JPH08128U - 配管カバー - Google Patents

配管カバー

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Publication number
JPH08128U
JPH08128U JP3212791U JP3212791U JPH08128U JP H08128 U JPH08128 U JP H08128U JP 3212791 U JP3212791 U JP 3212791U JP 3212791 U JP3212791 U JP 3212791U JP H08128 U JPH08128 U JP H08128U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe cover
peripheral surface
pipe
present
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3212791U
Other languages
English (en)
Inventor
貴郁 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kagaku Co Ltd filed Critical Toyo Kagaku Co Ltd
Priority to JP3212791U priority Critical patent/JPH08128U/ja
Publication of JPH08128U publication Critical patent/JPH08128U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から衝撃等を受けても亀裂や陥没等の破
損を生じさせない強度を備えた配管カバーを提供する。 【構成】 内面平滑な管状の内層2の外周に共押出し、
またはブロー成型を行って当該外周面に螺旋状若しくは
独立リング状の突起部4を設け、これにより当該突起部
4内に空洞5を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空調機器の室内機と室外機との間で冷・熱媒を送受させるための空 調配管を建屋の壁に取り付けると共に当該空調配管を保護する配管カバーに係り 、特に曲折自在な配管カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の配管カバーは、建屋の壁に取り付けられる空調機器の室内機と室外機と を繋いで冷・熱媒の送受をする空調配管をその内部に収容することにより保護す るものであり、図2に示すように、前記建屋の壁にある胴差し等の突出部を回避 するため、熱可塑性樹の合成樹脂で形成される一方、管状に形成されると共に周 面に独立リング状(若しくは螺旋状)の突起部が設けられることにより曲折自在 になるように形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の配管カバーの外周面に形成されている螺旋状若しくは独立リ ング状の突起部の存在により内周面にも凹凸が形成されていることから断面2次 モーメント,曲げこわさ、さらには偏平強度等で判断できる耐久性が弱く、外部 から受ける衝撃によって配管カバー自体に亀裂や陥没等の破損が生じてしまうと いう課題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記従来品の課題を解決すべく考案された配管カバーで あって、本考案の目的とするところは、外部から衝撃等を受けても亀裂や陥没等 の破損を生じさせない強度を備えた配管カバーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、管状に形成され周面に螺旋状若 しくは独立リング状の突起部を有する配管カバーにおいて、内面を平滑に形成す ると共に前記周面突起部内に空洞を設けたことを特徴とする配管カバーである。
【0006】 ここで、前記空洞は、内面平滑な合成樹脂製パイプの外周面に共押出し、また はブロー成型等により形成された波形管を一体成型することによって形成される ものであり、この空洞により断面2次モーメント,曲げこわさ、及び偏平強度を 飛躍的に高めたものである。また、この空洞を形成する突起部は、内部に空洞を 形成できる形状であれば断面の外周が略長方形であっても略円形であってもよい が、配管カバー自体のフレキシブル性を保たせるために断面略長方形に場合には 角に丸みを持たせた方がよく、好ましくは略半円形がよい。なお、本考案に係る 配管カバーの素材としては、リニア低密度ポリエチレンの如き柔軟性に富んだ熱 可塑性樹脂の使用が好ましく、また、上記配管カバー内周面の断面を略円筒形, 略長方形,または略正方形等と従来使用されている形状を適宜選択できるのは勿 論のことである。
【0007】
【作用】 本考案は、内面平滑な管状の内層の外周に共押出し、またはブロー成型を行っ て当該外周面に螺旋状若しくは独立リング状の突起部を設け、これにより当該突 起部内に空洞を形成する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明する。 図1は本考案に係る配管カバーの一実施例の特徴が現れる一部切り欠き断面を 示した説明図である。
【0009】 図中、符号1は配管カバーであり、この配管カバー1は、リニア低密度ポリエ チレンで構成され内径を縦方向;6.1mm,横方向;5.6mmとした断面略 長方形として厚さ0.45mmに形成された管状の内層2と、この内層2の外周 に平均0.70mmの厚みで独立リング状に配設された外層3とからなるもので ある。ここで、外層3の外方向に突出する突起部4,4,…内には前記内層2と 非接触となる空洞5,5,…が形成される。なお、このように配管カバー1を2 層にしても当該配管カバー1自体がリニア低密度ポリエチレン樹脂で形成されて おり且つ全体的な厚みが同様なことから、従来の配管カバーのフレキシブル性を 維持している。従って、本実施例に係る配管カバー1は、従来の配管カバーと同 様に、建屋の壁面Bの突出部Cがあっても建屋の壁面に沿って取り付けることが できる(図2参照)。なお、これら配管カバー1は、前記内層2となるパイプを 用いて共押出し、またはブロー成型を行うことにより形成されるものである。
【0010】 本実施例(材質をリニア低密度ポリエチレン、内層の内径の縦方向;6.1m m、同横方向;5.6mm、内層の厚み;0.45mm、外層の厚み;0.70 mm)において断面2次モーメント,曲げこわさ、さらに偏平強度を測定してみ ると、断面2次モーメントが170×10-4cm4 /cm,曲げこわさが57k g/cm2 、さらに偏平強度が47kg/mであった。これに対して、従来品( 材質をリニア低密度ポリエチレン、内径の縦方向の最小値;6.1mm、同横方 向の最小値;5.6mm、厚みを1.20mm)にあっては、断面2次モーメン トが130×10-4cm4 /cm,曲げこわさが43kg/cm2 、さらに偏平 強度が33kg/mであった。以上のことから本実施例に係る配管カバーは従来 品に比べ飛躍的に耐久性が高くなった。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、管状に形成されると共に周面に螺旋状若しくは独立リング状の突起 部を有する配管カバーの当該突起部内に空洞を設けているため、外部から衝撃等 を受けても亀裂や陥没等の破損を生じさせないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る配管カバーの一実施例の特徴が現
われている一部切り欠き断面を示した説明図である。
【図2】従来及び本実施例に係る配管カバーの建屋壁面
に取り付けた状態を示す説明図である。
【符合の説明】
1 配管カバー 4 突起部 5 空洞

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状に形成され周面に螺旋状若しくは独
    立リング状の突起部4を有する配管カバー1において、
    内面を平滑に形成すると共に前記周面突起部4内に空洞
    5を設けたことを特徴とする配管カバー。
JP3212791U 1991-04-10 1991-04-10 配管カバー Pending JPH08128U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3212791U JPH08128U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 配管カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3212791U JPH08128U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 配管カバー

Publications (1)

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JPH08128U true JPH08128U (ja) 1996-01-23

Family

ID=12350225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3212791U Pending JPH08128U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 配管カバー

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JP (1) JPH08128U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004257455A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Mirai Ind Co Ltd 配線又は配管の保護カバー及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618488B2 (ja) * 1977-09-26 1981-04-30
JPS5625892B2 (ja) * 1973-06-04 1981-06-15

Patent Citations (2)

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JPS5625892B2 (ja) * 1973-06-04 1981-06-15
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Cited By (1)

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JP2004257455A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Mirai Ind Co Ltd 配線又は配管の保護カバー及びその製造方法

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