JPH08131269A - 浴室収納装置 - Google Patents
浴室収納装置Info
- Publication number
- JPH08131269A JPH08131269A JP6278187A JP27818794A JPH08131269A JP H08131269 A JPH08131269 A JP H08131269A JP 6278187 A JP6278187 A JP 6278187A JP 27818794 A JP27818794 A JP 27818794A JP H08131269 A JPH08131269 A JP H08131269A
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- Japan
- Prior art keywords
- storage device
- bathroom
- bathroom storage
- shelf
- box body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鏡板を見易い高さに安全に移動させることが
でき、しかも、棚板を引き出してその上に載置収納され
る浴室用小物を容易に取り出し便利に使用することがで
きる浴室収納装置を提供する。 【構成】 前面が開口した縦長形状の箱体1が浴室壁面
に埋設固定され、この箱体1の前面開口部2に上下方向
スライド移動自在に鏡板3が配設されると共に、同箱体
1内に棚板4が前面開口部2より引き出し自在に収容配
設されている。
でき、しかも、棚板を引き出してその上に載置収納され
る浴室用小物を容易に取り出し便利に使用することがで
きる浴室収納装置を提供する。 【構成】 前面が開口した縦長形状の箱体1が浴室壁面
に埋設固定され、この箱体1の前面開口部2に上下方向
スライド移動自在に鏡板3が配設されると共に、同箱体
1内に棚板4が前面開口部2より引き出し自在に収容配
設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室壁面に施工され
て、その内部に石鹸、シャンプー、リンス等の浴室用小
物が収納される浴室収納装置に関するものである。
て、その内部に石鹸、シャンプー、リンス等の浴室用小
物が収納される浴室収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す如く、前面が開口
した縦長形状の箱体(イ)を浴室壁面(ロ)に埋設固定
し、該箱体(イ)の前面開口部(ハ)に鏡板(ニ)を配
設すると共に、同箱体(イ)内に棚板(ホ)を配設して
なる浴室収納装置は知られている。
した縦長形状の箱体(イ)を浴室壁面(ロ)に埋設固定
し、該箱体(イ)の前面開口部(ハ)に鏡板(ニ)を配
設すると共に、同箱体(イ)内に棚板(ホ)を配設して
なる浴室収納装置は知られている。
【0003】該浴室収納装置においては、箱体(イ)内
の上部スペースを開閉できるようにその前面開口部
(ハ)の側縁部分に鏡板(ニ)が蝶番(ヘ)によって枢
着されており、又、同箱体(イ)内の下部スペースには
石鹸(ト)やシャンプー、リンス等のボトル(チ)が収
納されており、該ボトル(チ)は棚板(ホ)上に載置収
納されている。
の上部スペースを開閉できるようにその前面開口部
(ハ)の側縁部分に鏡板(ニ)が蝶番(ヘ)によって枢
着されており、又、同箱体(イ)内の下部スペースには
石鹸(ト)やシャンプー、リンス等のボトル(チ)が収
納されており、該ボトル(チ)は棚板(ホ)上に載置収
納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、鏡板(ニ)が上部に配置されて髭
剃り、洗顔等の際に見難いものであり、又、該鏡板
(ニ)は開き扉式に開閉されるものであるためその開閉
時の安全確保に十分な配慮が必要となるものであり、し
かも、棚板(ホ)上に載置収納される浴室用小物を取り
出し難く使用し難いものであった。
来の技術においては、鏡板(ニ)が上部に配置されて髭
剃り、洗顔等の際に見難いものであり、又、該鏡板
(ニ)は開き扉式に開閉されるものであるためその開閉
時の安全確保に十分な配慮が必要となるものであり、し
かも、棚板(ホ)上に載置収納される浴室用小物を取り
出し難く使用し難いものであった。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、鏡板を見易い高さに安全に移動させることができ、
しかも、棚板を引き出してその上に載置収納される浴室
用小物を容易に取り出し便利に使用することができる浴
室収納装置を提供することである。
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、鏡板を見易い高さに安全に移動させることができ、
しかも、棚板を引き出してその上に載置収納される浴室
用小物を容易に取り出し便利に使用することができる浴
室収納装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1)記載
の浴室収納装置は、前面が開口した縦長形状の箱体を浴
室壁面に埋設固定し、該箱体の前面開口部に上下方向ス
ライド移動自在に鏡板を配設すると共に、同箱体内に棚
板を前面開口部より引き出し自在に収容配設してなり、
この構成によって上記課題が解決された。
の浴室収納装置は、前面が開口した縦長形状の箱体を浴
室壁面に埋設固定し、該箱体の前面開口部に上下方向ス
ライド移動自在に鏡板を配設すると共に、同箱体内に棚
板を前面開口部より引き出し自在に収容配設してなり、
この構成によって上記課題が解決された。
【0007】本発明の請求項2)記載の浴室収納装置
は、上記請求項1)記載の浴室収納装置において、鏡板
が下方へスライド移動された状態で、該鏡板の後方に収
容状態の棚板を配設したことを特徴とする。
は、上記請求項1)記載の浴室収納装置において、鏡板
が下方へスライド移動された状態で、該鏡板の後方に収
容状態の棚板を配設したことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3)記載の浴室収納装置
は、上記請求項1)又は2)記載の浴室収納装置におい
て、棚板の上面に石鹸受凹所を形成したことを特徴とす
る。
は、上記請求項1)又は2)記載の浴室収納装置におい
て、棚板の上面に石鹸受凹所を形成したことを特徴とす
る。
【0009】本発明の請求項4)記載の浴室収納装置
は、上記請求項1)〜3)のいずれか一つの請求項記載
の浴室収納装置において、浴室壁面となる壁パネルに取
付開口部を形成し、該取付開口部に箱体を嵌め込んで、
該箱体を同壁パネルとその後側の建築壁下地との間のス
ペースに埋設固定したことを特徴とする。
は、上記請求項1)〜3)のいずれか一つの請求項記載
の浴室収納装置において、浴室壁面となる壁パネルに取
付開口部を形成し、該取付開口部に箱体を嵌め込んで、
該箱体を同壁パネルとその後側の建築壁下地との間のス
ペースに埋設固定したことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1)記載の浴室収納装置におい
ては、浴室壁面に埋設固定される縦長形状の箱体の前面
開口部に上下方向スライド移動自在に鏡板が配設されて
いるため、該鏡板を上下方向にスライド移動させて安全
に適切な見易い高さにして使用することができる。しか
も、同箱体内に棚板が前面開口部より引き出し自在に収
容配設されているため、該棚板を引き出してその上に載
置収納される浴室用小物を容易に取り出し便利に使用す
ることができる。
ては、浴室壁面に埋設固定される縦長形状の箱体の前面
開口部に上下方向スライド移動自在に鏡板が配設されて
いるため、該鏡板を上下方向にスライド移動させて安全
に適切な見易い高さにして使用することができる。しか
も、同箱体内に棚板が前面開口部より引き出し自在に収
容配設されているため、該棚板を引き出してその上に載
置収納される浴室用小物を容易に取り出し便利に使用す
ることができる。
【0011】本発明の請求項2)記載の浴室収納装置に
おいては、特に、鏡板が下方へスライド移動された状態
で、該鏡板の後方に収容状態の棚板が配設されているた
め、鏡板が下方へスライド移動された状態で、該鏡板の
後方に棚板やその上に載置収納される浴室用小物等が体
裁良く隠され、又、同下方の見易い位置にある鏡板を見
ながら髭剃り、洗顔等を行うこともできる。
おいては、特に、鏡板が下方へスライド移動された状態
で、該鏡板の後方に収容状態の棚板が配設されているた
め、鏡板が下方へスライド移動された状態で、該鏡板の
後方に棚板やその上に載置収納される浴室用小物等が体
裁良く隠され、又、同下方の見易い位置にある鏡板を見
ながら髭剃り、洗顔等を行うこともできる。
【0012】本発明の請求項3)記載の浴室収納装置に
おいては、特に、棚板の上面に石鹸受凹所が形成されて
いるため、該棚板の石鹸受凹所内に石鹸を滑り落ちない
ように適切に載置収納することができる。
おいては、特に、棚板の上面に石鹸受凹所が形成されて
いるため、該棚板の石鹸受凹所内に石鹸を滑り落ちない
ように適切に載置収納することができる。
【0013】本発明の請求項4)記載の浴室収納装置に
おいては、特に、浴室壁面となる壁パネルに取付開口部
が形成され、該取付開口部に箱体が嵌め込まれて同壁パ
ネルとその後側の建築壁下地との間のスペースに埋設固
定されているため、壁パネルと建築壁下地との間のスペ
ースが有効に活用されて箱体が確実に外観良好に仕上げ
納められる。
おいては、特に、浴室壁面となる壁パネルに取付開口部
が形成され、該取付開口部に箱体が嵌め込まれて同壁パ
ネルとその後側の建築壁下地との間のスペースに埋設固
定されているため、壁パネルと建築壁下地との間のスペ
ースが有効に活用されて箱体が確実に外観良好に仕上げ
納められる。
【0014】
【実施例】図1、図2、図3に示す浴室収納装置は、本
発明の一実施例で、前面が開口した縦長形状の箱体1を
浴室壁面に埋設固定し、該箱体1の前面開口部2に上下
方向スライド移動自在に鏡板3を配設すると共に、同箱
体1内に棚板4を前面開口部2より引き出し自在に収容
配設してなるものである。
発明の一実施例で、前面が開口した縦長形状の箱体1を
浴室壁面に埋設固定し、該箱体1の前面開口部2に上下
方向スライド移動自在に鏡板3を配設すると共に、同箱
体1内に棚板4を前面開口部2より引き出し自在に収容
配設してなるものである。
【0015】箱体1は合成樹脂にて一体に形成されたも
ので、浴室壁面となる壁パネル5に取付開口部6が形成
され、該取付開口部6に嵌め込まれて同壁パネル5とそ
の後側の建築壁下地7との間のスペース8に埋設固定さ
れている。この場合、箱体1の前面開口部2の外周縁部
分に突設されるフランジ部9が取付開口部6の周縁部分
に係止されると共に、同箱体1の背板部分が建築壁下地
7に当接されるように埋設固定されている。
ので、浴室壁面となる壁パネル5に取付開口部6が形成
され、該取付開口部6に嵌め込まれて同壁パネル5とそ
の後側の建築壁下地7との間のスペース8に埋設固定さ
れている。この場合、箱体1の前面開口部2の外周縁部
分に突設されるフランジ部9が取付開口部6の周縁部分
に係止されると共に、同箱体1の背板部分が建築壁下地
7に当接されるように埋設固定されている。
【0016】又、箱体1の前面開口部2の両側内縁部分
には上下方向にわたるレール部10が設けられており、該
両側のレール部10に鏡板3の両側縁部分が摺動自在に嵌
合されて、該鏡板3は上下方向スライド移動自在に配設
されている。この場合、鏡板3は両側のレール部10にお
ける摩擦抵抗によって適宜高さ位置に保持され、同摩擦
抵抗に抗して上下方向にスライド移動される。又、同鏡
板3は箱体1の前面開口部2の上下方向の略半分弱を覆
う大きさに形成され、その下縁部分表面には該下縁部分
に沿って長尺な把手バー11が付設されている。該把手バ
ー11をつかんで同鏡板3は上下方向にスライド移動操作
され、又、該把手バー11によって同鏡板3の下縁部分が
補強されている。
には上下方向にわたるレール部10が設けられており、該
両側のレール部10に鏡板3の両側縁部分が摺動自在に嵌
合されて、該鏡板3は上下方向スライド移動自在に配設
されている。この場合、鏡板3は両側のレール部10にお
ける摩擦抵抗によって適宜高さ位置に保持され、同摩擦
抵抗に抗して上下方向にスライド移動される。又、同鏡
板3は箱体1の前面開口部2の上下方向の略半分弱を覆
う大きさに形成され、その下縁部分表面には該下縁部分
に沿って長尺な把手バー11が付設されている。該把手バ
ー11をつかんで同鏡板3は上下方向にスライド移動操作
され、又、該把手バー11によって同鏡板3の下縁部分が
補強されている。
【0017】又、箱体1内の下部スペースに上下に二段
の棚板4が収容配設されている。両棚板4はいずれも合
成樹脂にて中空状に形成され、箱体1の内側面に下端が
枢着されるリンク片13の上端が棚板4の側縁部中程に設
けられる枢支軸部14に結合され、棚板4の側縁部後端付
近に側方へ突設されるガイドピン15が箱体1の内側面に
形成される前後方向のガイド溝16にスライド自在に係合
され、同リンク片13とガイドピン15、ガイド溝16とによ
って両側で支持されて、両棚板4は各々前後方向に移動
できるように配設されている。この場合、棚板4の前後
方向の移動範囲は、ガイド溝16に係合されたガイドピン
15の前後方向スライド範囲によって規制され、前後両端
位置にて同棚板4は停止支持される。
の棚板4が収容配設されている。両棚板4はいずれも合
成樹脂にて中空状に形成され、箱体1の内側面に下端が
枢着されるリンク片13の上端が棚板4の側縁部中程に設
けられる枢支軸部14に結合され、棚板4の側縁部後端付
近に側方へ突設されるガイドピン15が箱体1の内側面に
形成される前後方向のガイド溝16にスライド自在に係合
され、同リンク片13とガイドピン15、ガイド溝16とによ
って両側で支持されて、両棚板4は各々前後方向に移動
できるように配設されている。この場合、棚板4の前後
方向の移動範囲は、ガイド溝16に係合されたガイドピン
15の前後方向スライド範囲によって規制され、前後両端
位置にて同棚板4は停止支持される。
【0018】又、下位の棚板4の上面前端付近には石鹸
受凹所17が形成され、該石鹸受凹所17内に石鹸18が載置
収納されている。又、上位の棚板4の前端付近には、シ
ャンプー、リンス等のボトル19を格納保持する二つの開
口部20が左右に並設されている。この場合、シャンプ
ー、リンス等のボトル19はその注出口を下にして開口部
20に上方より嵌め込まれ、同開口部20の周縁部分に垂設
される支持片21によって下方へ抜け落ちないように保持
されている。又、棚板4の前端部分に両開口部20に対応
して突設されるレバー22を操作することによって、同ボ
トル19からシャンプー、リンス等の内蔵液体を最後まで
楽にしぼり注出することができる。該レバー22は、図4
に示す如く、棚板4の開口部20の後方にその後端部分の
枢着部23が枢支される腕片24の前端部分に形成されてお
り、該腕片24は同開口部20の周縁に略沿うように湾曲状
に形成されてボトル19の周壁外面を押圧する。すなわ
ち、レバー22を水平方向に移動操作することによって、
腕片24が枢着部23を中心に回動して該腕片24の湾曲内面
がホトル19の周壁外面を押圧し、該ボトル19からシャン
プー、リンス等の内蔵液体がしぼり注出される。
受凹所17が形成され、該石鹸受凹所17内に石鹸18が載置
収納されている。又、上位の棚板4の前端付近には、シ
ャンプー、リンス等のボトル19を格納保持する二つの開
口部20が左右に並設されている。この場合、シャンプ
ー、リンス等のボトル19はその注出口を下にして開口部
20に上方より嵌め込まれ、同開口部20の周縁部分に垂設
される支持片21によって下方へ抜け落ちないように保持
されている。又、棚板4の前端部分に両開口部20に対応
して突設されるレバー22を操作することによって、同ボ
トル19からシャンプー、リンス等の内蔵液体を最後まで
楽にしぼり注出することができる。該レバー22は、図4
に示す如く、棚板4の開口部20の後方にその後端部分の
枢着部23が枢支される腕片24の前端部分に形成されてお
り、該腕片24は同開口部20の周縁に略沿うように湾曲状
に形成されてボトル19の周壁外面を押圧する。すなわ
ち、レバー22を水平方向に移動操作することによって、
腕片24が枢着部23を中心に回動して該腕片24の湾曲内面
がホトル19の周壁外面を押圧し、該ボトル19からシャン
プー、リンス等の内蔵液体がしぼり注出される。
【0019】又、箱体1内の上部スペースにおいては、
その背面25に水平バー材26が突設されて、該水平バー材
26にタオル27が掛けられて収納されているが、同上部ス
ペース内に、上記と同様の引き出し自在な棚板4を配設
しても良く、又、固定式の棚を配設しても良い。
その背面25に水平バー材26が突設されて、該水平バー材
26にタオル27が掛けられて収納されているが、同上部ス
ペース内に、上記と同様の引き出し自在な棚板4を配設
しても良く、又、固定式の棚を配設しても良い。
【0020】したがって、該実施例の浴室収納装置にお
いては、鏡板3を上下方向にスライド移動させて安全に
適切な見易い高さにして使用することができ、しかも、
棚板4を引き出してその上に載置収納される石鹸18等の
浴室用小物を容易に取り出し便利に使用することがで
き、使い勝手の良いものとなっている。
いては、鏡板3を上下方向にスライド移動させて安全に
適切な見易い高さにして使用することができ、しかも、
棚板4を引き出してその上に載置収納される石鹸18等の
浴室用小物を容易に取り出し便利に使用することがで
き、使い勝手の良いものとなっている。
【0021】又、該実施例の浴室収納装置においては、
特に、図3に示す如く、鏡板3が下方へスライド移動さ
れた状態で、該鏡板3の後方に棚板4やその上に載置収
納される石鹸18等が体裁良く隠され、又、同下方の見易
い位置にある鏡板3を見ながら髭剃り、洗顔等を行うこ
とができる。又、下位の棚板4の上面に形成される石鹸
受凹所17内に石鹸18が滑り落ちないように適切に載置収
納される。又、浴室壁面となる壁パネル5に形成される
取付開口部6に箱体1が嵌め込まれて同壁パネル5とそ
の後側の建築壁下地7との間のスペース8に埋設固定さ
れ、同スペース8が有効に活用されて箱体1が確実に外
観良好に仕上げ納められている。
特に、図3に示す如く、鏡板3が下方へスライド移動さ
れた状態で、該鏡板3の後方に棚板4やその上に載置収
納される石鹸18等が体裁良く隠され、又、同下方の見易
い位置にある鏡板3を見ながら髭剃り、洗顔等を行うこ
とができる。又、下位の棚板4の上面に形成される石鹸
受凹所17内に石鹸18が滑り落ちないように適切に載置収
納される。又、浴室壁面となる壁パネル5に形成される
取付開口部6に箱体1が嵌め込まれて同壁パネル5とそ
の後側の建築壁下地7との間のスペース8に埋設固定さ
れ、同スペース8が有効に活用されて箱体1が確実に外
観良好に仕上げ納められている。
【0022】なお、本発明の浴室収納装置においては、
図5に示す実施例の如く構成されても良い。すなわち、
該実施例の浴室収納装置においては、鏡板3の下縁部分
の略中央表面に摘まみ片28が突設されており、該摘まみ
片28をつかんで同鏡板3は上下方向にスライド移動操作
される。又、箱体1内の下部スペースに棚板4が一段の
み収容配設されており、該棚板4はその両側縁部が箱体
1の両内側面に形成される前後方向のレール溝29に各々
スライド自在に係合支持されることによって前後方向に
移動できるように配設されている。この場合、棚板4が
引き出された状態で該棚板4がレール部10と交差して、
該レール部10にその側縁部分が嵌合される鏡板3は同棚
板4上に当止支持されてこれより下方へはスライド移動
されないが、同棚板4が箱体1内に収容された状態で
は、同部分でレール部10が上下に連通して鏡板3は上下
方向に自由にスライド移動される。又、同棚板4はその
両側縁部をレール溝29より前方へ抜き外すことによって
自由に取り外され、その上面は平滑面状に形成されてい
る。
図5に示す実施例の如く構成されても良い。すなわち、
該実施例の浴室収納装置においては、鏡板3の下縁部分
の略中央表面に摘まみ片28が突設されており、該摘まみ
片28をつかんで同鏡板3は上下方向にスライド移動操作
される。又、箱体1内の下部スペースに棚板4が一段の
み収容配設されており、該棚板4はその両側縁部が箱体
1の両内側面に形成される前後方向のレール溝29に各々
スライド自在に係合支持されることによって前後方向に
移動できるように配設されている。この場合、棚板4が
引き出された状態で該棚板4がレール部10と交差して、
該レール部10にその側縁部分が嵌合される鏡板3は同棚
板4上に当止支持されてこれより下方へはスライド移動
されないが、同棚板4が箱体1内に収容された状態で
は、同部分でレール部10が上下に連通して鏡板3は上下
方向に自由にスライド移動される。又、同棚板4はその
両側縁部をレール溝29より前方へ抜き外すことによって
自由に取り外され、その上面は平滑面状に形成されてい
る。
【0023】したがって、該実施例の浴室収納装置にお
いても、それ以外は上記実施例と略同様に形成されてい
て、石鹸受凹所17に関する以外の作用効果が上記実施例
と略同様に奏される。
いても、それ以外は上記実施例と略同様に形成されてい
て、石鹸受凹所17に関する以外の作用効果が上記実施例
と略同様に奏される。
【0024】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1)記載の
浴室収納装置においては、鏡板を上下方向にスライド移
動させて安全に適切な見易い高さにして使用することが
でき、しかも、棚板を引き出してその上に載置収納され
る浴室用小物を容易に取り出し便利に使用することがで
き、使い勝手の良いものとなる。
浴室収納装置においては、鏡板を上下方向にスライド移
動させて安全に適切な見易い高さにして使用することが
でき、しかも、棚板を引き出してその上に載置収納され
る浴室用小物を容易に取り出し便利に使用することがで
き、使い勝手の良いものとなる。
【0025】又、本発明の請求項2)記載の浴室収納装
置においては、特に、鏡板が下方へスライド移動された
状態で、該鏡板の後方に棚板やその上に載置収納される
浴室用小物等が体裁良く隠され、又、同下方の見易い位
置にある鏡板を見ながら髭剃り、洗顔等を行うこともで
きる。
置においては、特に、鏡板が下方へスライド移動された
状態で、該鏡板の後方に棚板やその上に載置収納される
浴室用小物等が体裁良く隠され、又、同下方の見易い位
置にある鏡板を見ながら髭剃り、洗顔等を行うこともで
きる。
【0026】又、本発明の請求項3)記載の浴室収納装
置においては、特に、棚板の上面に形成される石鹸受凹
所内に石鹸を滑り落ちないように適切に載置収納するこ
とができる。
置においては、特に、棚板の上面に形成される石鹸受凹
所内に石鹸を滑り落ちないように適切に載置収納するこ
とができる。
【0027】又、本発明の請求項4)記載の浴室収納装
置においては、特に、浴室壁面となる壁パネルに形成さ
れる取付開口部に箱体が嵌め込まれて同壁パネルとその
後側の建築壁下地との間のスペースに埋設固定され、同
スペースが有効に活用されて箱体が確実に外観良好に仕
上げ納められる。
置においては、特に、浴室壁面となる壁パネルに形成さ
れる取付開口部に箱体が嵌め込まれて同壁パネルとその
後側の建築壁下地との間のスペースに埋設固定され、同
スペースが有効に活用されて箱体が確実に外観良好に仕
上げ納められる。
【図1】本発明の一実施例である浴室収納装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同浴室収納装置の断面図である。
【図3】同浴室収納装置の別の使用状態における断面図
である。
である。
【図4】同浴室収納装置における棚板の詳細構造を示す
概略平面図である。
概略平面図である。
【図5】別の実施例である浴室収納装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】本発明の従来例である浴室収納装置を示す斜視
図である。
図である。
1 箱体 2 前面開口部 3 鏡板 4 棚板 5 壁パネル 6 取付開口部 7 建築壁下地 8 スペース 17 石鹸受凹所
Claims (4)
- 【請求項1】 前面が開口した縦長形状の箱体を浴室壁
面に埋設固定し、該箱体の前面開口部に上下方向スライ
ド移動自在に鏡板を配設すると共に、同箱体内に棚板を
前面開口部より引き出し自在に収容配設してなる浴室収
納装置。 - 【請求項2】 鏡板が下方へスライド移動された状態
で、該鏡板の後方に収容状態の棚板を配設したことを特
徴とする請求項1)記載の浴室収納装置。 - 【請求項3】 棚板の上面に石鹸受凹所を形成したこと
を特徴とする請求項1)又は2)記載の浴室収納装置。 - 【請求項4】 浴室壁面となる壁パネルに取付開口部を
形成し、該取付開口部に箱体を嵌め込んで、該箱体を同
壁パネルとその後側の建築壁下地との間のスペースに埋
設固定したことを特徴とする請求項1)〜3)のいずれ
か一つの請求項記載の浴室収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6278187A JPH08131269A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 浴室収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6278187A JPH08131269A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 浴室収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08131269A true JPH08131269A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17593808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6278187A Withdrawn JPH08131269A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 浴室収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08131269A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140205A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 収納棚 |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP6278187A patent/JPH08131269A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012140205A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 収納棚 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |