JPH08134806A - 磁石ベルト駆動式車両用レール分岐装置 - Google Patents

磁石ベルト駆動式車両用レール分岐装置

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JPH08134806A
JPH08134806A JP29895794A JP29895794A JPH08134806A JP H08134806 A JPH08134806 A JP H08134806A JP 29895794 A JP29895794 A JP 29895794A JP 29895794 A JP29895794 A JP 29895794A JP H08134806 A JPH08134806 A JP H08134806A
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Kazumi Matsui
一三 松井
Takahiro Gomi
貴公 五味
Shoji Sasaki
昭司 佐々木
Junichi Shionoya
純一 塩野谷
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Sanwa Tekki Corp
Magnetic Transportation System Engineering Co
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Sanwa Tekki Corp
Magnetic Transportation System Engineering Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁石ベルト駆動式車両がスムーズに通過する
ことができ、また転てつも円滑に行うことができる分岐
装置を提供する。 【構成】 固定レール1に、可撓性の分岐レール2を接
続し、それの先端側に固定レール3と固定レール4とを
敷設する。分岐レール2の先端は、レール駆動装置8で
湾曲移動させてレール3,4に選択的に接続する。レー
ル1,2,3,4は、水平の天板と、垂直一対の側板と
で箱型に構成する。分岐レール2の天板10は、金属帯
板17を多数重合して構成する。天板10の垂直方向の
荷重を水平可撓性の垂直梁板18で支持する。垂直梁板
18に間隔をおいて、複数の上部及び下部水平支持梁1
9,20を固定する。上部水平支持梁19の上面に天板
10を載せ受け、各金属帯板17を長手方向に移動自在
に係止する。側板14は、上部及び下部水平支持梁1
9,20に長手方向に相対移動可能に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁石ベルト駆動式車両
の磁石ベルトを垂直の左右両側面に吸着走行させ、走行
車輪を水平の上面に転動させる磁石ベルト駆動式車両用
のレールに関し、特にレールの分岐部において分岐レー
ルを可撓式に転てつさせる分岐装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、跨座型モノレールのためのレール
用分岐装置としては、分岐レールの移動方式に関し、可
撓式、関節式、両者の中間的な関節可撓式の3種のもの
が知られている。しかしながら、磁石ベルト駆動式車両
は、跨座型モノレールとは構造が異なるので、従来の何
れの形式のレール分岐装置を適用しても不都合が生じ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、磁
石ベルト駆動式車両がスムーズに通過することができ、
また転てつも円滑に行うことができる磁石ベルト駆動式
車両用レールの分岐装置を提供することを課題としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、固定レール1と、固定レール1の
先端に一端が接続固定された水平方向可撓性の分岐レー
ル2と、分岐レール2の先端を選択的に接続できるよう
に一端が配置された直進側固定レール3と、同じく分岐
レール2の先端を選択的に接続できるように一端が配置
された分岐側固定レール4と、分岐レール2の接続方向
を変更させるべく分岐レール2を湾曲移動させるレール
駆動装置8とを具備させ、上記4つのレール1,2,
3,4には、夫々磁石ベルト駆動式車両の走行輪Wを走
行させる水平の天板9,10,11,12と、磁石ベル
トBを吸着走行させる垂直一対の側板13,14,1
5,16とを具備させて箱型に構成し、可撓性分岐レー
ル2の天板10は、水平方向可撓性の金属帯板17を長
手方向に相互移動可能に、水平方向に多数重合して構成
し、この天板10の下部中央には、天板10の長手方向
に沿って延長し、天板10の垂直方向の荷重を支持する
水平方向可撓性の垂直梁板18を設けると共に、この垂
直梁板18の長手方向に所定間隔をおいて、垂直梁板1
8の上部に水平に、垂直梁板18に対して直交方向に伸
びるように複数の上部水平支持梁19を固定し、それの
上面に天板10を載せ受けて、天板10を構成する各金
属帯板17を長手方向に移動自在に係止し、同じく垂直
梁板18の長手方向に所定間隔をおいて、垂直梁板18
の下部に水平に、垂直梁板18に対して直交方向に伸び
るように複数の下部水平支持梁20を固定し、天板10
の長手方向の両側面及び上部及び下部水平支持梁19,
20の両側端部に沿って延長するように垂直一対の水平
方向可撓性の側板14を設け、これを、各上部及び下部
水平支持梁19,20にたいして長手方向に相対移動可
能に係合させて磁石ベルト駆動式車両用レール分岐装置
を構成した。
【0005】
【作用】本発明のレール分岐装置は、レール駆動装置8
で可撓性分岐レール2を撓ませて、それの先端側を選択
的に直進側固定レール3又は分岐側固定レール4へ接続
するように動作させる。可撓性分岐レール2の天板10
は、水平板であるにも拘らず、多数の帯板17を重合さ
せて構成されているために、比較的柔軟に撓ませること
ができ、しかも車両の走行車輪Wを介して車両重量を支
持するのに十分な垂直方向の強度を有する。可撓性分岐
レール2を撓ませるとき、天板10の個々の帯板17が
長手方向に相対移動すると共に、側板14に対して上部
及び下部水平支持梁19,20が所要個所において相対
移動して、柔軟性を損なわない。
【0006】
【実施例】図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。図1はレール分岐装置の正面図、図2はレール分岐
装置の平面図、図3は図2におけるIII−III断面図、図
4は図3におけるIV−IV断面図、図5は図3におけるV
−V断面図、図6は固定レールと分岐レールとの接続部
の正面図、図7は固定レールと分岐レールとの接続部の
平面図、図8は固定レールと分岐レールとの接続部の断
面図、図9は分岐レールの中間部の正面図、図10は分
岐レールの中間部の平面図、図11は分岐レールの中間
部の断面図、図12は分岐レールの先端部の正面図、図
13は分岐レールの先端部の平面図、図14は分岐レー
ルの先端部の断面図である。
【0007】図1、図2において、磁石ベルト駆動式車
両用のレール分岐装置は、固定レール1と、固定レール
1の先端に一端が接続固定された水平方向可撓性の分岐
レール2と、分岐レール2の先端を選択的に接続できる
ように一端が配置された直進側固定レール3と、分岐側
固定レール4とを備えている。分岐レール2の中間部と
先端部の下方の基礎上には、ガイドレール5が円弧状に
敷設されており、分岐レール2の下部に取付けられた台
車6の車輪7が、このガイドレール5に乗っている。分
岐レール2は、水平方向に可撓性があり、レール駆動装
置8により湾曲させて、接続方向を変更することができ
る。分岐レール2を湾曲移動させるときに台車6の車輪
7が、ガイドレール5上を転動する。
【0008】4つのレール1,2,3,4は、何れも、
磁石ベルト駆動式車両の走行輪Wを走行させる水平の天
板9,10,11,12と、磁石ベルトBを吸着走行さ
せる垂直一対の側板13,14,15,16とを具備し
て箱型に構成されている。
【0009】図3ないし図5に示すように、分岐レール
2の天板10は、水平方向可撓性の長尺の金属帯板17
を相互移動可能に多数水平方向に重合して構成される。
図示の実施例において金属帯板17は、中空の金属製角
パイプで構成される(図3)。天板10の下部中央に
は、長手方向に沿って、水平方向可撓性の垂直梁板18
が延長している。垂直梁板18は、天板10の垂直方向
の荷重を支持している。
【0010】垂直梁板18の長手方向に所定間隔をおい
て、複数の上部水平支持梁19と下部水平支持梁20と
が、上下に相対向して、アング鋼材21,22で固定さ
れている。上部及び下部水平支持梁19,20は、垂直
梁板18に対して直交方向に伸びるように、水平に固定
され、垂直梁板18の両側において連結板23で連結さ
れている。
【0011】図3ないし図5に示すように、上部水平支
持梁19は、上面に天板10を載せ受けて、天板10を
構成する各金属帯板17を長手方向に移動自在に係止し
ている。即ち、上部水平支持梁19は、上部両側に水平
に広がる翼部24を有し、その上面に天板10を載せ受
けている。各金属帯板17は、所要個所に下方に突出す
るボルト25を備えており、このボルト25が、金属帯
板17の長手方向に沿って翼部24に形成された長孔2
6に挿通され、ナットで移動自在に締め付けられてい
る。上部及び下部水平支持梁19,20の両端側の下部
には、水平回転ローラ27が取付けられている。
【0012】垂直一対の側板14は、水平方向可撓性の
金属板で構成され、天板10の長手方向の両側面及び上
部及び下部水平支持梁19,20の両側端部に沿って延
長している。側板14の内側面は、上部及び下部水平支
持梁19,20の水平回転ローラ27にたいして長手方
向に相対移動可能に接している。また、側板14の上下
部内側面には、分岐レール2の中心側において水平回転
ローラ27に転動自在に接する係合板28が固着されて
いる。従って、側板14は、上部及び下部水平支持梁1
9,20に対して、分岐レール2の長手方向に相対移動
自在に係合している。側板14の所要位置の内側下部に
は、支持金具64が固着され、その上に下部水平支持梁
20が摺動自在に載せられている。
【0013】図6ないし図8に示すように、天板10
は、分岐レール2の一端側において、上縁部が段を成す
ように切り欠かれ、下側に水平の挿入舌片29が形成さ
れている。垂直梁板18は、一端側に天板10より長く
延出し、固定レール1に接続されている。分岐レール2
の一端側が接続される固定レール1の先端部には、接続
用箱体30が固定されている。この接続用箱体30の内
側には、レールに直交する複数の仕切板33が設けられ
ている。仕切板33には、分岐レール2の垂直梁板18
を受け入れる開口34が形成されており、垂直梁板18
の延出部は、仕切板33の開口34を貫通し、開口34
の縁に固定されたアングル鋼材35にボルトで固定され
ている。接続用箱体30の上板31は、上面に分岐レー
ル2の天板10の挿入舌片29を摺動自在に載せ受けて
いる。上板31上には、押さえ板36が水平に固着され
ている。上板31と押さえ板36との間には隙間が形成
され、ここに天板10の挿入舌片29を摺動自在に受け
入れている。押さえ板36の上面は、天板10の上面に
連続する高さで、車両の走行輪Wが支障なく転動でき
る。押さえ板36の分岐レール2側の端部は、分岐レー
ル2の湾曲時の帯板17相互間の延長方向のずれに対応
するように斜めに形成されている。固定レールの側板1
3,13の端部は、接続用箱体30の側板32に固定さ
れ、櫛歯状に並んで水平に延出する多数の係合片37を
有する。係合片37は、夫々外広がりの等脚台形状の断
面(クサビ状断面)を成している。
【0014】分岐レール2の側板14は、同じく一端側
において櫛歯状に並んで水平に延出する多数の係合片4
0を有する。係合片40は、夫々外すぼまりの等脚台形
状の断面(逆方向のクサビ状断面)を成している。係合
片37と係合片40とは、交互に噛み合うように組み合
わされており、相互に長手方向に摺動自在であるが、互
いに側方にずれることなく係合している。
【0015】図9ないし図11に示すように、分岐レー
ル2は、中央を境に2つの構成体に分割され、互いに中
央接続用箱体39を介して接続されている。この接続用
箱体39は、内側に、レールに直交する複数の仕切板4
0を備えている。仕切板40には、分岐レール2の垂直
梁板18を受け入れる開口41が形成されている。垂直
梁板18の延出部は、両側から仕切板40の開口41を
貫通しており、開口41の縁に固定されたアングル鋼材
42にボルトで固定され、また相互に継ぎ板65で接続
されている。分岐レール2の天板10は、中央の接続端
においても、上縁部が段を成すように切り欠かれ、下側
に水平の挿入舌片29が形成されている。接続用箱体3
9の上板43は、両側から延出する天板10の挿入舌片
29を摺動自在に載せ受けている。上板43上には、押
さえ板44が水平に固着されている。上板43と押さえ
板44との間には両側に隙間が形成され、ここに両側の
天板10の挿入舌片29を摺動自在に受け入れている。
押さえ板44の上面は、天板10の上面に連続する高さ
で、車両の走行輪Wが支障なく転動できる。押さえ板4
4の両端部は、分岐レール2の湾曲時の帯板17相互間
の延長方向のずれに対応するように斜めに切り欠かれて
いる。両半部の側板13,13の端部は、接続用箱体3
9の側板45の外側に重なるように延出し、櫛歯状に並
んで水平に延出する多数の係合片46を有する。係合片
36は、夫々外広がりの等脚台形状の断面(クサビ状断
面)を成している。
【0016】接続用箱体39の側板45の外側には、両
側に櫛歯状に並んで水平に延出する多数の係合片47を
有する係合板48が固着されている。係合片47は、夫
々外すぼまりの等脚台形状の断面(逆方向のクサビ状断
面)を成している。係合片46と係合片47とは、交互
に噛み合うように組み合わされており、相互に長手方向
に摺動自在であるが、互いに側方にずれることなく係合
している。接続用箱体39の下部に一方の台車6が水平
回転自在に枢支されている。
【0017】図12ないし図14に示すように、分岐レ
ール2の他端側においても、天板10は、上縁部が段を
成すように切り欠かれ、下側に水平の挿入舌片29が形
成されている。垂直梁板18も、他端側に天板10より
長く延出している。分岐レール2の他端部には、先端箱
体49が固定されている。この先端箱体49の内側に
は、他の箱体と同様、レールに直交する複数の仕切板5
0が設けられている。仕切板50には、分岐レール2の
垂直梁板18を受け入れる開口51が形成されており、
垂直梁板18の延出部は、仕切板50の開口51を貫通
し、開口51の縁に固定されたアングル鋼材52にボル
トで固定されている。先端箱体49の上板53は、上面
に分岐レール2の天板10の挿入舌片29を摺動自在に
載せ受けている。上板53上には、押さえ板54が水平
に固着されている。上板53と押さえ板54との間には
隙間が形成され、ここに天板10の挿入舌片29を摺動
自在に受け入れている。押さえ板54の上面は、天板1
0の上面に連続する高さで、車両の走行輪Wが支障なく
転動できる。押さえ板54の一端部は、分岐レール2の
湾曲時の帯板17相互間の延長方向のずれに対応するよ
うに切り欠かれている。押さえ板54の他端部には、櫛
歯状に並んで水平に延出する多数の係合片55が形成さ
れている。上板53上には、押さえ板54の他端側に並
んで、接続板56が水平に取付けられている。接続板5
6は、押さえ板54の係合片55に長手方向に摺動自在
に係合する多数の係合片57有する。
【0018】分岐レール2の側板14の端部は、先端箱
体49の側板58に固定され、櫛歯状に並んで水平に延
出する多数の係合片59を有する。係合片59は、夫々
外広がりの等脚台形状の断面(クサビ状断面)を成して
いる。
【0019】先端箱体49の側板58の外側には、係合
板60が固着されている。係合板60の両端には、櫛歯
状に並んで水平に延出する多数の係合片61,62が形
成されている。係合片61は、夫々外すぼまりの等脚台
形状の断面(逆方向のクサビ状断面)を成している。係
合片59と係合片61とは、交互に噛み合うように組み
合わされており、相互に長手方向に摺動自在であるが、
互いに側方にずれることなく係合している。接続用箱体
49の下部に一方の台車6が水平回転自在に枢支されて
いる。
【0020】直進側固定レール3および分岐側固定レー
ル4の側板15,16は、同じく一端側において櫛歯状
に並んで水平に延出する多数の係合片63を有する。分
岐レール2が、固定レール3,4に接続されるときに、
係合片62と係合片63とが交互に噛み合うようになっ
ている。
【0021】しかして、この実施例のレール分岐装置
は、レール駆動装置8で可撓性分岐レール2を撓ませ
て、それの先端側を選択的に直進側固定レール3又は分
岐側固定レール4へ接続するように動作させる。分岐レ
ール2の移動時には、台車6の車輪7がガイドレール5
上を転動する。分岐レール2の天板10は、全体として
水平板であるにも拘らず、多数の帯板17を重合させて
構成されているために、比較的柔軟に撓ませることがで
き、しかも車両の走行車輪Wを介して車両重量を支持す
るのに十分な垂直方向の強度を有する。可撓性分岐レー
ル2を撓ませるとき、天板10の個々の帯板17が長手
方向に相対移動すると共に、側板14に対して上部及び
下部水平支持梁19,20が所要個所において相対移動
して、柔軟性を損なわない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、固定
レール1と、固定レール1の先端に一端が接続固定され
た水平方向可撓性の分岐レール2と、分岐レール2の先
端を選択的に接続できるように一端が配置された直進側
固定レール3と、同じく分岐レール2の先端を選択的に
接続できるように一端が配置された分岐側固定レール4
と、分岐レール2の接続方向を変更させるべく分岐レー
ル2を湾曲移動させるレール駆動装置8とを具備させ、
上記4つのレール1,2,3,4には、夫々磁石ベルト
駆動式車両の走行輪Wを走行させる水平の天板9,1
0,11,12と、磁石ベルトBを吸着走行させる垂直
一対の側板13,14,15,16とを具備させて箱型
に構成し、可撓性分岐レール2の天板10は、水平方向
可撓性の金属帯板17を長手方向に相互移動可能に、水
平方向に多数重合して構成し、この天板10の下部中央
には、天板10の長手方向に沿って延長し、天板10の
垂直方向の荷重を支持する水平方向可撓性の垂直梁板1
8を設けると共に、この垂直梁板18の長手方向に所定
間隔をおいて、垂直梁板18の上部に水平に、垂直梁板
18に対して直交方向に伸びるように複数の上部水平支
持梁19を固定し、それの上面に天板10を載せ受け
て、天板10を構成する各金属帯板17を長手方向に移
動自在に係止し、同じく垂直梁板18の長手方向に所定
間隔をおいて、垂直梁板18の下部に水平に、垂直梁板
18に対して直交方向に伸びるように複数の下部水平支
持梁20を固定し、天板10の長手方向の両側面及び上
部及び下部水平支持梁19,20の両側端部に沿って延
長するように垂直一対の水平方向可撓性の側板14を設
け、これを、各上部及び下部水平支持梁19,20にた
いして長手方向に相対移動可能に係合させて磁石ベルト
駆動式車両用レール分岐装置を構成したため、磁石ベル
ト駆動式車両がスムーズに通過することができ、また転
てつも円滑に行うことができる磁石ベルト駆動式車両用
レールの分岐装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レール分岐装置の正面図である。
【図2】レール分岐装置の平面図である。
【図3】図2におけるIII−III断面図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である。
【図5】図3におけるV−V断面図である。
【図6】固定レールと分岐レールとの接続部の正面図で
ある。
【図7】固定レールと分岐レールとの接続部の平面図で
ある。
【図8】固定レールと分岐レールとの接続部の断面図で
ある。
【図9】分岐レールの中間部の正面図である。
【図10】分岐レールの中間部の平面図である。
【図11】分岐レールの中間部の断面図である。
【図12】分岐レールの先端部の正面図である。
【図13】分岐レールの先端部の平面図である。
【図14】分岐レールの先端部の断面図である。
【符号の説明】 1 固定レール 2 分岐レール 3 直進側固定レール 4 分岐側固定レール 8 レール駆動装置 9 天板 10 天板 11 天板 12 天板 13 側板 14 側板 15 側板 16 側板 17 金属帯板 18 垂直梁板 19 上部水平支持梁 20 下部水平支持梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 昭司 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内 (72)発明者 塩野谷 純一 栃木県河内郡河内町中岡本2703 三和テッ キ株式会社宇都宮工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定レールと、固定レールの先端に一端
    が接続固定された水平方向可撓性の分岐レールと、分岐
    レールの先端を選択的に接続できるように一端が配置さ
    れた直進側固定レールと、同じく分岐レールの先端を選
    択的に接続できるように一端が配置された分岐側固定レ
    ールと、 分岐レールの接続方向を変更させるべく分岐レールを湾
    曲移動させるレール駆動装置とを具備し、 前記4つのレールは、夫々磁石ベルト駆動式車両の走行
    輪を走行させる水平の天板と、磁石ベルトを吸着走行さ
    せる垂直一対の側板とを具備して箱型に構成され、 前記可撓性分岐レールは、水平方向可撓性の金属帯板を
    相互移動可能に多数水平方向に重合して構成される天板
    と、 この天板の下部中央に長手方向に沿って延長し、天板の
    垂直方向の荷重を支持する水平方向可撓性の垂直梁板
    と、 この垂直梁板の長手方向に所定間隔をおいて、垂直梁板
    の上部に水平に垂直梁板に対して直交方向に伸びるよう
    に固定され、上面に天板を載せ受けて、天板を構成する
    各金属帯板を長手方向に移動自在に係止する複数の上部
    水平支持梁と、 同じく垂直梁板の長手方向に所定間隔をおいて、垂直梁
    板の下部に水平に垂直梁板に対して直交方向に伸びるよ
    うに固定された複数の下部水平支持梁と、 天板の長手方向の両側面及び上部及び下部水平支持梁の
    両側端部に沿って延長し、各上部及び下部水平支持梁に
    たいして長手方向に相対移動可能に係合する垂直一対の
    水平方向可撓性の側板とを具備したことを特徴とする磁
    石ベルト駆動式車両用レール分岐装置。
  2. 【請求項2】 前記可撓性分岐レールの下方に、それの
    湾曲移動軌跡に沿うように円弧状に湾曲したガイドレー
    ルが水平に敷設され、 前記可撓性分岐レールの下部には、前記ガイドレール上
    を転動する車輪を備えた台車が水平方向回転自在に取付
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の磁石ベ
    ルト駆動式車両用レール分岐装置。
  3. 【請求項3】 前記可撓性分岐レールの天板を構成する
    各金属帯板が、中空の角パイプであることを特徴とする
    請求項1に記載の磁石ベルト駆動式車両用レール分岐装
    置。
  4. 【請求項4】 前記可撓性分岐レールの天板を構成する
    各金属帯板が、上部水平支持梁の長孔に挿入されたボル
    トで長手方向に移動自在に係止されていることを特徴と
    する請求項1に記載の磁石ベルト駆動式車両用レール分
    岐装置。
  5. 【請求項5】 前記上部及び下部水平支持梁の両端側下
    部には、前記側板の内側面に転動自在に接する水平回転
    ローラが取付けられ、側板の上下部対応個所には、各水
    平回転ローラに分岐レールの中心側で転動自在に接触す
    るローラ係合部材が取付けられ、上部及び下部水平支持
    梁と側板とが分岐レールの長手方向に相対移動自在に係
    合していることを特徴とする請求項1に記載の磁石ベル
    ト駆動式車両用レール分岐装置。
  6. 【請求項6】前記可撓性分岐レールの天板は、一端部側
    において上縁部が段を成すように切り欠かれて、下縁に
    水平の挿入舌片が形成され、 前記固定レールの先端部には、前記可撓性分岐レールの
    端部を接続するための接続用箱体が固定され、 この接続用箱体は、可撓性分岐レールの垂直梁板を受け
    入れて固定する仕切板と、可撓性分岐レールの挿入舌片
    を摺動自在に載せ受ける上板と、この上板との間で挿入
    舌片を摺動自在に挟み、かつ天板の上面に連続しうる走
    行面を備えた押さえ板とを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の磁石ベルト駆動式車両用レール分岐装
    置。
  7. 【請求項7】前記可撓性分岐レールの側板は、一端部側
    において櫛歯状に並び、かつ夫々クサビ状断面を成す多
    数の係合片を有し、 前記接続用箱体の両側面には、前記固定レールの側板が
    固着され、この側板の端部には、可撓性分岐レールの側
    板の櫛歯状係合片に交互に噛み合うように櫛歯状に並
    び、かつ夫々側板の櫛歯状係合片と逆方向のクサビ状断
    面を成す多数の対応係合片を有し、 前記櫛歯状の係合片と対応係合片とは、可撓性分岐レー
    ルの湾曲により互いに側方にずれることなく、レールの
    延長方向には相互に摺動自在に係合していることを特徴
    とする請求項6に記載の磁石ベルト駆動式車両用レール
    分岐装置。
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