JPH0813557B2 - ドットプリンタの印字方法 - Google Patents

ドットプリンタの印字方法

Info

Publication number
JPH0813557B2
JPH0813557B2 JP2261740A JP26174090A JPH0813557B2 JP H0813557 B2 JPH0813557 B2 JP H0813557B2 JP 2261740 A JP2261740 A JP 2261740A JP 26174090 A JP26174090 A JP 26174090A JP H0813557 B2 JPH0813557 B2 JP H0813557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dot
pattern
printing
row
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2261740A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04138268A (ja
Inventor
昌弘 西田
啓一郎 高橋
Original Assignee
株式会社精工舎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
Priority to JP2261740A priority Critical patent/JPH0813557B2/ja
Publication of JPH04138268A publication Critical patent/JPH04138268A/ja
Publication of JPH0813557B2 publication Critical patent/JPH0813557B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ドットプリンタの印字方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、例えば特開昭60−73852号公報に開示されてい
るように、ワイヤドットプリンタにおいて、フォント等
の原ドットパターンの行方向のドットライン上に連続す
るドットを1つおきに間引くことによりドットパターン
変換を行ない、この変換後のドットパターンに基づい
て、通常の2倍の速度で印字を行なう印字方法がある。
[解決しようとする課題] 上記従来の印字方法では、印字速度は2倍となるが、
間引かれるドットはすべて削除されてしまうので、印字
されたドットパターンは原ドットパターンと比較して印
字品質が著しく悪くなる欠点がある。
本発明は、印字品質をほとんど損なうことなく、印字
速度の高速化を実現するドットプリンタの印字方法を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、フォントあるいはグラフィック等を表わす
原ドットパターンを受けて、印字すべきドットの1列の
同行にドットが存在するとき、上記印字すべきドットを
上および/または下の行に移し、この移動したドットの
1列前の同行にドットが存在する場合には上記移動した
ドットを削除することにより、上記原ドットパターンを
変換し、この変換後のドットパターンに基づいて印字を
行なうことにより、上記課題を解決するものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1はパソコン等の印字文字指定手
段、2は複数種類の文字、数字、記号等の原ドットパタ
ーンのドットデータが記憶されているROMからなる原ド
ットパターン記憶回路、3は原ドットパターン記憶回路
2から読み出された原ドットパターンのドットデータお
よび原ドットパターンを所定のアルゴリズムによって変
換したドットパターンのドットデータを一時的に記憶す
るRAM、4は原ドットパターン記憶回路2からのドット
データの読出し上記原ドットパターンのパターン変換お
よび印字制御等を行なう制御回路、5はRAM3に記憶され
たドットデータに基づいて印字を行なう印字手段であ
り、例えば、複数の印字ワイヤ等の印字素子をその走査
方向に直交する方向に設けたもの等が用いられる。
つぎに、高速(通常時の2倍速)印字動作の概要を説
明する。まず、モードスイッチ(図示せず。)を操作し
て高速印字モードに切り換え、印字文字指定手段1で印
字文字を指定する。印字文字が指定されると、これに対
応する原ドットパターンのドットデータが原ドットパタ
ーン記憶回路2から読み出され、この原ドットパターン
が制御回路4によって所定のアルゴリズムに基づいてパ
ターン変換され、これがRAM3に記憶される。そしてRAM3
に記憶されたドットパターンに基づいて印字手段5で印
字が行なわれるのである。
つぎに、第2図のフローチャートに沿って、制御回路
4による原ドットパターンのパターン変換方法の概要を
説明する。
まず、原ドットパターン記憶回路2から読み出された
原ドットパターンがRAM3に展開される(ステップ)。
第1列のドットパターンは変換されずにそのままRAM3
に記憶される。つぎに、第2列のドットパターンが第1
列のドットパターンに基づいてパターン変換される。こ
のパターン変換は、第2列のドットデータの前列同行に
ドットデータがある場合には、その第2列のドットデー
タを同列で1つ上の行に移動する。ここで移動先位置の
前列同行にドットデータがある場合には、上記第2列の
ドットデータは削除されるというものである。このよう
にして、1列毎に順次パターン変換される(ステップ
)。
1行分のドットパターン変換が終了すると、その変換
されたドットパターンに基づいて、印字手段5により通
常時の2倍速で印字が行なわれる(ステップ)。すな
わち、第3図(c)からわかるように、1つの印字素子
で連続印字が行なわれることがないため、印字素子の走
査速度を通常の2倍速とすることができるのである。
つぎに、上記ステップのパターン変換方法のアルゴ
リズムの一例を第3図(a)〜(c)を参照しながら説
明する。
本例におけるパターン変換のアルゴリズムは、 N=[SFT{(A and N)xor N}and A]or(A and N) である。Nは第N列のドットデータであり、いま、第3
図(a)の原ドットパターンの第N列のドットデータの
パターン変換を上記アルゴリズム式に沿って説明する。
なお、同図において、第N−1列のドットデータはパタ
ーン変換済みであるとする。
まず、(A and N)であるが、AはNOT(N−1)すな
わちN−1列のドットデータの反転、andはAとNの論
理積である。いま、第3図(a)のように第N−1列の
ドットデータN−1は第1行から順にN−1=(101101
11)なので、A=(01001000)となる。ここでデータが
“1"のときにドットが印字される。また同図のように第
N列のドットデータNは、N=(00101001)である。し
たがって、(A and N)=(00001000)となる。これ
は、第N列において、移動することなくそのままの位置
で印字可能なドットデータを表わしている。
つぎに、{(A and N)xor N}を行なう。xorは排他
的論理和である。(A and N)およびNは上記の通りな
ので、{(A and N)xor N}=(00100001)となる。こ
れは、第N列の原ドットデータのうち印字不可能なドッ
トデータを表わしている。
つぎに、[SFT{(A and N)xor N}and A]を行な
う。SFTは、1列中の全ドットデータをそれぞれ1行上
に移動することを表わす。{(A and N)xor N}のドッ
トデータは上記の通りなので、SFT{(A and N)xor
N}=(01000010)となる。これは、第N列の原ドット
データのうち印字不可能なドットデータを1行上に移動
したときのドットデータを表わしている。Aは上記の通
りなので、[SFT{(A and N)xor N}and A]=(0100
0000)となる。これは、第N列の原ドットデータ中の印
字不可能なドットデータを1行上に移動したドットデー
タにおいて、印字可能なドットデータを表わしている。
つぎに、[SFT{(A and N)xor N}and A]or(A an
d N)を行なう。[SFT{(A and N)xor N}and A]お
よび(A and N)は上記の通りなので、[SFT{(A and
N)xor N}and A]or(A and N)=(01001000)とな
る。これは、[SFT{(A and N)xor N}and A]のドッ
トデータすなわち第N列の原ドットデータの印字不可能
なドットデータのうち移動により印字可能となったドッ
トデータと、(A and N)のドットデータすなわち第N
列の原ドットデータの印字可能なドットデータとの論理
和をとることにより、第N列のパターン変換後のドット
データを表わしている。すなわち、第3図(a)の第N
列のドットパターンは同図(b)のようにパターン変換
される。
上記のようにして第N列のドットパターンが変換さ
れ、これと同様にしてN+1、N+2…の各列が順次パ
ターン変換されていく。ちなみに、第3図(c)にN+
1列までのパターン変換を行なったときのドットパター
ンを示す。
原ドットパターンの印字例を第4図に示し、その原ド
ットパターンを上記実施例のパターン変換方法によって
変換したドットパターンの印字例を第5図に示し、第4
図示の原ドットパターンを従来のパターン変換方法によ
って変換したドットパターンの印字例を第6図に示す。
これらの図からわかるように、従来例ではドット間の間
隔が目立ち、印字品質が低下しているのに対し、本発明
による印字例ではドット間の間隔が補間されており、印
字品質が向上している。特に、印字結果を複写したとき
に両者の相違が顕著となり、本発明による印字結果では
通常印字の場合とほとんど差異が見られないことが確認
できた。
なお、上記実施例においては、原ドットパターンにお
いて印字不可能なドットデータを同列の1行上に移動す
るようにしたが、これに限らず、下方への移動、斜め方
向への移動、複数行分の移動等、移動先は任意に設定し
てよい。また、例えば、同列の1行上と下というよう
に、移動先は複数にしてもよい。また、例えば、第1行
〜第n行までは下方へのパターン変換、それ以外の行に
おいては上方へのパターン変換、というようにドット位
置によって変換パターンが異なるようにしてもよい。
[効果] 本発明によれば、印字品質をほとんど損なうことな
く、印字速度の高速化を実現することができる。また、
従来と比較して、ドットパターン変換時に削除されるド
ット数が減少するので、本発明方法によって印刷された
文字等は複写能力が損なわれることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を用いたプリンタの構成例を示した
ブロック図、第2図は第1図の動作を説明するたのフロ
ーチャート、第3図(a)〜(c)は本発明の一実施例
を説明するための説明図、第4図は原ドットパターンに
よる印字例を示した説明図、第5図は本発明のパターン
変換によるドットパターンの印字例を示した説明図、第
6図は従来のパターン変換によるドットパターンの印字
例を示した説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォントあるいはグラフィック等を表わす
    原ドットパターンを受けて、印字すべきドットの1列前
    の同行にドットが存在するとき、上記印字すべきドット
    を上および/または下の行に移し、この移動したドット
    の1列前の同行にドットが存在する場合には上記移動し
    たドットを削除することにより、上記ドットパターンを
    変換し、この変換後のドットパターンに基づいて印字を
    行なうことを特徴とするドットプリンタの印字方法。
JP2261740A 1990-09-29 1990-09-29 ドットプリンタの印字方法 Expired - Lifetime JPH0813557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2261740A JPH0813557B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 ドットプリンタの印字方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2261740A JPH0813557B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 ドットプリンタの印字方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04138268A JPH04138268A (ja) 1992-05-12
JPH0813557B2 true JPH0813557B2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=17366050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2261740A Expired - Lifetime JPH0813557B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 ドットプリンタの印字方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0813557B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739191B2 (ja) * 1988-02-29 1995-05-01 沖電気工業株式会社 ドットマトリクス式プリンタ
JPH01221254A (ja) * 1988-03-01 1989-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリンタ制御回路
JPH01310968A (ja) * 1988-06-08 1989-12-15 Oki Electric Ind Co Ltd プリンタの高速印刷方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04138268A (ja) 1992-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3183555B2 (ja) 描画速度・分解能積を増倍する方法及び描画データの構成方法
US5742300A (en) Resolution enhancement and thinning method for printing pixel images
US5390290A (en) Printing method for use with dot printer
JPH0739191B2 (ja) ドットマトリクス式プリンタ
EP0533049B1 (en) Printer for printing bold characters
JPH0813557B2 (ja) ドットプリンタの印字方法
JP2657198B2 (ja) ドットプリンタの印字方法
JP2626691B2 (ja) ドットプリンタの印字方法
US5884011A (en) Image processing apparatus and method
KR940006538B1 (ko) 도트프린터의 인자방법
JP3003266B2 (ja) シリアルプリンタ
JP2604452B2 (ja) サーマルヘッドの発熱補正装置
JPH01310968A (ja) プリンタの高速印刷方式
EP0542316B1 (en) Bit map data generation apparatus
JP2927092B2 (ja) ドット印字方法
JPH07105886B2 (ja) 記録装置
JPS588664A (ja) マルチサイズ印刷装置
JPH10191053A (ja) 画像記録方法
JP2703640B2 (ja) プリンタの印字方法
JP2730498B2 (ja) 画像記録方法およびその装置
JP3003265B2 (ja) シリアルプリンタ
JPH08183208A (ja) ビットマップ記録方法および記録装置
JPH068524A (ja) 画像記録装置
JPH03120060A (ja) 縮小印刷方法
JPS5948166A (ja) ドツトプリンタにおけるプリント制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214

Year of fee payment: 15