JPH08129374A - スクロール効果装置 - Google Patents

スクロール効果装置

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JPH08129374A
JPH08129374A JP6292351A JP29235194A JPH08129374A JP H08129374 A JPH08129374 A JP H08129374A JP 6292351 A JP6292351 A JP 6292351A JP 29235194 A JP29235194 A JP 29235194A JP H08129374 A JPH08129374 A JP H08129374A
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JP
Japan
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speed control
address
control signal
speed
image
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JP6292351A
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Inventor
Misao Kato
三三男 加藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2枚以上連結した画像をスクロール効果で表
示する際に、効果の開始、終了付近で効果速度を制御
し、視覚的に違和感のない動きを実現する。 【構成】 静止画像の画素データをフィールド毎に少な
くとも2画面分をフレームメモリ部11に格納する。ス
クロールコマンドを速度制御部13に与えると、速度制
御部13は予め設定された表示効果の開始,終了付近で
移動速度を制御する速度制御信号を発生する。動き補償
処理部14はアドレス発生部12にアドレス制御信号を
出力し、アドレスポインタをインクリメントする。こう
して作成されたアドレスでフレームメモリ11a,11
bの画素データを夫々読み出し、合成部15で合成す
る。こうすると途中でスローの効果速度が指示されて
も、滑らかに移動する画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の静止画をメモリか
ら読み出し、画像効果を用いてディスプレイにスクロー
ル画像を表示するスクロール効果装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スクロール効果機能を有する従来の静止
画再生装置について説明する。図7(a)は従来のスク
ロール効果機能を有する静止画再生装置の構成図であ
る。本図において静止画再生装置は少なくとも2つの画
像メモリ1、2を有し、アドレス発生器3を含んで構成
される。画像メモリ1は1フレームの画像V1を保持す
るメモリで、画像メモリ2は他の1フレームの画像V2
を保持するメモリである。アドレス発生器3は画像メモ
リ1,2の読み出し及び書き込みアドレスを生成する回
路である。
【0003】このように構成された静止画再生装置にお
いて、最初に画像メモリ1、画像メモリ2に夫々画像V
1,画像V2が格納されているとする。先ずアドレス発
生器3は画像メモリ1、画像メモリ2に対して読み出し
アドレスを与え、夫々画像V1、画像V2の画素データ
を読み出す。そして、画像メモリの読み出し開始位置
を、時間と共に水平又は垂直方向に移動することによっ
て、2画面が連結して水平又は垂直に移動する。このよ
うなスクロール効果により、図7(b)に示すように1
フレームの表示エリア4に、上下又は左右に移動する画
像V1,V2を見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の静止
画再生装置では、画像メモリ1,2からの画像V1,V
2の夫々の読み出しアドレスを、フィールド周波数に同
期させて時間と共に垂直(ライン)方向、又は水平方向
に一律に変化させていた。例えば、読み出し開始アドレ
スを0ライン目からフィールド毎に4ライン/フィール
ドの速度でインクリメントすると、ディスプレイの表示
エリア4では下から上に移動する画像を鑑賞できた。し
かし従来の装置では、アドレスの変化率が大きい場合、
即ち効果速度が大きいと、表示効果の開始又は停止にお
いて急に画像の流れが変化するので視覚的に違和感を与
えるという問題点があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、表示効果の開始及び終了時点で
の急激な画像の動きに対して視覚的な違和感を緩和する
ことのできるスクロール効果装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、少なくとも2画面分の静止画像をフィールド単位で
記憶するメモリ手段と、画像のスクロールの開始、途中
及び終了付近で画像の移動速度を制御する速度制御信号
を出力する速度制御手段と、速度制御手段の速度制御信
号に基づいて、表示画面における水平又は垂直走査に同
期したアドレスを発生し、メモリ手段に読み出し信号を
与えるアドレス発生手段と、メモリ手段から出力される
隣接フィールドの画像に対し、各画像の近接アドレスに
存在する複数の画素データを合成して、スクロール画面
における新たな画素データを出力する合成手段と、速度
制御手段の速度制御信号に基づいて、画素データの合成
比を示す合成係数を生成して合成手段に出力する動き補
償処理手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0007】本願の請求項2の発明では、動き補償処理
手段は、速度制御手段の速度制御信号に基づいてアドレ
ス発生手段にアドレス制御信号を出力するアドレス制御
信号発生器と、速度制御手段の速度制御信号が表示画面
の画素ピッチを1単位として1未満の画素ピッチを含む
値であるとき、隣接する奇数フィールド及び偶数フィー
ルドの画素データの合成係数を夫々γ、δとすると、γ
+δ=1の関係を保持するよう合成係数を合成手段に与
える係数発生器と、を含むものであり、合成手段は、静
止画像の奇数フィールドの画素データに対し、合成係数
γを乗算する第1の乗算器と、静止画像の偶数フィール
ドの画素データに対し、合成係数δを乗算する第2の乗
算器と、第1及び第2の乗算器の出力を加算する加算器
と、を含むことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、速度
制御手段からnライン/フィールド(nは整数)の速度
制御信号が指示されたとき、アドレス発生手段はあるフ
ィールド周期でメモリ手段に対して奇数フィールドの画
像データをnライン分繰り上げて読み出す。また次のフ
ィールド周期でメモリ手段に対して偶数フィールドの画
像データをnライン分繰り上げて読み出す。これらの画
素データを合成手段に与えると、1フレームで2nライ
ン分画像が垂直に移動し、この移動が1画面分続くとス
クロールされた画像が出力され、ある画像から次の画像
へと切り替わる。つぎに速度制御手段から小数値を伴う
速度制御信号が指示されたとき、動き補償処理手段は速
度制御信号の値の累積加算に基づいて奇数フィールドと
偶数フィールドの画素データの合成比を示す合成係数を
生成する。合成手段はこれらの合成係数に各フレームの
画素データを乗算し、加算して画素データを合成する。
そして表示画面の夫々のラインに合成画像の表示位置を
繰り上げて表示する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例におけるスクロール効果装
置について図1〜図3を参照しつつ説明する。図1は本
実施例のスクロール効果装置10の全体構成を示すブロ
ック図である。図1において、フレームメモリ部11は
2つのフレームメモリ11a,11bにより構成され
る。フレームメモリ11a,11bは画像効果の対象と
なる2枚の画像V1,V2の画素データをフィールド毎
に保持するメモリであり、これらのメモリアドレスは互
いに連続しているものとする。
【0010】アドレス発生部12は入力画像の書き込み
アドレスを発生すると共に、後述する動き補償処理部か
らアドレス制御信号が与えられると、読み出しアドレス
を発生する回路である。このアドレス発生部12は水平
同期信号又は垂直同期信号に同期してパルスをカウント
するアドレスカウンタを有している。
【0011】速度制御部13は垂直スクロールコマンド
又は水平スクロールコマンドなどの表示効果コマンドが
与えられると、表示効果コマンド中の効果速度のパラメ
ータを解釈し、動き補償処理部14に効果速度を制御す
るための速度制御信号を与える回路である。動き補償処
理部14は、フレームメモリ11a,11bのアドレス
制御だけでは実現不可能な効果速度を得るためのアドレ
ス制御信号をアドレス発生部12に与えると共に、合成
部15に対して画像V1,V2の合成比を示す係数を発
生する回路である。合成部15はフレームメモリ部11
から奇数フィールドの画素データPと偶数フィールドの
画像データQとを入力し、所定の効果速度に変換された
合成画素データを生成する回路である。
【0012】このように構成されたスクロール効果装置
10において、2枚の画像V1,V2が垂直方向に連結
して垂直スクロールされる場合の動作を説明する。尚こ
こでの動作説明は動き補償処理部14及び合成部15が
直接関与しない場合(効果速度が1ライン/フィールド
以上)、を想定する。また図示しないディスプレイの表
示サイズは1枚の画像Vを表示するものとする。
【0013】まず、フレームメモリ部11に対象となる
2枚の画像V1,V2を格納する。そして速度制御部1
3に垂直スクロールコマンドを入力する。速度制御部1
3ではこの効果コマンドを解釈し、効果速度のパラメー
タに基づき予め設定された速度変化を指示する速度制御
信号を発生する。この速度制御信号は動き補償処理部1
4に入力され、後述のアドレス発生部12や合成部15
の制御に使用される。
【0014】本実施例では速度制御信号の発生に関し、
速い画像移動で表示される場合に限って、効果開始直後
と終了直前付近で効果速度に変化をつけることを特徴に
している。このことは、ある時点で顕著な画像の移動量
が発生すると、視覚的な違和感を与えるので、これを緩
和することを目的とする。このような画像移動の変化の
指標は、予め視覚的に違和感が少ないという観点から使
用条件に合わせて表示テストにより設定される。
【0015】図2は速度制御信号の変化の1例である。
本図の横軸は画像Vのライン番号(0〜1023)を示し、
縦軸は効果速度をライン/フィールド単位で示してい
る。本図では、矢印L2で示すような定常状態では4ラ
イン/フィールドの効果速度を設定し、矢印L1、L3
で示すようなスクロールの開始,終了の付近ではそれ以
下の効果速度に変化させている。このように速度制御部
13からの速度制御信号によって、動き補償処理部14
は通常のアドレス制御信号をアドレス発生部12に出力
する。
【0016】アドレス発生部12は入力されたアドレス
制御信号によりフィールド毎にアドレスカウンタをイン
クリメントし、フレームメモリ部11に対して読み出し
アドレスを出力する。フレームメモリ部11からは、フ
ィールドに同期して奇数ラインの画素データP(ix,iy)
、偶数ラインの画素データQ(jx,jy) がペアで同時に
出力される。ここで、(ix,iy) , (jx,jy) はディスプレ
イの水平,垂直走査に同期したアドレスポインタを意味
し、iyは奇数値を、jyは偶数値をとる。又ix,jxは1水
平走査ラインにおける序数(0,1,2・・・)とす
る。
【0017】通常の効果速度では、フィールド毎にどち
らかを選択すれば、奇数,偶数のフィールド画像をディ
スプレイ上に表示できる。また、垂直スクロールの場
合、フィールドに同期してアドレスポインタiy,jy が計
数され、水平スクロールの場合は同じくアドレスポイン
タix,jx が計数される。
【0018】例えば、アドレス発生部12のアドレスポ
インタが4ライン/フィールドの固定値でインクリメン
トされると、フレームメモリ部11からの読み出し画像
Vは、ディスプレイ上では効果速度が4ライン/フィー
ルドの一定速度で垂直に移動する。その際の効果時間
(画像がディスプレイの有効ラインサイズだけ垂直に移
動する時間)は垂直有効ライン数が1024、垂直走査周波
数が60Hzとすると、(1024/4)×60秒=約4.27秒に
なる。
【0019】このようにアドレスポインタを制御すれ
ば、所望の効果速度のスクロール効果を得ることができ
る。しかし、画素データはフィールド毎にフレームメモ
リ11a,11bに記憶されているので、アドレスポイ
ンタの制御のみでは、せいぜい1ライン/フィールドの
効果速度がスロー側のスクロールの限界である。さら
に、例えばフレーム(=2フィールド)単位に1ライン
/フレーム、1ライン/2フレーム・・・のようにアド
レスポインタを制御すれば、見かけ上1ライン/フィー
ルド以下(例えば0.5 ライン/フィールド,0.25ライン
/フィールド・・・)のスクロール表示効果を得られ
る。しかしこの方式ではフレーム単位で画像Vが移動す
るので、スクロール画像が「がたがた」に動くことにな
る。
【0020】これでは本発明の目的である効果開始、効
果終了時点の画像の動きの視覚的な違和感を緩和できな
い。むしろ違った違和感を視者に与えてしまい兼ねな
い。従って例えスローの効果速度といえども、少なくと
もフィールド単位で画像の移動を制御できなければ、本
発明の目的は十分に達成されない。従って本実施例で
は、図2の矢印L4,L5に示すような、1ライン/フ
ィールド以下の遅い効果速度に関しては、さらに動き補
償処理部14及び合成部15での処理を用いて実現する
ようにしている。
【0021】図3に動き補償処理部14と合成部15の
構成例を示す。本図に示すように動き補償処理部14は
アドレス制御信号発生器20と係数発生器21により構
成される。アドレス制御信号発生器20は図1の速度制
御部13から速度制御信号が与えられると、アドレス発
生部12にアドレス制御信号を出力する回路である。ま
た係数発生器21は1ライン/フィールド未満の速度制
御信号が与えられたとき、画素データP(ix,iy) と画素
データQ(jx,jy) の合成比を示す係数γ、δをフィール
ド同期信号に同期して発生する回路である。
【0022】また図3に示すように合成部15は乗算器
22、乗算器23、加算器24により構成される。乗算
器22は合成部15の入力端15pより入力される画素
データP(ix,iy) に係数γを乗算する回路である。同様
に乗算器23は合成部15の入力端15qより入力され
る画素データQ(jx,jy) に係数δを乗算する回路であ
る。加算器24は乗算器22、乗算器23の出力する画
素データを加算する回路である。従ってここでの出力は
次の(1)式のようになる。 P(ix,iy) ×γ+Q(jx,jy) ×δ・・・(1)
【0023】図4は効果速度が0.5ライン/フィール
ドの速度制御信号に対応する動き補償処理部14、合成
部15の動作を説明するためのチャートである。また図
5は効果速度0.5ライン/フィールドの垂直スクロー
ルを実行した場合の画像移動をライン単位で表現した模
式図である。さらに図6は効果速度1.5ライン/フィ
ールドの垂直スクロールを実行した場合の画像移動をラ
イン単位で表現した模式図である。図5、図6では水平
方向はフィールド単位で時間経過を示し、垂直方向は順
次走査時の表示ラインを示している。
【0024】さて図3〜図5を用いて0.5ライン/フ
ィールドの効果速度に対する動き補償処理部14及び合
成部15の動作を説明する。まず速度制御部13から
0.5ライン/フィールドを示す速度制御信号がアドレ
ス制御信号発生器20に入力される。アドレス制御信号
発生器20は、アドレス制御信号をフィールド同期信号
に同期して発生し、このアドレス制御信号によってアド
レス発生部12のアドレスポインタを1ライン/2フィ
ールド(0.5ライン/フィールド)の速度でインクリ
メントする。
【0025】図4(a),(b)に示すように、アドレ
ス発生部12ではこのアドレス制御信号によってフィー
ルド同期信号に同期したアドレスを発生する。こうする
と図1のフレームメモリ部11からは2フィールド連続
して図4(c)に示す奇数ラインの画素データP(ix,i
y) と、同じペアの偶数ラインの図4(d)に示す画素
データQ(jx,jy) とが読み出される。そして奇数ライン
の画素データ(c)は合成部15の入力端15pに入力
される。同じく偶数ラインの画像データ(d)は入力端
15qに入力される。これらの各フィールドの画素デー
タは夫々乗算器22,23に入力される。
【0026】一方、図3の係数発生器21にも同時に
0.5ライン/フィールドを示す速度制御信号が入力さ
れ、2つの係数γ,δが夫々出力される。図5によれ
ば、ディスプレイの順次走査に伴い、フレームメモリ部
11から出力された画素データはは(1)式を用いて処
理される。ここで係数γ,δはγ+δ=1(0≦γ≦
1,0≦δ≦1)の関係がある。
【0027】図5から、乗算器22,23の係数γ,δ
の値は、(γ,δ)=(1,0),(1/2,1/
2),(0,1)のいずれかである。従って係数γは図
4(e)で示すような値で変化する。また係数δは図4
(f)で示すような値で変化する。なお係数γ、δの値
は例えばROM等の記憶素子に記憶すればよい。次に各
画素データは乗算器22,23で夫々のフィールドの時
間に所望の係数γ,δが乗算され、加算器24から図4
(g)で示すような合成画素データが出力される。
【0028】前述のように画像の移動は、フィールドメ
モリ11a,11bの構成に依存し、アドレス制御だけ
ではその最小単位はライン又は画素単位が限度である。
しかし本実施例の加算器24の出力は、各フィールド毎
に0.5ラインずつ移動するフィールド画像であり、デ
ィスプレイ上で前記の制限を越えた0.5ライン/フィ
ールド以下の移動が可能になることが判る。
【0029】以上の動作説明は、動き補償処理部14に
効果速度0.5フィールド/ラインを示す速度制御信号
が入力した場合である。0.5ライン/フィールド以外
の遅い動き補償、又は移動ライン数が整数でない場合、
例えば図6に示すように1.5ライン/フィールドでも
その効果速度に対する制御を同様に行うことができる。
このように動き補償処理部14を用いて、画像のフィー
ルド時間当たりの移動量が大きい場合に、効果コマンド
のパラメータとして与えられた効果速度(図2の場合は
4ライン/フィールド)に対し、効果開始直後、終了直
前で予め決められたフィールドから徐々に速度を変化さ
せるように制御すればよい。即ち図2の開始時のような
0 →0.5 →1→2→4(ライン/フィールド)の制御
や、終了時のような4→2→1→0.5 →0(ライン/フ
ィールド)の制御を行うことができる。こうすると画像
の急な移動を制御でき、視者に対して視覚的な違和感を
少なくすることができる。
【0030】以上は、垂直スクロールの場合の動作説明
であったが、画像効果の種類、効果の速度、速度変化の
パターン、動き補償処理部及び合成部の構成について前
述したものに制限を加えるものではない。
【0031】
【発明の効果】以上のような特徴を有する本発明によれ
ば、スクロールの開始,終了時点で画像の移動速度を徐
々に加速又は減速するように制御することができる。従
ってスクロール画像において緩やかな画像の動きを実現
でき、急激な動きに対する視覚的な違和感を緩和できる
という効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスクロール効果装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】効果速度に対する速度制御信号の変化パターン
を示す説明図である。
【図3】本実施例のスクロール効果装置に含まれる動き
補償処理部と合成部のブロック図である。
【図4】効果速度が0.5ライン/フィールドの場合の
信号のタイムチャートである。
【図5】効果速度が0.5ライン/フィールドの場合の
画像移動を示す模式図である。
【図6】効果速度が1.5ライン/フィールドの場合の
画像移動を示す模式図である。
【図7】従来のスクロール効果機能を有する静止画再生
装置の構成例である。
【符号の説明】
10 スクロール効果装置 11 フレームメモリ部 11a,11b フレームメモリ 12 アドレス発生部 13 速度制御部 14 動き補償処理部 15 合成部 15p,15q 入力端 20 アドレス制御信号発生器 21 係数発生器 22,23 乗算器 24 加算器 V1,V2 画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2画面分の静止画像をフィー
    ルド単位で記憶するメモリ手段と、 画像のスクロールの開始、途中及び終了付近で画像の移
    動速度を制御する速度制御信号を出力する速度制御手段
    と、 前記速度制御手段の速度制御信号に基づいて、表示画面
    における水平又は垂直走査に同期したアドレスを発生
    し、前記メモリ手段に読み出し信号を与えるアドレス発
    生手段と、 前記メモリ手段から出力される隣接フィールドの画像に
    対し、各画像の近接アドレスに存在する複数の画素デー
    タを合成して、スクロール画面における新たな画素デー
    タを出力する合成手段と、 前記速度制御手段の速度制御信号に基づいて、前記画素
    データの合成比を示す合成係数を生成して前記合成手段
    に出力する動き補償処理手段と、を具備することを特徴
    とするスクロール効果装置。
  2. 【請求項2】 前記動き補償処理手段は、 前記速度制御手段の速度制御信号に基づいて前記アドレ
    ス発生手段にアドレス制御信号を出力するアドレス制御
    信号発生器と、 前記速度制御手段の速度制御信号が前記表示画面の画素
    ピッチを1単位として1未満の画素ピッチを含む値であ
    るとき、隣接する奇数フィールド及び偶数フィールドの
    画素データの合成係数を夫々γ、δとすると、γ+δ=
    1の関係を保持するよう前記合成係数を前記合成手段に
    与える係数発生器と、を含むものであり、 前記合成手段は、 前記静止画像の奇数フィールドの画素データに対し、前
    記合成係数γを乗算する第1の乗算器と、 前記静止画像の偶数フィールドの画素データに対し、前
    記合成係数δを乗算する第2の乗算器と、 前記第1及び第2の乗算器の出力を加算する加算器と、
    を含むものであることを特徴とする請求項1記載のスク
    ロール効果装置。
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