JPH08137321A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH08137321A
JPH08137321A JP27232694A JP27232694A JPH08137321A JP H08137321 A JPH08137321 A JP H08137321A JP 27232694 A JP27232694 A JP 27232694A JP 27232694 A JP27232694 A JP 27232694A JP H08137321 A JPH08137321 A JP H08137321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
peeling claw
paper
peeling
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27232694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Hirabayashi
良博 平林
Hirohiko Kubo
裕彦 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Peripherals Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP27232694A priority Critical patent/JPH08137321A/ja
Publication of JPH08137321A publication Critical patent/JPH08137321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱定着ロールから剥離爪にて分離された直
後の紙の表面が剥離爪とこすれて未凝固状態のトナー像
ににじみが生じ、またトナーの一部が剥離爪に付着する
のを防止する。 【構成】 加熱定着ロール11から剥離爪13にて分離
された直後の紙Pが対向する剥離爪13の一面に、これ
よりも高く、周面の一部を突き出す態様でローラ13
c,13cを回転自在に枢支する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ,複写
機等、トナーを現像剤に用いた機器に用いられる定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複写機等においてはトナー像を
紙に定着させる手段として加熱定着ロールと加熱ロール
とを組合わせた定着装置が広く用いられいる。図5は従
来の定着装置を示す側面断面図であり、図中21は加熱
定着ロール、22は加圧ロール、23は剥離爪を示して
いる。加熱定着ロール21は、ヒータを内蔵しており、
その表面を所定温度に維持し得るようにしてある。
【0003】また加圧ロール22はその外周面を加熱定
着ロール21の表面に対し、所定の圧力で転接し得るよ
う構成されている。剥離爪23はその爪先を紙Pの送り
出し側において加熱定着ロール21の周面に摺接すべく
付勢保持されており、加熱定着ロール21表面に付着さ
れた状態で送り出されてくる紙Pをこれから分離し、剥
離爪23に沿わせて送出してゆくようになっている。紙
Pはその表面にトナー像を転写せしめられた状態で、図
5に示す矢符方向から定着装置に送られ、加熱定着ロー
ル21と加圧ロール22との間で加熱,挟圧され、トナ
ーを溶融状態で紙P表面に圧接させることで定着せしめ
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、加熱定着ロ
ール21から剥離爪23で分離された直後の紙Pの表面
のトナーは未だ十分凝固されておらず、紙Pが剥離爪2
3に案内される過程でその表面がこれと接触すると、ト
ナーが剥離爪23にこすられ、トナー像ににじみが生じ
て鮮明度を低下させる他、図6に示す如くトナーTの一
部が剥離爪23に付着,堆積し、またこの堆積したトナ
ーTが剥離爪23から脱落して、紙Pの表面に付着し、
紙面を汚すことがある等の問題があった。
【0005】この対策として図7に示す如き剥離爪33
が提案されている(特開昭64−820823号公
報)。図7は従来の剥離爪33の斜視図であり、爪先部
33aを所定の角度で湾曲させ、加熱定着ロールの周面
に対し、より小さい角度で摺接させ、加熱定着ロール表
面から分離された紙Pが剥離爪33の側周面と接触する
際の圧力を低減し、また接触機会それ自体を低減しよう
としたものである。しかしこのような構成では、剥離爪
33の構成が複雑となり、大型化し、その上紙との接触
を完全に回避することは難しい。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは転写媒体と剥離爪とが
こすれ状態となるのを解消し、トナーがこすられて転写
媒体表面を汚ごし、またトナーが剥離爪に付着し、蓄積
された後、これが剥離して転写媒体に付着し、これを汚
す等の不都合を解消し得るようにした定着装置を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る定着装
置は、相互に転接する加熱定着ロール及び加圧ロール
と、前記加熱定着ロールと加圧ロールとの間に通されて
トナー像を加熱定着される転写媒体を、前記加熱定着ロ
ールから分離する剥離爪とを備えた定着装置において、
前記剥離爪に、前記加熱定着ロールから分離された転写
媒体が対向する剥離爪の一面より周面の一部を突き出し
た態様でロールを枢支したことを特徴とする。
【0008】第2の発明に係る定着装置は、前記ロール
は剥離爪の両側面に枢支されていることを特徴とする。
【0009】第3の発明に係る定着装置は、前記ロール
は剥離爪に形成した孔内に枢支されていることを特徴と
する。
【0010】
【作用】第1の発明にあっては、加熱定着ロールから分
離された転写媒体はロールと転接状態となり、相互の接
触圧が小さく転写媒体がこすられて、トナー像ににじみ
が生じ、またトナーが剥離爪に付着することもない。
【0011】第2の発明にあっては、第1の発明の作用
に加えて加熱定着ロールから分離された転写媒体が剥離
爪両側のロールと接触しつつこれに案内されることとな
り、転写媒体と剥離爪とが接触することが確実に防止さ
れる。
【0012】第3の発明にあっては、単一のロールで第
2の発明と同様の作用が得られる。
【0013】
【実施例】以下本発明を複写機に適用した場合を示す実
施例について、図面に基づき具体的に説明する。図1は
本発明に係る定着装置の側面断面図、図2は図1のII−
II線方向からみた平面図であり、図中1はドラム,2は
定着装置、Pは転写媒体たる紙を示している。紙Pは矢
符方向からガイド3aに沿ってドラム1下に送られ、こ
こでトナー像を転写された後、ガイド3b,3cに案内
されて本発明の実施例である定着装置2へ送られる。
【0014】定着装置2は加熱定着ロール11、加圧ロ
ール12及び剥離爪13を備えている。加熱定着ロール
11は内部にヒータ(図示せず)等の加熱手段を備えて
おり、また加圧ロール12の周面に、所定の圧力で圧接
可能に構成され、相互に所定の圧力で転接しつつ矢符方
向に回転駆動せしめられるようになっている。ドラム1
にてトナー像が転写された紙Pはガイド3b,3cに案
内され、前記加熱定着ロール11と、加圧ロール12と
の間に噛み込まれ、加熱定着ロール11にて加熱され、
トナーを溶融状態として紙P表面に加圧せしめ、定着せ
しめられる。
【0015】剥離爪13は、加熱定着ロール11におけ
る紙Pの送出側周面に沿って加熱定着ロール11の軸長
方向の全長にわたるように延設した保持枠15に所定間
隔を隔てて複数個設置されている。保持枠15には図2
に示す如くその長手方向に一定間隔で背面視でコ字形を
なす切欠部15aを備え、この切欠部15a内に、その
上端縁中央から左右一対のブラケット15b,15bが
所定の間隔を隔てて垂設され、この両ブラケット15
b,15b間に剥離爪13がその軸部13aを介して軸
支されている。
【0016】図3は剥離爪13の拡大斜視図であり、剥
離爪13は円柱形の軸部13aの軸心線の中央部であっ
てその下部の接線方向に爪部13bが延設され、またそ
の爪先近傍に左,右一対の回転体であるロール13c,
13cが軸部13aと平行な向きの軸13dにて軸支さ
れ、更に爪部13bの上面部であって、前記軸部13a
寄りの位置に、ばね受け片13eを立設して構成されて
いる。剥離爪13は金属,耐熱性の合成樹脂等を用いて
形成され、またロールは金属,ポリフェニレンサルファ
イド(PPS)、又はポリエチレンテレフタレート(P
ET)等の合成樹脂にて形成される。
【0017】このような剥離爪13は軸部13aの両側
面からこれと同芯状に突き出した軸13fをブラケット
15b,15bに穿った孔に係合させることでブラケッ
ト15b,15bに軸支すると共に、ばね受け片13e
と保持枠15の背板部15cより張り出したブラケット
15bとの間に引張りばね16を張設し、剥離爪13を
図1において加熱定着ロール11の周面に摺接させる向
きに回動付勢せしめてある。
【0018】このような実施例にあっては、ドラム1に
てトナー像を転写された紙Pは定着装置2へ送られ、加
熱定着ロール11と加圧ロール12との間に挟み込ま
れ、加熱されつつ加圧され、トナーが溶融状態となって
紙Pの表面に定着せしめられる。そして紙Pが加熱定着
ロール11の表面に付着した状態で送り出されてくる
と、加熱定着ロール11の周面に爪先を摺接させてある
剥離爪13にて加熱定着ロール11から分離され、ロー
ル13c,13cに接し、ガイド3e,3fに案内され
つつ、排出口9から外部へ送り出される。
【0019】ロール13c,13cと紙Pとは紙Pの移
動に伴って、ロール13c,13cが回転し、ロール1
3c,13cが紙Pに転接する状態となるから、紙Pの
表面がこすれてトナー像ににじみが発生し、またトナー
の一部がロール13c,13cに付着し、堆積する等の
不都合が防止される。
【0020】図4は本発明装置において用いる剥離爪の
他の例を示す斜視図である。この剥離爪17にあって
は、爪部17bの先端近傍にその上面から下面に貫通す
る孔17cを形成し、この孔17c内にロール17gを
軸部17aと平行な向きの軸17dにて、ロール17g
の一部周面が爪部17bの下面から突き出す態様で枢支
してある。
【0021】他の構成は図3に示す剥離爪13と実質的
に同じであり、対応する部分に同じ番号を付して説明を
省略する。このような剥離爪17にあっては、ロール1
7gが1個で済み、部品点数が少なく組立てが簡略化さ
れる利点がある。なお、ロール17gに代えて球体を剥
離爪内に回転自在に内蔵させてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の如く構成された第1の発明にあっ
ては、転写媒体と対向する剥離爪の一面より周面を突き
出した態様でロールを枢支することで加熱定着ロールか
ら分離された転写媒体が剥離爪の側周面に摺接して未だ
十分凝固していないトナーがこすられ、トナー像ににじ
みが発生し、またトナーの一部が剥離爪に付着し、堆積
され、これから脱落して転写媒体に付着してこれを汚す
等の不都合を確実に防止し得る。
【0023】第2の発明にあっては、ロールを剥離爪の
両側に設けることとしたから加熱定着ロールから分離さ
れた転写媒体の姿勢が安定し、剥離爪と接触するのを確
実に防止することが出来る。
【0024】第3の発明にあっては、ロールを剥離爪に
形成した孔内に設けることとしたからロールが1個で済
み、部品点数が低減され、組立ても容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の側面断面図である。
【図2】図1のII−II線による部分平面図である。
【図3】剥離爪の拡大斜視図である。
【図4】剥離爪の他の例を示す斜視図である。
【図5】従来の定着装置の側面断面図である。
【図6】従来の定着装置の欠点を示す説明図である。
【図7】従来の定着装置における他の剥離爪を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 定着装置 3a〜3f ガイド 4a〜4d フレーム 11 加熱定着ロール 12 加圧ロール 13 剥離爪 13a 軸部 13b 爪部 13c ロール 13e ばね受片 15 保持枠 15a 切欠部 15b ブラケット 17 剥離爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に転接する加熱定着ロール及び加圧
    ロールと、前記加熱定着ロールと加圧ロールとの間に通
    されてトナー像を加熱定着される転写媒体を、前記加熱
    定着ロールから分離する剥離爪とを備えた定着装置にお
    いて、 前記加熱定着ロールから分離された転写媒体が対向する
    前記剥離爪の一面より周面の一部を突き出した態様で回
    転体を前記剥離爪に枢支したことを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回転体は剥離爪の両側面に枢支され
    ている請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記回転体は剥離爪に形成した孔内に枢
    支されている請求項1記載の定着装置。
JP27232694A 1994-11-07 1994-11-07 定着装置 Pending JPH08137321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27232694A JPH08137321A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27232694A JPH08137321A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08137321A true JPH08137321A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17512334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27232694A Pending JPH08137321A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 定着装置

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JP (1) JPH08137321A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140189A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140189A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030225