JPH08132376A - クランプ保持装置 - Google Patents

クランプ保持装置

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JPH08132376A
JPH08132376A JP29559594A JP29559594A JPH08132376A JP H08132376 A JPH08132376 A JP H08132376A JP 29559594 A JP29559594 A JP 29559594A JP 29559594 A JP29559594 A JP 29559594A JP H08132376 A JPH08132376 A JP H08132376A
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JP
Japan
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clamp
air
work
air chamber
cylinder
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JP29559594A
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English (en)
Inventor
Yuji Arai
裕二 新居
Toru Kaneko
徹 金子
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でエアーレス状態においても高い
クランプ力を維持できるクランプ保持装置を提供する。 【構成】 外部エアー供給装置180からエアー接続口
38へら空気が導かれていない状態、例えば、クランプ
側気室30bに空気が送られ、クランプシリンダ30が
クランプ装置本体10によってワークWをクランプせし
めているとき、ワークWの一工程の加工が完了して、ワ
ークWを載置している治具台車80を次の工程に送る時
において、オペレートバルブ34が、クランプシリンダ
30のクランプ側気室30bから空気の漏出を防ぎ、ク
ランプ状態を長時間に渡って維持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランプ保持装置に関
し、更に詳細には、ワークをクランプ及びアンクランプ
するクランプ装置のクランプ状態を保持させるためのク
ランプ保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワークを治具台車のワーク受台に載置
し、これをクランプ装置にクランプさせることにより固
定して、この治具台車を各工程に送り順次加工を進めて
いる。このクランプ装置の駆動には、エアー形式やワイ
ヤ形式が採用されている。このエアー形式について図4
を参照して説明する。治具台車80側には、図示しない
クランプ装置をロッド132を介して駆動するクランプ
シリンダ130が配置され、このクランプシリンダ13
0には、クランプ装置をアンクランプさせるアンクラン
プ側気室130aと、クランプさせるクランプ側気室1
30bとが設けられている。また、この治具台車80側
には、更に、外部エアー供給装置180からの空気を受
けるためのエアー接続口138と、空気の逆流を防ぐ逆
止バルブ134と、該クランプシリンダ130のアンク
ランプ側気室130aとクランプ側気室130bとに選
択的に空気を送るソレノイドバルブ136とが配置され
ている。1台の治具台車80には複数のクランプ装置と
これを駆動する複数の図示しないクランプシリンダ13
0及びソレノイドバルブ136とが置かれ、1個の逆止
バルブ134を介してエアーが供給され、該複数のクラ
ンプ装置がワークの周囲をクランプするように構成され
ている。
【0003】このエアー形式によるクランプ装置の駆動
方式においては、ワークの一工程の加工が完了して、治
具台車80を次の工程に送る際に、逆止バルブ134が
ライン側方に配置された外部エアー供給装置180から
分離され、空気の供給が絶たれる。この際に、逆止バル
ブ134から複数のクランプシリンダ130へ空気を送
る通気管の継ぎ目において空気が漏れるために、クラン
プシリンダ130のクランプ側気室130bの圧力が下
がり長時間クランプ状態を維持できないという問題点が
あった。
【0004】このため、例えば特開平1−321152
号のように、クランプ装置をワイヤ形式で駆動すること
によって、治具台車80の移動中もクランプ状態を保持
せしめるロック機構が提案されている。即ち、このワイ
ヤロック形式のクランプ装置では、図5及び図6に示す
ように、ワークWの端部が載置されるワーク受台51
と、このワーク受台51との間にワークWの端部を挟み
込むべく上下に揺動するワーク押えアーム52と、この
ワーク押えアーム52を上下方向に揺動させるトグルリ
ンク機構53とを備えたクランプ装置本体50と、上記
トグルリンク機構53に一端が連係され、他端が押し引
き操作用のプレート61に連結されたプッシュプルケー
ブル60と、上記プレート61を移動させることにより
このプッシュプルケーブル60を引き、また押して上記
トグルリンク機構53を作動させ、上記ワーク押えアー
ム52を上下方向に揺動させてワークWのクランプ・ア
ンクランプを行うクランプ開閉装置70とから構成され
ている。上記クランプ装置本体50及びプッシュプルケ
ーブル60は、治具台車80上に配置され、他方、クラ
ンプ開閉装置70は治具台車80から離れて、即ちライ
ン側方に配置されている。
【0005】クランプ開閉装置70は、第1シリンダ7
1と、この第1シリンダ71のロッド先端に取り付けら
れた引掛け機構76とを主体として構成されている。す
なわち、第1シリンダ71のロッド先端には支持ブロッ
ク73が取り付けられ、支持ブロック73の中程の位置
には連結片74が、上端部には第2シリンダ72がそれ
ぞれ上下方向に揺動可能に支持され、この連結片74の
先端と第2シリンダ72のロッド先端との間には、引掛
け爪75が取り付けられている。連結片74の先端は引
掛け爪75に固定されているが、第2シリンダ72のロ
ッド先端は引掛け爪75に対して回動自在に枢着されて
いる。この構成によれば、第2シリンダ72が突き出し
方向に動作すると引掛け爪75が下方に下げられ、一
方、第2シリンダ72が引込み方向に動作すると引掛け
爪75が上方に戻される。支持ブロック73、第2シリ
ンダ72及び引掛け爪75等が、上記プレート61を引
掛けるための引掛け機構76を構成している。
【0006】上記クランプ装置本体50は、治具台車8
0上の適位置に複数配置されワークWの周囲をクランプ
する。他方、クランプ開閉装置70は、一台で治具台車
80上に配置された複数のクランプ装置本体50のクラ
ンプ・アンクランプを行わしめるようになっている。
【0007】以上のように構成されたクランプ装置によ
れば、ワークWがセットされた治具台車80が所定の位
置に停止されると、クランプ開閉装置70の第1シリン
ダ71が突き出し方向に動作されてプレート61が支持
ブロック73に押され、従ってプッシュプルケーブル6
0が押されてクランプ装置本体50のワーク押えアーム
52が下方に閉じられ、これによりワークWがクランプ
される。このクランプ状態で、ワークWに溶接等の加工
が施されて1つの加工工程が終了する。そして、クラン
プ開閉装置70とプレート61との係合が解除される。
その後、該治具台車80にワークWをクランプさせたま
ま(ロック状態で)、次の工程に送られて加工が進めら
れる。
【0008】ワークWの加工完了後、上記クランプ装置
本体のクランプを行ったものとは異なるクランプ開閉装
置70によつてアンクランプが成される。先ず、第2シ
リンダ72が突き出し方向に作動されると、引掛け爪7
5が下方に回動してプレート61に引掛けられ、この引
掛け状態で第1シリンダ71が引込み方向に作動される
とプレート61が治具台車80の側方に引かれ、プッシ
ュプルケーブル60が引かれてワーク押えアーム52が
上方に開かれ、これによりワークWがアンクランプされ
る。このワイヤロック方式では、クランプ開閉装置70
とプレート61との係合を解いた状態でも、クランプ装
置本体50のクランプが維持できる利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ワ
イヤ方式では、プッシュプルケーブル60のストローク
が一定であるため、使用し得るクランプ装置本体が制限
されると共に、構成が複雑であるためコスト的に高いも
のとなった。他方、上記エアー方式では自由にクランプ
シリンダが選択でき構成が簡単である反面、上述したよ
うにワークの一工程の加工が完了して治具台車80を次
の工程に送る際に、空気の供給が絶たれるため空気が漏
れてクランプ力が減少し、ワークの位置にズレが生じる
という問題点があった。また、治具台車80を外部エア
ー供給装置180に接続していても、例えば休日におい
て治具台車80側に空気の供給が行われないときには同
様な問題が起こった。
【0010】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、簡単な
構成でエアーレス状態においても高いクランプ力を維持
できるクランプ保持装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のクランプ保持装置では、ワークWを載置す
る台80に取り付けられ、該ワークWをクランプ及びア
ンクランプするクランプ機構10と、クランプ側気室3
0bとアンクランプ側気室30aとを有し、前記クラン
プ機構10をロッド32を介してクランプ及びアンクラ
ンプさせるクランプシリンダ30と、前記クランプシリ
ンダ30のクランプ側気室30bとアンクランプ側気室
30aとに選択的に空気を送るソレノイドバルブ36
と、外部から供給される空気を受けて前記ソレノイドバ
ルブ36側へ導く空気受給装置38と、前記ソレノイド
バルブ36と前記クランプシリンダ30のクランプ側気
室30bとの間に配置されるオペレートバルブ34であ
って、外部から前記空気受給装置38へ空気が供給され
ている状態において、前記ソレノイドバルブ36と前記
クランプ側気室30bとの間の空気の導通を許容し、外
部から前記空気受給装置38へ空気が供給されていない
状態において、前記クランプ側気室30bから空気の漏
出を防ぐオペレートバルブ34と、から成ることを特徴
とする。
【0012】
【作用】上記のように構成されたクランプ保持装置で
は、外部から空気受給装置38へ空気が供給されていな
い状態において、例えば、クランプ側気室30bに空気
が送られ、クランプシリンダ30がクランプ機構10に
よってワークWをクランプせしめているとき、ワークW
の一工程の加工が完了して、ワークWを載置している台
80を次の工程に送る時のように空気が供給されない状
態において、オペレートバルブ34が、クランプシリン
ダ30のクランプ側気室30bから空気の漏出を防ぎ、
クランプ状態を長時間に渡って維持させる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図を参照
して説明する。図1及び図2は、本発明の1実施例に係
るクランプ保持装置のクランプ装置本体10を示し、図
1はクランプ状態を、また、図2はアンクランプ状態を
表している。クランプ装置本体10は、ワークWの端部
が載置されるワーク受台12と、このワーク受台12と
の間にワークWの端部を挟み込むべく上下に揺動するワ
ーク押えアーム14と、このワーク押えアーム14を上
下方向に揺動させるトグルリンク機構16とから成る。
該ワーク押えアーム14は、軸18によって揺動自在に
支持され、当該トグルリンク機構16は、該ワーク押え
アーム14に取り付けられた軸20と、この軸20に枢
支されるリンク板24と、該リンク板24の他端を枢支
する軸22とから成る。他方、上記ワーク受台12の一
端に形成された支持部12aには、クランプシリンダ3
0が支持されており、該クランプシリンダ30のロッド
32は、上記トグルリンク機構16の軸22に連結され
ている。上記クランプ装置本体10及びクランプシリン
ダ30は、治具台車80上に支柱49によって固定され
ている。
【0014】次に、上記クランプシリンダ30を制御す
る本実施例のエアー回路について図3を参照して説明す
る。クランプシリンダ30には、クランプ装置本体10
をアンクランプさせるアンクランプ側気室30aと、ク
ランプさせるクランプ側気室30bとが設けられてい
る。治具台車80側には、上述したクランプシリンダ3
0の他に、更に外部エアー供給装置180からの空気を
受けるためのエアー接続口38と、該クランプシリンダ
30のアンクランプ側気室30aとクランプ側気室30
bとに選択的に空気を送るソレノイドバルブ36と、ク
ランプシリンダ30のクランプ側気室30bからの空気
漏れを防ぐオペレートバルブ34とが配置されている。
ソレノイドバルブ36からクランプシリンダ30のアン
クランプ側気室30aへは、通気管40bを経てエアー
が送られるように、また、オペレートバルブ34からク
ランプシリンダ30のクランプ側気室30bへは、通気
管40aを経てエアーが送られるように構成されてい
る。他方、ソレノイドバルブ36からオペレートバルブ
34へは通気管40cを経てエアーが送られるように接
続されている。また、エアー接続口38からソレノイド
バルブ36へは通気管40eを介してエアーが圧送され
るが、この圧送されるエアーは通気管40dを介して上
記オペレートバルブ34の制御に用いられるように構成
されている。なお、この治具台車80側には、図1に示
したクランプ装置本体10がワークWの周囲に複数配置
され、これに対応させ図示しないクランプシリンダ30
及びソレノイドバルブ36が複数置かれ、単一のエアー
接続口38を介してエアーが供給されるように構成され
ている。
【0015】ここで、本実施例のクランプ保持装置の動
作について説明する。先ず、クランプ装置本体10を図
2に示すアンクランプ状態から図1に示すクランプ状態
にさせる動作について説明する。ワークWを治具台車8
0の所定のワーク受台12上に載置する。そして、エア
ー接続口38を外部エアー供給装置180と接続し、治
具台車80側にエアーを供給する。この外部エアー供給
装置180からエアーが供給されることによりオペレー
トバルブ34のバルブが図中の左位置に移行して、ソレ
ノイドバルブ36とクランプシリンダ30のクランプ側
気室30bとの間の導通が可能な状態となる。ここで、
ソレノイドバルブ36に通電され、図中に示すようにソ
レノイドバルブ36を介してエアー接続口38から供給
されたエアーがオペレートバルブ34側へ通気可能とな
ると、クランプシリンダ30のクランプ側気室30bに
エアーが充填されると共に、アンクランプ側気室30a
内のエアーが、ソレノイドバルブ36を介して放出され
ていく。これにより徐々にソレノイドバルブ36のロッ
ド32が押し上げられる。
【0016】ロッド32が押し上げられると、トグルリ
ンク機構16を介してワーク押えアーム14が反時計方
向に回動してワークWと当接するようになる。クランプ
側気室30bにエアーが3〜4kg/cm2 まで充填されこ
とにより、該ワーク押えアーム14は、ワークWの端部
をワーク受台12との間に強固に挟み込み、図1に示す
ようクランプ装置本体10によるクランプが成される。
このクランプは、ワークWの周囲に沿って配置された図
示しない他の複数のクランプ装置本体10によっても同
時に行われ、ワークWが治具台車80に固定される。こ
の後、ソレノイドバルブ36への通電が絶たれ、エアー
の通過を防ぐ位置にバルブが移行する。そして、ワーク
Wに対する所定の加工、例えば溶接が開始される。
【0017】この加工の終了後、治具台車80を次工程
へ移送するために、エアー接続口38を外部エアー供給
装置180から離す。これにより、治具台車80側への
エアーの供給が絶たれ、バネの復帰力によりオペレート
バルブ34のバルブが図中の右位置に移行して逆止弁と
して動作するようになり、クランプシリンダ30のクラ
ンプ側気室30bから空気が漏れるのを防ぐ。この状態
において、治具台車80が次工程へ移送されるが、この
移送中においても上記クランプ側気室30b側の気圧が
3〜4kg/cm2 に保たれ、各クランプ装置本体10はワ
ークWを強固にクランプし続ける。なお、治具台車80
のエアー接続口38と外部エアー供給装置180とが接
続された状態において、例えば、休日中に外部エアー供
給装置180からのエアーの供給が長期間停止しても、
上述した実施例においては、オペレートバルブ34がク
ランプシリンダ30のクランプ側気室30bからの空気
漏れを防ぐため、各クランプ装置本体10はワークWを
強固にクランプし続けることができる。
【0018】次工程に移送された治具台車80は、上記
外部エアー供給装置180とは異なる外部エアー供給装
置180へエアー接続口38が接続され、エアーの供給
を受ける。これによりオペレートバルブ34のバルブが
図中の左位置に移行し、ソレノイドバルブ36とクラン
プシリンダ30のクランプ側気室30bとの間の通気が
可能になる。そして、当該次工程の加工が完了した後、
ソレノイドバルブ36に逆方向の通電が成され、図の右
方向へバルブが移行する。これにより、ソレノイドバル
ブ36を介してエアー接続口38から供給されたエアー
がクランプシリンダ30のアンクランプ側気室30a側
へ導入可能となり、該アンクランプ側気室30aにエア
ーが充填されると共に、クランプ側気室30b内のエア
ーがソレノイドバルブ36を介して放出されていく。こ
れにより徐々にソレノイドバルブ36のロッド32が押
し下げられて行く。
【0019】ロッド32が押し下げられると、トグルリ
ンク機構16を介してワーク押えアーム14が時計方向
に回動してワークWのクランプを解除する。更に、アン
クランプ側気室30aにエアーが充填されことにより、
該ワーク押えアーム14が図2に示す上端位置まで回動
されアンクランプが完全に成される。このアンクランプ
は、ワークWの周囲に沿って図示しない他のクランプ装
置本体10においても行われ、ワークWが治具台車80
から取り外し可能となる。この状態においてソレノイド
バルブ36への通電が絶たれる。そして、ワークWが該
治具台車80から取り外され更に次の工程に搬送され
る。
【0020】上述したクランプ装置本体は種々の形状を
取り得る。例えば、上記実施例においては、クランプ装
置本体10のワーク押えアーム14がトグルリンク機構
16を介してクランプシリンダ30のロッド32によっ
て回動される例を示したが、リンク機構を介さずロッド
32によって直接ワーク押えアーム14を駆動すること
も可能である。また、上述した実施例ではソレノイドバ
ルブ36とクランプシリンダ30との間にオペレートバ
ルブ34を介在させることにより、ソレノイドバルブ3
6とエアー接続口38との間の逆止バルブを取り除いた
が、この逆止バルブを該ソレノイドバルブ36とエアー
接続口38との間に配置することも可能である。更に、
上述した実施例では、オペレートバルブ34が、エアー
接続口38から供給されるエアーにより制御される構成
を示したが、オペレートバルブ34がエアではなく、ソ
レノイドバルブ36に供給される制御電流によって制御
されるよう構成することも可能である。
【0021】
【効果】以上記述したように本発明のクランプ保持装置
によれば、クランプ側気室に空気が送られ、クランプシ
リンダがクランプ装置によってワークをクランプせしめ
ている状態で、ワークを載置している治具台車が次の工
程に送られる時のように空気受給装置から分離されて空
気が供給されなくなっても、或いは、休日等において空
気受給装置から空気が供給されないときにも、オペレー
トバルブが、クランプシリンダのクランプ側気室から空
気の漏出を防ぐため、高いクランプ力を長期間に渡って
維持させることができる。このため、構成が簡単で安価
なエアー形式のクランプ装置を用いて、エアーの供給さ
れない状態においてもワークが治具からずれるという事
態の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るクランプ装置本体のク
ランプ状態を示す側面図である。
【図2】図1に示すクランプ装置本体のアンクランプ状
態を示す側面図である。
【図3】本発明の1実施例に係るクランプ保持装置のエ
アー回路を示す回路図である。
【図4】従来技術のクランプ保持装置のエアー回路を示
す回路図である。
【図5】従来技術のクランプ装置本体の側面図である。
【図6】従来技術のクランプ開閉装置の側面図である。
【符号の説明】
10 クランプ装置本体 14 ワーク押えアーム 30 クランプシリンダ 30a アンクランプ側気室 30b クランプ側気室 34 オペレートバルブ 36 ソレノイドバルブ 38 エアー接続口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを載置する台に取り付けられ、該
    ワークをクランプ及びアンクランプするクランプ機構
    と、 クランプ側気室とアンクランプ側気室とを有し、前記ク
    ランプ機構をロッドを介してクランプ及びアンクランプ
    させるクランプシリンダと、 前記クランプシリンダのクランプ側気室とアンクランプ
    側気室とに選択的に空気を送るソレノイドバルブと、 外部から供給される空気を受けて前記ソレノイドバルブ
    側へ導く空気受給装置と、 前記ソレノイドバルブと前記クランプシリンダのクラン
    プ側気室との間に配置されるオペレートバルブであっ
    て、外部から前記空気受給装置へ空気が供給されている
    状態において、前記ソレノイドバルブと前記クランプ側
    気室との間の空気の導通を許容し、外部から前記空気受
    給装置へ空気が供給されていない状態において、前記ク
    ランプ側気室から空気の漏出を防ぐオペレートバルブ
    と、から成ることを特徴とするクランプ保持装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ機構が、前記ワークを載置
    する台に複数設けられていることを特徴とする請求項1
    のクランプ保持装置。
JP29559594A 1994-11-04 1994-11-04 クランプ保持装置 Pending JPH08132376A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139847A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 ダイハツ工業株式会社 部品移送治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015139847A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 ダイハツ工業株式会社 部品移送治具

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