JPH08133334A - テーピング包装部品連およびその製造方法 - Google Patents

テーピング包装部品連およびその製造方法

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JPH08133334A
JPH08133334A JP27491694A JP27491694A JPH08133334A JP H08133334 A JPH08133334 A JP H08133334A JP 27491694 A JP27491694 A JP 27491694A JP 27491694 A JP27491694 A JP 27491694A JP H08133334 A JPH08133334 A JP H08133334A
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JP
Japan
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tape
taping
carrier tape
chip
seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP27491694A
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English (en)
Inventor
Hisanobu Wada
久信 和田
Masato Hashimoto
正人 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動実装されるテーピング包装部品連におい
て、テーピングリールの着色による品種区分を行うこと
なく、安価にチップ部品を提供できるテーピング包装部
品連およびその製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 多数のチップ部品1の収納凹部2を有するキ
ャリアテープ3と、キャリアテープ3の裏面部に張り付
けられたボトムテープ4と、収納凹部2に収納されたチ
ップ部品1と、チップ部品1を保持しチップ部品1の品
種の識別が可能なように着色したシールテープ5と、シ
ールテープ5の先端のキャリアテープ3がテーピングリ
ールから離脱するのを防ぐための粘着テープ6とから構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度配線回路に用い
られるチップ部品のテーピング包装部品連およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の軽薄短小化に対する要
求がますます増大していく中、回路基板の配線密度を高
めるため、実装される部品は非常に小形なチップ部品が
多く用いられるようになってきた。その包装形態は、テ
ーピング包装が主流となっている。実装されるチップ部
品も多種にわたり生産、使用されてきているため、チッ
プ部品が包装されるテーピングリールを品種毎に色分け
し、生産者側の異品種の出荷防止および使用者側の異品
種実装防止の対策としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テーピングリ
ールを色分けし生産することは、一種類のテーピングリ
ールを大量に生産するよりコスト高となるといった課題
を有している。
【0004】本発明は、このような課題を解決するもの
で、色分けされたテーピングリールを使用せず、一種類
のテーピングリールを使用し、テーピングリールのコス
トを下げ、安価にチップ部品を供給することができるテ
ーピング包装部品連およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のテーピング包装部品連は、複数のチップ部品
の収納凹部を有するキャリアテープと、前記収納凹部に
収納されたチップ部品と、前記チップ部品の品種の識別
が可能なように別々の色に着色し、前記チップ部品を保
持するように前記キャリアテープ上に設けられたシール
テープと、前記シールテープの先端の前記キャリアテー
プがテーピングリールから離脱するのを防ぐための粘着
テープとを有するものである。
【0006】
【作用】このような構成によれば、テーピングリールは
一般的にたてて出荷作業を行うので、テープへ着色する
ことによりテーピングリール側面部からの識別が容易に
できる。またテーピングリールを実装機に装着する場
合、テープの先端部の色を確認しながら実装機に装着す
るので確実に作業が行える。従って、テーピングリール
に着色を施さなくても容易に品種区分が行えるので、テ
ーピングリールのコストを下げ、安価にチップ部品を供
給できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例のテーピング包装部品
連およびその製造方法について図面を用いて説明する。
【0008】(実施例1)図1(a)は本実施例におけ
るテーピング包装部品連の概略図、図1(b)および
(c)は、図1(a)のA−BおよびC−D間の断面図
である。
【0009】図1において、本実施例のテーピング包装
部品連は、複数のチップ部品1の収納凹部2を有し、か
つ古紙からなるキャリアテープ3と、キャリアテープ3
の裏面部に張り付けられた、和紙からなるボトムテープ
4と、収納凹部2に収納されたチップ部品1と、チップ
部品1を保持し、チップ部品1の品種の識別が可能なよ
うに着色したポリスチレンからなるシールテープ5と、
シールテープ5の先端のキャリアテープ3がテーピング
リールから離脱するのを防ぐための上質紙からなる粘着
テープ6とから構成される。なお、シールテープ5およ
びボトムテープ4の片面には熱接着型の接着剤が塗布さ
れ、粘着テープ6には図示していないが常温で粘着力の
ある装着層が形成されている。
【0010】次に、図1に示した本実施例のテーピング
包装部品連の製造方法について説明する。まず、キャリ
アテープ3に、チップ部品1を挿入するための収納凹部
2をパンチング機で打ち抜く。次に、パンチングによる
けば・ばりをバーナーによる熱処理で除去する。次にキ
ャリアテープ3の裏面部にボトムテープ4を180℃に
加熱したこてにより熱接着する。次に、収納凹部2にチ
ップ部品1を挿入する。次に収納凹部2を完全に覆うよ
うにシールテープ5を180℃に加熱したこてにより熱
接着する。さらにシールテープ5を張り付け済みのキャ
リアテープ3をテーピングリールに巻取る。最後にシー
ルテープ5の先端部がテーピングリールから離脱するの
を防ぐために、シールテープ5の先端部に粘着テープ6
を張り付ける。以上の一連の工程により、本実施例1の
テーピング包装部品連を製造する。
【0011】(実施例2)図2(a)は本実施例におけ
るテーピング包装部品連の概略図、図2(b)および
(c)は、図2(a)のE−FおよびG−H間の断面図
である。
【0012】図2において、本実施例のテーピング包装
部品連は、複数のチップ部品1の収納凹部2を有し、か
つチップ部品1の品種の識別が可能なように着色した古
紙からなるキャリアテープ3と、キャリアテープ3の裏
面部に張り付けられた、和紙からなるボトムテープ4
と、収納凹部2に収納されたチップ部品1と、チップ部
品1を保持するための、ポリスチレンからなるシールテ
ープ5と、シールテープ5の先端のキャリアテープ3が
テーピングリールから離脱するのを防ぐための上質紙か
らなる粘着テープ6とから構成される。なお、シールテ
ープ5およびボトムテープ4の片面には熱接着型の接着
剤が塗布され、粘着テープ6には図示していないが常温
で粘着力のある接着層が形成されている。
【0013】次に、図2に示した本実施例2のテーピン
グ包装部品連の製造方法について説明する。まず、キャ
リアテープ3に、チップ部品1を挿入するための収納凹
部2をパンチング機で打ち抜く。次に、パンチングによ
るけば・ばりをバーナによる熱処理で除去する。次にキ
ャリアテープ3の裏面部にボトムテープ4を180℃に
加熱したこてにより熱接着する。次に、チップ部品1が
インクで汚れないように、キャリアテープ3の厚み方向
の外周側面部3aをマジックインクにより着色した後、
収納凹部2にチップ部品1を挿入する。次に収納凹部2
を完全に覆うようにシールテープ5を180℃に加熱し
たこてにより熱接着する。さらにシールテープ5を張り
付け済みのキャリアテープ3をテーピングリールに巻取
る。最後にシールテープ5の先端部がテーピングリール
から離脱するのを防ぐために、シールテープ5の先端部
に粘着テープ6を張り付ける。以上の一連の工程によ
り、本実施例2のテーピング包装部品連を製造する。
【0014】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
におけるテーピング包装部品連およびその製造方法につ
いて、図面を用いて説明する。
【0015】本実施例におけるテーピング包装部品連
は、シールテープのかわりに粘着テープを着色した点を
除いては、実施例1と同じであるため、図1を用いて説
明する。
【0016】図1において、本実施例のテーピング包装
部品連は、複数のチップ部品1の収納凹部2を有し、か
つ古紙からなるキャリアテープ3と、キャリアテープ3
の裏面部に張り付けられた、和紙からなるボトムテープ
4と、収納凹部2に収納されたチップ部品1と、チップ
部品1を保持するポリスチレンからなるシールテープ5
と、シールテープ5の先端のキャリアテープ3がテーピ
ングリールから離脱するのを防ぎ、かつチップ部品1の
品種の識別が可能なように着色した上質紙からなる粘着
テープ6から構成される。なお、シールテープ5および
ボトムテープ4の片面には熱接着型の接着剤が塗布さ
れ、粘着テープ6には図示していないが常温で粘着力の
ある接着層が形成されている。
【0017】次に、本実施例のテーピング包装部品連の
製造方法について説明する。まず、キャリアテープ3
に、チップ部品1を挿入するための収納凹部2をパンチ
ング機で打ち抜く。次に、パンチングによるけば・ばり
をバーナによる熱処理で除去する。次にキャリアテープ
3の裏面部にボトムテープ4を180℃に加熱したこて
により熱接着する。次に、収納凹部2にチップ部品1を
挿入する。次に収納凹部2を完全に覆うようにシールテ
ープ5を180℃に加熱したこてにより熱接着する。さ
らにシールテープ5を張り付け済みのキャリアテープ3
をテーピングリールに巻取る。最後にシールテープ5の
先端部がテーピングリールから離脱するのを防ぐため
に、シールテープ5の先端部に着色した粘着テープ6を
張り付ける。以上の一連の工程により、本実施例のテー
ピング包装部品連を製造する。
【0018】本発明の上記実施例1、実施例2および実
施例3のテーピング包装部品連の異品種出荷件数および
実装時装着誤り件数に関して従来品(テーピングリール
を着色区分しない場合と着色区分した場合の双方)と比
較調査した。(表1)に結果を示す。
【0019】
【表1】
【0020】(表1)より、本発明の各実施例は何れ
も、異品種出荷および実装時装着誤りが従来品よりも少
なく、優れた効果を有することが分かる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように本発明
のテーピング包装部品連およびその製造方法によれば、
複数のチップ部品の収納凹部を有するキャリアテープ
と、前記収納凹部に収納されたチップ部品と、前記チッ
プ部品を保持し前記チップ部品の品種の識別が可能なよ
うに着色したシールテープと、前記シールテープの先端
の前記キャリアテープがテーピングリールから離脱する
のを防ぐための粘着テープとを有するように構成する
か、複数のチップ部品の収納凹部を有しチップ部品の品
種の識別が可能なように着色したキャリアテープと、前
記収納凹部に収納された前記チップ部品と、前記チップ
部品を保持するためのシールテープと、前記シールテー
プの先端の前記キャリアテープがテーピングリールから
離脱するのを防ぐための粘着テープとを有するように構
成するか、複数のチップ部品の収納凹部を有するキャリ
アテープと、前記収納凹部に収納されたチップ部品と、
前記チップ部品を保持するためのシールテープと、前記
シールテープの先端の前記キャリアテープがテーピング
リールから離脱するのを防ぎ前記チップ部品の品種の識
別が可能なように着色した粘着テープとを有するように
構成されているので、テーピングリールの着色を施さな
くても容易に品種区分が行え、テーピングリールのコス
トを下げ、安価にチップ部品を供給できるといった優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1および第3の実施例のテー
ピング包装部品連の概略を示す平面図 (b)同テーピング包装部品連の部分断面図 (c)同テーピング包装部品連の部分断面図
【図2】(a)本発明の第2の実施例のテーピング包装
部品連の概略を示す平面図 (b)同テーピング包装部品連の部分断面図 (c)同テーピング包装部品連の部分断面図
【符号の説明】
1 チップ部品 2 収納凹部 3 キャリアテープ 4 ボトムテープ 5 シールテープ 6 粘着テープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチップ部品収納用の収納凹部を有
    するキャリアテープと、前記収納凹部に収納された前記
    チップ部品と、品種ごとに所定の色に着色し、前記チッ
    プ部品を保持するために前記キャリアテープ上に設けら
    れたシールテープと、前記シールテープの先端に設けら
    れ前記キャリアテープがテーピングリールから離脱する
    のを防ぐための粘着テープとを有するテーピング包装部
    品連。
  2. 【請求項2】 複数のチップ部品収納用の収納凹部を有
    し品種ごとに所定の色に着色したキャリアテープと、前
    記収納凹部に収納された前記チップ部品と、前記チップ
    部品を保持するように前記キャリアテープ上に設けられ
    たシールテープと、前記シールテープの先端に設けられ
    前記キャリアテープがテーピングリールから離脱するの
    を防ぐための粘着テープとを有するテーピング包装部品
    連。
  3. 【請求項3】 複数のチップ部品収納用の収納凹部を有
    するキャリアテープと、前記収納凹部に収納された前記
    チップ部品と、前記チップ部品を保持するように前記キ
    ャリアテープ上に設けられたシールテープと、前記シー
    ルテープの先端に設けられ前記キャリアテープがテーピ
    ングリールから離脱するのを防ぎ品種ごとに所定の色に
    着色した粘着テープとを有するテーピング包装部品連。
  4. 【請求項4】 複数のチップ部品収納用の収納凹部を有
    し前記チップ部品の品種の識別が可能なように品種毎に
    異なる所定の色に着色したキャリアテープと、前記キャ
    リアテープの裏面部に張り付けられたボトムテープと、
    前記収納凹部に収納された前記チップ部品と、前記チッ
    プ部品を保持するように前記キャリアテープ上に設けら
    れたシールテープと、前記シールテープの先端に設けら
    れ前記キャリアテープがテーピングリールから離脱する
    のを防ぐための粘着テープとを用いてテーピング包装部
    品連を製造するテーピング包装部品連の製造方法であっ
    て、前記チップ部品を前記収納凹部に挿入する前に、前
    記キャリアテープを着色することを特徴とするテーピン
    グ包装部品連の製造方法。
JP27491694A 1994-11-09 1994-11-09 テーピング包装部品連およびその製造方法 Pending JPH08133334A (ja)

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