JPH08137631A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

Info

Publication number
JPH08137631A
JPH08137631A JP6280226A JP28022694A JPH08137631A JP H08137631 A JPH08137631 A JP H08137631A JP 6280226 A JP6280226 A JP 6280226A JP 28022694 A JP28022694 A JP 28022694A JP H08137631 A JPH08137631 A JP H08137631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
array device
disk array
slot
disk
hard disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6280226A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Matsumoto
純 松本
Soichi Isono
聡一 磯野
Masatoshi Ichikawa
正敏 市川
Kiyoshi Honda
聖志 本田
Hidehiko Iwasaki
秀彦 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6280226A priority Critical patent/JPH08137631A/ja
Publication of JPH08137631A publication Critical patent/JPH08137631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のディスクアレイ装置の5.25インチま
たは3.5インチのハードディスクのフォームファクタ
を利用して、2.5インチ以下のハードディスクを搭載
可能なディスクアレイ装置を提供する。 【構成】ディスクアレイ装置11の5.25インチのハ
ードディスクのフォームファクタに対応するスロット1
3に、4台の2.5インチハードディスク12を立体的
に配置する。ハードディスクに障害が発生した際には、
まずスロット前面のハンドルを握りスロットを引き出
す。次に障害のあるハードディスクを手前にあるハンド
ルを握り引き出す。障害のあるハードディスクを新しい
ハードディスクと交換したら、引き出したときとは反対
の要領で新しいハードディスクをスロット13に挿入
し、スロット13をディスクアレイ装置11に戻し、活
線挿抜が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク、光デ
ィスク、半導体ディスクなどのディスク装置を複数使用
するディスク装置システムにおけるディスク装置の搭載
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数ある記憶装置の中で特に高信頼性を実
現する方式として知られるディスクアレイ装置では、装
置の運用中に内部に持つハードディスクに障害が発生し
た場合に、装置を停止することなく障害のあるハードデ
ィスクを新しいものに交換することで、ディスクアレイ
装置のデータを再構築可能とする米国特許US4870
643“パラレルドライブアレイ・ストレージシステ
ム”に開示される活線挿抜方式がある。この方式を図1
5を用いて説明する。
【0003】図15において、ディスクアレイ装置1は
1台のスロット3内に1台の5.25インチのハードデ
ィスク(外形寸法146mm×203mm×41mm)
2を搭載し、ディスクアレイ制御部8は図16に示すよ
うに、上位計算機とディスクアレイ制御部8間でデータ
のやり取りを行う上位計算機I/F制御部4およびハー
ドディスク2とディスクアレイ制御部8間でデータのや
り取りを行うハードディスクI/F制御部5、ハードデ
ィスク2に読み書きするデータを一時的に保持するメモ
リ6、上位計算機とハードディスク2間でデータのリー
ド/ライト制御行うデータ転送制御部、各制御部を統括
制御するMPU7を基板上に持ち、また基板の冷却用フ
ァン9や電源部10等をディスクアレイ装置筐体内部に
持つ。
【0004】スロット3の前面のハンドルを手前に引く
ことで、ハードディスク2の抜き出しが容易な構造を持
つ。尚、新しいハードディスクを差し込むと、障害の発
生したハードディスクが抜き出される前に持っていたデ
ータは、図17に示すようにディスクアレイ制御部8が
残りのハードディスクのデータとパリティから自動的に
再構築する。
【0005】本ディスクアレイ装置の特徴は、1台のハ
ードディスクを一つのスロットに装着し、スロットの挿
抜によりハードディスク自体の交換を容易に行うことが
できる点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方法は、
以下の課題がある。
【0007】すなわち、従来の活線挿抜方式ではハード
ディスクを搭載する各スロットに1台の5.25インチ
(以下5.25″と記す)または3.5インチ(以下
3.5″と記す)ハードディスクのみ搭載可能であるた
め、将来のハードディスクの小型化に伴い従来のディス
クアレイ装置筐体では対応が難しくなるという課題があ
る。また、ディスクアレイの設置を考慮していない通常
のパソコン/WS筐体内には、ディスクアレイ装置を内
蔵することができない。
【0008】本発明の目的は、従来から広く用いられて
いるディスクアレイ装置の5.25″または3.5″ハ
ードディスクのフォームファクタをそのまま利用して、
複数の2.5インチ(以下2.5″と記す)以下の小型
ハードディスクを搭載可能なディスクアレイ装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、どのハードディスクに障害が発生したかを装置運用
者に知らせる表示部をディスクアレイ装置筐体の前面に
有し、従来、5.25″ハードディスクを搭載していた
スロットのフォームファクタに例えば複数の2.5″ハ
ードディスクを一つのユニットとして搭載可能な基板
と、スロットの抜き差し方向とは90゜横向きに2.
5″ハードディスクを搭載するさらに小さなスロットを
複数有し、ハードディスクの障害発生により、第1段階
として障害のあるハードディスクをユニット内に持つス
ロットを抜き差しするために、ユニットとディスクアレ
イ装置筐体内部の制御装置とを接続するコネクタと、第
2段階として障害のあるハードディスク本体を搭載して
いるスロットを抜き差しするために、ハードディスク本
体と基板とを接続するコネクタを有することとしたもの
である。
【0010】
【作用】5.25″ハードディスク対応の従来のディス
クアレイ装置筐体を用いて、2.5″ハードディスク対
応のシステムの提供が可能。またパソコン筐体内の5.
25″ハードディスクの代りに2.5″ハードディスク
で構成したディスクアレイ装置を搭載したシステムの提
供が可能。さらにそれらシステムへの活線挿抜の適用が
図れる。
【0011】
【実施例】本発明の第一実施例を図1ないし図7を用い
て説明する。
【0012】図1は本発明のディスクアレイ装置の全体
を表した斜視図である。
【0013】ディスクアレイ装置11は幅210mm、
奥行き350mm、高さ600mmの寸法を持ち、ハー
フハイトの5.25″ハードディスク(幅146mm、
奥行き203mm、高さ41mm)1台のフォームファ
クタを持つスロット16内に4台の2.5″ハードディ
スク(幅70mm、奥行き100mm、高さ17mm)
12を持ち、各ハードディスク12はスロット16上に
図1に示すように立体的に配置する。
【0014】図3ないし図7は図1のスロット16の詳
細な構成を表している。
【0015】図3は図1のディスクアレイ装置11のス
ロット16の前面パネルを表した正面図である。前面パ
ネル21にはディスクアレイ装置の運用者に、ハードデ
ィスクの動作状況を報告する表示部22およびスロット
の抜き差しに用いるハンドル23を備える。また、各ス
ロットをディスクアレイ装置筐体に固定するための、差
込みキーによるロック機構を持つ。
【0016】図4は図1のディスクアレイ装置11から
抜き出した1台のスロット16の側面図、また図5は図
4のスロット16の斜視図である。ただし図5はハード
ディスクを取り外した状態を示している。前面パネル2
1の背面には図1の表示部22を駆動する回路部31を
持つ。各ハードディスクは立体的に配置するため、ユニ
ット基板36をナット35および支柱37でスロット基
板38の上部に取り付ける。ハードディスク12は専用
の取り付け基板に固定し、ユニット基板36もしくはス
ロット基板38上のレール34に沿ってユニット基板3
6もしくはスロット基板38に装着する。このときハー
ドディスク12が持つ入出力ピンがハードディスク・コ
ネクタ42と接続する。またスロット基板38には図1
のディスクアレイ装置11の筐体に対してスロットの抜
き差しを容易にする車輪39および、ユニット基板36
およびスロット基板38上の本スロットを構成するハー
ドディスクの入出力ピンをまとめたスロットピン40を
持つ。尚、スロットピン40にはSCSIケーブルのよ
うなフレキシブル・ケーブル41を接続する。
【0017】図6はディスクアレイ装置筐体内のスロッ
トを固定する機構を表した斜視図である。
【0018】ディスクアレイ装置11の各スロットは、
ディスクアレイ装置11の筐体内壁に取り付けたスロッ
ト固定基板43を持ち、この上に図4、図5で示したス
ロットが収まる。スロット固定基板43の最後部にはス
ロット・コネクタ44を持ち、図4、図5のスロットの
フレキシブル・ケーブル41の雄側ピンがここに接続す
る。またスロット固定基板43の両端には図4、図5の
スロットの車輪39を支え、スロットの抜き差しを円滑
にするスライド・レール45を持つ。図4、図5のスロ
ットをスロット固定基板43上に装填するには、スロッ
トの車輪39をスライド・レール45の溝に合わせてス
ロットを完全に滑り込ませ、キャップ46をスライド・
レール45にはめる。尚、このキャップ46が、スロッ
トがスライド・レール45から抜け落ちないためのスト
ッパとして働く。さらに、このスライド・レール45は
ボルト47でスロット固定基板43に固定しているた
め、図4、図5のスロットと組み合わせて既存のどんな
5.25″ハードディスクのフォームファクタのスペー
スにも適用可能な特徴を持つ。
【0019】図7はハードディスク装置とその取り付け
基板を表した斜視図である。
【0020】ハードディスク12はハードディスクの放
熱効果を上げるため内側をくり抜いた取り付け基板33
にボルト48で固定する。取り付け基板33はハードデ
ィスク12の図5のスロット上での抜き差しを容易にす
るためハンドル32を持つ。
【0021】図2のフローチャートに基づいて、図1の
装置の操作手順を説明する。
【0022】図1のディスクアレイ装置11の運用中に
ハードディスク12に障害が発生すると(図2のフロー
チャート101)、ディスクアレイ装置11のスロット
13の前面パネル21に配置した表示部22が、障害の
発生したハードディスク12をディスクアレイ装置11
の運用者に報告する(同102)。次に運用者は障害の
発生したハードディスク12のあるスロット13の前面
パネル21のキー・ロック24を解除し、ハンドル23
を握り手前に引き出す(同103)。スロット13上に
あるハードディスク12を運用者から見える位置まで引
き出したら(同104)、障害の発生したハードディス
ク12が取り付けてある取り付け基板33に備え付けの
ハンドル32を握り、スロット13を引き出した時と同
じ要領でハードディスク12を引き出す(同105)。
ハードディスク12がハードディスク・コネクタ42か
ら離脱し、ハードディスク12が取り付けてある取り付
け基板33がレール34から抜けることで、ハードディ
スク12の抜き出しが完了する(同106)。次に取り
付け基板33のボルト61を外し、障害のあるハードデ
ィスク12を新しいハードディスクと交換し(同10
7)、ボルト61で新しいハードディスクを取り付け基
板33に固定する。そしてハードディスク12を抜き出
した操作とは逆に、取り付け基板33をレール34の溝
にあわせて挿入し、新しいハードディスクの後方の接続
ピンがハードディスク・コネクタ42に接続するまで押
し込む(同108)。最後にスロット13をディスクア
レイ装置11に戻し(同109)、装置の運用を障害発
生前と同じ環境で継続する(同110)。尚、スロット
13はフレキシブル・ケーブルでディスクアレイ装置と
接続しているため、ハードディスクの交換中も、ディス
クアレイ装置の動作を継続可能である。
【0023】また、本実施例のように小型のハードディ
スクを複数台狭い空間に搭載する場合、ハードディスク
から発生する熱を効率的に外部に放出する機構が必要に
なる。一つの例として図8に示すディスクアレイ装置の
冷却機構がある。ディスクアレイ装置11の背面上部に
ハードディスク冷却用のファン51を持つ。ファン51
と各ハードディスクとの間にスロット単位に吸引口を持
つプラスチック成形等で作成した熱吸引ダクト52を取
り付ける。熱吸引ダクト52の吸引口から強制的にハー
ドディスク周辺部の熱を吸引し、過度の温度上昇を防ぐ
ことができる。
【0024】図9は第二実施例のディスクアレイ装置の
全体を表した斜視図である。
【0025】ディスクアレイ装置61は1台のスロット
63内に複数のハードディスク62を持ち、各ハードデ
ィスク62は、図9に示すように、スロット63上に立
体的に配置する。また、ディスクアレイ装置61の筐体
側面には、ハードディスク62を1台1台挿抜するハー
ドディスク単体スロット64を持つ。
【0026】ディスクアレイ装置61を実現するには、
以下に示す変更が必要になる。ただし、基本的には第一
実施例のディスクアレイ装置をそのまま利用することが
できる。すなわち、第一実施例では図4、図5に示すS
CSIケーブルの様なフレキシブル・ケーブル41でス
ロットピン40とディスクアレイ装置11のスロット・
コネクタ44との間をつなぎ、スロットの挿抜に関係無
くスロット内のディスクアレイが運用を継続できるよう
にしているが、本ディスクアレイ装置61ではスロット
の挿抜はユニット全体の障害時に行うため、挿抜の際に
スロット内のディスクアレイが運用を継続している必要
はない。そこで、フレキシブル・ケーブル41を取り除
き、スロット挿抜時にスロットピン40とスロット・コ
ネクタ44が直接接続、分離できるようにすることで、
スロット挿抜時にはスロットのユニット全体をディスク
アレイ装置筐体から容易に抜き出すことが可能となる。
ただし、ユニット全体をディスクアレイ装置筐体から完
全に抜き出す際には、図6のスライド・レール45のキ
ャップ46を取り外す必要がある。
【0027】図11ないし図13は図9のディスクアレ
イ装置61のハードディスク単体スロット64の詳細な
構成を示している。
【0028】図11はハードディスク単体スロット64
のスロットパネルの構造の断面図である。側面スロット
パネル65はディスクアレイ装置筐体側面側に図9のハ
ードディスク62を引き出すためのハンドル66を持
つ。また、ハンドル66の後部には、スロットを引き出
す動作の後にハンドル66を元の位置に戻すばね71が
ある。側面スロットパネル65の上下には側面スロット
パネル65をディスクアレイ装置筐体に固定するピン6
7がある。また、側面スロットパネル65をディスクア
レイ装置筐体から外すために、ピン67にはハンドル6
6と連動する支柱69、回転板70が連結している。
尚、ピン67と支柱69の間には、側面スロットパネル
65をディスクアレイ装置筐体に挿入する際にピン67
が側面スロットパネル65の内側に押し込まれ、所定の
位置でピン67がディスクアレイ装置筐体にロックする
ようにばね68を持つ。
【0029】図12はハードディスク単体スロット64
のスロットパネルとハードディスクの接続状態を示した
斜視図である。側面スロットパネル65の背面にはレー
ル72があり、ハードディスク62を取り付けた取り付
け基板76に備え付けてあるハンドル77が、レール7
2に沿って所定の位置に停止することで側面スロットパ
ネル65とハードディスク62が相互に接続する。尚、
この際図11の軸74でレール72に固定している車輪
73がばね75の収縮で上方にもしくは下方に移動し、
ハンドル77がレール72内に滑り込む(図12(a)
図)。そしてハンドル77が所定の位置に来ると、車輪
73がハンドル77の溝にはまることでばね75が伸長
し、ハンドル77の固定が完了する(図12(b)図)。
【0030】図10のフローチャートに基づいて、図9
の装置の操作手順を説明する。
【0031】図9のディスクアレイ装置61の運用中に
スロット63に障害が発生し(図10のフローチャート
201)、それがハードディスクの障害である場合(同
202)、第一実施例と同様にディスクアレイ装置61
のスロット63の前面に配置した表示部が、どのハード
ディスクに障害が発生したかをディスクアレイ装置の運
用者に報告する(同203)。ここで、1台のハードデ
ィスクのみの障害であるならば(同204)、スロット
63の前面に配置した表示部が示す、障害の発生したハ
ードディスクの番号を頼りに、ディスクアレイ装置筐体
側面のハードディスク単体スロット64の位置を確認す
る(同205)。そして、図11の側面スロットパネル
65にあるハンドル66を手前に引くことで、ハンドル
66が支点を中心に移動し、互いに連結している回転板
70が同時に支点を中心に反時計周りに回転する。この
回転によって、回転板70と連結する支柱69が下方に
(回転板70の下側に連結する支柱69では上方に)移
動し、ピン67がディスクアレイ装置筐体から外れる。
さらにハンドル66を手前に引くことで、図9のハード
ディスク単体スロット64をディスクアレイ装置61か
ら分離する(同206、207)。次に第一実施例と同
様に抜き出した図12の障害のあるハードディスク62
を取り付け基板76から取外し、新しいハードディスク
と交換する(同208)。新しいハードディスクを取り
付け基板76に固定したら、ハードディスク単体スロッ
ト64を元の位置に戻す(同209)。尚、ハードディ
スク単体スロット64挿入時には、強制的にピン67が
側面スロットパネル65の内部に押し込まればね68が
収縮する。そしてピン67がハードディスク単体スロッ
ト64挿入口内壁の孔、つまり図11のピン67が挿入
されている孔に差し掛かったところでばね68が伸長
し、ピン67がハードディスク単体スロット64をディ
スクアレイ装置筐体に固定する。一方、同一のスロット
にある複数台のハードディスクに障害が発生した場合
(同203)、まず、そのスロット63を引き出す(同
213)。このときディスクアレイ制御部に障害がある
場合は、新しいスロットのユニットを用意しておき、ス
ロット63のユニット全体をその新しいユニットに交換
する。また、同一のスロットにある複数台のハードディ
スクに障害がある場合は、図12の障害に発生したハー
ドディスク62を取り付け基板76に備え付けのハンド
ル77を掴み引き出す(同214、215)。障害の発
生したハードディスクを取り付け基板76から外し、新
しいハードディスクを取り付け基板76に取り付け、ス
ロット63に差し込む(同216、217)。最後にス
ロット63をディスクアレイ装置61に戻し(同21
8)、活線挿抜完了となる(同210)。尚、スロット
63のディスクアレイ装置61への挿入時には、図12
のハンドル77がレール72に沿って矢印方向に移動
し、レール72の内側に設けた車輪73がハンドル77
を挟み込む。そしてスロット63がディスクアレイ装置
61に最後まで入ると、車輪73がハンドル77の溝に
はまり、ハンドル77を固定する。したがって、側面ス
ロットパネル65とハードディスクが一体となり、ハー
ドディスク単体スロットが再生する。最後にスロット6
3のハードディスク以外のディスクアレイ制御部等に障
害が発生した場合は、スロット63のユニット全体を手
前に引き出し、図6のスライドレール45のキャップ4
6を取り外し、ディスクアレイ装置61から分離する
(同211)。そしてスロット63を抜き出したときと
反対の要領で、新しいスロットのユニットをディスクア
レイ装置に戻し(同212)、活線挿抜が完了する(同
210)。
【0032】第二実施例のディスクアレイ装置61は各
スロットにスロット内でディスクアレイを構成するハー
ドディスクとディスクアレイ制御装置を持つ場合に限っ
て適用可能であるが、各々のスロットの活線挿抜は単純
な構造のスロット・ピンとスロット・コネクタの接続、
分離によるため、フレキシブル・ケーブル等を使用する
場合よりもより耐久性、信頼性にすぐれることが予想さ
れる。また、ディスクアレイ筐体内部にケーブルの引き
回しがない分、冷却機構が効率的に働くことも考えられ
る。本方式の最大の特徴は、個々のハードディスクの交
換が容易に且つ迅速に行える点である。
【0033】第一、第二実施例で挙げたディスクアレイ
装置のスロットのユニットは、それ自体で一つのディス
クアレイ装置を構成できる構造を持っているため、従来
からある5.25″のハードディスクを内部に搭載する
パソコン/ワーク・ステーション(以下PC/WSと記
す)筐体の中にスロットのユニットを入れることで、活
線挿抜対応のディスクアレイ装置を搭載したコンピュー
タ・システムが実現できる。
【0034】図13はPC/WS筐体に活線挿抜対応の
ディスクアレイ装置を搭載したコンピュータ・システム
を表した斜視図である。
【0035】図13に示すようなモニタ87およびPC
/WS筐体81を基本構成とするコンピュータ・システ
ムが広く知られている。また、PC/WS筐体81の内
部にはフロッピディスク84、コンピュータ制御基板8
5、電源部86等があり、5.25″ハードディスクが
従来より多く用いられている。図13に示すように幅1
46mm、奥行き203mm、高さ41mmの5.2
5″ハードディスクを搭載するフォームファクタに第一
実施例で述べたスロットの挿抜機構を持つ、2.5″ハ
ードディスクで構成した活線挿抜対応のディスクアレイ
装置のスロット82を搭載し、より高性能、高信頼なコ
ンピュータ・システムを提供できる。尚、図13に示す
ようにスロット82上の2.5″ハードディスクの間に
ユニットと一体化した冷却用ファンを備えることで、P
C/WS筐体の内部のハードウエア構成に依存しないデ
ィスクアレイ装置の提供も可能である。
【0036】以上述べてきた第一、第二実施例では5.
25″ハードディスクを搭載したディスクアレイ装置に
複数の2.5″ハードディスクを利用する方法を示した
が、これと同様に3.5″ハードディスクを搭載したデ
ィスクアレイ装置に対しても、そのフォームファクタを
用いて複数の1.8″ハードディスクを利用することが
可能と考えられる。
【0037】図14は3.5″ハードディスクのフォー
ムファクタに1.8″ハードディスクを搭載したスロッ
トを表した斜視図である。
【0038】図14に示すように、3.5″ハードディ
スク(幅100mm、奥行き146mm、高さ40m
m)1台のフォームファクタを持つスロット91内に4
台の1.8″ハードディスク(幅50mm、奥行き70
mm、高さ15mm)92を持ち、各ハードディスクを
スロット91上に立体的に配置可能である。また本実施
例は第三実施例のコンピュータ・システムに対しても、
3.5″ハードディスクの代りに1.8″ハードディス
クで構成した活線挿抜対応のディスクアレイ装置のスロ
ットを搭載することで適用可能と考えられる。
【0039】
【発明の効果】活線挿抜対応ディスクアレイ装置の5.
25″または3.5″ハードディスクのフォームファク
タに、複数台の2.5″以下のハードディスクを搭載し
たディスクアレイ装置が提供できる。
【0040】スロット内の複数のハードディスクをさら
にディスクアレイとして制御する場合、ハードディスク
の交換を1台単位およびスロット上のユニット単位に行
うことが可能なディスクアレイ装置が提供できる。
【0041】また、従来のPC/WSの筐体の5.2
5″または3.5″ハードディスクのスペースに複数台
の2.5″以下のハードディスクで構成した活線挿抜対
応のディスクアレイ装置のスロットを搭載したコンピュ
ータ・システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクアレイ装置の斜視図。
【図2】本発明のディスクアレイ装置操作手順を表すフ
ローチャート。
【図3】スロットの前面パネルの正面図。
【図4】スロットの側面図。
【図5】スロットの斜視図。
【図6】ディスクアレイ装置筐体内のスロット固定機構
の斜視図。
【図7】ハードディスクとハードディスク取り付け基板
の斜視図。
【図8】本発明のディスクアレイ装置の冷却機構の斜視
図。
【図9】本発明のディスクアレイ装置の斜視図。
【図10】本発明のディスクアレイ装置の操作手順を表
すフローチャート。
【図11】側面スロットパネルの構造を示す断面図。
【図12】側面スロットパネルの構造を示す斜視図。
【図13】パソコン/ワークステーション筐体にディス
クアレイ装置を搭載したコンピュータ・システムの斜視
図。
【図14】3.5インチのハードディスクのフォームフ
ァクタに1.8インチのハードディスクを搭載した斜視
図。
【図15】従来のディスクアレイ装置の斜視図。
【図16】従来のディスクアレイ装置のブロック図。
【図17】ディスクアレイ装置のデータ再構築の説明
図。
【符号の説明】
11…ディスクアレイ装置、 12…ハードディスク、 13…スロット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 聖志 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 岩崎 秀彦 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の磁気ディスク装置と、前記磁気ディ
    スク装置の制御手段よりなるディスクアレイ装置におい
    て、前記ハードディスクを個別に着脱する手段を設け、
    前記ハードディスクと、コントローラと、前記ハードデ
    ィスク着脱手段とを、おおむね幅146mm、奥行き2
    03mm、高さ41mmに納めたことを特徴とするディ
    スクアレイ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、複数の前記ハードディ
    スクを搭載するユニットを引き出すスライド機構を有す
    るディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、外形寸法70
    mm×100mm×17mmの複数のハードディスクを
    搭載したディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3において、前記個々
    のハードディスクの活線挿抜を可能とする手段を持つユ
    ニットを内蔵したディスクアレイ装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4において、前記
    ユニットのスロットの抜き差し方向とは90゜横向き
    に、ハードディスクを1台1台抜き差しする小型のスロ
    ットで構成される活線挿抜機構を有するディスクアレイ
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5において、
    冷却用ファンを内蔵したディスクアレイ装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6におい
    て、前記ディスクアレイ装置筐体内の複数のハードディ
    スクから発する熱を冷却する機構において、ディスクア
    レイ装置筐体後方に個々のハードディスクを集中的に冷
    却する熱吸引ダクトと冷却用ファンを持つディスクアレ
    イ装置を内部に搭載したディスクアレイ装置筐体。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5または6におい
    て、スロットのユニット全体の活線挿抜およびスロット
    上の個々のハードディスクの活線挿抜が可能なディスク
    アレイ装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6または8に
    おいて、パソコン/ワークステーションの筐体内部にデ
    ィスアレイ装置を搭載したコンピュータ・システム。
  10. 【請求項10】請求項9において、複数のハードディス
    クで構成したディスアレイ装置を、パソコン/ワークス
    テーションの筐体からスライドさせて活線挿抜が可能な
    コンピュータ・システム。
  11. 【請求項11】複数の磁気ディスク装置と、前記磁気デ
    ィスク装置の制御手段よりなるディスクアレイ装置にお
    いて、前記ハードディスクを個別に着脱する手段を設
    け、前記ハードディスクと、コントローラと、前記ハー
    ドディスク着脱手段とを、おおむね幅100mm、奥行
    き146mm、高さ40mmに納めたことを特徴とする
    ディスクアレイ装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、複数のハードディ
    スクを搭載するユニットを引き出すスライド機構を有す
    るディスクアレイ装置。
  13. 【請求項13】請求項11または12において、外形寸
    法50mm×70mm×15mm以下の複数のハードデ
    ィスクを搭載したディスクアレイ装置。
  14. 【請求項14】請求項11、12または13において、
    個々のハードディスクの活線挿抜を可能とする手段を持
    つユニットを内蔵したディスクアレイ装置。
  15. 【請求項15】請求項11、12、13または14にお
    いて、ユニットのスロットの抜き差し方向とは90゜横
    向きに、ハードディスクを1台1台抜き差しする小型の
    スロットで構成される活線挿抜機構を有するディスクア
    レイ装置。
  16. 【請求項16】請求項11、12、13、14または1
    5において、冷却用ファンを内蔵したディスクアレイ装
    置。
JP6280226A 1994-11-15 1994-11-15 ディスクアレイ装置 Pending JPH08137631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6280226A JPH08137631A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 ディスクアレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6280226A JPH08137631A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 ディスクアレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08137631A true JPH08137631A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17622074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6280226A Pending JPH08137631A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 ディスクアレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08137631A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228340A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Fujitsu Ltd 磁気ディスク搭載装置
JP2006235696A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Hitachi Ltd ディスク装置
JP2006244340A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
JPWO2005017734A1 (ja) * 2003-08-14 2006-10-12 富士通株式会社 コンピュータ装置および集合サーバ装置
US7346913B2 (en) 2004-07-08 2008-03-18 Fujitsu Limited Rack mount type storage unit enabling easy access
US7394660B2 (en) 2004-05-14 2008-07-01 Fujitsu Limited Enclosure structure of electronic equipment, and disk array apparatus
US7558058B2 (en) 2004-08-04 2009-07-07 Fujitsu Limited Ejector, unit and electronic apparatus having the same
JP2009223920A (ja) * 2009-07-07 2009-10-01 Fujitsu Ltd 情報処理装置
US7752358B2 (en) 2006-07-24 2010-07-06 Hitachi, Ltd Storage apparatus and conversion board for increasing the number of hard disk drive heads in a given, limited space
JP2011028475A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Dainippon Printing Co Ltd ハードディスクドライブ装置
CN108762691A (zh) * 2018-08-15 2018-11-06 深圳市诺信连接科技有限责任公司 一种连接稳定性高的多磁盘阵列服务器

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005017734A1 (ja) * 2003-08-14 2006-10-12 富士通株式会社 コンピュータ装置および集合サーバ装置
JP4812431B2 (ja) * 2003-08-14 2011-11-09 富士通株式会社 コンピュータ装置
US7787246B2 (en) 2003-08-14 2010-08-31 Fujitsu Limited Computer device and cluster server device
US7394660B2 (en) 2004-05-14 2008-07-01 Fujitsu Limited Enclosure structure of electronic equipment, and disk array apparatus
US7346913B2 (en) 2004-07-08 2008-03-18 Fujitsu Limited Rack mount type storage unit enabling easy access
US7558058B2 (en) 2004-08-04 2009-07-07 Fujitsu Limited Ejector, unit and electronic apparatus having the same
JP2006228340A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Fujitsu Ltd 磁気ディスク搭載装置
US7349204B2 (en) 2005-02-22 2008-03-25 Hitachi, Ltd. Disk device
JP4621039B2 (ja) * 2005-02-22 2011-01-26 株式会社日立製作所 ディスク装置
JP2006235696A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Hitachi Ltd ディスク装置
US7890698B2 (en) 2005-03-07 2011-02-15 Hitachi, Ltd. Disk array apparatus including control packages each having a base package and a functional package hierarchically connected to the base package
JP2006244340A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
US7752358B2 (en) 2006-07-24 2010-07-06 Hitachi, Ltd Storage apparatus and conversion board for increasing the number of hard disk drive heads in a given, limited space
JP2009223920A (ja) * 2009-07-07 2009-10-01 Fujitsu Ltd 情報処理装置
JP2011028475A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Dainippon Printing Co Ltd ハードディスクドライブ装置
CN108762691A (zh) * 2018-08-15 2018-11-06 深圳市诺信连接科技有限责任公司 一种连接稳定性高的多磁盘阵列服务器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7542295B2 (en) Removable hard drive module for a computer
US7583507B2 (en) High density array system having multiple storage units with active movable media drawers
US8111514B2 (en) Removable hard drive module for a computer with improved thermal performance
US7568122B2 (en) Method and apparatus for identifying a faulty component on a multiple component field replaceable unit
JP4528372B2 (ja) ライブラリ・コンピュータの構造
US6853546B2 (en) Modular data storage device assembly
EP1026688A2 (en) Removable integrated multiple internal disk drive subsystem
US7418622B2 (en) Storage control system and storage control method
US8009385B2 (en) High density array system with active movable media drawers
US7200008B1 (en) Multi-depth drive enclosure
US9535615B2 (en) Hard disk drive assembly with field-separable mechanical module and drive control
JP2017204318A (ja) 2ラックユニットシャーシ及び工具不要な薄型ハードディスクドライブキャリア装置
US20070230110A1 (en) High density array system with active storage media support structures
US7565488B2 (en) Apparatus, system, and method for integrated blade raid controller and storage
US20110090633A1 (en) Modular sata data storage device assembly
US8804278B1 (en) Cooling of hard disk drives with separate mechanical module and drive control module
JPH08137631A (ja) ディスクアレイ装置
US8868866B2 (en) Configurable tape loader with internal hard-disk
US20070230109A1 (en) High density array system with active storage blades
JP3084003U (ja) 自動ディスク解除装置および自動ディスク解除装置を有するディスクアレイ
US6970974B2 (en) Method for managing disk drives of different types in disk array device
US8908326B1 (en) Hard disk drive mechanical modules with common controller
US20150177781A1 (en) Data storage device enclosure and module
EP1215560A2 (en) Method and system for directly interconnecting storage devices to controller cards within a highly available storage system
JPH0684338A (ja) アレイ型記録装置