JP2789302B2 - ふとん乾燥機における乾燥部構成体 - Google Patents

ふとん乾燥機における乾燥部構成体

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JP2789302B2 JP6228872A JP22887294A JP2789302B2 JP 2789302 B2 JP2789302 B2 JP 2789302B2 JP 6228872 A JP6228872 A JP 6228872A JP 22887294 A JP22887294 A JP 22887294A JP 2789302 B2 JP2789302 B2 JP 2789302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアマットとふとんカバ
ーで構成されるふとん乾燥機における乾燥部構成体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ふとん乾燥機は、温風を供給する
乾燥機本体にフレキシブルで伸縮自在なホースを介して
エアマットを着脱自在に設けており、該エアマットを敷
ふとんと掛けふとんの間に介在させてエアマット内に温
風を吹き込むことにより、ふとんの乾燥を行うと共に、
乾燥によるふとんの高温化により、ふとん内に生息する
ダニを死滅させたり、寒夜などには就寝前にふとんを暖
めてすぐに眠りにつける様にしていた。
【0003】しかしながら、上記ふとん乾燥機をふとん
にセットするには、乾燥機本体内に折り畳み収納された
エアマットを展張して敷ふとん上に広げて敷き、その上
に掛けふとんを覆い被せてセットせねばならず、乾燥後
は敷ふとんと掛けふとん間のエアマットを取り出して乾
燥機本体内の収納部に折り畳み収納せねばならず、かか
るエアマットのセット及び折り畳み収納が甚だ面倒であ
るため、特にふとんを持ち上げ、運搬出来ない老人や軽
度な身障者にあっては大変な作業で使用できず、この様
な欠点からふとん乾燥機を使用しなくなる傾向にあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はエアマットを
セットしたり、収納したりせず、乾燥機本体の作動のみ
でふとんを乾燥できる様にしたふとん乾燥機における乾
燥部構成体を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、エアマットのセット及び収納に手間がかかる課
題に鑑み、乾燥機本体に接続するエアマットをふとんカ
バーに着脱自在に内装して乾燥部構成体と成すことによ
り、ふとんカバーにエアマットとふとんを内装してエア
マットとふとんを一体化させ、就寝時においてもエアマ
ットを邪魔とせず、通常の睡眠が出来る様にし、ふとん
乾燥時には乾燥機本体を作動させるのみで乾燥を行える
様にして、上記欠点を解決せんとしたものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1はふとん乾燥機における乾燥部構成体であ
り、該乾燥部構成体1は、送風と温風の切換スイッチ、
タイマー等を装備した乾燥機本体2に、フレキシブルで
伸縮自在なホース3を介して接続されるエアマット4
と、該エアマット4をふとんFと共に内装するふとんカ
バー5にて構成している。
【0007】エアマット4はポリ塩化ビニル、ナイロン
製等の合成繊維、好ましくは通気性を有する繊維にて矩
形袋状に形成して成り、乾燥機本体2から供給される温
風の通気量が不足の場合にはエアマット4の表裏面に微
小な通気孔6、6a…を多数設けている。
【0008】又、エアマット4の長尺な一端縁部7には
これの長さ方向に沿って帯状の折曲代8を設け、該折曲
代8の上面に接離自在テープ9の一方を接着し、エアマ
ット4をふとんカバー5に内装した状態では接離自在テ
ープ9はエアマット4の下面側に位置し、又折曲代8は
エアマット4に付設する場合もあるが、エアマット4を
縫製等で区画遮断形成しても良く、又上記一端縁部7に
対向する他端縁部7aの略中央には内方連通する略筒状の
接続部10を突出形成している。
【0009】上記接離自在テープ9は表面が微細な鈎状
やマッシュルーム状のフックを密生させたフック面を有
するものにして、所定幅を有する角シート状に多数裁断
形成し、これら多数の接離自在テープ9を折曲代8の長
さ方向に渡って所定間隔置きに接着するか、或いは接離
自在テープ9を折曲代8の大きさに略対応した一枚シー
ト状に形成し、折曲代8の上面全体に接着している。
【0010】又、エアマット4の接続部10は、エアマッ
ト4の他端縁部7aに設けたものを示したが、かかる位置
に限定されることなく、他に短尺な一端縁部7bに設けた
り、又長尺及び短尺な端縁部7a、7bの両方に設けてもよ
く、後者の場合には夫々の接続部10の開口部をファスナ
ー或いは接離自在テープにより開閉自在と成し、ふとん
乾燥時に乾燥機本体2と接続する一方の接続部10を開口
し、ホース3に接続する様に成している。
【0011】ふとんカバー5は、一般にふとんカバーと
して使用される綿等の布地から成り、一枚の矩形シート
を2つ折りにしてふとんカバー5の上面部11及び下面部
11aを設けると共に、それらの周縁部12にファスナー13
のエレメント14或いは図示しない接離自在テープを設け
てふとんF全体を被覆する袋状に形成して成り、上記フ
ァスナー13については2つのスライダー15、15a を有す
るものを使用している。
【0012】又、ふとんカバー5の下面部11a の内面に
おいて、長尺な一端縁部16、好ましくは上面部11との折
曲側の一端縁部16の長さ方向に渡り、微細な輪を無数に
密生させたループ面を有する接離自在テープ9aを接着
し、エアマット4の折曲代8における接離自在テープ9
をふとんカバー5の接離自在テープ9aに接離することに
より、着脱自在にふとんカバー5内にエアマット4を内
装する様に成し、上記接離自在テープ9aは図に示す様に
エアマット4の角形状に裁断形成した接離自在テープ9
の対応位置に同形状のものを接着したり、又は一端縁部
16の長さに対応した帯状の一枚シート状のものを接着し
ている。
【0013】尚、本実施例において、ふとんカバー5の
洗濯時に、糸くず等が付着しない様に、ふとんカバー5
にはループ面を有する接離自在テープ9a、エアマット4
にはフック面を有する接離自在テープ9を接着したもの
を示したが、ふとんカバー5及びエアマット4の夫々に
上記とは逆の接離自在テープ9、9aを接着しても良い。
【0014】又、ふとんカバー5は一枚シートを2つ折
りにしてファスナー13により、ふとんF全体を被覆する
袋状に形成したものを示したが、ふとんカバー5を構成
する上面部11及び下面部11a を夫々別体とし、これらの
対応する周縁部12に2つのスライダー15、15a を有する
ファスナー13、或いは接離自在テープを設けて袋状に形
成しても良く、ファスナー13で構成したふとんカバー5
にあっては、上面部11及び下面部11a に設けた夫々のエ
レメント14の端部に着脱自在な開金具を設け、該開金具
を接合すると共に、スライダー15、15a をエレメント14
に噛み合う様にしてファスナー13をスライダー15、15a
を以て開閉する様に成している。
【0015】要するに、ふとんカバー5はふとんF全体
を被覆する袋状のものにして、且つ少なくとも一端縁部
16、即ち折曲側の一端縁部16を残した周縁部12に2つの
スライダー15、15a を有するファスナー13或いは接離自
在テープを設けた構成であれば良い。
【0016】又、エアマット4において折曲代8を設け
た長尺な一端縁部7に対向する他端縁部7aの隅角部17、
17a には所定長さの引張ひも18、18a の基端を縫製する
と共に、その先端に短尺棒状の抜止具19、19a の中央を
締結し、上記引張ひも18、18a を取付けた上記隅角部1
7、17a に対応するふとんカバー5の上面部11或いは下
面部11a の隅角部20、20a に上記抜止具19、19a の長さ
より小径な鳩目21、21aを設けている。
【0017】そして、乾燥部構成体1はふとんカバー5
内面の一端縁部16に設けた接離自在テープ9aにエアマッ
ト4の折曲代8の上面に設けた接離自在テープ9を貼り
合わせることにより構成し、ふとんカバー5の下面部11
a 上にふとんFを敷設し、エアマット4を折曲代8を以
て折り返すと共に、ふとんカバー5に設けた鳩目21、21
a に抜止具19、19a と共に引張ひも18、18a を外方へ抜
き出し挿通し、エアマット4の接続部10をふとんカバー
5より突出した状態でスライダー15、15a を以てファス
ナー13を閉じるか、ファスナー13の代わりに接離自在テ
ープを設けたふとんカバー5にあっては接離自在テープ
を貼り合わせる。
【0018】又、ふとんカバー5に設けた接離自在テー
プ9aの表面にはその幅方向に目盛22を施しても良く、こ
の場合エアマット4の接離自在テープ9を設けた折曲代
8の下面に上記目盛22を指す矢印23を施しても良い。
【0019】本実施例において、エアマット4の長尺な
一端縁部7に設けた折曲代8の接離自在テープ9と、ふ
とんカバー5の下面部11a 内面における一端縁部16に設
けた接離自在テープ9aにてふとんカバー5にエアマット
4を着脱自在に内装したものを示したが、他に図8に示
す様に、エアマット4の少なくとも1組の対向する端縁
部7、7a、即ちエアマット4の対向する長尺或いは短尺
な端縁部7、7a…又は4辺の端縁部7、7a…の夫々に折
曲代8を設け、該折曲代8の上面に夫々接離自在テープ
9を設け、エアマット4の上記端縁部7、7a…に対応す
るふとんカバー5の下面部11a 内面の各端縁部16、16a
…に設けて、エアマット4をふとんカバー5に着脱自在
に内装しても良く、上記の場合にはエアマット4に引張
ひも18、18a 及び抜止具19、19a を取付けたり、これら
を挿入する鳩目21、21a をふとんカバー5に設けなくて
も良い。
【0020】尚、本実施例にあっては、敷きふとんに対
応する乾燥部構成体1を設けたものを示したが、掛けふ
とんに対応する様に構成しても良く、この場合掛けふと
んの下側にエアマットが配置する様にしたものが好まし
い。
【0021】次に本発明に係るふとん乾燥機における乾
燥部構成体の作用について説明すると、先ず、乾燥部構
成体1はふとんカバー5の折曲側の一端縁部16に設けた
接離自在テープ9aにエアマット4の折曲代8上面に設け
た接離自在テープ9を貼り合わせることにより構成し、
この貼り合わせの際には、ふとんFの短手幅にエアマッ
ト4の短手幅が対応する様に、上記接離自在テープ9aに
施した目盛22に折曲代8下面に施した矢印23を合わせる
ことにより、ふとんカバー5の接離自在テープ9aに対す
るエアマット4の接離自在テープ9の貼り合わせ長さを
調整する。
【0022】次に、ふとんカバー5の下面部11a 上にふ
とんFを敷設し、ふとんカバー5の折曲側の一端縁部16
に対応するふとんFの端縁部をエアマット4の折曲代8
で包み込む様にして折曲代8を以て折り返し、ふとんF
上にエアマット4を覆い被せ、次いで引張ひも18、18a
の先端に設けた抜止具19、19a をふとんカバー5の下面
部11a に設けた鳩目21、21a を通して引張ひも18、18a
をふとんカバー5の外方へ抜き出し挿通する。
【0023】そして、ふとんカバー5の折曲側の一端縁
部16を以てこれを折り返し、エアマット4の接続部10を
ふとんカバー5より突出した状態で、エレメント14上を
スライダー15、15a で移動することによりファスナー13
を閉め、又はファスナー13の代わりに接離自在テープを
設けたものは上面部11及び下面部11a の夫々の周縁部12
に設けた接離自在テープを、ふとんカバー5より突出す
る接続部10の部分以外を貼り合わせ、これによりふとん
F上にエアマット4を配置した状態でこれらをふとんカ
バー5に内装し、ふとんカバー5より突出する接続部10
を乾燥機本体2に接続したホース3に接続し、通常はか
かる状態で就寝する。
【0024】尚、ふとんカバー5の上面部11と下面部11
a が別体のもので、接離自在テープを設けたものは、上
面部11及び下面部11a に設けた接離自在テープを貼り合
わせ、又ファスナーを設けたものは上面部11及び下面部
11a の夫々のエレメント14の端部に設けた開金具を接合
すると共に、スライダー15、15a をエレメント14に噛み
合う様にしてスライダー15、15a を以てファスナー13を
閉める。
【0025】又、エアマット4の接続部10はふとんカバ
ー5より出し入れ自在と成しても良く、就寝時にはふと
んカバー5内に接続部10を収納し、又ふとん乾燥時に
は、接続部10を設けた位置に対応する様に、ふとんカバ
ー5の一端縁部16に対向する他端縁部16a 中央にファス
ナー13のスライダー15、15a を移動し、接続部10の幅分
離隔する様にしてファスナー13を一部開口し、ふとんカ
バー5より接続部10を引出したり、又接離自在テープで
構成されるふとんカバー5にあっては、ふとんカバー5
の他端縁部16a 中央を貼り合わせている接離自在テープ
を引き離して接続部10の幅分程度一部開口し、ふとんカ
バー5より接続部10を引出したりして、これを乾燥機本
体2に接続する。
【0026】そして、ふとん乾燥する場合には、乾燥機
本体2のタイマー及び切換スイッチをセットして温風を
エアマット4内に供給し、かかる乾燥時においてエアマ
ット4は供給される温風によりある程度膨張するも、か
かる膨張状態において、エアマット4の通気性或いは通
気孔6、6a…を設けたものにあってはその通気孔6、6a
…により、掛けふとんG及びふとんF内に温風を介入さ
せて乾燥と共に温風の熱により掛けふとんG及びふとん
F内のダニを死滅させる。
【0027】又、乾燥後においては温風によって膨らん
でいたエアマット4はしぼみ、エアマット4表面に皺が
寄ることになるため、抜止具19、19a により引張ひも1
8、18a を引っ張ることにより、エアマット4の皺を伸
ばし、ふとんカバー5内のふとんF上に整然と配置させ
る。
【0028】又、エアマット4の少なくとも1組の対向
する端縁部7、7a…に折曲代8を設けると共に、該折曲
代8に接離自在テープ9の一方を設け、他方の接離自在
テープ9aをふとんカバー5内面の上記端縁部7に対応す
る端縁部16、16a …に設けた図8で示す乾燥部構成体1
にあっては、ふとんFをふとんカバー5に内装する時
に、エアマット4の各端縁部7、7aに設けた折曲代8に
よって、これに対応するふとんFの端縁部7、7a…を包
み込む様にして折曲代8に設けた接離自在テープ9を、
ふとんカバー5の下面部11a に設けた接離自在テープ9a
に貼り合わせ、次にふとんカバー5の上面部11を折り返
し、ふとんカバー5より接続部10を突出した状態でファ
スナー13を閉じることにより、ふとんF上にエアマット
4を配置した状態でこれらをふとんカバー5に内装で
き、ふとん乾燥する場合には、上記と同様なる手段にて
行い、乾燥後においてはエアマット4がしぼんでも、エ
アマット4は少なくとも対向する2端縁部7、7a…に設
けた折曲代8でふとんカバー5に固定されているため、
皺が寄ることはない。
【0029】
【発明の効果】要するに本発明は、一枚の矩形シートを
2つ折りにして、折曲側の一端縁部16を残した周縁部
12にファスナー13或いは接離自在テープを設けてふ
とん全体を被覆する袋状のふとんカバーを形成したの
で、ふとんカバー5にエアマット4と共にふとんFを簡
単に内装できる。
【0030】又、ふとんカバー5内面の一端縁部16
と、乾燥機本体2に接続するエアマット4の一端縁部7
とに、接離自在テープ9、9aを夫々設けてエアマット
4をふとんカバー5に着脱自在に内装したので、ふとん
Fの幅にエアマット4の幅を対応する様に、ふとんカバ
ー5の一端縁部16に設けた接離自在テープ9aにエア
マット4の折曲代8上面に設けた接離自在テープ9を貼
り合わせることにより、ふとんカバー5の接離自在テー
プ9aに対するエアマット4の接離自在テープ9の貼り
合わせ長さを調整出来る。 又、ふとんカバー5にふとん
Fを内装するときに、エアマット4の折曲代8に対応す
るふとんFの端縁部を折曲代8で包み込む様にして、ふ
とんFにふとんカバー5の上面部11と共にエアマット
4を覆い被せることが出来るため、貼り合わせた接離自
在テープ9、9aをふとんFの下側に配置させられ、ふ
とんFの自重によってエアマット4をふとんFの上記一
端縁部側で位置固定出来、接離自在テープ9、9aが剥
がれてエアマット4が勝手に位置ずれすることがない。
【0031】又、ファスナー13或いは接離自在テープ
によるふとんカバー5の開口により簡単にエアマット4
及びふとんFの出し入れが出来ると共に、ファスナー1
3のものでは、ふとんカバー5内からの接続部10の取
り出しを容易に行え、又接離自在テープを設けたふとん
カバー5にあっても、接続部10の対応位置を部分的に
開口して接続部10を容易に取り出し出来、乾燥機本体
2とエアマット4の接続を簡単に行える。上記の様に、
エアマット4を着脱自在と成すことが出来るため、ふと
んカバー5の洗濯をする時にはふとんカバー5からエア
マット4を取り外すことで、手軽に洗濯をすることが出
来る。
【0032】しかも、ふとんカバー5に設けた接離自在
テープ9aをループ面を有するものとした場合には、ふ
とんカバー5の洗濯時に、糸くず等が付着しないため、
衛生的で、且つエアマット4側の接離自在テープ9との
貼り合わせを常時良好とすることが出来る。
【0033】よって、本発明によれば、ふとんカバー5
にエアマット4とふとんFを内装してエアマット4とふ
とんFを一体化させ、就寝時においてもエアマット4を
邪魔とせず、通常通りの就寝が出来、ふとん乾燥時には
乾燥機本体2を作動させるのみで乾燥を行え、エアマッ
ト4への温風供給によるふとん乾燥、ダニの死滅効果、
就寝時のふとん温暖効果等を機能させられ、従来の様に
乾燥機本体内に折り畳み収納されたエアマットを展張し
て敷ふとんと掛けふとん間にセットしたり、乾燥後はエ
アマットを乾燥機本体内の収納部に折り畳み収納する様
な手間を省くことが出来るため、老人や軽度な身障者に
も使用でき、しかも既存の乾燥機本体を使用することが
出来るため、ふとん乾燥機を買い換える必要がない。
【0034】又、ファスナー13は2つのスライダー1
5、15aを有するので、ふとんカバー5を図の様に展
張することが出来るため、エアマット4とふとんFの出
し入れが請求項1のファスナー13に比し簡単に出来、
又2つのスライダー15、15aの移動によって、ふと
んカバー5に内装されたエアマット4の接続部10に対
応する任意の位置で、接続部10の幅分のみ一部開口さ
せることが出来、これによりふとんカバー5内からの接
続部10の取り出しを請求項1のファスナー13に比し
て容易に行え、乾燥機本体2とエアマット4の接続をよ
り一層簡単に出来る。
【0035】又、エアマット4の上記一端縁部7に対向
する他端縁部7aの隅角部17、17a に引張ひも18、18a を
設け、該引張ひも18、18a をふとんカバー5の外方へ抜
き出し挿通したので、ふとん乾燥後において、温風によ
って膨らんでいたエアマット4がしぼんでエアマット4
表面に皺が寄っても、引張ひも18、18a を引っ張ること
により、エアマット4の皺を伸ばし、ふとんカバー5内
のふとんF上に整然と配置させ、エアマット4の皺によ
って肌触りを悪くすることなく、就寝時における就寝者
の寝心地を良好とすることが出来る。
【0036】又、ふとんカバー5内面の一端縁部16に
設けた接離自在テープ9aにはその幅方向に目盛22を
設けたので、ふとんカバー5の接離自在テープ9aとエ
アマット4の折曲代8の接離自在テープ9の貼り合わせ
において、目盛22を目安としてふとんカバー5の接離
自在テープ9aに対するエアマット4の接離自在テープ
9の貼り合わせ長さを調整でき、ふとんFの幅にエアマ
ット4の幅を簡単に対応させることが出来る等その実用
的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るふとん乾燥機における乾燥部構成
体のふとんカバーを展開した状態の斜視図である。
【図2】エアマットの平面図である。
【図3】ふとんカバーを展開した状態の平面図である。
【図4】ふとんカバーにエアマット取付ける状態を示す
一部破断斜視図である。
【図5】ふとん乾燥の状態を示す斜視図である。
【図6】乾燥時におけるふとんの断面図である。
【図7】乾燥後エアマットを引張ひもで引張した状態を
示すふとんの断面図である。
【図8】他の実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2 乾燥機本体 4 エアマット 5 ふとんカバー 7 一端縁部 7a 他端縁部 8 折曲代 9、9a 接離自在テープ 12 周縁部 13 ファスナー 15、15a スライダー 16 一端縁部 17、17a 隅角部 18、18a 引張ひも 22 目盛

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の矩形シートを2つ折りにして、折
    曲側の一端縁部を残した周縁部にファスナー或いは接離
    自在テープを設けてふとん全体を被覆する袋状のふとん
    カバーを形成し、該ふとんカバー内面の一端縁部と、乾
    燥機本体に接続するエアマットの一端縁部とに、接離自
    在テープを夫々設けてエアマットをふとんカバーに着脱
    自在に内装したことを特徴とするふとん乾燥機における
    乾燥部構成体。
  2. 【請求項2】 請求項1のファスナーは2つのスライダ
    ーを有することを特徴とするふとん乾燥機における乾燥
    部構成体。
  3. 【請求項3】 エアマットの上記一端縁部に対向する他
    端縁部の隅角部に引張ひもを設け、該引張ひもをふとん
    カバーの外方へ抜き出し挿通したことを特徴とする請求
    項1又は2のふとん乾燥機における乾燥部構成体。
  4. 【請求項4】 ふとんカバー内面の一端縁部に設けた接
    離自在テープにはその幅方向に目盛を設けたことを特徴
    とする請求項1、2又は3のふとん乾燥機における乾燥
    部構成体。
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JPH04341300A (ja) * 1991-05-20 1992-11-27 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd ふとん乾燥機
JPH0652797U (ja) * 1992-07-20 1994-07-19 祥一 川島 布団乾燥用具

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