JPH08134158A - カチオン高分子電解質共重合体とその利用 - Google Patents

カチオン高分子電解質共重合体とその利用

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JPH08134158A
JPH08134158A JP33341992A JP33341992A JPH08134158A JP H08134158 A JPH08134158 A JP H08134158A JP 33341992 A JP33341992 A JP 33341992A JP 33341992 A JP33341992 A JP 33341992A JP H08134158 A JPH08134158 A JP H08134158A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ポリオールの陽イオン性誘導体を幹ポリマー
とし、その水酸基を水素原子引き抜きにより結合部位と
して、オレフィン化合物がグラフト鎖として成るグラフ
ト率が2%から5000%の範囲のポリオールを母体と
するポリオールの陽イオン性部分置換体にオレフィン単
量体をグラフトしてなる共重合体。 【効果】 水酸基を有する水可溶性ポリオールの陽イオ
ン性誘導体に水中下オレフィン単量体をグラフト重合さ
せた物である。これは4価のセリウムイオンなどを開始
剤として用いて行い、一切の界面活性剤を使用しない事
から抗体吸着ラテックス診断薬などに使用される時に妨
害される事が無く大変有用である。このようなソープフ
リーと言われる溶媒と溶質との界面で成長するグラフト
共重合体は種々用途の広い有用な物質である。特にイム
ノアッセイ材料に有用であるがそれ以外にもろ過膜やバ
イオマテリアルとして有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野>本願発明の水可溶性ポリオール陽
イオン性誘導体−オレフィン単量体グラフト共重合体は
水酸基を有する水可溶性ポリオールの陽イオン性誘導体
に水中下オレフィン単量体をグラフト重合させ、イムノ
アッセイ材料として有用なラテックス重合生成物を製造
するものである。 本発明は水酸基を有するポリオール
の陽イオン性誘導体で水可溶性であれば、統べて水中下
オレフィン単量体をグラフト重合させ、イムノアッセイ
材料として有用なラテックス重合生成物を製造出来る事
を示唆するものである。
<従来の技術>従来イムノアッセイ材料としてラテック
ス重合生成物を製造する方法は界面活性剤存在下水溶液
中で乳化重合して成された物が大部分であり、界面活性
剤の存在しないソープレスの物が望まれている。 これ
は水溶液中に存在する界面活性剤がラテックス診断薬と
しての作用に影響するからである。
<問題点を解決するための手段>本願発明の水可溶性ポ
リオール陽イオン性誘導体−オレフィン単量体グラフト
共重合体は水酸基を有する水可溶性ポリオールの陽イオ
ン性誘導体に水中下オレフィン単量体を懸濁重合法や乳
化重合法でグラフト重合させ、イムノアッセイ材料とし
て有用なラテックス重合生成物を製造するものであり、
本願発明の水可溶性ポリオール陽イオン性誘導体−オレ
フィン単量体グラフト共重合体ラテックスがラテックス
診断薬である特許請求の範囲記載の抗体吸着ラテックス
診断薬に使用される。乳化重合とは水溶液中にオレフィ
ン単量体を懸濁し通常は界面活性剤などを用いて乳化さ
れる重合法で、詳細に述べれば単量体あるいは成長鎖と
水素結合、クーロン力、電荷移動相互作用、ファンデル
ワールス力などによって水溶媒界面で相互作用して高分
子鎖が重合成長して水溶液中に微粒子を形成さす重合方
法である。 通常は重合生成物は重合させた単量体と界
面活性剤との混合物として存在する。 この不純物とし
て考えられる界面活性剤はラテックス診断薬である特許
請求の範囲記載の抗体吸着ラテックス診断薬に使用され
る時に妨害する事があり問題と成っている。
<発明の効果>本願発明は水酸基を有する水可溶性ポリ
オールの陽イオン性誘導体に水中下オレフィン単量体を
グラフト重合させた物である。 対するオレフィン単量
体成長鎖や生じた共重合体鎖の構造はそれぞれ化学構造
式(2)(3)として記載されている。それぞれの結合
関係は、水可溶性ポリオール陽イオン性誘導体の水酸基
の水素原子(開始剤の酸化によりプロトンとして)の引
き抜きによるラジカル発生に起因するオレフィン単量体
二重結合の連鎖移動による共有結合であることは明白で
ある。これは4価のセリウムイオンなどを開始剤として
用いて行い、一切の界面活性剤を使用しない事から抗体
吸着ラテックス診断薬などに使用される時に妨害される
事が無く大変有用である。本願発明の水可溶性ポリオー
ル陽イオン性誘導体−オレフィン単量体グラフト共重合
体ラテックスがラテックス診断薬である特許請求の範囲
記載の抗体吸着ラテックス診断薬に使用されることを目
的としている事は特許請求の範囲の記載形式より明白で
ある。 即ち水酸基を有する水可溶性高分子体に水中で
オレフィン単量体をグラフト重合させ、イムノアッセイ
診断材料として有用なラテックス重合生成物を製造する
事を本願発明の構成に欠く事ができない事項の主要部と
しており、多糖類等のオレフィン単量体グラフト共重合
体も同一の目的を達成出来る。このようなソープフリー
と言われる溶媒と溶質との界面で成長するグラフト共重
合体は種々用途の広い有用な物質である。特にイムノア
ッセイ材料以外にも▲ろ▼過膜やバイオマテリアルとし
て注目されている。 又その親水性に注目して、人口腎
臓膜、コンポーネント、代用血管、コンタクトレンズへ
の応用が考えられる。
<発明の構成の詳細な説明>以下、この発明のポリオー
ル陽イオン性誘導体−オレフィン単量体グラフト共重合
体について、詳細に説明する。 ポリオール陽イオン性
誘導体−オレフィン単量体グラフト共重合体は、次の2
つのステップを経て得る。
I。ポリオール陽イオン性誘導体の調整 ポリオールの陽イオン性誘導体の単位の式が、 〔−CHCH(OH)1−b−c(OX)(OA
c) (1) 〔式中Acはアセチル基を表し、式中Xは、−(C
)nR(Rは−NH、−N(CH、−
N(C、−N(C、−N(C
(C)N(C、−C
・NH、−CO・C・NHよりなる群から選
ばれた基、n=1〜3の整数)、又は−COR(R
は−CH・NH又は−C・NH)又は−C
CH(OH)・CH(Rは−NH、−N
(CH、−N(C、−N(C
からなる群から選ばれた基)、又は−NH・
CH・CH、b、cは0<b<1、b+c<1の関
係を満足する正数、50,000≧x≧5の整数〕
(1)式で示される。 このポリオールの水酸基が一部
エーテル結合でカルボキシメチル基、硫酸エステル基な
ど酸性基で置換されたもの、あるいはアルキル基で一部
置換されたものに上記(1)式中のXに表示されるカチ
オン官能基が入ったものでもよい。 通常これらのポリ
オール陽イオン性誘導体はポリオールの水酸基とXCl
で表される上記陽イオン置換基の塩素化合物とのアルカ
リ溶液中のショツテンバウマン反応で得られる。ここで
言うポリオールとはポリビニルアルコール、、部分ケン
化酢酸ビニル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリ(2−ハイドロキシエチルメタクリ
レート)等が考えられる。対するグラフト重合させられ
るオレフィン単量体としては、一般式が下記式で示され
るものが考えられる。
〔ここでR、RとRはそれぞれ水素原子又はCH
より選ばれる、 〜C12のアルキル基、シクロヘキシル基、C
のヒドロキシアルキル基、C〜Cのアミノアル
キル基、C〜Cのジアルキルアミノアルキル基、グ
リシジル基、テトラヒドロフラン基、C〜Cの低級
アルキル置換テトラヒドロフラン基、ベンジル基及び
(−CHCH−O−)yCHCHOH基(ただ
しyは1〜10の正数)、−N(R10(R10
水素原子又はC〜Cのアルキル基、2つのR10
同じでも異なっていてもよい)、 (R11はC〜Cのアルキル基)、フェニル基、ピ
リジン基、トリル基、ピロリドン基を示す〕。具体的に
言うと、アクリル酸、メタアクリル酸のごときα、β−
不飽和酸のアルキルエステル、シクロヘキシルエステル
のごとき低級アルキル置換シクロヘキシルエステル、2
−ヒドロキシエチルエステル、2−ヒドロキシプロピル
エステル、2−ヒドロキシブチルエステル;アクリルア
ミド、メタクリルアミド、アクリルアミド、アクリル−
もしくはメタクリル−ジメチルアミド、上記α、β−不
飽和酸のC〜Cのアミノアルキルエステル、C
のジアルキルアミノアルキルエステル、グリシジル
エステル、テトラヒドロフルフリルエステル、ベンジル
エステル、ポリエチレングリコールモノエステル類;ア
クリロニトリル、メタアクリロニトリルのごときα、β
−不飽和酸のニトリル基;ビニルアルコール、メチルビ
ニルアルコール、ジメチルビニルアルコール;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ビニルブチレートのごときビ
ニルアルコール及びそのメチル置換ビニルアルコールの
〜Cアルキルエステル;スチレン、ビニルトルエ
ン;ビニルピロリドン;ビニルメチルピロリドンなどが
考えられる。
II。グラフト共重合体の調整 反応は通常水溶液中で行われる。 すなわちポリオール
の陽イオン性誘導体の水溶液中、上記オレフィン単量体
を加え、開始剤を添加して反応する。開始剤としては4
価のセリウム塩、4価のマンガン塩、第二鉄塩−過酸化
水素が通常用いられるが、他に過硫酸カリウム(KP
S)、アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)、過酸
化ベンゾイル(BPO)等ラジカル開始剤も用いられ
る。 反応温度は常温より80℃まで幅広く選択出来
る。必要なら窒素置換して反応を続行させる事も行われ
る。 それぞれの結合関係は、水可溶性ポリオール陽イ
オン性誘導体の水酸基のプロトンの引き抜きによるラジ
カル発生によるオレフィン単量体二重結合の連鎖移動に
よる共有結合である この反応では生成物はラテックスで生じる。 このラテ
ックス重合体は一般的には水、アルコール、又はアセト
ン、テトラヒドロフラン等有機溶媒に不溶であるがキヤ
ステイング法などにより、容易に成膜出来る。 あるい
はアルコールなど不溶溶媒を過剰に加え沈殿として得た
後、熱プレス法などにより容易に成型品を作る事が出来
る。上記目的の為に、グラフト重合体中、幹ポリマーと
グラフトポリマーの比率あるいはその重合度比率は目的
に合わせて種々選択出来る。 グラフト重合はその重合
率をグラフト率(%)で定められる。 これはグラフト
率(%)=(グラフト重合した単量体量/グラフト共重
合体中の幹ポリマー量)×100で定義される。 本発
明においてはオレフィン化合物がグラフト鎖として成
り、グラフト率が2%から5000%の範囲が適当と考
えられる。 本願発明は水酸基を有する水可溶性高分子
の陽イオン性誘導体に水中下オレフィン単量体をグラフ
ト重合させた物であるある事は繰り返し述べているが、
生じた共重合体鎖の構造は特許請求の範囲に化学構造式
として記載されている様に(1)式と(2)式よりな
る、下記(3)式で表わされる [−CHCH(OH)1−b−c(OX)(OAc)−]−[−RC RCR−] (3) それぞれの結合関係は、水可溶性ポリオール陽イオン性
誘導体の水酸基のプロトンの引き抜きによるラジカル発
生によるオレフィン単量体二重結合の連鎖移動による共
有結合である。
実施例1 平均分子量Mw30万のポリビニルアルコール(PV
A)を母体とした窒素含量2%のTEAE(トリエチル
アミノエチル)−ポリビニルアルコール塩酸塩2gを水
50mlに溶解し、ついでメタノール10ml、アクリ
ル酸メチル15ml(MA)を加入、十分に反応溶液、
反応容器中の空気を窒素ガスで置換した後よく攪拌しな
がら、0.1N硝酸15mlに溶かした硝酸第二セリウ
ムアンモニウムニトレイト250mgを加入し反応を開
始する。 反応は25℃で1時間行いラテックスが生成
する。 反応終了は停止剤としてハイドロキノン1%溶
液3mlを使用した。後、反応溶液を3倍量のメタノー
ル中に注入し沈殿を得た。この沈殿を熱水で十分に洗浄
し遠心分離後50℃で減圧乾燥し、ついで乾燥物をソッ
クスレー抽出器に入れて10時間アセトン抽出を行い、
TEAEポリビニルアルコール−MA共重合体の塩酸塩
2gを得た。窒素含量0.67% グラフト率300%
対TEAE−ポリビニルアルコール収率33%このもの
は、TEAEポリビニルアルコール塩酸塩の良溶媒であ
る水にもポリアクリル酸メチルの良溶媒であるアセトン
にも溶けない。 この物の赤外吸収スペクトルをみる
と、 TEAEポリビニルアルコール塩酸塩には見られ
ないカルボニル基の吸収が1730cm−1付近にみら
れる。
実施例2 実施例1と同様な反応を行った後、ラテックスの反応終
了溶液をメタノール中に注入せず、水中で透折を行い未
反応物及び開始剤を除去して、ホモポリマーの混ざった
TEAEポリビニルアルコール−MA共重合体ラテック
スを得た。このものはリウマチ様因子検出用試薬として
有用でありテスト結果を示す。
テスト方法 このラテックスの2%溶液に等量の抗体、〔すなわち2
0μg/mgラテックスになるようにグリシン−Nac
lバッフアー(GB)(0.05mol/l、PH8.
2)で希釈されたもの〕を攪拌しながら1滴ずつ加え、
室温で2時間攪拌の後、(必要なら4000回転で30
分間遠心し、又GBで再浮遊を繰り返す)最後に0.5
%BSA(ウシアルブミン)加GBにて1%浮遊液とし
て4℃に保存する。清拭したガラス板に本発明の上記感
作ラテックス液を毛細管で1滴滴下して、あらかじめG
Bで1/20に希釈されたリウマチ様因子陽性血清を毛
細管で0.05mlガラス板上のラテックス液に滴下し
攪拌し、ガラス板をゆり動かしてから凝集の有無を約3
分後肉眼で判定したところ凝集塊がみられた。 同様な
操作を既知の1/20に希釈されたリウマチ様因子陰性
血清で行ったところ凝集塊はみられなかった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 カチオン高分子電解質共重合体とその
利用
【特許請求の範囲】
【化1】 において水可溶性ポリオールの陽イオン性誘導体の単位
の式は、
【化2】 で表され、式中オレフイン化合物の重合体の単位の式
は、
【化3】 で表され、水可溶性ポリオールの陽イオン性誘導体を幹
ポリマーとし、その水酸基を水素原子引き抜きにより結
合部位として、オレフィン化合物がグラフト鎖として成
る、グラフト率が2%から5000%の範囲の(化2)
とこの(化3)よりなる、上記(化1)で表わされる、
水可溶性ポリオールを母体とするポリオールの陽イオン
性部分置換体にオレフィン単量体をグラフトして得られ
る水可溶性ポリオールの陽イオン性部分置換体にオレフ
ィン単量体を水中でグラフトして得られる共重合体。
【化1】において水可溶性ポリオールの陽イオン性誘導
体の単位の式は、
【化2】で表され、式中オレフイン化合物の重合体の単
位の式は、
【化3】 で表され、水可溶性ポリオールの陽イオン性誘
導体を幹ポリマーとし、その水酸基を水素原子引き抜き
により結合部位として、オレフィン化合物がグラフト鎖
として成る、グラフト率が2%から5000%の範囲の
(化2)とこの(化3)よりなる、上記(化1)で表わ
される、水可溶性ポリオールの陽イオン性部分置換体に
オレフィン単量体を水中でグラフトして得られる共重合
体よりなるラテックス。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明の水可溶性ポリオール陽
イオン性誘導体−オレフィン単量体グラフト共重合体は
水酸基を有するポリオールの陽イオン性誘導体で水可溶
性であれば、総て水中下オレフィン単量体をグラフト重
合させ、イムノアッセイ材料として有用なラテックス重
合生成物を製造出来る事を示唆するものである。
【0002】
【従来の技術】従来イムノアッセイ材料としてラテック
ス重合生成物を製造する方法は界面活剤存在下水溶液中
で乳化重合して成された物が大部分であり、界面活性剤
の存在しないソープレスの物が望まれている。 これは
水溶液中に存在する界面活性剤がラテックス診断薬とし
ての作用に影響するからである。
【0003】
【問題点を解決するための手段】本願発明の水可溶性ポ
リオール陽イオン性誘導体−オレフィン単量体グラフト
共重合体は水酸基を有する水可溶性ポリオールの陽イオ
ン性誘導体に水中下オレフィン単量体を懸濁重合法や乳
化重合法でグラフト重合させ、イムノアッセイ材料とし
て有用なラテックス重合生成物を製造するものであり、
本願発明の水可溶性ポリオール陽イオン性誘導体−オレ
フィン単量体グラフト共重合体ラテックスがラテックス
診断薬である特許請求の範囲記載の抗体吸着ラテックス
診断薬に使用される。 乳化重合とは水溶液中にオレフ
ィン単量体を懸濁し通常は界面活性剤などを用いて乳化
される重合法で、詳細に述べれば単量体あるいは成長鎖
と水素結合、クーロン力、電荷移動相互作用、ファンデ
ルワールス力などによって水溶媒界面で相互作用して高
分子鎖が重合成長して水溶液中に微粒子を形成さす重合
方法である。 通常は重合生成物は重合させた単量体と
界面活性剤との混合物として存在する。 この不純物と
して考えられる界面活性剤はラテックス診断薬である特
許請求の範囲記載の抗体吸着ラテックス診断薬に使用さ
れる時に妨害する事があり問題と成っている。
【0004】
【発明の効果】本願発明は水酸基を有する水可溶性ポリ
オールの陽イオン性誘導体に水中下オレフィン単量体を
グラフト重合させた物である。 対するオレフィン単量
体成長鎖や生じた共重合体鎖の構造はそれぞれ化学構造
式(化3)、(化1)として記載されている。 それぞ
れの結合関係は、水可溶性ポリオール陽イオン性誘導体
の水酸基の水素原子(開始剤の酸化によりプロトンとし
て)の引き抜きによるラジカル発生に起因するオレフィ
ン単量体二重結合の連鎖移動による共有結合であること
は明白である。 これは4価のセリウムイオンなどを開
始剤として用いて行い、一切の界面活性剤を使用しない
事から抗体吸着ラテックス診断薬などに使用される時に
妨害される事が無く大変有用である。 本願発明の水可
溶性ポリオール陽イオン性誘導体−オレフィン単量体グ
ラフト共重合体ラテックスがラテックス診断薬である特
許請求の範囲記載の抗体吸着ラテックス診断薬に使用さ
れることを目的としている事は特許請求の範囲の記載形
式より明白である。 即ち水酸基を有する水可溶性高分
子体に水中でオレフィン単量体をグラフト重合させ、
ムノアッセイ材料として有用なラテックス重合生成物を
製造する事を本願発明の構成に欠く事ができない事項の
主要部としており、多糖類等のオレフィン単量体グラフ
ト共重合体も同一の目的を達成出来る。 このようなソ
ープフリーと言われる溶媒と溶質との界面で成長するグ
ラフト共重合体は種々用途の広い有用な物質である。
特にイムノアッセイ材料以外にも濾過膜やバイオマテリ
アルとして注目されている。 又その親水性に注目し
て、人口腎臓膜、コンポーネント、代用血管、コンタク
トレンズへの応用が考えられる。
【0005】
【発明の構成の詳細な説明】以下、この発明のポリオー
ル陽イオン性誘導体−オレフィン単量体グラフト共重合
体について、詳細に説明する。 ポリオール陽イオン性
誘導体−オレフィン単量体グラフト共重合体は、次の2
っのステップを経て得る。 I.ポリオール陽イオン性誘導体の調整 ポリオールの陽イオン性誘導体の単位の式が、
【化2】 で示される。 このポリオールの水酸基が一部
エーテル結合でカルボキシメチル基、硫酸エステル基な
ど酸性基で置換されたもの、あるいはアルキル基で一部
置換されたものに上記(化2)中のXに表示されるカチ
オン官能基が入ったものでもよい。 通常これらのポリ
オール陽イオン性誘導体はポリオールの水酸基とXC1
で表される上記陽イオン置換基の塩素化合物とのアルカ
リ溶液中のショツテンバウマン反応で得られる。 ここ
で言うポリオールとはポリビニルアルコール、部分ケン
化酢酸ビニル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリ(2−ハイドロキシエチルメタクリ
レート)等が考えられる。 対するグラフト重合させら
れるオレフィン単量体としては、一般式が下記式で示さ
れるものが考えられる。
【化3】 具体的に言うと、アクリル酸、メタクリル酸のごとき
α、β−不飽和酸のアルキルエステル、シクロヘキシル
エステルのごとき低級アルキル置換シクロヘキシルエス
テル、2−ヒドロキシエチルエステル、2−ヒドロキシ
プロピルエステル、2−ヒドロキシブチルエステル;ア
クリルアミド、メタクリルアミド、アクリルアミド、ア
クリル−もしくはメタクリル−ジメチルアミド、上記
α、β−不飽和酸のC〜Cのアミノアルキルエステ
ル、C〜Cのジアルキルアミノアルキルエステル、
グリシジルエステル、テトラヒドロフルフリルエステ
ル、ベンジルエステル、ポリエチレングリコールモノエ
ステル類;アクリロニトリル、メタクリロニトリルのご
ときα、β−不飽和酸のニトリル基:ビニルアルコー
ル、メチルビニルアルコール、ジメチルビニルアルコー
ル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルブチレー
トのごときビニルアルコール及びそのメチル置換ビニル
アルコールのC〜Cアルキルエステル;スチレン;
ビニルトルエン;ビニルピロリドン:ビニルメチルピロ
リドンなどが考えられる。 II。グラフト共重合体の調整 反応は通常水溶液中で行われる。 すなわちポリオール
の陽イオン性誘導体の水溶液中、上記オレフィン単量体
を加え、開始剤を添加して反応する。 開始剤としては
4価のセリウム塩、4価のマンガン塩、第二鉄塩−過酸
化水素が通常用いられるが、他に過硫酸カリウム(KP
S)、アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)、過酸
化ベンゾイル(BPO)等ラジカル開始剤も用いられ
る。 反応温度は常温より80℃まで幅広く選択出来
る。 必要なら窒素置換して反応を続行させる事も行わ
れる。 それぞれの結合関係は、水可溶性リニア多糖類
の陽イオン性誘導体の水酸基の水素原子(酸化されプロ
トンとして)の引き抜きによるラジカル発生によるオレ
フィン単量体二重結合の連鎖移動による共有結合であ
この反応では生成物はラテックスで生じる。 この
ラテックス重合体は一般的には水、アルコール、又はア
セトン、テトラヒドロフラン等有機溶媒に不溶であるが
キヤステイング法などにより、容易に成膜出来る。 あ
るいはアルコールなど不溶溶媒を過剰に加え沈殿として
得た後、熱プレス法などにより容易に成型品を作る事が
出来る。上記目的の為に、グラフト重合体中、幹ポリマ
ーとグラフトポリマーの比率あるいはその重合度比率は
目的に合わせて種々選択出来る。 グラフト重合はその
重合率をグラフト率(%)で定められる。 これはグラ
フト率(%)=(グラフト重合した単量体量/グラフト
共重合体中の幹ポリマー量)×100で定義される。本
発明においてはオレフィン化合物がグラフト鎖として成
り、グラフト率が2%から5000%の範囲が適当と考
えられる。 本願発明は水酸基を有する水可溶性高分子
の陽イオン性誘導体に水中下オレフィン単量体をグラフ
ト重合させた物である事は繰り返し述べているが、生じ
た共重合体鎖の構造は特許請求の範囲に化学構造式とし
て記載されている様に(化2)(化3)よりなる、下
(化1)で表わされる
【化1】 それぞれの結合関係は、水可溶性ポリオール陽イオン性
誘導体の水酸基の水素原子(酸化されプロトンとして)
の引き抜きによるラジカル発生によるオレフィン単量体
二重結合の連鎖移動による共有結合である。
【0006】
【実施例】 実施例1 平均分子量MW30万のポリビニルアルコール(PV
A)を母体とした窒素含量2%のTEAE(トリエチル
アミノエチル)−ポリビニルアルコール塩酸塩2gを水
50mlに溶解し、ついでメタノール10ml、アクリ
ル酸メチル15ml(MA)を加入、十分に反応溶液、
反応容器中の空気を窒素ガスで置換した後よく攪拌しな
がら、0.1N硝酸15mlに溶かした硝酸第二セリウ
ムアンモニウムニトレイト250mgを加入し反応を開
始する。 反応は25℃で1時間行いラテックスが生成
する。 反応終了は停止剤としてハイドロキノン1%溶
液3mlを使用した。 後、反応溶液を3倍量のメタノ
ール中に注入し沈殿を得た。この沈殿を熱水で十分に洗
浄し遠心分離後50℃で減圧乾燥し、ついで乾燥物をソ
ックスレー抽出器に入れて10時間アセトン抽出を行
い、TEAEポリビニルアルコール−MA共重合体の塩
酸塩2gを得た。 窒素含量0.67% グラフト率300% 対TEAE−ポリビニルアルコール収率33% このものは、TEAEポリビニルアルコール塩酸塩の良
溶媒である水にもポリアクリル酸メチルの良溶媒である
アセトンにも溶けない。 この物の赤外吸収スペクトル
をみると、 TEAEポリビニルアルコール塩酸塩には
見られないカルボニル基の吸収が1730cm−1付近
にみられる。 実施例2 実施例1と同様な反応を行った後、ラテックスの反応終
了溶液をメタノール中に注入せず、水中で透折を行い未
反応物及び開始剤を除去して、ホモポリマーの混ざった
TEAEポリビニルアルコール−MA共重合体ラテック
スを得た。このものはリウマチ様因子検出用試薬として
有用でありテスト結果を示す。 テスト方法 このラテックスの2%溶液に等量の抗体、〔すなわち2
0μg/mgラテックスになるようにグリシン−Nac
lバッフア−(GB)(0.05mol/l、PH8.
2)で希釈されたもの〕を攪拌しながら1滴ずつ加え、
室温で2時間攪拌の後、(必要なら4000回転で30
分間遠心し、又GBで再浮遊を繰り返す)最後に0.5
%BSA(ウシアルブミン)加GBにて1%浮遊液とし
て4℃に保存する。 清拭したガラス板に本発明の上記
感作ラテックス液を毛細管で1滴滴下して、あらかじめ
GBで1/20に希釈されたリウマチ様因子陽性血清を
毛細管で0.05mlガラス板上のラテックス液に滴下
し攪拌し、ガラス板をゆり動かしてから凝集の有無を約
3分後肉眼で判定したところ凝集塊がみられた。 同様
な操作を既知の1/20に希釈されたリウマチ様因子陰
性血清で行ったところ凝集塊はみられなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ポリオールの陽イオン性誘導体の単位の式は、
    〔−CHCH(OH)1−b−c(OX)(OA
    c)−〕 (1) 〔式中Acはアセチル基を表し、Xは−(CH)nR
    (Rは−NH 、−NH(CH、−NH
    (C、−N(CHCHCH(O
    H)CH、−N(C(C)N(C
    、−N(CCHCH(OH)
    CH、−N(C、 −C・NH
    、−CO・C・NH よりなる群から選ばれ
    た基、n=1〜3の整数)、又は−COR(Rは−
    CH・NH 又は一C・NH )又は−C
    CH(OH)・CH(Rは−NH 、−
    NH(CH、−NH(C、−N
    (Cからなる群から選ばれた基)又は−NH
    ・CH・CH、b、cは0<b<1、b+c<1の
    関係を満足する正数、xは50,000≧x≧5の整
    数〕で表され。下記式(2)は 〔ここでR、RとRはそれぞれ水素原子又はCH
    こで水素原子、C〜C12のアルキル基、シクロヘキ
    シル基、C〜C低級アルキル置換シクロヘキシル
    基、C〜Cのヒドロキシアルキル基、C〜C
    アミノアルキル基、C〜Cのジアルキルアミノアル
    キル基、グリシジル基、テトラヒドロフラン基、C
    の低級アルキル置換テトラヒドロフラン基、ベンジ
    ル基及び(−CHCH−O−)yCHCHOH
    基(ただしyは1〜10の正数)、−N(R(R
    は水素原子又はC〜Cのアルキル基、2つのR
    は同じでも異なっていてもよい)、 (R10はC〜Cのアルキル基)、フェニル基、ピ
    リジン基、トリル基、ピロリドン基及びC〜C低級
    アルキル置換ピロリドン基を示す〕。mは20から20
    0、000の正の整数で表わされるオレフイン化合物の
    重合体である。ポリオールの陽イオン性誘導体を幹ポリ
    マーとし、その水酸基を水素原子引き抜きにより結合部
    位として、オレフィン化合物がグラフト鎖として成る、
    グラフト率が2%から5000%の範囲の(1)式とこ
    の(2)式よりなる、下記(3)式で表わされる [−CHCH(OH)1−b−c(OX)(OAc)−]−[−RC RCR−] (3) ポリオールを母体とするポリオールの陽イオン性部分置
    換体にオレフィン単量体をグラフトしてなる共重合体。 (2) ポリオールの陽イオン性誘導体の単位の式は、
    〔−CHCH(OH)1−b−c(OX)(OA
    c)−〕x (1) 〔式中Acはアセチル基を表し、式中Xは、−(C
    )nR(Rは−NH 、−NH(CH
    、−NH(C、−N(CH,C
    CH(OH)CH、−N(C(C
    )N(C、−N(CCH
    CH(OH)CH、−N(C、−C
    ・NH 、−CO・C・NH よりなる群
    から選ばれた基、n=1〜3の整数)、又は−COR
    (Rは−CH・NH 又は−C・N
    )又は−CHCH(OH)・CH(R
    は−NH 、−NH(CH、−NH(C
    、−N(Cからなる群から選ばれ
    た基)又は−NH・CH・CH、b、cは0<b<
    1、b+c<1の関係を満足する正数、xは50,00
    0≧X≧5の整数〕で表され。下記式(2)は〔ここでR、RとRはそれぞれ水素原子又 (Rはここで水素原子、C〜C12のアルキル基、
    シクロヘキシル基、C〜C低級アルキル置換シクロ
    ヘキシル基、C〜Cのヒドロキシアルキル基、C
    〜Cのアミノアルキル基、C〜Cのジアルキルア
    ミノアルキル基、グリシジル基、テトラヒドロフラン
    基、C〜Cの低級アルキル置換テトラヒドロフラン
    基、ベンジル基及び(−CHCH−O−)yCH
    CHOH基(ただしyは1〜10の正数)、−N(R
    (Rは水素原子又はC〜Cのアルキル基、
    2つのRは同じでも異なっていても (R10はC〜Cのアルキル基)、フェニル基、ピ
    リジン基、トリル基、ピロリドン基及びC〜C低級
    アルキル置換ピロリドン基を示す〕。mは20から20
    0、000の正の整数で表わされるオレフイン化合物の
    重合体である。ポリオールの陽イオン性誘導体を幹ポリ
    マーとし、その水酸基を水素原子引き抜きにより結合部
    位として、オレフィン化合物がグラフト鎖として成る、
    グラフト率が2%から5000%の範囲の(1)式とこ
    の(2)式よりなる、下記(3)式で表わされる [−CHCH(OH)1−b−c(OX)(OAc)−]−[−RC RCR−] (3) ポリオールを母体とするポリオールの陽イオン性部分置
    換体にオレフィン単量体をグラフトして得られるポリオ
    ールの陽イオン性部分置換体にオレフィン単量体を水中
    でグラフトして得られる共重合体よりなるラテックス。 (3) 該ラテックスがラテックス診断薬である特許請
    求範囲第2項記載の抗体吸着ラテックス診断薬。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001151975A (ja) * 1999-11-26 2001-06-05 Nippon Zeon Co Ltd 不織布用バインダー

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