JPH081289Y2 - レール固定ナット - Google Patents

レール固定ナット

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JPH081289Y2
JPH081289Y2 JP11157890U JP11157890U JPH081289Y2 JP H081289 Y2 JPH081289 Y2 JP H081289Y2 JP 11157890 U JP11157890 U JP 11157890U JP 11157890 U JP11157890 U JP 11157890U JP H081289 Y2 JPH081289 Y2 JP H081289Y2
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JP
Japan
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rail
fixing
nut
fixing nut
engaging portion
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JP11157890U
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JPH0468213U (ja
Inventor
秀夫 荒川
Original Assignee
荒川技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パネル、陳列棚等を室内に装備するに際
し、これらを懸吊具、ワイヤを介して懸吊する場合、懸
吊具を天井,壁面に取り付けたレールに係止するが、こ
のレールを固定するためのレール固定ナットに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、レールを天井,壁面等に固定するに際しては、
第3図に示すように複数の固定ボルト5をまず天井等に
固定し、この固定ボルト5にレール固定ナットを介して
レール6を固定している。ここで、前記レール固定ナッ
トは、めねじ部11を形成したねじ部1とレール挿入溝部
2と左右両端にレール挿入切欠部31を形成したレール係
止部3とからなり、該レール係止部3はねじ部1と同軸
に備えられ、前記ねじ部1のめねじ部11に連結する孔4
が形成されている。一方、レール6はレール部61とナッ
ト嵌入部62とナット係止部63とからなる細長体である。
そして、前記レール6を複数の固定ボルト5に固定す
るには、先ずレール固定ナットのレール係止部3を、前
記レール6の上方からナット嵌入部62内にレール挿入切
欠部31に沿って挿入して回動し、そしてレール固定ナッ
トのねじ部1を前記ボルト5の下方にもってきてからこ
れをレール挿入溝部2に沿って回動させて固定ボルト5
に螺合固着し、ついで順々に残りのレール固定ナットを
同様の作業で固定ボルト5に螺合固着する。
そして、前記レール6のレール部61にはパネル,陳列
棚等を懸吊する懸吊具が取り付けられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、この従来のレール固定ナットでは、レ
ール6を複数の固定ボルト5に固定するに際して、レー
ル6のナット嵌入部62内に複数のレール固定ナットを挿
入したとき、作業中にレール6が傾いてしまったりする
と複数の固定ナットがすべり出してレールから外れてし
まうことがあり、非常に作業性が悪く、一人で作業する
のが困難であった。
本考案は、この従来の欠点を排除するレール固定ナッ
トを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ねじ部とレール挿入溝部とレール挿入切欠
部を備えたレール係止部からなるレール固定ナットにお
いて、前記レール係止部をレール挿入切欠部と平行方向
に中心軸線に対し偏心して備えたことを特徴とするレー
ル固定ナットである。
〔作用〕
レール係止部をレール挿入切欠部と平行方向に中心軸
線に対し偏心して備えたから、複数のレール固定ナット
をレールに挿入し、これを回動させると前記レール係止
部の偏心側端部がレール内側面に当接し、その摩擦力に
より複数の固定ナットを適宜間隔に維持することが可能
になるものである。従って、作業をしているときレール
が傾いたりしてもナットはすべり出したりせず、レール
から外れることはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
ると、その基本構造は第3図に示す従来例とほぼ同様で
あるが、レール係止部3をレール挿入切欠部31と平行方
向に中心軸線に対して偏心して備えたものである。偏心
量eは0.5mm程度である。
そして、レール6を複数の固定ボルト5に固定するに
は、まず複数のレール固定ナットのレール係止部3を、
前記レール6の上方からナット嵌入部62内にレール挿入
切欠部31に沿って挿入し、次いですべてのレール固定ナ
ットをレール挿入溝部2に沿って回動させて、レール係
止部3の偏心側端部32をレール6のナット嵌入部62の内
側面に当接させ、その摩擦力により複数の固定ナットを
適宜間隔に維持する。
そして、このレールを複数の固定ボルト5に対応さ
せ、それぞれのレール固定ナットを固定ボルト5に対応
させて順次螺合固着する。
この際、前記レール固定ナットのレール係止部3の偏
心量eは0.5mm程度であるから、固定ナットの回動は十
分可能である。
このように、複数のレール固定ナットのレール係止部
3をレール6のナット嵌入部62内に挿入したときにレー
ルに対し複数の固定ナットを適宜間隔に維持できるた
め、作業しているとき、レールが傾いたりしても固定ナ
ットはすべり出すおそれはなく一人でも容易にレール固
定作業ができることになる。
〔考案の効果〕
本考案は、レール係止部をレール挿入切欠部と平行方
向に中心軸線に対し偏心して備えたから、複数の固定ボ
ルトにレールを固定するに際し、複数のレール固定ナッ
トをレールに挿入し、これを回動させると前記レール係
止部の偏心側端部がレール内側面に当接し、その摩擦力
により複数の固定ナットを適宜間隔に維持できるため、
作業をしているとき、レールが傾いたりしても固定ナッ
トはすべり出したりせず、一人でも容易にレール固定作
業ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部縦断面図、第2図は
第1図の底面図、第3図は従来例を示す一部縦断面図で
ある。 1…ねじ部、2…レール挿入溝部、3…レール係止部、
4…孔、5…固定ボルト、6…レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ部とレール挿入溝部とレール挿入切欠
    部を備えたレール係止部からなるレール固定ナットにお
    いて、前記レール係止部をレール挿入切欠部と平行方向
    に中心軸線に対し偏心して備えたことを特徴とするレー
    ル固定ナット。
JP11157890U 1990-10-26 1990-10-26 レール固定ナット Expired - Lifetime JPH081289Y2 (ja)

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JP11157890U JPH081289Y2 (ja) 1990-10-26 1990-10-26 レール固定ナット

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Publication Number Publication Date
JPH0468213U JPH0468213U (ja) 1992-06-17
JPH081289Y2 true JPH081289Y2 (ja) 1996-01-17

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ID=31859044

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JPH0468213U (ja) 1992-06-17

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