JPH08133076A - 磁気浮上式車両 - Google Patents

磁気浮上式車両

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Publication number
JPH08133076A
JPH08133076A JP27105994A JP27105994A JPH08133076A JP H08133076 A JPH08133076 A JP H08133076A JP 27105994 A JP27105994 A JP 27105994A JP 27105994 A JP27105994 A JP 27105994A JP H08133076 A JPH08133076 A JP H08133076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
vehicle body
cooling air
air
tire
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27105994A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitami Nishiyama
御民 西山
Eiichi Saeki
栄一 佐伯
Akihiko Inoue
明彦 井上
Masahito Adachi
昌仁 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Central Japan Railway Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Central Japan Railway Co filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP27105994A priority Critical patent/JPH08133076A/ja
Publication of JPH08133076A publication Critical patent/JPH08133076A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】走行中および停車中において冷却空気の取入
れ、排出を経済的に簡易に、かつ確実に行なうことので
きる磁気浮上式車両を提供する。 【構成】車両本体1と、車両本体1内部にタイヤ11、
12を出入れするために外側又は内側に開く開閉扉1
3、14および15、16を有し、車両本体1内部に熱
交換器8を収容し、車両本体1の走行時、開閉扉14の
一部を開いて車両本体1内部に熱交換器8の冷却用空気
を取入れ可能にするとともに、停車時にはファン9によ
り熱交換器8の冷却用空気を取入れ、開閉扉13、14
および15、16を開いて、排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却空気により冷却を
行なう冷却装置を備えた磁気浮上式車両に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、超電導磁石を用いた磁気浮上式車
両が開発されつつある。この磁気浮上式車両は、超電導
磁石による磁気浮力により高速走行するものであり、停
車時にはタイヤにより車体を支持している。このタイヤ
は、通常磁気浮上式車両の台車に装着されている。
【0003】そしてこのタイヤは、高速走行時にはそれ
により生じる空気抵抗を避けるために、車両内に格納し
格納扉を閉じるようにしている。一方、この磁気浮上式
車両においては、上述したタイヤを装着した台車に通常
超電導磁石のための冷凍器を装備しており、この冷凍器
の熱交換器を外部より取入れた空気により、冷却するよ
うにしている。
【0004】この場合、冷凍器の熱交換器の冷却は、電
源負荷を軽減するために、車両の高速走行時にはラム空
気により、停車時にはファンを用いて行なうようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、磁気浮上式
車両においては、タイヤの格納空間と熱交換器の装着空
間が近接しているため、走行中、停車中の全てにわたっ
て安定して冷却空気の取入れを行なうのは難しい。
【0006】例えば、所定の空気吸入口と空気排出口を
設け、高速走行時にラム空気により前記空気吸入口より
冷却空気を取入れ、空気排出口より空気を排出しようと
しても、ラム空気を用いていることで、空気排出口より
空気を吸入してしまい、空気の排出ができなくなる恐れ
が生じる。
【0007】また停車時に、ファンを用いて前記空気吸
入口より冷却空気を取入れ、空気排出口より空気を排出
しようとしても、引き出されたタイヤと当該車両とで生
じる空間より冷却空気を取入れてしまい、冷却空気の流
れがスムーズでなくなる。
【0008】このため、高速走行時および停車時におい
て、冷却空気の取入れ、排出を区別して行なう必要性が
生じた。本発明は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、走行中および停車中において冷却空気の取入
れ、排出を経済的に簡易に、安定して行なうことのでき
る磁気浮上式車両を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両本体と、
前記車両本体内部に設けられ、且つタイヤを出入れする
ために外側又は内側に開く開閉扉を有するタイヤ収納部
と、前記車両本体内部に設けられる被冷却部材を収容し
た被冷却部材収容部とを具備し、前記車両本体の走行
時、前記タイヤ収容部の前記開閉扉の一部を開いて前記
車両本体内部に前記被冷却部材の冷却用空気を取入れ可
能にする。本発明は、前記被冷却部材の冷却用空気を取
入れるためのファンを前記被冷却部材収容部に設ける。
【0010】
【作用】この結果、本発明によれば、車両本体と、前記
車両本体内部にタイヤを出入れするために外側又は内側
に開く開閉扉を有し、前記車両本体内部に被冷却部材を
収容し、前記車両本体の走行時、前記開閉扉の一部を開
いて前記車両本体内部に前記被冷却部材の冷却用空気を
取入れ可能にするようにしたので、走行時に特別に開か
れる開閉扉より形成される空気取入れ口よりラム空気に
より空気を取入れられ、停車時には完全に開かれた全て
の開閉扉より空気を排出することができる。
【0011】本発明によれば、前記被冷却部材の冷却用
空気を取入れるためのファンを前記被冷却部材収容部に
設けるようにしたので、停車時にも強制的に冷却用空気
を取入れることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。図1は、本発明における磁気浮上式車両の概略構成
を示している。図1では磁気浮上式車両は図示左方向に
走行しているものとし、磁気浮力により地面より一定の
間隔の空間をもって浮上している。
【0013】図1(a)(b)は本発明による磁気浮上
式車両の概略構成を示している。同図において、1は車
両本体で、この車両本体1の台車2内部には、一対の隔
壁3、4を所定の間隔をおいて直立して設け、これら隔
壁3、4の間を熱変換器収容部5に構成し、隔壁3、4
の外側をタイヤ収容部6、7に構成している。
【0014】この場合、熱交換器収容部5には、熱交換
器8とこの熱交換器8を強制冷却するためのファン9を
収容し、また、台車2の底面に複数の空気口10を形成
し、これら空気口10を冷却空気の給排出口に構成して
いる。
【0015】また、タイヤ収容部6、7は、車両走行中
の場合に、タイヤ11、12を収容するためのもので、
台車2の底面側に、タイヤ11、12を出入れするため
外側又は内側に開く一対の開閉扉13、14および1
5、16を有している。これら開閉扉13、14および
15、16は、車両本体1が走行中でタイヤ11、12
を収容している状態(同図(a))で閉じていて、車両
本体1が停止中でタイヤ11、12を外部に出している
状態(同図(b))で外側に開くようになっている。ま
た、車両本体1が走行中でタイヤ11、12を収容して
いる状態(同図(a))では、車両本体1の進行方向の
前方に位置する開閉扉13、14のうち一方の扉14の
みを外側又は内側に開いて、外部からの冷却空気を取入
れできるようにしている。
【0016】しかして、いま、図1(a)に示すように
車両本体1が図示矢印方向に浮上走行している場合は、
進行方向の前方に位置する開閉扉13、14のうち一方
の扉14のみが外側に開いており、これにより車体本体
1の外部から冷却空気は、扉14からタイヤ収容部6内
に取り入れられ、熱交換器収容部5に送られ、ここで熱
交換器8を冷却して、熱交換器収容部5の複数の空気口
10から外部に排出されるようになる。
【0017】また、図1(b)に示すように車両本体1
が停止している場合は、各タイヤ収容部6、7の開閉扉
13、14および15、16はそれぞれ外側に開いて、
各タイヤ11、12を外部に出している。この場合は、
ファン9を駆動して熱交換器収容部5の複数の空気口1
0から冷却空気が、熱変換器収容部5内部に取入れら
れ、ここで熱交換器8を冷却して、各タイヤ収容部6、
7を通って、それぞれの開閉扉13、14および15、
16から外部に排出されるようになる。
【0018】従って、このような実施例によれば、車両
本体1と、車両本体1内部にタイヤ11、12を出入れ
するために外側又は内側に開く開閉扉13、14および
15、16を有し、車両本体1内部に熱交換器8を収容
し、車両本体1の走行時、開閉扉14の一部を開いて車
両本体1内部に熱交換器8の冷却用空気を取入れ可能に
するとともに、停車時にはファン9により熱交換器8の
冷却用空気を取入れ、開閉扉13、14および15、1
6を開いて、排出するようにしたので、走行時に特別に
開かれる開閉扉より形成される空気取入れ口よりラム空
気により空気を取入れられ、停車時にはファンを用いて
空気を取入れられるとともに完全に開かれた全ての開閉
扉より空気を排出することができ、これにより走行中お
よび停車中において冷却空気の取入れ、排出を経済的に
簡易に、かつ確実に行なうことのできる。なお、本発明
は上記実施例のみに限定されず、要旨を変更しない範囲
で適宜変形して実施できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、車両本体と、前記車両
本体内部にタイヤを出入れするために外側又は内側に開
く開閉扉を有し、前記車両本体内部に被冷却部材を収容
し、前記車両本体の走行時、前記開閉扉の一部を開いて
前記車両本体内部に前記被冷却部材の冷却用空気を取入
れ可能にするようにしたので、走行時に特別に開かれる
開閉扉より形成される空気取入れ口よりラム空気により
空気を取入れられ、停車時には完全に開かれた全ての開
閉扉より空気を排出することができ、これにより走行中
および停車中において冷却空気の取入れ、排出を経済的
に簡易に、かつ確実に行なうことができる。
【0020】本発明によれば、前記被冷却部材の冷却用
空気を取入れるためのファンを設けるようにしたので、
停車時にも強制的に冷却用空気を取入れることができ、
これにより停車中において冷却空気の取入れを確実に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気浮上式車両の概
略構成を示した図。
【符号の説明】
1…車両本体、 2…台車、 3…隔壁、 4…隔壁、 5…熱変換器収容部、 6…タイヤ収容部、 7…タイヤ収容部、 8…熱交換器、 9…ファン、 10…空気口、 11…タイヤ、 12…タイヤ、 13…開閉扉、 14…開閉扉、 15…開閉扉、 16…開閉扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 栄一 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 井上 明彦 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 足立 昌仁 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体と、 前記車両本体内部に設けられ、且つタイヤを出入れする
    ため外側又は内側に開く開閉扉を有するタイヤ収納部
    と、 前記車両本体内部に設けられる被冷却部材を収容した被
    冷却部材収容部とを具備し、 前記車両本体の走行時、前記タイヤ収容部の前記開閉扉
    の一部を開いて前記車両本体内部に前記被冷却部材の冷
    却用空気を取入れ可能にしたことを特徴とする磁気浮上
    式車両。
  2. 【請求項2】 前記被冷却部材の冷却用空気を取入れる
    ためのファンを前記被冷却部材収容部に設けたことを特
    徴とする請求項1記載の磁気浮上式車両。
JP27105994A 1994-11-04 1994-11-04 磁気浮上式車両 Withdrawn JPH08133076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27105994A JPH08133076A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 磁気浮上式車両

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JP27105994A JPH08133076A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 磁気浮上式車両

Publications (1)

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JPH08133076A true JPH08133076A (ja) 1996-05-28

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ID=17494835

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27105994A Withdrawn JPH08133076A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 磁気浮上式車両

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023500161A (ja) * 2020-01-02 2023-01-04 中▲車▼青▲島▼四方▲機車車▼輌股▲分▼有限公司 空力揚力制御装置を有する鉄道車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023500161A (ja) * 2020-01-02 2023-01-04 中▲車▼青▲島▼四方▲機車車▼輌股▲分▼有限公司 空力揚力制御装置を有する鉄道車両
US11718182B2 (en) 2020-01-02 2023-08-08 Crrc Qingdao Sifang Co., Ltd. Railway vehicle with aerodynamic lift control device

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