JPH08133765A - 光学素子成形方法および装置 - Google Patents

光学素子成形方法および装置

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JPH08133765A
JPH08133765A JP27001694A JP27001694A JPH08133765A JP H08133765 A JPH08133765 A JP H08133765A JP 27001694 A JP27001694 A JP 27001694A JP 27001694 A JP27001694 A JP 27001694A JP H08133765 A JPH08133765 A JP H08133765A
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JP
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optical element
sleeve
mold
molding
lower molds
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JP27001694A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Negishi
広明 根岸
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08133765A publication Critical patent/JPH08133765A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/60Aligning press die axes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不連続な光学面を有する複合光学素子や光学
面が軸対称でない光学素子を成形する場合において、両
成形面のシフトおよびチルトの位置出しと同時に、光学
素子成形装置の上下型の回転方向の位置出しをも行なう
ことのできる光学素子成形方法および装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 突起部を設けた上型3および下型4と、突起
部と嵌合するような案内溝を有するスリーブ部材5で構
成される。上型3および下型4に設けられた突起部と、
スリーブ部材5の案内溝を嵌合させたとき、上下型の成
形面の回転方向、水平方向(シフト)および垂直方向
(チルト)のそれぞれの成形位置が正確に合うように、
上下型の突起部とスリーブ部材の案内溝がそれぞれ位置
出し加工されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スリーブによって囲ま
れた上下型の間にガラス素材を挿入し、加熱軟化して上
型、下型の押圧によりガラス製品を成形する光学素子成
形方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス素材を加熱軟化した後、ガ
ラス素材を所望の光学素子に加圧成形する一対の成形型
の位置出し機構を有する光学素子成形装置が、例えば特
公平4−55981号公報に開示されている。
【0003】同公報のガラス成形装置は、先端部にテー
パ形状の案内面を有する上型支持部材で上型を保持し、
先端部に上記案内面と嵌合するテーパ形状の案内面を有
する案内筒の内側に摺動自在に嵌装した下型保持体で下
型を保持し、上型支持体の案内面と案内筒の案内面とを
嵌合することにより、上型と下型の軸合わせを行なって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の従来技
術では、シフト(水平方向)およびチルト(垂直方向)
の位置出ししか行えないため、上下面の回転方向の規格
を有する光学素子、例えば、プリズムや球面と平面との
複合面などの不連続な光学面を有する複合光学素子や光
学面が軸対称でない光学素子を成形する場合における上
下型の回転方向の位置出しを行うことはできなかった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、不連続な光学面を有する複合光学素子や光学面が軸
対称でない光学素子を成形する場合において、両成形面
のシフトおよびチルトの位置出しと同時に、光学素子成
形装置の上下型の回転方向の位置出しをも行なうことの
できる光学素子成形方法および装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光学素子成形装置は、突起部を設けた上型お
よび下型と、突起部と嵌合するような案内溝を有するス
リーブ部材で構成されている。上型および下型に設けら
れた突起部と、スリーブ部材の案内溝を嵌合させたと
き、上下型の成形面の回転方向、水平方向(シフト)お
よび垂直方向(チルト)のそれぞれの成形位置が正確に
合うように、上下型の突起部とスリーブ部材の案内溝
が、それぞれ位置出し加工されている構成となってい
る。突起および溝は上下型に溝、スリーブ部材に突起で
もよい。
【0007】
【作用】本発明の光学素子成形方法および装置の作用に
ついて説明する。下型の突起部とスリーブの案内溝が嵌
合するようにスリーブ部材を下型に取付ける。下型とス
リーブによって囲まれたキャビティ内に光学素子成形用
素材を載置し、上型の突起部とスリーブの案内溝が嵌合
するように上型を取付ける。上下型およびスリーブを加
熱することにより、光学素子成形用素材を加熱軟化さ
せ、同時に、上下型によって光学素子成形用素材を押圧
する。その後、冷却し上型およびスリーブを取外し、光
学素子を取出す。また、光学素子成形素材は加熱軟化後
に搬送し、押圧してもよい。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る光学
素子成形方法および装置の実施例を説明する。
【0009】(実施例1)図1は実施例1の光学素子成
形装置を示す縦断面図、図2はスリーブを示す正面図お
よび断面図、図3は型を示す正面図および側面図、図4
は型とスリーブを示す組立断面図である。
【0010】(構成)本実施例の光学素子成形装置の型
位置出し機構を有する光学素子成形装置1は、上型3
と、下型4と、上型3を当付けるための半球状の突起の
頂点が上下型3,4を結ぶ軸心と同軸上にくるように設
置された上型押圧部材2と、スリーブ5と、下型4とス
リーブ5を載置し保持するためのマウント6と、上型
3、下型4、および、スリーブ5を加熱するためのヒー
タ8と、保温のためのカバー9と、上型押圧部材2を固
定するための上固定板10と、下型4を押上げるための
下型押圧部材7と、下型押圧部材7を垂直に上昇させる
ためのガイド14と、下型押圧部材7を上昇させるため
のエアシリンダ17と、昇降ロッド16とロードセル1
5と、底板11と、基礎台18と、基礎台18に立設し
た支柱13(互いに平行に4本立設してある)と、上固
定板10と底板11とを固定する固定支柱12(互いに
平行に4本立設してある)とで構成されている。
【0011】本実施例における型の位置出し機構は、ス
リーブ5と、上型3、および、下型4とで構成されてい
る。上型3と下型4は、図3に示すように同心円状に2
段の円柱状をなし、太径部の円柱はスリーブ5の内径部
に挿入可能になっている。さらに、太径部の円柱に角状
の突起部21を有し、細径部の円柱の端面には、所望の
光学素子の形状を転写させるための成形面を有してい
る。
【0012】スリーブ5は、内外径が同心に加工された
円筒形状をし、内径から外径に向かって角状の案内溝
(切欠き)20を設け、上下型3,4の突起部21a,
21bが挿入嵌合可能になっている。案内溝20は両端
にテーパを付けて広げ、突起部21a,21bは先端を
尖らせ、挿入しやすくしてある。
【0013】スリーブ5に設けられた案内溝20と、上
型3、および、下型4に設けられた突起部21a,21
bを挿入嵌合させたとき、上下型3,4の成形面の成形
位置(回転方向、シフト、および、チルト)が正確に合
うように、上下型3,4は、最太部である円柱の外径
(本実施例では10(+0 +0.005)mm )と2段の円柱の円
筒度、突起部21a,21bの幅(本実施例では2(+0
+0.005)mm )と突起部21a,21bと成形面のズレ
(上下型の成形面を所望する光学素子と同位置になるよ
うに合わせたとき、上下型3,4のそれぞれの突起部2
1a,21bの軸のズレ)、最太部の円柱の側面と成形
面の垂直度(本実施例では0.002mm)を正確に加工
している。
【0014】スリーブ5は、内径(本実施例では10(+
0.015 +0.020)mm )とその内径の円筒度(本実施例では
0.002mm)、案内溝20の幅(本実施例では2(+0.
010+0.015)mm )と案内溝20の同軸度(本実施例では
0.002mm)を正確に加工している。
【0015】上下型3,4とスリーブ5を挿入嵌合させ
たとき、上下型3,4の太径部とスリーブ5の内径の差
は、0.01〜0.02mmとしている。また、突起部2
1a,21bと案内溝20のクリアランスは0.005
〜0.015mmである。
【0016】上下型の突起部21a,21bがスリーブ
内の案内溝20にそって移動可能になっているため、上
下型がスリーブ内を移動可能になっている。上型3と下
型4は成形面を除いて同形状をしている。19は成形す
べき光学素子成形用素材である。
【0017】(作用)次に、上記構成からなる本実施例
の光学素子成形装置の動作を説明する。下型4の成形面
上に光学素子成形用素材19を載置し、上型3を組合せ
たものをマウント6に載置する。エアシリンダ17を作
動させることにより昇降ロッド16を上昇させ、上型3
の底面を上型押圧部材2に当付ける。上型押圧部材2は
半球状の突起が付いているため、上型3の底面が点で接
触する。その後、所望の荷重をかけながらヒータ8によ
って、上下型3,4とスリーブ5を加熱することによっ
て、光学素子成形用素材19を軟化させ上下型3,4の
成形面を転写させ徐冷して所望の光学素子を得る。光学
素子を押圧する成形圧はロードセル15によって制御さ
れる。また、ガイド14により、下型押圧部材7は垂直
に上昇する。カバー9と底板11と上固定板10によっ
て構成された成形室は、温度が逃げないように密封性が
高められている。
【0018】次に、本実施例の型の位置出し機構の作用
について説明する。まず、下型4の角状の突起部21b
とスリーブ5の角状の案内溝20を挿入嵌合させて下型
4とスリーブ5を組合せる。下型4の成形面上に光学素
子成形用素材19を載置する。次に上型3の角状の突起
部21aとスリーブ5の案内溝20を挿入嵌合させ、上
型3、下型4、スリーブ5、および、光学素子成形用素
材19のユニットを作る。上型3の最太部の径とスリー
ブ5の内径、下型4の最太部の径とスリーブ5の内径の
それぞれのクリアランスは0.01mmとしている。ま
た、角状の突起部21a,21bの幅と案内溝20の幅
とのクリアランスは0.006mmとしている。上下型
3,4とスリーブ5の材料は同一であるため、加熱中お
よび、加熱後もこのクリアランスは変わらない。ユニッ
トをマウント6に載置する。エアシリンダ17を作動さ
せることにより昇降ロッド16を上昇させ、上型3の底
面を上型押圧部材2に約1kgf/cm2 で当付ける。荷
重はロードセル15によって制御される。上型押圧部材
2には上下型3,4を結ぶ軸心と同軸上に頂点がくるよ
うに半球状の突起が付いているため、上型3の底面が点
で接触する。そのため、上型3はシフト、チルト、およ
び、回転方向に自由に移動可能になっている。その後、
所望の荷重をかけながらヒータ8によって、ユニットを
加熱することによって、光学素子成形用素材19を軟化
させる。この際、上下型3,4の突起部21a,21b
がスリーブ内の案内溝20にそって移動可能になってい
るため、上下型がスリーブ内を移動して加熱軟化された
光学素子成形用素材19を押圧し上下型3,4の成形面
を転写させる。その後、ユニット全体を徐冷して所望の
光学素子を得る。
【0019】(効果)本実施例によれば、予め成形位置
(回転方向、シフト、および、チルト)が正確に合うよ
うに加工された突起部21a,21bと案内溝20を有
する上下型3,4とスリーブ5とを挿入嵌合することに
より、位置出し成形を行うため成形面に対する成形位置
(回転方向、シフト、および、チルト)は、加工精度と
クリアランスのみに抑えることができる。本実施例で成
形した光学素子(レンズ)は、シフトのズレを0.01
mm以下、チルトのズレを1′以下、回転方向のズレを
0.23°以下に抑えることができた。
【0020】(実施例2)図5は実施例2のスリーブを
示す正面図および断面図、図6は実施例2の型を示す正
面図および側面図である。
【0021】(構成)本実施例における型の位置出し機
構は、2つの案内溝を有するスリーブ22と、2つの案
内溝と嵌合するような2つの突起部をそれぞれ有する上
下型25,26で構成されている。上型25は、実施例
1と同様に同心円状に2段の円柱状をなし、太径部の円
柱はスリーブ22の内径部に挿入可能になっている。さ
らに、太径部の円柱に角状の突起部27aを有し、突起
部27aの反対側(線対称となる位置)の太径部の円柱
に、突起部27aよりも短い突起部28aを有してい
る。下型26も同様に突起部27b,28bを有してお
り、上下型25,26は成形面を除いて同形状をしてい
る。
【0022】スリーブ22は、内外径が同心に加工され
た円筒形状をし、内径から外径に向かって角状の案内溝
(切欠き)23を設け、上下型25,26の突起部27
a,27bが挿入嵌合可能になっている。さらにスリー
ブ22には、案内溝23の反対側(線対称となる位置)
に案内溝23よりも細い角状の案内溝24を設け、上下
型25,26の突起部28a,28bが挿入嵌合可能に
なっている。
【0023】案内溝23,24は両端にテーパを付けて
広げ、突起部27a,27bおよび28a,28bは先
端を尖らせ、挿入しやすくしてある。スリーブ22に設
けられた案内溝23,24と上型25、および、下型2
6に設けられた突起部27a,27bおよび28a,2
8bを挿入嵌合させたとき、上下型25,26の成形面
の成形位置(回転方向、シフト、および、チルト)が正
確に合うように、スリーブ22の案内溝23の幅(本実
施例では2(+0.010 +0.015)mm )と案内溝23の同軸度
(本実施例では0.002mm)、案内溝24の幅(本実
施例では1(+0.002 +0.005)mm )と案内溝23の同軸度
(本実施例では0.002mm)、上下型25,26の突
起部27,28の幅(本実施例では2(+0+0.005)mmと1
(-0.005-0.002)mm )と突起部27,28と成形面のズ
レ(上下型の成形面を所望する光学素子と同位置になる
ように合わせたとき、上下型25,26のそれぞれの突
起部27aと27bの軸、突起部28aと28bの軸の
ズレ)が正確に加工されており、その他の治具の形状お
よび寸法は実施例1と同様である。
【0024】その他の構成は、実施例1と同様である。
【0025】(作用)次に、本実施例の型の位置出し機
構の作用について説明する。まず、下型26の角状の突
起部27bとスリーブ22の角状の案内溝23を挿入嵌
合させて下型26とスリーブ22を組合せ、さらに下型
26の角状の突起部28bとスリーブ22の角状の案内
溝24を挿入嵌合させる。下型26とスリーブ22によ
って作られたキャビティに光学素子成形用素材19を載
置する。次に上型25の角状の突起部27aとスリーブ
22の案内溝23を挿入嵌合させ、続いて上型25の角
状の突起部27aとスリーブ22の角状の案内溝24を
挿入嵌合させる。上型25、下型26、スリーブ22、
および、光学素子成形用素材19のユニットを作る。上
型25とスリーブ22、下型26とスリーブ22との径
方向のクリアランスは0.01mmとしている。また、突
起部27a,27bと案内溝23とのクリアランスは
0.006mmとしている。さらに突起部28a,28b
と案内溝24とのクリアランスは0.004mmとしてい
る。
【0026】その他の作用は、実施例1と同様である。
【0027】(効果)本実施例によれば、まずクリアラ
ンスの大きなスリーブ22の案内溝23と上下型25,
26の突起部27a,27bを挿入嵌合させて、あらか
たの型の位置出しを行い、続いてクリアランスの小さい
スリーブ22の案内溝24と上下型25,26の突起部
28a,28bを挿入嵌合させて、最終的に型の位置出
しを行うため、クリアランスの比較的大きな組合せで位
置出しをして、クリアランスの小さな組合せで最終的に
位置決めをすることになり、簡易に且つ、高精度に位置
出しされた光学素子を得ることができるようになった。
本実施例で成形した光学素子(レンズ)は、シフトのズ
レを0.01mm以下、チルトのズレを0.8′以下、回
転方向のズレを0.20°以下に抑えることができた。
【0028】その他の効果は、実施例1と同様である。
【0029】(実施例3)図7は実施例3の光学素子成
形装置を示す縦断面図、図8はスリーブを示す正面図お
よび断面図、図9は上型を示す正面図および側面図、図
10は下型を示す正面図および側面図である。
【0030】(構成)本実施例の光学素子成形装置の型
位置出し機構を有する光学素子成形装置52は、上型3
9と、下型40と、上型39を当付けるための半球状の
突起の頂点が上下型39,40を結ぶ軸心と同軸上にく
るように設置された上型押圧部材29と、上型39を保
持するための上型保持部材32と、上型39と上型保持
部材32との間を保ちつつ保持するための支持部材31
と、下型40を載置するためのマウント33と、下型4
0を熱嵌合によって保持するための嵌合リング35と、
下型40を押えつけるための押え治具36と、押え治具
36とマウント33とを留めるための留め治具37と、
上型押圧部材29を固定するための上固定板30と、マ
ウント33を押上げるための下型押圧部材34とで構成
されている。その他の光学素子成形装置52の構成は実
施例1の光学素子成形装置1と同様である。
【0031】次に本実施例における型の位置出し機構
は、角状の案内溝43を設けたスリーブ38と、案内溝
43と嵌合するような角状の突起部46を有した上型3
9と案内溝43と嵌合するような角状の突起部47を有
した下型40で構成されている。
【0032】上型39は、図9に示すように3段の円柱
状をなし、最太部である円柱は、上型保持部材32に保
持されるための段部48である。中間部の円柱に角柱状
の突起部46を有し、突起部46の先端は尖らせてあ
る。また、最細部である円柱の端面には、所望の光学素
子の形状を転写させるための成形面を有している。一
方、下型40は、図10に示すように3段の円柱状をな
し、最太部である円柱は、嵌合リング35によってマウ
ント33に嵌合固定されるための段部49である。中間
部の円柱に角柱状の突起部47を有し、突起部47の先
端は尖らせてある。また、最細部である円柱の端面に
は、所望の光学素子の形状を転写させるための成形面を
有している。
【0033】スリーブ38は内外径が同心に加工された
円筒状をし、両端面のほぼ中間位置の外周部に搬送用の
突起部45が帯状に、また、スリーブ38の両端面のほ
ぼ中間位置の内周部には光学素子成形用素材載置用の突
起部44が、案内溝43部を切欠いた帯状に設けられて
いる。スリーブ38は、内外径が同心に加工された円筒
形状をし、内径から外径に向かって角状の案内溝43を
設け、上下型39,40の突起部46,47が挿入嵌合
可能になっている。
【0034】案内溝43は両端にテーパを付けて広げ、
突起部46,47は先端を尖らせ、挿入しやすくしてあ
る。スリーブ38に設けられた案内溝43と、上型3
9、および、下型40に設けられた突起部46,47を
挿入嵌合させたとき、上下型39,40の成形面の成形
位置(回転方向、シフト、および、チルト)が正確に合
うように、上下型39,40は、中間部である円柱の外
径(本実施例では10(+0 +0.005)mm )と円筒度(本実
施例では0.002mm)、最細部の円柱の円筒度、最細
部の円柱と中間部の円柱との偏心(本実施例では0.0
01mm)、突起部46,47の幅(本実施例では2(+0+
0.005)mm)と突起部46,47と成形面のズレ(上下型
の成形面を所望する光学素子と同位置になるように合わ
せたとき、上下型39,40のそれぞれの突起部46,
47の軸のズレ)、中間部の円柱の側面と成形面の垂直
度(本実施例では0.002mm)、下型40の最太部の
円柱の外径を正確に加工している。また、スリーブ38
は、内径(本実施例では10(+0.015 +0.020)mm )とそ
の内径の円筒度(本実施例では0.002mm)、案内溝
43の幅(本実施例では2(+0.010 +0.015)mm )と案内
溝43の同軸度(本実施例では0.002mm)を正確に
加工している。上下型39,40とスリーブ38のクリ
アランスは0.01mm、上下型の突起部46,47と、
スリーブ38の案内溝43のクリアランスは0.008
mmとしている。また、上下型39,40の突起部46,
47がスリーブ38内の案内溝43にそって移動可能に
なっているため、上下型がスリーブ38内を移動可能に
なっている。上下型39,40は成形面と最太部を除い
て同形状をしている。
【0035】その他の構成は、実施例1と同様である。
【0036】(作用)本実施例の光学素子成形装置の型
位置出し機構を有する光学素子成形装置52の作用につ
いて説明する。マウント33に嵌合リング35を取付
け、嵌合リング35の中に下型40を載置する(嵌合リ
ング35は、マウント33よりも線膨張係数の大きな材
料を使用しており、加熱した際にマウント33に外周を
束縛された嵌合リング35は、中心方向に膨張し下型4
0を外周から押圧し、下型40とマウント33を嵌合固
定する。)。その状態で押え治具36と留め治具37で
固定する。次に円状の穴の開いた上型保持部材32に上
型39を挿入する。その際、穴は上型39の段部48の
直径よりも小さい径で且つ、上型39の中段部53の直
径と穴のクリアランスは0.1mmとなるようにしてい
る。上型39と上型保持部材32とを組合せたものを、
支持部材31によって、上固定板30に固定する。上型
39の底面と上型押圧部材29の半球状の突起との距離
は約1mmとしている。上下型39,40は、上型39の
突起部46と、下型40の突起部47がほぼ同方向にな
るように取付けてある。また、上型40は、回転方向、
シフト、およびチルトが自由になるように上型保持部材
32に載せてあるだけになっている。上型39と下型4
0を図示されないヒータによって加熱する。上下型3
9,40の表面温度は成形しようとする光学素子成形用
素材の転移点以下にする。
【0037】続いて、スリーブ38に光学素子成形用素
材41を載置し図示されない加熱手段によって光学素子
成形用素材41の軟化点以上まで加熱する。その後、加
熱軟化された光学素子成形用素材41を上型39、およ
び、下型40の型間に搬送し下型押圧部材34を上昇さ
せて、光学素子成形用素材41を押圧して上下型39,
40の成形面を転写させ、窒素ガスを吹きかけて冷却す
る。冷却後、下型押圧部材34を下降させてスリーブ3
8ごと取出し、押圧された光学素子を抜出して所望の光
学素子を得る。
【0038】次に、本実施例の型の位置出し機構の作用
について説明する。まず、スリーブ38の突起部44に
光学素子成形用素材41を載置し、スリーブ38ごと加
熱する。光学素子成形用素材41が軟化点以上になった
ら、上下型39,40のそれぞれの突起部46,47の
方向とほぼ同方向に案内溝43を向けて、上下型間に搬
送する。続いて下型押圧部材34を上昇させて、光学素
子成形用素材41を押圧する。その際、上下型39,4
0の突起部46,47がほぼ同方向になっているところ
にスリーブ38の案内溝43を上記の方向と近い方向に
して搬送し押圧するため、下型40の上昇にともない下
型40の突起部47がスリーブ38の案内溝43に挿入
していく。さらに上昇するとスリーブ38の案内溝43
に上型39の突起部46が挿入していく。スリーブ38
の案内溝43の両端にはテーパ42が付いているため、
上下型39,40の突起部46,47と、スリーブ38
の案内溝43の方向がほぼ合っていれば、テーパ42に
そって突起部46,47がスムーズに挿入していく。上
型押圧部材29は半球状の突起が付いているため、上型
39の底面が点で接触する。点で接触することにより上
型39のシフト、チルト、および、回転方向が自由に動
くことができ、且つ、荷重もかけることができる。本実
施例では上型39の底面が上型押圧部材29に約36kg
f/cm2 で当付けた。
【0039】その他の作用は、実施例1と同様である。
【0040】(効果)本実施例によれば、光学素子成形
用素材41を載置したスリーブ38を成形室外で加熱さ
せるため、スリーブ38に光学素子成形用素材41を載
置したものをいくつも用意して、加熱させておくことに
より、量産性が向上した。さらに、上下型39,40を
温めておき、加熱軟化した光学素子成形用素材41を搬
送して成形するため、常温から上下型39,40および
光学素子成形用素材41を載置したスリーブ38を加熱
し常温に冷却する必要がなくなり、サイクルタイムが大
幅に短縮できた。
【0041】その他の効果は、実施例1と同様である。
【0042】(実施例4)図11は実施例4のスリーブ
を示す正面図および断面図、図12は上型を示す正面図
および側面図、図13は下型を示す正面図および側面図
である。
【0043】(構成)本実施例は、角状で先端の開いた
案内溝55a,55bを設けたスリーブ54と、案内溝
55aと嵌合するような角状で先端の尖った突起部57
を有し、支持用の段部60を有する上型56と、案内溝
55bと嵌合するような角状で先端の尖った突起部59
を有し、嵌合リング35と嵌合させるための段部61を
有する下型58とで構成されている。案内溝55a,5
5bは縁にテーパを付けて広げてあり、突起部57,5
9は先端を尖らせてあるため、挿入しやすくなってい
る。
【0044】スリーブ54に設けられた案内溝55a,
55bと、上型56、および、下型58に設けられた突
起部57,59を挿入嵌合させ、上型56、および、下
型58に設けられた突起部57,59の先端がスリーブ
54に設けられた案内溝55a,55bの端部に当付け
られたとき、型間(成形面間)が所望の光学素子の厚み
と同様になるように、案内溝55a,55bの深さが正
確に加工されている。その他の加工は実施例3と同様に
なされている。上下型56,58とスリーブ54との径
方向のクリアランスは0.01mm、上下型56,58の
突起部57,59と、スリーブ54の案内溝55a,5
5bのクリアランスはそれぞれ0.008mmとしてい
る。
【0045】その他の構成は、実施例1と同様である。
【0046】(作用)次に、本実施例の型の位置出し機
構の作用について説明する。スリーブ54に保持された
光学素子成形用素材をスリーブ54ごと加熱し、上下型
間に搬送して押圧成形する際、上下型56,58の突起
部57,59が、スリーブ54の案内溝55a,55b
に挿入嵌合する。押圧を続けると突起部57,59の先
端が、案内溝55a,55bの底部に突き当たる。突き
当たった状態で上下型56,58の両成形面の成形位置
(シフト、チルト、および、回転方向)および型間が正
確に位置出しされている。
【0047】その他の作用は、実施例3と同様である。
【0048】(効果)本実施例によれば、スリーブ54
の案内溝55a,55bを先端の閉じた角状とし、上下
型56,58の突起部57,59を先端の閉じた角状と
したため、突起部57,59先端が、案内溝55a,5
5bの底部に突き当たる。突き当たった状態で、上下型
56,58の両成形面の成形位置(シフト、チルト、お
よび、回転方向)と型間が正確にでるように予め決めて
あるため、得られた光学素子は、両面の成形位置(シフ
ト、チルト、および、回転方向)と厚みが正確であるも
のが得られる。
【0049】その他の効果は、実施例3と同様である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光学素子成
形方法および装置によれば、光学素子の成形を行うため
の、上下型とスリーブ部材を予め正確に加工するため、
上下型とスリーブ部材を嵌合させて光学素子の成形を行
う際の、両成形面間のシフト、および、チルトの精度は
加工精度および型とスリーブ部材を嵌合するために必要
なクリアランスのみのズレに抑えられる。よって、高精
度にシフトおよびチルトの位置出しがされた光学素子が
成形できる。また、上下型の突起部およびスリーブ部材
の案内溝も、組合せたときに成形面が正確に位置出しさ
れるように予め寸法が正確に加工されているため、成形
される両面の回転方向のズレは、型とスリーブ部材を嵌
合するために必要なクリアランスのみに抑えることがで
きる。よって、高精度に型の回転方向の位置出しされた
光学素子が成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による光学素子成形装置を示
す縦断面図である。
【図2】実施例1の光学素子成形装置のスリーブを示す
正面図および断面図である。
【図3】実施例1の光学素子成形装置の型を示す正面図
および側面図である。
【図4】実施例1の光学素子成形装置におけるスリーブ
と型を示す組立断面図である。
【図5】実施例2の光学素子成形装置のスリーブを示す
正面図および断面図である。
【図6】実施例2の光学素子成形装置の型を示す正面図
および側面図である。
【図7】本発明の実施例3による光学素子成形装置を示
す縦断面図である。
【図8】実施例3の光学素子成形装置のスリーブを示す
正面図および断面図である。
【図9】実施例3の光学素子成形装置の上型を示す正面
図および側面図である。
【図10】実施例3の光学素子成形装置の下型を示す正
面図および側面図である。
【図11】実施例4の光学素子成形装置のスリーブを示
す正面図および断面図である。
【図12】実施例4の光学素子成形装置の上型を示す正
面図および側面図である。
【図13】実施例4の光学素子成形装置の下型を示す正
面図および側面図である。
【符号の説明】
1 光学素子成形装置 2 上型押圧部材 3 上型 4 下型 5 スリーブ 6 マウント 7 下型押圧部材 8 ヒータ 9 カバー 10 上固定板 11 底板 12 固定支柱 13 支柱 14 ガイド 15 ロードセル 16 昇降ロッド 17 エアシリンダ 18 基礎台 19 光学素子成形用素材 20 案内溝 21 突起部 21a 突起部 21b 突起部 22 スリーブ 23 案内溝 24 案内溝 25 上型 26 下型 27 突起部 27a 突起部 27b 突起部 28 突起部 28a 突起部 28b 突起部 29 上型押圧部材 30 上固定板 31 支持部材 32 上型保持部材 33 マウント 34 下型押圧部材 35 嵌合リング 36 押え治具 37 留め治具 38 スリーブ 39 上型 40 下型 41 光学素子成形用素材 42 テーパ 43 案内溝 44 突起部 45 突起部 46 突起部 47 突起部 48 段部 49 段部 52 光学素子成形装置 53 中段部 54 スリーブ 55a 案内溝 55b 案内溝 56 上型 57 突起部 58 下型 59 突起部 60 段部 61 段部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型、下型の間に熱可塑性の光学素子成
    形用素材を挿入して、上型、下型の押圧によりスリーブ
    内にて光学素子を成形する光学素子成形装置において、
    上下型で熱可塑性の光学成形用素材をスリーブ内にて挟
    み込んだときに、上下型の成形面を所望の光学素子の面
    形状と同位置に位置出しするように、突起または溝状の
    嵌合部を有する上下型と、前記嵌合部に対応して嵌め合
    う形状をもった嵌合部を有するスリーブとを具備するこ
    とを特徴とする光学素子成形装置。
  2. 【請求項2】 上下型のどちらか一方の底面または前記
    底面に押圧する部材の少なくとも一方に前記底面と前記
    押圧する部材とが点で接触するような形状をもたせたこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学素子成形装置。
  3. 【請求項3】 上型、下型の間に熱可塑性の光学素子成
    形用素材を挿入して、上型、下型の押圧によりスリーブ
    内にて光学素子を成形する光学素子成形装置において、
    上下型で熱可塑性の光学成形用素材をスリーブ内にて挟
    み込んだときに、上下型の成形面を所望の光学素子の面
    形状と同位置に位置出ししさらに上下型間を所望の光学
    素子の厚みと同距離にするように突起または溝状の嵌合
    部を有する上下型と、前記嵌合部に対応して嵌め合う形
    状をもった嵌合部を有するスリーブとを具備することを
    特徴とする光学素子成形装置。
  4. 【請求項4】 上型、下型の間に熱可塑性の光学素子成
    形用素材を挿入して、上型、下型の押圧によりスリーブ
    内にて光学素子を成形する光学素子成形方法において、
    上下型でスリーブ内に配置した熱可塑性の光学素子成形
    用素材を挟み込む工程と、前記挟み込む工程の際上下型
    に設けた突起または溝状の嵌合部とスリーブに設けた前
    記嵌合部に対応して嵌め合う形状をもった嵌合部を嵌合
    させる工程と、上下型でスリーブ内に配置した熱可塑性
    の光学素子成形用素材を挟み込んだものを上下型の押圧
    を継続しつつ加熱する工程とを有することを特徴とする
    光学素子成形方法。
  5. 【請求項5】 光学素子を押圧する際、上下型のどちら
    か一方の底面が前記押圧を継続する部材と点で接触する
    ことを特徴とする請求項4記載の光学素子成形方法。
  6. 【請求項6】 上型、下型の間に熱可塑性の光学成形用
    素材を挿入して、上型、下型の押圧によりスリーブ内に
    て光学素子を成形する光学素子成形方法において、スリ
    ーブ内に配置した熱可塑性の光学素子成形用素材を加熱
    軟化させる工程と、前記スリーブを上型、下型の間に搬
    送する工程と、上下型で光学素子を押圧しつつ上下型に
    設けた突起または溝状の嵌合部とスリーブに設けた前記
    嵌合部に対応して嵌め合う形状をもった嵌合部を嵌合さ
    せる工程とを有することを特徴とする光学素子成形方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102503082A (zh) * 2011-10-18 2012-06-20 豪雅光电科技(苏州)有限公司 模压成形装置及光学元件的制造方法

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