JPH0684338A - アレイ型記録装置 - Google Patents
アレイ型記録装置Info
- Publication number
- JPH0684338A JPH0684338A JP23834692A JP23834692A JPH0684338A JP H0684338 A JPH0684338 A JP H0684338A JP 23834692 A JP23834692 A JP 23834692A JP 23834692 A JP23834692 A JP 23834692A JP H0684338 A JPH0684338 A JP H0684338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk device
- magnetic disk
- data
- recording
- housing
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 5.25インチ用筺体31の内部に2.5イ
ンチ磁気ディスク装置9a〜9fを収納すると共に、ア
レイコントローラ13を収納する事により、アレイ型デ
ィスク装置30を5.25インチ用筺体31内部に構成
する。 【効果】 アレイ型ディスク装置の磁気ディスク装置に
2.5インチ磁気ディスク装置を使用し、全体のサイズ
をコンパクトにすると共に、アレイ型ディスク装置のサ
イズを従来の5.25インチの磁気ディスクのサイズに
合わせる事により、アレイ型ディスク装置をパソコンワ
ークステーション等のシステムユニット内に内蔵するこ
とが可能になる。
ンチ磁気ディスク装置9a〜9fを収納すると共に、ア
レイコントローラ13を収納する事により、アレイ型デ
ィスク装置30を5.25インチ用筺体31内部に構成
する。 【効果】 アレイ型ディスク装置の磁気ディスク装置に
2.5インチ磁気ディスク装置を使用し、全体のサイズ
をコンパクトにすると共に、アレイ型ディスク装置のサ
イズを従来の5.25インチの磁気ディスクのサイズに
合わせる事により、アレイ型ディスク装置をパソコンワ
ークステーション等のシステムユニット内に内蔵するこ
とが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータの記憶シ
ステムであるアレイ型記録装置に関するものであり、例
えば、複数のディスク装置をアレイ状に配したディスク
駆動システムの構成に関するものである。また、この発
明は、アレイ型記録装置等のディスク装置を活電状態の
まま保守を行なう際、誤操作を防止するための活線挿抜
に関するものである。
ステムであるアレイ型記録装置に関するものであり、例
えば、複数のディスク装置をアレイ状に配したディスク
駆動システムの構成に関するものである。また、この発
明は、アレイ型記録装置等のディスク装置を活電状態の
まま保守を行なう際、誤操作を防止するための活線挿抜
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のディスク装置をアレイ状に構成し
たディスクシステムについては各種の文献、特許が発表
されている。これらの文献のなかで、カリフォルニア大
学バークレー校から大容量化する記憶データの信頼性を
飛躍的に改善する方式についての発表がある。この論
文、”A Case for Redundant A
rrays of Inexpensive Disk
s(RAID)”,Proc,ACM SIGMOD
Conf.,Chicago,IL,June 198
8ではデータの信頼性を改善する方式について従来のミ
ラーディスク方式からブロックインタリーブパリティ方
式まで5つのレベルに分類している。それぞれの概略を
以下に示す。
たディスクシステムについては各種の文献、特許が発表
されている。これらの文献のなかで、カリフォルニア大
学バークレー校から大容量化する記憶データの信頼性を
飛躍的に改善する方式についての発表がある。この論
文、”A Case for Redundant A
rrays of Inexpensive Disk
s(RAID)”,Proc,ACM SIGMOD
Conf.,Chicago,IL,June 198
8ではデータの信頼性を改善する方式について従来のミ
ラーディスク方式からブロックインタリーブパリティ方
式まで5つのレベルに分類している。それぞれの概略を
以下に示す。
【0003】RAIDレベル1 通常のミラー(シャドー)方式であり、同一のデータを
2つのグループのディスク装置に記憶する。RAIDレ
ベル1のシステムは高信頼性が要求されるシステムでは
従来から一般的である。ただし、冗長度が大きいために
容量当たりコストが高価となる。
2つのグループのディスク装置に記憶する。RAIDレ
ベル1のシステムは高信頼性が要求されるシステムでは
従来から一般的である。ただし、冗長度が大きいために
容量当たりコストが高価となる。
【0004】RAIDレベル2 DRAMで使われているハミングコード形式を適用した
もので、冗長グループのデータディスクにビットインタ
リーブして記憶する。一方、1ビットエラー修正可能と
するため、グループ(1グループ10〜25台程度の構
成)当たり複数台のチェックディスク(データディスク
数10台の時、チェックディスク数は4台必要)にEC
Cコードを書く。冗長度がやや大きい。
もので、冗長グループのデータディスクにビットインタ
リーブして記憶する。一方、1ビットエラー修正可能と
するため、グループ(1グループ10〜25台程度の構
成)当たり複数台のチェックディスク(データディスク
数10台の時、チェックディスク数は4台必要)にEC
Cコードを書く。冗長度がやや大きい。
【0005】RAIDレベル3 パリティディスクを固定で使用し、データをグループ中
のデータディスクにバイトインタリーブして記録する。
エラー位置はドライブごとのECCから判るのでパリテ
ィディスクは1台ですむ。スピンドルを回転同期させ高
速度転送するのに適している。
のデータディスクにバイトインタリーブして記録する。
エラー位置はドライブごとのECCから判るのでパリテ
ィディスクは1台ですむ。スピンドルを回転同期させ高
速度転送するのに適している。
【0006】RAIDレベル4 パリティディスクを固定で使用し、データをグループ中
のデータディスクにブロックインタリーブして記録す
る。レベル3との違いはインタリーブ単位が異なり、ブ
ロック単位で記録するため小量データのアクセスが多い
場合により向いている。
のデータディスクにブロックインタリーブして記録す
る。レベル3との違いはインタリーブ単位が異なり、ブ
ロック単位で記録するため小量データのアクセスが多い
場合により向いている。
【0007】RAIDレベル5 レベル3や4と違って固定のパリティディスクを持た
ず、パリティデータは構成するディスクに分散記録(ス
トライピング)する。このため、WRITE時にパリテ
ィディスクへの負荷集中といったことが起きず、10P
Sが増加する(WRITEの比率が多いほどRAIDレ
ベル4より有利となる)。使用時性能も容量効率もとも
に良い。
ず、パリティデータは構成するディスクに分散記録(ス
トライピング)する。このため、WRITE時にパリテ
ィディスクへの負荷集中といったことが起きず、10P
Sが増加する(WRITEの比率が多いほどRAIDレ
ベル4より有利となる)。使用時性能も容量効率もとも
に良い。
【0008】冗長性を持ったアレイ型ディスク駆動装置
の従来の例としては、特開平2−236714号公報に
開示された米国のアレイ テクノロジー コーポレーシ
ョンによる「アレイ型ディスク駆動機構のシステム及び
方法」がある。アレイ テクノロジー コーポレーショ
ンの例では、冗長レベル及びホストコンピュータからみ
た構成ディスク装置の論理台数を選択可能としている。
の従来の例としては、特開平2−236714号公報に
開示された米国のアレイ テクノロジー コーポレーシ
ョンによる「アレイ型ディスク駆動機構のシステム及び
方法」がある。アレイ テクノロジー コーポレーショ
ンの例では、冗長レベル及びホストコンピュータからみ
た構成ディスク装置の論理台数を選択可能としている。
【0009】またパリティデータの分散記録(ストライ
ピング)については、特開昭62−293355号公報
の、米国のインターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーションの「データ保護機構」にその方法が
示されている。
ピング)については、特開昭62−293355号公報
の、米国のインターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーションの「データ保護機構」にその方法が
示されている。
【0010】図16は例えば上記特開平2−23671
4号公報に示された従来のアレイ型ディスク駆動装置を
示す構成図であり、図において、1はホストコンピュー
タ、2はホストコンピュータとアレイコントローラ間の
バッファとなるホストインターフェース(以下、ホスト
I/Fという)、3はアレイコントローラ全体を制御す
るマイクロプロセッサ、4はメモリ、5は冗長データを
生成及びデータの復元をするEORエンジン、6は上記
ホストI/F2、マイクロプロセッサ3、メモリ4及び
EORエンジン5を共通に接続するデータバス、7はC
Eパネル、8はチャネルコントローラで、CEパネル7
及び複数のチャネルコントローラ8も上記データバス6
に接続されている。9はディスク装置、10はチャネル
で、ディスク装置9がチャネル10を介して上記チャネ
ルコントローラ8に接続される。11はスタンバイディ
スク、12は予備チャネルで、複数台のスタンバイディ
スク11が共通の予備チャネル12を介して上記チャネ
ルコントローラ8に接続される。13は複数台のディス
ク装置9及びスタンバイディスク1を制御するアレイコ
ントローラである。
4号公報に示された従来のアレイ型ディスク駆動装置を
示す構成図であり、図において、1はホストコンピュー
タ、2はホストコンピュータとアレイコントローラ間の
バッファとなるホストインターフェース(以下、ホスト
I/Fという)、3はアレイコントローラ全体を制御す
るマイクロプロセッサ、4はメモリ、5は冗長データを
生成及びデータの復元をするEORエンジン、6は上記
ホストI/F2、マイクロプロセッサ3、メモリ4及び
EORエンジン5を共通に接続するデータバス、7はC
Eパネル、8はチャネルコントローラで、CEパネル7
及び複数のチャネルコントローラ8も上記データバス6
に接続されている。9はディスク装置、10はチャネル
で、ディスク装置9がチャネル10を介して上記チャネ
ルコントローラ8に接続される。11はスタンバイディ
スク、12は予備チャネルで、複数台のスタンバイディ
スク11が共通の予備チャネル12を介して上記チャネ
ルコントローラ8に接続される。13は複数台のディス
ク装置9及びスタンバイディスク1を制御するアレイコ
ントローラである。
【0011】図17はRAIDの冗長データの生成に関
する説明をする図である。図17に示すように5台のデ
ィスクの内1台のディスクのデータは他の4台のディス
クのデータの冗長データ(パリティ)を記憶するように
なっている。パリティは4台のディスクのデータのエク
スクルーシブOR(XOR)の演算によって計算され
る。即ちパリティディスクPのパリティデータはディス
ク0とディスク1とディスク2とディスク3のデータの
XORをとったものである。このようなパリティを冗長
データとして持つことにより例えばディスク0のデータ
が何らかの障害により読めない場合にはディスク1とデ
ィスク2とディスク3とパリティディスクPのデータの
エクスクルーシブOR(XOR)をとったデータがディ
スク0のデータとして復元することが可能になる。な
お、パリティの計算は前述したように4台のディスクの
データのXORをとることにより生成できるが、別な方
法としてデータを書き込もうとするディスクの古いデー
タと現在パリティディスクに記録されている現在のパリ
ティデータをリードして新しいデータと古いデータと現
在のパリティデータの3つのデータのXORを計算して
新しいパリティデータとする場合もある。その方法を図
18を用いて説明する。例えばディスク2に対して新し
いデータDN(2)を記録しようとする場合には、先ず
古いデータをディスク2からDO(2)として読み込。
む同時にパリティディスクから現在のパリティデータを
DO(P)をリードしてくる。そして、DN(2)とD
O(2)とDO(P)の3つのデータのXORを計算し
て新しいパリティデータDN(P)とする。そして新し
いデータDN(2)をディスク2に記録する。最後に新
しいパリティデータDN(P)をパリティディスクに記
録する。
する説明をする図である。図17に示すように5台のデ
ィスクの内1台のディスクのデータは他の4台のディス
クのデータの冗長データ(パリティ)を記憶するように
なっている。パリティは4台のディスクのデータのエク
スクルーシブOR(XOR)の演算によって計算され
る。即ちパリティディスクPのパリティデータはディス
ク0とディスク1とディスク2とディスク3のデータの
XORをとったものである。このようなパリティを冗長
データとして持つことにより例えばディスク0のデータ
が何らかの障害により読めない場合にはディスク1とデ
ィスク2とディスク3とパリティディスクPのデータの
エクスクルーシブOR(XOR)をとったデータがディ
スク0のデータとして復元することが可能になる。な
お、パリティの計算は前述したように4台のディスクの
データのXORをとることにより生成できるが、別な方
法としてデータを書き込もうとするディスクの古いデー
タと現在パリティディスクに記録されている現在のパリ
ティデータをリードして新しいデータと古いデータと現
在のパリティデータの3つのデータのXORを計算して
新しいパリティデータとする場合もある。その方法を図
18を用いて説明する。例えばディスク2に対して新し
いデータDN(2)を記録しようとする場合には、先ず
古いデータをディスク2からDO(2)として読み込。
む同時にパリティディスクから現在のパリティデータを
DO(P)をリードしてくる。そして、DN(2)とD
O(2)とDO(P)の3つのデータのXORを計算し
て新しいパリティデータDN(P)とする。そして新し
いデータDN(2)をディスク2に記録する。最後に新
しいパリティデータDN(P)をパリティディスクに記
録する。
【0012】次に図16に示したシステムの動作につい
て説明する。図16において、ホストコンピュータ1と
のデータの記憶再生はすべてホストI/F2を介して成
され、データの記憶時にはホストコンピュータ1からの
命令及びデータは一旦データバス6を介してメモリ4に
記憶される。データの再生時にはメモリ4に準備された
データがホストI/F2を介してホストコンピュータ1
に伝送される。
て説明する。図16において、ホストコンピュータ1と
のデータの記憶再生はすべてホストI/F2を介して成
され、データの記憶時にはホストコンピュータ1からの
命令及びデータは一旦データバス6を介してメモリ4に
記憶される。データの再生時にはメモリ4に準備された
データがホストI/F2を介してホストコンピュータ1
に伝送される。
【0013】以下RAIDレベル5における動作につい
て、図16、図19を用いて説明する。データの記憶時
にメモリ4に記憶されたデータをマイクロプロセッサ3
がデータブロックに分割し、データ書き込みディスク装
置及び冗長データ書き込みディスク装置を決定する。R
AIDレベル5では、冗長データの更新のために書き込
みに該当するデータブロックの旧データが必要なため、
書き込みに先立ち、読みだし動作が実施される。データ
の転送はメモリ4、チャネル8間をデータバス6を介し
て行われ、上記データ転送に同期してEORエンジン5
にて冗長データが生成される。
て、図16、図19を用いて説明する。データの記憶時
にメモリ4に記憶されたデータをマイクロプロセッサ3
がデータブロックに分割し、データ書き込みディスク装
置及び冗長データ書き込みディスク装置を決定する。R
AIDレベル5では、冗長データの更新のために書き込
みに該当するデータブロックの旧データが必要なため、
書き込みに先立ち、読みだし動作が実施される。データ
の転送はメモリ4、チャネル8間をデータバス6を介し
て行われ、上記データ転送に同期してEORエンジン5
にて冗長データが生成される。
【0014】例えば、図19に示すように1024バイ
トのデータ書き込みでは、データブロックが512バイ
トで設定されていたとすると、上記1024バイトのデ
ータはD11とD21の2ブロックに分割して記録され
るとともに、パリティデータP1が記録される。このよ
うな記録状態をストライピングと言う。これを、次に、
順を追って説明する。まず、図16に示す、書き込みデ
ータディスク装置9a,9b及び冗長データディスク装
置9eが決定される。次にマイクロプロセッサ3の制御
によりEORエンジン5が起動され、データディスク装
置9a,9b及び冗長データディスク装置9eが接続さ
れたチャネルコントローラ8a,8b,8eに対し、冗
長データ計算のための旧データの読みだし指令がなされ
る。上記データディスク装置9a,9b及び冗長データ
ディスク装置9eの旧データの読みだしが完了後、マイ
クロプロセッサ3の指示により、データディスク装置9
a,9bに対する新データの書き込み、及び冗長ディス
ク装置9eに対するEORエンジン5で生成された更新
冗長データの書き込みが実施される。以上によりホスト
コンピュータ1に対しデータの書き込み完了が報告され
る。
トのデータ書き込みでは、データブロックが512バイ
トで設定されていたとすると、上記1024バイトのデ
ータはD11とD21の2ブロックに分割して記録され
るとともに、パリティデータP1が記録される。このよ
うな記録状態をストライピングと言う。これを、次に、
順を追って説明する。まず、図16に示す、書き込みデ
ータディスク装置9a,9b及び冗長データディスク装
置9eが決定される。次にマイクロプロセッサ3の制御
によりEORエンジン5が起動され、データディスク装
置9a,9b及び冗長データディスク装置9eが接続さ
れたチャネルコントローラ8a,8b,8eに対し、冗
長データ計算のための旧データの読みだし指令がなされ
る。上記データディスク装置9a,9b及び冗長データ
ディスク装置9eの旧データの読みだしが完了後、マイ
クロプロセッサ3の指示により、データディスク装置9
a,9bに対する新データの書き込み、及び冗長ディス
ク装置9eに対するEORエンジン5で生成された更新
冗長データの書き込みが実施される。以上によりホスト
コンピュータ1に対しデータの書き込み完了が報告され
る。
【0015】次に、データ読みだしについて説明する。
ホストコンピュータ1からデータ読みだしが指令される
と、マイクロプロセッサ3により該当データが記憶され
ているデータブロック及びデータディスク装置が計算さ
れる。例えばディスク装置9cに該当データが記憶され
ていると、ディスク装置9cが接続されたチャネルコン
トローラ8cに読みだし指令が発行される。ディスク装
置9cのデータ読みだしが完了すると、データはメモリ
4に転送され、ホストコンピュータ1に対しデータの読
みだし完了が報告される。
ホストコンピュータ1からデータ読みだしが指令される
と、マイクロプロセッサ3により該当データが記憶され
ているデータブロック及びデータディスク装置が計算さ
れる。例えばディスク装置9cに該当データが記憶され
ていると、ディスク装置9cが接続されたチャネルコン
トローラ8cに読みだし指令が発行される。ディスク装
置9cのデータ読みだしが完了すると、データはメモリ
4に転送され、ホストコンピュータ1に対しデータの読
みだし完了が報告される。
【0016】次に異常発生時のデータ修復及びスタンバ
イディスクへのデータ再構築について説明する。データ
修復は、例えば上記説明のディスク装置9cのデータ読
みだしが不可能となった場合に実施される。ディスク装
置9cのデータ読みだしが不可能となった場合、マイク
ロプロセッサ3により読みだし該当データブロックを含
む冗長グループのディスク装置全てからのデータ読みだ
しが実施され、EORエンジン5により読みだし不能と
なった該当データブロックのデータが復元される。
イディスクへのデータ再構築について説明する。データ
修復は、例えば上記説明のディスク装置9cのデータ読
みだしが不可能となった場合に実施される。ディスク装
置9cのデータ読みだしが不可能となった場合、マイク
ロプロセッサ3により読みだし該当データブロックを含
む冗長グループのディスク装置全てからのデータ読みだ
しが実施され、EORエンジン5により読みだし不能と
なった該当データブロックのデータが復元される。
【0017】例えば、冗長グループがディスク装置9
a,9b,9c,9eで構成されるとすると、ディスク
装置9a,9b,9eからデータブロックが読み出さ
れ、EORエンジン5によりディスク装置9cのデータ
が復元され、データはメモリ4に転送され、ホストコン
ピュータ1に対しデータの読みだし完了が報告される。
上記のとおり、ディスク装置に異常が発生して、データ
読みだしが不可能となってもデータの修復が可能とな
り、データの信頼性を向上している。
a,9b,9c,9eで構成されるとすると、ディスク
装置9a,9b,9eからデータブロックが読み出さ
れ、EORエンジン5によりディスク装置9cのデータ
が復元され、データはメモリ4に転送され、ホストコン
ピュータ1に対しデータの読みだし完了が報告される。
上記のとおり、ディスク装置に異常が発生して、データ
読みだしが不可能となってもデータの修復が可能とな
り、データの信頼性を向上している。
【0018】データの再構築は、例えば上記説明のよう
に、ディスク装置9cが使用不能となった場合に実施さ
れる。この場合マイクロプロセッサ3によりディスク装
置9cに記憶されたデータを含む冗長グループのディス
ク装置全てからのデータ読みだしが実施されEORエン
ジン5によりディスク装置9cのデータが復元され、復
元されたデータはスタンバイディスク上に再構築され
る。例えば冗長グループがディスク装置9a,9b,9
c,9eで構成されるとすると、ディスク装置9a,9
b,9eからデータが読みだされ、EORエンジン5に
よりディスク装置9cのデータが復元され、復元された
データはスタンバイディスク11f上に書き込まれ、デ
ィスク装置9cのデータがスタンバイディスク11f上
に再構築される。以上により使用不能ディスク装置9c
がスタンバイディスク11f上で代替される。この代替
処理はシステム稼働中に実施されるため代替処理がシス
テムの動作に影響を及ぼさないように考慮しなければな
らない。
に、ディスク装置9cが使用不能となった場合に実施さ
れる。この場合マイクロプロセッサ3によりディスク装
置9cに記憶されたデータを含む冗長グループのディス
ク装置全てからのデータ読みだしが実施されEORエン
ジン5によりディスク装置9cのデータが復元され、復
元されたデータはスタンバイディスク上に再構築され
る。例えば冗長グループがディスク装置9a,9b,9
c,9eで構成されるとすると、ディスク装置9a,9
b,9eからデータが読みだされ、EORエンジン5に
よりディスク装置9cのデータが復元され、復元された
データはスタンバイディスク11f上に書き込まれ、デ
ィスク装置9cのデータがスタンバイディスク11f上
に再構築される。以上により使用不能ディスク装置9c
がスタンバイディスク11f上で代替される。この代替
処理はシステム稼働中に実施されるため代替処理がシス
テムの動作に影響を及ぼさないように考慮しなければな
らない。
【0019】次に、図20及び図21を用いてアレイ型
ディスク装置の構成について説明する。図20におい
て、1はホストコンピュータ、30はアレイ型ディスク
装置である。又、図21はアレイ型ディスク装置30の
内部構成を示す図であり、図において、9は3.5イン
チ磁気ディスク装置、13はこれらの磁気ディスク装置
をコントロールするアレイコントローラ、31は磁気デ
ィスク装置9及びアレイコントローラ13を収納した筐
体である。このように従来のアレイ型ディスク装置は複
数の磁気ディスク装置を収納しなければならず、アレイ
型ディスク装置30のサイズが大きくなり、ホストコン
ピュータ1等のシステム本体の中に収納することができ
なかった。
ディスク装置の構成について説明する。図20におい
て、1はホストコンピュータ、30はアレイ型ディスク
装置である。又、図21はアレイ型ディスク装置30の
内部構成を示す図であり、図において、9は3.5イン
チ磁気ディスク装置、13はこれらの磁気ディスク装置
をコントロールするアレイコントローラ、31は磁気デ
ィスク装置9及びアレイコントローラ13を収納した筐
体である。このように従来のアレイ型ディスク装置は複
数の磁気ディスク装置を収納しなければならず、アレイ
型ディスク装置30のサイズが大きくなり、ホストコン
ピュータ1等のシステム本体の中に収納することができ
なかった。
【0020】次にディスクに故障が生じ、そのディスク
装置を交換するような場合について説明する。図22
は、ディスク装置を収容したディスクユニットをガイド
に添って筐体等に収容し、所定接栓等に挿入しあるいは
抜く従来の機構を示す図である。図において、41は内
部にディスク装置を納めたディスクユニット・ケ−ス、
42はディスクユニット・ケ−スに取り付けられたハン
ドル、43はその止めネジである。44はディスクユニ
ットを収容する収容ケ−ス、45は収容の際の位置決め
をし、収容ケ−ス44の後部に設けた接栓に正しく勘合
するように導くガイドレ−ルである。なお、収容ケ−ス
44には放熱用の風穴46が設けられている。
装置を交換するような場合について説明する。図22
は、ディスク装置を収容したディスクユニットをガイド
に添って筐体等に収容し、所定接栓等に挿入しあるいは
抜く従来の機構を示す図である。図において、41は内
部にディスク装置を納めたディスクユニット・ケ−ス、
42はディスクユニット・ケ−スに取り付けられたハン
ドル、43はその止めネジである。44はディスクユニ
ットを収容する収容ケ−ス、45は収容の際の位置決め
をし、収容ケ−ス44の後部に設けた接栓に正しく勘合
するように導くガイドレ−ルである。なお、収容ケ−ス
44には放熱用の風穴46が設けられている。
【0021】従来の機構でディスクユニットを接栓に接
続する場合の動作は、次のようになる。まず、ディスク
ユニット・ケ−ス1を収容ケ−ス4に乗せ、ガイドレ−
ル5に添って押し込み、更に最後にハンドル2を持って
押し込み接栓に挿入する。ディスクユニットを接栓から
外す場合は上記と逆の動作をする。
続する場合の動作は、次のようになる。まず、ディスク
ユニット・ケ−ス1を収容ケ−ス4に乗せ、ガイドレ−
ル5に添って押し込み、更に最後にハンドル2を持って
押し込み接栓に挿入する。ディスクユニットを接栓から
外す場合は上記と逆の動作をする。
【0022】また、電子機器等の挿抜に関しては、基板
の両端に、てこの支点になる部分を含んだイジェクタを
設け、イジェクタをてこの原理でこじるように動かし
て、基板を接栓から抜く方法がある。
の両端に、てこの支点になる部分を含んだイジェクタを
設け、イジェクタをてこの原理でこじるように動かし
て、基板を接栓から抜く方法がある。
【0023】プリント基板やディスク装置を活電状態の
つまり動作中の電子装置から抜いたり挿入したりするこ
とを活線挿抜と呼ぶ。このように活電状態でプリント基
板を抜きとる場合、たとえば、特許出願公報平3-179515
にみられるようにバストランシーバとバックプレーンと
の接続状態が、電気的に非接続状態になってから操作を
行なわなければならない。
つまり動作中の電子装置から抜いたり挿入したりするこ
とを活線挿抜と呼ぶ。このように活電状態でプリント基
板を抜きとる場合、たとえば、特許出願公報平3-179515
にみられるようにバストランシーバとバックプレーンと
の接続状態が、電気的に非接続状態になってから操作を
行なわなければならない。
【0024】電子装置がプリント基板やディスク装置の
故障を検出し、その後、保守員が手動で故障したプリン
ト基板のバストランシーバとバックプレーンとの接続状
態を電気的に非接続状態にし、プリント基板の挿抜に使
われるイジェクタを操作し、プリント基板を抜き出して
交換を行なっていた。
故障を検出し、その後、保守員が手動で故障したプリン
ト基板のバストランシーバとバックプレーンとの接続状
態を電気的に非接続状態にし、プリント基板の挿抜に使
われるイジェクタを操作し、プリント基板を抜き出して
交換を行なっていた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来のアレイ型ディス
ク装置は以上の通り構成されているので、ホストコンピ
ュータ等にアレイ型ディスク装置を接続しようとした場
合には、アレイ型ディスク装置がホストコンピュータに
内蔵することができず、システム全体が大きなものに成
ってしまうという問題点があった。
ク装置は以上の通り構成されているので、ホストコンピ
ュータ等にアレイ型ディスク装置を接続しようとした場
合には、アレイ型ディスク装置がホストコンピュータに
内蔵することができず、システム全体が大きなものに成
ってしまうという問題点があった。
【0026】またアレイ型ディスク装置において、1台
のディスクに故障が生じ代替処理を行うような場合に、
故障したディスクを取り外したり、代替ディスクを新た
に装着したりするために、他のディスク装置が稼働中で
あるにも関わらずディスク装置の着脱をおこなわなけれ
ばならず、このディスク交換の時に、誤って故障してい
ないディスク装置を取り外してしまうという恐れがあっ
た。即ちディスク装置の活線挿抜を行う場合に、ハンド
ルの操作あるいはイジェクタの操作を行うことにより、
ディスク装置の着脱が簡単にできてしまうために同一筐
体に収容されているディスク装置を取り外してしまい、
深刻な場合にはシステムダウンというような最悪の状況
を引き起こしてしまうという問題点があった。
のディスクに故障が生じ代替処理を行うような場合に、
故障したディスクを取り外したり、代替ディスクを新た
に装着したりするために、他のディスク装置が稼働中で
あるにも関わらずディスク装置の着脱をおこなわなけれ
ばならず、このディスク交換の時に、誤って故障してい
ないディスク装置を取り外してしまうという恐れがあっ
た。即ちディスク装置の活線挿抜を行う場合に、ハンド
ルの操作あるいはイジェクタの操作を行うことにより、
ディスク装置の着脱が簡単にできてしまうために同一筐
体に収容されているディスク装置を取り外してしまい、
深刻な場合にはシステムダウンというような最悪の状況
を引き起こしてしまうという問題点があった。
【0027】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、アレイ型ディスク装置を効率よ
くシステム本体に内蔵することができるようにすること
を目的とする。また、この発明はディスク装置の活線挿
抜の際に人為的な誤操作を未然に防止する事を目的とす
る。
ためになされたもので、アレイ型ディスク装置を効率よ
くシステム本体に内蔵することができるようにすること
を目的とする。また、この発明はディスク装置の活線挿
抜の際に人為的な誤操作を未然に防止する事を目的とす
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るアレイ
型記録装置は、例えば2.5インチ磁気ディスク装置を
複数台配置し、全体として5.25インチ磁気ディスク
装置の筐体内にこれらを収納するようにしたものであ
り、以下の要素を有するものである。 (a)所定のサイズのメディアを用いてデータを記録す
る複数の小型記録装置、(b)上記複数の小型記録装置
が用いるいずれのメディアよりも大きいサイズのメディ
アを用いた大型記録装置を収納する領域に、上記小型記
録装置を複数収納する複数収納手段。
型記録装置は、例えば2.5インチ磁気ディスク装置を
複数台配置し、全体として5.25インチ磁気ディスク
装置の筐体内にこれらを収納するようにしたものであ
り、以下の要素を有するものである。 (a)所定のサイズのメディアを用いてデータを記録す
る複数の小型記録装置、(b)上記複数の小型記録装置
が用いるいずれのメディアよりも大きいサイズのメディ
アを用いた大型記録装置を収納する領域に、上記小型記
録装置を複数収納する複数収納手段。
【0029】第2の発明に係るアレイ型記録装置は、例
えばアレイ型ディスク装置として使用される複数のディ
スク装置のうち正常に動作するディスク装置に対して
は、そのディスク装置が取り外せないようにロックを掛
け、正常に動作しないディスク装置に対してはそのロッ
クを外すようにしたものであり、以下の要素を有するも
のである。 (a)データを記録する複数の記録装置、(b)上記複
数の記録装置を収納する筐体、(c)上記記録装置が正
常に動作する場合、その記録装置の上記筐体への収納を
ロックし、上記記録装置が正常に動作しない場合、その
記録装置のロックをはずすロック手段。
えばアレイ型ディスク装置として使用される複数のディ
スク装置のうち正常に動作するディスク装置に対して
は、そのディスク装置が取り外せないようにロックを掛
け、正常に動作しないディスク装置に対してはそのロッ
クを外すようにしたものであり、以下の要素を有するも
のである。 (a)データを記録する複数の記録装置、(b)上記複
数の記録装置を収納する筐体、(c)上記記録装置が正
常に動作する場合、その記録装置の上記筐体への収納を
ロックし、上記記録装置が正常に動作しない場合、その
記録装置のロックをはずすロック手段。
【0030】第3の発明に係るアレイ型記録装置は、例
えばアレイ型ディスク装置として用いられる複数のディ
スク装置の各々に対して、筐体へ固定する押さえレバー
等の固定手段を設け、その押さえレバーの状態によりデ
ィスク装置への電源をON/OFFするようにしたもの
であり、以下の要素を有するものである。 (a)データを記録する複数の記録装置、(b)上記複
数の記録装置を収納する筐体、(c)上記記録装置を上
記筐体へ収納する場合、記録装置を筐体へ固定するため
各記録装置に対応して設けられた固定手段、(d)上記
固定手段による記録装置の筐体への固定状態によりその
記録装置の電源をON/OFFする電源制御手段。
えばアレイ型ディスク装置として用いられる複数のディ
スク装置の各々に対して、筐体へ固定する押さえレバー
等の固定手段を設け、その押さえレバーの状態によりデ
ィスク装置への電源をON/OFFするようにしたもの
であり、以下の要素を有するものである。 (a)データを記録する複数の記録装置、(b)上記複
数の記録装置を収納する筐体、(c)上記記録装置を上
記筐体へ収納する場合、記録装置を筐体へ固定するため
各記録装置に対応して設けられた固定手段、(d)上記
固定手段による記録装置の筐体への固定状態によりその
記録装置の電源をON/OFFする電源制御手段。
【0031】
【作用】第1の発明においては、複数収納手段がシステ
ムに予め用意された大型記録装置のスペースにサイズの
小さい小型記録装置を複数収納するので、アレイ型記録
装置がシステムに内蔵できる。
ムに予め用意された大型記録装置のスペースにサイズの
小さい小型記録装置を複数収納するので、アレイ型記録
装置がシステムに内蔵できる。
【0032】第2の発明においては、ロック手段によ
り、記録装置が正常に動作する場合、その記録装置の筐
体への収納をロックし、記録装置が正常に動作しない場
合、その記録装置のロックをはずすので、誤って正常動
作している記録装置をはずしてしまうのを防止できる。
り、記録装置が正常に動作する場合、その記録装置の筐
体への収納をロックし、記録装置が正常に動作しない場
合、その記録装置のロックをはずすので、誤って正常動
作している記録装置をはずしてしまうのを防止できる。
【0033】第3の発明においては、電源制御手段が、
固定手段による記録装置の筐体への固定状態によりその
記録装置の電源をON/OFFするので、誤って電源が
ONされている記録装置をはずしてしまうのを防止でき
る。
固定手段による記録装置の筐体への固定状態によりその
記録装置の電源をON/OFFするので、誤って電源が
ONされている記録装置をはずしてしまうのを防止でき
る。
【0034】
実施例1.図1は第1の発明に係るアレイ型記録装置の
一実施例を示す図である。図において、30はアレイ型
ディスク装置、31は5.25インチ用筐体、9は2.
5インチ磁気ディスク装置、13はアレイコントローラ
である。また、図2は図1の平面図であり、5.25イ
ンチ用筐体31の中に2.5インチ磁気ディスク装置9
a,9dが収納されている様子を示している。また、図
3は図1、図2に示したアレイ型ディスク装置30がパ
ソコンやワークステーション等のコンピュータに内蔵さ
れた様子を示した図である。図において、32はパソコ
ンやワークステーションのシステムユニット、33はシ
ステムユニット32に設けられたフロッピディスクドラ
イブ(FDD)、34はシステムユニット32の上に設
けられたディスプレイ装置(CRT)、30はシステム
ユニット32の5.25インチ用のディスク装置を内蔵
する為に設けられたスロットに内蔵されたアレイ型ディ
スク装置である。
一実施例を示す図である。図において、30はアレイ型
ディスク装置、31は5.25インチ用筐体、9は2.
5インチ磁気ディスク装置、13はアレイコントローラ
である。また、図2は図1の平面図であり、5.25イ
ンチ用筐体31の中に2.5インチ磁気ディスク装置9
a,9dが収納されている様子を示している。また、図
3は図1、図2に示したアレイ型ディスク装置30がパ
ソコンやワークステーション等のコンピュータに内蔵さ
れた様子を示した図である。図において、32はパソコ
ンやワークステーションのシステムユニット、33はシ
ステムユニット32に設けられたフロッピディスクドラ
イブ(FDD)、34はシステムユニット32の上に設
けられたディスプレイ装置(CRT)、30はシステム
ユニット32の5.25インチ用のディスク装置を内蔵
する為に設けられたスロットに内蔵されたアレイ型ディ
スク装置である。
【0035】図1〜図3に示したように、この実施例で
は、アレイ型ディスク装置の磁気ディスク装置として
2.5インチの磁気ディスク装置を使用する。この2.
5インチ磁気ディスクを使用する事により、全体のサイ
ズをコンパクトにすることが出来る。またこの2.5イ
ンチ磁気ディスク装置を使用する事により、全体のサイ
ズを5.25インチサイズに合わせることが可能に成
る。このように2.5インチ磁気ディスクを複数使用
し、全体として5.25インチ磁気ディスク装置と同じ
サイズとすることによりパソコンやワークステーション
等で使用されていた5.25インチ磁気ディスク装置の
ための収納スペースをそのまま使用し、アレイ型ディス
ク装置を内蔵することが可能になる。
は、アレイ型ディスク装置の磁気ディスク装置として
2.5インチの磁気ディスク装置を使用する。この2.
5インチ磁気ディスクを使用する事により、全体のサイ
ズをコンパクトにすることが出来る。またこの2.5イ
ンチ磁気ディスク装置を使用する事により、全体のサイ
ズを5.25インチサイズに合わせることが可能に成
る。このように2.5インチ磁気ディスクを複数使用
し、全体として5.25インチ磁気ディスク装置と同じ
サイズとすることによりパソコンやワークステーション
等で使用されていた5.25インチ磁気ディスク装置の
ための収納スペースをそのまま使用し、アレイ型ディス
ク装置を内蔵することが可能になる。
【0036】実施例2.実施例1においては5.25イ
ンチ用筐体に2.5インチ磁気ディスク装置を複数収納
する場合を示したが、この実施例2においては5.25
インチ用筐体に3.5インチ磁気ディスク装置を複数収
納する場合について説明する。
ンチ用筐体に2.5インチ磁気ディスク装置を複数収納
する場合を示したが、この実施例2においては5.25
インチ用筐体に3.5インチ磁気ディスク装置を複数収
納する場合について説明する。
【0037】図4は5.25インチ用筐体に3.5イン
チ磁気ディスク装置を収納した場合の平面図を示してい
る。このように5.25インチ用筐体に対しては3.5
インチ磁気ディスク装置が2台収納することが可能であ
る。
チ磁気ディスク装置を収納した場合の平面図を示してい
る。このように5.25インチ用筐体に対しては3.5
インチ磁気ディスク装置が2台収納することが可能であ
る。
【0038】図5は実際にその寸法を表示した図であ
る。図5においてH1,D1,W1は5.25インチの
標準サイズを示している。またH2,D2,W2は3.
5インチ磁気ディスク装置の標準サイズを示している。
る。図5においてH1,D1,W1は5.25インチの
標準サイズを示している。またH2,D2,W2は3.
5インチ磁気ディスク装置の標準サイズを示している。
【0039】先ず高さについて注目して見ると、5.2
5インチ用の高さH1は85.85mmであるのに対
し、3.5インチ磁気ディスク装置の高さH2はメーカ
ーによりそのサイズが異なっているが、32〜51mm
の高さである。従って、少なくとも1個の3.5インチ
磁気ディスク装置が収まることになる。もし最小の32
mmのものを用いれば、少なくとも2個の3.5インチ
磁気ディスク装置を納めることが出来る上に、図のH3
に示すように最大で21.85mmの余裕を残すことが
可能である。
5インチ用の高さH1は85.85mmであるのに対
し、3.5インチ磁気ディスク装置の高さH2はメーカ
ーによりそのサイズが異なっているが、32〜51mm
の高さである。従って、少なくとも1個の3.5インチ
磁気ディスク装置が収まることになる。もし最小の32
mmのものを用いれば、少なくとも2個の3.5インチ
磁気ディスク装置を納めることが出来る上に、図のH3
に示すように最大で21.85mmの余裕を残すことが
可能である。
【0040】次に、深さ方向についてみてみると、5.
25インチ磁気ディスク装置の場合の深さD1は20
3.2mmであるのに対し、3.5インチ磁気ディスク
装置の深さD2は101.6〜104mmである。従っ
て最小のサイズ、すなわち101.6mmを用いれば、
5.25インチ磁気ディスク装置の深さの丁度半分であ
り、3.5インチ磁気ディスク装置が2個深さ方向に配
列することが可能である。
25インチ磁気ディスク装置の場合の深さD1は20
3.2mmであるのに対し、3.5インチ磁気ディスク
装置の深さD2は101.6〜104mmである。従っ
て最小のサイズ、すなわち101.6mmを用いれば、
5.25インチ磁気ディスク装置の深さの丁度半分であ
り、3.5インチ磁気ディスク装置が2個深さ方向に配
列することが可能である。
【0041】次に、幅について注目すると、5.25イ
ンチ磁気ディスク装置の幅W1は149.1mmである
のに対し、3.5インチ磁気ディスク装置の幅W2は1
30〜161mmである。したがって、少なくとも1個
の3.5インチ磁気ディスク装置を配置することが可能
である。もし最小の130mmのものを用いる場合に
は、図のW3に示すように最大で19.10mmの余裕
を残すことが可能である。
ンチ磁気ディスク装置の幅W1は149.1mmである
のに対し、3.5インチ磁気ディスク装置の幅W2は1
30〜161mmである。したがって、少なくとも1個
の3.5インチ磁気ディスク装置を配置することが可能
である。もし最小の130mmのものを用いる場合に
は、図のW3に示すように最大で19.10mmの余裕
を残すことが可能である。
【0042】このように5.25インチ磁気ディスク装
置と3.5インチ磁気ディスク装置のサイズを比較する
と、最大で4個の3.5インチ磁気ディスク装置を5.
25インチ磁気ディスク装置のサイズに配置することが
可能であり、しかも高さ方向に最大21.85mmと、
幅方向に最大19.10mmの余裕をもつことが可能で
あり、この部分にコネクタやケーブルあるいはアレイコ
ントローラ13等の制御部分、あるいは配線部分を設け
ることが可能である。
置と3.5インチ磁気ディスク装置のサイズを比較する
と、最大で4個の3.5インチ磁気ディスク装置を5.
25インチ磁気ディスク装置のサイズに配置することが
可能であり、しかも高さ方向に最大21.85mmと、
幅方向に最大19.10mmの余裕をもつことが可能で
あり、この部分にコネクタやケーブルあるいはアレイコ
ントローラ13等の制御部分、あるいは配線部分を設け
ることが可能である。
【0043】実施例3.図6は、5.25インチ磁気デ
ィスク装置のサイズに4つの2.5インチ磁気ディスク
装置を収納する場合の構成を示す図である。この図にお
いては、詳しいサイズは省略しているが、5.25イン
チ磁気ディスク装置のサイズに4つの2.5インチ磁気
ディスク装置を図のように配置することが可能である。
ィスク装置のサイズに4つの2.5インチ磁気ディスク
装置を収納する場合の構成を示す図である。この図にお
いては、詳しいサイズは省略しているが、5.25イン
チ磁気ディスク装置のサイズに4つの2.5インチ磁気
ディスク装置を図のように配置することが可能である。
【0044】実施例4.上記実施例1〜3においては同
一種類の磁気ディスク装置を複数個収納する場合につい
て説明したが、図7に示すように種類の異なる磁気ディ
スク装置を収納するようにしても構わない。図7におい
ては、3.5インチ磁気ディスク装置9aと2.5イン
チ磁気ディスク装置9bを5.25インチ用筐体31に
収納している場合を示している。
一種類の磁気ディスク装置を複数個収納する場合につい
て説明したが、図7に示すように種類の異なる磁気ディ
スク装置を収納するようにしても構わない。図7におい
ては、3.5インチ磁気ディスク装置9aと2.5イン
チ磁気ディスク装置9bを5.25インチ用筐体31に
収納している場合を示している。
【0045】実施例5.上記実施例1〜4においては、
同一サイズの磁気ディスク装置を重ね合わせる場合を示
したが、この実施例5においては異なる種類の磁気ディ
スク装置を重ねる場合について説明する。図8の上位の
層には3.5インチ磁気ディスク装置が2個収納され、
その下には5.25インチ磁気ディスク装置が収納され
ている。このように、サイズの異なる磁気ディスク装置
を重ね合わせるようにしても構わない。また、図8は
5.25インチ用筐体に5.25インチ磁気ディスク装
置9cを配置している点も特徴の1つである。即ち、
5.25インチ用筐体31はいわゆるフルハイトの高さ
を有しているのに対し、収納されている5.25インチ
磁気ディスク装置9cは、例えばハーフハイトあるいは
それ以下の高さを有しているような場合には、この様な
構成が可能である。
同一サイズの磁気ディスク装置を重ね合わせる場合を示
したが、この実施例5においては異なる種類の磁気ディ
スク装置を重ねる場合について説明する。図8の上位の
層には3.5インチ磁気ディスク装置が2個収納され、
その下には5.25インチ磁気ディスク装置が収納され
ている。このように、サイズの異なる磁気ディスク装置
を重ね合わせるようにしても構わない。また、図8は
5.25インチ用筐体に5.25インチ磁気ディスク装
置9cを配置している点も特徴の1つである。即ち、
5.25インチ用筐体31はいわゆるフルハイトの高さ
を有しているのに対し、収納されている5.25インチ
磁気ディスク装置9cは、例えばハーフハイトあるいは
それ以下の高さを有しているような場合には、この様な
構成が可能である。
【0046】実施例6.上記実施例1〜5においては、
複数の磁気ディスク装置とアレイコントローラを収納す
る場合について説明したが、アレイ型ディスク装置とし
ては、これ以外に半導体メモリで構成された半導体メモ
リ装置(SSD)やバッテリバックアップ装置等を有す
る場合がある。図9はこのような例を示したものであ
り、14はバッテリバックアップ装置、15は半導体メ
モリ装置(SSD)であり、これらを5.25インチ用
筐体に他の磁気ディスク装置とともに収容した場合の例
を示したものである。
複数の磁気ディスク装置とアレイコントローラを収納す
る場合について説明したが、アレイ型ディスク装置とし
ては、これ以外に半導体メモリで構成された半導体メモ
リ装置(SSD)やバッテリバックアップ装置等を有す
る場合がある。図9はこのような例を示したものであ
り、14はバッテリバックアップ装置、15は半導体メ
モリ装置(SSD)であり、これらを5.25インチ用
筐体に他の磁気ディスク装置とともに収容した場合の例
を示したものである。
【0047】実施例7.次に、第2及び第3の発明に関
わるアレイ型記録装置の一実施例について図10及び図
11に基づいて説明する。図10において9a〜9eは
磁気ディスク装置、50は磁気ディスク装置9a〜9e
を押さえるためのHDD押さえレバー、51はHDD押
さえレバー50をロックするソレノイド、52は磁気デ
ィスク装置9aから9eが接続されるインターフェース
ボード、54はこれらインターフェースボード及びバッ
テリバックアップ装置14、半導体メモリ装置15等が
共通に接続されるバスを有しているバスボード、54は
アレイコントローラ13に対して設けられたサービスユ
ニットである。55a〜55eは磁気ディスク装置9a
〜9eが正常に動作することを示すLED、56a〜5
6eは磁気ディスク装置9a〜9eが異常を示すことを
表すLED、57aはディスクの修復作業を行なうため
の修復スイッチ、57bはこの装置がディスクの修復作
業をしていることを示す修復中LED、58はスピーカ
ーである。また図11は磁気ディスク装置9を示す図で
あり、59は磁気ディスク装置を着脱するための把手、
60は磁気ディスク装置をスライドさせるためのレー
ル、61は磁気ディスク装置をインターフェースボード
52に接続するためのインターフェースである。
わるアレイ型記録装置の一実施例について図10及び図
11に基づいて説明する。図10において9a〜9eは
磁気ディスク装置、50は磁気ディスク装置9a〜9e
を押さえるためのHDD押さえレバー、51はHDD押
さえレバー50をロックするソレノイド、52は磁気デ
ィスク装置9aから9eが接続されるインターフェース
ボード、54はこれらインターフェースボード及びバッ
テリバックアップ装置14、半導体メモリ装置15等が
共通に接続されるバスを有しているバスボード、54は
アレイコントローラ13に対して設けられたサービスユ
ニットである。55a〜55eは磁気ディスク装置9a
〜9eが正常に動作することを示すLED、56a〜5
6eは磁気ディスク装置9a〜9eが異常を示すことを
表すLED、57aはディスクの修復作業を行なうため
の修復スイッチ、57bはこの装置がディスクの修復作
業をしていることを示す修復中LED、58はスピーカ
ーである。また図11は磁気ディスク装置9を示す図で
あり、59は磁気ディスク装置を着脱するための把手、
60は磁気ディスク装置をスライドさせるためのレー
ル、61は磁気ディスク装置をインターフェースボード
52に接続するためのインターフェースである。
【0048】次に、図11に示したような磁気ディスク
装置9を図10に示した筺体31に収納する場合の動作
について説明する。HDD押さえレバー50は図10に
示すように開閉することが可能である。磁気ディスク装
置9を筺体31に装着する場合にはこのHDD押さえレ
バーを完全に開放する。そして、レール60を筺体31
に設けた溝(図示せず)に係合させ、レール60を溝に
沿ってスライドさせる事により磁気ディスク装置9を筺
体31に収納する。磁気ディスク装置9のインターフェ
ース61は、レール60が溝に沿ってスライドされる時
にインターフェースボード52と係合することにより、
磁気ディスク装置が動作するために必要な電源あるいは
制御信号、データ信号等の接続が行われる。磁気ディス
ク装置9が筺体31に収納されると、HDD押さえレバ
ー50を開方向から閉方向に回転させ、ソレノイド51
と係合する部分まで持ってくる。この時点ではHDD押
さえレバー50はソレノイド51に係合するだけであ
り、ソレノイド51によってHDD押さえレバー50は
まだロックされていない。
装置9を図10に示した筺体31に収納する場合の動作
について説明する。HDD押さえレバー50は図10に
示すように開閉することが可能である。磁気ディスク装
置9を筺体31に装着する場合にはこのHDD押さえレ
バーを完全に開放する。そして、レール60を筺体31
に設けた溝(図示せず)に係合させ、レール60を溝に
沿ってスライドさせる事により磁気ディスク装置9を筺
体31に収納する。磁気ディスク装置9のインターフェ
ース61は、レール60が溝に沿ってスライドされる時
にインターフェースボード52と係合することにより、
磁気ディスク装置が動作するために必要な電源あるいは
制御信号、データ信号等の接続が行われる。磁気ディス
ク装置9が筺体31に収納されると、HDD押さえレバ
ー50を開方向から閉方向に回転させ、ソレノイド51
と係合する部分まで持ってくる。この時点ではHDD押
さえレバー50はソレノイド51に係合するだけであ
り、ソレノイド51によってHDD押さえレバー50は
まだロックされていない。
【0049】このようにして、磁気ディスク装置9a,
9eを筺体31に収納した後、アレイ型ディスク装置3
0の電源をONにする。アレイ型ディスク装置30の電
源がONされると、アレイコントローラ13は予め準備
された自己診断プログラムを動作させる。自己診断プロ
グラムはアレイコントローラ13の内部の不揮発性メモ
リ等に記録されており、電源がONされる度に、磁気デ
ィスク装置の正常動作の診断を行う。診断の結果正常に
動作する磁気ディスク装置に対しては、ソレノイド51
でHDD押さえレバーをロックする。そして、サービス
ユニット54にある正常を示すLED55をONさせ
る。このような状態で、アレイ型ディスク装置はホスト
コンピュータ等からの要求に対して動作する準備が完了
したことになる。
9eを筺体31に収納した後、アレイ型ディスク装置3
0の電源をONにする。アレイ型ディスク装置30の電
源がONされると、アレイコントローラ13は予め準備
された自己診断プログラムを動作させる。自己診断プロ
グラムはアレイコントローラ13の内部の不揮発性メモ
リ等に記録されており、電源がONされる度に、磁気デ
ィスク装置の正常動作の診断を行う。診断の結果正常に
動作する磁気ディスク装置に対しては、ソレノイド51
でHDD押さえレバーをロックする。そして、サービス
ユニット54にある正常を示すLED55をONさせ
る。このような状態で、アレイ型ディスク装置はホスト
コンピュータ等からの要求に対して動作する準備が完了
したことになる。
【0050】次に、ディスク装置9dに何らかの異常が
発生した場合について説明する。磁気ディスク装置9d
に異常が発生したことを検知すると、アレイコントロー
ラ13は磁気ディスク装置9dを、このアレイ型ディス
ク装置30から切り離す作業を行う。先ず磁気ディスク
装置9dに対応した、異常を示すLED56eを点灯さ
せる。同時に正常を示すLED55dは消灯する。ま
た、磁気ディスク装置9dに異常が生じた場合には、ア
レイコントローラ13は内蔵している磁気ディスク装置
に異常が生じたことを外部に知らせるために、サービス
ユニット54に設けられたスピーカー58を用いて異常
を示すサウンドを発生する。そしてアレイコントローラ
13からの指令により、磁気ディスク装置9dを押さえ
ているHDD押さえレバー50に対応するソレノイド5
1のロックを外す。ソレノイドのロックが外されると、
HDD押さえレバーは開方向に動かすことが可能にな
る。作業者は異常LEDが点灯している磁気ディスク装
置9dのレバーを完全にオープンにする。HDD押さえ
レバー50を完全にオープンにした場合には、その完全
にオープンに成ったことを検知し、磁気ディスク装置9
dの電源をOFFする。この時点では、9a〜9cおよ
び9eの磁気ディスク装置は正常に動作中であり、電源
がOFFされるのは磁気ディスク装置9dのみである。
即ちレバーを完全にオープンにしないものに関しては電
源をONし続け、レバーを完全にオープンにしたものだ
けが電源OFFされることになる。もし、このような状
態で誤って作業者が他の磁気ディスク装置のHDD押さ
えレバー50を外そうとしてもソレノイド51によるロ
ックが有効にはたらいており、HDD押さえレバー50
をオープンすることは不可能である。また、サービスユ
ニット54の異常を示すLEDによっても、どの磁気デ
ィスク装置が故障であるかを確認することが出来、作業
者が誤って他の磁気ディスク装置を取り外そうとするこ
とを防止している。
発生した場合について説明する。磁気ディスク装置9d
に異常が発生したことを検知すると、アレイコントロー
ラ13は磁気ディスク装置9dを、このアレイ型ディス
ク装置30から切り離す作業を行う。先ず磁気ディスク
装置9dに対応した、異常を示すLED56eを点灯さ
せる。同時に正常を示すLED55dは消灯する。ま
た、磁気ディスク装置9dに異常が生じた場合には、ア
レイコントローラ13は内蔵している磁気ディスク装置
に異常が生じたことを外部に知らせるために、サービス
ユニット54に設けられたスピーカー58を用いて異常
を示すサウンドを発生する。そしてアレイコントローラ
13からの指令により、磁気ディスク装置9dを押さえ
ているHDD押さえレバー50に対応するソレノイド5
1のロックを外す。ソレノイドのロックが外されると、
HDD押さえレバーは開方向に動かすことが可能にな
る。作業者は異常LEDが点灯している磁気ディスク装
置9dのレバーを完全にオープンにする。HDD押さえ
レバー50を完全にオープンにした場合には、その完全
にオープンに成ったことを検知し、磁気ディスク装置9
dの電源をOFFする。この時点では、9a〜9cおよ
び9eの磁気ディスク装置は正常に動作中であり、電源
がOFFされるのは磁気ディスク装置9dのみである。
即ちレバーを完全にオープンにしないものに関しては電
源をONし続け、レバーを完全にオープンにしたものだ
けが電源OFFされることになる。もし、このような状
態で誤って作業者が他の磁気ディスク装置のHDD押さ
えレバー50を外そうとしてもソレノイド51によるロ
ックが有効にはたらいており、HDD押さえレバー50
をオープンすることは不可能である。また、サービスユ
ニット54の異常を示すLEDによっても、どの磁気デ
ィスク装置が故障であるかを確認することが出来、作業
者が誤って他の磁気ディスク装置を取り外そうとするこ
とを防止している。
【0051】以上のようにして磁気ディスク装置9dを
取り外すことが可能になるが、続いて代替ディスクを磁
気ディスク装置9dがあった位置に交換ディスクとして
入れる場合について説明する。代替ディスクを筺体31
に挿入する方法は前述した通りであるが、アレイ型ディ
スク装置全体の電源が既にONされているために、代替
ディスクを挿入し、HDD押さえレバー50を完全にク
ローズした時点で代替ディスクの電源をONさせるよう
にする。そして、アレイコントローラ13に準備された
自己診断プログラムは、この代替ディスクのみに対して
自己診断を行うようにする。代替ディスクの診断の結果
正常であれば、正常を示すLED55dをONし、異常
を示すLED56dをOFFする。同時に、HDD押さ
えレバー50をロックするためにソレノイド51が動作
する。このようにして、代替ディスクが動作することが
可能になると、アレイコントローラ13は修復スイッチ
57aが押されるのを待って、修復中を示すLED57
bを点灯する。修復スイッチ57aが押されると、アレ
イコントローラ13は修復動作を開始する。この修復動
作の詳細は、この発明とは直接関係が無いため、その説
明を省略する。修復が完了した場合には、修復中である
ことを示すLED57dをOFFし、修復作業が完了し
た事を知らせる。
取り外すことが可能になるが、続いて代替ディスクを磁
気ディスク装置9dがあった位置に交換ディスクとして
入れる場合について説明する。代替ディスクを筺体31
に挿入する方法は前述した通りであるが、アレイ型ディ
スク装置全体の電源が既にONされているために、代替
ディスクを挿入し、HDD押さえレバー50を完全にク
ローズした時点で代替ディスクの電源をONさせるよう
にする。そして、アレイコントローラ13に準備された
自己診断プログラムは、この代替ディスクのみに対して
自己診断を行うようにする。代替ディスクの診断の結果
正常であれば、正常を示すLED55dをONし、異常
を示すLED56dをOFFする。同時に、HDD押さ
えレバー50をロックするためにソレノイド51が動作
する。このようにして、代替ディスクが動作することが
可能になると、アレイコントローラ13は修復スイッチ
57aが押されるのを待って、修復中を示すLED57
bを点灯する。修復スイッチ57aが押されると、アレ
イコントローラ13は修復動作を開始する。この修復動
作の詳細は、この発明とは直接関係が無いため、その説
明を省略する。修復が完了した場合には、修復中である
ことを示すLED57dをOFFし、修復作業が完了し
た事を知らせる。
【0052】実施例8.上記実施例7においては、HD
D押さえレバー50とソレノイド51により、磁気ディ
スク装置9を筺体31にロックする場合を示したが、磁
気ディスク装置9を筺体31に固定する方法は、前述し
たように磁気ディスク装置外部にあるHDD押さえレバ
ー50、或いはソレノイド51によって行われるばかり
でなく、磁気ディスク装置9に備えられたイジェクタ等
により自分自身を筺体にロックするような方法をとる場
合でも構わない。
D押さえレバー50とソレノイド51により、磁気ディ
スク装置9を筺体31にロックする場合を示したが、磁
気ディスク装置9を筺体31に固定する方法は、前述し
たように磁気ディスク装置外部にあるHDD押さえレバ
ー50、或いはソレノイド51によって行われるばかり
でなく、磁気ディスク装置9に備えられたイジェクタ等
により自分自身を筺体にロックするような方法をとる場
合でも構わない。
【0053】以下、この実施例について、図を用いなが
ら説明する。図12は、活線挿抜の一実施例を示してい
る。図12において、9は磁気ディスク装置、70は磁
気ディスク装置9に用いられている基板、101は基板
を挿抜するためのイジェクタ、102はイジェクタ10
1に連動するイジェクタフック、103はイジェクタフ
ック102を引っ張るためのスプリング、104はイジ
ェクタフック102に作用してイジェクタフック102
を固定するコイル式電磁石である。イジェクタフック1
02、コイル式電磁石104は抑制手段の一例を構成す
る。105は活線挿抜制御回路、106は制御回路10
5が電磁石104を制御するための電磁石制御信号線、
107は物理的、あるいは、電気的にバストの接続状態
と接続と非接続の間で切り替えることができるバストラ
ンシーバ、108はプリント基板のバストランシーバ1
07とバックプレーンの接続状態を制御するための制御
スイッチ、109は制御スイッチ108から制御回路1
05への制御スイッチ信号線、110は制御スイッチ1
08から制御スイッチ信号線109、制御回路105を
経由して送られてきた制御信号をバストランシーバ10
7によってバストランシーバの接続状態を制御(ON/
OFF)するバストランシーバ制御信号線、111はバ
ストランシーバ107の接続状態を示すバストランシー
バ状態信号線、112はバストランシーバ107の接続
状態によって明滅するLEDランプ、113は状態信号
を表示するための表示信号線、114はバストランシー
バとバックプレーンを接続するコネクタである。また、
図示していないが、このプリント基板は、LEDランプ
112、制御回路105、電磁石104を動作させるた
めのバッテリーを有しているものとする。
ら説明する。図12は、活線挿抜の一実施例を示してい
る。図12において、9は磁気ディスク装置、70は磁
気ディスク装置9に用いられている基板、101は基板
を挿抜するためのイジェクタ、102はイジェクタ10
1に連動するイジェクタフック、103はイジェクタフ
ック102を引っ張るためのスプリング、104はイジ
ェクタフック102に作用してイジェクタフック102
を固定するコイル式電磁石である。イジェクタフック1
02、コイル式電磁石104は抑制手段の一例を構成す
る。105は活線挿抜制御回路、106は制御回路10
5が電磁石104を制御するための電磁石制御信号線、
107は物理的、あるいは、電気的にバストの接続状態
と接続と非接続の間で切り替えることができるバストラ
ンシーバ、108はプリント基板のバストランシーバ1
07とバックプレーンの接続状態を制御するための制御
スイッチ、109は制御スイッチ108から制御回路1
05への制御スイッチ信号線、110は制御スイッチ1
08から制御スイッチ信号線109、制御回路105を
経由して送られてきた制御信号をバストランシーバ10
7によってバストランシーバの接続状態を制御(ON/
OFF)するバストランシーバ制御信号線、111はバ
ストランシーバ107の接続状態を示すバストランシー
バ状態信号線、112はバストランシーバ107の接続
状態によって明滅するLEDランプ、113は状態信号
を表示するための表示信号線、114はバストランシー
バとバックプレーンを接続するコネクタである。また、
図示していないが、このプリント基板は、LEDランプ
112、制御回路105、電磁石104を動作させるた
めのバッテリーを有しているものとする。
【0054】次に上記実施例の動作を、図13を参照し
ながら説明する。図13は図12に示した活線挿抜のフ
ローチャートであり、(a)磁気ディスク装置を抜く手
順と(b)磁気ディスク装置を挿入する手順を示す。
ながら説明する。図13は図12に示した活線挿抜のフ
ローチャートであり、(a)磁気ディスク装置を抜く手
順と(b)磁気ディスク装置を挿入する手順を示す。
【0055】磁気ディスク装置を抜く手順を説明する。
まず、磁気ディスク装置挿入中は、イジェクタフック1
02は電磁石104によりイジェクタ101と係合して
いるものとする。この状態で、磁気ディスク装置になん
らかの異常が生じた場合に、図12の制御スイッチ10
8をOFFにすると、制御スイッチ信号線109を通し
て活線挿抜制御回路105に制御スイッチ108の状態
が入力され、さらに活線挿抜制御回路105はバストラ
ンシーバ制御信号線110を通してバストランシーバ1
07に非接続状態になることを指示する。そしてバスト
ランシーバ107は、接続状態を非接続にする(ステッ
プ201)。バストランシーバ107が非接続状態にな
ると、バストランシーバ状態信号線111によって活線
挿抜制御回路105に非接続状態であることが入力され
る。この信号を受けた活線挿抜制御回路105はそれを
確認し(ステップ202)、非接続状態になったことを
示す状態信号を受信すると、図12の電磁石制御信号線
106と表示信号線113を有効にし、コイル式電磁石
104の電源を切ることにより、スプリング103の復
元力でイジェクタの動作を抑制するイジェクタフック1
02はイジェクタから外れ、同時にLEDランプ112
が図示していないバッテリーにより点灯される(ステッ
プ203)。そして保守員が、イジェクタを操作するこ
とにより磁気ディスク装置を抜き取る(ステップ20
4)。
まず、磁気ディスク装置挿入中は、イジェクタフック1
02は電磁石104によりイジェクタ101と係合して
いるものとする。この状態で、磁気ディスク装置になん
らかの異常が生じた場合に、図12の制御スイッチ10
8をOFFにすると、制御スイッチ信号線109を通し
て活線挿抜制御回路105に制御スイッチ108の状態
が入力され、さらに活線挿抜制御回路105はバストラ
ンシーバ制御信号線110を通してバストランシーバ1
07に非接続状態になることを指示する。そしてバスト
ランシーバ107は、接続状態を非接続にする(ステッ
プ201)。バストランシーバ107が非接続状態にな
ると、バストランシーバ状態信号線111によって活線
挿抜制御回路105に非接続状態であることが入力され
る。この信号を受けた活線挿抜制御回路105はそれを
確認し(ステップ202)、非接続状態になったことを
示す状態信号を受信すると、図12の電磁石制御信号線
106と表示信号線113を有効にし、コイル式電磁石
104の電源を切ることにより、スプリング103の復
元力でイジェクタの動作を抑制するイジェクタフック1
02はイジェクタから外れ、同時にLEDランプ112
が図示していないバッテリーにより点灯される(ステッ
プ203)。そして保守員が、イジェクタを操作するこ
とにより磁気ディスク装置を抜き取る(ステップ20
4)。
【0056】次に、磁気ディスク装置を挿入する手順を
説明する。まず、電磁石104は働いておらず、イジェ
クタフック102はイジェクタ101からはずれている
ものとする。この状態で、保守員が磁気ディスク装置を
挿入する(ステップ211)。そして、自己診断の結果
に基づき図12の制御スイッチ108をONにすること
により、活線挿抜制御回路105は電磁石制御信号線1
06を通して電磁石104の電源をONにし(ステップ
212)、イジェクタフック102をイジェクタ101
に係合させる。同時に、制御回路105はバストランシ
ーバ制御信号線110を通してバストランシーバ107
に接続状態になることを指示し、バストランシーバ10
7は接続状態になる(ステップ213)。さらに制御回
路105は表示信号線113を通してLEDランプ11
2を消灯する(ステップ214)。
説明する。まず、電磁石104は働いておらず、イジェ
クタフック102はイジェクタ101からはずれている
ものとする。この状態で、保守員が磁気ディスク装置を
挿入する(ステップ211)。そして、自己診断の結果
に基づき図12の制御スイッチ108をONにすること
により、活線挿抜制御回路105は電磁石制御信号線1
06を通して電磁石104の電源をONにし(ステップ
212)、イジェクタフック102をイジェクタ101
に係合させる。同時に、制御回路105はバストランシ
ーバ制御信号線110を通してバストランシーバ107
に接続状態になることを指示し、バストランシーバ10
7は接続状態になる(ステップ213)。さらに制御回
路105は表示信号線113を通してLEDランプ11
2を消灯する(ステップ214)。
【0057】以上のように、本実施例に係る活線挿抜
は、磁気ディスク装置のプリント基板のバストランシー
バの接続状態を制御する制御手段および制御スイッチ、
接続状態を示す接続状態表示手段、磁気ディスク装置の
挿抜を行なうためのイジェクタ、およびこのイジェクタ
の動作を抑制する抑制手段を設け正常動作か異常動作か
により制御スイッチをON/OFFさせることにより磁
気ディスク装置の収納をロックするようにしたものであ
る。
は、磁気ディスク装置のプリント基板のバストランシー
バの接続状態を制御する制御手段および制御スイッチ、
接続状態を示す接続状態表示手段、磁気ディスク装置の
挿抜を行なうためのイジェクタ、およびこのイジェクタ
の動作を抑制する抑制手段を設け正常動作か異常動作か
により制御スイッチをON/OFFさせることにより磁
気ディスク装置の収納をロックするようにしたものであ
る。
【0058】実施例9.上記実施例8では、イジェクタ
の動作を抑制する制動手段として電磁石を用いていた
が、電磁石を他の同様の手段で置き換えてもよい。例え
ば歯車を用いてイジェクタを機械的に操作してもよい。
の動作を抑制する制動手段として電磁石を用いていた
が、電磁石を他の同様の手段で置き換えてもよい。例え
ば歯車を用いてイジェクタを機械的に操作してもよい。
【0059】実施例10.上記実施例8ではイジェクタ
の動作を抑制する抑制手段を1つだけ用いていたが、こ
れに限らず抑制手段をもう一方のイジェクタ側に設置し
てもよい。
の動作を抑制する抑制手段を1つだけ用いていたが、こ
れに限らず抑制手段をもう一方のイジェクタ側に設置し
てもよい。
【0060】実施例11.上記実施例8では、イジェク
タにより、磁気ディスク装置の挿抜を行なう場合を示し
たが、イジェクタは挿抜手段の一例であり、その他の形
状、その他の方法を用いて磁気ディスク装置の挿入、あ
るいは、抜き出しのいずれかを行なうための挿抜手段が
あればよい。
タにより、磁気ディスク装置の挿抜を行なう場合を示し
たが、イジェクタは挿抜手段の一例であり、その他の形
状、その他の方法を用いて磁気ディスク装置の挿入、あ
るいは、抜き出しのいずれかを行なうための挿抜手段が
あればよい。
【0061】実施例12.上記実施例8においては、磁
気ディスク装置のプリント基板上に接続状態変更手段、
挿抜手段、抑制手段、制御手段を有している場合を示し
たが、これらの各手段がプリント基板上にすべてある必
要はない。たとえば、これらの4つの手段がプリント基
板側ではなく、このプリント基板が挿抜される共通バス
側に、およびその共通バスを保持する筐体側に存在する
場合であってもかまわない。たとえば、接続状態変更手
段は、共通バス側に設けられ、挿抜手段は、挿入された
基板を筐体側から作用することにより、基板の挿抜を行
ない、抑制手段は、その筐体側にある挿抜手段の動作を
抑制するように同じく筐体側に設けられており、制御手
段は、この筐体側にある挿抜手段および抑制手段、およ
び接続状態変更手段を制御するように同じく筐体側に設
けられていてもかまわない。
気ディスク装置のプリント基板上に接続状態変更手段、
挿抜手段、抑制手段、制御手段を有している場合を示し
たが、これらの各手段がプリント基板上にすべてある必
要はない。たとえば、これらの4つの手段がプリント基
板側ではなく、このプリント基板が挿抜される共通バス
側に、およびその共通バスを保持する筐体側に存在する
場合であってもかまわない。たとえば、接続状態変更手
段は、共通バス側に設けられ、挿抜手段は、挿入された
基板を筐体側から作用することにより、基板の挿抜を行
ない、抑制手段は、その筐体側にある挿抜手段の動作を
抑制するように同じく筐体側に設けられており、制御手
段は、この筐体側にある挿抜手段および抑制手段、およ
び接続状態変更手段を制御するように同じく筐体側に設
けられていてもかまわない。
【0062】また、接続状態変更手段が実施例8と同様
にプリント基板側にあり、他の手段が筐体側にあるよう
な場合、共通バスを通じてプリント基板側にある接続状
態変更手段を動作させることにより、共通バスとプリン
ト基板側の接続の状態を変更させるようにしてもかまわ
ない。
にプリント基板側にあり、他の手段が筐体側にあるよう
な場合、共通バスを通じてプリント基板側にある接続状
態変更手段を動作させることにより、共通バスとプリン
ト基板側の接続の状態を変更させるようにしてもかまわ
ない。
【0063】実施例13.上記実施例7においては、H
DD押さえレバー50とソレノイド51により磁気ディ
スク装置を固定し、ロックする場合を示したが、この実
施例ではHDD押さえレバー50を使用しないで、磁気
ディスク装置を固定しロックする場合について説明す
る。
DD押さえレバー50とソレノイド51により磁気ディ
スク装置を固定し、ロックする場合を示したが、この実
施例ではHDD押さえレバー50を使用しないで、磁気
ディスク装置を固定しロックする場合について説明す
る。
【0064】図14はこの発明の一実施例を示す構造図
である。図において、201はディスクユニット・ケ−
スで従来と同等のものであり、内部にディスク装置を納
めている。これを従来と同等の収納ケ−ス204に収容
している。207は収容ケ−ス内の柱、208は回転可
能な緩衝部材で、厚い硬質ゴムでできている。209は
ガイドプレ−トで、プレ−トには案内溝が切ってある。
210は緩衝部材を止める凹部で、硬質ゴム208の中
心にはめ込まれたバネピンでガイドプレ−ト209に固
定される。211はガイドレ−ルで、従来のガイドレ−
ルと同等の機能を持つ。
である。図において、201はディスクユニット・ケ−
スで従来と同等のものであり、内部にディスク装置を納
めている。これを従来と同等の収納ケ−ス204に収容
している。207は収容ケ−ス内の柱、208は回転可
能な緩衝部材で、厚い硬質ゴムでできている。209は
ガイドプレ−トで、プレ−トには案内溝が切ってある。
210は緩衝部材を止める凹部で、硬質ゴム208の中
心にはめ込まれたバネピンでガイドプレ−ト209に固
定される。211はガイドレ−ルで、従来のガイドレ−
ルと同等の機能を持つ。
【0065】212はハンドルで、この例ではディスク
ユニット・ケ−スに固定されてなく、ロックが外れた状
態では、後で説明するピン214を支点に、下方に回転
可能である。213はロット棒で、装置挿入の過程でガ
イドプレ−トの案内溝にはまって滑っていく。214は
ハンドルをディスクユニット・ケ−スに止めるピンであ
る。215はハンドルの下方への押し下げをロックする
可動式ピンで、216は可動式ピン215をハンドルの
レバ−の切り欠きに押しつけてハンドルの回転をロック
するバネである。51はソレノイドで、51aはソレノ
イド51に設けられたソレノイドバーである。51bは
ソレノイドバー51aが係合するために設けられたソレ
ノイドバー係合部である。
ユニット・ケ−スに固定されてなく、ロックが外れた状
態では、後で説明するピン214を支点に、下方に回転
可能である。213はロット棒で、装置挿入の過程でガ
イドプレ−トの案内溝にはまって滑っていく。214は
ハンドルをディスクユニット・ケ−スに止めるピンであ
る。215はハンドルの下方への押し下げをロックする
可動式ピンで、216は可動式ピン215をハンドルの
レバ−の切り欠きに押しつけてハンドルの回転をロック
するバネである。51はソレノイドで、51aはソレノ
イド51に設けられたソレノイドバーである。51bは
ソレノイドバー51aが係合するために設けられたソレ
ノイドバー係合部である。
【0066】また図15は、可動式ピンのロックの状態
を説明する側面図である。図14のハンドル部分を側面
から見た図であり、可動式ピン215がバネ216によ
りハンドル212の切り欠きに押しつけられている。
を説明する側面図である。図14のハンドル部分を側面
から見た図であり、可動式ピン215がバネ216によ
りハンドル212の切り欠きに押しつけられている。
【0067】次に動作を説明する。図14はディスクユ
ニット・ケ−ス201をこれから収納ケ−ス204に収
容しようとする状態を示している。図14に示すよう
に、可動ピン215がガイドプレ−ト209に取り付け
られた緩衝部材208に当たっていない状態では、バネ
216により可動ピン215はハンドル212のレバ−
の切り欠きに押しつけられていて、ハンドル212は下
方には動かない。この状態でハンドル212を持ち、収
納ケ−ス204(筐体)にディスクユニット・ケ−ス2
01を押し込んで行くと、一点鎖線で示すように、可動
ピン215はガイドプレ−ト209に取り付けられた緩
衝部材208に当たる。以後、可動ピン215は図15
の矢印の方向に押されてロックが外れる。ほぼ同時にハ
ンドル212のレバ−に取り付けられたロット棒213
は、ガイドプレ−ト209の取り込み溝に入り込む。な
おもハンドル212を押し込むと、緩衝部材208によ
って押し込む力は和らげられながら、可動ピン215が
押されてハンドルのレバ−の切り欠きから外れ、ハンド
ル212のロックが解除される。
ニット・ケ−ス201をこれから収納ケ−ス204に収
容しようとする状態を示している。図14に示すよう
に、可動ピン215がガイドプレ−ト209に取り付け
られた緩衝部材208に当たっていない状態では、バネ
216により可動ピン215はハンドル212のレバ−
の切り欠きに押しつけられていて、ハンドル212は下
方には動かない。この状態でハンドル212を持ち、収
納ケ−ス204(筐体)にディスクユニット・ケ−ス2
01を押し込んで行くと、一点鎖線で示すように、可動
ピン215はガイドプレ−ト209に取り付けられた緩
衝部材208に当たる。以後、可動ピン215は図15
の矢印の方向に押されてロックが外れる。ほぼ同時にハ
ンドル212のレバ−に取り付けられたロット棒213
は、ガイドプレ−ト209の取り込み溝に入り込む。な
おもハンドル212を押し込むと、緩衝部材208によ
って押し込む力は和らげられながら、可動ピン215が
押されてハンドルのレバ−の切り欠きから外れ、ハンド
ル212のロックが解除される。
【0068】ロット棒213は、やがてガイドプレ−ト
の溝の端にぶつかって止まり、ハンドルを押下すると、
ロット棒213がガイドプレ−ト209の案内溝に強制
的に添って滑っていく。このガイドプレ−ト209の案
内溝は図14(b)に示すように、斜めに設定されてい
るので、ハンドル212の押下によりロット棒213が
斜めに下方へ滑ってくると、ディスクユニット・ケ−ス
201は必然的に奥の方向に押し込まれる。
の溝の端にぶつかって止まり、ハンドルを押下すると、
ロット棒213がガイドプレ−ト209の案内溝に強制
的に添って滑っていく。このガイドプレ−ト209の案
内溝は図14(b)に示すように、斜めに設定されてい
るので、ハンドル212の押下によりロット棒213が
斜めに下方へ滑ってくると、ディスクユニット・ケ−ス
201は必然的に奥の方向に押し込まれる。
【0069】ディスクユニットケース201が収納ケー
ス204に収納された状態では、ハンドル212が下方
に押し下げられている事になる。このような状態でソレ
ノイド51を動作させると、ソレノイドバー51aがハ
ンドル212に設けられたソレノイドバー係合部51b
に係合する事になる。ソレノイドバー51aがソレノイ
ドバー係合部51bに係合している間はハンドル212
はロックされた状態になり、このハンドルを上方に押し
上げることは不可能である。
ス204に収納された状態では、ハンドル212が下方
に押し下げられている事になる。このような状態でソレ
ノイド51を動作させると、ソレノイドバー51aがハ
ンドル212に設けられたソレノイドバー係合部51b
に係合する事になる。ソレノイドバー51aがソレノイ
ドバー係合部51bに係合している間はハンドル212
はロックされた状態になり、このハンドルを上方に押し
上げることは不可能である。
【0070】実施例7で示したHDD押さえレバー50
の開閉動作の代わりに、この実施例ではハンドル212
の押し下げ或いは押し上げを用いることが可能である。
即ち、ハンドル212を完全に押し下げた場合に、ディ
スク装置に対して電源を供給し、ハンドルを完全に押し
上げた時点で、ディスク装置への電源の供給を行わない
ようにすることが可能である。また、ソレノイド51は
実施例7と同様に正常に動作するディスク装置に対して
常にソレノイドバー係合部に係合することにより、その
ディスク装置を取り外すことが出来ないようにロックし
続ける。逆に、故障が生じたディスク装置に対しては、
ソレノイド51がソレノイドバー51aをソレノイドバ
ー係合部51bから外す事により、そのディスク装置は
ハンドル212を押し上げる事により取り外しすること
が可能になる。
の開閉動作の代わりに、この実施例ではハンドル212
の押し下げ或いは押し上げを用いることが可能である。
即ち、ハンドル212を完全に押し下げた場合に、ディ
スク装置に対して電源を供給し、ハンドルを完全に押し
上げた時点で、ディスク装置への電源の供給を行わない
ようにすることが可能である。また、ソレノイド51は
実施例7と同様に正常に動作するディスク装置に対して
常にソレノイドバー係合部に係合することにより、その
ディスク装置を取り外すことが出来ないようにロックし
続ける。逆に、故障が生じたディスク装置に対しては、
ソレノイド51がソレノイドバー51aをソレノイドバ
ー係合部51bから外す事により、そのディスク装置は
ハンドル212を押し上げる事により取り外しすること
が可能になる。
【0071】なお、ガイドプレ−ト209の案内溝の斜
めの傾きの設定角度を変えることで、ハンドルの押下距
離と、押し込み距離の比率を自由に設定できるので、例
えば接栓の勘合のための任意の押し込みをハンドル押下
の操作で得ることができる。このためどれくらい押下す
れば勘合するか容易に判断できるし、ハンドルの押下の
速さまたは強さを加減して勘合の速さまたは強さを加減
することができる。また緩衝部材に当たることで押し込
み力は和らげられ、他のディスクユニットに与える衝撃
が大いに緩和される。なお、この実施例では、ハンドル
は可動ピンが緩衝部材に当たるまではロックされている
ので、ディスクユニット・ケ−スを収納ケ−ス(筐体)
から取りはずして持ち運びすることも容易である。
めの傾きの設定角度を変えることで、ハンドルの押下距
離と、押し込み距離の比率を自由に設定できるので、例
えば接栓の勘合のための任意の押し込みをハンドル押下
の操作で得ることができる。このためどれくらい押下す
れば勘合するか容易に判断できるし、ハンドルの押下の
速さまたは強さを加減して勘合の速さまたは強さを加減
することができる。また緩衝部材に当たることで押し込
み力は和らげられ、他のディスクユニットに与える衝撃
が大いに緩和される。なお、この実施例では、ハンドル
は可動ピンが緩衝部材に当たるまではロックされている
ので、ディスクユニット・ケ−スを収納ケ−ス(筐体)
から取りはずして持ち運びすることも容易である。
【0072】実施例14.上記実施例7においては、磁
気ディスク装置をロックするものとしてソレノイドを例
として説明したが、ソレノイドはロックするための一例
であり、磁気ディスク装置を筺体内に収納しこれをロッ
クする方法は、他の方法を用いても構わない。同様に、
磁気ディスク装置を筺体に固定する方法として、HDD
押さえレバーを一例にして、説明したが、磁気ディスク
装置を筺体へ固定するものはHDD押さえレバーに限ら
ず、その他のものを用いても構わない。
気ディスク装置をロックするものとしてソレノイドを例
として説明したが、ソレノイドはロックするための一例
であり、磁気ディスク装置を筺体内に収納しこれをロッ
クする方法は、他の方法を用いても構わない。同様に、
磁気ディスク装置を筺体に固定する方法として、HDD
押さえレバーを一例にして、説明したが、磁気ディスク
装置を筺体へ固定するものはHDD押さえレバーに限ら
ず、その他のものを用いても構わない。
【0073】実施例15.上記実施例1から13におい
ては、磁気ディスク装置をアレイ状に配列した場合のシ
ステムについて説明したが、磁気ディスク装置をアレイ
状に構成する場合ばかりでなく光ディスク装置やコンパ
クトディスク装置やフレキシブルディスク装置等のその
他の記録媒体によってアレイ状の記録装置を構成するよ
うな場合でもかまわない。また、アレイを構成する記録
媒体は1種類である場合に限らず、例えば磁気ディスク
と光ディスクが混在するようなシステムであってもかま
わない。
ては、磁気ディスク装置をアレイ状に配列した場合のシ
ステムについて説明したが、磁気ディスク装置をアレイ
状に構成する場合ばかりでなく光ディスク装置やコンパ
クトディスク装置やフレキシブルディスク装置等のその
他の記録媒体によってアレイ状の記録装置を構成するよ
うな場合でもかまわない。また、アレイを構成する記録
媒体は1種類である場合に限らず、例えば磁気ディスク
と光ディスクが混在するようなシステムであってもかま
わない。
【0074】実施例16.上記実施例1においては、
5.25インチ用筺体に3.5インチ磁気ディスク装置
或いは2.5インチ磁気ディスク装置を収納する場合を
示したが、そのサイズは5.25インチ,3.25イン
チ,2.5インチに限る物ではなく、例えば従来から用
いられている8インチサイズであっても構わない。或い
は、将来更に縮小化が図れた場合の、例えば2インチサ
イズ,1インチサイズ等の磁気ディスク装置であっても
構わない。
5.25インチ用筺体に3.5インチ磁気ディスク装置
或いは2.5インチ磁気ディスク装置を収納する場合を
示したが、そのサイズは5.25インチ,3.25イン
チ,2.5インチに限る物ではなく、例えば従来から用
いられている8インチサイズであっても構わない。或い
は、将来更に縮小化が図れた場合の、例えば2インチサ
イズ,1インチサイズ等の磁気ディスク装置であっても
構わない。
【0075】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、ア
レイ型ディスク装置がシステムに予め用意されたスペー
ス内に収納することができ、アレイ型記録装置を内蔵し
たシステムを構成することが可能になる。
レイ型ディスク装置がシステムに予め用意されたスペー
ス内に収納することができ、アレイ型記録装置を内蔵し
たシステムを構成することが可能になる。
【0076】第2の発明によれば、ロック手段を設けた
ことにより、誤って正常に動作する記録装置を取り外し
てしまうことがなくなり、システムを保守することが容
易に成る。
ことにより、誤って正常に動作する記録装置を取り外し
てしまうことがなくなり、システムを保守することが容
易に成る。
【0077】また第3の発明によれば記録装置を筺体へ
固定する固定手段によって、電源をON/OFFするよ
うにしたため、電源が供給されている状態で記録装置を
取り外してしまうということが防止でき、システムの保
守が確実なものとなる。
固定する固定手段によって、電源をON/OFFするよ
うにしたため、電源が供給されている状態で記録装置を
取り外してしまうということが防止でき、システムの保
守が確実なものとなる。
【図1】第1の発明による一実施例を示す図。
【図2】第1の発明に係る一実施例の平面図。
【図3】第1の発明に係る一実施例のシステム図。
【図4】第1の発明による他の実施例を示す図。
【図5】第1の発明による他の実施例の詳細を示す図。
【図6】第1の発明による他の実施例を示す図。
【図7】第1の発明による他の実施例を示す図。
【図8】第1の発明による他の実施例を示す図。
【図9】第1の発明による他の実施例を示す図。
【図10】第2,第3の発明による一実施例を示す図。
【図11】第2,第3の発明による一実施例を説明する
図。
図。
【図12】第2,第3の発明による他の実施例を説明す
る図。
る図。
【図13】第2,第3の発明による他の実施例を説明す
る図。
る図。
【図14】第2,第3の発明による他の実施例を説明す
る図。
る図。
【図15】第2,第3の発明による他の実施例を説明す
る図。
る図。
【図16】従来のアレイ型ディスク装置を示す図。
【図17】従来のアレイ型ディスク装置の動作を説明す
る図。
る図。
【図18】従来のアレイ型ディスク装置の動作を説明す
る図。
る図。
【図19】従来のアレイ型ディスク装置の動作を説明す
る図。
る図。
【図20】従来のシステム図。
【図21】従来のアレイ型ディスク装置の構成図。
【図22】従来のディスク装置の構成図。
1 ホストコンピュータ 2 ホストインターフェース 3 マイクロプロセッサ 4 メモリ 5 EORエンジン 6 データバス 7 CEパネル 8 チャネルコントローラ 9 ディスク装置 10 チャネル 11 スタンバイディスク 12 予備チャネル 13 アレイコントローラ 30 アレイ型ディスク装置 31 5.25インチ用筺体 50 HDD押さえレバー 51 ソレノイド 52 インターフェースボード 53 バスボード 54 サービスユニット 55,56 LED 58 スピーカー 101 イジェクタ 102 イジェクタフック 103 スプリング 104 コイル式電磁石 105 活線挿抜制御回路 106 電磁石制御心線 107 バストランシーバ 108 制御スイッチ 109 制御スイッチ信号線 110 バストランシーバ制御信号線 111 バストランシーバ状態信号線 112 LEDランプ 113 表示信号線 114 コネクタ 208 緩衝部材 209 ガイドプレート 210 凹部 212 ハンドル 213 ロット棒 215 可動式ピン 216 バネ
Claims (3)
- 【請求項1】 以下の要素を有するアレイ型記録装置 (a)所定のサイズのメディアを用いてデータを記録す
る複数の小型記録装置、(b)上記複数の小型記録装置
が用いるいずれのメディアよりも大きいサイズのメディ
アを用いた大型記録装置を収納する領域に、上記小型記
録装置を複数収納する複数収納手段。 - 【請求項2】 以下の要素を有するアレイ型記録装置
(a)データを記録する複数の記録装置、(b)上記複
数の記録装置を収納する筐体、(c)上記記録装置が正
常に動作する場合、その記録装置の上記筐体への収納を
ロックし、上記記録装置が正常に動作しない場合、その
記録装置のロックをはずすロック手段。 - 【請求項3】 以下の要素を有するアレイ型記録装置 (a)データを記録する複数の記録装置、(b)上記複
数の記録装置を収納する筐体、(c)上記記録装置を上
記筐体へ収納する場合、記録装置を筐体へ固定するため
各記録装置に対応して設けられた固定手段、(d)上記
固定手段による記録装置の筐体への固定状態によりその
記録装置の電源をON/OFFする電源制御手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23834692A JPH0684338A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | アレイ型記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23834692A JPH0684338A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | アレイ型記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684338A true JPH0684338A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17028838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23834692A Pending JPH0684338A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | アレイ型記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684338A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026688A2 (en) * | 1999-02-02 | 2000-08-09 | Siemens Information and Communication Networks Inc. | Removable integrated multiple internal disk drive subsystem |
US6594724B1 (en) | 2000-03-30 | 2003-07-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Enhanced DASD with smaller supplementary DASD |
US6628469B1 (en) | 2000-07-11 | 2003-09-30 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for low power HDD storage architecture |
US7046513B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-05-16 | Hitachi, Ltd. | Cooling structure for electronic devices |
JP2006252451A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Ricoh Co Ltd | ストレージシステム |
US7558058B2 (en) | 2004-08-04 | 2009-07-07 | Fujitsu Limited | Ejector, unit and electronic apparatus having the same |
US7752358B2 (en) | 2006-07-24 | 2010-07-06 | Hitachi, Ltd | Storage apparatus and conversion board for increasing the number of hard disk drive heads in a given, limited space |
JP2011028475A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Dainippon Printing Co Ltd | ハードディスクドライブ装置 |
JP2013117859A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Canon Inc | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP23834692A patent/JPH0684338A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026688A2 (en) * | 1999-02-02 | 2000-08-09 | Siemens Information and Communication Networks Inc. | Removable integrated multiple internal disk drive subsystem |
EP1026688A3 (en) * | 1999-02-02 | 2001-06-13 | Siemens Information and Communication Networks Inc. | Removable integrated multiple internal disk drive subsystem |
US6594724B1 (en) | 2000-03-30 | 2003-07-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Enhanced DASD with smaller supplementary DASD |
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US7046513B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-05-16 | Hitachi, Ltd. | Cooling structure for electronic devices |
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JP2011028475A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Dainippon Printing Co Ltd | ハードディスクドライブ装置 |
JP2013117859A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Canon Inc | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム |
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