JPH08137210A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08137210A
JPH08137210A JP6273557A JP27355794A JPH08137210A JP H08137210 A JPH08137210 A JP H08137210A JP 6273557 A JP6273557 A JP 6273557A JP 27355794 A JP27355794 A JP 27355794A JP H08137210 A JPH08137210 A JP H08137210A
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image
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charging
polygon mirror
photoconductor
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JP6273557A
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Akihito Ikegawa
彰仁 池側
Masafumi Yamamoto
雅史 山本
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体の帯電装置として接触帯電装置を、帯
電用電圧として少なくとも交流成分を含む電圧を、画像
露光装置としてレーザービーム照射装置を採用する現像
同時クリーニング方式の画像形成装置において、網点パ
ターンのようないわゆるハーフ画像を形成するときで
も、濃淡むらとして視認できる無視できない横筋状の画
像ノイズが発生することを抑制する。 【構成】 レーザービーム照射装置のポリゴンミラー回
転数Fp(rps)、接触帯電装置に印加する交流成分
の周波数Fb(Hz)、システム速度Vp(cm/se
c)の相互関係を|Fp−2×Fb|<Vp又は|Fp
−2×Fb|>Fp/2の条件を満たすように設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式の複写機、
プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機、プリンタ等の画
像形成装置では、一般的には、感光体を帯電装置により
帯電させ、その帯電域に画像露光して静電潜像を形成
し、該潜像を現像して可視像とし、これを転写材へ転写
し、定着させる。前記転写後、感光体表面に残留する現
像剤はクリーニング装置に除去させる。
【0003】最近では、装置のコンパクト化、低コスト
化等の要請に伴い、クリーニング装置を省略した装置も
種々提案されている。例えば、特開平3−4283号公
報は、現像装置にクリーニング装置を兼ねさせる、いわ
ゆるクリーナレスの画像形成装置を教えている。この種
の現像装置では、通常、現像スリーブ等の現像剤担持体
が感光体表面に接触せしめられ、現像域の電界強度の強
さを利用して転写残現像剤が回収される。代表的なもの
では、感光体に接触する現像剤担持体で露光部を現像し
て可視像を形成するとともに未露光部に付着する、転写
材への可視像転写後の残留現像剤を回収する。
【0004】また、像露光に先立って感光体を帯電させ
る帯電装置に印加する電圧は、通常、直流電圧である
が、感光体帯電電位の安定化、転写残現像剤によるメモ
リを散らす等の観点から交流成分を含む電圧を印加する
ことも行われている(特公昭63−9233号公報参
照)。画像露光装置については、画像形成装置の種類に
より様々であり、例えばレーザビームプリンタ、デジタ
ル複写機では感光体に原稿画像に対応して露光するため
のレーザビーム照射装置を備えている。
【0005】かかるレーザビーム照射装置は、原理的に
は半導体レーザ発生装置から発せられたレーザビームを
コリメータレンズ、シリンドリカルレンズに通して回転
ポリゴンミラーで反射し、さらにfθレンズを通過させ
て感光体上に集光させる。図2はレーザビーム照射装置
の1例を示している。図2(A)は装置ハウジングHの
天井部を除去して示す平面図であり、図2(B)は図2
(A)のX−X線に沿う断面図である。この装置では、
半導体レーザ発生装置(レーザ光源)LDから発せられ
るレーザビームLBが、コリメータレンズKを通過して
収束光に変換され、さらにスリット部SDとシリンドリ
カルレンズCを通過して整形され、ポリゴンミラーRに
照射される。ポリゴンミラーRは照射されたレーザビー
ムを反射しつつ該反射光で感光体を走査できるようにス
キャナモータMで回転駆動される。ポリゴンミラーRに
よる反射光はfθレンズFを通過することで感光体上に
等しく集光可能とされる。該レンズFを通過した光は球
面ミラーM1及びM2で反射され、以上の要素を収容し
ているハウジングHのスリットSLから感光体表面に照
射され、静電潜像を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像装
置にクリーニング装置を兼ねさせるクリーナレス構成の
画像形成装置、特に、既述のように、感光体に接触する
現像剤担持体で露光部を現像して可視像を形成するとと
もに未露光部に付着する、転写材への可視像転写後の残
留現像剤を回収する現像装置を採用し、さらに、帯電装
置として感光体に接触する帯電用部材を有する接触帯電
装置を用い、帯電用電圧として少なくとも交流成分を含
む電圧を採用し、画像露光装置としてレーザービーム照
射装置を採用する画像形成装置では、網点パターン等の
ハーフ画像を形成したとき、濃淡むらとして視認できる
横筋状の画像ノイズが現れる。
【0007】そこで本発明は、感光体と、該感光体に接
触する帯電用部材を有する接触帯電装置と、前記接触帯
電装置に少なくとも交流成分を含む帯電用電圧を印加す
る帯電用電源と、前記接触帯電装置を通過した感光体帯
電域に像露光するレーザービーム照射装置と、前記感光
体に接触する現像剤担持体で該露光部を現像して可視像
を形成するとともに未露光部に付着する、転写材への可
視像転写後の残留現像剤を回収する接触現像装置とを含
む現像同時クリーニング方式の画像形成装置であって、
網点パターンのようないわゆるハーフ画像を形成すると
きでも、濃淡むらとして視認できる無視できない横筋状
の画像ノイズが発生することを抑制できる画像形成装置
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決する研究の過程で、前記横筋状の画像ノイズは、 帯電装置に印加される交流成分により帯電用部材の感
光体への静電吸着力が変動するので、感光体表面移動速
度が変動し、該表面移動速度にむらが発生すること、
レーザービーム照射装置における前記ポリゴンミラーは
必ずしも正確に設置されているとは限らず、通常、僅か
ながら該ミラーの面倒れ、すなわち、該ミラーの回転中
心軸線が正規の位置より傾き、そのためレーザービーム
を反射するミラー面が正規の位置より倒れていることが
あり、この面倒れがあると、感光体上の副走査方向にお
ける露光位置にずれ乃至ピッチむらが発生すること、
このように感光体表面移動速度むら及びポリゴンミラー
の面倒れがあると、この両者が重なって、網点パターン
等のハーフ画像を形成したとき、濃淡むらとして視認で
きる横筋状の画像ノイズが現れることを見いだした。そ
してさらに研究を重ね、帯電装置に印加する交流成分の
周波数をポリゴンミラーの回転周期に対し適当にずらせ
ば、かかる視認できる、そして無視できない横筋状画像
ノイズの発生を抑制できることを見いだし本発明を完成
した。
【0009】すなわち本発明は、感光体と、該感光体に
接触する帯電用部材を有する接触帯電装置と、前記接触
帯電装置に少なくとも交流成分を含む帯電用電圧を印加
する帯電用電源と、前記接触帯電装置を通過した感光体
帯電域に像露光するレーザービーム照射装置と、前記感
光体に接触する現像剤担持体で該露光部を現像して可視
像を形成するとともに未露光部に付着する、転写材への
可視像転写後の残留現像剤を回収する接触現像装置とを
含む現像同時クリーニング方式の画像形成装置におい
て、前記レーザービーム照射装置のポリゴンミラー回転
数Fp(rps)、前記接触帯電装置に印加する交流成
分の周波数Fb(Hz)、システム速度Vp(cm/s
ec)の相互関係を|Fp−2×Fb|<Vp又は|F
p−2×Fb|>Fp/2の条件を満たすように設定し
たことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0010】なお、ポリゴンミラー回転数Fpの単位
(rps)は1秒間のポリゴンミラー回転数を示してい
る。システム速度Vpは通常感光体表面移動速度と同じ
である。前記接触帯電装置における帯電用部材として
は、帯電用ブラシ、帯電用ローラ、帯電用ブレード、帯
電用ベルト等が考えられる。
【0011】ポリゴンミラー回転数Fp(rps)、交
流成分周波数Fb(Hz)、システム速度Vp(cm/
sec)は、それには限定されないが、普通には、Fp
=50〜500(rps)、Fb=20〜1000(H
z)、システム速度Vp=2〜30(cm/sec)程
度が考えられる。前記条件式における|Fp−2×Fb
|は次のことを表している。すなわち、ポリゴンミラー
の回転周期で面倒れによる副走査方向ドット間隔の疎密
むらが発生する一方、帯電用部材と感光体との静電吸着
力の変動による感光体表面移動方向のむらが印加する交
流成分の周波数の2倍の割合で発生する。
【0012】|Fp−2×Fb|は、ポリゴンミラー回
転数Fp(rps)を周波数とみたてて、これら二つの
波を合成したときの「うなり(波の山)」が単位時間当
たり何回現れるかを示している。従って、例えば、この
回数がシステム速度Vp(cm/sec)であると、1
cm間隔で波の強く重なり合った部分が現れ、この部分
が筋状に視認できることになる。本発明者の研究による
と、かかる筋状ノイズが1cmより広い間隔で現れると
きには、普通パターンの画像形成ではあまり目立たず、
ノイズとして感じなくなり、無視できる。
【0013】従って前記条件式|Fp−2×Fb|<V
pが採用されている。また、条件式|Fp−2×Fb|
>Fp/2は、|Fp−2×Fb|で表される「うな
り」発生の単位時間当たりの回数が、ポリゴンミラー回
転数の2分の1より多くなった場合を示しており、通
常、ポリゴンミラーは1回転で副走査方向に多くても6
〜8ドット分しか走査せず、その距離は、普通には、1
ドット50〜100μmであり、合計で300〜800
μm程度である。|Fp−2×Fb|>Fp/2は、
「うなり」による横筋状の画像ノイズが、ポリゴン周期
の2倍以下の間隔で発生していることを示しており、こ
のような状態で筋状ノイズが発生しても、目視上該筋状
ノイズは認め難く、無視できる。
【0014】従って条件式|Fp−2×Fb|>Fp/
2が採用されている。
【0015】
【作用】本発明の画像形成装置によると従来の画像形成
装置と同様に画像形成されるが、静電潜像形成に先立つ
感光体表面の帯電は、該表面に接触する接触帯電装置の
帯電用部材により、少なくとも交流成分を含む帯電用電
圧印加のもとに安定的になされる。感光体帯電域に対す
る画像露光はレーザービーム照射装置により行われ、該
画像露光により静電潜像が形成される。転写材への可視
像転写後、感光体上に残留する現像剤は、現像装置にお
いて除去される。
【0016】また、レーザービーム照射装置のポリゴン
ミラー回転数Fp(rps)、接触帯電装置に印加する
交流成分の周波数Fb(Hz)、システム速度Vp(c
m/sec)の相互関係が|Fp−2×Fb|<Vp又
は|Fp−2×Fb|>Fp/2の条件を満たすように
設定されているので、接触帯電装置における帯電用部材
の感光体への静電吸着力の変動に基づく感光体表面移動
速度むらとポリゴンミラー面倒れとの「うなり」にかか
わらず、網点パターンのようないわゆるハーフ画像を形
成するときでも、濃淡むらとして視認できる無視できな
い横筋状の画像ノイズの発生が抑制される。換言すれ
ば、たとえかかるノイズが発生しても、目立たない、無
視できる状態で発生させることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の1実施例であるプリンタの概略構
成を示している。このプリンタは中央部に感光体ドラム
1を備えている。ドラム1は図示しない駆動装置により
図中矢印a方向(反時計方向)に回転駆動される。該ド
ラムの周囲にはブラシ帯電装置2、現像装置4、転写チ
ャージャ5及び分離チャージャ6が順次配置されてい
る。また、感光体ドラム1の上方にはレーザービーム照
射装置3が配置さている。
【0018】ブラシ帯電装置2はその帯電用ブラシ21
が感光体表面に接触しており、電源20から直流電圧に
交流電圧を重畳した帯電用電圧が印加されることで、感
光体ドラム1の表面を一様に−800(V)に帯電させ
ることができる。さらに説明すると、ブラシ帯電装置2
には電源20から、直流電圧−800(V)にピーク・
ツー・ピーク電圧が800(V)〜1.2(kV)、周
波数が20(Hz)〜500(Hz)の交流電圧を重畳
した電圧を印加できるように構成されており、この電圧
印加により感光体ドラム1の表面を安定的に−800
(V)に帯電させることができる。
【0019】レーザービーム照射装置3は、一般に知ら
れている半導体レーザーを利用したものであり、その構
成は図2に示すものと同一であり、−800(V)に帯
電した感光体ドラム1の表面を画像部についてはレーザ
ービーム照射により約−50(V)に低下させるように
調整されている。このプリンタでは、帯電用ブラシ21
の感光体ドラム1への静電吸着力が帯電装置2に印加す
る交流電圧の周波数の2倍の割合で変化して感光体ドラ
ム1の駆動にむらが発生するが、この感光体表面移動速
度むらにかかわらず、そしてポリゴンミラーRの面倒れ
による副走査方向のドットピッチムラの発生にかかわら
ず、目立った筋状画像ノイズを発生させないために、ポ
リゴンミラーRの回転数Fp(rps)、帯電装置2に
印加する交流電圧周波数Fb(Hz)、システム速度
(感光体ドラム周速)Vp(cm/sec)との相互関
係が|Fp−2×Fb|<Vp又は|Fp−2×Fb|
>Fp/2の条件を満たすように、Fp、Fb及びVp
を設定してある。
【0020】現像装置4は一成分現像装置であり、ケー
シング41に支持され、図中矢印b方向(時計方向)に
回転駆動される駆動ローラ42に、該ローラの外径より
若干内径が大きい可撓性の現像スリーブ43を外嵌し、
該スリーブの両端部をケーシング41の内側から圧接ベ
ルト部材44により駆動ローラ42へ圧接し、反対側に
たるみ部分430を形成し、このたるみ部分を感光体ド
ラム1に接触させているものである。また、現像スリー
ブ43には、ケーシング41内において金属製の規制ブ
レード45が当接されている。
【0021】ケーシング41内に収容された一成分現像
剤であるトナーTは図中反時計方向に回転駆動される攪
拌部材46により攪拌されつつトナー搬送ローラ47へ
供給され、該ローラ47は図中時計方向に回転駆動され
つつトナーTを現像スリーブ43側へ移行させる。現像
スリーブ43は駆動ローラ42の回転にともない、摩擦
力により駆動ローラと同方向に従動回転し、一方、規制
ブレード45はトナーTを摩擦帯電させつつ一定量を現
像スリーブ43上に付着させる。現像スリーブ43はそ
の回転によってこのトナーTを感光体ドラム1との接触
部へ順次供給していく。
【0022】現像スリーブ43には図示しない電源から
現像バイアス電圧−250(V)が印加されており、こ
のバイアス電圧によりトナーTを感光体ドラム1上の静
電潜像に付着させることができる。前記感光体ドラム
1、使用トナーT及び現像スリーブ43の詳細は次のと
おりである。 感光体ドラム1:アルミ基体(ドラム)上にフタロシア
ニン及びバインダー樹脂からなる電荷発生層(CGL)
約0.1μmと、その上にヒドラゾン誘導体とバインダ
ー樹脂からなる電荷輸送層(CTL)約18μmとを形
成したもので、各層はそれぞれディッピング法によるコ
ーティングとその後の乾燥を繰り返して形成されてい
る。 トナーT:負帯電性の一成分非磁性トナーであり、次の
組成及び製法から得た。 ・ビスフェノールA型ポリエステル樹脂 100重量部 ・カーボンブラック(三菱化成工業(株)製 MA#
8) 5重量部 ・荷電制御剤(オリエント化学工業(株)製 ボントロ
ンS−34) 3重量部 ・ワックス(三洋化成工業(株)製 ビスコールTS−
200) 2.5重量部 以上のものを通常知られている方法にて混練、粉砕、分
級し、平均粒径が10μmで7〜13μmの範囲に80
wt%分布するトナー粒子とした。さらに、このトナー
粒子にシリカ微粒子(ギャボジル社製 タラノックス5
00)を0.75重量部加えて表面処理した。 現像スリーブ43:ニッケル電解液中にステンレス丸棒
(直径25mm)を浸漬し、その上に電鋳法にて、膜厚
約35μmに仕上げた。現像時の感光体ドラム1とのニ
ップ幅は約1〜1.5mmである。
【0023】なお、規制ブレード45はトナーTを付着
量0.6mg/cm2 、トナー層厚約0.03mm、帯
電量−20μc/gで現像スリーブ43へ付着させるこ
とができるものである。以上説明したプリンタによる
と、駆動回転される感光体ドラム1の表面がブラシ帯電
装置2により一様に表面電位−800(V)に帯電させ
られ、その帯電域にレーザービーム照射装置3により画
像露光が行われ、静電潜像が形成される。露光された部
分の表面電位は約−50(V)に低下する。かくして形
成された静電潜像は現像装置4において現像バイアス電
圧−250(V)のもとに現像されトナー像となる。こ
の現像において、現像スリーブ43上のトナーTは電位
差ΔV=200(V)で静電潜像に付着する。
【0024】このようにして形成されたトナー像は図示
しない転写紙供給手段から供給されてくる用紙7に転写
チャージャ5によって転写され、転写後の用紙7は分離
チャージャ6により感光体ドラム1から分離され、図示
しない定着装置へ移行し、ここでトナー像を定着された
のち排出される。しかし、感光体ドラム1上のトナーは
全て転写チャージャ5により用紙7上に転写されること
はなく、通常10〜20%のトナーが残留トナーとして
感光体ドラム1上に残る。この残留トナーは帯電装置2
による帯電、さらに必要に応じレーザービーム照射装置
3による画像露光の工程に曝されて再び現像装置4へ到
来し、非画像部における残留トナーは現像スリーブ43
へ回収される。
【0025】なお、感光体ドラム1上に残留トナーがあ
るまま帯電及び露光を行った場合、残留トナーのある部
分だけ帯電されなかったり、露光されないのではないか
という問題については、最終的に得られる画像上からみ
る限り、転写チャージャ5における転写効率が約60%
以上を維持していれば、そのような問題はない。これ
は、ドラム1上に僅かにトナーが残っていても、帯電装
置2はその接触帯電ブラシ21で残留トナーを乱し、ド
ラム1表面を均一に帯電させ、また、露光についても残
留トナー下部へのレーザ光の回り込みがあるからと考え
られる。
【0026】次に現像装置4による残留トナーの回収除
去メカニズムについて説明する。先ほど説明したよう
に、残留トナーがある部分についても、感光体ドラム1
上の表面電位はほぼ均一に約−800(V)である。一
方、現像スリーブ43には現像バイアス電圧−250
(V)が印加されている。したがってドラム1上の非画
像部における残留トナーTには、電位差約550(V)
で現像スリーブ43側へ移行する力が働き、同時に現像
スリーブ43による残留トナーの掻き取り効果も手伝っ
て、非画像部における残留トナーが現像スリーブ43側
へ回収除去される。
【0027】また、レーザービーム照射装置3のポリゴ
ンミラー回転数Fp(rps)、接触帯電装置に印加す
る交流電圧周波数Fb(Hz)、システム速度Vp(c
m/sec)の相互関係が|Fp−2×Fb|<Vp又
は|Fp−2×Fb|>Fp/2の条件を満たすように
設定されているので、帯電装置2における帯電用ブラシ
21の感光体ドラム1への静電吸着力の変動に基づく感
光体表面移動速度むらとポリゴンミラー面倒れによる
「うなり」にかかわらず、網点パターンのようないわゆ
るハーフ画像を形成するときでも、濃淡むらとして視認
できる無視できない横筋状の画像ノイズの発生が抑制さ
れる。換言すれば、たとえかかるノイズが発生するとき
でも、目立たない、無視できる状態に発生させることが
できる。
【0028】次に前記ポリゴンミラーRの回転数Fp
(rps)と接触帯電装置2における印加交流電圧の周
波数Fb(Hz)及びシステム速度Vp(cm/se
c)との関係を前述の条件を満たすように設定して画像
形成実験を行ったときの画像ノイズ評価結果を次表に示
す。また、比較例としてFp、Fb、Vpを前述の条件
を満たさないものに設定して画像形成実験を行ったとき
の画像ノイズ評価結果も併せて示す。
【0029】なお、画像ノイズレベル評価は以下の基準
により行った。300dpiの密度で25%の網点画像
を30mm角で形成し、目視により、「○」気にならな
いレベル、「×」気になるレベル の2段階で評価し
た。 Fp(rps) Fb(Hz) Vp(cm/s) |Fb−2Fp | ノイズ評価 実験例1 112 55 3.8 2 ※1 ○ 実験例2 112 25 3.8 62 ※2 ○ 実験例3 112 100 3.8 88 ※2 ○ 実験例4 125 60 6.35 5 ※1 ○ 実験例5 125 100 6.35 75 ※2 ○ 実験例6 125 30 6.35 65 ※2 ○ 実験例7 250 123 6.35 4 ※1 ○ 実験例8 250 200 6.35 150 ※2 ○ 比較実験例1 112 50 3.8 12 × 比較実験例2 112 70 3.8 28 × 比較実験例3 125 50 6.35 25 × 比較実験例4 125 80 6.35 35 × 比較実験例5 250 100 6.35 50 × 比較実験例6 250 150 6.35 50 × 上記表において、※1 は|Fp−2×Fb|<Vpの条
件が満たされていることを、※2 は|Fp−2×Fb|
>Fp/2の条件が満たされていることを示している。
以上の結果からノイズとして気になるのは該ノイズが現
れるピッチ間隔が10mmから数mmの範囲であり、ポ
リゴンミラー回転数Fp(rsp)、接触帯電装置2に
印加する交流成分の周波数Fb(Hz)、システム速度
Vp(cm/sec)の相互関係を |Fp−2×Fb|<Vp又は|Fp−2×Fb|>F
p/2 にすることで、ノイズとして目立たないようにすること
ができることがわかる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
感光体と、該感光体に接触する帯電用部材を有する接触
帯電装置と、前記接触帯電装置に少なくとも交流成分を
含む電圧を印加する帯電用電源と、前記接触帯電装置を
通過した感光体帯電域に像露光するレーザービーム照射
装置と、前記感光体に接触する現像剤担持体で該露光部
を現像して可視像を形成するとともに未露光部に付着す
る、転写材への可視像転写後の残留現像剤を回収する接
触現像装置とを含む現像同時クリーニング方式の画像形
成装置であって、網点パターンのようないわゆるハーフ
画像を形成するときでも、濃淡むらとして視認できる無
視できない横筋状の画像ノイズが発生することを抑制で
きる画像形成装置を提供することができる。
【0031】さらに言うと、本発明に係る画像形成装置
では、接触帯電装置における帯電用部材の感光体への静
電吸着力の変動に基づく感光体表面移動速度むらとポリ
ゴンミラー面倒れとの「うなり」にかかわらず、網点パ
ターンのようないわゆるハーフ画像を形成するときで
も、濃淡むらとして視認できる無視できない横筋状の画
像ノイズが発生することが抑制される。換言すれば、た
とえかかるノイズが発生しても目立たず、無視できる状
態に抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるプリンタの概略構成を
示す図である。
【図2】レーザビーム照射装置の1例を示すもので、図
(A)は装置ハウジングの天井部を除去して示す平面図
であり、図(B)は図(A)のX−X線に沿う断面図で
ある。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 ブラシ帯電装置(接触帯電装置) 21 帯電用ブラシ(帯電用部材) 20 帯電用電源 3 レーザービーム照射装置 R ポリゴンミラー 4 現像装置 43 現像スリーブ(現像剤担持体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、該感光体に接触する帯電用部
    材を有する接触帯電装置と、前記接触帯電装置に少なく
    とも交流成分を含む帯電用電圧を印加する帯電用電源
    と、前記接触帯電装置を通過した感光体帯電域に像露光
    するレーザービーム照射装置と、前記感光体に接触する
    現像剤担持体で該露光部を現像して可視像を形成すると
    ともに未露光部に付着する、転写材への可視像転写後の
    残留現像剤を回収する接触現像装置とを含む現像同時ク
    リーニング方式の画像形成装置において、前記レーザー
    ビーム照射装置のポリゴンミラー回転数Fp(rp
    s)、前記接触帯電装置に印加する交流成分の周波数F
    b(Hz)、システム速度Vp(cm/sec)の相互
    関係を|Fp−2×Fb|<Vp又は|Fp−2×Fb
    |>Fp/2の条件を満たすように設定したことを特徴
    とする画像形成装置。
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