JPH06100163A - 台車使用の搬送設備 - Google Patents

台車使用の搬送設備

Info

Publication number
JPH06100163A
JPH06100163A JP25332392A JP25332392A JPH06100163A JP H06100163 A JPH06100163 A JP H06100163A JP 25332392 A JP25332392 A JP 25332392A JP 25332392 A JP25332392 A JP 25332392A JP H06100163 A JPH06100163 A JP H06100163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
wheels
lacking part
wheel
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25332392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Watabe
博 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP25332392A priority Critical patent/JPH06100163A/ja
Publication of JPH06100163A publication Critical patent/JPH06100163A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 台車10の走行時に、欠除部6Aを移動する車
輪装置12は、走行方向の前側の車輪16がレール6から外
れ欠除部6Aに位置するが、後側の車輪16がレール6上
に位置しており、車輪装置12が欠除部6Aに落ち込まな
い。前側の車輪16が欠除部6Aを越えてレール6上に位
置したとき、後側の車輪16は欠除部6Aの手前でレール
6上に位置する。後側の車輪16がレール6から外れて欠
除部6Aに位置しても、前側の車輪16がレール6上に位
置しており、車輪装置12が欠除部6Aに落ち込まない。 【効果】 台車の両室間での走行は、欠除部に車輪を落
とし込むことなく、振動や騒音を発生することなく行え
る。欠除部の長さと車輪の配設ピッチを考慮すること
で、厚いシャッターを使用でき、両室間の遮断を確実に
十分に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば大気室と冷凍
室との間で荷を搬送するのに採用される台車使用の搬送
設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、走行経路を遮断自在なシャッター
を有する台車使用の搬送設備としては、たとえば実開昭
50−127991号に見られる構成が提供されている。すなわ
ち防火対策のシャッターは、下降によってレール装置に
形成した大スリットに嵌合し、そしてシャッターの下端
に設けた薄板が、レール装置に形成した小スリットに嵌
合すべく構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、スリットと嵌合体との嵌合部は完全に遮
断できず、したがって、このようなシール装置を大気室
と冷凍室との間を遮断するのに採用したときには、冷凍
室の冷気が漏出することになる。また小スリットに車輪
の一部が落ち込むことで、台車側に振動を発生させると
ともに、騒音も発生させることになる。
【0004】本発明の目的とするところは、遮断は確実
にかつ十分に行え、しかも車輪の落ち込みが生じない台
車使用の搬送設備を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の台車使用の搬送設備は、通常室と別雰囲気室とに
亘って配設したレールと、このレールに支持案内される
台車とを有する台車使用の搬送設備において、両室の境
界部にはシャッターを設けるとともに、このシャッター
が通る欠除部を前記レールに形成し、前記台車に、前記
レールに支持案内される車輪装置を前後に複数設けると
ともに、各車輪装置は、前記欠除部の長さよりも長いピ
ッチで配置した複数の車輪を有している。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成によると、シャッターを開
動させることで台車を両室間に亘って往復走行させ得
る。このような走行時において欠除部を移動する各車輪
装置は、まず走行方向の前側の車輪がレールから外れて
欠除部に位置するが、後側の車輪がレール上に位置して
いることから、この車輪装置が欠除部に落ち込むことは
ない。そして前側の車輪が欠除部を越えてレール上に位
置した時点では、後側の車輪は欠除部の手前でレール上
に位置することになる。さらに走行して後側の車輪がレ
ールから外れて欠除部に位置しても、前側の車輪がレー
ル上に位置していることから、この車輪装置が欠除部に
落ち込むことはない。
【0007】このように台車は欠除部に車輪を落とし込
むことなく、レールに支持案内されて両室間で走行し得
る。したがって前記欠除部の長さと車輪の配設ピッチを
考慮することで、厚いシャッターを使用し得、両室間の
遮断は確実にかつ十分に行える。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。1は通常室の一例である大気室、2は別雰囲気室
の一例である冷凍室で、両室1,2は壁体3により区画
されている。そして壁体3の所定の箇所は開口により通
路4に形成され、この通路4を通して床5上には、両室
1,2に亘ってレール6が敷設してある。なお冷凍室2
にはたとえば自動倉庫が配設され、ここで出し入れ装置
の出し入れ具(フォーク)7のみを示している。
【0009】両室1,2の境界部である前記通路4の部
分には、この通路4を開閉自在なシャッター8が昇降自
在に設けられ、このシャッター8と前記壁体3の開口縁
との間には、シャッター8の閉動時に作用するシール装
置9が設けられている。そして前記レール6には、シャ
ッター8の前後幅L1よりも少し長い長さL2、すなわちL1
<L2の欠除部6Aが形成され、以て下降したシャッター
8は、この欠除部6Aを通って床5上に着床自在とな
る。
【0010】前記レール6に支持案内されて往復走行自
在な台車10が設けられ、この台車10は、本体11の下部で
前後複数箇所(前後二箇所)にそれぞれ左右一対の車輪
装置12を有するとともに、本体11の上部にはパレット25
を介して荷26を支持する(または荷26を直接に支持す
る)ための荷受け台13が設けられる。
【0011】各車輪装置12は、前記本体11の下面から垂
設した車輪ブラケット14を有し、この車輪ブラケット14
には、左右方向の車輪軸15がそれぞれ前後一対にかつ回
転自在に設けられる。そして各車輪軸15には前記レール
6に支持案内される車輪16が取付けられている。ここで
前後の車輪16間のピッチPは、前記欠除部6Aの長さL 2
よりも長く、すなわちP>L2に設定してある。
【0012】前記車輪装置12のうち一側の両車輪装置12
では、その前後方向の端部に位置した車輪軸15に走行駆
動装置(サイクロ減速機付きモータなど)17が連動し、
これら走行駆動装置17は本体11の下面にブラケット18を
介して取付けてある。19は走行限検出装置、20,21は被
検出体、22はケーブルベア、23は制御盤をそれぞれ示
す。
【0013】以下、上記構成における作用を説明する。
台車10は、シャッター8を開動させた状態で走行駆動装
置17により車輪16を正または逆に駆動することで、レー
ル6に支持案内されて両室1,2間に亘って往復走行さ
せ得る。そして大気室1では、被検出体20を走行限検出
装置19が検出することで台車10は定位置に停止し、この
停止した台車10の荷受け台13に対して、たとえばフォー
クリフトにより荷26の受け渡しが行われる。また冷凍室
2では、被検出体21を走行限検出装置19が検出すること
で台車10は定位置に停止し、この停止した台車10の荷受
け台13に対して、出し入れ具7を介して荷26の受け渡し
が行われる。
【0014】このような往復走行時において欠除部6A
を移動する各車輪装置12は、まず走行方向の前側の車輪
16がレール6から外れて欠除部6Aに位置するが、後側
の車輪16がレール6上に位置していることから、この車
輪装置12が欠除部6Aに落ち込むことはない。そして前
側の車輪16が欠除部6Aを越えてレール6上に位置した
時点では、後側の車輪16は欠除部6Aの手前でレール6
上に位置することになる。さらに走行して後側の車輪16
がレール6から外れて欠除部6Aに位置しても、前側の
車輪16がレール6上に位置していることから、この車輪
装置12が欠除部6Aに落ち込むことはない。
【0015】このように台車10は欠除部6Aに車輪16を
落とし込むことなく、レール6に支持案内されて両室
1,2間で走行し得る。したがって前記欠除部6Aの長
さL1と車輪16の配設ピッチPを考慮することで、厚いシ
ャッター8を使用し得、遮断は確実にかつ十分に行え
る。
【0016】上記実施例では昇降式のシャッター(扉
体)8を示したが、これは一方向へのスライド式のシャ
ッター8や、両開き式のスライド式のシャッター8など
であってもよい。また本体11に対する車輪装置12の前後
方向での数、車輪装置12における車輪16の前後方向での
数は任意に設定されるものである。
【0017】上記実施例では一枚のシャッター8を設け
た形式を示しが、これは二枚のシャッター8を設けた二
重扉形式であってもよく、このとき欠除部6Aは二箇所
形成される。このように二重扉形式を採用したときに
は、別雰囲気室を窒素ガス封入室など特殊な室に形成し
得るが、別雰囲気室は冷蔵室や高温室など種々な室であ
ってもよい。
【0018】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、台車は、欠
除部に車輪を落とし込むことなくレールに支持案内され
て両室間で走行でき、したがって走行は、振動や騒音を
発生することなく行うことができる。そして欠除部の長
さと車輪の配設ピッチを考慮することで、厚いシャッタ
ーを使用することができ、両室間の遮断を確実にかつ十
分に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、台車使用の搬送設備
の側面図である。
【図2】同台車使用の搬送設備の平面図である。
【図3】同台車使用の搬送設備の正面図である。
【符号の説明】
1 大気室(通常室) 2 冷凍室(別雰囲気室) 3 壁体 4 通路(境界部) 5 床 6 レール 6A 欠除部 8 シャッター 10 台車 11 本体 12 車輪装置 13 荷受け台 15 車輪軸 16 車輪 17 走行駆動装置 26 荷 L1 シャッター前後厚さ L2 欠除部長さ P 車輪間ピッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常室と別雰囲気室とに亘って配設した
    レールと、このレールに支持案内される台車とを有する
    台車使用の搬送設備において、両室の境界部にはシャッ
    ターを設けるとともに、このシャッターが通る欠除部を
    前記レールに形成し、前記台車に、前記レールに支持案
    内される車輪装置を前後に複数設けるとともに、各車輪
    装置は、前記欠除部の長さよりも長いピッチで配置した
    複数の車輪を有することを特徴とする台車使用の搬送設
    備。
JP25332392A 1992-09-24 1992-09-24 台車使用の搬送設備 Pending JPH06100163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25332392A JPH06100163A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 台車使用の搬送設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25332392A JPH06100163A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 台車使用の搬送設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06100163A true JPH06100163A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17249710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25332392A Pending JPH06100163A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 台車使用の搬送設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06100163A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120031897A (ko) 2010-09-27 2012-04-04 가부시키가이샤 다이후쿠 물품 반송 설비
CN107922113A (zh) * 2015-08-14 2018-04-17 村田机械株式会社 输送车系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532694B2 (ja) * 1986-09-26 1993-05-17 Polyurethan Eng Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532694B2 (ja) * 1986-09-26 1993-05-17 Polyurethan Eng Co Ltd

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120031897A (ko) 2010-09-27 2012-04-04 가부시키가이샤 다이후쿠 물품 반송 설비
JP2012066933A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Daifuku Co Ltd 物品搬送設備
US9045147B2 (en) 2010-09-27 2015-06-02 Daifuku Co., Ltd. Article transport facility
CN107922113A (zh) * 2015-08-14 2018-04-17 村田机械株式会社 输送车系统
CN107922113B (zh) * 2015-08-14 2019-08-27 村田机械株式会社 输送车系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960705119A (ko) 자동 저장 장치
JPH06100163A (ja) 台車使用の搬送設備
JPS5963238A (ja) 荷物輸送車輌に自動的に荷物を積載する装置
JP2007217076A (ja) 搬送車
JPH11157606A (ja) 自動搬送装置を備えた冷凍庫設備
JP2817539B2 (ja) 移動体使用の荷取り扱い設備
JPH0953335A (ja) 駐車場用車輪止め
JPH07238708A (ja) 機械式駐車装置
JP3888897B2 (ja) 機械式駐車装置のピットの隙間塞ぎ装置
JP3163246B2 (ja) 冷凍冷蔵貨物自動車の荷箱構造
JPH0724303Y2 (ja) 回転棚付き鉄道車輌
JPH0650971U (ja) バンボディー付き貨物自動車用荷役装置
JPH10211878A (ja) 列車用の自動車の積込積卸設備
JP2591572Y2 (ja) 多層箱型循環式駐車装置
JPH0718702Y2 (ja) 車輌用走行クレーン
JP2870680B2 (ja) 電動台車押当て開放安全扉
JP3448037B2 (ja) 平面往復式駐車装置
JPH0941695A (ja) 機械式駐車場
JP3445469B2 (ja) 縦列式立体駐車装置
JPS60164143A (ja) クリ−ンル−ム用運搬車のバツテリ交換設備
JPS6027138Y2 (ja) 荷搬送設備用清掃装置
JPH0712842B2 (ja) 台車による搬送装置
JPH1130051A (ja) 被格納物収納装置
JPS638003B2 (ja)
JPH04106014A (ja) クリーンルーム用コンベヤ装置