】請求項2記載のオーバーレイフォームサー
    バにおいて、オーバーレイフォームの転送要求を受付け
    た場合に、要求された宛先にオーバーレイフォームと付
    随するフォームデータを送信する機能を具備することを
    特徴とするオーバーレイフォームサーバ。
  5. 【請求項5】オーバーレイフォームを格納するための格
    納手段と、格納されたフォームを利用してオーバーレイ
    印刷を行う印刷手段と、ネットワークを介して他の装置
    と通信するための通信手段と、登録されているオーバー
    レイフォームの情報を記したフォームテーブルおよび個
    別フォームデータを具備することを特徴とするネットワ
    ークプリンタ。
  6. 【請求項6】格納されているオーバーレイフォーム情報
    の要求を受付ける受付手段を具備し、該要求を受付けた
    場合に、請求項5にフォームテーブルを元に登録されて
    いるフォーム情報を要求された宛先に通知する通知手段
    を具備することを特徴とするネットワークプリンタ。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して他の装置と通信する
    ための通信手段と、別のオーバーレイフォームを登録す
    ることを受け付ける受付手段と、登録されているフォー
    ムを削除する要求を受け付ける受付手段と、フォームを
    格納領域に登録、格納領域から削除する制御手段と、制
    御されたフォーム情報に応じてフォームテーブルを更新
    する更新手段を具備している場合に、クライアントコン
    ピュータからのフォームの配信や削除命令を受けてフォ
    ームを制御し、フォームテーブルを更新することを特徴
    とするネットワークプリンタ。
  8. 【請求項8】ネットワークを介して他の装置と通信する
    ための通信手段と、プリンタやフォームサーバに登録さ
    れているフォームテーブルを要求する要求手段と、ネッ
    トワークプリンタにフォームオーバーレイ印刷指示を行
    う制御手段と、特定のフォームサーバのネットワーク上
    のアドレスを格納する格納手段を具備し、同一階層ネッ
    トワークに設置されたフォームサーバのアドレスを登録
    された上で運用されることを特徴とするクライアントコ
    ンピュータ。
  9. 【請求項9】請求項8記載のクライアントコンピュータ
    において、プリンタにオーバーレイを利用した印刷をす
    る際には、該プリンタと、指定されたフォームサーバに
    フォームテーブルを要求し、通知を受けた2つのフォー
    ムテーブルに相違がないか判定する判定手段により双方
    に登録されているフォームの違いを判定し、双方に相違
    があると判断した場合には、更新されたフォームを該フ
    ォームサーバに要求する要求手段により、新しいフォー
    ムを取得し、プリンタに転送して登録を指示する機能を
    具備することを特徴とするクライアントコンピュータ。
  10. 【請求項10】請求項9記載のクライアントコンピュー
    タにおいて、オーバーレイフォームを転送する際にプリ
    ンタの容量不足等の障害で転送に成功しなかった場合、
    プリンタのフォームテーブルに配線されているフォーム
    使用履歴やフォームの種類の条件から削除のできるフォ
    ームを判定する判定手段および削除手段によりプリンタ
    から一部のフォームを削除する制御する制御手段と、再
    度プリンタにオーバーレイフォームを転送して登録を指
    示する機能を具備することを特徴とするクライアントコ
    ンピュータ。
  11. 【請求項11】コンピュータが読むことができる請求項
    1乃至10のいずれか1つに記載の上記フォームサー
    バ、クライアントコンピュータ、ネットワークプリンタ
    の機能を記述したプログラムの格納された記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項11記載の記録媒体において、上
    記記録媒体はフォームサーバ、クライアントコンピュー
    タを提供する情報処理装置に着脱可能であることを特徴
    とする記録媒体。
  13. 【請求項13】請求項11に記載の記録媒体において、
    前記記録媒体は、FD、HD、CD−ROM、MD,M
    O、メモリカード等であることを特徴とする記録媒体。
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JP2002203082A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toyo Commun Equip Co Ltd 書類作成システム

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JP2002203082A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toyo Commun Equip Co Ltd 書類作成システム
JP4548935B2 (ja) * 2000-12-28 2010-09-22 ネッツエスアイ東洋株式会社 書類作成システム

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