JPH08131218A - 締結具 - Google Patents

締結具

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Publication number
JPH08131218A
JPH08131218A JP26950194A JP26950194A JPH08131218A JP H08131218 A JPH08131218 A JP H08131218A JP 26950194 A JP26950194 A JP 26950194A JP 26950194 A JP26950194 A JP 26950194A JP H08131218 A JPH08131218 A JP H08131218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening
loop
fastening body
bodies
fastener
Prior art date
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Pending
Application number
JP26950194A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ito
惇 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eruze Kk
Original Assignee
Eruze Kk
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Publication date
Application filed by Eruze Kk filed Critical Eruze Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 迅速かつ容易に締結・解除できる締結具を安
価に製造する。 【構成】 互いに近接して配置した第1、第2被結合体
の両方に、それぞれ柔軟素材よりなるループ状の第1、
第2締結体を、各締結体の端部を近接させて固着し、第
1締結体のループの内部に第2締結体を挿通し、第2締
結体の挿通先端部のループの内部に第1締結体のループ
先端部を挿通して、第1締結体のループ先端部と第2締
結体の固着基端部との間に張力を加えて第1、第2締結
体とを締結するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は締結具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被結合体、例えば、衣服の打合わ
せや、袋状枕カバーの開口部を閉じるのに、ボタン、フ
ァスナー、フック等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のもの
はいずれも、かけ外し、又は、締結するのに手間を要し
て時間がかかり、また、両手を用いなければならないの
で、片手が不自由な身障者が自身で締結することができ
ず、他人の手を借りねばならなかった。
【0004】また、上記ボタン、ファスナー、フック等
は、本体に取付けるのに別途の加工を要して、製造コス
トの面で不利であった。
【0005】また、被結合体にそれぞれ単なる紐を取付
けた場合は、締結するのに両手を用いなければならず、
更に、堅結びになると解くのが困難になるという問題が
あった。
【0006】また、ボタン、ファスナー、フック等は硬
質素材で形成されており、紐も結び瘤ができるため、病
人用の衣服に用いた場合、病床に臥したとき、これらの
ものが身体の下方になって痛みが生じたり安静を損なっ
たりするおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、互いに近接
して配置した第1、第2被結合体の両方に、それぞれ柔
軟素材よりなるループ状の第1、第2締結体を、各締結
体の端部を近接させて固着し、第1締結体のループの内
部に第2締結体を挿通し、第2締結体の挿通先端部のル
ープの内部に第1締結体のループ先端部を挿通して、第
1締結体のループ先端部と第2締結体の固着基端部との
間に張力を加えて第1、第2締結体とを締結することを
特徴とする締結具を提供せんとするものである。
【0008】また、上記第1、第2締結体を帯状体で構
成したことにも特徴を有する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明に係る締結具Aを示してお
り、同締結具Aは、布等の素材よりなる第1被結合体10
に取付けた第1締結体11と、布等の素材よりなる第2被
結合体20に取付けた第2締結体21とで構成されている。
【0011】第1締結体11は、布などの柔軟素材で折返
しループ状に形成された略帯状で、同第1締結体11の両
端部15,15 を近接させて第1被結合体10の端縁部12に縫
い付け固着している。
【0012】第2締結体21は第1締結体11と全く同一構
成であり、第2被結合体20の端縁部22に前記と同様に縫
い付け固着されている。
【0013】本発明の締結具Aは上記のように構成され
ており、次に、同締結具Aを用いて被結合体同志を結合
する手順を図1〜図4を参照して説明する。
【0014】まず、図1で示すように、第1被結合体10
と第2被結合体20とを近接して配置する。
【0015】次に、図2で示すように、第1締結体11の
ループ13の内部に第2締結体21を挿通する。
【0016】次に、図3で示すように、第2締結体21の
ループ先端部24のループ23の内部に第1締結体11のルー
プ先端部14を挿通する。
【0017】次に、図4で示すように、第1締結体11の
ループ先端部14と第2締結体21の固着基端部25との間に
張力を加えて第1、第2締結体11,21 とを締結する。
【0018】このように、第1、第2締結体11,21 のル
ープを交互にくぐらせるだけで良いので、両手では勿
論、片手でも迅速かつ容易に締結体を締結して被結合体
等の結合を行うことができる。
【0019】また、上記締結を解くときには、第2締結
体21のループ先端部24を上方または第2被結合体20方向
に引張ることによって、締結を緩めて被結合体同志の結
合を解くことができる。
【0020】このように、締結体のループ先端部を引張
るだけで締結を緩めることができるので、両手では勿
論、片手でも迅速かつ容易に締結体の締結を解いて結合
した被結合体等を分離することができる。
【0021】図5は、本発明締結具Aを袋状の枕カバー
30の開口部31を閉じるのに用いた使用例を示しており、
上記開口部31の2か所に締結具Aを設けている。
【0022】かかる枕カバー30は、開口部31の開閉を迅
速かつ容易に行えることから、例えば、病院やホテル等
における寝具交換の省力化をはかることができる。
【0023】図6は、病人用、特に、入院患者等の衣服
40に用いた使用例を示しており、外側の前身頃の端縁部
41と同端縁部41の対向位置に2か所と、内側の前身頃の
端縁部42と同端縁部42の対向位置に1か所とにそれぞれ
締結具Aを設けている。
【0024】かかる衣服40は、締結具Aの締結及び解除
が迅速かつ容易であることから、診察や治療のために衣
服40を着脱するのが容易であり、片手が不自由な患者で
も自身で衣服40の着脱ができるので、看護婦の手間をと
らないという利点がある。
【0025】また、第1、第2締結体11,21 が帯状であ
るから、結び目の厚さが広さの割に薄くなり、患者が病
床に臥したとき、締結具Aが身体の下方になっても、患
者に痛みを与えたり安静を損なうということが防止され
る。
【0026】また、第1、第2締結体11,21 が帯状であ
るから、衣服、枕かバー等の本体を縫製するときに、同
時に縫い付けることができるので、別途の取付け加工を
要せず、製造コストの面で有利である。
【0027】なお、本発明の締結具は、上記使用例に限
定されず、衣服一般、寝具一般、バッグ等の袋体など、
締結によって結合できる場合に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、互いに近接して配置し
た第1、第2被結合体の両方に、それぞれ柔軟素材より
なるループ状の第1、第2締結体を、各締結体の端部を
近接させて固着し、第1締結体のループの内部に第2締
結体を挿通し、第2締結体の挿通先端部のループの内部
に第1締結体のループ先端部を挿通して、第1締結体の
ループ先端部と第2締結体の固着基端部との間に張力を
加えて第1、第2締結体とを締結することによって、締
結具の締結・解除が迅速かつ容易になり省力化すること
ができるばかりでなく、片手で締結・解除が可能である
から、片手が不自由な身障者でも自身で締結具を締結・
解除して衣服等を着脱できるようにすることができる。
【0029】また、被結合体を製造する際に、同時に締
結具を取付けることができるので、別途取付け加工を要
せず、製造コストを低減することができる。
【0030】また、上記第1、第2締結体を帯状体で構
成したことによって、衣類に用いた場合、着衣した人が
横臥したとき、締結具が身体の下方になっても、痛みを
感じたり安静を損なうということが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る締結具の構成を示す斜視図。
【図2】締結手順を示す斜視図。
【図3】締結手順を示す斜視図。
【図4】締結手順を示す斜視図。
【図5】本発明締結具の使用例を示す斜視図。
【図6】本発明締結具の使用例を示す斜視図。
【符号の説明】
10 第1被結合体 11 第1締結体 14 ループ先端部 15 両端部 13 ループ 20 第2被結合体 21 第2締結体 24 ループ先端部 23 ループ 25 固着基端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに近接して配置した第1、第2被結
    合体(10)(20)の両方に、それぞれ柔軟素材よりなるルー
    プ状の第1、第2締結体(11)(21)を、各締結体(11)(21)
    の両端部(15)(15)を近接させて固着し、第1締結体(11)
    のループ(13)の内部に第2締結体(21)を挿通し、第2締
    結体(21)のループ先端部(24)のループ(23)の内部に第1
    締結体(11)のループ先端部(14)を挿通して、第1締結体
    (11)のループ先端部(14)と第2締結体(21)の固着基端部
    (25)との間に張力を加えて第1、第2締結体(11)(21)と
    を締結することを特徴とする締結具。
  2. 【請求項2】 上記第1、第2締結体(11)(21)を帯状体
    で構成したことを特徴とする請求項1記載の締結具。
JP26950194A 1994-11-02 1994-11-02 締結具 Pending JPH08131218A (ja)

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JP26950194A JPH08131218A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 締結具

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JP26950194A JPH08131218A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 締結具

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JPH08131218A true JPH08131218A (ja) 1996-05-28

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JP26950194A Pending JPH08131218A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 締結具

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