JPH0813369B2 - 棒材の熱間圧延ライン - Google Patents
棒材の熱間圧延ラインInfo
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- JPH0813369B2 JPH0813369B2 JP2339260A JP33926090A JPH0813369B2 JP H0813369 B2 JPH0813369 B2 JP H0813369B2 JP 2339260 A JP2339260 A JP 2339260A JP 33926090 A JP33926090 A JP 33926090A JP H0813369 B2 JPH0813369 B2 JP H0813369B2
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- rolling
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/48—Tension control; Compression control
- B21B37/52—Tension control; Compression control by drive motor control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/16—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
- B21B1/18—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section in a continuous process
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/08—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process
- B21B13/10—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process all axes being arranged in one plane
- B21B13/103—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process all axes being arranged in one plane for rolling bars, rods or wire
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、鋼または非鉄金属からなるビレットを棒
材、線材、管材、その他円形または環形の断面長尺材
（以下棒材という）に圧延する際の寸法制御を可能とす
る熱間圧延ラインに関するものである。
材、線材、管材、その他円形または環形の断面長尺材
（以下棒材という）に圧延する際の寸法制御を可能とす
る熱間圧延ラインに関するものである。
［従来の技術］ 本発明に関わる従来の棒材の熱間圧延ラインとして、
特開昭62−230415号公報で提示されているレイアウトを
第５図に示す。図示の通りビットは加熱炉１で再加熱さ
れた後に粗圧延機群２、中間圧延機群３、仕上圧延機群
５を経て棒材の製品に圧延され冷却床７で冷却される。
該仕上圧延機群５においては、２ロール圧延機に比べ加
工効率が良く、また、寸法精度も良い３ロール圧延機を
使用しており、そして、この３ロール圧延機の寸法精度
の機能をさらに高めるため該仕上げ圧延機群５の下流に
条材寸法計測器６を配置し、圧延材の断面プロフィルを
測定し、その測定結果に応じた３ロールへの寸法制御し
て製品の寸法精度の向上を図っている。
特開昭62−230415号公報で提示されているレイアウトを
第５図に示す。図示の通りビットは加熱炉１で再加熱さ
れた後に粗圧延機群２、中間圧延機群３、仕上圧延機群
５を経て棒材の製品に圧延され冷却床７で冷却される。
該仕上圧延機群５においては、２ロール圧延機に比べ加
工効率が良く、また、寸法精度も良い３ロール圧延機を
使用しており、そして、この３ロール圧延機の寸法精度
の機能をさらに高めるため該仕上げ圧延機群５の下流に
条材寸法計測器６を配置し、圧延材の断面プロフィルを
測定し、その測定結果に応じた３ロールへの寸法制御し
て製品の寸法精度の向上を図っている。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、前記公報の条材寸法計測器６を３ロール圧延
機の下流に配置した場合の３方ロールの圧下量、回転数
の寸法制御は、フィードバック方式の制御でありこれで
は棒材の寸法精度に限界がある。
機の下流に配置した場合の３方ロールの圧下量、回転数
の寸法制御は、フィードバック方式の制御でありこれで
は棒材の寸法精度に限界がある。
また、３方ロール圧延機入側の圧延素材形状は上流が
２ロール圧延機であるため、第３図の（Ａ）に示すよう
な偏径差の大きい形状となり、長径と短径の差が0.1〜
0.5mm程度あるのが通例である。ところで、このような
形状を３方ロール圧延機で圧延する場合にスタンド間で
捩じれが生じた時、第３図（Ａ）で示す２ロール圧延に
よる最大径の左右径13が第３図（Ｂ）の３方ロール圧延
時に16の位置に相当することがあり、その際、ロール隙
間23で噛出し17が発生し製品疵の原因となる。このよう
な時は噛出しが発生しないように２ロール圧延で圧下量
の調整などして偏径差を小さくし、あるいは３方ロール
でその形状に対応した圧下圧延する必要があるが、前記
公報の３方ロール圧延機の下流に配置した条材寸法測定
器の位置では２ロール圧延素材のプロフィルが測定でき
ず、従って２ロール圧延への寸法制御ができないという
欠点を有していた。
２ロール圧延機であるため、第３図の（Ａ）に示すよう
な偏径差の大きい形状となり、長径と短径の差が0.1〜
0.5mm程度あるのが通例である。ところで、このような
形状を３方ロール圧延機で圧延する場合にスタンド間で
捩じれが生じた時、第３図（Ａ）で示す２ロール圧延に
よる最大径の左右径13が第３図（Ｂ）の３方ロール圧延
時に16の位置に相当することがあり、その際、ロール隙
間23で噛出し17が発生し製品疵の原因となる。このよう
な時は噛出しが発生しないように２ロール圧延で圧下量
の調整などして偏径差を小さくし、あるいは３方ロール
でその形状に対応した圧下圧延する必要があるが、前記
公報の３方ロール圧延機の下流に配置した条材寸法測定
器の位置では２ロール圧延素材のプロフィルが測定でき
ず、従って２ロール圧延への寸法制御ができないという
欠点を有していた。
［課題を解決するための手段及び作用］ 本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであ
り、その要旨とするところは、仕上圧延機群の下流側の
少なくとも２つのスタンドを３方ロール圧延機とし、上
流側は２ロール圧延機で構成した棒材の熱間圧延ライン
において、前記３方ロール圧延機と２ロール圧延機の間
に、圧延素材の断面プロフィルを測定する条材寸法計測
器と、該条材寸法計測器からの断面プロフィル出力を寸
法演算しその演算で得られた寸法と値と予め設定した最
適寸法値とを比較演算し、２ロール圧延機のロールの圧
下量または／および回転数の必要修正量を計算する計算
機と、該計算機からの上記必要修正量の出力によりロー
ルの圧下量を制御する圧下制御装置と回転数を制御する
回転制御装置とからなり、該２ロール圧延機の圧延寸法
を制御するように構成した棒材の熱間圧延ラインであ
る。さらには、上記の計算機が２ロール圧延機と３方ロ
ール圧延機の両方の必要修正量を計算するものとし、そ
うして、ロールの圧下量を制御する圧下制御装置と回転
数を制御する回転制御装置とにより２ロール圧延機と３
方ロール圧延機の圧延寸法を制御するように構成した棒
材の熱間圧延ラインである。
り、その要旨とするところは、仕上圧延機群の下流側の
少なくとも２つのスタンドを３方ロール圧延機とし、上
流側は２ロール圧延機で構成した棒材の熱間圧延ライン
において、前記３方ロール圧延機と２ロール圧延機の間
に、圧延素材の断面プロフィルを測定する条材寸法計測
器と、該条材寸法計測器からの断面プロフィル出力を寸
法演算しその演算で得られた寸法と値と予め設定した最
適寸法値とを比較演算し、２ロール圧延機のロールの圧
下量または／および回転数の必要修正量を計算する計算
機と、該計算機からの上記必要修正量の出力によりロー
ルの圧下量を制御する圧下制御装置と回転数を制御する
回転制御装置とからなり、該２ロール圧延機の圧延寸法
を制御するように構成した棒材の熱間圧延ラインであ
る。さらには、上記の計算機が２ロール圧延機と３方ロ
ール圧延機の両方の必要修正量を計算するものとし、そ
うして、ロールの圧下量を制御する圧下制御装置と回転
数を制御する回転制御装置とにより２ロール圧延機と３
方ロール圧延機の圧延寸法を制御するように構成した棒
材の熱間圧延ラインである。
すなわち、本発明は条材寸法計測器を３方ロール圧延
機入側前に配置して、３方ロールの仕上圧延機での圧延
前に２ロール圧延素材の断面プロフィルを事前に測定
し、その結果に基づき２ロール圧延素材自体の寸法形状
を２ロール圧延機の制御によって修正し、事前に良好な
素材として３方ロール圧延機に供給するもので、あるい
はまた２ロール圧延機と３方ロール圧延機の寸法制御を
同時に可能として、噛出し疵もない最も形状、寸法精度
の高い棒材製品を製造することにある。
機入側前に配置して、３方ロールの仕上圧延機での圧延
前に２ロール圧延素材の断面プロフィルを事前に測定
し、その結果に基づき２ロール圧延素材自体の寸法形状
を２ロール圧延機の制御によって修正し、事前に良好な
素材として３方ロール圧延機に供給するもので、あるい
はまた２ロール圧延機と３方ロール圧延機の寸法制御を
同時に可能として、噛出し疵もない最も形状、寸法精度
の高い棒材製品を製造することにある。
以下、本発明についてさらに図を基にし説明する。
請求項１の熱間圧延ラインを第１図に実施例図として
示す。図で示す圧延ラインは、４、６の条材寸法計測器
を除き１の加熱炉から７の冷却床までの設備配置は従来
の技術の項で述べた第５図と全く同じである。よって、
これら設備の説明は省略するが、本実施例では４の条材
寸法計測器の配置位置を２台の３方ロール圧延機を有す
る５の仕上圧延機群と上流の複数の水平ロールと垂直ロ
ールが交互で最下流を垂直ロールとして構成した２ロー
ル圧延機の中間圧延機群３との間に設けている。そして
該条材寸法測定器４で２ロール圧延素材の断面プロフィ
ルを測定した出力を受ける計算機８を設け、該計算機で
はこの出力された断面プロフィルから第４図に例示され
た圧延素材の左右計13、天地径14、肩径18、19の各径寸
法を演算し求め、さらに得られた各径の寸法値とあらか
じめ３方ロール圧延機の圧延特性より設定した最適３方
ロール圧延機入側素材形状の左右径、天地径、各肩径と
の差により、上流の２ロール圧延機のロールの圧下位置
及び回転数の必要修正量を演算する計算機８を設け、そ
の必要修正量を３の中間圧延機群の２ロール圧延機に設
置した圧下制御装置９と回転制御装置10にそれぞれ出力
し２ロール圧延機を制御調整して、良好な断面寸法の圧
延素材を３方ロール圧延機に供給できるように構成した
棒材の熱間圧延ラインである。
示す。図で示す圧延ラインは、４、６の条材寸法計測器
を除き１の加熱炉から７の冷却床までの設備配置は従来
の技術の項で述べた第５図と全く同じである。よって、
これら設備の説明は省略するが、本実施例では４の条材
寸法計測器の配置位置を２台の３方ロール圧延機を有す
る５の仕上圧延機群と上流の複数の水平ロールと垂直ロ
ールが交互で最下流を垂直ロールとして構成した２ロー
ル圧延機の中間圧延機群３との間に設けている。そして
該条材寸法測定器４で２ロール圧延素材の断面プロフィ
ルを測定した出力を受ける計算機８を設け、該計算機で
はこの出力された断面プロフィルから第４図に例示され
た圧延素材の左右計13、天地径14、肩径18、19の各径寸
法を演算し求め、さらに得られた各径の寸法値とあらか
じめ３方ロール圧延機の圧延特性より設定した最適３方
ロール圧延機入側素材形状の左右径、天地径、各肩径と
の差により、上流の２ロール圧延機のロールの圧下位置
及び回転数の必要修正量を演算する計算機８を設け、そ
の必要修正量を３の中間圧延機群の２ロール圧延機に設
置した圧下制御装置９と回転制御装置10にそれぞれ出力
し２ロール圧延機を制御調整して、良好な断面寸法の圧
延素材を３方ロール圧延機に供給できるように構成した
棒材の熱間圧延ラインである。
次に、該圧延ラインにおいての寸法制御の動作につい
て模式的に説明する。例えば、条材寸法計測器４からの
圧延素材形状が、第４図の（Ａ）の最適２ロール圧延素
材寸法であれば修正量はほとんどゼロであることから、
２ロールの圧下量、ロール回転数はそのままの状態を維
持することになる。
て模式的に説明する。例えば、条材寸法計測器４からの
圧延素材形状が、第４図の（Ａ）の最適２ロール圧延素
材寸法であれば修正量はほとんどゼロであることから、
２ロールの圧下量、ロール回転数はそのままの状態を維
持することになる。
一方、同図の（Ｂ）の左右径が大きい場合には、２ロ
ールの圧下量の増加及び回転数の減少をすべき必要修正
量の出力が出され、その修正量に応じて圧下制御装置９
は２ロール中間圧延機群の最下流垂直ロールスタンドの
１つ前の水平ロールスタンドのロール位置を狭めて圧下
量を大きくし、また、回転制御装置10ではその最下流の
垂直ロールスタンドと１つ前の水平ロールスタンド間の
張力を引張ることで、左右径を小さくし偏径量の小さい
圧延素材が得られる。
ールの圧下量の増加及び回転数の減少をすべき必要修正
量の出力が出され、その修正量に応じて圧下制御装置９
は２ロール中間圧延機群の最下流垂直ロールスタンドの
１つ前の水平ロールスタンドのロール位置を狭めて圧下
量を大きくし、また、回転制御装置10ではその最下流の
垂直ロールスタンドと１つ前の水平ロールスタンド間の
張力を引張ることで、左右径を小さくし偏径量の小さい
圧延素材が得られる。
このようにして２ロールの制御調整で圧延された圧延
素材が３方ロール圧延機へ供給することにより噛出し疵
もなく良好な断面寸法の棒材製品が製造される。
素材が３方ロール圧延機へ供給することにより噛出し疵
もなく良好な断面寸法の棒材製品が製造される。
次に、請求項２の熱間圧延ラインを第２図に実施例図
として示す。第２図は上述の請求項１の発明で得られる
寸法精度よりも、さらに高精度の寸法要求に対応し得る
寸法制御の圧延ラインであり、該請求項１に加えて、８
の計算機が３方ロール圧延機の演算、出力をも行い、更
に、３方ロール圧延機の圧下制御装置と回転制御装置を
設けて、２ロール圧延機と３方ロール圧延機の両圧延寸
法を制御するように構成した棒材の熱間圧延ラインであ
る。
として示す。第２図は上述の請求項１の発明で得られる
寸法精度よりも、さらに高精度の寸法要求に対応し得る
寸法制御の圧延ラインであり、該請求項１に加えて、８
の計算機が３方ロール圧延機の演算、出力をも行い、更
に、３方ロール圧延機の圧下制御装置と回転制御装置を
設けて、２ロール圧延機と３方ロール圧延機の両圧延寸
法を制御するように構成した棒材の熱間圧延ラインであ
る。
すなわち、計算機８では条材寸法計測器４より出力さ
れた断面プロフィルから第４図に例示された圧延素材の
左右径13、天地径14、肩径18、19の各径寸法を演算し求
め、さらに得られた各径の寸法値とあらかじめ３方ロー
ル圧延機の圧延特性より設定した最適３方ロール圧延機
入側素材形状の左右径、天地径、各肩径との差により２
ロール圧延機とは他に、３方ロール圧延機のロールの圧
下位置と回転数の必要修正制御量を演算し、その修正量
を３方ロール圧延機の仕上圧延機群５に設けられた圧下
制御装置11と回転制御装置位置12にそれぞれ出力して、
３方ロールをも制御調整できるように構成した棒材の熱
間圧延ラインである。
れた断面プロフィルから第４図に例示された圧延素材の
左右径13、天地径14、肩径18、19の各径寸法を演算し求
め、さらに得られた各径の寸法値とあらかじめ３方ロー
ル圧延機の圧延特性より設定した最適３方ロール圧延機
入側素材形状の左右径、天地径、各肩径との差により２
ロール圧延機とは他に、３方ロール圧延機のロールの圧
下位置と回転数の必要修正制御量を演算し、その修正量
を３方ロール圧延機の仕上圧延機群５に設けられた圧下
制御装置11と回転制御装置位置12にそれぞれ出力して、
３方ロールをも制御調整できるように構成した棒材の熱
間圧延ラインである。
この該熱間圧延ラインによる寸法制御の動作について
模式的に説明する。例えば第４図（Ｂ）の左右径13が大
きい場合、２ロール圧延機での制御動作は上記の請求項
１の所で記載した通りの圧下量の増加・張力の引張り制
御を行い、条材寸法計測器４〜計算機８から得られた圧
延素材寸法値が、設定した高精度寸法の３方ロール圧延
機入側素材形状寸法値に対しまだ左右径13が大き目であ
る時、計算機８からその必要修正量が３方ロール圧延機
に設けた圧下制御装置11および回転制御装置12に出力さ
れ、それぞれ修正量に応じて１台目の３方ロール圧延機
のロール位置を狭めて圧下量を大きくし、上流の２ロー
ル圧延機と１台目の３方ロール圧延機間の張力を引張と
した回転数を増す寸法制御を行う。そして最下流の２台
目の３方ロール圧延機で最終仕上調整圧延を行えばよ
い。
模式的に説明する。例えば第４図（Ｂ）の左右径13が大
きい場合、２ロール圧延機での制御動作は上記の請求項
１の所で記載した通りの圧下量の増加・張力の引張り制
御を行い、条材寸法計測器４〜計算機８から得られた圧
延素材寸法値が、設定した高精度寸法の３方ロール圧延
機入側素材形状寸法値に対しまだ左右径13が大き目であ
る時、計算機８からその必要修正量が３方ロール圧延機
に設けた圧下制御装置11および回転制御装置12に出力さ
れ、それぞれ修正量に応じて１台目の３方ロール圧延機
のロール位置を狭めて圧下量を大きくし、上流の２ロー
ル圧延機と１台目の３方ロール圧延機間の張力を引張と
した回転数を増す寸法制御を行う。そして最下流の２台
目の３方ロール圧延機で最終仕上調整圧延を行えばよ
い。
このようにして、２ロール圧延機と３方ロール圧延機
の寸法制御を同時に可能とした熱間圧延ラインで製造し
た棒材は、表面欠陥がなくしかも偏径量のない極めて高
精度の断面寸法が得られる。
の寸法制御を同時に可能とした熱間圧延ラインで製造し
た棒材は、表面欠陥がなくしかも偏径量のない極めて高
精度の断面寸法が得られる。
なお、上述した仕上圧延機群では３方ロール圧延機を
２台配置した例で説明したが、本発明では仕上圧延機群
中に２ロール圧延機を設けることは何ら限定するもので
はない。ただし、その際は下流に少なくとも２台の３方
ロール圧延機を配置するものとし、上流の２ロール圧延
機との間に条材寸法計測器を設けて上流側の２ロール圧
延機と３方ロール圧延機の寸法制御が可能とする熱間圧
延ラインにする。
２台配置した例で説明したが、本発明では仕上圧延機群
中に２ロール圧延機を設けることは何ら限定するもので
はない。ただし、その際は下流に少なくとも２台の３方
ロール圧延機を配置するものとし、上流の２ロール圧延
機との間に条材寸法計測器を設けて上流側の２ロール圧
延機と３方ロール圧延機の寸法制御が可能とする熱間圧
延ラインにする。
［発明の効果］ 本発明の熱間圧延ラインによれば、事前に３方ロール
で仕上圧延する圧延素材の断面プロフィルが分かり、３
方ロール圧延機圧延素材の２ロール圧延に対して寸法制
御が可能であることから良好な素材を３方ロール圧延機
へ供給でき、またその圧延素材の形状に対応した３方ロ
ール仕上圧延の寸法制御ができるので、得られる棒材製
品は表面疵の発生がなく、しかも寸法精度の高いものと
なるので産業上の効果は極めて顕著なものがある。
で仕上圧延する圧延素材の断面プロフィルが分かり、３
方ロール圧延機圧延素材の２ロール圧延に対して寸法制
御が可能であることから良好な素材を３方ロール圧延機
へ供給でき、またその圧延素材の形状に対応した３方ロ
ール仕上圧延の寸法制御ができるので、得られる棒材製
品は表面疵の発生がなく、しかも寸法精度の高いものと
なるので産業上の効果は極めて顕著なものがある。
第１図および第２図は本発明の棒材寸法制御の熱間圧延
ラインを示し、それぞれ本発明請求項の１、２の実施例
図、第３図は（Ａ）の２ロール圧延素材の最大径部（左
右径）がスタンド間で捩じれて（Ｂ）の３方ロール圧延
機によって圧延される場合、噛出しとなることを示す説
明図、第４図は３方ロール圧延入側における２ロール圧
延素材の断面形状例を示し、（Ａ）はその偏径差の小さ
い最適な圧延素材、（Ｂ）は左右径が大きい偏径差のあ
る圧延素材、第５図は従来例の熱間圧延ラインを示す図
である。 １……加熱炉、２……粗圧延機群、３……中間圧延機
群、４……条材寸法計測器、５……仕上圧延機群、８…
…計算機、9,11……圧下制御装置、10,12……回転制御
装置、13……左右径、14……天地径、18,19……肩径、2
5……圧延方向。
ラインを示し、それぞれ本発明請求項の１、２の実施例
図、第３図は（Ａ）の２ロール圧延素材の最大径部（左
右径）がスタンド間で捩じれて（Ｂ）の３方ロール圧延
機によって圧延される場合、噛出しとなることを示す説
明図、第４図は３方ロール圧延入側における２ロール圧
延素材の断面形状例を示し、（Ａ）はその偏径差の小さ
い最適な圧延素材、（Ｂ）は左右径が大きい偏径差のあ
る圧延素材、第５図は従来例の熱間圧延ラインを示す図
である。 １……加熱炉、２……粗圧延機群、３……中間圧延機
群、４……条材寸法計測器、５……仕上圧延機群、８…
…計算機、9,11……圧下制御装置、10,12……回転制御
装置、13……左右径、14……天地径、18,19……肩径、2
5……圧延方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２１Ｂ 37/78 Ｂ２１Ｂ 37/12 ＢＢＧ ＢＢＳ
Claims (2)
- 【請求項１】仕上圧延機群の下流側の少なくとも２つの
スタンドを３方ロール圧延機とし、上流側は２ロール圧
延機で構成した棒材の熱間圧延ラインにおいて、前記３
方ロール圧延機と２ロール圧延機の間に、圧延素材の断
面プロフィルを測定する条材寸法計測器と、該条材寸法
計測器からの断面プロフィル出力を寸法演算しその演算
で得られた寸法値と予め設定した最適寸法値とを比較演
算し、２ロール圧延機のロールの圧下量または／および
回転数の必要修正量を計算する計算機と、該計算機から
の上記必要修正量の出力によりロールの圧下量を制御す
る圧下制御装置と回転数を制御する回転制御装置とから
なり、前記２ロール圧延機の圧延寸法を制御するように
構成した棒材の熱間圧延ライン。 - 【請求項２】仕上圧延機群の下流側の少なくとも２つの
スタンドを３方ロール圧延機とし、上流側は２ロール圧
延機で構成した棒材の熱間圧延ラインにおいて、前記３
方ロール圧延機と２ロール圧延機の間に、圧延素材の断
面プロフィルを測定する条材寸法計測器と、該条材寸法
計測器からの断面プロフィル出力を寸法演算しその演算
で得られた寸法値と予め設定した最適寸法値とを比較演
算し、２ロール圧延機および３方ロール圧延機の各ロー
ルの圧下量または／および回転数の必要修正量を計算す
る計算機と、該計算機からの上記必要修正量の出力によ
り２ロール圧延機および３方ロール圧延機の各ロールの
圧下量を制御する圧下制御装置と回転数を制御する回線
制御装置とからなり、前記２ロール圧延機および３方ロ
ール圧延機の両圧延寸法を制御するように構成した棒材
の熱間圧延ライン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339260A JPH0813369B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 棒材の熱間圧延ライン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339260A JPH0813369B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 棒材の熱間圧延ライン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04200916A JPH04200916A (ja) | 1992-07-21 |
| JPH0813369B2 true JPH0813369B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=18325768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2339260A Expired - Lifetime JPH0813369B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 棒材の熱間圧延ライン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813369B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61283408A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 圧延装置 |
| JPH074607B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1995-01-25 | 住友金属工業株式会社 | 棒材等の精密圧延方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2339260A patent/JPH0813369B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04200916A (ja) | 1992-07-21 |
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