JPH0813509B2 - 三次元形状の形成方法 - Google Patents
三次元形状の形成方法Info
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- JPH0813509B2 JPH0813509B2 JP63263782A JP26378288A JPH0813509B2 JP H0813509 B2 JPH0813509 B2 JP H0813509B2 JP 63263782 A JP63263782 A JP 63263782A JP 26378288 A JP26378288 A JP 26378288A JP H0813509 B2 JPH0813509 B2 JP H0813509B2
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- Japan
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- dimensional shape
- resin
- photocurable
- cleaning
- cleaning liquid
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C64/00—Additive manufacturing, i.e. manufacturing of three-dimensional [3D] objects by additive deposition, additive agglomeration or additive layering, e.g. by 3D printing, stereolithography or selective laser sintering
- B29C64/10—Processes of additive manufacturing
- B29C64/106—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material
- B29C64/124—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material using layers of liquid which are selectively solidified
- B29C64/129—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material using layers of liquid which are selectively solidified characterised by the energy source therefor, e.g. by global irradiation combined with a mask
- B29C64/135—Processes of additive manufacturing using only liquids or viscous materials, e.g. depositing a continuous bead of viscous material using layers of liquid which are selectively solidified characterised by the energy source therefor, e.g. by global irradiation combined with a mask the energy source being concentrated, e.g. scanning lasers or focused light sources
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、三次元形状の形成方法に関し、光の照射
によって硬化する光硬化性樹脂を用いて、立体的な三次
元形状を有する物品を成形製造する方法に関するもので
ある。
によって硬化する光硬化性樹脂を用いて、立体的な三次
元形状を有する物品を成形製造する方法に関するもので
ある。
光硬化性樹脂を用いて三次元形状を形成する方法は、
複数な三次元形状を、成形型や特別な加工工具等を用い
ることなく、簡単かつ正確に形成することができる方法
として、各種の製品モデルや立体模型の製造等に利用す
ることが考えられており、例えば、特開昭62−35966号
公報,特開昭61−114817号公報等に開示されている。
複数な三次元形状を、成形型や特別な加工工具等を用い
ることなく、簡単かつ正確に形成することができる方法
として、各種の製品モデルや立体模型の製造等に利用す
ることが考えられており、例えば、特開昭62−35966号
公報,特開昭61−114817号公報等に開示されている。
第2図には、従来の一般的な、光硬化性樹脂を用いた
三次元形状の形成方法の一例を示しており、樹脂液槽1
に貯えられた液状の光硬化性樹脂2に対して、液面上方
から集光レンズ30で集光されたレーザービーム等の光ビ
ーム3を照射することによって、光ビーム3の焦点位置
付近の、液面から一定の深さまでの光硬化性樹脂2を硬
化させ、光ビーム3の照射位置を順次移動させることに
よって、所定のパターンを有する光硬化層40を形成す
る。この光硬化層40の上に新たな光硬化性樹脂液2を供
給し、光硬化性樹脂液2を再び光ビーム3で所定のパタ
ーン状に硬化させれば、前記光硬化層40の上に別のパタ
ーンを有する光硬化層40が形成される。このようにし
て、複数層の光硬化層40…を順次積み重ねていけば、所
望の三次元形状を有する成形品4が成形できる。
三次元形状の形成方法の一例を示しており、樹脂液槽1
に貯えられた液状の光硬化性樹脂2に対して、液面上方
から集光レンズ30で集光されたレーザービーム等の光ビ
ーム3を照射することによって、光ビーム3の焦点位置
付近の、液面から一定の深さまでの光硬化性樹脂2を硬
化させ、光ビーム3の照射位置を順次移動させることに
よって、所定のパターンを有する光硬化層40を形成す
る。この光硬化層40の上に新たな光硬化性樹脂液2を供
給し、光硬化性樹脂液2を再び光ビーム3で所定のパタ
ーン状に硬化させれば、前記光硬化層40の上に別のパタ
ーンを有する光硬化層40が形成される。このようにし
て、複数層の光硬化層40…を順次積み重ねていけば、所
望の三次元形状を有する成形品4が成形できる。
こうして製造された成形品4を、樹脂液2から取り出
した状態では、成形品4の周囲に未硬化の光硬化性樹脂
2が付着したままであるので、成形品4を使用するに
は、この未硬化樹脂を除去する必要がある。従来、未硬
化樹脂を除去する方法としては、機械的に拭き取る方法
や、有機溶剤によって溶解除去する方法が採用されてい
た。
した状態では、成形品4の周囲に未硬化の光硬化性樹脂
2が付着したままであるので、成形品4を使用するに
は、この未硬化樹脂を除去する必要がある。従来、未硬
化樹脂を除去する方法としては、機械的に拭き取る方法
や、有機溶剤によって溶解除去する方法が採用されてい
た。
上記のような三次元形状の形成方法における未硬化樹
脂の除去方法のうち、機械的に拭き取る方法は、作業能
率が悪いとともに、複雑で微細な形状部分の未硬化樹脂
を完全に拭き取るのは極めて困難であるという欠点があ
った。また、有機溶剤によって未硬化樹脂を溶解除去す
る方法の場合、未硬化樹脂を溶解する有機溶剤は、硬化
済みの光硬化層自体にも若干の親和性を有するので、有
機溶剤によって光硬化層が浸される可能性があり、特
に、光硬化層の硬化作用が不十分で硬化度が不足してい
たり、残留応力が残っていたりする場合には、有機溶剤
によって光硬化層が膨潤して変形したり部分的に溶解さ
れてしまう問題があった。
脂の除去方法のうち、機械的に拭き取る方法は、作業能
率が悪いとともに、複雑で微細な形状部分の未硬化樹脂
を完全に拭き取るのは極めて困難であるという欠点があ
った。また、有機溶剤によって未硬化樹脂を溶解除去す
る方法の場合、未硬化樹脂を溶解する有機溶剤は、硬化
済みの光硬化層自体にも若干の親和性を有するので、有
機溶剤によって光硬化層が浸される可能性があり、特
に、光硬化層の硬化作用が不十分で硬化度が不足してい
たり、残留応力が残っていたりする場合には、有機溶剤
によって光硬化層が膨潤して変形したり部分的に溶解さ
れてしまう問題があった。
そこで、この発明の課題は、上記したような、複数層
の光硬化層を積み重ねて三次元形状を形成する方法にお
いて、成形品の外表面に付着した未硬化樹脂を除去する
際に、成形品を構成する光硬化層が浸されることのない
方法を提供することにある。
の光硬化層を積み重ねて三次元形状を形成する方法にお
いて、成形品の外表面に付着した未硬化樹脂を除去する
際に、成形品を構成する光硬化層が浸されることのない
方法を提供することにある。
上記課題を解決する、この発明のうち、請求項1記載
の三次元形状の形成方法は、光硬化性樹脂に光を照射し
て光硬化層を形成し、この光硬化層を複数層積み重ね
て、所望の三次元形状を形成する方法において、水を主
成分とすつ洗浄液を収容した洗浄槽に三次元形状を浸漬
しつつ三次元形状および洗浄液に超音波を照射して三次
元形状の外表面に付着している未硬化の光硬化性樹脂を
洗浄除去するようにしている。
の三次元形状の形成方法は、光硬化性樹脂に光を照射し
て光硬化層を形成し、この光硬化層を複数層積み重ね
て、所望の三次元形状を形成する方法において、水を主
成分とすつ洗浄液を収容した洗浄槽に三次元形状を浸漬
しつつ三次元形状および洗浄液に超音波を照射して三次
元形状の外表面に付着している未硬化の光硬化性樹脂を
洗浄除去するようにしている。
請求項2記載の三次元形状の形成方法は、請求項1記
載の発明の実施に際し、洗浄液として、界面活性剤水溶
液,アルカリ水溶液,水のうちの何れかを用いるように
している。
載の発明の実施に際し、洗浄液として、界面活性剤水溶
液,アルカリ水溶液,水のうちの何れかを用いるように
している。
請求項1記載の発明によれば、水を主成分とする洗浄
液は、未硬化の光硬化性樹脂を溶解除去する作用はあっ
ても、ある程度以上に硬化が進んだ光硬化層に対して
は、もはや溶解作用はないため、形成された成形品を浸
す心配がない。
液は、未硬化の光硬化性樹脂を溶解除去する作用はあっ
ても、ある程度以上に硬化が進んだ光硬化層に対して
は、もはや溶解作用はないため、形成された成形品を浸
す心配がない。
また、三次元形状および洗浄液に超音波を照射する
と、洗浄液の洗浄作用がより活発化し、洗浄時間を短縮
できるとともに三次元形状の微細な部分の洗浄を行え
る。
と、洗浄液の洗浄作用がより活発化し、洗浄時間を短縮
できるとともに三次元形状の微細な部分の洗浄を行え
る。
請求項2記載の発明によれば、水を主成分とする洗浄
液のうち、界面活性剤水溶液は、脂肪族炭化水素や芳香
族炭化水素、エーテル、アルコール等の有機溶剤に可溶
な光硬化性樹脂に対する洗浄液として、未硬化樹脂の溶
解除去を良好に行えるとともに、上記のような光硬化性
樹脂からなる光硬化層を浸す心配がない。また、アルカ
リ水溶液は、未硬化の光硬化性樹脂がアルカリ可溶型の
樹脂材料からなるものに有効であり、水は、未硬化の光
硬化性樹脂が水可溶型の樹脂材料からなるものに有効で
ある。
液のうち、界面活性剤水溶液は、脂肪族炭化水素や芳香
族炭化水素、エーテル、アルコール等の有機溶剤に可溶
な光硬化性樹脂に対する洗浄液として、未硬化樹脂の溶
解除去を良好に行えるとともに、上記のような光硬化性
樹脂からなる光硬化層を浸す心配がない。また、アルカ
リ水溶液は、未硬化の光硬化性樹脂がアルカリ可溶型の
樹脂材料からなるものに有効であり、水は、未硬化の光
硬化性樹脂が水可溶型の樹脂材料からなるものに有効で
ある。
ついで、この発明を、実施例に示す図面を参照しなが
ら、以下に詳しく説明する。なお、基本的な三次元形状
の形成方法および装置については、従来技術で説明した
通常の方法および装置がそのまま適用されるので、詳細
な説明は省略する。
ら、以下に詳しく説明する。なお、基本的な三次元形状
の形成方法および装置については、従来技術で説明した
通常の方法および装置がそのまま適用されるので、詳細
な説明は省略する。
第1図は、洗浄装置の全体構造を示している。洗浄層
8に洗浄液9が収容されており、ここに、光硬化性樹脂
から所定の工程を経て形成された三次元形状を有する成
形品4を浸漬して、成形品4の外表面に付着した未硬化
の光硬化性樹脂、すなわち未硬化樹脂49を洗浄除去す
る。成形品4は適宜載置台81の上に載せられた状態で洗
浄液9に出し入れされる。洗浄層8の底面には超音波発
振器80が取り付けられている。この超音波発振器80で発
生した超音波を洗浄液9および成形品4に照射すること
によって、洗浄液6の洗浄作用をより活発にして、洗浄
時間を短縮したり、成形品4の微細な形状部分の未硬化
樹脂49までもを確実に除去することができる。なお、洗
浄層8には、上記のような超音波発振器80のほかに、撹
拌ブレード等を回転駆動して洗浄液を撹拌混合する撹拌
機構を備えていてもよい。
8に洗浄液9が収容されており、ここに、光硬化性樹脂
から所定の工程を経て形成された三次元形状を有する成
形品4を浸漬して、成形品4の外表面に付着した未硬化
の光硬化性樹脂、すなわち未硬化樹脂49を洗浄除去す
る。成形品4は適宜載置台81の上に載せられた状態で洗
浄液9に出し入れされる。洗浄層8の底面には超音波発
振器80が取り付けられている。この超音波発振器80で発
生した超音波を洗浄液9および成形品4に照射すること
によって、洗浄液6の洗浄作用をより活発にして、洗浄
時間を短縮したり、成形品4の微細な形状部分の未硬化
樹脂49までもを確実に除去することができる。なお、洗
浄層8には、上記のような超音波発振器80のほかに、撹
拌ブレード等を回転駆動して洗浄液を撹拌混合する撹拌
機構を備えていてもよい。
洗浄装置としては、上記した各実施例のほか、通常の
化学処理プロセス等で採用されている各種の洗浄装置の
機構や構造を利用することができる。
化学処理プロセス等で採用されている各種の洗浄装置の
機構や構造を利用することができる。
つぎに、上記のような洗浄装置で用いる洗浄液9は、
水を主成分とするものを用いるが、具体的な洗浄液9の
材料は、成形品4を構成する光硬化性樹脂の材質によっ
て、適当なものを選定して使用する。三次元形状の形成
方法に用いる光硬化性樹脂は、既知の印刷用型版の製造
や電子回路形成用フォトレジストとして用いられている
光硬化性樹脂液あるいはフィルム状の光硬化性ドライフ
ィルム等が用いられる。一般的な光硬化性樹脂は、適当
なポリマーとモノマー成分とを混合して光重合開始剤を
添加したもの、感光性を有するポリマーを主成分とする
もの等があり、その光硬化性樹脂を構成する樹脂材料に
よって、有機溶剤に可溶なもの、アルカリに可溶なも
の、あるいは水に可溶なもの等がある。
水を主成分とするものを用いるが、具体的な洗浄液9の
材料は、成形品4を構成する光硬化性樹脂の材質によっ
て、適当なものを選定して使用する。三次元形状の形成
方法に用いる光硬化性樹脂は、既知の印刷用型版の製造
や電子回路形成用フォトレジストとして用いられている
光硬化性樹脂液あるいはフィルム状の光硬化性ドライフ
ィルム等が用いられる。一般的な光硬化性樹脂は、適当
なポリマーとモノマー成分とを混合して光重合開始剤を
添加したもの、感光性を有するポリマーを主成分とする
もの等があり、その光硬化性樹脂を構成する樹脂材料に
よって、有機溶剤に可溶なもの、アルカリに可溶なも
の、あるいは水に可溶なもの等がある。
まず、光硬化性樹脂として、脂肪族炭化水素や芳香族
炭化水素、エーテル、アルコール等の有機溶剤に可溶な
ものを用いた場合には、洗浄液として界面活性剤水溶液
を用いる。界面活性剤には、高級アルコール系洗剤等の
陰イオン活性剤、陽イオン活性剤、ポリエチレングリコ
ール系等の非イオン活性剤等がある。これらの界面活性
剤の中から、光硬化性樹脂の材質に合わせて、光硬化性
樹脂が未硬化状態では可溶であるとともに、ある程度の
光硬化が進行した状態あるいは完全に光硬化が完了した
硬化状態では溶解しないようなものを選択して使用す
る。
炭化水素、エーテル、アルコール等の有機溶剤に可溶な
ものを用いた場合には、洗浄液として界面活性剤水溶液
を用いる。界面活性剤には、高級アルコール系洗剤等の
陰イオン活性剤、陽イオン活性剤、ポリエチレングリコ
ール系等の非イオン活性剤等がある。これらの界面活性
剤の中から、光硬化性樹脂の材質に合わせて、光硬化性
樹脂が未硬化状態では可溶であるとともに、ある程度の
光硬化が進行した状態あるいは完全に光硬化が完了した
硬化状態では溶解しないようなものを選択して使用す
る。
光硬化性樹脂のうち、不飽和ポリエステル樹脂系光硬
化性樹脂液のように、希アルカリ水可溶型の光硬化性樹
脂を用いる場合には、希アルカリ水溶液が用いられる。
この希アルカリ水溶液にアルカリ性界面活性剤を併用す
ると、洗浄効果がより向上する。希アルカリ可溶性の光
硬化性樹脂のうち、固態状タイプの光硬化性樹脂とし
て、酢酸セルロースコハク酸エステル、ポリビニルピリ
ジン等のアルカリ可溶型ポリマーに、ジエチレングリコ
ールメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート等の2官能性アクリルモノマーと光重合開始剤
を添加したものがあり、この光硬化性樹脂も未硬化樹脂
を希アルカリ水溶液で溶解して洗浄除去することができ
る。
化性樹脂液のように、希アルカリ水可溶型の光硬化性樹
脂を用いる場合には、希アルカリ水溶液が用いられる。
この希アルカリ水溶液にアルカリ性界面活性剤を併用す
ると、洗浄効果がより向上する。希アルカリ可溶性の光
硬化性樹脂のうち、固態状タイプの光硬化性樹脂とし
て、酢酸セルロースコハク酸エステル、ポリビニルピリ
ジン等のアルカリ可溶型ポリマーに、ジエチレングリコ
ールメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート等の2官能性アクリルモノマーと光重合開始剤
を添加したものがあり、この光硬化性樹脂も未硬化樹脂
を希アルカリ水溶液で溶解して洗浄除去することができ
る。
つぎに、光硬化性樹脂として、水溶性ポリマーとアク
リルモノマーおよび光重合開始剤を構成成分とするもの
等、水溶型光硬化性樹脂を用いる場合には、洗浄液とし
て水が使用できる。
リルモノマーおよび光重合開始剤を構成成分とするもの
等、水溶型光硬化性樹脂を用いる場合には、洗浄液とし
て水が使用できる。
以上に説明したように、未硬化樹脂を洗浄除去するた
めの洗浄液は、上記の洗浄液の中から、光硬化性樹脂の
材質に合わせて、最も洗浄効果が高いと同時に硬化した
成形品を浸す心配のないものを選択して用いる。何れの
洗浄液も、水を主成分としているので、従来の有機溶剤
のように、硬化済みの成形品を浸したり膨潤させる可能
性は少ない。
めの洗浄液は、上記の洗浄液の中から、光硬化性樹脂の
材質に合わせて、最も洗浄効果が高いと同時に硬化した
成形品を浸す心配のないものを選択して用いる。何れの
洗浄液も、水を主成分としているので、従来の有機溶剤
のように、硬化済みの成形品を浸したり膨潤させる可能
性は少ない。
以上に説明した、この発明のうち、請求項1記載の三
次元形状の形成方法によれば、光硬化性樹脂から形成さ
れた成形品の外表面に付着している未硬化樹脂を洗浄す
る洗浄液として、水を主成分とする洗浄液を用いること
によって、未硬化樹脂を確実に洗浄除去できると同時
に、硬化済みの成形品を浸す心配がない。
次元形状の形成方法によれば、光硬化性樹脂から形成さ
れた成形品の外表面に付着している未硬化樹脂を洗浄す
る洗浄液として、水を主成分とする洗浄液を用いること
によって、未硬化樹脂を確実に洗浄除去できると同時
に、硬化済みの成形品を浸す心配がない。
また、三次元形状および洗浄液に超音波を照射してい
るので、洗浄液の洗浄作用がより活発化し、洗浄時間を
短縮できるとともに三次元形状の微細な部分の洗浄を行
える。
るので、洗浄液の洗浄作用がより活発化し、洗浄時間を
短縮できるとともに三次元形状の微細な部分の洗浄を行
える。
請求項2記載の三次元形状の形成方法によれば、各洗
浄液の中から、光硬化性樹脂の材質に合わせて、それぞ
れの光硬化性樹脂の未硬化樹脂が可溶な洗浄液を用いる
ことによって、未硬化樹脂の洗浄除去を効果的に行うこ
とができる。
浄液の中から、光硬化性樹脂の材質に合わせて、それぞ
れの光硬化性樹脂の未硬化樹脂が可溶な洗浄液を用いる
ことによって、未硬化樹脂の洗浄除去を効果的に行うこ
とができる。
第1図はこの発明の実施例を示す洗浄装置の概略構造
図、第2図は、光硬化性樹脂による三次元形状の形成方
法の一例を示す概略構成図である。 4……成形品、40……光硬化層、49……未硬化樹脂、9
……洗浄液
図、第2図は、光硬化性樹脂による三次元形状の形成方
法の一例を示す概略構成図である。 4……成形品、40……光硬化層、49……未硬化樹脂、9
……洗浄液
フロントページの続き (72)発明者 小沢 俊五 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−114817(JP,A) 特開 昭61−116320(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】光硬化性樹脂に光を照射して光硬化層を形
成し、この光硬化層を複数層積み重ねて、所望の三次元
形状を形成する方法において、水を主成分とする洗浄液
を収容した洗浄槽に三次元形状を浸漬しつつ三次元形状
および洗浄液に超音波を照射して三次元形状の外表面に
付着している未硬化の光硬化性樹脂を洗浄除去すること
を特徴とする三次元形状の形成方法。 - 【請求項2】前記洗浄液として、界面活性剤水溶液,ア
ルカリ水溶液,水のうちの何れかを用いる請求項1記載
の三次元形状の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63263782A JPH0813509B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 三次元形状の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63263782A JPH0813509B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 三次元形状の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111529A JPH02111529A (ja) | 1990-04-24 |
JPH0813509B2 true JPH0813509B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17394196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63263782A Expired - Lifetime JPH0813509B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 三次元形状の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813509B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115197794A (zh) * | 2022-07-19 | 2022-10-18 | 广州黑格智造信息科技有限公司 | 用于清洗3d打印构件的清洗剂、清洗方法及清洗机 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5261129B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2013-08-14 | シーメット株式会社 | 光学的立体造形物の処理方法 |
JP2011005667A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Altech Co Ltd | サポート材除去装置 |
JP2011005668A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Altech Co Ltd | サポート材除去装置 |
IT201700020797A1 (it) * | 2017-02-23 | 2018-08-23 | Dws Srl | Metodo e contenitore per rimuovere residui di resina da un modello realizzato tramite stampa tridimensionale 3D |
EP4055071A1 (en) | 2019-11-07 | 2022-09-14 | Basf Se | Water-washable compositions for use in 3d printing |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4575330A (en) * | 1984-08-08 | 1986-03-11 | Uvp, Inc. | Apparatus for production of three-dimensional objects by stereolithography |
JPS61116320A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-03 | Fujitsu Ltd | 立体形状形成装置 |
JPS61114817A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-02 | Fujitsu Ltd | 立体形状形成装置 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP63263782A patent/JPH0813509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115197794A (zh) * | 2022-07-19 | 2022-10-18 | 广州黑格智造信息科技有限公司 | 用于清洗3d打印构件的清洗剂、清洗方法及清洗机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02111529A (ja) | 1990-04-24 |
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