JPH05151341A - 車両用走行路検出装置 - Google Patents

車両用走行路検出装置

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JPH05151341A
JPH05151341A JP3314775A JP31477591A JPH05151341A JP H05151341 A JPH05151341 A JP H05151341A JP 3314775 A JP3314775 A JP 3314775A JP 31477591 A JP31477591 A JP 31477591A JP H05151341 A JPH05151341 A JP H05151341A
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curve
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動に強く、処理速度が速く、途切れた線も
確実に検出でき、また走行路の曲率を検出できる車両用
走行路検出装置を提供する。 【構成】 前方を撮像する画像入力手段101と、エッ
ジ点を抽出する前処理手段102と、前回の直線式の近
傍にウィンドウを設定し、その各ウインドウ内における
複数のエッジ点の座標を計測して複数の直線式を求める
直線適合手段103と、該複数の直線式に基づき、各直
線式間の誤差の2乗和が最小となるように消失点のxy
座標と該消失点を通る各直線の傾きとを推定する直線・
消失点決定手段104と、を備え、複数のレーンマーカ
は平行であり、レーン幅やレーンマーカ幅は時間的に大
きく変動しないことを利用し、車両は垂直方向には速い
動きをするが、水平方向には速い動きはないと仮定する
ことにより、求まった直線式を基に、上記仮定を考慮に
いれた時間的空間的平滑化を行なって直線と消失点を求
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車や無人
搬送車などにおける自動走行用の道路領域を、画像処理
によって認識する走行路検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の道路領域の認識装置としては、例
えば、特開昭63−142478号公報に記載のものが
ある。上記の装置においては、車両前方に設置されたカ
メラから画像を入力し、白線候補点を抽出した後、Hou
gh変換によって直線を検出し、その直線を走行路の端を
示す白線として認識するものである。また、この装置に
おいては、白線候補点の検出の前処理として、縦方向の
エッジを持つ点を白線以外の点として除去することによ
って精度を上げるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の道路領域の認識装置においては、黒から白
そして黒に変化する点を白線候補点とし、かつ、候補点
全体にわたってHough変換を行なうことによって直線検
出を行なう手法となっていた。そのため、 (1)画面全体の白線候補点についてHough変換を行な
う必要があるので処理時間が長くなる。 (2)白線の無い道路端の検出ができない。 (3)直線近似のみであり、カーブ度合の検出が出来な
い。そのため特に急カーブの個所では直線近似した場合
に誤差が大きくなる。 という問題があった。
【0004】上記の問題を解決するため、本出願人は、
前回の演算結果を基にウィンドウを設定し、ウィンドウ
内で決められた傾きを持つエッジを追跡し、直線近似と
時間フィルタリングによる直線式の修正を行なうように
構成した車両用走行路検出装置を既に出願している(特
願平2−141269号)。この車両用走行路検出装置
においては、処理時間が短く高応答性であり、かつ高信
頼性でレーンマーカと走行車線の認識を行なうことが出
来る。しかし、上記の車両用走行路検出装置において
は、走行路上の2本あるいは3本の直線(道路左端を示
す直線、車線境界線、センターライン等、)の検出を各
々独立に行なっているため、当該車両前方を走行中の他
車に一部が隠されるような線、或いはセンターラインや
車線境界線のように途切れた線については精度よく求め
ることが困難な場合があり、特に車体が上下に振動して
いるような場合には、精度良く求まらない畏れがある、
という問題があり、また、上記(3)のカーブ度合の検
出が出来ない、という問題も残されていた。
【0005】本発明は上記のごとき問題を解決するため
になされたものであり、車体の振動に強く、処理速度が
速く、かつ途切れた線も確実に検出することの出来る車
両用走行路検出装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、上記の目的に加えて走行路の
曲線の度合を検出することにより、急カーブでも誤差の
少ない走行路検出を行なうことの出来る車両用走行路検
出装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、車両前方の道路画像を撮像する画像入力手段
と、エッジ点を抽出する前処理手段と、前回の演算時に
おける直線式の近傍にウィンドウを設定し、その設定さ
れた各ウインドウ内における複数のエッジ点の座標を計
測し、直線近似によって複数の直線式を求める直線適合
手段と、上記の求められた複数の直線式に基づき、各直
線式間の誤差の2乗和が最小となるように消失点のxy
座標と該消失点を通る各直線の傾きに対応する量とを推
定して今回の結果とする直線・消失点決定手段と、を備
えている。なお、上記画像入力手段は、例えば後記図2
のビデオカメラ1に相当し、また、上記前処理手段、直
線適合手段および直線・消失点決定手段の部分は、例え
ば後記図2の画像処理部2に相当し、例えばマイクロコ
ンピュータで構成される。また、請求項2に記載の発明
においては、上記請求項1に記載の構成要素に加えて、
上記前処理手段の結果と上記直線適合手段の検出結果と
に基づき、レーンマーカに対応するエッジ点を抽出する
エッジ点追跡手段と、上記の抽出されたエッジ点に曲線
式を当てはめ、曲線の曲率を検出する曲線適合手段と、
上記曲線適合手段の結果を平滑する平滑手段と、を備え
ている。なお、上記のエッジ点追跡手段、曲線適合手段
および平滑手段は、例えば後記第2図の画像処理部2内
に含まれる。
【0007】
【作用】図1は、本発明の機能を示すブロック図であ
り、(a)は請求項1の発明に相当し、(b)は請求項
2の発明に相当する。まず、図1(a)において、画像
入力手段101は、車両前方の道路画像を撮像するもの
であり、例えばビデオカメラである。また、前処理手段
102は、画像入力手段101からの信号を入力してエ
ッジ点を抽出するものである。なお、このエッジ点と
は、レーンマーカや道路端に相当すると予想される明暗
度の変化する点、具体的には、例えば「暗→明→暗」又
は「明→暗」のように変化する点である。なお、本発明
において、レーンマーカとは、道路上に引かれた白線な
どのように走行路の端やセンターラインなどを示す線状
の目印である。また、道路端とは道路の端部と他の領域
との境となる溝、段差、中央分離帯(芝生や植木等)な
どであって画像上で明暗の識別が出来るものを意味す
る。次に、直線適合手段103は、前回の演算時におけ
る直線式の近傍にウィンドウを設定し、その設定された
各ウインドウ内における複数のエッジ点の座標を計測
し、直線近似によって複数の直線式を求める。なお、直
線適合とは、複数のエッジ点に直線を当てはめて最も適
合する直線式を求めることである。次に、直線・消失点
決定手段104は、上記の求められた複数の直線式に基
づき、各直線式間の誤差の2乗和が最小となるように消
失点のxy座標と該消失点を通る各直線の傾きに対応す
る量とを推定して今回の結果とする。上記直線・消失点
決定手段104の出力、すなわち検出された直線はレー
ンマーカや道路端に対応するものであるから、この直線
を車両前方の走行路を示すものとして後続の表示装置や
自動操舵装置等に与える。
【0008】なお、本説明では2車線道路を想定し、3
本のレーンマーカを求めるものとして進めるが、求める
レーンマーカ本数は2本以上であれば何本でもかまわな
い。道路端が平行であると仮定すると、3本(2車線の
場合)のレーンマーカは画像上で1点に交わる。この消
失点(無限遠点、複数の直線が本来交わるべき点)の水
平方向の座標xは、車両と道路との相対角度に対応する
最も重要なパラメータである。しかし、前記の先行技術
のように3本のレーンマーカを独立に求めると、必ずし
も1点で交わるとは限らず、したがって、それぞれのレ
ーンマーカの検出結果も誤差を含んでいることになる。
本発明は、他車等によって隠されたレーンマーカやノイ
ズに対して、より正確なレーンマーカ位置推定を行なう
ため、3本のレーンマーカは平行であり、かつレーン幅
やレーンマーカ幅は時間的に大きく変動しないことを利
用し、また、車両は垂直方向には車両の上下運動で大き
く速い動きをするが、水平方向(車両の操舵に対応)に
は速い動きはないと仮定することにより、画像からまず
3本のレーンマーカの左右端をそれぞれ直線適合し、求
まった6本の直線式を基に、上記仮定を考慮にいれた時
間的空間的平滑化を行なうことによって直線と消失点を
求めるように構成したものである。それによって、本発
明においては、整合性がよく、かつ車体のピッチ角変動
や高さの変動に強い走行路検出を行なうことが出来る。
【0009】次に、請求項2に記載の発明においては、
上記の請求項1に記載の構成によって求めた直線式と消
失点とを用いて、エッジ点を追跡し、追跡点の座標値に
曲線を当てはめた後、複数本の曲線式から道路の曲率を
求めるように構成したものである。上記のように請求項
2に記載の発明においては、先に直線検出し、その後に
直線上の点を出発点としてエッジ方向画像をエッジ方向
に沿って追跡するため、他車の存在や路面上の汚れに強
い曲線式(走行路)や曲率情報が得られる。
【0010】
【実施例】図2は、本発明の一実施例のブロック図であ
る。図2において、1はビデオカメラであり、車両前部
に前向きに設置され、車両前方の道路画像を撮像して電
気信号に変換する。また、画像処理部2は、例えばマイ
クロコンピュータで構成され、ビデオカメラ1からの映
像信号を入力して画像処理を行ない、走行路を検出す
る。この画像処理部の検出結果は、図示しない車両制御
装置等の外部装置に送られ、自動走行制御等に用いられ
る。また、表示部3は画像処理部2の検出結果を表示す
るものであり、例えばCRT表示装置や液晶表示装置等
である。上記の画像処理部の処理内容は、前記図1の1
02〜104に示したごときものであるが、図3は、上
記の内容をより詳細に説明したブロック図である。図3
の内容は、大別して“画像入力”、“前処理”、“画面
振動(ピッチ角変動)成分の計測”、“直線適合”、
“各直線式と消失点の決定”、“表示”の各部分に分け
られる。基本的には前記図1(a)と同様であるが、
“画面振動成分の計測”の部分が追加されている。この
部分は必須のものではないが、これを設けることによっ
てレーンマーカ検出の追従性を向上させることが出来
る。
【0011】以下、図3に示す各処理について詳細に説
明する。なお、本実施例においては、2車線道路を想定
し、白線や黄線で引かれた3本のレーンマーカ(道路上
に引かれた線状の標識)を求める場合について説明する
が、求めるレーンマーカ本数は2本以上であれば何本で
もかまわない。また、画像は256×240のモノクロ
ーム濃淡画像で、連続的に入力される画像を処理するも
のとする。そして、現時刻をkで表わす。また、6本の
直線を直線iまたは直線式i(i=1〜6)と表わし、
直線1(i=1)と直線2(i=2)は最も左側のレー
ンマーカのそれぞれ左端と右端を、直線3と4は中央の
レーンマーカのそれぞれ左端と右端を、直線5と6は最
も右側のレーンマーカのそれぞれ左端と右端を表わすも
のとする。3本のレーンマーカの検出結果は、それぞれ
の左端と右端の2本の直線の平均値として求め、この場
合は添字jにて表わす。したがってj=1〜3である。
【0012】(1)画像入力と前処理 前処理は、濃度勾配によってエッジの方向を求める。す
なわち、各時刻kにおける入力画像A(x,y)に対
し、SOBELオペレータを用いてx方向とy方向の1
次微分を求め、それぞれSx(x,y)、Sy(x,y)と
する。エッジ方向画像G(x,y)は、 G(x,y)=sign{Sx(x,y)}・tan~1{Sx(x,y)/Sy(x,y)} で与えられる。ただし、 |Sx(x,y)|+|Sy(x,y)|<Cs (Cs=しきい値) の点はエッジ点ではないと判断する。上記のごとき前処
理はパイプライン式の画像処理装置において高速度で実
行することが出来るので、画像入力と同時に演算を行な
ってもよい。
【0013】(2)画面振動成分の計測 路面の勾配が変化しないとすると、画像上でのレーンマ
ーカ位置は、車両操舵に伴ってx軸方向に緩やかに動く
と考えられる。しかしながら、ピッチ角変動に起因する
画面振動により、レーンマーカ位置はy軸方向にも急峻
に移動する。そこで、レーンマーカ検出の追従性向上を
ねらいとして、レーンマーカ検出と独立して画面振動成
分の計測を行ない、後の消失点や各直線の推定の際に使
用する。時刻k=0において、エッジ方向画像G(x,
y)をy軸に沿って下から上へ走査し、最初に見つかっ
たエッジ点のy座標をY(x,0)として初期値とす
る。また、エッジの連続数を表わすR(x,0)を0に
クリアする。時刻kにおいては、Y(x,k−1)を中
心とした幅Cyの範囲内でG(x,y)をやはり下から上
に走査し、エッジ点のy座標Y(x,k)を得る。そし
て、 R(x,k)=R(x,k−1) とする。もしCyの範囲内にエッジ点が存在しなけれ
ば、最下点から再び走査してY(x,k)を求め、R
(x,k)=0とする。レーンマーカやガードレールの
上端など、車両の進行と平行な方向をもつエッジについ
ては、車両が走行中でも画面上の位置は見かけ上変化し
ないものと考えられるので、画面振動によるy軸方向の
移動のみが観測される。R(x,k)はこのようなエッ
ジ点、すなわち、時間的に位置変化の少ないエッジ点を
選択するためのものであり、エッジが何フレームか連続
して現われたかを示すものである。Y(x,k)とR
(x,k)を画面全体にわたって求めた後、しきい値を
cとしてR(x,k)>Ccなるxにおいて、 Y(x,k)−Y(x,k−1) を平均して画面振動速度v(k)とする。すなわち、 v(k)=Y(x,k)−Y(x,k-1) for{x|R(x,k)>Cc} である。なお、y軸の走査は密に行なう必要はなく、x
pライン毎に間引き走査が可能である。画面振動成分
は、消失点(無限遠点、複数の直線が一点で交わるべき
点)のy座標に現われるため、v(k)は消失点を求め
るための1つのパラメータとして用いる。
【0014】(3)直線適合 まず、図4に示すような追跡領域内で、エッジ点画像G
(x,y)から各直線の候補点を探索する。そして、候
補点の座標から直線適合を行ない、各直線式を求める。
なお、図4において、(xs(k−1),ys(k−1))
は前回の演算(前フレーム)で求めた消失点の座標であ
る。また、左から2本目のレーンマーカは、例えばセン
ターラインのように途切れた線を示す。候補点の探索領
域は、図4に示すように前フレームのレーンマーカ検出
の結果に基づき3つの領域で行なう。すなわち、直線1
と直線2の候補点は同一の領域(j=1)内で探索す
る。直線3と4(領域j=2)、直線5と6(領域j=
3)も同様である。3つの探索領域を添字jで区別す
る。また、隣接する2つの領域のx軸の方向の境界は、
図4に示すように前フレームの2つのレーンマーカ検出
結果の中点を結ぶ直線XM1、XM2とする。また、各
領域のy軸の上限は、前フレームの消失点の座標をy
s(k−1)とすれば、 ys(k−1)+v(k)+ytj (j=1〜3) とする。各上限からypjライン毎にnjラインを探索す
る。ytjとypjやnjは各領域毎に設定する。車両が左
車線を走行しているとすると、最も右側のレーンマーカ
は傾きが水平に近く、レーンマーカの手前は画面からは
みでる。このようなレーンマーカでも確実に捉えられる
ように、対応する探索領域のypjは他の領域よりも上部
に設定し、走査は密に行なう。探索の走査は、画面中央
から外側に向かって行なう。これは、混在する他車のエ
ッジ点や道路外のノイズの影響を緩和するためである。
すなわち、左側の領域(j=1)は右から左へ行ない、
右側の領域(j=3)は左から右に行ない、中央の領域
(j=2)は、左車線を走行中は左から右へ、右車線を
走行中は右から左へ行なう。候補点としては、各ライン
の走査において最初に現われた、以下の条件を満たすエ
ッジ点とし、その座標値を記憶する。上記の条件は下記
の通りである。直線1と直線2は右上がりで、それぞれ (π/8)<G(x,y)<(3π/8) (直線
1) (−7π/8)<G(x,y)<(−5π/8) (直
線2) なる勾配を持つエッジ点であり、直線3と4は、それぞ
れ (π/6)<G(x,y)<(5π/6) (直線
3) (−5π/6)<G(x,y)<(−π/6) (直
線4) なる勾配を持つエッジ点であり、直線5と6は、それぞ
れ (5π/8)<G(x,y)<(7π/8) (直線
5) (−3π/8)<G(x,y)<(−π/8) (直
線6) なる勾配を持つエッジ点である。
【0015】上記のようにして3つの探索領域から6組
の候補点を得た後、それぞれ直線適合を行なって6本の
直線式を求める。すなわち、候補点の中で任意の2点を
選び、2点を結ぶ線分上に他の候補点が何点乗っている
かをカウントする。そして全ての2点の組み合わせの中
で、カウント数の最も大きな値を与える2点を直線の端
点として決定する。また、定数ncによってカウント数
を正規化して、直線iの確からしさpiとする(0≦pi
≦1)。上記のごとき直線適合の結果として、直線式 x=ai′(k)・y+bi′(k) (i=1〜6) を得る。以下、ai′(k)とbi′(k)については単に
i′、bi′と記す。
【0016】(4)消失点と直線式の決定 3本のレーンマーカは、路面上で平行であり、かつレー
ンマーカ幅も一定であると仮定し、無限遠点の画像上で
の座標、すなわち消失点で6本の直線が必ず交わるよう
に各直線と消失点とを推定する。上記のように仮定すれ
ば、各直線は消失点を通るため、求めるパラメータは、
消失点の座標xs(k)とys(k)、および直線式iのパ
ラメータとして傾きai(k)である。ここでは、d
i(k)=ai(k)・ycとおいてdi(k)を推定する。こ
れは変数の単位を画素に統一するためである。消失点と
各直線は、次の条件を最もよく満たすよう推定する。な
お、直線適合の結果の式はx=ai′・y+bi′で表わ
されている。
【0017】条件は下記の(a)〜(f)である。 (a) y=ys(k)における直線適合結果のx座標の
値ai′・ys(k)+bi′はxs(k)と一致する。 (b) y=ys(k)+ycにおける直線適合結果のx
座標ai′{ys(k)+yc}+bi′はxs(k)+d
i(k)と一致する(図5参照)。 (c) xs(k)の時間変化量xs(k)−xs(k−1)
は小さい(すなわち車両の操舵は滑らかと仮定)。 (d) 直線の傾きの時間変化量di(k)−di(k−
1)は小さい(すなわち道路の形状変化や車両の操舵は
滑らかと仮定)。 (e) ys(k)の単位時間変化量ys(k)−ys(k−
1)は画面振動速度v(k)と一致する。 (f) 隣合う直線の傾きの差di+1(k)−di(k)は
時間的に一定である(すなわちレーン幅やレーンマーカ
幅は一定と仮定)。
【0018】次に、上記のそれぞれの条件に対する誤差
を以下のように定義する。 (a)の誤差 Eai=xs(k)−ai′・ys(k)−bi′ (b)の誤差 Ebi=xs(k)+di(k)−ai′{y
s(k)+yc}−bi′ (c)の誤差 Ex=xs(k)−xs(k−1) (d)の誤差 Eci=di(k)−di(k−1) (e)の誤差 Ey=ys(k)−ys(k−1)−v(k) (f)の誤差 Edi=di+1(k)−di(k)−gi+1,
i(k) なお、上記(f)の誤差におけるgi+1,i(k)はd
i+1(k)−di(k)の時間的な平均値であり、 gi+1,i(k)=(1-wg){di+1(k-1)-di(k-1)}+wg・gi+1,i(k-1) によって求める。ただし、i=1〜6であるがi=6の
時はi+1=1とする。また、wgは平滑化時定数であ
る(0<wg<1)。
【0019】次に、上記の各誤差を2乗し、重みをかけ
て総和をとる。その値をE2とおけば、E2は下記(数
1)式で示される。
【0020】
【数1】
【0021】上記(数1)式において、wpiは直線iの
直線適合の確からしさpiに対応させる。また、wqとw
xは時間的平滑化の時定数に相当する。wyは直線適合結
果に対する画面振動成分計測結果の重みである。そして
wはレーン幅やレーンマーカ幅の重みで、いわば空間
的平滑化係数であり、それぞれ適切な値に設定する。次
に、上記(数1)式で示される誤差の総和E2を最小に
するようにdi(k)、xs(k)、ys(k)を推定する。
この最小化は、各変数で偏微分してそれぞれ0にするこ
とによって行なうことが出来る。上記の結果として下記
(数2)式に示す連立1次方程式が得られる。
【0022】
【数2】
【0023】ただし、 wi=wpi+wq+2wwai=−wpi・ai′ とおいた。上記(数2)式で示す連立1次方程式は、容
易に解くことができ、時刻kにおける消失点xs(k)、
s(k)、および消失点を通る直線iが求められる。
【0024】3本のレーンマーカ検出結果としては、各
レーンマーカの左右端に対応する2本の直線検出結果の
平均とする。すなわち、レーンマーカjの傾きをf
j(k)/ycとすると、 {(d2i-1(k)+d2i(k))/2}−xs(k) i=1〜3 である。上記の消失点xs(k)、ys(k)とレーンマー
カの傾きに対応する値fj(k)(j=1〜3)をレーン
マーカ検出の結果とする。
【0025】(5)走行車線の識別 前記図3には、走行車線の識別は記載していないが、現
在走行中の車線の識別は次のようにして容易に行なうこ
とが出来る。走行中の車線の識別は、候補点探索におけ
る中央の領域の走査方向と、左右の探索領域の上限(y
tj)や探索ライン数(nj)などを、決定するための情
報として用いる。識別は単に中央のレーンマーカ(j=
2)の傾きf2(k)の符号によって行なう。すなわち、
2(k)が正なら左車線を、負なら右車線を走行中と判
断することが出来る。
【0026】次に、前記図1(b)にブロック図を示し
た本願の第2の実施例について説明する。この実施例
は、前記図1(a)の実施例に、曲線状のレーンマーカ
のカーブの度合(曲率)を検出する構成を追加したもの
である。図1(b)において、画像入力手段101、前
処理手段102、直線適合手段103、直線・消失点決
定手段104の部分は、前記図1(a)および図2〜図
5で説明したものと同一である。本実施例は、上記10
1〜104の各手段の他に、エッジ点追跡手段105、
曲線適合手段106および平滑手段107を設けたもの
である。以下、上記の追加した部分について説明する。
【0027】(1)エッジ点追跡 エッジ点追跡は、曲線適合のための候補点座標を求める
ものであり、外乱(他車のエッジ点や路面上の汚れ)の
影響をなるべく避けるために行なう。これは前記の前処
理手段101で求めたエッジ点と直線適合手段103で
求めた直線式とによって行なう。図6はエッジ点追跡を
説明するための画像を示す図である。図6において、
は第1のレーンマーカの左端線、は第1のレーンマー
カの右端に対応する直線、は第2のレーンマーカの左
端に対応する直線、は第2のレーンマーカの右端線、
は第3のレーンマーカの左端に対応する直線、は第
3のレーンマーカの右端線である。なお、第2のレーン
マーカはセンターラインであって図示のごとく途切れた
線になっている。また、太線の矢印はエッジ点追跡を示
す。或る直線において、画面下方のymaxにおけるxの
値を直線式から求めて、x0とおく。すなわち、x0=a
imax+bi(i=1〜6)である。そして、前処理画
像B(x,y)において、B(x0,ymax)がエッジ点で
あるか否かを調べる。もしエッジ点でなければB(x0
1,ymax)、B(x0−1,ymax)などの近傍点につい
て調べる。エッジ点があれば、その点の座標をx1、y1
として記憶する。もし、エッジ点がなければ、エッジ点
数を表わすNを0として処理を終了する。次にx1、y1
を出発点としてエッジの追跡を行なう。B(x1,y1
はエッジの方向角を表わしているので、画面上方に向か
って、このエッジ方向で示された方向に追跡する。具体
的には、現在の座標をxj、yjとすると、下記(数3)
式で示されるxj+1、yj+1を求め、点B(xj+1
j+1)がエッジ点か否かを調べる。
【0028】 (数3) 0°≦B(xj,yj)≦45° xj+1=xj+m { の時{ −180°≦B(xj,yj)<−135° yj+1=yj−m・tanB(xj,yj) 45°<B(xj,yj)≦90° xj+1=m・tan{90°−B(xj,yj)}+xj { の時{ −135°≦B(xj,yj)<−90° yj+1=yj−m 90°<B(xj,yj)≦135° xj+1=xj−tan{B(xj,yj)−90°} { の時{ − 90°≦B(xj,yj)<−45° yj+1=yj−m 135°<B(xj,yj)≦180° xj+1=xj−m { の時{ − 45°≦B(xj,yj)< 0° yj+1=yj−m・tanB(xj,yj) なお、(数3)式において、jは、j=1を初期値とし
て、何番目のエッジ点かを表わす添字である。また、定
数mは2〜8画素程度が適切である。上記の結果、もし
B(xj+1,yj+1)がエッジ点であれば、座標xj+1、y
j+1を記憶し、j+1をjとして繰り返し処理を行な
う。エッジ点でない時は、±1画素の範囲で近傍画素を
調べる。それでもエッジ点がない時はN=jとして処理
を終了する。近傍にエッジ点があった時はその座標をx
j+1、yj+1として記憶し、j=j+1として繰り返す。
また、上記の処理において、レーンマーカや道路端は、
大きくは折れ曲がらないことを考慮して、エッジ点に制
約をつけることができる。例えば B(xj,yj)−α<B(xj+1,yj+1)<B(xj,yj)+α の範囲である時にのみ、エッジ点であると判断する。な
お、αは15°〜30°程度が適当である。この制限に
より、ノイズや他車の混入に強いエッジ点追跡が可能と
なる。なお、図6に示した例の場合、第2のレーンマー
カは途切れた線になっているので、エッジ点の追跡は中
断される。
【0029】(2)曲線適合 以上の処理を各直線についてそれぞれ行なうと3組のエ
ッジ点座標列が得られるので、それぞれの組で曲線適合
を行なう。曲線適合は、当てはめる曲線は下記(数4)
式で示されるものとし、係数ci、di、ei(i=1〜
6)を求めることによって行なう。
【0030】
【数4】
【0031】上記の曲線式を用いると、係数diは、実
際の道路の曲率に比例した量として求まる。上記の曲線
適合は最小自乗法で容易に求めることができる。すなわ
ち、エッジ点列をxj、yjとし、N点のデータがあると
する。また、 rj=yj−ys、 sj=1/(yj−ys) とおく。上式においてysは先に求めた消失点のy座標
である。添字iを略して 、 ej=c・rj+d・sj+e−xj を誤差と考え、下記(数5)式を最小にするc、d、e
を求めればよい。
【0032】
【数5】
【0033】上記(数5)式を最小とするc、d、eを
求めるには、下記(数6)式から下記(数7)式に示す
方程式が求められるので、(数7)式を解けばよい。
【0034】
【数6】
【0035】
【数7】
【0036】上記(数7)式を解くことにより、c、
d、eはそれぞれ下記(数8)式に示すようにして求め
られる。
【0037】
【数8】
【0038】ただし、上記(数8)式において、Dは下
記(数9)式に示すごときものである。
【0039】
【数9】
【0040】以上の処理により、各レーンマーカに対す
る曲線パラメータci、di、ei(i=1〜6)が求め
られる。また、それぞれの確からしさとしては、それぞ
れのエッジ点数Niを用いるものとする。
【0041】次に、カーブ度(曲率)を決定する。3本
のレーンマーカは平行に描かれているものと仮定する
と、画像上における曲率に対応した量diの値は近似的
に等しく(d1=d2=d3)となる。前記のエッジ点追
跡において、例えばセンターラインのように途切れた線
は、遠方まで追跡できないため、曲線式の適合結果もよ
い精度で求まるとは限らない。そこで、3本の曲線それ
ぞれのdiの値を平均化して曲率とする。このとき確か
らしさとしてはNiを用いる。
【0042】上記の平均化した曲率をdaすると、da
下記(数10)式で求められる。
【0043】
【数10】
【0044】なお、上記のように3本の曲線の曲率を平
均化するのは、空間的な平滑化に相当する。
【0045】(3)平滑化 次に、曲率は時間的に大きくは変化しないことを利用し
て、時間的な平滑化を行なう。すなわち、時刻tにおけ
る平滑曲率をd(t)とし、また、下記(数11)式の
ごとき値をN(t)とする。
【0046】
【数11】
【0047】次に、上記のN(t)を正規化して、P
(t)を求める。例えば ただし、T1、T2:あらかじめ設定された適当なしきい
値とすると、0≦P(t)≦1となる。平滑化したd
(t)は、 d(t)={1−P(t)}・d(t−1)・β+P(t)・da とする。ここでβは1に近い定数(0.9〜0.99程度
で適切な値)であり、これは連続してP(t)が大きく
ない時には、以前に求まっていた曲率を用いるのではな
く、徐々に曲率を0に、すなわち直線に近づくように修
正するためのものである。すなわち、充分エッジ点が追
跡できれば、忠実な曲率が得られ、エッジ点が追跡でき
ないような環境においては、直線検出の結果が出力され
るようにする。なお、β=1の時は、P(t)=0であ
れば前回の値d(t−1)がそのまま出力される。
【0048】最後に曲率d(t)と、直線検出の結果を
組み合わせて、最終的な曲線式を3本求める。曲線式と
して曲線適合の結果(ci、ei)を用いないのは、エッ
ジ点追跡の信頼性が直線検出より低いからである。直線
式と曲線式は図7のような関係となる。図7において、
、、は直線を、、、は曲線を示す。図7に
示すように、画面下部の範囲においては、直線式と曲線
式は一致する。直線式を決定する時のy座標の凡その中
心座標をypとする。このypは追跡領域の上限
(ymin)と下限(ymax)の平均値とすればよい。ま
た、直線iにおけるypのx座標をxpiとすると、直線
式は xpi=ai・yp+bi (i=1〜6) となる。求めるべき曲線は、点(xpi,yp)を通り、
その点での傾きはaiで、曲率はd(t)(以下単にdを
表わす)とすると、求める式は下記(数12)式で示さ
れる。
【0049】
【数12】
【0050】上記(数12)式から下記(数13)式に
示す演算を行なうことにより、曲線式の係数fiとgi
求められる。
【0051】
【数13】
【0052】なお、図8に示すように、3本の曲線に
おいて、本来giは等しくなるはずである。すなわち、
3本の直線 x=fi(y−ys)+gi (i=1〜6) は、点(gi,ys)で一点に集まる。したがって、gi
を平均化して、gとしてもよい。gは下記(数14)式
で示される。
【0053】
【数14】
【0054】また、f2−f1=f3−f2は道路の幅に対
応する。したがって3本中の最も信頼できる曲線を確か
らしさから求めて、それを例えば曲線1とすると、曲線
1、曲線2、曲線3は、それぞれ下記(数15)式とし
てもよい。
【0055】
【数15】
【0056】なお、(数15)式において、wは道幅
(レーン幅)に対応する定数である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明において
は、前処理によってエッジ点を抽出した後、それぞれの
レーンマーカの左右端に対応する計6本の直線(2車線
の場合)をまず求め、その後、すべての直線が消失点に
て1点に交わるように各直線を決定するように構成した
ことにより、 前処理はハードウェア化が簡単であり、高速で実行で
きる。 後処理(前処理以降の処理)は処理アルゴリズムが簡
便なので処理時間を短縮することが出来る。すなわち、
候補点の追跡などは画面全体を走査する必要がないこ
と、直線適合も候補点の数が少なければ高速で実行でき
ること、直線式の決定は8元連立1次方程式を解けばよ
い、ので処理速度の速い処理となる。 消失点においては、精度が良く、他車の影響やレーン
マーカの途切れやかすれにも強い検出を行なうことが出
来る。 等の優れた効果が得られる。
【0058】また、請求項2に記載の曲線を検出する装
置においては、直線検出後にエッジ点を追跡し、追跡点
の座標値に曲線を当てはめた後、複数本の曲線式から道
路の曲率を求めるように構成したことにより、 先に直線検出し、その後に直線上の点を出発点として
エッジ方向画像をエッジ方向に沿って追跡するため、他
車の存在や路面上の汚れに強い曲線式(走行路)や曲率
情報が得られる。 曲線式をx=ay+(b/y)+cのタイプとするこ
とにより、bの値が道路の曲率とほぼ等しくなり、複数
レーンで平均化することによってよって確かな曲率とす
ることができる。 曲率の時間平滑化において、確からしさを用い、確か
らしさが小さい時は直線に近づくようにすることで、自
動操縦車の制御等に用いる場合に信頼性が保てる。 等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例のブロック図。
【図3】本発明の一実施例の機能ブロック図。
【図4】直線適合を説明するための画像を示す図。
【図5】直線式と消失点を説明するためのxy座標図。
【図6】エッジ点追跡を説明するための画像を示す図。
【図7】平滑化を説明するための画像を示す図。
【図8】平滑化を説明するための画像を示す図。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ 2…画像処理部 3…表示部 101…画像処理手段 102…前処理手段 103…直線適合手段 104…直線・消失点決定手段 105…エッジ点追跡手段 106…曲線適合手段 107…平滑手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両前方の道路画像を撮像する画像入力手
    段と、 上記画像入力手段からの信号を入力してエッジ点を抽出
    する前処理手段と、 前回の演算時における直線式の近傍にウィンドウを設定
    し、その設定された各ウインドウ内における複数のエッ
    ジ点の座標を計測し、直線近似によって複数の直線式を
    求める直線適合手段と、 上記の求められた複数の直線式に基づき、各直線式間の
    誤差の2乗和が最小となるように消失点のxy座標と該
    消失点を通る各直線の傾きに対応する量とを推定して今
    回の結果とする直線・消失点決定手段と、 を備えたことを特徴とする車両用走行路検出装置。
  2. 【請求項2】車両前方の道路画像を撮像する画像入力手
    段と、 上記画像入力手段からの信号を入力してエッジ点を抽出
    する前処理手段と、 前回の演算時における直線式の近傍にウィンドウを設定
    し、その設定された各ウインドウ内における複数のエッ
    ジ点の座標を計測し、直線近似によって複数の直線式を
    求める直線適合手段と、 上記の求められた複数の直線式に基づき、各直線式間の
    誤差の2乗和が最小となるように消失点のxy座標と該
    消失点を通る各直線の傾きに対応する量とを推定して今
    回の結果とする直線・消失点決定手段と、 上記前処理手段の結果と上記直線適合手段の検出結果と
    に基づき、レーンマーカに対応するエッジ点を抽出する
    エッジ点追跡手段と、 上記の抽出されたエッジ点に曲線式を当てはめ、曲線の
    曲率を検出する曲線適合手段と、 上記曲線適合手段の結果を平滑する平滑手段と、 を備えたことを特徴とする車両用走行路検出装置。
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