JPH08130171A - 半導体製造装置およびそれに用いるidマークの認識方法 - Google Patents

半導体製造装置およびそれに用いるidマークの認識方法

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JPH08130171A
JPH08130171A JP26932294A JP26932294A JPH08130171A JP H08130171 A JPH08130171 A JP H08130171A JP 26932294 A JP26932294 A JP 26932294A JP 26932294 A JP26932294 A JP 26932294A JP H08130171 A JPH08130171 A JP H08130171A
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JP
Japan
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wafer
mark
image pickup
stage
manufacturing apparatus
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JP26932294A
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Masami Ikoda
まさみ 井古田
Goichi Yokoyama
悟一 横山
Kazuya Makabe
一也 真壁
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2223/00Details relating to semiconductor or other solid state devices covered by the group H01L23/00
    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54406Marks applied to semiconductor devices or parts comprising alphanumeric information
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54493Peripheral marks on wafers, e.g. orientation flats, notches, lot number

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェハ上の任意の位置に形成されたIDマー
クを認識することができる半導体製造装置およびそれに
用いるIDマークの認識方法を提供する。 【構成】 ウェハ1上に形成されたIDマークを撮像す
るCCDカメラ3と、CCDカメラ3が撮像する像を形
成する鏡筒4と、CCDカメラ3に接続されかつCCD
カメラ3が撮像したIDマークを読み取る画像処理装置
5と、ウェハ1を載置するステージ6と、ステージ6の
移動量あるいは移動方向を制御する制御部7と、ウェハ
1上の任意の位置に形成されたIDマークのほぼ上方に
CCDカメラ3を配置するステージ駆動手段8と、CC
Dカメラ3が撮像した像を画像処理装置5を介して出力
する出力モニタ9とから構成され、ステージ駆動手段8
によって、ウェハ1上の任意の位置に形成されたIDマ
ークのほぼ上方にCCDカメラ3を配置し、前記IDマ
ークの像を取り込んだ後認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造技術におい
て、半導体ウェハ(以降、単にウェハという)上に形成
されたIDマークの認識技術に関し、特に任意の位置に
形成されたIDマークの認識技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】ウェハ上に形成されたIDマークを認識す
る半導体製造装置、いわゆるIDリーダにおいては、固
定されたステージ上にウェハを載置してCCDカメラな
どの撮像部が前記IDマークを撮像し、前記CCDカメ
ラに接続された画像処理装置などの認識部によってID
マークの特徴を抽出し、文字の認識を行っている。
【0004】なお、この種のIDリーダについては、キ
ャノン販売株式会社1992年4月22日発行「ウェハ
IDリーダARS−800仕様書」に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術においては、CCDカメラなどの撮像部やウェハを載
置するステージが固定であることにより、ウェハ上の限
られた一定の場所しか撮像することができない。
【0006】そのため、ウェハ上に形成されるIDマー
クの数が複数(例えば、ウェハのプロセスの過程で、当
初、IDマークがウェハのオリエンテーションフラット
側にマーキングされていたのが、プロセス途中でのロッ
ト番号の変更や、多層プロセス化でIDマークが読みに
くくなる為、オリエンテーションフラットの反対側に再
マーキングした場合など)になるとCCDカメラに取り
込めないIDマークが発生するという問題が起こる。
【0007】そこで、本発明の目的は、ウェハ上の任意
の位置に形成されたIDマークを認識することができる
半導体製造装置およびそれに用いるIDマークの認識方
法を提供することである。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0010】すなわち、本発明による半導体製造装置
は、ウェハ上に形成されたIDマークを撮像する撮像部
と、該撮像部に接続されかつ該撮像部が撮像したIDマ
ークを読み取る認識部と、ウェハを載置するウェハ載置
面を有したステージと、前記撮像部または前記ステージ
の移動量あるいは移動方向を制御する制御部と、前記半
導体ウェハ上の任意の位置に形成されたIDマークのほ
ぼ上方に前記撮像部を配置するウェハ撮像手段とからな
るものである。
【0011】また、前記ウェハ撮像手段として、撮像部
をステージのウェハ載置面に対してほぼ水平に直線移動
もしくは回転移動させる撮像部駆動手段が設置されてい
るか、あるいは、複数個の前記撮像部が設置されている
か、あるいは、撮像部に取り付けられかつ該撮像部が撮
像する像を形成する結像部に低倍率レンズが設置されて
いるものである。
【0012】さらに、前記ウェハ撮像手段として、ステ
ージを該ステージのウェハ載置面に対してほぼ水平に直
線移動もしくは回転移動させるステージ駆動手段が設置
されているものである。
【0013】なお、本発明による半導体製造装置に用い
るIDマークの認識方法であって、前記ウェハ撮像手段
によって、ウェハ上の任意の位置に形成されたIDマー
クのほぼ上方に撮像部を配置し、該撮像部が撮像したI
Dマークを認識部が読み取るものである。
【0014】
【作用】上記した手段によれば、ウェハ上の任意の位置
に形成されたIDマークのほぼ上方に撮像部を配置する
ウェハ撮像手段が設けられたことによって、ウェハ上の
任意の位置に形成されたIDマークを撮像することがで
きる。
【0015】これによって、ウェハの表面のどの位置に
形成されたIDマークでも撮像することができ、その結
果、ウェハ上の任意の位置に形成されたIDマークを認
識することができる。
【0016】また、1枚のウェハ上に複数個のIDマー
クが形成されている場合でも、全てのIDマークを撮像
して認識することができる。
【0017】なお、前記撮像部に取り付けられた結像部
に低倍率レンズが設置されていることにより、該撮像部
の視野を広くすることができる。
【0018】これによって、前記同様に、ウェハの表面
のどの位置に形成されたIDマークでも撮像することが
でき、その結果、ウェハ上の任意の位置に形成されたI
Dマークを認識することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明による半導体製
造装置の一実施例であるIDリーダの構造の一例を示す
構成概念図、図2は前記IDリーダによって認識される
IDマークの一例を示す平面図である。
【0021】まず、本実施例1の半導体製造装置である
IDリーダの構成について説明すると、ウェハ1上に形
成されたIDマーク2を撮像する撮像部であるCCDカ
メラ3と、CCDカメラ3が撮像する像を形成する結像
部である鏡筒4と、CCDカメラ3に接続されかつCC
Dカメラ3が撮像したIDマーク2を読み取る認識部で
ある画像処理装置5と、ウェハ1を載置するウェハ載置
面6aを有したステージ6と、ステージ6の移動量ある
いは移動方向を制御する制御部7と、ウェハ1上の任意
の位置に形成されたIDマーク2のほぼ上方にCCDカ
メラ3を配置するウェハ撮像手段であるステージ駆動手
段8と、CCDカメラ3が撮像した像を画像処理装置5
を介して出力する出力モニタ9とから構成されている。
【0022】つまり、前記IDリーダはウェハ1上の任
意の位置に形成されたIDマーク2を、CCDカメラ3
と鏡筒4と画像処理装置5とからなるIDマーク認識系
10によって認識するものである。
【0023】なお、ウェハ1上に形成されるIDマーク
2は、例えば、ウェハ1の品種名、ロット番号などが英
数字化、あるいはバーコード化されたものであるが、本
実施例1においては英数字化されたものについて説明す
る。
【0024】ここで、制御部7は、オペレータから入力
された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ1の品
種名やウェハ1上の位置の情報、例えば、ウェハ1のオ
リエンテーションフラット(以降、単にオリフラと略
す)1a側に形成されたIDマーク2か、あるいは、そ
の反対側に形成されたIDマーク2かなどの情報によ
り、ステージ6の移動方向や移動量を決定して制御する
ものである。
【0025】さらに、ステージ駆動手段8は、制御部7
により決定されたステージ6の移動方向や移動量によっ
て、実際にステージ6を移動させるものであり、ステー
ジ6をそのウェハ載置面6aに対してほぼ水平に直線移
動もしくは回転移動させることができる。
【0026】また、出力モニタ9はCCDカメラ3が撮
像した像を画像処理装置5を介して出力し、オペレータ
が目視によってIDマーク2を確認するためのものであ
る。
【0027】次に、本実施例1の半導体製造装置である
IDリーダに用いるIDマークの認識方法について説明
する。
【0028】まず、ウェハ1をステージ6のウェハ載置
面6aに載置する。さらに、制御部7は、オペレータか
ら入力された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ
1の品種名やウェハ1上の位置の情報により、CCDカ
メラ3が読み取るべきIDマーク2の上方に配置するよ
うにステージ6の移動方向や移動量を決定する。
【0029】続いて、制御部7はステージ駆動手段8を
介してステージ6を移動させる。この時、ステージ6は
そのウェハ載置面6aに対してほぼ水平に直線移動もし
くは回転移動する。
【0030】これにより、読み取るべきIDマーク2の
上方にCCDカメラ3が配置し、前記IDマーク2を撮
像する。
【0031】その後、画像処理装置5はCCDカメラ3
から送られてきた像により、IDマーク2の特徴を抽出
し、IDマーク2の認識を行う。
【0032】本実施例1のIDリーダおよびそれに用い
るIDマークの認識方法によれば、以下のような効果が
得られる。
【0033】すなわち、ウェハ1が載置されたステージ
6を移動させるウェハ撮像手段であるステージ駆動手段
8が設けられたことによって、ウェハ1上の任意の位置
に形成されたIDマーク2のほぼ上方に撮像部であるC
CDカメラ3を配置することができる。
【0034】これによって、ウェハ1の表面のどの位置
に形成されたIDマーク2でも撮像することができ、そ
の結果、ウェハ1上の任意の位置に形成されたIDマー
ク2を認識することができる。
【0035】また、1枚のウェハ1上に複数個のIDマ
ーク2が形成されている場合でも、ステージ6を移動さ
せることによって、全てのIDマーク2を撮像して認識
することができる。
【0036】なお、本実施例1によるIDリーダは、I
Dマーク2の認識部である画像処理装置5を特に改造す
る必要がないため、低コストで製造することができる。
【0037】さらに、ウェハ1上の任意の位置に形成さ
れたIDマーク2を認識することができるため、ウェハ
1のIDマーク2による管理品質を向上させることがで
きる。
【0038】(実施例2)図3は本発明による半導体製
造装置の他の実施例であるIDリーダの構造の一例を示
す構成概念図である。
【0039】図2および図3を用いて、本実施例2の半
導体製造装置であるIDリーダの構成について説明する
と、ウェハ1上に形成されたIDマーク2を撮像する撮
像部であるCCDカメラ3と、CCDカメラ3が撮像す
る像を形成する結像部である鏡筒4と、CCDカメラ3
に接続されかつCCDカメラ3が撮像したIDマーク2
を読み取る認識部である画像処理装置5と、ウェハ1を
載置するウェハ載置面6aを有したステージ6と、CC
Dカメラ3の移動量あるいは移動方向を制御する制御部
7と、ウェハ1上の任意の位置に形成されたIDマーク
2のほぼ上方にCCDカメラ3を配置するウェハ撮像手
段である撮像部駆動手段11と、CCDカメラ3が撮像
した像を画像処理装置5を介して出力する出力モニタ9
とから構成されている。
【0040】つまり、前記IDリーダは実施例1のもの
と同様に、ウェハ1上の任意の位置に形成されたIDマ
ーク2を、CCDカメラ3と鏡筒4と画像処理装置5と
からなるIDマーク認識系10によって認識するもので
ある。
【0041】なお、ウェハ1上に形成されるIDマーク
2は、例えば、ウェハ1の品種名、ロット番号などが英
数字化、あるいはバーコード化されたものであるが、本
実施例2においても英数字化されたものについて説明す
る。
【0042】ここで、制御部7は、オペレータから入力
された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ1の品
種名やウェハ1上の位置の情報(例えば、ウェハ1のオ
リフラ1a側に形成されたIDマーク2か、あるいは、
その反対側に形成されたIDマーク2かなどの情報)に
より、CCDカメラ3の移動方向や移動量を決定して制
御するものである。
【0043】さらに、撮像部駆動手段11は、制御部7
により決定されたCCDカメラ3の移動方向や移動量に
よって、実際にCCDカメラ3を移動させるものであ
り、CCDカメラ3をステージ6のウェハ載置面6aに
対してほぼ水平に直線移動もしくは回転移動させること
ができる。
【0044】また、出力モニタ9はCCDカメラ3が撮
像した像を画像処理装置5を介して出力し、オペレータ
が目視によってIDマーク2を確認するためのものであ
る。
【0045】次に、本実施例2の半導体製造装置である
IDリーダに用いるIDマークの認識方法について説明
する。
【0046】まず、ウェハ1をステージ6のウェハ載置
面6aに載置する。さらに、制御部7は、オペレータか
ら入力された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ
1の品種名やウェハ1上の位置の情報により、CCDカ
メラ3が読み取るべきIDマーク2の上方に配置するよ
うに前記CCDカメラ3の移動方向や移動量を決定す
る。
【0047】続いて、制御部7は撮像部駆動手段11を
介してCCDカメラ3を移動させる。この時、CCDカ
メラ3はステージ6のウェハ載置面6aに対してほぼ水
平に直線移動もしくは回転移動する。
【0048】これにより、読み取るべきIDマーク2の
上方にCCDカメラ3が配置し、前記IDマーク2を撮
像することができる。
【0049】その後、画像処理装置5はCCDカメラ3
から送られてきた像により、IDマーク2の特徴を抽出
し、IDマーク2の認識を行う。
【0050】なお、本実施例2のIDリーダおよびそれ
に用いるIDマークの認識方法から得られる効果は、実
施例1で説明したものと同様であるためその重複説明は
省略する。
【0051】(実施例3)図4は本発明による半導体製
造装置の他の実施例であるIDリーダの構造の一例を示
す構成概念図である。
【0052】図2および図4を用いて、本実施例3の半
導体製造装置であるIDリーダの構成について説明する
と、ウェハ1上に形成されたIDマーク2を撮像する撮
像部であるCCDカメラ3と、CCDカメラ3が撮像す
る像を形成する結像部である鏡筒4と、CCDカメラ3
に接続されかつCCDカメラ3が撮像したIDマーク2
を読み取る認識部である画像処理装置5と、ウェハ1を
載置するウェハ載置面6aを有したステージ6と、ステ
ージ6の移動量あるいは移動方向を制御する制御部7
と、CCDカメラ3が撮像した像を画像処理装置5を介
して出力する出力モニタ9とから構成されている。
【0053】なお、本実施例3の半導体製造装置である
IDリーダにおけるウェハ撮像手段は、ウェハ1上に撮
像部であるCCDカメラ3が複数個設置されていること
である。これにより、何れかのCCDカメラ3をウェハ
1上の任意の位置に形成されたIDマーク2のほぼ上方
に配置することができるため、前記IDマーク2を何れ
かのCCDカメラ3によって撮像することができる。
【0054】したがって、前記IDリーダはステージ6
を移動させる必要がないため、ステージ6の移動量を零
(0)とするものである。
【0055】また、前記IDリーダは実施例1および2
のものと同様に、ウェハ1上の任意の位置に形成された
IDマーク2を、CCDカメラ3と鏡筒4と画像処理装
置5とからなるIDマーク認識系10によって認識する
ものである。
【0056】さらに、ウェハ1上に形成されるIDマー
ク2は、例えば、ウェハ1の品種名、ロット番号などが
英数字化、あるいはバーコード化されたものであるが、
本実施例3においても英数字化されたものについて説明
する。
【0057】ここで、制御部7には、オペレータから入
力された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ1の
品種名やウェハ1上の位置の情報(例えば、ウェハ1の
オリフラ1a側に形成されたIDマーク2か、あるい
は、その反対側に形成されたIDマーク2かなどの情
報)が送られ、さらに、制御部7は画像処理装置5が認
識したIDマーク2の情報を受け取り、オペレータから
入力された読み取るべきIDマーク2の情報と比較する
ものである。
【0058】また、出力モニタ9はCCDカメラ3が撮
像した像を画像処理装置5を介して出力し、オペレータ
が目視によってIDマーク2を確認するためのものであ
る。
【0059】次に、本実施例3の半導体製造装置である
IDリーダに用いるIDマークの認識方法について説明
する。
【0060】まず、ウェハ1をステージ6のウェハ載置
面6aに載置する。さらに、制御部7へ、オペレータか
ら入力された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ
1の品種名やウェハ1上の位置の情報(例えば、ウェハ
1のオリフラ1a側に形成されたIDマーク2か、ある
いは、その反対側に形成されたIDマーク2かなどの情
報)を伝達する。
【0061】その後、ウェハ1上に設置された複数個の
CCDカメラ3によってIDマーク2の像を取り込み、
画像処理装置5において認識を行う。なお、ウェハ1上
に複数個のIDマーク2が形成され、前記複数個のID
マーク2を取り込んだ場合、それぞれのIDマーク2の
認識を行った後、制御部7へその結果の情報を伝達す
る。
【0062】続いて、制御部7においては、認識後の結
果の情報と、オペレータから入力された読み取るべきI
Dマーク2の情報とを比較し、一致したものをウェハ1
のIDマーク2とする。
【0063】なお、本実施例3のIDリーダおよびそれ
に用いるIDマークの認識方法から得られる効果は、実
施例1で説明したものと同様であるためその重複説明は
省略する。
【0064】(実施例4)図5は本発明による半導体製
造装置の他の実施例であるIDリーダの構造の一例を示
す構成概念図である。
【0065】図2および図5を用いて、本実施例4の半
導体製造装置であるIDリーダの構成について説明する
と、ウェハ1上に形成されたIDマーク2を撮像する撮
像部であるCCDカメラ3と、CCDカメラ3が撮像す
る像を形成する結像部である鏡筒4と、CCDカメラ3
に接続されかつCCDカメラ3が撮像したIDマーク2
を読み取る認識部である画像処理装置5と、ウェハ1を
載置するウェハ載置面6aを有したステージ6と、ステ
ージ6の移動量あるいは移動方向を制御する制御部7
と、CCDカメラ3が撮像した像を画像処理装置5を介
して出力する出力モニタ9とから構成されている。
【0066】なお、本実施例4の半導体製造装置である
IDリーダにおけるウェハ撮像手段は、撮像部であるC
CDカメラ3の先端に取り付けられた鏡筒4に低倍率レ
ンズ12が設置されていることである。ここで、低倍率
レンズ12は、例えば0.2 倍程度のものである。
【0067】これにより、CCDカメラ3の視野を広く
することができるため、ウェハ1の表面全体を眺めるこ
とができ、その結果、CCDカメラ3がウェハ1上の任
意の位置に形成されたIDマーク2を撮像することがで
きる。
【0068】つまり、前記IDリーダはステージ6を移
動させる必要がないため、ステージ6の移動量を零
(0)とするものである。
【0069】また、前記IDリーダは実施例1,2およ
び3のものと同様に、ウェハ1上の任意の位置に形成さ
れたIDマーク2を、CCDカメラ3と鏡筒4と画像処
理装置5とからなるIDマーク認識系10によって認識
するものである。
【0070】さらに、ウェハ1上に形成されるIDマー
ク2は、例えば、ウェハ1の品種名、ロット番号などが
英数字化、あるいはバーコード化されたものであるが、
本実施例4においても英数字化されたものについて説明
する。
【0071】ここで、制御部7には、オペレータから入
力された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ1の
品種名やウェハ1上の位置の情報(例えば、ウェハ1の
オリフラ1a側に形成されたIDマーク2か、あるい
は、その反対側に形成されたIDマーク2かなどの情
報)が送られ、さらに、制御部7は画像処理装置5が認
識したIDマーク2の情報を受け取り、オペレータから
入力された読み取るべきIDマーク2の情報と比較する
ものである。
【0072】また、出力モニタ9はCCDカメラ3が撮
像した像を画像処理装置5を介して出力し、オペレータ
が目視によってIDマーク2を確認するためのものであ
る。
【0073】次に、本実施例4の半導体製造装置である
IDリーダに用いるIDマークの認識方法について説明
する。
【0074】まず、ウェハ1をステージ6のウェハ載置
面6aに載置する。さらに、制御部7へ、オペレータか
ら入力された読み取るべきIDマーク2におけるウェハ
1の品種名やウェハ1上の位置の情報(例えば、ウェハ
1のオリフラ1a側に形成されたIDマーク2か、ある
いは、その反対側に形成されたIDマーク2かなどの情
報)を伝達する。
【0075】その後、ウェハ1上に配置されたCCDカ
メラ3によってIDマーク2の像を取り込む。この時、
撮像部であるCCDカメラ3の先端に取り付けられた鏡
筒4に低倍率レンズ12が設置されていることにより、
CCDカメラ3の視野を広くすることができるため、ウ
ェハ1の表面全体を眺めることができる。
【0076】続いて、低倍率レンズ12を介して、ID
マーク2の像を取り込み、さらに、画像処理装置5にお
いて認識を行う。なお、ウェハ1上に複数個のIDマー
ク2が形成され、前記複数個のIDマーク2を取り込ん
だ場合、それぞれのIDマーク2の認識を行った後、制
御部7へその結果の情報を伝達する。
【0077】また、制御部7においては、認識後の結果
の情報と、オペレータから入力された読み取るべきID
マーク2の情報とを比較し、一致したものをウェハ1の
IDマーク2とする。
【0078】なお、本実施例4のIDリーダおよびそれ
に用いるIDマークの認識方法から得られる効果は、実
施例1で説明したものと同様であるためその重複説明は
省略する。
【0079】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0080】例えば、本発明による半導体製造装置は実
施例1〜4で説明した機能を合わせ持つものであっても
よい。
【0081】つまり、実施例1と実施例2、実施例1と
実施例3、実施例1と実施例4、実施例2と実施例3、
実施例2と実施例4、実施例3と実施例4、実施例1と
実施例2と実施例3、実施例1と実施例2と実施例4、
実施例1と実施例3と実施例4、実施例2と実施例3と
実施例4、あるいは実施例1と実施例2と実施例3と実
施例4とを組み合わせた半導体製造装置であってもよ
い。
【0082】また、実施例1〜4においては前記半導体
製造装置をIDリーダとして説明したが、ウェハの検査
工程の異物検査などで用いられる半導体検査装置として
利用することもできる。
【0083】さらに、ウェハ上のIDマークの認識だけ
でなく、レチクル上のIDマークの認識にも適用するこ
とができる。
【0084】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0085】(1).ウェハ上の任意の位置に形成され
たIDマークのほぼ上方に撮像部を配置するウェハ撮像
手段が設けられたことによって、ウェハ上の任意の位置
に形成されたIDマークを撮像することができる。
【0086】これによって、ウェハの表面のどの位置に
形成されたIDマークでも撮像することができ、その結
果、ウェハ上の任意の位置に形成されたIDマークを認
識することができる。
【0087】(2).前記ウェハ撮像手段がステージま
たは撮像部を移動させることであり、あるいは複数個の
撮像部が設けられることであり、もしくは結像部に低倍
率レンズが設置されることであるため、撮像部が1枚の
ウェハの表面を全て撮像することができる。
【0088】その結果、1枚のウェハ上に複数個のID
マークが形成されている場合でも、全てのIDマークを
撮像して認識することができる。
【0089】(3).本発明による半導体製造装置は、
その認識部を特に改造する必要がないため、低コストで
製造することができる。
【0090】(4).ウェハ上の任意の位置に形成され
たIDマークを認識することができるため、IDマーク
の管理品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体製造装置の一実施例である
IDリーダの構造の一例を示す構成概念図である。
【図2】本発明による半導体製造装置の一実施例である
IDリーダによって認識されるIDマークの一例を示す
平面図である。
【図3】本発明による半導体製造装置の他の実施例であ
るIDリーダの構造の一例を示す構成概念図である。
【図4】本発明による半導体製造装置の他の実施例であ
るIDリーダの構造の一例を示す構成概念図である。
【図5】本発明による半導体製造装置の他の実施例であ
るIDリーダの構造の一例を示す構成概念図である。
【符号の説明】
1 ウェハ 1a オリエンテーションフラット 2 IDマーク 3 CCDカメラ(撮像部) 4 鏡筒(結像部) 5 画像処理装置(認識部) 6 ステージ 6a ウェハ載置面 7 制御部 8 ステージ駆動手段(ウェハ撮像手段) 9 出力モニタ 10 IDマーク認識系 11 撮像部駆動手段(ウェハ撮像手段) 12 低倍率レンズ(ウェハ撮像手段)
フロントページの続き (72)発明者 横山 悟一 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 真壁 一也 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハ上に形成されたIDマーク
    を撮像する撮像部と、前記撮像部に接続されかつ該撮像
    部が撮像した前記IDマークを読み取る認識部と、前記
    半導体ウェハを載置するウェハ載置面を有したステージ
    と、前記撮像部または前記ステージの移動量あるいは移
    動方向を制御する制御部と、前記半導体ウェハ上の任意
    の位置に形成されたIDマークのほぼ上方に前記撮像部
    を配置するウェハ撮像手段とからなることを特徴とする
    半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体製造装置であっ
    て、前記ウェハ撮像手段として、前記撮像部を前記ステ
    ージのウェハ載置面に対してほぼ水平に直線移動もしく
    は回転移動させる撮像部駆動手段が設置されていること
    を特徴とする半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体製造装置
    であって、前記ウェハ撮像手段として、複数個の前記撮
    像部が設置されていることを特徴とする半導体製造装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の半導体製造
    装置であって、前記ウェハ撮像手段として、前記撮像部
    に取り付けられかつ前記撮像部が撮像する像を形成する
    結像部に低倍率レンズが設置されていることを特徴とす
    る半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の半導体
    製造装置であって、前記ウェハ撮像手段として、前記ス
    テージを該ステージのウェハ載置面に対してほぼ水平に
    直線移動もしくは回転移動させるステージ駆動手段が設
    置されていることを特徴とする半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5記載の半
    導体製造装置に用いるIDマークの認識方法であって、
    前記ウェハ撮像手段によって、前記半導体ウェハ上の任
    意の位置に形成されたIDマークのほぼ上方に前記撮像
    部を配置し、該撮像部が撮像した前記IDマークを前記
    認識部が読み取ることを特徴とするIDマークの認識方
    法。
JP26932294A 1994-11-02 1994-11-02 半導体製造装置およびそれに用いるidマークの認識方法 Withdrawn JPH08130171A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721443B1 (en) 1999-10-20 2004-04-13 Tdk Corporation Method of reading mark and apparatus for the same

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