JPH08136254A - 軌道狂い測定装置及び方法並びに曲率測定方法 - Google Patents

軌道狂い測定装置及び方法並びに曲率測定方法

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JPH08136254A
JPH08136254A JP6277548A JP27754894A JPH08136254A JP H08136254 A JPH08136254 A JP H08136254A JP 6277548 A JP6277548 A JP 6277548A JP 27754894 A JP27754894 A JP 27754894A JP H08136254 A JPH08136254 A JP H08136254A
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敦 佐々木
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博 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の計測車または機器構成を用い、長いス
パンでの計測が簡単に作業員一人で可能な軌道狂いの測
定装置を提供する。 【構成】 計測開始位置で計測する場所のレール画像を
計測車上の2次元画像センサ11を用いて撮影し、画像
メモリ12に記憶する。次に計測車下部に取り付けた変
位センサ17a〜17cにより、計測車基準面からの距
離を連続的に計測し、このデータから高低狂いを求め
る。この際、車輪の回転等から現在位置を更新する。こ
の位置データと敷設データを含めた高低狂いデータで補
正し、補正縦断線形を演算して再構築する。そして、計
測目標地点に到達した時点で、敷設データと上記補正縦
断線形のデータを用い、初めにレール画像を撮影した地
点から見た正常状態のレールを画像メモリ12に描画
し、実際のレール画像上にオーバーラップさせて表示
し、各点でのずれ量を計測する。このずれ量が通り狂い
量となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道のように予め決め
られた軌道が存在する条件における敷設及び保線作業後
の軌道の通り狂い及び高低狂い並びに曲率を画像を利用
して連続的に測定できるようにした軌道狂い測定装置及
び方法並びに曲率測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軌道となるレールの狂いには、通り狂い
と高低狂いがある。通り狂いとは、軌道平面上でレール
の長手方向に対し直交する方向のレールのずれ量を示す
ものであり、適当な長さ、例えば10mを取り、この間
をピアノ線等で結んで測定弦を張った時、測定弦の中央
点(正矢点)における測定弦とレールとの間隔距離(正
矢)の狂いを言うものであると定義されている。また、
高低狂いとは、同様にレールの高さの狂いを言うもので
あると定義されている。このような軌道狂いが生じると
列車の振動が大きくなり、乗り心地が悪くなったり、高
速走行が難しくなったりする。したがって、高速走行を
目的とする新幹線等の高速車両の軌道では、軌道狂い
は、重要な問題であり、軌道狂いの計測とその整正は非
常に重要な仕事である。
【0003】従来において、軌道狂いを測定するものと
しては、既に軌道計測車が実用化されている。この計測
車による計測方法は、種々のものがあるが、軌道上を走
行させることにより、軌道狂いを自動的に計測するよう
にしたものである。
【0004】図16は、レールの狂いと従来の測定方法
を説明するもので、(a)はレール1が鉛直面の場合
は、高低狂いを表し、また水平面の場合は通り狂いを表
す。ここでレール1の適当な距離Lをなす測定点p,q
をとり、両点に対して測定弦Gを当てたとき、測定弦G
の中点とこれに対応するレール1の点mとの長さΔsが
狂い量として定義されている。ただし、曲線部や勾配の
変化点付近においては、曲率半径の円弧をなしているの
で、上記Δsはすぐに狂い量を示さず、円弧による変位
(正矢)を差し引くことにより正しい狂い量が求められ
る。
【0005】以上の狂い量Δsを求めるには、適当に基
準線Aを設定し、これに対する3点p,q,mの変位量
を測定することが必要である。図16(b)は高低狂い
を例とした従来の測定方法を示し、計測車2に測定弦長
Lの1/2の間隔で取り付けられた3軸の走行車輪3
a,3b,3cを利用し、これらの車輪3a,3b,3
cの両側のレール1の3ケ所ずつの測定点p,q,mに
対応させる。また、各車輪3a,3b,3cの軸箱に高
さ検出機構4a,4b,4cを取り付け、計測車2の基
準線Aとし、走行に従って基準線Aに対して変化する各
走行車輪3a,3b,3cの高さZp,Zq,Zmを同
時に測定すれば、次式により高低狂い量ΔZを求めるこ
とができる。
【0006】 ΔZ=Zm−(Zp+Zq)/2 ・・・(1) なお、上記においては、3点p,q,mに対する高さZ
p,Zq,Zmの測定は同時になされるが、もしこれら
が違う時点で測定されるときには、その間に車輪の回転
などにより基準線Aの角度が変化するため、上記の3個
の走行車輪3a,3b,3cによる3点の同時測定が必
要となる。また、通り狂いについても同様に、レール1
に接触してその左右変位を検出する測定車輪を3組設
け、上記と同様に3点の変位量より通り狂い量Δy(y
はレールの方向に直角方向とする)が求められる。ただ
し、計測車2が高速度の場合は、測定車輪が走行に支障
を与えるため、新幹線の計測車では光学式の変位測定装
置を使用し、その3組を計測車に取り付けて通り狂いに
対する3点測定がなされている。
【0007】また、計測車2のような大がかりな設備で
なく、例えば特開平5−213198号公報に示されて
いるようなレーザ光を利用した方法がある。この方法
は、発光器と受光目盛板から構成され、計測車2と比較
して長いスパンでの計測を行なうことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発光器と受光
器の二つの機器を併設することは、その機器間の連結が
難しく、曲線部では連続的に計測するためには一定の距
離を保ち、同時に移動させることが必要となる。また、
その際には、作業員が発光側と受光側の少なくとも2名
は必要となる。また、従来の軌道狂い測定装置では、上
記したように計測量から曲率で計算した正矢分だけ引か
なければ、通り狂いを計測することができない。このた
めレールの敷設が平面線形通りであればよいが、もし敷
設したレールの曲率が正しくなければ、曲線部では、計
測量が即、通り狂い量にならない等の問題がある。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、2つの機器を併設することなしに、1台の計測車
で、長いスパンでの計測が簡単に作業員一人で可能な軌
道狂い測定装置及び方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、軌道の曲線部における曲率を自動的に
計測し得る曲率測定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(第1の発明)本発明に係る軌道狂い測定装置は、軌道
となるレールを敷設した際、この敷設されたレールが敷
設条件である平面線形及び縦断線形に合致しているかど
うかを検査する軌道狂い測定装置において、上記レール
上を走行する計測車に設けられ、上記レールを2次元的
に撮影する画像入力手段と、この画像入力手段により入
力された画像を記憶する画像記憶手段と、上記計測車上
に取り付けられ、上記レールの高低狂いを計測する高低
狂い計測手段と、上記計測車の現在位置を検出する位置
検出手段と、正しい平面線形及び縦断線形をデータとし
て予め記憶しておくデータ記憶手段と、上記高低狂い計
測手段により計測された高低狂い量、上記位置検出手段
で検出された現在位置、上記データ記憶手段の記憶デー
タに基づき、上記画像入力手段で得られた画像内に通り
狂いのないレールイメージを描いて実画像のレールの通
り狂いを計測する手段と、上記手段により計測されたレ
ールの高低狂い及び通り狂いを表示する表示装置とを具
備したことを特徴とする。
【0011】(第2の発明)本発明に係る軌道狂い測定
方法は、計測すべき場所における軌道となるレールを撮
影してそのレール画像を画像メモリに記憶し、計測車に
取り付けた変位センサによりレールまでの距離を連続的
に測定し、同測定値からレールの高低狂いを演算し、予
め入力された敷設データにより上記高低狂いデータを補
正して補正縦線形を演算し、計測目標地点で予め入力さ
れた平面線形と上記補正縦断線形データから正常状態の
レールをコンピュータグラフィック技術でレールイメー
ジとして描画し、同レールイメージと上記撮影レール画
像から画像処理によりレールの通り狂い量を求めること
を特徴とする。
【0012】(第3の発明)本発明は、軌道となるレー
ルの曲線部での曲率を測定する曲率測定方法において、
上記レール上を走行する計測車に設けられ、上記レール
を2次元的に撮影する画像入力手段と、この画像入力手
段により入力された画像を記憶する画像記憶手段と、上
記計測車上に取り付けられ、上記レールの高低狂いを計
測する高低狂い計測手段と、上記計測車の現在位置を検
出する位置検出手段と、正しい平面線形及び縦断線形を
データとして予め記憶しておくデータ記憶手段と、上記
で画像入力手段で撮影されたレールの曲線部画像に対
し、曲率を少しずつ変更したレールイメージを順次描い
て実画像のレールとの重なり状態を計測し、最も重なっ
た曲率を実際のレールの曲率と判断することを特徴とす
る。
【0013】
【作用】計測動作を行なう場合、まず、計測開始位置を
正確に入力する。そして、その位置で計測したい場所の
レールを計測車上に設けられている画像入力手段、例え
ば2次元画像センサを用いて撮影し、その撮影したレー
ル画像を画像記憶手段に記憶する。次に計測車に取り付
けた高低狂い計測手段、例えば変位センサにより3点で
計測車基準面からレールまでの距離を計測し、その計測
データからこの位置での高低狂いを計算で求める。この
高低狂いの計測は、計測車を移動しながら連続的に実行
する。この際、車輪の回転等から計測車の現在位置を更
新する。この位置データと敷設データである縦断線形
(勾配等の高低に関する敷設データ)のデータを上記計
測した高低狂い量で補正して、補正縦断線形を演算して
再構築する。
【0014】そして、最初に画像を撮影した範囲の高低
狂いが計測できた時点、つまり、計測目標地点に到達し
た時点で、コンピュータグラフィックの技術を応用し、
敷設データである平面線形と現地点まで計測してきた高
低狂いを加味した補正縦断線形のデータを用い、初めに
レール画像を撮影した地点から見た通り狂いのない正常
状態のレールをレールイメージとして上記画像記憶手段
に描画する。そして、このレールイメージを実際のレー
ル画像上にオーバーラップさせて表示し、画像処理にて
各点でのずれ量を計測する。このずれ量は、即通り狂い
量となる。
【0015】そして、2次元画像センサにより撮影した
レール画像を連続して画像記憶手段に書き込んで、上記
の計測処理を連続的に実行することにより、すべての点
での計測が可能となる。
【0016】また、レールの曲線部では、曲率そのもの
が、異常の場合が考えられるが、この時は、曲率を少し
ずつ変化させたレールイメージを作成し、実際のレール
画像と比較して一番良くマッチングするレールイメージ
曲率をその曲線部での曲率として求める。
【0017】上記のように軌道狂い測定装置を1台の計
測車上に設置することにより、保線作業時等において、
一人で容易に操作することができる。また、この計測車
に連結機能を持たすことにより、保線作業車や確認車で
牽引して測定したり、あるいは装置一式を計測車から取
外して保線作業車や確認車上に積み込むことも可能であ
る。
【0018】また、測定に際しては、レール画像の撮影
倍率を変えることで視野範囲を簡単に変えられ、曲率の
大きな場所から曲率の小さな場所まで自由に設定でき
る。また、計測精度が要求される場合は、撮影倍率を上
げれば良く、単に曲率だけを計測する場合には低倍率で
広範囲の撮影をする等の選択が可能である。更に、今ま
での計測車では不可能だった曲線部での測定が可能であ
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。まず、図1に本発明の軌道狂い測定装置のブロ
ック線図を示す。本装置は、計測車10に搭載されるも
ので、軌道となるレールの通り狂いを計測するため前方
を撮影する2次元画像センサ11とその画像を記憶して
おくための画像メモリ12、この画像メモリ12の内容
を表示させる表示装置例えばタッチパネル付きモニタT
V13、並びに軌道の敷設データ(平面線形及び縦断線
形)をデータベース14として持つ計算機15、センサ
信号等を入力するためのインタフェース16、さらにレ
ールの高低狂いを測定するための第1〜第3の変位セン
サ17a,17b,17cを備えている。また、計測車
10の車輪18部分に走行距離を計測するためのロータ
リエコンーダ19が取り付けられている。このロータリ
エコンーダ19は、車輪18の回転から走行距離を計測
し、インタフェース16を介して計算機15に入力す
る。そして、上記計算機15に計測開始位置と進行方向
を入力することにより、それ以降ロータリエコンーダ1
9の計測信号に基づいて計算機15が計測車10の現在
位置を計測できる構成になっている。
【0020】上記データベース14に記憶される平面線
形の敷設データとしては、例えば上り線と下り線の区
別、基準位置からのキロ程範囲、直線と曲線の区別、曲
線に対する線形キロ程、曲線種別、曲線左右別、曲線半
径、曲率等がある。また、縦線線形の敷設データとして
は、例えば上り線と下り線の区別、基準位置からのキロ
程範囲、線形の種類、勾配の上下別、勾配半径、標高等
がある。そして、上記データベース14に記憶された敷
設データは、計算機15がロータリエコンーダ19の計
測データによって求めた計測車10の現在位置に応じて
読出される。
【0021】図2は、上記図1に示した軌道狂い測定装
置を計測車10に乗せて用いる場合の概略構成図を示し
たものである。この図2では、計測車10を保線作業車
により牽引して現場まで移動し、測定する場所で計測車
10を切り離して単独で用いる場合の例を示している。
この場合、作業員が計測車10を押して計測してもよい
し、計測車10にエンジンを取り付け、自走させて計測
するようにしても良い。上記計測車10は、軌道上を走
行可能なように車輪18a,18bを備え、一方の車輪
18aにはロータリエコンーダ19が取り付けられてい
る。更に、計測車10の下側には、レール1の高低狂い
を計測するための例えば光学式の第1ないし第3の変位
センサ17a〜17cが基準線Aに沿って中央及び前後
の位置にL/2の間隔を保って設置される。これらの変
位センサ17a〜17cの検出信号は、何れもインタフ
ェース16(図1参照)を介して計算機15に入力さ
れ、レール1の高低狂いが求められるようになってい
る。
【0022】そして、通り狂い計測用には、前方のレー
ル画像を撮影するための2次元画像センサ11、その画
像を記憶するための画像メモリ12、各種計測情報及び
データベース14の記憶データ等に基づいて通り狂いを
計測する計算機15、操作情報や軌道狂い量を表示及び
入力するためのタッチパネル付きモニタTV13が設け
られている。上記計算機15は、ロータリエコンーダ1
9により計測した位置情報に基づき、データベース14
に予め記憶している平面線形や縦断線形のデータを読出
し、そのデータからコンピュータグラフィック技術を用
いて画像メモリ12上に軌道狂いのないレールイメージ
を描画する機能を有すると共に、画像メモリ12に記憶
された前方のレール画像のレールだけを抽出して、その
実画像のレールとレールイメージとのずれを計ることに
より、通り狂いを計測する機能を有している。
【0023】次に軌道狂いの測定処理について、図6の
フローチャートに従って手順を説明する。計測車10を
計測開始位置まで移動し、その計測開始位置を示すデー
タ、例えば基準位置からのキロ程を計算機15に入力
し、次に進行方向、つまり、上り方向か下り方向かを入
力する(ステップA1)。この場合、地点検知子やその
他の敷設物からの距離や衛星を用いて位置を計る等の技
術を用いても良い。そして、2次元画像センサ11によ
り、その前方、つまり計測したい場所のレール1を撮影
し、その撮影したレール画像を画像メモリ12に記憶さ
せる(ステップA2)。その後、計測車10の移動を開
始して高低狂いを計測する(ステップA3,A4)。
【0024】ここで高低狂いの計算には、計測車10の
下部基準線Aに沿って配置した変位センサ17a〜17
cの検知信号を用いるが、まず計測車中央部のセンサ1
7aでレール1までの距離Zmを連続的に計測する。同
様に変位センサ17b,17cにより計測車前後のレー
ル1までの距離Zp,Zqを連続的に計測し、上記
(1)式を用いて高低狂いを計算する。ただし、本装置
を作業車等の大きい車両に搭載して用いる場合は、各変
位センサ17a,17b,17cの間隔L/2を十分と
ることができるが、保線作業時に持ち込む場合は、計測
車10の寸法を小さくして運搬する関係でセンサ間隔L
/2を十分にとれない。そこで、このような場合には、
図3(a)に示す様に変位センサ17b,17cに代え
て、計測車10の前後に2台のスリット光源20a,2
0b及び2次元カメラ21a,21bを設け、計測車1
0から離れた地点におけるレール1の変位を測定する等
の工夫が必要となる。この場合、計測車中央部の変位セ
ンサ17aは、そのまま使用する。上記スリット光源2
0a,20bは、例えばレーザ光を細いスリット状にし
た光22を数m前方のレール1に照射し、このスリット
光源20a,20bより高い場所に取り付けた2次元カ
メラ21a,21bでレール1上のスリット光を撮影す
る。この時の画像の一例を図3(b)に示す。この場
合、光源20a,20bをスリット状としたのは、曲線
部や通り狂いにより、レール1の画像が図3(b)の様
に直線とならず、点光源では位置がずれる場合を考慮し
たためである。また、この時2次元カメラ21a,21
bで撮影した画像上でレール1とスリット光22の交点
が図3(b)の中央線23に来れば、中央の変位センサ
17aで求めた距離Zmと同じ、つまり水平面Bであ
る、となるように2次元カメラ21a,21b、及び光
源20a,20bをセットする。こうして2次元カメラ
21a,21bの画面上でレール1とスリット光22の
交点が中央線23からずれた量Dp,Dqを計測すれ
ば、高低差Zp,Zqを測定できる様にしておく。
【0025】この方法としては、予め高低差Zp,Zq
と画像上での中央線23と、レール1とスリット光22
の交点とのずれ量Dp,Dqの関係を調べておけば、容
易に高低差Zp,Zqを計測できる。このようにして、
3点の距離Zm,Zp,Zqが求まり、上記(1)式か
ら高低狂いを測定できる。これは縦曲線でない部分につ
いて述べたが、縦曲線上では、予め縦断線形から計算で
求めた変位量を加味して狂い量を求めることができる。
【0026】また、上記図6に戻って計測手段の説明を
続ける。上記のようにしてレール高低狂いの計測を行な
うが、その計測が終了したか否かを判断し(ステップA
5)、計測が終了していなければステップA4の計測動
作を続ける。そして、計測目標地点に到達して上記計測
動作を終了すると、レール高低狂い計測結果を集計する
(ステップA6)。次いで、上記のようにして得られた
高低狂い量を用い、敷設データである縦断線形のデータ
を補正して、現状のレールの縦断線形、つまり補正縦断
線形を演算にて再構築する(ステップA7)。したがっ
て、初めに画像を撮影した位置からの位置情報と平面線
形と補正縦断線形が分かるので、その位置から見た前方
の高低狂いの無い線路形状が分かる。つまり、ある位置
から見える前方レールの高低狂いのない線路形状(レー
ルイメージ)を画像メモリ12に描画してモニタTV1
3の画面上に表示するすることが可能となる。
【0027】具体的には、図4(a)のように計測車先
頭の線路中央部、レール頭面を原点とする3次元座標O
−XYZ系とすれば、敷設データ(平面線形及び縦断線
形)を用いて任意のレールの座標p(x,y,x)を計
算することができる。そして計測車先頭部の2次元画像
センサ11で前方を撮影した場合、図4(b)の様に画
面内で点pが見える位置(m,n)は、数学的な座標変
換で与えられる。この座標変換を説明するために図5に
示す様な座標系を設定する。 (1)O−XYZ系 計測車先頭の線路中央部、レール頭面を原点とする座標
である。 (2)O′−X′Y′Z′系 原点O′に2次元画像センサ11が設置してあり、その
光軸はY′軸である。この座標系は2次元画像センサ1
1の取付状況で決まる座標系であり、O−XYZ系を取
付高さh、中央からのずれwだけ平行移動し、各軸回り
に回転成分α(ヨー)、β(ピッチ)、γ(ロール)を
加えたものである。 (3)o′−x′y′z′系 2次元画像センサ11の画像平面をo′−x′y′z′
とする座標系であり、O′−X′Y′Z′系の原点O′
Y′軸に沿ってfだけ平行移動したものである。 (4)o−MN系 o′−x′y′z′を離散化した座標系であり、o′が
画面の中心になる様に設定している。実際に画面上で見
る座標は、この座標系のデータである。そして、座標
(m,n)は、以下の座標変換を行なうことにより求ま
る。 (1)O−XYZ系からO′−X′Y′Z′系への変換 平行移動と回転の組み合わせで次式のようになる。
【0028】
【数1】 (2)O′−X′Y′Z′系からo′−x′y′z′系
への変換 平行移動量fに比例した相似変換になり、次式で表され
る。
【0029】
【数2】 (3)o′−x′y′z′系からo−MN系への変換 2次元画像センサ11の水平方向の画角を2θh、その
画素数をM、垂直方向の画角を2θv、その画素数をN
とする。画像分解能をそれぞれgm,gnとすれば次式
が成立する。
【0030】gm=2ftan θh/M gn=2ftan θv/N ・・・(4) 原点o′が画面の中心にくるためのオフセットを加え
て、
【0031】
【数3】
【0032】以上により画面内での座標(m,n)が求
まる。 m=M/2・(1+X′/Y′tan θh) n=N/2・(1+X′/Y′tan θv) ・・・(6) 従って、任意の距離前方のレールイメージを画像メモリ
12に描画してモニタTV13の画面に表示することが
できる(ステップA8)。図8は、直線部でのレールイ
メージ30aの一例を示したものである。
【0033】この様にして求めたレールイメージ30a
を軌道狂いを計測する“ものさし”として用いるわけで
ある。しかし、このレールイメージ30aと2次元画像
センサ11の撮影画像の中から抽出した実際のレール画
像との間では、ずれている場合がある。図9は2次元画
像センサ11の撮影画像の中から抽出した実際のレール
画像31aの一例を示したものである。また、図10
は、レールイメージ30aと実際のレール画像31aを
重ね合わせた場合の画像のずれを示している。
【0034】上記のようなレールイメージ30aと実際
のレール画像31aとのずれは、計測車10が軌道に対
し平行になっていないか、蛇行したためである。また、
振動により上下左右方向にずれたためである。そこで、
レールイメージ30aを上下左右に平行移動させて、実
際のレール画像31aとの間でテンプレートマッチング
させ、最も良く重なる状態にしてずれを補正してから、
通り狂いを計測する(ステップA9,A10)。
【0035】次に実際のレール画像31aとレールイメ
ージ30aとのテンプレートマッチング(以下レールマ
ッチングと呼ぶ)及び通り狂い計測のための2次元画像
センサ11の撮影画像からレール画像31aを抽出する
方法について説明する。 (1)レールが画面の上下方向に連続するという特徴を
利用して、原画像f(x,y)を水平方向に移動平均を
計算した背景部分の画像(移動平均画像)fL(x,
y)を求める。
【0036】
【数4】 (2)原画像f(x,y)から移動平均画像fL(x,
y)を引去り差分画像fH(x,y)を求める。
【0037】 fH(x,y)=f(x,y)−fL(x,y) ・・・(8) (3)差分画像fH(x,y)の一部のエリアに対して
濃度の平均値(μ)と標準偏差(σ)を計算し、次式で
二値化し、二値化画像g(x,y)を求める。
【0038】 g(x,y)=1;fH(x,y)≧μ+Kσ 0;fH(x,y)<μ+Kσ ・・・(9) ただし、K:定数 この様にして得られた二値画像g(x,y)、つまり実
際のレール画像31aとレールイメージ30aとの間で
テンプレートマッチングを行ない、相関の最も強い位置
を求めて計測装置の位置関係と軌道との補正を行なう。
【0039】図11は、実際のレール画像31aに対し
て最も相関の強い位置にレールイメージ30aを描画し
た場合の状態を示したものである。そして、図12に示
す様に、レールイメージ30aの各点を基準として実際
のレール画像31aとの左右方向のずれ量Tを計測す
る。このTの値が各点での通り狂い量となる(ステップ
A11)。
【0040】上述した方法は、画像だけで考えた場合の
実施例であるが、2次元画像センサ11が所定の位置に
くる様に軌道と平行になる様にセンサや上下方向の振動
を計測するセンサを取付けて正しい姿勢(レールと平
行)に制御すれば、マッチングを行なわなくても、計測
できるようにすることも可能である。
【0041】そして、2次元画像センサ11により撮影
したレール画像を連続して画像メモリ12に書き込み、
上記した計測処理を連続的に実行することにより、すべ
ての点での軌道狂いを計測することができる。
【0042】次に、曲線部において通り狂いのみならず
曲率自体が違う場合に、その曲率を求める場合について
説明する。レール1の曲率を求める場合、画像メモリ1
2に記憶した画像上のレールから前記計算の逆演算によ
り求めることも可能ではあるが、ここでは、平面線形の
データを用いて求める場合について説明する。図7は、
その手順を示すフローチャートである。
【0043】基本的には、軌道狂いと同様になるが、平
面線形のデータから得られる曲率の値Rを徐々に増加ま
たは減少してレールイメージを描画し、実際のレール画
像とのレールマッチングの一致率が最大になる曲率R′
を求める。また、曲線の種類としては、例えば円曲線、
緩和曲線等があるが、平面線形のデータに基づいてレー
ルイメージを描画する。
【0044】まず、計算機15に対し、曲率計測開始位
置を入力し、次に進行方向つまり、上り方向か下り方向
かを入力する(ステップB1)。次に、2次元画像セン
サ11により前方のレール画像を撮影して画像メモリ1
2に記憶させ(ステップB2)、移動を開始して高低狂
いを計測する(ステップB3,B4)。そして、上記レ
ール高低狂いの計測が終了したか否かを判断し(ステッ
プB5)、計測が終了していなければステップB4の計
測動作を続ける。そして、上記計測動作が終了した後、
レール高低狂い計測結果を集計する(ステップB6)。
次いで、上記で得られた高低狂い量を用い、敷設データ
である縦断線形を補正して、現状のレールの縦断線形、
つまり補正縦断線形を演算にて再構築する(ステップB
7)。上記ステップB1〜B7の処理は、上記図6にお
けるステップA1〜A7の処理と同様にして行なわれ
る。そして、まず、レール1の曲線部において、2次元
画像センサ11の撮影画像の中から実際のレール画像を
抽出し、図13に示すようにその抽出した実際のレール
画像31bを画像メモリ12を介してモニタTV13の
画面上に描画する。
【0045】次にデータベース14に記憶している平面
線形のデータから曲線の種別、曲率R等を読出し(ステ
ップB8)、その曲率を少しずつ変化させるための変化
曲率ΔRを最初は「0」として、描画するレールイメー
ジの曲率R′を「R′=R+ΔR」により求める(ステ
ップB9,B10)。そして、この曲率R′を用いて図
14に示すように画面上に平面線形のデータで示される
種類のレールイメージ30bを描画し(ステップB1
1)、上記実際のレール画像31bと重ね合わせる(ス
テップB12)。次に上記レールイメージ30bと実際
のレール画像31bとレールマッチングを行ない(ステ
ップB13)、描画したレールイメージ30bの全体の
うち何%がマッチングしているか(一致率)を求める
(ステップB14)。次にこの一致率が最大か否かをチ
ェックし、最大でなければステップB16により変化曲
率ΔRに「1」を加算してステップB10に戻り、上記
の処理を繰り返して実行する。
【0046】上記のように曲率R′を少しずつ変えてレ
ールイメージ30bを作り、実際のレール画像31bと
レールマッチングを行ない、描画したレールイメージ全
体のうち何%がマッチングしているかを求める作業を繰
り返して実行する。そして、図15に示す様に最もマッ
チングする曲率R′を実際のレールの曲率とする(ステ
ップB17)。この方法では複雑な計算無しにレールイ
メージ描画の延長線で実現できる利点がある。尚、前記
実施例で説明したレール1のずれ量Dp,Dqを求める
方法は、前記実施例の方法に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、作業
員1人でも簡単な操作により、連続したレールを対象に
して軌道狂いを効率良く計測することができる。また、
計測精度は、画像の撮影倍率を変えることで、必要な精
度を達成できる。更に、曲率の小さい場合から大きい場
合まで、見渡せる範囲であれば比較的容易に軌道狂いを
計測できる。また、本発明の曲率測定方法によれば、軌
道の曲線部における曲率そのものを確実且つ容易に測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軌道狂い測定装置のブ
ロック図。
【図2】同実施例における軌道狂い測定装置を計測車に
搭載した状態を示す概略構成図。
【図3】(a)は計測車寸法が小さい場合において高低
狂い計測を行なう場合の構成図、(b)は上記(a)で
高低狂い計測を実施した時の画像例を示す図。
【図4】(a)はレールイメージ計算方法を説明するた
めの概略斜視図、(b)はレールイメージ計算方法を説
明するための(a)に対応する2次元画像センサ上の位
置を示す概略説明図。
【図5】レールイメージ計算のための各座標系を示す
図。
【図6】軌道狂い測定方法を示すフローチャート。
【図7】曲率測定方法を示すフローチャート。
【図8】直線部でのレールイメージの一例を示す図。
【図9】直線部での2次元画像センサの撮影画像の中か
ら抽出した実際のレール画像の一例を示す図。
【図10】レールイメージと実際のレール画像の重ね合
わせを行なった画像例を示す図。
【図11】テンプレートマッチングを行なった結果の画
像例を示す図。
【図12】通り狂い量Tの計測方法を説明するため図1
1の一部を拡大して示す図。
【図13】曲線部での2次元画像センサの撮影画像の中
から抽出した実際のレール画像の一例を示す図。
【図14】曲線部での曲率Rのレールイメージを示した
図。
【図15】曲線部での曲率R+ΔRのレールイメージを
示す図。
【図16】(a)はレールの狂いと従来の測定方法の説
明図、(b)は高低狂いを例とした従来の測定方法の説
明図。
【符号の説明】
10 計測車 11 2次元画像センサ 12 画像メモリ 13 モニタTV 14 データベース 15 計算機 16 インタフェース 17a〜17c 変位センサ 18,18a,18b 車輪 19 ロータリエコンーダ 20a,20b スリット光源 21a,21b 2次元カメラ 22 前方レールの照射されたスリット光 23 画像の中央線 30a,30b レールイメージ 31a,31b 2次元画像センサの撮影画像の中から
抽出した実際のレール画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 C (72)発明者 市倉 庸宏 東京都渋谷区代々木2丁目2番6号 東日 本旅客鉄道株式会社安全研究所内 (72)発明者 佐々木 敦 東京都渋谷区代々木2丁目2番6号 東日 本旅客鉄道株式会社安全研究所内 (72)発明者 山下 博 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 中元 淳 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道となるレールを敷設した際、この敷
    設されたレールが敷設条件である平面線形及び縦断線形
    に合致しているかどうかを検査する軌道狂い測定装置に
    おいて、 上記レール上を走行する計測車に設けられ、上記レール
    を2次元的に撮影する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像を記憶する画像
    記憶手段と、 上記計測車上に取り付けられ、上記レールの高低狂いを
    計測する高低狂い計測手段と、 上記計測車の現在位置を検出する位置検出手段と、 正しい平面線形及び縦断線形をデータとして予め記憶し
    ておくデータ記憶手段と、 上記高低狂い計測手段により計測された高低狂い量、上
    記位置検出手段で検出された現在位置、上記データ記憶
    手段の記憶データに基づき、上記画像入力手段で得られ
    た画像内に通り狂いのないレールイメージを描いて実画
    像のレールの通り狂いを計測する手段と、 上記手段により計測されたレールの高低狂い及び通り狂
    いを表示する表示装置とを具備したことを特徴とする軌
    道狂い測定装置。
  2. 【請求項2】 計測すべき場所における軌道となるレー
    ルを撮影してそのレール画像を画像メモリに記憶し、 計測車に取り付けた変位センサによりレールまでの距離
    を連続的に測定し、同測定値からレールの高低狂いを演
    算し、 予め入力された敷設データにより上記高低狂いデータを
    補正して補正縦線形を演算し、 計測目標地点で予め入力された平面線形と上記補正縦断
    線形データから正常状態のレールをコンピュータグラフ
    ィック技術でレールイメージとして描画し、 同レールイメージと上記撮影レール画像から画像処理に
    よりレールの通り狂い量を求めることを特徴とする軌道
    狂い測定方法。
  3. 【請求項3】 軌道となるレールの曲線部での曲率を測
    定する曲率測定方法において、 上記レール上を走行する計測車に設けられ、上記レール
    を2次元的に撮影する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像を記憶する画像
    記憶手段と、 上記計測車上に取り付けられ、上記レールの高低狂いを
    計測する高低狂い計測手段と、 上記計測車の現在位置を検出する位置検出手段と、 正しい平面線形及び縦断線形をデータとして予め記憶し
    ておくデータ記憶手段と、 上記で画像入力手段で撮影されたレールの曲線部画像に
    対し、曲率を少しずつ変更したレールイメージを順次描
    いて実画像のレールとの重なり状態を計測し、最も重な
    った曲率を実際のレールの曲率と判断することを特徴と
    する曲率測定方法。
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